JPH10178367A - 信号送受信装置及び方法 - Google Patents

信号送受信装置及び方法

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JPH10178367A
JPH10178367A JP8340154A JP34015496A JPH10178367A JP H10178367 A JPH10178367 A JP H10178367A JP 8340154 A JP8340154 A JP 8340154A JP 34015496 A JP34015496 A JP 34015496A JP H10178367 A JPH10178367 A JP H10178367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FDM,TDM,CDMという従来の情報多
重化方法では、情報を多重化すると、元の情報の帯域幅
よりも広い帯域を必要としてしまっていたので、帯域幅
があまり無いと納められるチャネル数が少なくなってし
まう。 【解決手段】 信号送信装置10は、3つの異なる送信
情報TA,送信情報TB,送信情報TCを3つの送信機1
A,送信機11B,送信機11Cから送信アンテナ部1
2を使って3つの異なる経路PA,経路PB,経路PC
通して多重化送信する。信号受信装置20は、3つの異
なる経路PA,経路PB,経路PCを通って多重化送信さ
れてきた3つの異なる送信情報TA,送信情報TB,送信
情報TCを受信アンテナ部21を使って受信機22A,受
信機22B,受信機22Cで受信し、3つの異なる受信情
報RA,受信情報RB,受信情報RCを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電話システ
ム、コードレス電話システム、屋内無線通信システムに
適用して好適な信号送受信装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信の帯域幅は有限であるので、周
波数利用効率の高い無線システムを開発することが従来
より行われている。このため、複数の異なる情報を合成
して伝送する多重化技術が広く知られるようになった。
多重化技術としては、周波数分割多重化(Frequency- D
ivision Multiplex:FDM)、時分割多重化(Time-Di
vision Mutiplex:TDM)、符号分割多重化(Code-Di
vision Multiplex:CDM)がある。
【0003】FDMは、各変調波が別個の副搬送波を変
調し、そして副搬送波はその周波数がある幅だけ離れて
いるような通信方法である。すなわち、このFDMで
は、それぞれ重複しない周波数領域を占有する信号が加
え合わされる。このように、異なった周波数帯域を用い
ることによって、同一の伝送路で二つまたはそれ以上の
別個の信号を伝送できる。希望の信号は、フィルタによ
り取り出される。この方式による多重化では、同期を必
要としない。
【0004】TDMは、送信装置が、その端末装置を間
欠的に共通のチャネルに接続し、そして自動的な分配機
能によって特定の受信装置にチャネルを確立するような
通信方法である。具体的には、高速のバーストに圧縮し
た信号を、時間的に重複しないようにそれぞれ特定のタ
イムスロットに配置する。希望の信号は、そのタイムス
ロットを抜き出して再生される。これは、タイミングの
基準が必要であるため、システムを同期している。
【0005】CDMは、周波数−時間領域で重畳される
以前に与えられる、それぞれの信号の固有の標識(識別
可能な性質あるいは符号)を用いた多重通信方法であ
る。多重分離は、既知の基準信号との相号相関特性を利
用して行われる。扱われる信号は通常ディジタルであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな、FDM,TDM,CDMでは、情報が多重化され
ると、元の情報の帯域幅よりも広い帯域を必要としてし
まう。例えば、TDMにおいて、32Kbpsで4チャ
ネル分の信号を伝送しようとすると、32Kbps×4
という帯域を必要とし、伝送レートが非常に高くなって
しまう。
【0007】このように、従来、同一地点から別の同一
地点に向けて、同一帯域内で同時に情報を伝送しようと
すると、元の情報の帯域幅と比べて帯域を広げずに伝送
することができなかった。このため、帯域幅があまりな
いと納められるチャネル数が少なくなってしまう。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、情報の帯域幅を広げることなく同一周波数で多
重化を実現して周波数利用効率を上げられ、かつ大容量
の無線通信システムを実現させる信号送信装置及び信号
送信方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号送受信
装置は、上記課題を解決するために、N個の指向性を有
する送信用アンテナと、上記送信用アンテナの各指向性
に対応するN個の送信手段と、上記送信用アンテナの各
指向性に対応するN個の指向性を有する受信用アンテナ
と、上記受信用アンテナの各指向性に対応するN個の受
信手段とを備え、上記N個の送信手段から上記送信用ア
ンテナのN個の指向性に基づいたN個の独立な異なる経
路を介して送信されたN個の異なる情報を上記N個の指
向性を有する受信用アンテナを介して上記N個の受信手
段に多重化信号として受信させる。
【0010】また、本発明に係る信号送受信方法は、上
記課題を解決するために、送信用アンテナのN個の指向
性に基づいたN個の独立な異なる経路を介してN個の異
なる情報を送信し、上記送信用アンテナのN個の指向性
に対応したN個の指向性を備える受信用アンテナで多重
化信号として受信する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る信号送受信装
置及び方法のいくつかの実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0012】先ず、第1の実施例について説明する。こ
の第1の実施例は、同一地点から別の同一地点に向けて
同一周波数、同一時刻、同一帯域内で異なる3つの送信
情報を伝送する信号送受信システムである。
【0013】図1に示すように、この信号送受信システ
ム1は、3つの異なる送信情報TA,送信情報TB,送信
情報TCを3つの送信機11A,送信機11B,送信機1
Cから送信アンテナ部12を使って3つの異なる経路
A,経路PB,経路PCを通して多重化送信する信号送
信装置10と、3つの異なる経路PA,経路PB,経路P
Cを通って多重化送信されてきた3つの異なる送信情報
A,送信情報TB,送信情報TCを受信アンテナ部21
を使って受信機22A,受信機22B,受信機22Cで受
信し、3つの異なる受信情報RA,受信情報RB,受信情
報RCを得る信号受信装置20とを備えて成る。
【0014】ここで、送信情報TA,送信情報TB,送信
情報TCは、同一周波数の電波により伝送される。送信
経路が同一であれば、これらの電波は互いに干渉を引き
起こしてしまうので、高品質での伝送は困難である。ま
た、上述したFDM、TDM、CDMによる多重化伝送
では、元の情報帯域幅よりも広い帯域幅を必要とする。
【0015】そこで、この信号受信システムでは、経路
を独立に異ならせ、異なる経路を通る電波に異なる情報
をそれぞれ乗せるような経路分割多重化方法と呼べる多
重化方法をとる。
【0016】信号送信装置10側の送信アンテナ部12
は、3個の指向性アンテナ12A,指向性アンテナ1
B,指向性アンテナ12Cを備えて成り3個の異なる指
向性を持つ。また、信号受信装置20側の受信アンテナ
部21も、3個の指向性アンテナ21A,指向性アンテ
ナ21B,指向性アンテナ21Cを備えて成り、3個の異
なる指向性を持つ。
【0017】送信側の指向性アンテナ12A,指向性ア
ンテナ12B,指向性アンテナ12Cは、対応する受信用
の指向性アンテナ21A,指向性アンテナ21B,指向性
アンテナ21Cの指向性の経路に合わせて指向性を設定
してある。また、受信用の指向性アンテナ21A,指向
性アンテナ21B,指向性アンテナ21Cは、異なる経路
を通った信号の強度を十分小さなレベルに抑圧する。
【0018】ここで、上記経路分割多重化方法の原理に
ついて説明する。携帯電話や、コードレス電話システム
において、受信アンテナに到来する電波はただ一通りの
みの経路を通って到来しているのではなく、複数の経路
を通って到来している。
【0019】例えば、図2に示すように、部屋30の中
に、独立な3つの経路PA,経路PB,経路PCが存在し
ているとする。受信側の無指向性アンテナ32は、送信
側の無指向性アンテナ31から独立な3つの経路PA
経路PB,経路PCを通って送信されてきた3つの信号の
重ね合わさった信号を受信している。
【0020】そこで、図3に示すように、独立な3つの
経路PA,経路PB,経路PCのそれぞれに対して、送信
点33及び受信点34で1組ずつの指向性アンテナを割
り当てるようにする。すなわち、経路PAには1組の指
向性アンテナを、経路PBには1組の指向性アンテナ
を、経路PCには1組の指向性アンテナを割り当て、そ
れぞれ独立な情報を伝送させる。これによって、同一周
波数を用いて、同一位置のアンテナに対して互いに独立
な通信路を確保する。
【0021】上記第1の実施例となる信号送受信システ
ム1でも、独立な3つの経路PA,経路PB,経路PC
対して、信号送信装置10と信号受信装置20で1組ず
つの指向性アンテナを割り当てている。すなわち、経路
Aには指向性アンテナ12Aと指向性アンテナ21
Aを、経路PBには指向性アンテナ12Bと指向性アンテ
ナ21Bを、経路PCには指向性アンテナ12Cと指向性
アンテナ21Cとを割り当てて、異なる3つの経路を通
る電波に異なる情報をそれぞれ乗せ、これによって同一
周波数を用いて、異なる3つの情報を多重送信する。
【0022】したがって、この第1の実施例となる信号
送受信システム1では、周波数帯域を広げることなく、
かつ干渉を防止しながら通信容量を増大させることがで
きる。このため、経路の数に比例して周波数利用効率を
増加できる。
【0023】なお、上記信号送受信システム1では、送
信用の指向性アンテナ12A,指向性アンテナ12B,指
向性アンテナ12Cの送信指向性と受信用の指向性アン
テナ21A,指向性アンテナ21B,指向性アンテナ21
Cの受信指向性を各経路PA,経路PB,経路PCの方向に
それぞれ適切に設定しなければならない。通信の開始時
に指向性を設定する手順が必要で、あてずっぽうな指向
性を設定しても通信が成立しない。
【0024】八木アンテナなどの固定指向性のアンテナ
を使用する場合は、受信側を無指向性として、送信側で
素子を回転して受信側が適切に受信できる方向を探すこ
とができる。したがって、この方法では送信アンテナの
指向性の向きを先に設定することもできる。なお、どち
らを先に設定してもよい。
【0025】また、経路PA,経路PB,経路PCの変化
又は到来方向の変化に対して、受信側の指向性アンテナ
21A,指向性アンテナ21B,指向性アンテナ21C
指向性を追従させるために、該受信側の指向性アンテナ
21A,指向性アンテナ21B,指向性アンテナ21C
サーボモータで機械的に回転させるようにしてもよい。
【0026】図4に、一つの指向性アンテナ35を一つ
のサーボモータ36で機械的に回転させるための制御装
置を示す。この制御装置にて、上記アンテナ35からの
受信信号Y(t)は、受信電力検出回路37に供給さ
れ、受信電力検出出力y(t)=|Y(t)|2が計算
される。モータ制御パルス発生回路38は、受信電力検
出出力y(t)に基づいてモータ制御パルスC(t)を
発生して、サーボモータ36に供給する。そして、サー
ボモータ36は、上記モータ制御パルスC(t)に応じ
て上記アンテナ35を右又は左に所定のピッチで回転す
る。
【0027】モータ制御パルス発生回路38はコントロ
ール回路をなし、図5のフローチャートにしたがって、
上記制御装置の動作を制御する。先ず、ステップS1で
はモータ制御パルスの初期値をC=1として設定し、ス
テップS2でサーボモータ36に上記モータ制御パルス
を伝える。
【0028】すると、サーボモータ36は上記アンテナ
35を例えば右回りに1ピッチ分回転する。ここで、右
回りへの回転はモータ制御パルスC(t)が+1のとき
に行われ、左回りへの回転はモータ制御パルスC(t)
が−1のときに行われる。
【0029】そして、上記アンテナ35が回転されたと
き、モータ制御パルス発生回路38は受信電力検出回路
37で検出した受信電力検出出力y(t)が増加したか
否かを判定する。ここで、受信電力検出出力y(t)の
増加を判定したとき、モータ制御パルス発生回路38
は、ステップS4でモータ制御パルスCを更新する。一
方、受信電力検出出力y(t)の増加を判定できないと
き、モータ制御パルス発生回路38は、ステップS5で
モータ制御パルスCを例えば+1してサーボモータ36
の回転を制御し、上記アンテナ35を1ピッチ分だけ回
転させる。そして、ステップS2からステップS5まで
を繰り返す。
【0030】また、指向性アンテナが複数、例えば2本
ある場合には、図6に示すように、アンテナ35A又は
アンテナ35B、サーボモータ36A又はサーボモータ3
Bの組毎に、受信電力検出回路37A又は受信電力検出
回路37B、モータ制御パルス発生回路38A又はモータ
制御パルス発生回路38Bを持たせればよい。
【0031】なお、送信アンテナ部12の指向性は、受
信アンテナ部21の指向性を設定してから、送信アンテ
ナ部12の各指向性アンテナを図4,図6のような制御
装置により、回転制御し各受信機のC/Nが最大となる
ように設定すればよい。
【0032】また、3個の受信機22A,受信機22B
受信機22Cは、それぞれC/N測定回路を備える。こ
れらの比較結果は、C/N比較回路23により比較さ
れ、各経路PA,経路PB,経路PCのC/Nの大きい順
に、送信装置10は優先順位の高い情報を送信機1
A,送信機11B,送信機11Cに割り当てる。
【0033】次に、第2の実施例について説明する。こ
の第2の実施例は、同一地点から別の同一地点に向け
て、同一周波数、同一時刻、同一帯域内で、パラレル変
換された異なる3つの情報を伝送する信号送受信システ
ムである。
【0034】図7に示すように、この信号送受信システ
ム40は、一つのシリアル送信情報T0をシリアル−パ
ラレル変換器46で3つのパラレル信号に変換し、3つ
の送信機47A,送信機47B,送信機47Cから送信ア
ンテナ部48の指向性アンテナ48A,指向性アンテナ
48B,指向性アンテナ48Cを使って3つの異なる経路
A,経路PB,経路PCを通して経路分割多重化送信す
る信号送信装置45と、3つの異なる経路PA,経路
B,経路PCを通って経路分割多重化送信されてきた3
つのパラレル送信情報を受信アンテナ部51の指向性ア
ンテナ51A,指向性アンテナ51B,指向性アンテナ5
Cを使って受信機52A,受信機52B,受信機52C
受信し、パラレル−シリアル変換器53でシリアルの一
つの受信情報R0に変換する信号受信装置50とを備え
て成る。
【0035】ここで、信号送信装置45側の送信用の指
向性アンテナ48A,指向性アンテナ48B,指向性アン
テナ48Cも上記第1の実施例と同様に、対応する信号
受信装置50側の受信用の指向性アンテナ51A,指向
性アンテナ51B,指向性アンテナ51Cの指向性の経路
に合わせて指向性を設定してある。また、受信用の指向
性アンテナ51A,指向性アンテナ51B,指向性アンテ
ナ51Cは、異なる経路を通った信号の強度を十分小さ
なレベルに抑圧する。
【0036】したがって、この信号送受信システム40
によれば、一つの送信情報T0を3つのパラレル情報に
変換してから、独立な3つの経路PA,経路PB,経路P
Cを通して経路分割多重化送信し、受信側では3つのパ
ラレル情報を一つのシリアルな受信情報に変換している
ので、同じ情報レートならば1/3の帯域で情報を伝送
できる。また、帯域幅を同じにするなら3倍の情報を伝
送できる。すなわち、この信号送受信システム40は、
経路の数に比例して周波数利用効率を高めることができ
る。
【0037】ここで、この信号送受信システム40で
も、送信用の指向性アンテナの送信指向性と受信用の指
向性アンテナの受信指向性を各経路の方向にそれぞれ適
切に向けて置かなければならない。通信の開始時に指向
性を設定する手順が必要であり、その手順は上記第1の
実施例の信号送受信システム1と同様である。
【0038】また、経路PA,経路PB,経路PCの変化
又は到来方向の変化に対して、受信側の指向性アンテナ
51A,指向性アンテナ51B,指向性アンテナ51C
指向性を追従させるために、該受信側の指向性アンテナ
51A,指向性アンテナ51B,指向性アンテナ51C
図4〜図6を用いて説明したようにサーボモータで機械
的に回転させるようにしてもよい。
【0039】なお、送信アンテナ部48の指向性は、受
信アンテナ部51の指向性を設定してから、送信アンテ
ナ部48の各指向性アンテナを図4,図6のような制御
装置により、回転制御し各受信機のC/Nが最大となる
ように設定すればよい。
【0040】次に、第3の実施例について説明する。こ
の第3の実施例は、同一地点から別の同一地点に向け
て、同一周波数、同一時刻、同一帯域で異なる二つの情
報を伝送する信号送受信システムであるが、送信側及び
受信側でアレーアンテナを用いている。
【0041】図8に示すように、この信号送受信システ
ム60は、二つの異なる送信情報TA,送信情報TBを二
つの送信機63A,送信機63Bから送信用アレーアンテ
ナ64を使って二つの異なる経路PA,経路PBを通して
経路分割多重送信する信号送信装置62と、二つの異な
る経路PA,経路PBを通して経路分割多重送信されてき
た二つの異なる送信情報TA,送信情報TBを受信用アレ
ーアンテナ71を使って受信機76A,受信機76Bで受
信し、二つの異なる受信情報RA,受信情報RBを得る信
号受信装置70とを備えて成る。
【0042】アレーアンテナとは、複数のセンサアレイ
素子を配列し、各センサアレイ素子に与えるゲイン係数
を調整することによって、置かれた電波環境に対応させ
て指向性をアダプティブに変化させる機能を持つアンテ
ナのことである。
【0043】送信用アレーアンテナ64は、送信機63
Aを介した送信情報TAに係数GA1,係数GA2,・・・係
数GAnを乗算する係数乗算器661,係数乗算器662
・・・係数乗算器66nと、送信機63Bを介した送信情
報TBに係数GB1,係数GB2,・・・係数GBnを乗算す
る係数乗算器671,係数乗算器672,・・・係数乗算
器67nと、上記係数乗算器661及び係数乗算器6
1,係数乗算器662及び係数乗算器672,及び係数
乗算器66n及び係数乗算器67nで係数が乗算された乗
算結果をそれぞれ加算する加算器681,加算器682
・・・加算器68nと、これらの加算器681,加算器6
2,・・・加算器68nからの加算出力の内、上記係数
A1,係数GA2,・・・係数GAnが乗算されることによ
って一方の出力を経路PAを介し、また上記係数GB1
係数GB2,・・・係数GBnが乗算されることによって他
方の出力を経路PBを介して受信用アレーアンテナ71
に電波として送信するセンサアレイ素子691,センサ
アレイ素子692,・・・センサアレイ素子69nとを備
えて成る。
【0044】また、受信用アレーアンテナ71は、経路
A及び経路PBを介して送信されてきた送信情報TA
び送信情報TBに関する上記電波を情報信号に変換する
センサアレイ素子721,センサアレイ素子722,・・
・センサアレイ素子72nと、センサアレイ素子721
センサアレイ素子722,・・・センサアレイ素子72n
からのn個のパラレル出力に係数GA1,係数GA2,・・
・係数GAnを乗算する係数乗算器731,係数乗算器7
2,・・・係数乗算器73nと、上記n個のパラレル出
力に係数GB1,係数GB2,・・・係数GBnを乗算する係
数乗算器741,係数乗算器742,・・・係数乗算器7
nと、上記係数乗算器731,係数乗算器732,・・
・係数乗算器73nの出力を合成する加算器75Aと、上
記係数乗算器741,係数乗算器742,・・・係数乗算
器74nの出力を合成する加算器75Bとを備えて成る。
【0045】ここで、受信用アレーアンテナ71は、図
9に示すような指向特性を持つように、上記係数GA1
係数GA2,・・・係数GAn、上記係数GB1,係数GB2
・・・係数GBnを調整する。
【0046】すなわち、受信用アレーアンテナ71は、
経路PAに対して実線で示すような指向性を持つように
上記係数GA1,係数GA2,・・・係数GAnを調整する。
また、受信用アレーアンテナ71は、経路PBに対して
破線で示すような指向性を持つように上記係数GB1,係
数GB2,・・・係数GBnを調整する。ここで、経路PA
に対する実線で示す指向性は、経路PBに対してはヌル
点を持つ。また、経路PBに対する破線で示す指向性
は、経路PAに対してはヌル点を持つ。このように、互
いの経路に対する場合、必ずしもローブは鋭い必要はな
く、異なる経路の信号を十分な振幅まで減衰させるよう
な指向性を持っていれば良い。
【0047】そして、受信用アレーアンテナ71におい
て、加算器75Aが出力する出力電圧yA(t)は、セン
サアレイ素子721,センサアレイ素子722,・・・セ
ンサアレイ素子72nからの入力電圧をxAi(t)とす
れば、 yA(t)=ΣGAiAi(t) (ただし、iは1か
らnまでである。)となる。
【0048】また、加算器75Bが出力する出力電圧yB
(t)は、上記センサアレイ素子721,センサアレイ
素子722,・・・センサアレイ素子72nから入力電圧
をxB i(t)とすれば、 yB(t)=ΣGBiBi(t) (ただし、iは1か
らnまでである。)となる。
【0049】そして、受信機76Aは、上記出力電圧yA
(t)から受信情報RAを得る。また、受信機76Bは、
上記出力電圧yB(t)から受信情報RBを得る。
【0050】ここで、上記各係数は、必要な経路の信号
のC/Nが最大となるように、またBERが最小となる
ように決められる。このとき、指向性は、希望波の到来
方向には利得が大きく、別の経路を通った到来波方向の
利得は上述したスル点のように小さくなるように設定さ
れる。
【0051】また、このアレーアンテナで送信指向性と
受信指向性を各経路の方向に適切に向ける設定手順は、
アレーアンテナでは指向性パターンの自由度が大きすぎ
るので、受信アンテナの指向性から設定していく。これ
は、送信パターンではどの方向に強く送出し、どの方向
には送出しないというパターンの設定がはじめのうちは
不明であるからである。
【0052】アレーアンテナの場合、一つのセンサアレ
イ素子のみを使用すると無指向性パターンを作れる。無
指向性で送信して受信側で適切な指向性をいくつか選び
出すことができる。その後、送信アンテナの指向性を適
切に設定して各経路の方向に向けて別々の情報を送出す
ればよい。
【0053】このようなアレーアンテナにおける送受各
組のアンテナの指向性の設定方法の具体例について図1
0を参照しながら説明する。この方法は、送受アンテナ
の対が指向性を対向させる方法である。
【0054】先ず、受信アンテナの指向性から設定する
が、始めに図10の(A)に示すように、送信アンテナ
を無指向性とするように係数乗算器661,係数乗算器
662,・・・係数乗算器66n、及び係数乗算器6
1,係数乗算器672,・・・係数乗算器67nで適切
な係数GA1,係数GA2,・・・係数GAn、及び係数
B1,係数GB2,・・・係数GBnを用い、一つのセンサ
アレイ素子69のみを使用する。
【0055】そして、センサアレイ素子72nが、経路
A,経路PBのうち、最適な経路PAに指向性を合わせ
るように、係数乗算器731,係数乗算器732,・・・
係数乗算器73nで適切な係数GA1,係数GA2,・・・
係数GAnを与える。
【0056】また、センサアレイ素子72nが、経路
A,経路PBのうち、最適な経路PBに指向性を合わせ
るように、係数乗算器741,係数乗算器742,・・・
係数乗算器74nで適切な係数GB1,係数GB2,・・・
係数GBnを与える。これで受信アンテナの指向性の設定
が終了する。
【0057】次に、図10の(B)のようにして、送信
アンテナの指向性を設定する。受信アンテナの指向性は
上記手順で既に設定した指向性とする。
【0058】あらかじめ決められた係数を送信アンテナ
の係数に与え、トレーニング列を送信し、そのときの受
信出力のC/Nを求める。
【0059】そして、別の係数を送信アンテナの係数に
与え、同様に受信出力のC/Nを求める。この操作を複
数回繰り返し、最良のC/Nを与える係数を二つ選び、
センサアレイ素子69nにそれぞれ設定する。
【0060】ここで、送信用アレイアンテナ64の指向
性を、受信側で各経路について十分なC/Nを確保でき
るような指向性とするためには、受信側のC/Nの情報
又はBERなどの誤差情報を送信側にフィードバックす
る必要がある。
【0061】なお、上記アレーアンテナの指向性を制御
するには、最小平均2乗誤差(Least Mean Square Erro
r:LMS)法、拘束付き電力最小化(Constrained Pow
er Minimization:CPM)法、定モジュラスアルゴリ
ズム(Constant Modulus Algorithm:CMA)法等があ
る。
【0062】このうち、ここではLMS法を用いて、上
述したようにトレーニング列を送信し、そのときの受信
出力のC/Nを求めている。トレーニング列は、時間波
形として刻刻の電圧値として与えられる。このトレーニ
ング列をr(t)とすると、受信側では、誤差ε
(t)、すなわち、このr(t)と実際の出力y(t)
との差ε(t)=y(t)−r(t)の2乗平均値を最
小にするように係数を制御する。
【0063】また、上記送受各組のアンテナ指向性の設
定方法としては、以下に、図11を用いて説明するよう
な具体例もある。ここでは、送受信周波数が同一で、交
互に送受している場合を示す。
【0064】先ず、図11の(A)に示すように、送信
側TXを無指向性にし、受信側RXで係数を制御して指
向性を決定する。次に、図11の(B)に示すように、
送受信を入れ替える。この際、送信側TXの係数とし
て、受信時に用いた係数を使用する。これまで、送信側
であったアンテナは受信側に切り替わるので、その係数
を求める。そして、図11の(C)に示すように、再び
送受信を入れ替えて、送信側として係数を使用する。
【0065】なお、この第3の実施例となる信号送受シ
ステムにおいて、送信機63A,送信機63Bに入力する
送信情報TA,送信情報TBを前段でパラレルに変換され
た情報としてもよい。すなわち、元々送信情報TA,送
信情報TBは、同一のシリアルの情報であり、前段のシ
ルアル−パラレル変換器にて、二つのパラレルの送信情
報TA,送信情報TBに変換され、送信用アレーアンテナ
64によって経路PA,経路PBを通すように信号受信装
置70に送信される。そして、信号受信装置70では、
受信機76A,受信機76Bで得られた受信情報RA,受
信情報RBを後ろ段のパラレル−シリアル変換器によっ
て合成し、一つの受信情報を得る。
【0066】この場合にも、上記信号送受システム40
と同じように、経路の数に比例して周波数利用効率を高
めることができる。
【0067】また、2個の受信機76A,受信機76
Bは、それぞれC/N測定回路を備える。これらの比較
結果は、C/N比較回路77により比較され、各経路P
A,経路PのC/Nの大きい順に、信号送信装置62は
送信順位の高い情報を送信機63A,送信機63Bに割り
当てる。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る信号送受信装置は、N個の
指向性を有する送信用アンテナと、上記送信用アンテナ
の各指向性に対応するN個の送信手段と、上記送信用ア
ンテナの各指向性に対応するN個の指向性を有する受信
用アンテナと、上記受信用アンテナの各指向性に対応す
るN個の受信手段とを備え、上記N個の送信手段から上
記送信用アンテナのN個の指向性に基づいたN個の独立
な異なる経路を介して送信されたN個の異なる情報を上
記N個の指向性を有する受信用アンテナを介して上記N
個の受信手段に多重化信号として受信させるので、情報
の帯域幅を広げることなく同一周波数で多重化を実現し
て周波数利用効率を上げられ、かつ大容量の無線通信シ
ステムを実現できる。
【0069】また、本発明に係る信号送受信方法は、上
記課題を解決するために、送信用アンテナのN個の指向
性に基づいたN個の独立な異なる経路を介してN個の異
なる情報を送信し、上記送信用アンテナのN個の指向性
に対応したN個の指向性を備える受信用アンテナで多重
化信号として受信するので、情報の帯域幅を広げること
なく同一周波数で多重化を実現して周波数利用効率を上
げられ、かつ大容量の無線通信システムを実現させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号送受信装置及び方法の第1の
実施例のブロック図である。
【図2】上記第1の実施例となる信号送受信システムの
原理動作を説明するための図である。
【図3】上記第1の実施例となる信号送受信システムの
原理動作を説明するための図である。
【図4】上記第1の実施例で受信側アンテナを機械的に
回転する制御装置の構成図である。
【図5】上記図4に示した制御装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】上記受信側アンテナが二つある場合の制御装置
の構成図である。
【図7】本発明に係る信号送受信装置及び方法の第2の
実施例のブロック図である。
【図8】本発明に係る信号送受信装置及び方法の第3の
実施例のブロック図である。という。
【図9】上記第3の実施例に用いる受信用アレーアンテ
ナの指向特性図である。
【図10】上記第3の実施例でアレーアンテナの指向性
を設定する手順の具体例を説明するため図である。
【図11】上記第3の実施例でアレーアンテナの指向性
を設定する手順の他の具体例を説明するため図である。
【符号の説明】
1 信号送受信システム、10 信号送信装置、11
送信機、12 送信用指向性アンテナ、20 信号受信
装置、21 受信用指向性アンテナ、22 受信機

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の指向性を有する送信用アンテナ
    と、 上記送信用アンテナの各指向性に対応するN個の送信手
    段と、 上記送信用アンテナの各指向性に対応するN個の指向性
    を有する受信用アンテナと、 上記受信用アンテナの各指向性に対応するN個の受信手
    段とを備え、 上記N個の送信手段から上記送信用アンテナのN個の指
    向性に基づいたN個の独立な異なる経路を介して送信さ
    れたN個の異なる情報を上記N個の指向性を有する受信
    用アンテナを介して上記N個の受信手段に多重化信号と
    して受信させることを特徴とする信号送受信装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも上記受信用アンテナは、経路
    の変化又は電波の到来方向の変化に対して、サーボモー
    タにより機械的に回転されて追従することを特徴とする
    請求項1記載の信号送受信装置。
  3. 【請求項3】 上記N個の送信手段は一つの情報をN段
    に分割するシリアル−パラレル変換手段からのN個のパ
    ラレル情報を上記送信用アンテナから異なるN個の経路
    を介して電波として送信し、上記N個の受信手段は上記
    N個の異なる経路を介した電波を上記受信用アンテナを
    介して受信してからパラレル−シリアル変換手段にて一
    つのシリアル情報に戻すことを特徴とする請求項1記載
    の信号送受信装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも上記受信用アンテナは、経路
    の変化又は電波の到来方向の変化に対して、サーボモー
    タにより機械的に回転されて追従することを特徴とする
    請求項3記載の信号送受信装置。
  5. 【請求項5】 上記受信用アンテナの指向性を設定して
    から、上記送信用アンテナを回転させて、上記受信手段
    のC/Nが最大となるときの、送信指向性を設定するこ
    とを特徴とする請求項2記載の信号送受信装置。
  6. 【請求項6】 上記受信用アンテナの指向性を設定して
    から、上記送信用アンテナを回転させて、上記受信手段
    のC/Nが最大となるときの、送信指向性を設定するこ
    とを特徴とする請求項3記載の信号送受信装置。
  7. 【請求項7】 上記各送信手段はそれぞれC/N測定手
    段を備え、C/N比較手段により測定C/Nが比較さ
    れ、上記各経路のC/Nの大きい順に優先順位の高い情
    報を上記送信側で割り当てることを特徴とする請求項1
    記載の信号送受信装置。
  8. 【請求項8】 上記送信用アンテナ及び上記受信用アン
    テナには、上記経路の変化又は電波の到来方向の変化に
    追従する1組のアレーアンテナを用いることを特徴とす
    る請求項1記載の信号送受信装置。
  9. 【請求項9】 上記N個の送信手段は一つの情報をN段
    に分割するシリアル−パラレル変換手段からのN個のパ
    ラレル情報を上記送信用アンテナから異なるN個の経路
    を介して電波として送信し、上記N個の受信手段は上記
    N個の異なる経路を介した電波を上記受信用アンテナを
    介して受信してからパラレル−シリアル変換手段にて一
    つのシリアル情報に戻すことを特徴とする請求項8記載
    の信号送受信装置。
  10. 【請求項10】 無指向性とされた上記送信用アンテナ
    側から送られるトレーニング列を受信して、上記受信用
    アンテナ側の係数を決定して受信指向性を設定すること
    を特徴とする請求項8記載の信号送受信装置。
  11. 【請求項11】 無指向性とされた上記送信用アンテナ
    側から送られるトレーニング列を受信して、上記受信用
    アンテナ側の係数を決定して受信指向性を設定すること
    を特徴とする請求項9記載の信号送受信装置。
  12. 【請求項12】 上記受信用アンテナの指向性を設定し
    てから、上記送信用アンテナの指向性を走査し、上記受
    信手段のC/Nが最大となるような送信指向性を与える
    ことを特徴とする請求項8記載の信号送受信装置。
  13. 【請求項13】 上記受信用アンテナの指向性を設定し
    てから、上記送信用アンテナの指向性を走査し、上記受
    信手段のC/Nが最大となるような送信指向性を与える
    ことを特徴とする請求項9記載の信号送受信装置。
  14. 【請求項14】 上記各受信手段はそれぞれC/N測定
    手段を備え、C/N比較手段により測定C/Nが比較さ
    れ、上記各経路のC/Nの大きい順に優先順位の高い情
    報を上記送信側で割り当てることを特徴とする請求項8
    記載の信号送受信装置。
  15. 【請求項15】 上記受信アンテナの指向性を設定して
    から、その受信アンテナの係数を用いて、送信指向性を
    設定することを特徴とする請求項8記載の信号送受信装
    置。
  16. 【請求項16】 上記受信アンテナの指向性を設定して
    から、その受信アンテナの係数を用いて、送信指向性を
    設定することを特徴とする請求項9記載の信号送受信装
    置。
  17. 【請求項17】 送信用アンテナのN個の指向性に基づ
    いたN個の独立な異なる経路を介してN個の異なる情報
    を送信し、上記送信用アンテナのN個の指向性に対応し
    たN個の指向性を備える受信用アンテナで多重化信号と
    して受信することを特徴とする信号送受信方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも上記受信用アンテナは、経
    路の変化又は電波の到来方向の変化に対して、サーボモ
    ータにより機械的に回転されて追従することを特徴とす
    る請求項17記載の信号送受信方法。
  19. 【請求項19】 上記N個の異なる情報は一つの情報を
    N段に分割して得られたN個のパラレル情報であり、上
    記受信用アンテナで多重化信号として受信してから一つ
    のシリアル情報に戻すことを特徴とする請求項17記載
    の信号送受信方法。
  20. 【請求項20】 上記送信用アンテナ及び上記受信用ア
    ンテナには、上記経路の変化又は電波の到来方向の変化
    に追従する1組のアレーアンテナを用いることを特徴と
    する請求項17記載の信号送受信方法。
  21. 【請求項21】 上記N個の異なる情報は一つの情報を
    N段に分割して得られたN個のパラレル情報であり、上
    記受信用アンテナで多重化信号として受信してから一つ
    のシリアル情報に戻すことを特徴とする請求項20記載
    の信号送受信方法。
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