JP2001094491A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001094491A
JP2001094491A JP27112499A JP27112499A JP2001094491A JP 2001094491 A JP2001094491 A JP 2001094491A JP 27112499 A JP27112499 A JP 27112499A JP 27112499 A JP27112499 A JP 27112499A JP 2001094491 A JP2001094491 A JP 2001094491A
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Yasushi Murakami
上 康 村
Ichiro Seto
戸 一 郎 瀬
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Toshiba Corp
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局の構成を簡略化・小型できる無線通信
システムの提供。 【解決手段】 本発明の無線通信システムは、光ファイ
バで接続された基地局1と制御局2を有する。基地局1
内の素子アンテナ6-1〜6-nで受信された信号は、周波数
変換器7-1〜7-mでそれぞれ異なる周波数の信号に変換さ
れた後、合成器8で周波数多重化されて光信号に変換さ
れ、光ファイバ3を介して制御局2に伝送される。制御
局2に伝送された光信号は、電気信号に変換された後、
周波数変換器23-1〜23-mで同一周波数の信号に変換さ
れ、重み付け回路24-1〜24-mで重み付けされた後、合成
器25で合成されて復調器26で復調される。レベル検出器
27は、周波数変換器23-1〜23-mの出力信号の最大強度及
び又は強度分布を検出し、その検出結果に基づいて、基
地局1への送信信号の指向性制御用の制御信号を生成す
る。この制御信号は、送信信号と多重化されて、光信号
に変換されて基地局1に伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信端末と基
地局との間で行われる無線通信を制御局により制御する
無線通信システムに関し、特に、通信品質を落とすこと
なく基地局あるいは制御局の構成を簡略化するシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は特開平5-102894号公報に開示され
ている従来の送受信ダイバーシチ方式の無線通信システ
ムのブロック図である。
【0003】同図において、アンテナ4-1,4-2で受信し
た信号は、周波数変換器7-1,7-2でそれぞれ異なる周波
数成分に変換された後、合成器8で周波数多重される。
その後、電気/光変換器9で光信号に変換された後、光
ファイバ3を通って制御局2に送信される。
【0004】制御局2では、光/電気変換器21で光信
号を電気信号に戻し、分配器22で複数の信号に分配す
る。その後、周波数変換器23-1,23-2で所望の周波数に
変換した後、復調器26-1,26-2にて復調する。判定器5
4は、復調信号に基づいて最適な経路(アンテナ)を選
択し、その選択結果に基づいて、受信用切り替えスイッ
チ55にていずれかの復調信号を選択する。
【0005】一方、特開平10-145286号公報には、波長
多重方式の無線通信システムが開示されている。図10
は同公報に開示されている無線通信システムのブロック
図である。
【0006】同図において、複数の要素アンテナ4-1〜4
-nで受信した信号は、基地局1内の要素アンテナ駆動部
56-1〜56-n内で周波数変換された後、電気/光変換器9
により、それぞれ異なる波長の光に変換される。その
後、波長多重装置57で波長多重された後、光ファイバ
3を介して制御局2へ伝送される。
【0007】制御局2に送信されてきた波長多重光信号
は、光/電気変換器21で電気信号に変換された後、移
相器60-1〜60-nで位相調整される。その後、可変減衰器
61-1〜61-nで振幅調整された後、給電分配部66で合成
されて復調器26で復調される。制御局2内のビーム制
御演算部67は、基地局1から伝送された各要素アンテ
ナ4-1〜4-nの受信信号の振幅情報と位相情報により電波
の到来方向を推定する。
【0008】一方、制御局1から基地局2に送信信号を
送る場合、変調器28で変調された信号は給電分配部6
6で複数の信号に分配された後、受信信号に与えた所定
の振幅と位相がそれぞれ可変減衰器61-1〜61-nと移相器
62-1〜62-nで付加される。その後、これら信号は電気/
光変換器31で光信号に変換された後、波長多重部58
で波長多重されて、光ファイバ3を介して基地局1に伝
送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図9のシステムは、同一の周波数信号をいったん異な
る周波数に変換して多重化伝送した後、再度同一の周波
数に変換するため、各アンテナでの受信信号の同期を取
るのが難しいという問題がある。このため、受信信号に
より電波の到来方向を推定したり、受信信号に基づいて
送信信号の所望の振幅量や位相量を演算することは困難
である。
【0010】また、図10のシステムは、光信号の状態
で周波数多重化を行うため、各アンテナ4-1〜4-nでの受
信信号の同期を取ることは比較的容易であるが、異なる
波長の光信号を多重化するため、光伝送系の構成が複雑
かつ大規模になり、部品点数が増えてコストアップにな
るという問題がある。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、伝送品質を落とすことなく、
基地局の構成を簡略化および小型化することができる無
線通信システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、無線通信端末と、この無線
通信端末と無線通信を行う基地局と、この基地局と光伝
送路を介して接続された制御局とからなる無線通信シス
テムにおいて、前記基地局は、複数のアンテナ素子から
なり送受信ビームの指向性を変更可能な可変指向性アン
テナと、前記光伝送路を介して前記制御局から伝送され
た第1の光信号を電気信号に変換する第1の光/電気変
換手段と、この第1の光/電気変換手段にて変換された
電気信号を前記無線通信端末宛ての送信信号と前記可変
指向性アンテナの指向性制御のためのビーム制御信号と
に分離する分離手段と、前記ビーム制御信号に基づいて
前記可変指向性アンテナの送受信ビームの指向性を制御
するアンテナ制御手段と、前記無線通信端末宛ての送信
信号を前記可変指向性アンテナを介して前記無線通信端
末へ送信する送信手段と、前記複数のアンテナ素子を介
して前記無線通信端末から受信した各受信信号に相関す
る信号を周波数多重する第1の周波数多重化手段と、こ
の周波数多重化手段にて周波数多重した信号を光変調し
て第2の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記制
御局に伝送する第1の電気/光変換手段と、を有し、前
記制御局は、前記基地局から伝送された前記第2の光信
号を電気信号に変換する第2の光/電気変換手段と、前
記第2の光/電気変換手段で変換された電気信号を、多
重化前の前記複数の周波数信号に分配する分配手段と、
前記分配手段で分配された各信号に相関する信号に、位
相及び又は信号強度に関する重み付けを行う重み付け手
段と、前記重み付け手段で重み付けされた各信号を合成
する合成手段と、前記合成手段で合成された信号に基づ
いて受信信号の復調を行う復調手段と、前記分配手段で
分配された各信号に相関する信号の最大強度及び又は強
度分布を検出し、その検出結果に基づいて前記ビーム制
御信号を生成するレベル検出手段と、前記無線通信端末
宛ての送信信号と前記ビーム制御信号とを多重化する第
2の周波数多重化手段と、前記第2の周波数多重化手段
で多重化した信号を光変調して前記第1の光信号を生成
し、前記光伝送路を介して前記基地局に伝送する第2の
電気/光変換手段と、を有する。
【0013】請求項1の発明では、制御局内のレベル検
出手段にて、基地局からの受信信号の最大強度及び又は
強度分布を検出し、その検出結果に基づいて、送信信号
の指向性制御用のビーム制御信号を生成するため、基地
局と制御局とで受信信号を同期させる必要がない。した
がって、基地局の構成を簡略化できる。
【0014】請求項2の発明は、 無線通信端末と、こ
の無線通信端末と無線通信を行う基地局と、この基地局
と光伝送路を介して接続された制御局とからなる無線通
信システムにおいて、前記基地局は、指向性が各々異な
る複数のアンテナ素子と、前記光伝送路を介して前記制
御局から伝送された第1の光信号を電気信号に変換する
第1の光/電気変換手段と、この第1の光/電気変換手
段にて変換された電気信号を前記無線通信端末宛ての送
信信号と前記複数のアンテナ素子を選択するためのアン
テナ選択信号とに分離する分離手段と、前記アンテナ選
択信号に基づいて前記複数のアンテナ素子のいずれかを
選択し、このアンテナを制御するアンテナ制御手段と、
前記無線通信端末宛ての送信信号を前記アンテナ素子を
介して無線通信端末へ送信する送信手段と、前記アンテ
ナ素子を介して前記無線通信端末から受信した各受信信
号に相関する信号を周波数多重する第1の周波数多重化
手段と、この周波数多重化手段にて周波数多重した信号
を光変調して第2の光信号を生成し、前記光伝送路を介
して前記制御局に伝送する第1の電気/光変換手段と、
を有し、前記制御局は、前記基地局から伝送された前記
第2の光信号を電気信号に変換する第2の光/電気変換
手段と、前記第2の光/電気変換手段で変換された電気
信号を、多重化前の前記複数の周波数信号に分配する分
配手段と、前記分配手段で分配された各周波数信号に相
関する信号に、位相及び又は信号強度に関する重み付け
を行う重み付け手段と、前記重み付け手段で重み付けさ
れた各信号を合成する合成手段と、前記合成手段で合成
された信号に基づいて受信信号の復調を行う復調手段
と、前記分配手段で分配された各周波数信号に相関する
信号の最大強度及び又は強度分布を検出し、その検出結
果に基づいて前記アンテナ選択信号を生成するレベル検
出手段と、前記無線通信端末宛ての送信信号と前記アン
テナ選択信号とを多重化する第2の周波数多重化手段
と、前記第2の周波数多重化手段で多重化した信号を光
変調して前記第1の光信号を生成し、前記光伝送路を介
して前記基地局に伝送する第2の電気/光変換手段とを
有する。
【0015】請求項2の発明では、指向性が各々異なる
複数のアンテナ素子を基地局に備えて移動体との送受信
を行うため、指向性制御用のアンテナ制御手段が不要と
なる。
【0016】請求項3の発明は、無線通信端末と、この
無線通信端末と無線通信を行う基地局と、この基地局と
光伝送路を介して接続された制御局とからなる無線通信
システムにおいて、前記基地局は、複数のアンテナ素子
からなり送受信ビームの指向性を変更可能な可変指向性
アンテナと、所定のビーム制御信号に基づいて前記可変
指向性アンテナの送受信ビームの指向性を制御するアン
テナ制御手段と、前記光伝送路を介して前記制御局から
伝送された第1の光信号を電気信号に変換し、前記無線
通信端末宛ての送信信号として出力する第1の光/電気
変換手段と、前記無線通信端末宛ての送信信号を前記可
変指向性アンテナを介して前記無線通信端末へ送信する
送信手段と、前記複数のアンテナ素子を介して前記無線
通信端末から受信した各受信信号に相関する信号を周波
数多重する第1の周波数多重化手段と、この周波数多重
化手段にて周波数多重した信号を光変調して第2の光信
号を生成し、前記光伝送路を介して前記制御局に伝送す
る第1の電気/光変換手段と、前記複数のアンテナ素子
を介して前記無線通信端末から受信した各受信信号に相
関する信号の最大強度及び又は強度分布を検出し、その
検出結果に基づいて前記ビーム制御信号を生成するレベ
ル検出手段と、を有し、前記制御局は、前記基地局から
伝送された前記第2の光信号を電気信号に変換する第2
の光/電気変換手段と、前記第2の光/電気変換手段で
変換された電気信号を、多重化前の前記複数の周波数信
号に分配する分配手段と、前記分配手段で分配された各
周波数信号に相関する信号に、位相及び又は信号強度に
関する重み付けを行う重み付け手段と、前記重み付け手
段で重み付けされた各信号を合成する合成手段と、前記
合成手段で合成された信号に基づいて受信信号の復調を
行う復調手段と、前記無線通信端末宛ての送信信号を光
変調して前記第1の光信号を生成し、前記光伝送路を介
して前記基地局に伝送する第2の電気/光変換手段とを
有する。
【0017】請求項3の発明では、受信信号の最大強度
及び又は強度分布を検出するレベル検出手段を基地局内
に設けるため、制御局の構成を簡略化できる。また、制
御局から基地局に指向性制御のためのビーム制御信号を
送信する必要もなくなり、送信系の構成が簡易になる。
【0018】請求項4の発明は、無線通信端末と、この
無線通信端末と無線通信を行う基地局と、この基地局と
光伝送路を介して接続された制御局とからなる無線通信
システムにおいて、前記基地局は、指向性が各々異なる
複数のアンテナ素子と、前記光伝送路を介して前記制御
局から伝送された第1の光信号を電気信号に変換し、前
記無線通信端末宛ての送信信号として出力する第1の光
/電気変換手段と、所定のアンテナ選択信号に基づいて
前記複数のアンテナ素子のいずれかを選択し、このアン
テナを制御するアンテナ制御手段と、前記無線通信端末
宛ての送信信号を前記アンテナ素子を介して無線通信端
末へ送信する送信手段と、前記アンテナ素子を介して前
記無線通信端末から受信した各受信信号に相関する信号
を周波数多重する周波数多重化手段と、この周波数多重
化手段にて周波数多重した信号を光変調して第2の光信
号を生成し、前記光伝送路を介して前記制御局に伝送す
る第1の電気/光変換手段と、前記第1の周波数信号手
段にて変換された各周波数信号の最大強度及び又は強度
分布を検出し、その検出結果に基づいて前記アンテナ選
択信号を生成するレベル検出手段と、前記制御局は、前
記基地局から伝送された前記第2の光信号を電気信号に
変換する第2の光/電気変換手段と、前記第2の光/電
気変換手段で変換された電気信号を、多重化前の前記複
数の周波数信号に分配する分配手段と、前記分配手段で
分配された各周波数信号に相関する信号に、位相及び又
は信号強度に関する重み付けを行う重み付け手段と、前
記重み付け手段で重み付けされた各信号を合成する合成
手段と、前記合成手段で合成された信号に基づいて受信
信号の復調を行う復調手段と、前記無線通信端末宛ての
送信信号を光変調して前記第1の光信号を生成し、前記
光伝送路を介して前記基地局に伝送する第2の電気/光
変換手段とを有する。
【0019】請求項4の発明では、指向性が各々異なる
複数のアンテナ素子を基地局に備えて移動体との送受信
を行うため、指向性制御用のアンテナ制御手段が不要と
なる。
【0020】請求項5の発明では、複数のアンテナで受
信された受信信号のうち、受信に必要な一部だけを抽出
して制御局に伝送するため、送信系の構成を簡略化で
き、かつ、制御局内での受信処理も簡易化することがで
きる。
【0021】請求項6の発明では、無線周波数信号を中
間周波数信号に変換してから周波数の多重化を行うた
め、電気/光変換手段の構成を簡略化することができ、
コスト低減が図れる。
【0022】請求項7,8の発明では、基地局から制御
局に伝送されてきた受信信号を、いったんディジタル信
号に変換してから重み付け処理や復調処理を行うため、
集積化が容易になり、制御局の構成を簡略化および小型
化することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る無線通信シス
テムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下では、基地局1と制御局2との間で、光ファイバ3
を介して信号伝送を行う例について説明する。
【0024】図1は本発明に係る無線通信システムの概
略構成を示すブロック図である。図1の基地局1は、受
信系の構成として、不図示の無線通信端末との間で無線
信号の送受信を行うn個の素子アンテナ4-1〜4-nからな
り送受信ビームの指向性を変更可能なアレーアンテナ4
と、各素子アンテナ4-1〜4-nで受信した信号を合成して
m個のビーム成分に変換するビーム形成回路5と、送受
信信号の切り替えを行う送受分離器6-1〜6-nと、ビーム
形成回路5の出力信号をそれぞれ異なる周波数に変換す
るm個の周波数変換器(D/C:第1の周波数変換手
段)7-1〜7-mと、m個の周波数変換器7-1〜7-mからの出
力信号を合成して周波数多重化を行う合成器(ADD:
第1の周波数多重化手段)8と、合成器8の出力信号を
光信号に変換する電気/光変換器(E/O:第1の電気
/光変換手段)9とを有する。
【0025】また、図1の基地局1は、送信系の構成と
して、後述する制御局2から送信されてきた光信号を電
気信号に変換する光/電気変換器(O/E:第1の光/
電気変換手段)10と、光/電気変換器10の出力信号
を無線通信端末宛ての送信信号とアレーアンテナ4の指
向性制御のための信号とに分離する分離回路(DIV:
分離手段)11と、分離回路11で分離された無線通信
端末への送信信号を無線周波数に周波数変換する周波数
変換器(U/C:第2の周波数変換手段)12と、分離
回路11で分離されたアレーアンテナ4の指向性制御の
ための信号に基づいて送信ビーム制御信号を生成する送
信用ビーム制御回路13と、送信ビーム制御信号に基づ
いて周波数変換器12の出力信号を各素子アンテナ4-1
〜4-nの指向性に応じた複数の信号に分配する分配器
(アンテナ制御手段)14とを有する。分配器14で分
配された信号は、送受分離器6-1〜6-nを介してビーム形
成回路5に入力され、所定の指向性を持つビームとして
放射されるよう、素子アンテナ4-1〜4-nに供給される。
【0026】一方、図1の制御局2は、受信系の構成と
して、基地局1から光ファイバ3を介して伝送されてき
た光信号を電気信号に変換する光/電気変換器(O/
E:第2の光/電気変換手段)21と、変換された電気
信号を周波数多重前のm個の周波数信号に分離する分配
器(分配手段)22と、分配器22で分離された各信号
を所定の同一周波数に変換するm個の周波数変換器(D
/C:第3の周波数変換手段)23-1〜23-mと、これら周
波数変換器23-1〜23-mの出力信号に対して位相および信
号強度に関する重み付けを行う重み付け回路(W:重み
付け手段)24-1〜24-mと、重み付けされた各信号を合成
する合成器25と、合成された信号を復調して移動体か
らの送信情報を得る復調器(DEM:復調手段)26と
を有する。また、図1の制御局2は、送信系の構成とし
て、m個の周波数変換器7-1〜7-mの出力信号のうち最も
レベルの高い信号あるいは信号強度分布を検出して送信
用ビーム制御信号を出力するレベル検出器(レベル検出
手段)27と、送信用のベースバンド信号を出力する変
調器(MOD)28と、ベースバンド信号を周波数変換
する周波数変換器(U/C)29と、周波数変換器29
の出力信号とレベル検出器27からの送信用ビーム制御
信号とを多重化する合成器30と、合成器30で多重化
された信号を光信号に変換して光ファイバ3を介して基
地局1に伝送する光/電気変換器(O/E:第2の電気
/光変換手段)31とを有する。
【0027】次に、図1の無線通信システムの動作を説
明する。無線通信端末からの無線周波数信号は、アレー
アンテナ4で受信された後、ビーム形成回路5でそれぞ
れ異なる方向をピーク方向とするビーム成分に変換され
る。ビーム形成回路5の出力信号は、周波数変換器7-1
〜7-mにより、それぞれ異なる周波数に変換され、合成
器8により周波数多重化される。合成器8の出力信号
は、電気/光変換器9により電気信号から光信号に変換
された後、光ファイバ3を介して制御局2に伝送され
る。
【0028】基地局1から制御局2に伝送されてきた光
信号は、光/電気変換器21により電気信号に変換され
た後、分配器22によりm個の信号に分配され、それぞ
れ対応する周波数変換器23-1〜23-mに入力されて同一の
周波数に変換される。周波数変換器23-1〜23-mの出力信
号は、重み付け回路24-1〜24-mで最適な重み付けがされ
た後、合成器25で合成され、次に復調器26で復調さ
れる。
【0029】ここで、基地局1内の周波数変換器7-1〜7
-mと制御局2内の周波数変換器23-1〜23-mは、互いに同
期を取っていないため、基地局1内のビーム形成回路5
で形成された各ビーム間の位相関係は制御局2内では保
持されない。このため、重み付け回路24-1〜24-mで付加
された重みから受信信号の到来方向を推定することは困
難である。
【0030】しかしながら、ビーム形成回路5で形成さ
れた各ビームが、例えば、それぞれ主ビームが異なって
いて、これら主ビーム全体で基地局1の照射エリアをカ
バーするようなビームであれば、各ビームの振幅値によ
り受信信号の到来方向を推定することが可能である。
【0031】すなわち、ビーム形成回路5で形成される
ビームは、それぞれ異なる方向に最大指向性を持つビー
ムであり、複数個のビームにより基地局12の通信範囲
をカバーするようにしてある。そのため、複数個あるビ
ームのどれかはそのビーム幅内に通信すべき移動局端末
が存在することになる。
【0032】一般的に、ビームは他のビームの最大放射
方向付近では利得を低く抑えるように形成されるので、
一番強い電界強度で受信したビーム方向に移動局端末が
存在していると考えることができる。
【0033】したがって、レベル検出器27は、周波数
変換器23-1〜23-mの各出力の信号振幅を比較し、最もレ
ベルの高い信号を送信ビームと決定する。レベル検出器
27から出力される送信用ビーム制御信号には、例え
ば、ビーム形成回路5のビーム番号に対応する情報等が
含まれている。
【0034】図2はビーム形成回路5により形成される
ビームの特性を示す図である。基地局1の照射エリアを
角度θ1〜θ2として、このエリア内をm個のビームでカ
バーするものとすると、ビーム形成回路5は、図2
(a)に示すようにm個のビームがそれぞれ|θ1−θ2|
/m[°]のビーム幅を持つように、素子アンテナ4-1〜4
-nでの受信信号を合成する。これら受信信号は、ビーム
形成回路5のそれぞれ異なる出力端子から出力される。
よって、ビーム形成回路5のm個の出力端と図2(a)
のm個のビームとは1対1の関係になる。
【0035】例えば、θi方向から電波が入射されたも
のと仮定すると、ビーム形成回路5の各出力端子での電
力は図2(b)に示すようになる。図示のように、θi
方向を主ビーム内にもつビームiでの受信電力が一番大
きく、ビーム(i+1)、ビーム(i−1)は主ビーム
の近くにθi方向を持つために、ビームiよりは低いが
ある程度の受信電力が得られる。一方、その他のビーム
は、サイドローブ領域にθiが存在するため、受信電力
が低くなっている。
【0036】このため、最大受信電力(最大信号強度)
を持つビーム、あるいは各ビームの受信電力分布(信号
強度分布)により、ある程度電波の到来方向を推定する
ことが可能となる。また、この場合、基地局12側で送
信ビームとしてビームiを選択すれば、通信相手である
移動局端末に、効率的に電力を供給することが可能とな
り、移動局端末の感度が向上する、あるいはそれ以外の
端末への雑音を低下させることができるというメリット
を持つ。
【0037】一方、図1のシステムにおける送信信号の
流れは以下の通りである。変調器28からの出力ベース
バンド信号は、周波数変換器29でアップコンバートさ
れた後、レベル検出器27の出力信号である送信用ビー
ム制御信号と周波数多重化され、光変調されて基地局1
2に伝送される。
【0038】基地局12に伝送された光信号は、光/電
気変換器10にて電気信号に変換された後、分離回路1
1にて、アンテナ送信信号と送信用ビーム制御信号とに
分離される。
【0039】分離回路11で分離されたアンテナ送信信
号は、周波数変換器12にてアップコンバートされる。
また、分離回路11で分離された送信用ビーム制御信号
は、送信用ビーム制御回路13を介して分配器14に入
力される。
【0040】分配器14は、送信用ビーム制御回路13
の出力信号に基づいて、周波数変換器12の出力信号の
位相および信号強度の調整を行い、各素子アンテナ4-1
〜4-nの指向性に応じた信号を出力する。すなわち、分
配器14は、送信用ビーム制御回路13の出力信号に基
づいて、スイッチのように1つの端子に対して全信号を
供給するか、あるいは、いくつかのビーム端子に対して
適当な分配比で分配を行う。
【0041】分配器14の出力信号は、送受分離器6-1
〜6-nを介してビーム形成回路5に入力され、各素子ア
ンテナ4-1〜4-nへのビーム信号が形成される。
【0042】このように、第1の実施形態は、ビーム空
間に変換した信号の強度の最大値あるいは強度分布をレ
ベル検出器27で検出して、送信時の放射指向性を決定
するようにしたため、基地局1内の周波数変換器7-1〜7
-mと制御局2内の周波数変換器23-1〜23-mとの同期を取
らなくても、電波の到来方向を推定することができる。
したがって、周波数変換器7-1〜7-mの間、および制御局
2内の周波数変換器23-1〜23-mの間の同期を取らなくて
もよくなり、制御局2の構成を簡略化できる。
【0043】また、第1の実施形態では、受信信号に基
づいて推定された電波の到来方向に送信信号が放射され
るように、制御局2内で送信制御用のビーム制御信号を
送信用の変調信号(アンテナ送信信号)と多重化して基
地局1に伝送し、基地局1内でビーム形成を行うため、
制御局2内で各素子アンテナ4-1〜4-nごとのビームを形
成して多重化する必要がなくなり、送信系の構成を簡略
化することができる。
【0044】(第2の実施形態)第2の実施形態は、指
向性パターンを持ったアンテナを使用することで、ビー
ム形成回路5を省略して基地局1の構成を簡略化するも
のである。
【0045】図3は本発明に係る無線通信システムの第
2の実施形態のブロック図である。図3では、図1と共
通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相
違点を中心に説明する。
【0046】図3の基地局1は、例えばセクタアンテナ
のようにそれぞれ異なる所望の指向性パターンを持つ複
数の指向性アンテナ4a-1〜4a-nを有する点と、図1のビ
ーム形成回路5を持たない点を除けば、図1の基地局1
と同様に構成されている。また、図3の制御局2は、図
1の制御局2と同様に構成されている。
【0047】図3の複数のアンテナ4a-1〜4a-nはそれぞ
れ指向性が異なるため、各アンテナ4a-1〜4a-nで受信さ
れた信号の最大強度や強度分布を制御局2内のレベル検
出器27で検出することにより、電波の到来方向を正確
に推定することができる。このため、図1のビーム形成
回路5は不要になり、基地局1の構成をよりいっそう簡
略化でき、小型化および低コスト化が可能になる。
【0048】図4(a)は図3の指向性アンテナ4a-1〜
4a-nにおけるビーム形成を模式的に表した図、図4
(b)は図1の素子アンテナ4-1〜4-nおよびビーム形成
回路5によるビーム形成を模式的に表した図である。
【0049】図1のビーム形成回路5は、図4(b)に
示すように、各素子アンテナ4-1〜4-nごとに信号を、あ
る複素ウェイトを掛け合わせて合成して所望の指向性パ
ターンを形成する。
【0050】これに対して、図3のような指向性アンテ
ナ4a-1〜4a-n(例えば、反射鏡アンテナやセクタビーム
アンテナなど)を用いると、図4(a)に示すように、
アンテナ単体で各々最大放射方向が異なり所定のビーム
幅、利得を持つなど所望の指向性パターンを持つ。この
ため、図4(b)のように各素子アンテナ4-1〜4-nの受
信信号を合成せずとも、本発明の第1の実施形態と同等
の特性を得ることが可能である。
【0051】よって、本発明の第2の実施形態において
は、ビーム形成回路5がなくとも、個々の受信信号強度
より電波の到来方向を推定することが可能となる。
【0052】(第3の実施形態)第1および第2の実施
形態では、アンテナで受信した信号をアナログ信号の状
態で重み付けして復調していたが、第3の実施形態はデ
ィジタル信号に変換してディジタル的に重み付けした後
に復調するものである。
【0053】図5は本発明に係る無線通信システムの第
3の実施形態のブロック図である。図5では、図1と共
通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相
違点を中心に説明する。
【0054】図5の基地局1は、図1の基地局1と同様
に構成されている。図5の制御局2は、周波数変換器23
-1〜23-mで同一の周波数に変換された受信信号をディジ
タル信号に変換するm個のアナログ/ディジタル変換器
(A/D変換手段)41-1〜41-mと、これらディジタル信
号に対してディジタル的に所定の重み付けおよび合成を
行った後に復調するディジタル信号処理回路(ディジタ
ル信号処理手段)42とを有する。
【0055】図5のシステムの場合、アナログ的な重み
付けを行わなくてよいため、第1の実施形態よりも集積
化が可能になり、制御局2を小型化できる。また、ディ
ジタル信号処理回路42では、位相調整だけでなく、干
渉抑圧制御、到来方向推定、および遅延波の合成など、
ディジタル信号処理のアルゴリズムを変更することによ
り、さらなる複雑高度な基地局1の制御がハードウェア
の追加なしで可能になる。
【0056】また、図5では、周波数変換器23-1〜23-m
の出力信号をレベル検出器27に入力しているが、ディ
ジタル信号処理回路42で信号処理した結果の信号をレ
ベル検出器27に入力して指向性制御用の制御信号を生
成してもよい。
【0057】上述した第1〜第3の実施形態のレベル検
出器27は、基地局1から制御局2に伝送されてきた受
信信号の強度に基づいて指向性制御用の制御信号を生成
しているが、ネットワーク側で無線通信端末の位置情報
がわかる場合には、この位置情報もレベル検出器27に
入力して、位置情報と受信信号の強度とに基づいて指向
性制御用の制御信号を出力してもよい。
【0058】(第4の実施形態)第4の実施形態は、基
地局1内にレベル検出器27を設けて、基地局1内で指
向性制御用の制御信号を生成するものである。
【0059】図6は本発明に係る無線通信システムの第
4の実施形態のブロック図である。図6では、図1と共
通する構成部分には同一符号を付しており、以下では、
相違点を中心に説明する。
【0060】図6の基地局1は、図1の構成に加えて、
周波数変換器7-1〜7-mの出力信号の最大強度及び又は強
度分布を検出して指向性制御用の制御信号を生成するレ
ベル検出器27を有する。基地局1内の送信用ビーム制
御回路13は、レベル検出器27からの制御信号に基づ
いてアンテナ送信用のビーム制御信号を生成する。
【0061】一方、図6の制御局2は、図1の構成から
レベル検出器27と合成器30を取り除いた構成になっ
ている。
【0062】図6のシステムは、基地局1内で受信信号
のレベル検出と送信用のビーム制御を行うため、制御局
2内にレベル検出器27や合成器30を設ける必要がな
くなり、制御局2の構成を簡略化できる。
【0063】また、制御局2から基地局1にアンテナ送
信信号を伝送する際、制御局2内で、送信信号と送信用
ビーム制御信号とを多重化する必要がなくなるため、制
御局2から基地局1への伝送系の構成を簡略化できる。
【0064】(第5の実施形態)第5の実施形態は、第
4の実施形態の変形例であり、基地局1から制御局2に
受信信号を伝送する際、ビーム形成回路5が形成したす
べてのビームを伝送するのではなく、信号レベルの高い
ビームのみを選択して伝送するものである。
【0065】図7は本発明に係る無線通信システムの第
5の実施形態のブロック図である。図7では、図1と共
通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相
違点を中心に説明する。
【0066】図7の基地局1は、図1の構成に加えて、
レベル検出器27から出力されたビーム制御信号に基づ
いて、周波数変換器7-1〜7-mの出力信号の一部のみを選
択する受信用ビーム選択回路(受信信号選択手段)43
を有する。具体的には、受信用ビーム選択回路43は、
周波数変換器7-1〜7-mで周波数変換された信号のうち、
信号強度の高い信号を中心にいくつかを選択する。合成
器8は、受信用ビーム選択回路43が選択した信号のみ
を多重化する。多重化された信号は、電気/光変換器9
で光信号に変換されて制御局2に伝送される。
【0067】図7の制御局2は、図1と同様に構成され
ている。ただし、基地局1から伝送されてくる信号数が
減少するため、各信号の重み付け処理や、重み付けされ
た各信号の合成処理などが図1よりも容易になり、制御
局2の構成を簡略化できる。
【0068】(その他の実施形態)図3,図6および図
7では、制御局2内での各ビームに対する重み付けをア
ナログ的に行っているが、図5と同様に、制御局2内に
A/D変換器とディジタル信号処理回路を設けて、受信
信号をA/D変換器でディジタル信号に変換してから、
ディジタル信号処理回路内で、ディジタル的に重み付け
処理、合成処理、および復調処理などを行ってもよい。
【0069】図5〜図7は図1と同様にビーム形成回路
5を有する例を示しているが、図3と同様に、アレイア
ンテナ4の代わりに指向性のアンテナを用いてもよく、
これにより、ビーム形成回路5が不要となる。例えば、
図8は、図6の回路において、アレイアンテナ4の代わ
りに指向性アンテナ4a-1〜4a-nを接続した例を示してい
る。
【0070】また、上述した第1〜第5の実施形態で
は、アレーアンテナ4を送受信共用としており、素子ア
ンテナ4-1〜4-nの端部に送受信分離器6-1〜6-mを接続す
る例を示しているが、ビーム形成回路5も送受信共用と
している。しかしながら、送信用アンテナと受信用アン
テナを別個に設けて、ビーム形成回路5も、送信用と受
信用にそれぞれ別個に設けてもよい。この場合、送受信
分離回路は不要となる。
【0071】さらに、上述した第1〜第5の実施形態で
は、各素子アンテナ4-1〜4-nで受信した無線周波数信号
を、いったん中間周波数信号に変換した後に光変調して
制御局2に伝送している。その理由は、無線周波数信号
で光変調するよりも、電気/光変換器9と光/電気変換
器21を安価に実現できるためである。ただし、無線周
波数信号を光変調して制御局2に伝送してもよく、その
場合でも、レベル検出器27を用いて電波の到来方向を
推定可能である。
【0072】また、図1や図3のシステムにおいても、
図7と同様に、基地局1内に受信用ビーム選択回路43
を設けて、受信信号の一部だけを選択して周波数多重化
して制御局2に伝送してもよい。
【0073】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、基地局から制御局に受信信号を伝送する際、基地
局内あるいは制御局内で受信信号の最大強度及び又は強
度分布を検出し、その検出結果に基づいて、無線通信端
末宛ての送信信号の指向性を制御するため、基地局から
制御局に相対位相差を保持した状態で受信信号を伝送し
なくてもよくなり、基地局および制御局の構成を簡略化
および小型化できる。
【0074】また、無線通信端末宛ての送信信号の指向
性制御用の制御信号を制御局内で生成する場合、その制
御信号を無線通信端末宛ての送信信号と多重化して基地
局に伝送するようにすれば、送信系の構成をさらに簡略
化できる。
【0075】さらに、無線通信端末宛ての送信信号の指
向性制御用の制御信号を基地局内で生成する場合には、
制御局からは単に無線通信端末宛ての送信信号だけを送
信すればよいため、送信系の構成を簡略化できる。
【0076】また、受信信号の最大強度及び又は強度分
布に基づいて、必要な受信信号のみを基地局から制御局
に伝送するようにすれば、制御局に伝送される受信信号
の数を減らすことができ、受信系の構成を簡略化でき
る。
【0077】また、基地局から伝送されてきた受信信号
を、制御局内でディジタル信号に変換すれば、制御局内
での重み付け処理や復調処理をディジタル的に行うこと
ができ、集積化が容易になるため、制御局の小型化が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システムの概略構成を示
すブロック図。
【図2】ビーム形成回路により形成されるビームの特性
を示す図。
【図3】本発明に係る無線通信システムの第2の実施形
態のブロック図。
【図4】(a)は図3の指向性アンテナにおけるビーム
形成を模式的に表した図、(b)は図1の素子アンテナ
およびビーム形成回路によるビーム形成を模式的に表し
た図。
【図5】本発明に係る無線通信システムの第3の実施形
態のブロック図。
【図6】本発明に係る無線通信システムの第4の実施形
態のブロック図。
【図7】本発明に係る無線通信システムの第5の実施形
態のブロック図。
【図8】図6のシステムにおいて、指向性アンテナを用
いた例を示すブロック図。
【図9】特開平5-102894号公報に開示されている従来の
送受信ダイバーシチ方式の無線通信システムのブロック
図。
【図10】特開平10-145286号公報に開示されている無
線通信システムのブロック図。
【符号の説明】
1 基地局 2 制御局 3 光ファイバ 4 アレイアンテナ 4-1〜4-n 素子アンテナ 4a-1〜4a-n 指向性アンテナ 5 ビーム形成回路 6-1〜6-n 送受分離器 7-1〜7-m,12,23-1〜23-m,29 周波数変換器 8,25 合成器 9,31 電気/光変換器 10,21 光/電気変換器 11 分離回路 13 送信用ビーム制御回路 14,22 分配器 24-1〜24-m 重み付け回路 26 復調器 27 レベル検出器 28 変調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/36 H04B 7/26 104A H04J 14/00 9/00 E 14/02 Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 AA11 AB01 CA06 DB02 DB03 EA02 FA13 FA32 GA02 HA05 5K002 AA05 BA04 DA21 DA42 FA01 GA07 5K059 BB01 CC03 CC04 DD31 5K067 AA42 BB02 CC02 CC24 DD57 EE02 EE10 EE16 EE37 KK02 KK03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信端末と、この無線通信端末と無線
    通信を行う基地局と、この基地局と光伝送路を介して接
    続された制御局とからなる無線通信システムにおいて、 前記基地局は、 複数のアンテナ素子からなり送受信ビームの指向性を変
    更可能な可変指向性アンテナと、 前記光伝送路を介して前記制御局から伝送された第1の
    光信号を電気信号に変換する第1の光/電気変換手段
    と、 この第1の光/電気変換手段にて変換された電気信号を
    前記無線通信端末宛ての送信信号と前記可変指向性アン
    テナの指向性制御のためのビーム制御信号とに分離する
    分離手段と、 前記ビーム制御信号に基づいて前記可変指向性アンテナ
    の送受信ビームの指向性を制御するアンテナ制御手段
    と、 前記無線通信端末宛ての送信信号を前記可変指向性アン
    テナを介して前記無線通信端末へ送信する送信手段と、 前記複数のアンテナ素子を介して前記無線通信端末から
    受信した各受信信号に相関する信号を周波数多重する第
    1の周波数多重化手段と、 この周波数多重化手段にて周波数多重した信号を光変調
    して第2の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記
    制御局に伝送する第1の電気/光変換手段と、を有し、 前記制御局は、 前記基地局から伝送された前記第2の光信号を電気信号
    に変換する第2の光/電気変換手段と、 前記第2の光/電気変換手段で変換された電気信号を、
    多重化前の前記複数の周波数信号に分配する分配手段
    と、 前記分配手段で分配された各信号に相関する信号に、位
    相及び又は信号強度に関する重み付けを行う重み付け手
    段と、 前記重み付け手段で重み付けされた各信号を合成する合
    成手段と、 前記合成手段で合成された信号に基づいて受信信号の復
    調を行う復調手段と、 前記分配手段で分配された各信号に相関する信号の最大
    強度及び又は強度分布を検出し、その検出結果に基づい
    て前記ビーム制御信号を生成するレベル検出手段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号と前記ビーム制御信号
    とを多重化する第2の周波数多重化手段と、 前記第2の周波数多重化手段で多重化した信号を光変調
    して前記第1の光信号を生成し、前記光伝送路を介して
    前記基地局に伝送する第2の電気/光変換手段と、を有
    することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】無線通信端末と、この無線通信端末と無線
    通信を行う基地局と、この基地局と光伝送路を介して接
    続された制御局とからなる無線通信システムにおいて、 前記基地局は、 指向性が各々異なる複数のアンテナ素子と、 前記光伝送路を介して前記制御局から伝送された第1の
    光信号を電気信号に変換する第1の光/電気変換手段
    と、 この第1の光/電気変換手段にて変換された電気信号を
    前記無線通信端末宛ての送信信号と前記複数のアンテナ
    素子を選択するためのアンテナ選択信号とに分離する分
    離手段と、 前記アンテナ選択信号に基づいて前記複数のアンテナ素
    子のいずれかを選択し、このアンテナを制御するアンテ
    ナ制御手段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号を前記アンテナ素子を
    介して無線通信端末へ送信する送信手段と、 前記アンテナ素子を介して前記無線通信端末から受信し
    た各受信信号に相関する信号を周波数多重する第1の周
    波数多重化手段と、 この周波数多重化手段にて周波数多重した信号を光変調
    して第2の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記
    制御局に伝送する第1の電気/光変換手段と、を有し、 前記制御局は、 前記基地局から伝送された前記第2の光信号を電気信号
    に変換する第2の光/電気変換手段と、 前記第2の光/電気変換手段で変換された電気信号を、
    多重化前の前記複数の周波数信号に分配する分配手段
    と、 前記分配手段で分配された各周波数信号に相関する信号
    に、位相及び又は信号強度に関する重み付けを行う重み
    付け手段と、 前記重み付け手段で重み付けされた各信号を合成する合
    成手段と、 前記合成手段で合成された信号に基づいて受信信号の復
    調を行う復調手段と、 前記分配手段で分配された各周波数信号に相関する信号
    の最大強度及び又は強度分布を検出し、その検出結果に
    基づいて前記アンテナ選択信号を生成するレベル検出手
    段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号と前記アンテナ選択信
    号とを多重化する第2の周波数多重化手段と、 前記第2の周波数多重化手段で多重化した信号を光変調
    して前記第1の光信号を生成し、前記光伝送路を介して
    前記基地局に伝送する第2の電気/光変換手段とを有す
    ることを特徴とする無線通信システム。
  3. 【請求項3】無線通信端末と、この無線通信端末と無線
    通信を行う基地局と、この基地局と光伝送路を介して接
    続された制御局とからなる無線通信システムにおいて、 前記基地局は、 複数のアンテナ素子からなり送受信ビームの指向性を変
    更可能な可変指向性アンテナと、 所定のビーム制御信号に基づいて前記可変指向性アンテ
    ナの送受信ビームの指向性を制御するアンテナ制御手段
    と、 前記光伝送路を介して前記制御局から伝送された第1の
    光信号を電気信号に変換し、前記無線通信端末宛ての送
    信信号として出力する第1の光/電気変換手段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号を前記可変指向性アン
    テナを介して前記無線通信端末へ送信する送信手段と、 前記複数のアンテナ素子を介して前記無線通信端末から
    受信した各受信信号に相関する信号を周波数多重する第
    1の周波数多重化手段と、 この周波数多重化手段にて周波数多重した信号を光変調
    して第2の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記
    制御局に伝送する第1の電気/光変換手段と、 前記複数のアンテナ素子を介して前記無線通信端末から
    受信した各受信信号に相関する信号の最大強度及び又は
    強度分布を検出し、その検出結果に基づいて前記ビーム
    制御信号を生成するレベル検出手段と、を有し、 前記制御局は、 前記基地局から伝送された前記第2の光信号を電気信号
    に変換する第2の光/電気変換手段と、 前記第2の光/電気変換手段で変換された電気信号を、
    多重化前の前記複数の周波数信号に分配する分配手段
    と、 前記分配手段で分配された各周波数信号に相関する信号
    に、位相及び又は信号強度に関する重み付けを行う重み
    付け手段と、 前記重み付け手段で重み付けされた各信号を合成する合
    成手段と、 前記合成手段で合成された信号に基づいて受信信号の復
    調を行う復調手段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号を光変調して前記第1
    の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記基地局に
    伝送する第2の電気/光変換手段とを有することを特徴
    とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】無線通信端末と、この無線通信端末と無線
    通信を行う基地局と、この基地局と光伝送路を介して接
    続された制御局とからなる無線通信システムにおいて、 前記基地局は、 指向性が各々異なる複数のアンテナ素子と、 前記光伝送路を介して前記制御局から伝送された第1の
    光信号を電気信号に変換し、前記無線通信端末宛ての送
    信信号として出力する第1の光/電気変換手段と、 所定のアンテナ選択信号に基づいて前記複数のアンテナ
    素子のいずれかを選択し、このアンテナを制御するアン
    テナ制御手段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号を前記アンテナ素子を
    介して無線通信端末へ送信する送信手段と前記アンテナ
    素子を介して前記無線通信端末から受信した各受信信号
    に相関する信号を周波数多重する周波数多重化手段と、 この周波数多重化手段にて周波数多重した信号を光変調
    して第2の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記
    制御局に伝送する第1の電気/光変換手段と、 前記第1の周波数信号手段にて変換された各周波数信号
    の最大強度及び又は強度分布を検出し、その検出結果に
    基づいて前記アンテナ選択信号を生成するレベル検出手
    段と、 前記制御局は、 前記基地局から伝送された前記第2の光信号を電気信号
    に変換する第2の光/電気変換手段と、 前記第2の光/電気変換手段で変換された電気信号を、
    多重化前の前記複数の周波数信号に分配する分配手段
    と、 前記分配手段で分配された各周波数信号に相関する信号
    に、位相及び又は信号強度に関する重み付けを行う重み
    付け手段と、 前記重み付け手段で重み付けされた各信号を合成する合
    成手段と、 前記合成手段で合成された信号に基づいて受信信号の復
    調を行う復調手段と、 前記無線通信端末宛ての送信信号を光変調して前記第1
    の光信号を生成し、前記光伝送路を介して前記基地局に
    伝送する第2の電気/光変換手段とを有することを特徴
    とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記基地局は、 前記ビーム制御信号に基づいて、前記複数のアンテナ素
    子を介して前記無線通信端末から受信した各受信信号に
    相関する信号のうち、一部の信号を選択する受信信号選
    択手段を有し、 前記周波数多重化手段は、前記受信信号選択手段により
    選択された信号のみを多重化することを特徴とする請求
    項3記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記基地局は、 前記複数のアンテナ素子を介して前記無線通信端末から
    受信した各受信信号を、それぞれ異なる周波数の信号に
    変換して前記第1の周波数多重化手段に供給する第1の
    周波数変換手段と、 前記分離手段で分離された前記無線通信端末宛ての送信
    信号を無線周波数の信号に変換して前記送信手段に供給
    する第2の周波数変換手段と、を有し、 前記制御局は、 前記分配手段で分配された各信号を同一周波数の信号に
    変換して前記重み付け手段と前記レベル検出手段とに供
    給する第3の周波数変換手段を有することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】前記制御局は、 前記第3の周波数変換手段で変換された各信号をディジ
    タル信号に変換するA/D変換手段と、 前記ディジタル信号に対して各種のディジタル信号処理
    を行うディジタル信号処理手段と、を有し、 前記ディジタル信号処理手段は、前記ディジタル信号に
    基づいて、前記重み付け手段による重み付けと、前記復
    調手段による復調処理とを行うことを特徴とする請求項
    6に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】前記レベル検出手段は、前記ディジタル信
    号処理手段でのディジタル信号処理結果に基づいて、受
    信信号の信号強度あるいは強度分布を検出することを特
    徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
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