JPH10180732A - マトリックス状擬岩ブロックの製造方法 - Google Patents
マトリックス状擬岩ブロックの製造方法Info
- Publication number
- JPH10180732A JPH10180732A JP34413596A JP34413596A JPH10180732A JP H10180732 A JPH10180732 A JP H10180732A JP 34413596 A JP34413596 A JP 34413596A JP 34413596 A JP34413596 A JP 34413596A JP H10180732 A JPH10180732 A JP H10180732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- matrix
- concrete
- pseudo
- rock block
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B23/00—Arrangements specially adapted for the production of shaped articles with elements wholly or partly embedded in the moulding material; Production of reinforced objects
- B28B23/0012—Producing brick netting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 型枠費用が極めて安価になるマトリックス状
擬岩ブロックの製造方法を提供する。 【解決手段】 スランプ値ゼロのモルタル31およびコ
ンクリート32を使用して即時脱型でマトリックス状擬
岩ブロックBを成型する。
擬岩ブロックの製造方法を提供する。 【解決手段】 スランプ値ゼロのモルタル31およびコ
ンクリート32を使用して即時脱型でマトリックス状擬
岩ブロックBを成型する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、河川、ダム、道
路などの護岸、法面または根固めとして敷設しても、植
物の植え付けが可能なマトリックス状擬岩ブロックを製
造する方法に関するものである。
路などの護岸、法面または根固めとして敷設しても、植
物の植え付けが可能なマトリックス状擬岩ブロックを製
造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、河川、ダム、道路などの護岸、法
面または根固めとして自然石を積んでいた。しかし、自
然石の採取がだんだん困難になってきたので、自然石の
代わりにコンクリートブロックを使用するようになって
きている。このようにコンクリートブロックを敷設した
場合、コンクリートブロックは自然石でなく、隙間を開
けないようにコンクリートブロックを敷設するので、景
観を損ねるとともに、植物の植え付けができないという
不都合がある。
面または根固めとして自然石を積んでいた。しかし、自
然石の採取がだんだん困難になってきたので、自然石の
代わりにコンクリートブロックを使用するようになって
きている。このようにコンクリートブロックを敷設した
場合、コンクリートブロックは自然石でなく、隙間を開
けないようにコンクリートブロックを敷設するので、景
観を損ねるとともに、植物の植え付けができないという
不都合がある。
【0003】そこで、複数の擬岩ブロックを縦横に間隔
をおいて連結することにより、河川、ダム、道路などの
護岸、法面または根固めとして敷設しても、擬岩ブロッ
クの間に植物の植え付けが可能なマトリックス状擬岩ブ
ロックが、例えば特許第2513546号、特開平8−
207023号公報として提案されている。
をおいて連結することにより、河川、ダム、道路などの
護岸、法面または根固めとして敷設しても、擬岩ブロッ
クの間に植物の植え付けが可能なマトリックス状擬岩ブ
ロックが、例えば特許第2513546号、特開平8−
207023号公報として提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マトリックス状擬岩ブロックは、スランプ値の大きなコ
ンクリートを型枠へ流し込んで養生させて固化させた
後、脱型しているので、生産量に応じた型枠が必要にな
り、型枠費用が高額になるという不都合があった。
マトリックス状擬岩ブロックは、スランプ値の大きなコ
ンクリートを型枠へ流し込んで養生させて固化させた
後、脱型しているので、生産量に応じた型枠が必要にな
り、型枠費用が高額になるという不都合があった。
【0005】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、型枠費用が極めて安価にな
るマトリックス状擬岩ブロックの製造方法を提供するも
のである。
するためになされたもので、型枠費用が極めて安価にな
るマトリックス状擬岩ブロックの製造方法を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるマトリ
ックス状擬岩ブロックの製造方法は、複数の擬岩成型用
の凹部が間隔をおいて縦横に形成され、上面に各凹部を
連絡する凹溝が縦横に形成され型枠の各凹部および各凹
溝に鉄筋を配置し、各凹部および各凹溝に即時脱型可能
なスランプ値のコンクリートを充填し、このコンクリー
トをプレス板でプレスしながら少なくとも型枠に振動を
加えてマトリックス状擬岩ブロックを成型し、型枠を反
転させてマトリックス状擬岩ブロックを脱型するもので
ある。
ックス状擬岩ブロックの製造方法は、複数の擬岩成型用
の凹部が間隔をおいて縦横に形成され、上面に各凹部を
連絡する凹溝が縦横に形成され型枠の各凹部および各凹
溝に鉄筋を配置し、各凹部および各凹溝に即時脱型可能
なスランプ値のコンクリートを充填し、このコンクリー
トをプレス板でプレスしながら少なくとも型枠に振動を
加えてマトリックス状擬岩ブロックを成型し、型枠を反
転させてマトリックス状擬岩ブロックを脱型するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態で使用
する型枠の一例を示す平面図、図2は図1に示した型枠
に鉄筋を配置した平面図、図3は図1に示した型枠に対
応するプレス板の平面図、図4〜図9はマトリックス状
擬岩ブロックの製造過程を示す説明図、図10は製造し
たマトリックス状擬岩ブロックの斜視図である。なお、
図4〜図9に示した説明図は、図2のA−Aによる断面
図を想定しているが、寸法的に一致していない。
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態で使用
する型枠の一例を示す平面図、図2は図1に示した型枠
に鉄筋を配置した平面図、図3は図1に示した型枠に対
応するプレス板の平面図、図4〜図9はマトリックス状
擬岩ブロックの製造過程を示す説明図、図10は製造し
たマトリックス状擬岩ブロックの斜視図である。なお、
図4〜図9に示した説明図は、図2のA−Aによる断面
図を想定しているが、寸法的に一致していない。
【0008】これらの図において、1は型枠を示し、上
面が開放した外枠2と、この外枠2の内側に配設した型
枠本体3とで構成されている。この型枠本体3には、複
数の擬岩成型用の凹部3aが間隔をおいて縦横に形成さ
れ、上面に各凹部3aを連絡する凹溝3bが縦横に形成
され、上面の4隅に、凹部3aに連なるフック溝3cが
形成されている。
面が開放した外枠2と、この外枠2の内側に配設した型
枠本体3とで構成されている。この型枠本体3には、複
数の擬岩成型用の凹部3aが間隔をおいて縦横に形成さ
れ、上面に各凹部3aを連絡する凹溝3bが縦横に形成
され、上面の4隅に、凹部3aに連なるフック溝3cが
形成されている。
【0009】11は鉄筋を示し、型枠本体3の各凹部3
aおよび各凹溝3bを通るように田型に接続された鉄筋
本体12と、この鉄筋本体12の4隅に、フック溝3c
に配置できるように接続されたフック13とで構成され
ている。なお、フック13は、成型するマトリックス状
擬岩ブロックBの各辺を延長した線よりも外に出ないよ
うに配置されている。
aおよび各凹溝3bを通るように田型に接続された鉄筋
本体12と、この鉄筋本体12の4隅に、フック溝3c
に配置できるように接続されたフック13とで構成され
ている。なお、フック13は、成型するマトリックス状
擬岩ブロックBの各辺を延長した線よりも外に出ないよ
うに配置されている。
【0010】21はロ字状の骨材規制枠を示し、型枠1
の上面に載置され、後述するコンクリート32などが型
枠1から落ちこぼれないように規制するものである。3
1はモルタルを示し、セメント、砂および水に例えば顔
料を混合した即時脱型可能な、例えばスランプ値がゼロ
のものである。32はコンクリートを示し、セメント、
砂利、砂および水を混合した即時脱型可能な、例えばス
ランプ値がゼロのものである。
の上面に載置され、後述するコンクリート32などが型
枠1から落ちこぼれないように規制するものである。3
1はモルタルを示し、セメント、砂および水に例えば顔
料を混合した即時脱型可能な、例えばスランプ値がゼロ
のものである。32はコンクリートを示し、セメント、
砂利、砂および水を混合した即時脱型可能な、例えばス
ランプ値がゼロのものである。
【0011】41はプレス板を示し、型枠本体3に形成
された各凹部3aおよび各凹溝3bを連ねた平面形状と
されている。51はパレットを示し、成型したマトリッ
クス状擬岩ブロックBを載置するものである。Bはマト
リックス状擬岩ブロックを示し、複数の擬岩ブロックi
がマトリックス状に連結されたもので、4隅に、運搬時
に吊り下げることができ、敷設したときに隣り合うもの
を相互に接続できるようにフック13が露出している。
された各凹部3aおよび各凹溝3bを連ねた平面形状と
されている。51はパレットを示し、成型したマトリッ
クス状擬岩ブロックBを載置するものである。Bはマト
リックス状擬岩ブロックを示し、複数の擬岩ブロックi
がマトリックス状に連結されたもので、4隅に、運搬時
に吊り下げることができ、敷設したときに隣り合うもの
を相互に接続できるようにフック13が露出している。
【0012】次に、マトリックス状擬岩ブロックBの製
造について説明する。まず、回転可能で、加振機構を備
えた振動テーブルに、図4に示すように、凹部3a側を
上にして型枠1を載置、固定する。次に、図2および図
4に示すように、各凹部3a、各凹溝3bおよび各フッ
ク溝3c内に鉄筋11を配置する。このように鉄筋11
を配置すると、各フック溝3c内の鉄筋11のフック1
3は型枠本体3に当接するが、鉄筋11の他の部分は型
枠本体3から離れる。
造について説明する。まず、回転可能で、加振機構を備
えた振動テーブルに、図4に示すように、凹部3a側を
上にして型枠1を載置、固定する。次に、図2および図
4に示すように、各凹部3a、各凹溝3bおよび各フッ
ク溝3c内に鉄筋11を配置する。このように鉄筋11
を配置すると、各フック溝3c内の鉄筋11のフック1
3は型枠本体3に当接するが、鉄筋11の他の部分は型
枠本体3から離れる。
【0013】そして、型枠1の上面に骨材規制枠21を
載置する。次に、図5に示すように、各凹部3aに厚さ
が20mm位になるまでモルタル31を投入した後、コ
ンクリート32を型枠1の上面から所定の高さまでコン
クリート32が沈むのを考慮して充填する。そして、図
6に示すように、プレス機構を作動させてプレス板41
を下降させることにより、コンクリート32およびモル
タル31を加圧する。このとき、振動テーブルおよびプ
レス機構に設けた各加振機構を作動させて型枠1および
プレス板41に振動を与え、コンクリート32およびモ
ルタル31を締め固めてマトリックス状擬岩ブロックB
を成型する。
載置する。次に、図5に示すように、各凹部3aに厚さ
が20mm位になるまでモルタル31を投入した後、コ
ンクリート32を型枠1の上面から所定の高さまでコン
クリート32が沈むのを考慮して充填する。そして、図
6に示すように、プレス機構を作動させてプレス板41
を下降させることにより、コンクリート32およびモル
タル31を加圧する。このとき、振動テーブルおよびプ
レス機構に設けた各加振機構を作動させて型枠1および
プレス板41に振動を与え、コンクリート32およびモ
ルタル31を締め固めてマトリックス状擬岩ブロックB
を成型する。
【0014】次に、各加振機構を停止させてプレス板4
1を上昇させ、型枠1の上面から骨材規制枠21を取り
除いた後、型枠1の上面を一端から他端までコンクリー
ト除去バーを走らせることにより、図7に示すように、
余ったコンクリート32を型枠1の上面から摺り切り落
として除去する。そして、再度プレス機構を作動させて
プレス板41を下降させることにより、複数の擬岩マト
リックス状擬岩ブロックBの下面を仕上げる。このとき
も、振動テーブルおよびプレス機構に設けた各加振機構
を作動させる。
1を上昇させ、型枠1の上面から骨材規制枠21を取り
除いた後、型枠1の上面を一端から他端までコンクリー
ト除去バーを走らせることにより、図7に示すように、
余ったコンクリート32を型枠1の上面から摺り切り落
として除去する。そして、再度プレス機構を作動させて
プレス板41を下降させることにより、複数の擬岩マト
リックス状擬岩ブロックBの下面を仕上げる。このとき
も、振動テーブルおよびプレス機構に設けた各加振機構
を作動させる。
【0015】次に、各加振機構を停止させてプレス板4
1を上昇させ、図8に示すように、型枠1の上面にパレ
ット51を載置、固定した後、振動テーブルを180度
回転、すなわち上下を反転させることにより、型枠1の
上下を反転させる。そして、パレット51の下に搬送台
をセットし、型枠1の振動テーブルへの固定を解除した
後、振動テーブルの加振機構を作動させてマトリックス
状擬岩ブロックBを脱型する。このとき、搬送台の載置
面を、脱型の速度に合わせてマトリックス状擬岩ブロッ
クBが型枠1に衝合しない高さまで下降させ、図9に示
すように、脱型する。
1を上昇させ、図8に示すように、型枠1の上面にパレ
ット51を載置、固定した後、振動テーブルを180度
回転、すなわち上下を反転させることにより、型枠1の
上下を反転させる。そして、パレット51の下に搬送台
をセットし、型枠1の振動テーブルへの固定を解除した
後、振動テーブルの加振機構を作動させてマトリックス
状擬岩ブロックBを脱型する。このとき、搬送台の載置
面を、脱型の速度に合わせてマトリックス状擬岩ブロッ
クBが型枠1に衝合しない高さまで下降させ、図9に示
すように、脱型する。
【0016】次に、搬送台を移動させることによってマ
トリックス状擬岩ブロックBを搬出し、型枠1の成型面
の清掃を行った後、振動テーブルを180度回転させる
ことにより、最初の状態に戻る。以後は、同様な操作を
行うことにより、順次マトリックス状擬岩ブロックBを
成型することができる。
トリックス状擬岩ブロックBを搬出し、型枠1の成型面
の清掃を行った後、振動テーブルを180度回転させる
ことにより、最初の状態に戻る。以後は、同様な操作を
行うことにより、順次マトリックス状擬岩ブロックBを
成型することができる。
【0017】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、スランプ値の小さなモルタル31およびコンク
リート32を使用してマトリックス状擬岩ブロックBを
即時脱型で成型するので、型枠1が数セットあれば順次
マトリックス状擬岩ブロックBを成型することができる
ため、型枠1の費用が極めて安価になる。
よれば、スランプ値の小さなモルタル31およびコンク
リート32を使用してマトリックス状擬岩ブロックBを
即時脱型で成型するので、型枠1が数セットあれば順次
マトリックス状擬岩ブロックBを成型することができる
ため、型枠1の費用が極めて安価になる。
【0018】そして、マトリックス状擬岩ブロックBの
表側にモルタル31を位置させ、残りのほとんどをコン
クリート32にしたので、モルタル31に混ぜる顔料を
調合することにより、モルタル31の部分を自然石に似
せることができるため、敷設当初は下側のコンクリート
32部分が見えるものの、擬岩ブロックiの間から植物
が伸びてくると、コンクリート32部分が見えなくな
る。したがって、少ないモルタル31を使用することに
より、すなわち安価に成型した擬岩ブロックiでありな
がら、擬岩ブロックiとして効果を最大に引き出すこと
ができる。
表側にモルタル31を位置させ、残りのほとんどをコン
クリート32にしたので、モルタル31に混ぜる顔料を
調合することにより、モルタル31の部分を自然石に似
せることができるため、敷設当初は下側のコンクリート
32部分が見えるものの、擬岩ブロックiの間から植物
が伸びてくると、コンクリート32部分が見えなくな
る。したがって、少ないモルタル31を使用することに
より、すなわち安価に成型した擬岩ブロックiでありな
がら、擬岩ブロックiとして効果を最大に引き出すこと
ができる。
【0019】なお、上記した一実施形態では、マトリッ
クス状擬岩ブロックBの4隅にフック13を配設した
が、他の位置でもよく、また、フック13に代えて鉄筋
本体12をマトリックス状擬岩ブロックBの外側まで延
長した鉄筋としてもよい。また、モルタル31に顔料を
混合して自然に似せたが、同様に機能する着色料などを
混合させてもよい。
クス状擬岩ブロックBの4隅にフック13を配設した
が、他の位置でもよく、また、フック13に代えて鉄筋
本体12をマトリックス状擬岩ブロックBの外側まで延
長した鉄筋としてもよい。また、モルタル31に顔料を
混合して自然に似せたが、同様に機能する着色料などを
混合させてもよい。
【0020】さらに、モルタル31およびコンクリート
32でマトリックス状擬岩ブロックBを成型したが、コ
ンクリート32のみで成型してもよく、透水性のコンク
リート32のみで成型してもよく、モルタル31および
透水性のコンクリート32で成型してもよい。このよう
に透水性のコンクリート32を使用してマトリックス状
擬岩ブロックBを成型すると、透水性のコンクリート3
2の部分から雨水を有効に植物の周りの土壌、すなわち
各擬岩ブロックiの下の土壌に供給して保水させること
ができる。
32でマトリックス状擬岩ブロックBを成型したが、コ
ンクリート32のみで成型してもよく、透水性のコンク
リート32のみで成型してもよく、モルタル31および
透水性のコンクリート32で成型してもよい。このよう
に透水性のコンクリート32を使用してマトリックス状
擬岩ブロックBを成型すると、透水性のコンクリート3
2の部分から雨水を有効に植物の周りの土壌、すなわち
各擬岩ブロックiの下の土壌に供給して保水させること
ができる。
【0021】そして、マトリックス状擬岩ブロックBを
型枠1から脱型する場合、型枠1を反転させて型枠1に
振動を加えながらマトリックス状擬岩ブロックBを脱型
したが、型枠1を反転させるだけで脱型できるので、必
ずしも型枠1に振動を加えなくてもよい。
型枠1から脱型する場合、型枠1を反転させて型枠1に
振動を加えながらマトリックス状擬岩ブロックBを脱型
したが、型枠1を反転させるだけで脱型できるので、必
ずしも型枠1に振動を加えなくてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スラ
ンプ値の小さなコンクリートを使用してマトリックス状
擬岩ブロックを即時脱型で成型するので、型枠が数セッ
トあれば順次マトリックス状擬岩ブロックを成型するこ
とができるため、型枠費用が極めて安価になる。
ンプ値の小さなコンクリートを使用してマトリックス状
擬岩ブロックを即時脱型で成型するので、型枠が数セッ
トあれば順次マトリックス状擬岩ブロックを成型するこ
とができるため、型枠費用が極めて安価になる。
【図1】この発明の一実施形態で使用する型枠の一例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】図1に示した型枠に鉄筋を配置した平面図であ
る。
る。
【図3】図1に示した型枠に対応するプレス板の平面図
である。
である。
【図4】マトリックス状擬岩ブロックの製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】マトリックス状擬岩ブロックの製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】マトリックス状擬岩ブロックの製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】マトリックス状擬岩ブロックの製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】マトリックス状擬岩ブロックの製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】マトリックス状擬岩ブロックの製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】製造したマトリックス状擬岩ブロックの斜視
図である。
図である。
1 型枠 2 外枠 3 型枠本体 3a 凹部 3b 凹溝 3c フック溝 11 鉄筋 12 鉄筋本体 13 フック 21 骨材規制枠 31 モルタル 32 コンクリート 41 プレス板 51 パレット B マトリックス状擬岩ブロック i 擬岩ブロック
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の擬岩成型用の凹部が間隔をおいて
縦横に形成され、上面に前記各凹部を連絡する凹溝が縦
横に形成された型枠の前記各凹部および前記各凹溝に鉄
筋を配置し、 前記各凹部および前記各凹溝に即時脱型可能なスランプ
値のコンクリートを充 填し、このコンクリートをプレス板でプレスしながら少
なくとも前記型枠に振動を加えてマトリックス状擬岩ブ
ロックを成型し、 前記型枠を反転させて前記マトリックス状擬岩ブロック
を脱型する、 マトリックス状擬岩ブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34413596A JPH10180732A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | マトリックス状擬岩ブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34413596A JPH10180732A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | マトリックス状擬岩ブロックの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10180732A true JPH10180732A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18366916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34413596A Pending JPH10180732A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | マトリックス状擬岩ブロックの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10180732A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428904B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2004-04-28 | 제일산업 주식회사 | 호안용 조경블록의 제조방법 |
JP2011084941A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Tanaka:Kk | 垂直面崩落防止構造 |
WO2018231050A1 (en) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | Abs Infradvies Bv | Block mattress |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP34413596A patent/JPH10180732A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428904B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2004-04-28 | 제일산업 주식회사 | 호안용 조경블록의 제조방법 |
JP2011084941A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Tanaka:Kk | 垂直面崩落防止構造 |
WO2018231050A1 (en) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | Abs Infradvies Bv | Block mattress |
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