JPH10179489A - 食器洗浄装置 - Google Patents
食器洗浄装置Info
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- JPH10179489A JPH10179489A JP8340054A JP34005496A JPH10179489A JP H10179489 A JPH10179489 A JP H10179489A JP 8340054 A JP8340054 A JP 8340054A JP 34005496 A JP34005496 A JP 34005496A JP H10179489 A JPH10179489 A JP H10179489A
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Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルカリ性水を洗浄水として使用する食器洗
浄装置において、その洗浄力を効果的に向上させること
を目的とする。 【解決手段】 食器洗浄装置ＤＷＡは、洗浄室３内にお
いて、被洗浄物の洗浄工程とすすぎ工程を実行するもの
であって、アルカリ性水を生成する電解水生成装置６を
備え、この電解水生成装置６にて生成されたアルカリ性
水を、洗浄工程における洗浄水として使用すると共に、
この洗浄水が流れるアルカリ性水配管１４に、永久電極
を有する電気石を設ける。
浄装置において、その洗浄力を効果的に向上させること
を目的とする。 【解決手段】 食器洗浄装置ＤＷＡは、洗浄室３内にお
いて、被洗浄物の洗浄工程とすすぎ工程を実行するもの
であって、アルカリ性水を生成する電解水生成装置６を
備え、この電解水生成装置６にて生成されたアルカリ性
水を、洗浄工程における洗浄水として使用すると共に、
この洗浄水が流れるアルカリ性水配管１４に、永久電極
を有する電気石を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄室内にて被洗
浄物の洗浄工程とすすぎ工程を実行する食器洗浄装置に
関するものである。
浄物の洗浄工程とすすぎ工程を実行する食器洗浄装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種食器洗浄装置は、例えば
実公昭６１−３６２０９号公報（Ａ４７Ｌ１５／４２）
に食器洗浄機として示される如く、本体上部に形成され
た洗浄室内の上下に洗浄ノズルとすすぎノズルをそれぞ
れ回転自在に配設し、これらの間の洗浄室内に収納した
皿、椀等の食器（被洗浄物）の洗浄工程とすすぎ工程を
行うように構成されている。
実公昭６１−３６２０９号公報（Ａ４７Ｌ１５／４２）
に食器洗浄機として示される如く、本体上部に形成され
た洗浄室内の上下に洗浄ノズルとすすぎノズルをそれぞ
れ回転自在に配設し、これらの間の洗浄室内に収納した
皿、椀等の食器（被洗浄物）の洗浄工程とすすぎ工程を
行うように構成されている。
【０００３】ここで、前記洗浄工程において使用される
洗浄水としては、従来水道水にアルカリ洗剤を約０．２
％添加して使用しており、この洗浄水がそのまま排水さ
れるために、環境保全上の問題が持ち上がっていた。ま
た、洗浄毎にアルカリ洗剤が消費されるためにランニン
グコストも高くなる問題があった。そこで、近年では例
えば特開平６−２９６５７２号公報（Ａ４７Ｌ１５／０
０）に示される如く、アルカリ性水（ｐＨ１１程）を洗
浄水として使用することが考えられている。係るアルカ
リ性水を使用すれば、洗浄水自体が洗浄効果を発揮する
ようになるので、洗剤量を低減し、或いは、洗剤の使用
自体を廃止することが可能となり、環境問題やランニン
グコストの問題も効果的に解消することが期待できる。
洗浄水としては、従来水道水にアルカリ洗剤を約０．２
％添加して使用しており、この洗浄水がそのまま排水さ
れるために、環境保全上の問題が持ち上がっていた。ま
た、洗浄毎にアルカリ洗剤が消費されるためにランニン
グコストも高くなる問題があった。そこで、近年では例
えば特開平６−２９６５７２号公報（Ａ４７Ｌ１５／０
０）に示される如く、アルカリ性水（ｐＨ１１程）を洗
浄水として使用することが考えられている。係るアルカ
リ性水を使用すれば、洗浄水自体が洗浄効果を発揮する
ようになるので、洗剤量を低減し、或いは、洗剤の使用
自体を廃止することが可能となり、環境問題やランニン
グコストの問題も効果的に解消することが期待できる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルカ
リ性水を洗浄水として使用する場合は、どうしても洗剤
による洗浄に比べて洗浄力が低下するため、被洗浄物上
面に汚れが残存してしまう問題があった。本発明は、係
る従来の技術的課題を解決するために成されたものであ
り、アルカリ性水を洗浄水として使用する食器洗浄装置
において、その洗浄力を効果的に向上させることを目的
とするものである。
リ性水を洗浄水として使用する場合は、どうしても洗剤
による洗浄に比べて洗浄力が低下するため、被洗浄物上
面に汚れが残存してしまう問題があった。本発明は、係
る従来の技術的課題を解決するために成されたものであ
り、アルカリ性水を洗浄水として使用する食器洗浄装置
において、その洗浄力を効果的に向上させることを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の食器洗
浄装置は、洗浄室内において、被洗浄物の洗浄工程とす
すぎ工程を実行するものであって、アルカリ性水を生成
する電解水生成装置を備え、この電解水生成装置にて生
成されたアルカリ性水を、洗浄工程における洗浄水とし
て使用すると共に、この洗浄水が流れる経路に、永久電
極を有する電気石を設けたものである。
浄装置は、洗浄室内において、被洗浄物の洗浄工程とす
すぎ工程を実行するものであって、アルカリ性水を生成
する電解水生成装置を備え、この電解水生成装置にて生
成されたアルカリ性水を、洗浄工程における洗浄水とし
て使用すると共に、この洗浄水が流れる経路に、永久電
極を有する電気石を設けたものである。
【０００６】請求項１の発明によれば、アルカリ性水を
洗浄水として使用するので、アルカリの持つタンパク質
や油脂の溶解作用により、洗浄水自体が洗浄効果を発揮
するようになる。また、電気石の結晶は対称する両端に
電極を作っており、この電極は常温・常圧では外部の電
場によって消滅しない。即ち、永久電極を有している。
本発明では係る電気石を洗浄水が流れる経路に設けてい
るので、そこを流れる洗浄水は電気石の電極によって電
気分解され、ヒドロキシル・イオンがリッチとなって強
い界面活性作用を奏するようになる。
洗浄水として使用するので、アルカリの持つタンパク質
や油脂の溶解作用により、洗浄水自体が洗浄効果を発揮
するようになる。また、電気石の結晶は対称する両端に
電極を作っており、この電極は常温・常圧では外部の電
場によって消滅しない。即ち、永久電極を有している。
本発明では係る電気石を洗浄水が流れる経路に設けてい
るので、そこを流れる洗浄水は電気石の電極によって電
気分解され、ヒドロキシル・イオンがリッチとなって強
い界面活性作用を奏するようになる。
【０００７】この界面活性作用により、汚れ分が被洗浄
物に再付着することが防止若しくは抑制されるようにな
るので、洗浄性は著しく向上する。これにより、洗剤量
を削減しても所要の洗浄能力を確保できるようになり、
低ランニングコストを実現することが可能となると共
に、洗剤の投入自体を廃止することも可能となるので、
環境上の問題も効果的に解消することができるようにな
るものである。
物に再付着することが防止若しくは抑制されるようにな
るので、洗浄性は著しく向上する。これにより、洗剤量
を削減しても所要の洗浄能力を確保できるようになり、
低ランニングコストを実現することが可能となると共
に、洗剤の投入自体を廃止することも可能となるので、
環境上の問題も効果的に解消することができるようにな
るものである。
【０００８】請求項２の発明の食器洗浄装置は、洗浄室
内において、被洗浄物の洗浄工程とすすぎ工程を実行す
るものであって、アルカリ性水を生成する電解水生成装
置を備え、この電解水生成装置にて生成されたアルカリ
性水を、洗浄工程における洗浄水として使用すると共
に、この洗浄水を噴射するノズルに、超音波振動子を設
けたものである。
内において、被洗浄物の洗浄工程とすすぎ工程を実行す
るものであって、アルカリ性水を生成する電解水生成装
置を備え、この電解水生成装置にて生成されたアルカリ
性水を、洗浄工程における洗浄水として使用すると共
に、この洗浄水を噴射するノズルに、超音波振動子を設
けたものである。
【０００９】請求項２の発明によれば、アルカリ性水を
洗浄水として使用するので、アルカリの持つタンパク質
や油脂の溶解作用により、洗浄水自体が洗浄効果を発揮
するようになる。また、洗浄水を噴射するノズルに、超
音波振動子を設けたので、超音波振動子により発せられ
るキャビテーションを、噴射される洗浄水中に乗せ、こ
のキャビテーションの持つ物理的な洗浄力によって洗浄
性を著しく向上させることができるようになる。これに
より、洗剤量を削減しても所要の洗浄能力を確保できる
ようになり、低ランニングコストを実現することが可能
となると共に、洗剤の投入自体を廃止することも可能と
なるので、環境上の問題も効果的に解消することができ
るようになるものである。
洗浄水として使用するので、アルカリの持つタンパク質
や油脂の溶解作用により、洗浄水自体が洗浄効果を発揮
するようになる。また、洗浄水を噴射するノズルに、超
音波振動子を設けたので、超音波振動子により発せられ
るキャビテーションを、噴射される洗浄水中に乗せ、こ
のキャビテーションの持つ物理的な洗浄力によって洗浄
性を著しく向上させることができるようになる。これに
より、洗剤量を削減しても所要の洗浄能力を確保できる
ようになり、低ランニングコストを実現することが可能
となると共に、洗剤の投入自体を廃止することも可能と
なるので、環境上の問題も効果的に解消することができ
るようになるものである。
【００１０】請求項３の発明の食器洗浄装置は、上記各
発明に加えて洗浄水が流れる経路に、スケールの析出を
防止若しくは抑制するスケール除去手段を設けたもので
ある。請求項３の発明によれば、上記各発明に加えて洗
浄水が流れる経路に、スケールの析出を防止若しくは抑
制するスケール除去手段を設けたので、アルカリ性水で
は生じ易いスケールが洗浄水の経路に付着して目詰まり
などを引き起こす不都合を未然に回避することが可能と
なり、安定した洗浄運転を実現することができるように
なるものである。
発明に加えて洗浄水が流れる経路に、スケールの析出を
防止若しくは抑制するスケール除去手段を設けたもので
ある。請求項３の発明によれば、上記各発明に加えて洗
浄水が流れる経路に、スケールの析出を防止若しくは抑
制するスケール除去手段を設けたので、アルカリ性水で
は生じ易いスケールが洗浄水の経路に付着して目詰まり
などを引き起こす不都合を未然に回避することが可能と
なり、安定した洗浄運転を実現することができるように
なるものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図１は本発明の食器洗浄装置ＤＷＡの
正面図、図２は食器洗浄装置ＤＷＡを構成するの食器洗
浄機１の洗浄ノズル４の平面図、図３は同じく洗浄ノズ
ル４の側面図を示している。本発明の食器洗浄装置ＤＷ
Ａは、食器洗浄機１と、電解水生成装置６などから構成
されている。
形態を詳述する。図１は本発明の食器洗浄装置ＤＷＡの
正面図、図２は食器洗浄装置ＤＷＡを構成するの食器洗
浄機１の洗浄ノズル４の平面図、図３は同じく洗浄ノズ
ル４の側面図を示している。本発明の食器洗浄装置ＤＷ
Ａは、食器洗浄機１と、電解水生成装置６などから構成
されている。
【００１２】食器洗浄機１の本体２上部には洗浄室３
（図２）が画成されており、この洗浄室３の周囲が上下
動される箱状のドアー７によって開閉自在とされてい
る。また、８はこのドアー７を上下に開閉するためのハ
ンドルである。洗浄室３の上下には洗浄室３に向けて洗
浄水を噴射する複数の洗浄ノズル口４Ａ・・を有する固
定式の洗浄ノズル４が配設されている。この洗浄ノズル
４には各洗浄ノズル口４Ａ・・に対応して超音波振動子
１０・・が取り付けられると共に、係る洗浄ノズル４の
内側には図示しないすすぎノズルが配設されている。こ
のすすぎノズルは、すすぎ水を洗浄室３に向けて噴射す
る複数のすすぎノズル口を有している。
（図２）が画成されており、この洗浄室３の周囲が上下
動される箱状のドアー７によって開閉自在とされてい
る。また、８はこのドアー７を上下に開閉するためのハ
ンドルである。洗浄室３の上下には洗浄室３に向けて洗
浄水を噴射する複数の洗浄ノズル口４Ａ・・を有する固
定式の洗浄ノズル４が配設されている。この洗浄ノズル
４には各洗浄ノズル口４Ａ・・に対応して超音波振動子
１０・・が取り付けられると共に、係る洗浄ノズル４の
内側には図示しないすすぎノズルが配設されている。こ
のすすぎノズルは、すすぎ水を洗浄室３に向けて噴射す
る複数のすすぎノズル口を有している。
【００１３】また、本体２内には＋８０℃程の高温のす
すぎ水（後述する如き強酸性水）を図示しないすすぎ配
管を介して前記すすぎノズルに給送するすすぎポンプが
配設されている。更に、洗浄室３の下部の本体２内には
図示しない排水口（すすぎ水用）方向に低く傾斜した上
板にて閉塞され、電気ヒーターにて加熱される洗浄水タ
ンク（図示せず）も設けられている。
すぎ水（後述する如き強酸性水）を図示しないすすぎ配
管を介して前記すすぎノズルに給送するすすぎポンプが
配設されている。更に、洗浄室３の下部の本体２内には
図示しない排水口（すすぎ水用）方向に低く傾斜した上
板にて閉塞され、電気ヒーターにて加熱される洗浄水タ
ンク（図示せず）も設けられている。
【００１４】そして、この洗浄水タンクは図示しないヒ
ータにて加熱され、それによって洗浄水タンクに貯留さ
れる洗浄水（後述する如き強アルカリ性水）を＋６０℃
程に加温する。また、洗浄ノズル４と前記洗浄水タンク
の間には、洗浄水タンクに貯留される前記＋６０℃程の
洗浄水を、洗浄配管９を介して洗浄ノズル４に循環する
図示しない洗浄ポンプが配設されている。
ータにて加熱され、それによって洗浄水タンクに貯留さ
れる洗浄水（後述する如き強アルカリ性水）を＋６０℃
程に加温する。また、洗浄ノズル４と前記洗浄水タンク
の間には、洗浄水タンクに貯留される前記＋６０℃程の
洗浄水を、洗浄配管９を介して洗浄ノズル４に循環する
図示しない洗浄ポンプが配設されている。
【００１５】一方、前記電解水生成装置６は、給水管１
１から供給される水道水に、電解質タンク１２から例え
ばＮａＣｌなどの電解質を添加して電気分解することに
より、ｐＨ１１以上の強アルカリ性水とｐＨ３程の強酸
性水を生成するものであり、生成された強アルカリ性水
はアルカリ性水配管１４を介して、食器洗浄機１の前記
洗浄ポンプに供給される。また、電解水生成装置６にて
生成された強酸性水は図示しないヒータによって＋８０
℃程に加熱され、温水とされた後、酸性水配管１５を介
して、食器洗浄機１の前記すすぎポンプに供給される。
１から供給される水道水に、電解質タンク１２から例え
ばＮａＣｌなどの電解質を添加して電気分解することに
より、ｐＨ１１以上の強アルカリ性水とｐＨ３程の強酸
性水を生成するものであり、生成された強アルカリ性水
はアルカリ性水配管１４を介して、食器洗浄機１の前記
洗浄ポンプに供給される。また、電解水生成装置６にて
生成された強酸性水は図示しないヒータによって＋８０
℃程に加熱され、温水とされた後、酸性水配管１５を介
して、食器洗浄機１の前記すすぎポンプに供給される。
【００１６】また、上記アルカリ性水配管１４中にはス
ケールウォッチャーなどの電磁界式スケール付着防止装
置１６（スケール除去手段）が設けられている。このス
ケール付着防止装置１６は、アルカリ性水配管１４を流
れるカルシウムイオンなどを多く含んだ強アルカリ性水
に電界を加えることにより、アルカリ性水配管１４及び
その後段の洗浄水タンク、洗浄ノズル４内の経路におい
て、スケール（炭酸塩など）が析出・付着し難くするも
のである。
ケールウォッチャーなどの電磁界式スケール付着防止装
置１６（スケール除去手段）が設けられている。このス
ケール付着防止装置１６は、アルカリ性水配管１４を流
れるカルシウムイオンなどを多く含んだ強アルカリ性水
に電界を加えることにより、アルカリ性水配管１４及び
その後段の洗浄水タンク、洗浄ノズル４内の経路におい
て、スケール（炭酸塩など）が析出・付着し難くするも
のである。
【００１７】更に、このスケール付着防止装置１６より
下流側の前記アルカリ性水配管１４には界面活性装置１
７が形成されている。この界面活性装置１７は、電気石
（トルマリン）を一定以上含む母岩を粉砕し、絶縁性の
高いセラミック微粉末と混合、造粒、焼結してセラミッ
ク球状体としたものを、前記電気石が表面に露出するよ
うに平滑化し、これをパイプ内に間隔を存して挿入した
一対の網間に充填することによって流動層を構成するこ
とにより、形成されている。
下流側の前記アルカリ性水配管１４には界面活性装置１
７が形成されている。この界面活性装置１７は、電気石
（トルマリン）を一定以上含む母岩を粉砕し、絶縁性の
高いセラミック微粉末と混合、造粒、焼結してセラミッ
ク球状体としたものを、前記電気石が表面に露出するよ
うに平滑化し、これをパイプ内に間隔を存して挿入した
一対の網間に充填することによって流動層を構成するこ
とにより、形成されている。
【００１８】ここで、界面活性装置１７の流動層内の電
気石（トルマリン）の結晶は対称する両端に電極を作っ
ており、この電極は常温・常圧では外部の電場によって
消滅しない。即ち、永久電極を有している。界面活性装
置１７内を流れる水は電気石の電極によって電気分解さ
れ、ヒドロキシル・イオンがリッチとなって強い界面活
性作用を奏するようになる。
気石（トルマリン）の結晶は対称する両端に電極を作っ
ており、この電極は常温・常圧では外部の電場によって
消滅しない。即ち、永久電極を有している。界面活性装
置１７内を流れる水は電気石の電極によって電気分解さ
れ、ヒドロキシル・イオンがリッチとなって強い界面活
性作用を奏するようになる。
【００１９】以上の構成で、次に食器洗浄装置ＤＷＡの
動作を説明する。食器洗浄機１の図示しない制御装置は
電源の投入と同時に給湯運転を開始する。この給湯運転
では電解水生成装置６からアルカリ性水配管１４を経て
洗浄ポンプに強アルカリ性水を供給し、洗浄配管９より
各洗浄ノズル４・・の洗浄ノズル口４Ａ・・より洗浄室
３内に噴射する。
動作を説明する。食器洗浄機１の図示しない制御装置は
電源の投入と同時に給湯運転を開始する。この給湯運転
では電解水生成装置６からアルカリ性水配管１４を経て
洗浄ポンプに強アルカリ性水を供給し、洗浄配管９より
各洗浄ノズル４・・の洗浄ノズル口４Ａ・・より洗浄室
３内に噴射する。
【００２０】噴射された強アルカリ性水は洗浄水タンク
内に流入し、前述の如くヒータにて加熱されながら貯留
されて行く。尚、洗剤を投入する場合にはこの段階で洗
浄水タンク内に所定量投入するものであるが、この給湯
により洗浄水タンク内が満水となると給湯運転は停止さ
れ、食器洗浄機１は待機状態となる。そして、係る待機
状態の食器洗浄機１の洗浄室３内には、ドアー７を開い
た状態で被洗浄物としての食器が収納される。そして、
ドアー７を閉じた後、前記制御装置は以下に説明する洗
浄工程を開始する。
内に流入し、前述の如くヒータにて加熱されながら貯留
されて行く。尚、洗剤を投入する場合にはこの段階で洗
浄水タンク内に所定量投入するものであるが、この給湯
により洗浄水タンク内が満水となると給湯運転は停止さ
れ、食器洗浄機１は待機状態となる。そして、係る待機
状態の食器洗浄機１の洗浄室３内には、ドアー７を開い
た状態で被洗浄物としての食器が収納される。そして、
ドアー７を閉じた後、前記制御装置は以下に説明する洗
浄工程を開始する。
【００２１】この洗浄工程では前記制御装置は洗浄ポン
プを運転し、洗浄水タンク内の洗浄水（強アルカリ性
水）を洗浄配管９を介して洗浄ノズル４に循環する。そ
して、洗浄ノズル４より洗浄室３内に噴射する。また、
超音波振動子１０・・を作動させ、洗浄ノズル４から噴
射される洗浄水中に超音波振動子１０により発せられる
キャビテーションを乗せる。
プを運転し、洗浄水タンク内の洗浄水（強アルカリ性
水）を洗浄配管９を介して洗浄ノズル４に循環する。そ
して、洗浄ノズル４より洗浄室３内に噴射する。また、
超音波振動子１０・・を作動させ、洗浄ノズル４から噴
射される洗浄水中に超音波振動子１０により発せられる
キャビテーションを乗せる。
【００２２】このとき噴射された洗浄水は上板を経て洗
浄水タンク内に帰還する。この洗浄工程中洗浄ノズル４
から噴射される洗浄水は前述の如く強アルカリ性水（少
量の洗剤が混入されている場合もある）であるので、こ
のアルカリにより被洗浄物に付着したタンパク質や油脂
は溶解される。また、超音波振動子１０により発せられ
るキャビテーションが、噴射される洗浄水中に乗せられ
ているので、このキャビテーションの持つ物理な汚れの
解離・分散の相乗作用によっても洗浄力は高くなる。
浄水タンク内に帰還する。この洗浄工程中洗浄ノズル４
から噴射される洗浄水は前述の如く強アルカリ性水（少
量の洗剤が混入されている場合もある）であるので、こ
のアルカリにより被洗浄物に付着したタンパク質や油脂
は溶解される。また、超音波振動子１０により発せられ
るキャビテーションが、噴射される洗浄水中に乗せられ
ているので、このキャビテーションの持つ物理な汚れの
解離・分散の相乗作用によっても洗浄力は高くなる。
【００２３】即ち、キャビテーションの効果とは、超音
波によって洗浄水（媒液）中に微小な空洞を生ずる現象
を云う。超音波は激しい圧縮力と減圧力を交互に洗浄水
中に及ぼして直進するが、減圧力が働くとき、洗浄水中
に真空の空洞を生じ、これが瞬間的に液中に溶解してい
る気体によって満たされて気泡と変わる。この気泡は次
の圧縮力を受けて断熱的に圧縮され、高いエネルギーを
もつが、遂にはつぶされて、最後には消滅する。この気
泡が押しつぶされるとき、局所的に極めて大きな衝撃エ
ネルギー（数百気圧と云われる）となって、その近くに
ある被洗浄物表面の汚れ分を強力に解離する（汚れの解
離）。解離された汚れは同様な力を受けて、更に微細に
砕かれ（乳化・分散）、洗浄水のなかに安定に分散する
ようになる。
波によって洗浄水（媒液）中に微小な空洞を生ずる現象
を云う。超音波は激しい圧縮力と減圧力を交互に洗浄水
中に及ぼして直進するが、減圧力が働くとき、洗浄水中
に真空の空洞を生じ、これが瞬間的に液中に溶解してい
る気体によって満たされて気泡と変わる。この気泡は次
の圧縮力を受けて断熱的に圧縮され、高いエネルギーを
もつが、遂にはつぶされて、最後には消滅する。この気
泡が押しつぶされるとき、局所的に極めて大きな衝撃エ
ネルギー（数百気圧と云われる）となって、その近くに
ある被洗浄物表面の汚れ分を強力に解離する（汚れの解
離）。解離された汚れは同様な力を受けて、更に微細に
砕かれ（乳化・分散）、洗浄水のなかに安定に分散する
ようになる。
【００２４】完全に脱気した純水中では、洗浄効果が極
めて低いことからも、キャビテーション効果において液
中に溶解している微量気体が、洗浄に大きく寄与してい
ることが分かる。また、十分強力なキャビテーション
は、台所で用いるアルミホイルを打ち抜く程の強烈な衝
撃力をもっている。本発明ではこのようなキャビテーシ
ョンの効果によって食器の汚れ分を迅速に落とすことが
できるようになる。更に、界面活性装置１７によって洗
浄水には強い界面活性作用が付与されているので、この
界面活性作用により、汚れ分が食器に再付着することが
防止されるようになる。
めて低いことからも、キャビテーション効果において液
中に溶解している微量気体が、洗浄に大きく寄与してい
ることが分かる。また、十分強力なキャビテーション
は、台所で用いるアルミホイルを打ち抜く程の強烈な衝
撃力をもっている。本発明ではこのようなキャビテーシ
ョンの効果によって食器の汚れ分を迅速に落とすことが
できるようになる。更に、界面活性装置１７によって洗
浄水には強い界面活性作用が付与されているので、この
界面活性作用により、汚れ分が食器に再付着することが
防止されるようになる。
【００２５】そして、係る洗浄工程は所定時間実行され
た後、終了され、次に食器洗浄機１は所定時間休止す
る。これによって、食器の洗浄水を水切りする。この休
止時間が経過すると、次に制御装置はすすぎ工程を開始
する。このすすぎ工程では、前記制御装置は前記すすぎ
ポンプを運転し、酸性水配管１５を経て供給されるすす
ぎ水（強酸性の温水）を前記すすぎ配管を介してすすぎ
ノズルから洗浄室３内に噴射し、食器の洗浄水をすす
ぐ。係るすすぎ工程中に前記上板上に落下したすすぎ水
は排水口から廃棄される。
た後、終了され、次に食器洗浄機１は所定時間休止す
る。これによって、食器の洗浄水を水切りする。この休
止時間が経過すると、次に制御装置はすすぎ工程を開始
する。このすすぎ工程では、前記制御装置は前記すすぎ
ポンプを運転し、酸性水配管１５を経て供給されるすす
ぎ水（強酸性の温水）を前記すすぎ配管を介してすすぎ
ノズルから洗浄室３内に噴射し、食器の洗浄水をすす
ぐ。係るすすぎ工程中に前記上板上に落下したすすぎ水
は排水口から廃棄される。
【００２６】係るすすぎ工程は所定時間で終了され、食
器の洗浄は完了する。このように、本発明では界面活性
装置１７により洗浄水に強い界面活性作用を付与してお
り、この界面活性作用により、汚れ分が被洗浄物（食
器）に再付着することが防止若しくは抑制されるように
なるので、洗浄性は著しく向上する。また、洗浄ノズル
４には超音波振動子１０を設けたので、超音波振動子１
０により発せられるキャビテーションを、噴射される洗
浄水中に乗せ、このキャビテーションの持つ物理的な洗
浄力によって洗浄性を著しく向上させることができるよ
うになる。
器の洗浄は完了する。このように、本発明では界面活性
装置１７により洗浄水に強い界面活性作用を付与してお
り、この界面活性作用により、汚れ分が被洗浄物（食
器）に再付着することが防止若しくは抑制されるように
なるので、洗浄性は著しく向上する。また、洗浄ノズル
４には超音波振動子１０を設けたので、超音波振動子１
０により発せられるキャビテーションを、噴射される洗
浄水中に乗せ、このキャビテーションの持つ物理的な洗
浄力によって洗浄性を著しく向上させることができるよ
うになる。
【００２７】これにより、洗剤量を削減しても所要の洗
浄能力を確保できるようになり、低ランニングコストを
実現することが可能となると共に、洗剤の投入自体を廃
止することも可能となるので、環境上の問題も効果的に
解消することができるようになる。更に、洗浄水配管１
４にはスケール付着防止装置１６を設けたので、アルカ
リ性水では生じ易いスケールが洗浄水の経路に付着して
目詰まりなどを引き起こす不都合を未然に回避すること
が可能となり、安定した洗浄運転を実現することができ
るようになる。
浄能力を確保できるようになり、低ランニングコストを
実現することが可能となると共に、洗剤の投入自体を廃
止することも可能となるので、環境上の問題も効果的に
解消することができるようになる。更に、洗浄水配管１
４にはスケール付着防止装置１６を設けたので、アルカ
リ性水では生じ易いスケールが洗浄水の経路に付着して
目詰まりなどを引き起こす不都合を未然に回避すること
が可能となり、安定した洗浄運転を実現することができ
るようになる。
【００２８】ここで、図４は食器洗浄機１の他の実施例
を示している。尚、この図において図１乃至図３と同一
符号は同一若しくは同様の作用を奏するものとする。こ
の場合、洗浄室３内には洗浄ノズル４が回転可能に配設
され、この洗浄ノズル４の若干内側にはすすぎ水を洗浄
室３に向けて噴射する複数のすすぎノズル口５Ａ・・を
有するすすぎノズル５が洗浄ノズル４と同心上で回転可
能に配設されている。尚、２１はこのすすぎノズル５に
すすぎポンプからすすぎ水を供給するためのすすぎ配管
である。
を示している。尚、この図において図１乃至図３と同一
符号は同一若しくは同様の作用を奏するものとする。こ
の場合、洗浄室３内には洗浄ノズル４が回転可能に配設
され、この洗浄ノズル４の若干内側にはすすぎ水を洗浄
室３に向けて噴射する複数のすすぎノズル口５Ａ・・を
有するすすぎノズル５が洗浄ノズル４と同心上で回転可
能に配設されている。尚、２１はこのすすぎノズル５に
すすぎポンプからすすぎ水を供給するためのすすぎ配管
である。
【００２９】係る構造によれば上記に加え、洗浄水及び
すすぎ水の吐出力によって各ノズル４、５が回転し、洗
浄室３内に満遍なく洗浄水及びすすぎ水を噴射すること
ができるようになるものである。尚、実施例では界面活
性装置１７と超音波振動子１０の双方を備えた食器洗浄
装置ＤＷＡを説明したが、それに限らず、界面活性装置
１７若しくは超音波振動子１０の何れか一方のみを有す
るものであっても洗浄効果の向上は図れるものである。
すすぎ水の吐出力によって各ノズル４、５が回転し、洗
浄室３内に満遍なく洗浄水及びすすぎ水を噴射すること
ができるようになるものである。尚、実施例では界面活
性装置１７と超音波振動子１０の双方を備えた食器洗浄
装置ＤＷＡを説明したが、それに限らず、界面活性装置
１７若しくは超音波振動子１０の何れか一方のみを有す
るものであっても洗浄効果の向上は図れるものである。
【００３０】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項１の発明によれ
ば、アルカリ性水を洗浄水として使用するので、アルカ
リの持つタンパク質や油脂の溶解作用により、洗浄水自
体が洗浄効果を発揮するようになる。また、洗浄水が流
れる経路には電気石を設けているので、この電気石によ
る電気分解により、洗浄水には強い界面活性作用が付与
されるようになる。
ば、アルカリ性水を洗浄水として使用するので、アルカ
リの持つタンパク質や油脂の溶解作用により、洗浄水自
体が洗浄効果を発揮するようになる。また、洗浄水が流
れる経路には電気石を設けているので、この電気石によ
る電気分解により、洗浄水には強い界面活性作用が付与
されるようになる。
【００３１】この界面活性作用により、汚れ分が被洗浄
物に再付着することが防止若しくは抑制されるようにな
るので、洗浄性は著しく向上する。これにより、洗剤量
を削減しても所要の洗浄能力を確保できるようになり、
低ランニングコストを実現することが可能となると共
に、洗剤の投入自体を廃止することも可能となるので、
環境上の問題も効果的に解消することができるようにな
るものである。
物に再付着することが防止若しくは抑制されるようにな
るので、洗浄性は著しく向上する。これにより、洗剤量
を削減しても所要の洗浄能力を確保できるようになり、
低ランニングコストを実現することが可能となると共
に、洗剤の投入自体を廃止することも可能となるので、
環境上の問題も効果的に解消することができるようにな
るものである。
【００３２】請求項２の発明によっても、アルカリ性水
を洗浄水として使用するので、アルカリの持つタンパク
質や油脂の溶解作用により、洗浄水自体が洗浄効果を発
揮するようになる。また、洗浄水を噴射するノズルに
は、超音波振動子を設けたので、超音波振動子により発
せられるキャビテーションを、噴射される洗浄水中に乗
せ、このキャビテーションの持つ物理的な洗浄力によっ
て洗浄性を著しく向上させることができるようになる。
これにより、洗剤量を削減しても所要の洗浄能力を確保
できるようになり、低ランニングコストを実現すること
が可能となると共に、洗剤の投入自体を廃止することも
可能となるので、環境上の問題も効果的に解消すること
ができるようになるものである。
を洗浄水として使用するので、アルカリの持つタンパク
質や油脂の溶解作用により、洗浄水自体が洗浄効果を発
揮するようになる。また、洗浄水を噴射するノズルに
は、超音波振動子を設けたので、超音波振動子により発
せられるキャビテーションを、噴射される洗浄水中に乗
せ、このキャビテーションの持つ物理的な洗浄力によっ
て洗浄性を著しく向上させることができるようになる。
これにより、洗剤量を削減しても所要の洗浄能力を確保
できるようになり、低ランニングコストを実現すること
が可能となると共に、洗剤の投入自体を廃止することも
可能となるので、環境上の問題も効果的に解消すること
ができるようになるものである。
【００３３】請求項３の発明によれば、上記各発明に加
えて洗浄水が流れる経路に、スケールの析出を防止若し
くは抑制するスケール除去手段を設けたので、アルカリ
性水では生じ易いスケールが洗浄水の経路に付着して目
詰まりなどを引き起こす不都合を未然に回避することが
可能となり、安定した洗浄運転を実現することができる
ようになるものである。
えて洗浄水が流れる経路に、スケールの析出を防止若し
くは抑制するスケール除去手段を設けたので、アルカリ
性水では生じ易いスケールが洗浄水の経路に付着して目
詰まりなどを引き起こす不都合を未然に回避することが
可能となり、安定した洗浄運転を実現することができる
ようになるものである。
【図１】本発明の食器洗浄装置の正面図である。
【図２】本発明の食器洗浄装置を構成するの食器洗浄機
の洗浄ノズルの平面図である。
の洗浄ノズルの平面図である。
【図３】図２の洗浄ノズルの側面図である。
【図４】本発明の食器洗浄装置を構成する他の実施例の
食器洗浄機の洗浄ノズル及びすすぎノズル部分の側面図
である。
食器洗浄機の洗浄ノズル及びすすぎノズル部分の側面図
である。
ＤＷＡ 食器洗浄装置 １ 食器洗浄機 ３ 洗浄室 ４ 洗浄ノズル ５ すすぎノズル ６ 電解水生成装置 １０ 超音波振動子 １６ スケール付着防止装置（スケール除去手段） １７ 界面活性装置（電気石）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/48 Ｃ０２Ｆ 1/48 Ｂ 1/68 ５１０ 1/68 ５１０Ａ ５２０ ５２０Ｎ ５２０Ｓ ５３０ ５３０Ｂ ５４０ ５４０Ｅ
Claims (3)
- 【請求項１】 洗浄室内において、被洗浄物の洗浄工程
とすすぎ工程を実行する食器洗浄装置において、 アルカリ性水を生成する電解水生成装置を備え、この電
解水生成装置にて生成された前記アルカリ性水を、前記
洗浄工程における洗浄水として使用すると共に、この洗
浄水が流れる経路に、永久電極を有する電気石を設けた
ことを特徴とする食器洗浄装置。 - 【請求項２】 洗浄室内において、被洗浄物の洗浄工程
とすすぎ工程を実行する食器洗浄装置において、 アルカリ性水を生成する電解水生成装置を備え、この電
解水生成装置にて生成された前記アルカリ性水を、前記
洗浄工程における洗浄水として使用すると共に、この洗
浄水を噴射するノズルに、超音波振動子を設けたことを
特徴とする食器洗浄装置。 - 【請求項３】 洗浄水が流れる経路に、スケールの析出
を防止若しくは抑制するスケール除去手段を設けたこと
を特徴とする請求項１又は請求項２の食器洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340054A JPH10179489A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 食器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340054A JPH10179489A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 食器洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10179489A true JPH10179489A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18333290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340054A Pending JPH10179489A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 食器洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10179489A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6921743B2 (en) | 2001-04-02 | 2005-07-26 | The Procter & Gamble Company | Automatic dishwashing compositions containing a halogen dioxide salt and methods for use with electrochemical cells and/or electrolytic devices |
| US7413637B2 (en) | 2002-05-17 | 2008-08-19 | The Procter And Gamble Company | Self-contained, self-powered electrolytic devices for improved performance in automatic dishwashing |
| JP2023509587A (ja) * | 2019-12-30 | 2023-03-09 | ホネイン，タニオス，ヴィクター | 音響トランスデューサシステム |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8340054A patent/JPH10179489A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6921743B2 (en) | 2001-04-02 | 2005-07-26 | The Procter & Gamble Company | Automatic dishwashing compositions containing a halogen dioxide salt and methods for use with electrochemical cells and/or electrolytic devices |
| US7413637B2 (en) | 2002-05-17 | 2008-08-19 | The Procter And Gamble Company | Self-contained, self-powered electrolytic devices for improved performance in automatic dishwashing |
| US7816314B2 (en) | 2002-05-17 | 2010-10-19 | The Procter & Gamble Company | Automatic dishwashing compositions and methods for use with electrochemical cells and/or electrolytic devices |
| JP2023509587A (ja) * | 2019-12-30 | 2023-03-09 | ホネイン，タニオス，ヴィクター | 音響トランスデューサシステム |
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