JPH10180147A - ボールバランサ及びボールバランサを装着した遠心分離機 - Google Patents
ボールバランサ及びボールバランサを装着した遠心分離機Info
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- JPH10180147A JPH10180147A JP9101775A JP10177597A JPH10180147A JP H10180147 A JPH10180147 A JP H10180147A JP 9101775 A JP9101775 A JP 9101775A JP 10177597 A JP10177597 A JP 10177597A JP H10180147 A JPH10180147 A JP H10180147A
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Abstract
ンサに関するものであり、回転体がアンバランスの状態
で運転しても、共振回転数以下時にロータの振動を過度
に大きくすることなく、高速回転時の振動を小さくする
ことである。 【解決手段】 バランサボディは円筒状に構成され、ボ
ールを円筒下部のほぼ内周全体に充填する。前記円筒に
おいて、ボールが底を離脱し円筒を上昇する回転数が、
共振回転数より高速になるように、下部円筒の内径と傾
斜角を設定する。前記円筒はボールが千鳥配列で並ぶこ
とを可能とする高さとし、高速回転時に円筒を上昇した
ボールが試料のアンバランス質量の反対側に2段になっ
て集まり、アンバランスを補正する。これより、共振回
転数時にバランサによるアンバランスの増加を無くし、
高速回転時にロータの振動を小さくする。
Description
る回転機械の自動バランサに関するものである。
公開昭56−130249に記載されているように、環
状ケース内に液体を移動可能に封入した液体バランサ
や、環状ケース内に鋼球を移動自在に収納したボールバ
ランサがあり、図21と図22に従来のボールバランサ
の例を示す。環状ケース40内には、全周の30%から
60%がボール21に占められるよう適当数のボール2
1が充填されており、高速回転時にボール21がアンバ
ランス質量15の反対側に移動してアンバランス量を補
正し、回転軸の振動を抑制する効果がある。
遠心分離機は、試料を入れたロータを高速回転して試料
に高遠心加速度を与え、高密度の試料を半径方向外側の
層に、低密度の試料を半径方向内側の層に分離させる機
械である。また、回転の加速時や減速時に急速に速度を
変化させると試料が攪拌され、密度の差に従って分離し
た液状の試料が混合されてしまうため、加速や減速をゆ
っくり変化させ、試料の混合を防止している。遠心分離
機は高速で回転するため、ロータが振れる共振回転数を
超えて運転しており、前記共振回転数を加速時や減速時
にゆっくり通過させると、共振時の振動が大きくなるた
め、ロータを駆動する駆動部と筐体間には、共振時の振
動を少なくするためのダンパが設けられている。しか
し、アンバランスが過大な状態で運転すると、ダンパだ
けでは振動が吸収しきれず、ロータの共振時に大きな振
動や騒音を発生したりする。また、ある程度のアンバラ
ンスがあり、共振回転数を超えた高速回転数で長時間運
転すると、ロータが偏心して回転するので、回転軸の曲
げ荷重や回転軸用軸受の荷重が大きくなり、回転軸や軸
受の早期破損を引き起こす結果となる。よって、従来か
らロータの対面の試料の質量バランス調整を行い、少な
いアンバランス状態で運転を行うよう注意している。こ
のバランス調整は試料の量を調整したり補正錘を追加変
更等を行う等していたため、分離前のこの種の作業に時
間を要していた。
の固有振動数とロータの回転数が一致する回転数)にお
いては、上記したように振動が大きくなることが知られ
ているが、加えて、共振回転数以下の回転数において
は、回転系の重心位置がロータ中心より回転中心から遠
い位置に位置し、共振回転数以上の回転数においては、
位相が180°ずれるため、回転系の重心位置がロータ
中心より回転中心側に位置することが知られている。
バランサを用いて運転すると、ロータが振動する共振回
転数に達する以前(共振回転数以下の回転数)では、ロ
ータは試料のアンバランスと同じ方向に振れてゆっくり
加速しているため、試料のアンバランス質量の方向にボ
ールが移動することになり、結果として、このボールが
アンバランスを更に大きくするよう働いてしまう。それ
故、結果的にはボールバランサが無い場合よりボールバ
ランサが有る場合の方が共振時の振動が大きくなり、外
箱に接触したり騒音が大きくなったりするという欠点を
有している。
振回転数以上の回転数)になると、ロータは試料のアン
バランスとは反対の方向に振れるため、ボールが試料の
アンバランス質量の反対方向に移動することになり、結
果として、このボールがアンバランス質量が小さくなる
ようバランスを自動調整し、ロータの振動は急激に少な
くなり、ボールバランサの効果を発揮することができ
る。
するため、ボールの全質量や環状ケースの直径を大きく
すると、試料のアンバランス量が少ないときでもボール
バランサにより共振時の振動が大きくなる。即ち、従来
のボールバランサはボールバランサにより共振時の振動
が大きくなるので、ボールの全質量や環状ケースの直径
を大きくできず、自動バランスのアンバランス質量の補
正量を大きくできないという問題があった。
のボールバランサは、共振回転数以上の回転数ではバラ
ンスを自動調整する効果が発揮できるものの、共振回転
数以下の回転数及び共振回転数においては、逆に振動を
大きくする方向にボールバランサが働くという欠点を有
するものであった。
っくり変化させる回転機械にアンバランス質量が存在す
る状態で運転しても、共振回転数以下の回転数及び共振
回転数においてロータの振動が過度に大きくならずに円
滑な運転ができ、高速回転時にアンバランス質量の補正
量を大きくしロータの振動を小さくできる自動バランサ
を得ることを目的としている。
に、本発明のボールバランサを回転機械のアンバランス
が発生するロータの近傍に取り付ける。前記ボールバラ
ンサは、鉛直の回転軸を中心とする円筒と、前記円筒の
下部に連接する底と、下部円筒の内周全体に充填したボ
ールで構成され、前記円筒の軸方向の高さはボール直径
の約1.4倍〜2倍以上で、高速回転時にボールが2列
の千鳥配列に並ぶ事ができる円筒高さを有する。前記円
筒は、底と連接する下部内径から上部内径にかけて徐々
に直径を大きくした樽状の円筒で、前記底と連接した下
部円筒は下面が狭い傾斜面となり、ボールに発生する遠
心力により、ロータの共振回転数より高速回転時にボー
ルが前記底から離脱するよう、前記傾斜面の内径と傾斜
角を設定する。
転数より低速時にはボールは下部円筒の内周全体に充填
されているため、ロータに挿入された試料のアンバラン
ス量に関わらず、ボールによるアンバランスは発生しな
い。
る共振回転数より高速になると、ボールが底から離れ傾
斜面を上昇し、各ボールの高さがわずかに変化する。更
に、ロータの共振回転数より高速で回転しているので、
回転中心が円筒中心からアンバランス質量側に移動し、
ボールにはアンバランス質量の反対側に水平に移動する
力が発生する。前記水平に移動する力と各ボールの高さ
のばらつきにより、ボールが上下に交互に移動して千鳥
配列になり、アンバランス質量の反対側に集まる。ボー
ルの集まる数は、ボールを水平に移動させる力と、円筒
内面の樽型の曲率半径によって発生する上下にずれたボ
ールを水平一列に戻す力が釣り合うまで自動的に行わ
れ、回転軸に対する試料のアンバランス質量のモーメン
トが各ボールのモーメントの合力により補正され、円筒
中心と回転中心が近くなり、振動が小さくなる。
回転時は、ボールが下部円筒の全周に充填されているた
め、ボールによるアンバランスは発生せず、共振回転数
以上の高速回転時は、円筒を上昇したボールがアンバラ
ンス質量の反対側に千鳥配列になって集まり、試料のア
ンバランスを補正する。前記樽状の円筒内のボールは底
から離脱後、回転数の増加につれてボールが徐々に上昇
するので、ボールの急激な変化がなく、ボールの衝突音
が小さいという特徴をも有する。
くと、ボールは底に近づき、共振回転数時には底が全ボ
ールで充填される。これより、加減速時とも、アンバラ
ンスが存在しても共振回転数時に振動が過大にならず、
また高速回転時には自動バランスが働き、振動が小さい
回転機械とすることができる。
の円筒内面を上昇する過程のわずかな上昇高さの誤差に
より上下に交互に移動して千鳥配列になるが、ボールの
直径を大小2種類とすると、ボールが底を離れる時に既
に高さの差があるため、直径の大きなボールが上側とな
って上下に交互に移動して千鳥配列になりやすく、ボー
ルが底から離れた直後から試料のアンバランス質量の反
対側に移動しやすく、安定したバランス補正をする事が
できる。
の縦断面の円弧に対し、上部円筒の縦断面を曲率半径の
大きな円弧または回転軸と平行な直線とした構造とする
と、次の現象により高速回転時のアンバランス補正能力
を高めることができる。すなわち、ボールの集まる最終
の位置は、ボールを水平に移動させる力と、円筒内面の
樽型の曲率半径によって発生する上下にずれたボールを
水平一列に戻す力が釣り合うまで自動的に行われるの
で、高速回転時のボールを上部円筒の曲率半径の大きな
円弧または直線の面上に上昇させ、水平一列の位置に戻
す力を重力だけに小さくし、ボールがアンバランス質量
の反対側に移動しやすくする。これより、高速回転時の
アンバランス補正量が大きくなり、高速回転時のロータ
の振動が小さくなる。
直線状の円筒で、前記ボールの直径が異なる大小2種の
ボールの構成においても課題は達成される。試料にアン
バランス質量が有って、回転数が遠心分離機のロータが
振れる共振回転数より高速になると、回転中心が円筒中
心からアンバランス質量側に移動するので、ボールが試
料のアンバランス質量の反対側に移動する力により水平
に押し付けられ、直径の大きなボールが上側で直径の小
さなボールが下側となって千鳥配列に移動し、ボールが
試料のアンバランス質量の反対側に集まるので、試料の
アンバランスを補正することができる。ボールが水平に
移動する力は、アンバランス量と遠心力に比例し、遠心
力は回転数の2乗に比例するので、低速回転時のボール
は円筒面の下部全周に配列し、ボールによるアンバラン
スが発生せず、高速回転時にボールが水平に移動する力
が大きくなり、ボールが移動しアンバランスを補正する
ことができる。
軸と平行な直線状の円筒で下部円筒が下面が狭い直線状
の傾斜面とし、ロータの共振回転数より高速回転時にボ
ールが前記底から離脱するよう前記傾斜面の内径と傾斜
角を設定した構造とし、前記ボールの直径が異なる大小
2種のボールの構成においても課題は達成される。加速
時にロータの共振点を越え、ボールが底から離脱する回
転数を越えると、ボールは急速に傾斜面を上昇するので
各ボールの高さのばらつきが大きく、ボールは水平に移
動する力により、試料のアンバランス位置と反対側に集
まることができる。また、内部に入れた潤滑剤の粘性抵
抗等によって移動速度が遅く、傾斜面と直線状円筒の境
界線にボールが並んだ場合でも、大小のボールの直径差
と水平に移動する力により、ボールは上下に千鳥配列に
並び、試料のアンバランス位置と反対側に集まることが
できる。
状の円筒で、下部円筒の下面が狭い傾斜面とし、ボール
の直径が同じ場合、前記傾斜面と上部円筒面の境界線を
高さ方向に凹凸を付けることにより、大小のボールの直
径差と同じ効果をすることができる。
状の円筒で、下部円筒の下面が狭い傾斜面とし、ボール
の直径が同じ場合、前記傾斜面に対し上部円筒面の径を
大きくし、境界に半径方向の段を付けることにより、段
を超えた時の惰性で各ボールの高さが大きくばらつき、
ボールが水平に移動する力により、試料のアンバランス
位置と反対側に集まることができる。
を説明する。図1は回転機械の例である遠心分離機に本
発明のボールバランサの一実施例を取り付けた図であ
る。遠心分離機の外箱1の内部のベース2と駆動モータ
3を固着したブラケット4間にスプリング5を取り付
け、駆動モータ及びロータ等の回転部を支持する。前記
スプリング5の外周にゴム管6を圧入し、スプリング5
とゴム管6によりばね作用と減衰作用を与える。前記ブ
ラケット4に対し軸受で回転自在に支持された回転軸7
の上部にロータ8を装着し、また回転軸7の下端はモー
タ軸と連結し、駆動モータ3の回転力をロータ8に伝達
する。前記ロータ8には試料を入れるためのバケット9
をピン10により回動自在に取り付け、ロータ上部に前
記回転軸7から延長した雄ねじ11にバランサボディ2
0を固定し、バランサボディ20内にボール21を収納
する。バランサボディ20、ロータ8及びバケット9
は、外箱に固定されたチャンバ12とドア13で囲まれ
た空間で回転し、ロータ停止時にドア13を開け、分離
する試料をバケット9から出し入れする。図1は高速回
転時の状態で、遠心力によりバケット9が水平に広が
り、試料のアンバランス質量15の反対側にボール21
が移動し、アンバランスを補正する。即ち、アンバラン
ス質量15によって移動した重心を、回転軸7上にボー
ル21の作用により戻す。
ロータ8の質量と慣性モーメント、及びスプリング5と
ゴム管6によるばね定数と減衰係数により決まるロータ
8が振動する共振回転数があり、高速回転機械は前記共
振回転数を越えて運転するので、共振回転数時の振動を
押さえるため、減衰係数を適正化している。
のボールの状態を示す。前記バランサボディ20は、回
転軸7と同心で、内側面が下部内径から上部内径にかけ
て徐々に直径を大きくした樽状の円筒22と、円筒22
の下部に連接した底24と、円筒22の上端に円筒22
より直径の小さい止め部25を設ける。また、バランサ
ボディ20には中央に回転軸7と中心を一致して固定す
る雌ねじ28を設け、止め部25の上部に空気穴29を
有するバランサカバ26を止めねじ27で固定する。前
記樽状の円筒22の最大直径の位置23より上側の止め
部25と、最大直径の位置23より下側の底24間の距
離はボールが千鳥配列で並ぶことを可能とする高さと
し、円筒22の高さ(即ち、底24から止め部25まで
の高さ)はボール直径の約1.4倍〜2倍以上とする。
また、底24はボールが1個入る幅とし、ボール21は
概ね同一直径の球状体で円筒22下部の内周全体に充填
する数を入れる。ボールの材質は鋼球や高密度の合成樹
脂、高密度のゴム等で、バランサボディ20内部にグリ
ースや潤滑油を適量入れ摩耗や錆を防止する。
を用いて示すと、重力Fgと遠心力Frであり、その合
力Ftによりボール21は円筒と底の両面に押しつけら
れ、円筒22下部全周囲にボール21が存在するのでボ
ール21によるアンバランスは発生しない。低速回転時
には、合力Ftと水平との角度S2が円筒22下部のボ
ール接触部の傾斜角S1より大きく、ボールは円筒22
下部で底24に接しているが、回転数が高速になると遠
心力Frが大きくなり、角度S2が前記円筒22下部の
傾斜角S1より小さくなると、ボール21は底24を離
脱する。角度S2の関係式は tan(S2)=g/(r×ω2) ・・・式(1) ω=2×π×n ・・・式(2) なお、gは重力加速度(9.8m/s2)、rは回転中
心とボール中心の距離(m)、ωは回転角速度(rad
/s)、πは円周率、nは回転数(1/s)である。
小さいので、rは円筒中心とボール中心の距離として計
算しても誤差が少ない。
1と等しくなる回転数を超えるとボール21が底から離
脱し上に移動するので、円筒22下部の内径とボール接
触部の傾斜角S1を設定することにより、ボール21が
上に移動開始する回転数を決めることができ、ボール2
1によるアンバランスの発生しない回転数範囲が決ま
る。ボール21が上に移動開始する回転数をロータ8が
振動する共振回転数より高く設定することにより、ロー
タ8の共振時にボールバランサの影響が発生しない構造
とすることができる。
から離脱し円筒22下部を上昇した直後の状態の説明図
である。回転数がロータ8の共振回転数を過ぎているの
で、回転中心が回転部の重心近傍になるので、回転中心
P2はアンバランス質量により円筒中心P1とずれを発
生し、円筒中心P1からアンバランス質量15側に移動
する。各ボール21に発生する遠心力Frは回転中心P
2を中心に発生するので、遠心力Frは円筒22を垂直
に押す垂直分力Fvと円筒22の壁面を水平に動かす水
平分力Fhに分けられる。各ボール21に作用する水平
に動かす力Fhにより、ボール21は円筒22をアンバ
ランス質量15の反対側に移動し、各ボール21が密着
する。
ンバランス質量15の反対側の円筒22を見た展開図
で、合力Ftと水平との角度S2と円筒22の傾斜角が
釣り合う位置30までボール21全体が上昇し、各ボー
ル21に作用する水平に移動する力Fhにより各ボール
21が密着し、更に円筒22を上昇する過程において各
ボール21の転がり摩擦の差により数個のボール21が
他のボール21に対し上または下方向にずれた状態であ
る。ボール21に作用する水平に移動する力Fhによ
り、ボール21間には反力Fpが作用し、数個のボール
21が上下にずれていると、反力Fpにより上にずれた
ボール21を更に上に押し上げる分力Fuが発生し、下
にずれたボール21を更に下に押し下げる分力Fdが発
生する。分力Fuと分力Fdによりボール21は千鳥配
列に並び、水平に移動する力Fhによりボール21はア
ンバランス質量15の反対側に移動する。
アンバランス質量15の反対側にボール21が千鳥配列
に並んでいる。ボール21がアンバランス質量の反対側
に移動することは、円筒22の中心P1と回転中心P2
の距離によって発生するボール21を水平に移動させる
力Fhと、円筒22の樽型の曲率半径によって発生する
上下にずれたボール21を円筒22の傾斜角が釣り合う
位置30に水平一列に戻す力が釣り合うまで自動的に行
われる。従って、円筒22の曲率半径を大きくすること
により、上下にずれたボール21を円筒22の傾斜角が
釣り合う位置30に水平一列に戻す力が小さくなり、多
くのボール21がアンバランス質量の反対側に移動する
ので、円筒22の中心P1と回転中心P2の距離が小さ
くなり、高速回転時のロータ8の振動が小さくなる。
10mmで円筒22の樽型の曲率半径を200mmとし
たバランサボディ内に、直径が22mmのボール21を
入れて毎分3000回転で高速回転した場合を実験した
結果、ボールバランサ無しに比べて、このようなバラン
サを付けた場合、高速回転時の振動は約5分の1以下に
なった。
回転数の上昇とロータ8の振幅変化を記録したものであ
る。曲線Aはロータ8に入れた試料にアンバランス質量
を付加し、本発明によるボールバランサを装着しない従
来の遠心分離機を運転した時の曲線で、ロータ8と駆動
モータ3の質量やスプリング5やゴム管6のばね定数等
によって決まるロータ8の共振回転数n1で最も振幅が
大きいが、共振回転数を超えても振幅の大きい状態が続
いている。この場合、低速回転時はロータ8の振幅によ
る騒音及び、回転軸や軸受の荷重は小さいが、高速回転
時はロータ8の振幅が大きな状態は回転軸や軸受に大き
な荷重が発生し、騒音も大きく、回転軸や軸受の早期損
傷や破損を招くことになる。
同程度のアンバランス質量を付加し、図21に示す従来
のバランサを取り付けて運転した時の曲線で、共振回転
数n1で振幅が大きくなり共振点を乗り越えられない。
バランスを少なくし、図21の従来のバランサを取り付
けて運転した時の曲線で、共振回転数n1でボールが移
動してアンバランスを付けた場合より振幅が大きくなっ
ているが、共振回転数を超えると振幅が急激に小さくな
っている。すなわち、従来のバランサは共振回転数以上
の高速回転数領域ではロータの振幅を小さくする効果が
あるが、共振回転数ではロータの振幅を大きくする悪影
響がある。
遠心分離機において、ロータ8に入れた試料に図6の曲
線Aと同程度のアンバランス質量を付けて運転した時の
回転数の上昇とロータ8の振幅変化を記録したものであ
る。回転開始からボール21が底24を離脱する回転数
n2の範囲の振幅は、図6の曲線Aのバランサのない遠
心分離機を運転した場合と略同じである。回転数n2よ
り高速回転になると、ボール21が樽状の円筒22内面
に上昇し更にアンバランス位置の反対側に移動して、バ
ランスが良くなり振幅が減少する。更に高速回転する
と、重力に対する遠心力の比率が大きくなり、ボール2
1が釣り合う位置に移動する力が大きくなり、ロータ8
の振幅がさらに小さくなる。
円筒22を有するバランサボディと大小2種類のボール
21a,bで構成されている。低速回転時に各ボール2
1a,bは底24上に並ぶので、ボール21a,bの中
心位置は小径のボール21bが下側に大径のボール21
aが上側になる。アンバランス状態で運転すると、ボー
ル21a,bに作用する水平に移動する力Fhにより、
ボール21a,b間には反力Fpが作用し、上側の大径
のボール21aを上に押し上げる分力Fuが発生し、下
側の小径のボール21bを下に押し下げる分力Fdが発
生する。共振回転数n1より高速回転時にボール21
a,bが底24を離脱すると、分力Fuと分力Fdによ
り必然的に小径のボール21bが下側に大径のボール2
1aが上側に千鳥配列に並ぶので、ボール21a,bが
底24を離脱直後から安定してアンバランス振動を小さ
くすることができる。
9は低速回転時、図10は高速回転時の状態図である。
前記樽状の円筒22において、円筒22下部の縦断面の
円弧に対し、上部円筒31の縦断面を曲率半径の大きな
円弧または回転軸と平行な直線とした構造で、上部円筒
31の高さはボール直径の約1.4倍以上で、ボール2
1が2列の千鳥配列に並ぶことを可能とする高さを有し
ている。ボール21が底24から離脱する回転数をロー
タ8の共振回転数n1より高くなるように円筒22下部
の内径と傾斜角S1を設定し、ロータ8の共振時にボー
ルバランサの影響が発生しない構造とする。円筒22下
部は、傾斜角S1と円筒内面の最大直径位置23を滑ら
かに結ぶ円弧状とし、ボールバランサを小型とするた
め、円弧の曲率半径を小さくする。
例の特徴を説明する。高速回転時、ボール21は上部円
筒31に上昇し、曲率半径の大きな円弧または回転軸と
平行な直線の面上にあり、樽型の曲率半径によって発生
する上下にずれたボール21を円筒面の傾斜角が釣り合
う位置に水平一列に戻す力を、図2の実施例に比べ小さ
くすることができる。すなわち、高速回転時、千鳥配列
で上下にずれたボール21を水平一列の位置に戻す力が
ほとんど重力だけとなるので、ボール21に作用する水
平に移動し千鳥配列にする力Fhに比べ、千鳥配列を水
平一列に戻す力が相対的に小さくなり、ボール21がア
ンバランス質量の反対側に移動しやすくなる。これよ
り、残留アンバランス量が小さくなり、高速回転時のロ
ータ8の振動が図2の実施例より小さくなる。
で、図11は低速回転時の状態である。円筒32の断面
形状は回転軸と平行な直線で、大小2種類のボール21
a、21bを交互に並べ円筒32下部全周に充填する。
底24は大径のボール21aが入る幅で、前記円筒32
の高さは大径のボール21aと小径のボール21bの直
径を加えた値より小さくし、ボール21a,bが千鳥配
列に並ぶことはできるが、大径のボール21aと小径の
ボール21bが入れ替わることを防止した構造とする。
遠心力Frと重力Fgの合力Ftの方向は円筒32面に
対し斜め下方向なので、アンバランスが無い場合は高速
回転時であってもボール21a,bは円筒32下部全周
に存在する。円筒32が回転軸と平行な直線である本実
施例は、内面が樽状の円筒の実施例に比べ、円筒32の
高さを低くすることができ、結果的に小型のボールバラ
ンサになる特徴がある。
ランス質量がありロータ8の共振回転数n1を超えて運
転した状態を、円筒中心P1からアンバランス質量15
の反対側の円筒32面を見た展開図である。各ボール2
1a,bに作用する水平に移動する力Fhにより各ボー
ル21a,bが密着し、ボール21a,b間には反力F
pが作用し、上側の大径のボール21aを上に押し上げ
る分力Fuが発生する。前記分力Fuは回転による遠心
力Frと、アンバランスによる円筒中心P1と回転中心
P2のずれ量と、大径のボール21aと小径のボール2
1bの直径差により大きくなるので、定めたアンバラン
ス量において、大径のボール21aを底24から離脱す
る回転数を、回転機械のロータ8が振れる共振回転数よ
り高速となるよう、円筒32の内径と大小のボール21
a,bの直径差の大きさを設定する。
ンス質量を付けて高速回転した時の状態で、大径のボー
ル21aが上側に小径のボール21が下側に千鳥配列に
並んでアンバランス質量の反対側に集まっている。大径
のボール21aを押し上げ千鳥配列にする分力Fuは回
転数の2乗に比例するが、千鳥配列で上下にずれたボー
ル21a,bを水平一列の位置に戻す力は重力であって
回転数に関係なく一定であるので、高速回転時に多くの
ボール21a,bがアンバランス質量の反対側に移動す
る。これより、アンバランス補正量が大きくなり、高速
回転時のロータ8の振動が小さくなる。
で、図14は低速回転時の状態である。前記バランサボ
ディ20は、上部に設けた断面形状が回転軸と平行な直
線の円筒32と、下部に設けた断面形状が下面が狭くか
つ直線状の傾斜面35と、底24と、止め部25を有す
る。上部円筒32の高さは大径ボール21aの直径の
1.5倍程度でボール21a,bが千鳥配列で並ぶこと
を可能とする高さ以上し、前記傾斜面35の高さは大径
ボール21aの半径より高くする。また、底24は大径
のボール21aが1個入る幅とし、ボール21a,bは
大径のボール21aと小径のボール21bで構成され、
大小のボールボール21a,bを交互に配列し傾斜面の
内周全体に充填する。
が傾斜面を上昇した直後の図である。円筒32及び傾斜
面35の中心P1からアンバランス質量mの反対側の円
筒32及び傾斜面35を見た展開図で、回転数がロータ
8の共振回転数を過ぎているので、ボール21a,bは
円筒32と傾斜面35の境界をアンバランス質量mの反
対側に移動し、水平に移動する力Fhにより各ボール2
1a,bが密着している。ボール21a,bの直径が2
種類で、各ボール21a,bが傾斜面の上端を基準に並
ぶので、小径のボール21bが下側に大径のボール21
aが上側になり、大径のボール21aは上向きの分力F
uにより押し出されて上に移動し千鳥配列になる。
を示すものであり、アンバランス質量の反対側に小径の
ボール21bと大径のボール21aが千鳥配列に並んで
いる。千鳥配列で上下にずれたボール21a,bを水平
一列の位置に戻す力は重力であって回転数に関係なく一
定であるので、高速回転時に多くのボール21a,bが
アンバランス質量の反対側に移動する。これより、アン
バランス補正量が大きくなり、結果として高速回転時の
ロータ8の振動を小さくすることができる。
は略同じあるが、前記バランサボディ20には、回転軸
7と同心で内径が一定の円筒32と、下面が狭くかつ断
面が直線状の傾斜面35と、円筒32と傾斜面35の境
界線が高さ方向に凹凸部36を設けた構造である。な
お、凹凸部36の各凹部及び凸部の横方向の長さはボー
ル21の直径とは一致しない長さとしている。ボール2
1が底24から離脱する回転数n2より高速になり、ボ
ール21は重力と遠心力により円筒32と傾斜面35の
境界に並ぶ。アンバランス質量mの反対側に移動する力
により、ボール21間には反力Fpが作用し、凹部に位
置するボール21は重力により下がるので凸部のボール
21が押し上げる分力Fuが発生し、ボール21が千鳥
配列になり、ボール21は上下に動きながらアンバラン
スとつりあう位置まで移動する。
ィ20は、回転軸7と同心で内径が一定の円筒32と、
下面が狭くかつ断面が直線状の傾斜面35で、円筒32
と傾斜面35の境界に段部37を設けた構造である。回
転数n2より高速になり、ボール21が底24を離脱し
て傾斜面35を上昇し、段部37を通過時に、段を転が
る惰性で円筒32を駆け登り各ボール21の高さがばら
つく。同時に、アンバランス質量の反対側に移動する力
により、ボール21がアンバランスの反対方向に集ま
り、各ボール21の高さが異なるので千鳥配列になり易
く、ボール21はアンバランス質量とつりあう位置まで
移動しバランスが釣り合う。
た遠心分離機の他の実施例で、図1の実施例と異なる点
を説明する。ベース2とブラケット4間はゴム等の粘弾
性体40で連結し、ばね作用と減衰作用を与える。回転
軸41は剛性が高く、前記回転軸41にボール21を入
れたバランサボディ42(ボールバランサ)とバランサ
カバ46を固着する。分離する試料を入れた容器45
は、取り付け角を固定したアングルロータ43に装着
し、前記アングルロータ43を前記回転軸41にナット
44で一体に固定する。これにより、ボールバランサ4
2は常時回転軸41に装着されており、他ロータの使用
時でも常時高速回転時の振動を小さくすることができ
る。
た遠心分離機の他の実施例で、図1及び図19の実施例
と異なる点を説明する。回転軸47は細径で剛性が低
く、前記回転軸47の上端にロータ49を装着するクラ
ウン48を固着する。ロータ49には試料を入れた容器
45を挿入する穴が複数設けられており、ロータ49の
上部にボール21入れたボールバランサ部を一体に有す
るロータカバ50を止めねじ51で取り付ける。ボール
バランサ部にはカバ52があり、ボール21の飛散とご
みの進入を防止する。前記クラウン48にロータ49の
中心に付けたロータ取り付け穴を合わせ、ロータ49を
装着する。本実施例のように回転軸の剛性が低い場合、
高速回転時のロータ49の振動は、クラウン48より上
部のロータ49と試料と容器45及びロータカバ50か
らなる回転部全体のアンバランス量によって起こるの
で、ボールバランサはロータカバ50またはロータ49
に取り付ける。また、容器の取り付け角を下を広げて固
定したアングルロータの場合、試料の多少によってアン
バランスが発生するのは容器の上部であり、ボールバラ
ンサはアンバランス発生部の近傍であるロータ上部か図
20のようにロータカバ下部に取り付ける。この構造に
より、剛性が低い回転軸に取り付けたロータの高速回転
時の振動を小さく押さえることができる。
ンス発生部の近傍にボールバランサを設ければ、試料に
アンバランスがあっても高速回転時の振動は少なくする
ことができるので、試料の質量バランス調整を省くこと
ができる。よって、分離前作業の時間が短縮される。
ータに入れた試料にアンバランスがあって、回転数をゆ
っくり変化させても、ロータが振れる共振回転数でボー
ルが円筒下部全周にあるので、ボールバランサによるア
ンバランスは発生せず、ロータの振動は過度に大きくな
らない。また、高速回転時のボールは、アンバランス質
量の反対側の円筒に千鳥配列に集まり、ロータの振動を
小さく押さえることができ、回転軸や軸受の荷重が小さ
くなる。よって、試料の質量バランス調整を省くことが
できるので分離前作業の時間が短縮され、騒音が低く長
寿命の遠心分離機とすることができる。
列の環状ケース内のボールでバランス補正するが、本発
明のボールバランサは、円筒の高さが高く、千鳥配列の
2列に並んでバランス補正するので、最大補正バランス
量が従来のボールバランサの2倍以上とバランス補正範
囲が広くなり、結果として小型のバランサとすることが
できる。
ランサにおいてボールの直径が同じ寸法の場合、円筒を
上昇する過程のわずかな上昇高さの誤差により上下に交
互に移動して千鳥配列になるが、ボールの直径を大小2
種類とすると、ボールが底を離脱する時に既に高さの差
があるため、直径の大きなボールが上側となって上下に
交互に移動して千鳥配列になりやすく、ボールが底から
離脱した直後から試料のアンバランス質量の反対側に移
動して集まり、安定してバランス補正することができ
る。
筒の縦断面の円弧に比べ、上部円筒の縦断面が曲率半径
の大きな円弧または回転軸と平行な直線としたボールバ
ランサは、高速回転時、ボールは上部円筒の曲率半径の
大きな円弧または直線の面上にあり、ボールに作用する
水平に移動し千鳥配列にする力に比べ、千鳥配列を水平
一列に戻す力が相対的に小さくなり、ボールがアンバラ
ンス質量の反対側に移動しやすくなり、アンバランス補
正量が大きくなり、高速回転時のロータの振動が更に小
さくなる。
線で、ボールの直径が大小2種類で構成されているボー
ルバランサは、円筒の高さが低く小型のバランサとする
ことができる。また高速回転時、遠心力による千鳥配列
にする力に比べ、千鳥配列を水平一列に戻す力が重力だ
けで小さくなり、ボールがアンバランス質量の反対側に
移動しやすくなり、アンバランス補正量が大きくなり、
高速回転時のロータの振動が小さくなる。
下部円筒の下面が狭くかつ断面が直線状の傾斜面で、大
小2種のボールを有するボールバランサ、および、上部
円筒と傾斜面の境界線が高さ方向に凹凸部を設け、略同
一直径のボールを有するバールバランサ、および、上部
円筒と傾斜面の境界に段部を設けたボールバランサは、
設定した回転数n2より高速になるとボールが確実に傾
斜面を上昇しアンバランスを補正する。またアンバラン
ス補正量は高速回転時ほど大きくなり、高速回転時の振
動が小さくなる。また、傾斜部の高さをボールの半径よ
りわずかに大きくし、上部円筒の高さも大径ボール直径
の1.5倍程度であり、小形のボールバランサとするこ
とができる。
ンスの発生する部分の近傍にボールバランサを設けれ
ば、試料にアンバランスがあっても高速回転時の振動は
少なくすることができるので、試料の質量バランス調整
を省くことができる。よって、分離前作業の時間が短縮
される効果がある。
離機に取り付けた状態の縦断面図。
示す縦断面図。
平面図。
展開図。
示す縦断面図。
のボールバランサを用いた遠心分離機を回転した時のロ
ータの振幅を示す図。
を回転した時のロータの振幅を示す図。
展開図。
回転時の状態を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
速回転時の状態を示す縦断面図。
示す展開図。
態を示す縦断面図。
速回転時の状態を示す縦断面図。
示す展開図。
態を示す縦断面図。
す展開図。
速回転時の状態を示す縦断面図。
分離機の他の実施例の縦断面図。
分離機の他の実施例の縦断面図。
図。
図。
0はバランサボディ、21、21a、21bはボール、
22は樽状の円筒、24は底、31は曲率半径の大きな
円弧または回転軸と平行な直線の円筒、32は断面が回
転軸と平行な直線の円筒、35は傾斜面、36は凹凸
部、37は段部である。
Claims (14)
- 【請求項1】 鉛直の回転軸を中心とする円筒を有し、
該円筒内に複数のボールを内蔵し、該ボールの移動によ
ってバランスを自動調節するボールバランサにおいて、
前記円筒の高さを前記複数のボールが高さ方向に少なく
とも2列の千鳥配列になることが可能な高さとし、共振
回転数を越えてから前記ボールが少なくとも2列の千鳥
配列になることにより、バランスを自動調節することを
特徴とするボールバランサ。 - 【請求項2】 前記ボールの数を、前記円筒の下部のほ
ぼ内周全体を充填する数としたことを特徴とする請求項
1記載のボールバランサ。 - 【請求項3】 前記円筒の下部の内周を下部内径から上
部内径にかけて徐々に直径が大きくなる傾斜面とし、共
振回転数を越えた回転数での前記ボールに発生する遠心
力により該傾斜面を前記ボールが上昇するよう、該傾斜
面の角度と前記円筒の内径を設定したことを特徴とする
請求項1又は2記載のボールバランサ。 - 【請求項4】 前記傾斜面を樽状に構成したことを特徴
とする請求項3記載のボールバランサ。 - 【請求項5】 前記傾斜面を円弧に構成したことを特徴
とする請求項3記載のボールバランサ。 - 【請求項6】 前記円筒の上部の内周を直径が同一な直
線状面としたことを特徴とする請求項3〜5記載のボー
ルバランサ。 - 【請求項7】 前記円筒の下部の内周に設けた傾斜面と
前記円筒の上部の内周に設けた直線状面との間に、段部
を設けたことを特徴とする請求項6記載のボールバラン
サ。 - 【請求項8】 前記段部を高さ方向に凹凸のある形状と
したことを特徴とする請求項7記載のボールバランサ。 - 【請求項9】 前記ボールを大小2種類のボールとし、
該大小2種類のボールを交互に配列したことを特徴とす
る請求項3〜8記載のボールバランサ。 - 【請求項10】 前記円筒の下部の内周から上部の内周
にかけて同一の直径とし、前記ボールを大小2種類のボ
ールとし、該大小2種類のボールを交互に配列し、共振
回転数を越えた回転数での前記大小のボールに発生する
遠心力により、大きいボールが上昇するよう、該大小の
ボールの大きさとと前記円筒の内径を設定したことを特
徴とする請求項1又は2記載のボールバランサ。 - 【請求項11】 駆動モータと、該駆動モータと連結す
る回転軸と、該回転軸に固定され試料を内蔵する容器が
装着されたロータとを有する遠心分離機に、請求項1〜
10記載のボールバランサを装着したことを特徴とする
ボールバランサを装着した遠心分離機。 - 【請求項12】 前記ボールバランサを前記回転軸に装
着したことを特徴とする請求項11記載のボールバラン
サを装着した遠心分離機。 - 【請求項13】 前記ボールバランサを前記ロータに装
着したことを特徴とする請求項11記載のボールバラン
サを装着した遠心分離機。 - 【請求項14】 前記ロータのロータカバに前記ボール
バランサを装着したことを特徴とする請求項13記載の
ボールバランサを装着した遠心分離機。
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