JPH1132030A - Ｐｄｍａ通信方法 - Google Patents
Ｐｄｍａ通信方法Info
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- JPH1132030A JPH1132030A JP9188331A JP18833197A JPH1132030A JP H1132030 A JPH1132030 A JP H1132030A JP 9188331 A JP9188331 A JP 9188331A JP 18833197 A JP18833197 A JP 18833197A JP H1132030 A JPH1132030 A JP H1132030A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パス多重を用いて１人のユーザがデータを高
速で送受信し得るＰＤＭＡ通信方法を提供する。 【解決手段】 移動端末装置ＭＳ１の２個のアンテナＡ
ＮＴ１，ＡＮＴ２からそれぞれ同一の周波数で同一時刻
の周波数を複数使用してパス多重にてデータを基地局Ｂ
Ｓに送信し、基地局ＢＳではアレイアンテナを用いて各
チャネルのデータを分離し、基地局ＢＳが受信時に形成
した指向性パターンを基に形成した送信指向性パターン
を用いて基地局ＢＳから移動端末装置ＭＳ１にデータを
パス多重で送信する。
速で送受信し得るＰＤＭＡ通信方法を提供する。 【解決手段】 移動端末装置ＭＳ１の２個のアンテナＡ
ＮＴ１，ＡＮＴ２からそれぞれ同一の周波数で同一時刻
の周波数を複数使用してパス多重にてデータを基地局Ｂ
Ｓに送信し、基地局ＢＳではアレイアンテナを用いて各
チャネルのデータを分離し、基地局ＢＳが受信時に形成
した指向性パターンを基に形成した送信指向性パターン
を用いて基地局ＢＳから移動端末装置ＭＳ１にデータを
パス多重で送信する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はＰＤＭＡ（Path D
ivision Multiple Access ）通信方法に関し、１人のユ
ーザが同一周波数および同一時刻のチャネルを複数使用
してデータを高速で送受信するようなＰＤＭＡ通信方法
に関する。
ivision Multiple Access ）通信方法に関し、１人のユ
ーザが同一周波数および同一時刻のチャネルを複数使用
してデータを高速で送受信するようなＰＤＭＡ通信方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１０は周波数分割多重接続（Frequenc
ey Division Multiple Access ：ＦＤＭＡ），時分割多
重接続（Time Division Multiple Access ：ＴＤＭＡ）
およびＰＤＭＡにおけるユーザ信号の配置図である。ま
ず、図１０を参照して、ＦＤＭＡ，ＴＤＭＡおよびＰＤ
ＭＡについて簡単に説明する。図１０（ａ）はＦＤＭＡ
を示す図であって、異なる周波数ｆ１〜ｆ４でユーザ１
〜４のアナログ信号が周波数分割されて伝送され、各ユ
ーザ１〜４の信号は周波数フィルタによって分離され
る。
ey Division Multiple Access ：ＦＤＭＡ），時分割多
重接続（Time Division Multiple Access ：ＴＤＭＡ）
およびＰＤＭＡにおけるユーザ信号の配置図である。ま
ず、図１０を参照して、ＦＤＭＡ，ＴＤＭＡおよびＰＤ
ＭＡについて簡単に説明する。図１０（ａ）はＦＤＭＡ
を示す図であって、異なる周波数ｆ１〜ｆ４でユーザ１
〜４のアナログ信号が周波数分割されて伝送され、各ユ
ーザ１〜４の信号は周波数フィルタによって分離され
る。
【０００３】図１０（ｂ）に示すＴＤＭＡにおいては、
各ユーザのデジタル化された信号が一定の時間（タイム
スロット）ごとに時分割されて伝送され、各ユーザの信
号は周波数フィルタと基地局および各ユーザ移動端末装
置間の時間同期により分離される。
各ユーザのデジタル化された信号が一定の時間（タイム
スロット）ごとに時分割されて伝送され、各ユーザの信
号は周波数フィルタと基地局および各ユーザ移動端末装
置間の時間同期により分離される。
【０００４】一方、最近では、携帯型電話機の普及によ
り周波数利用効率を高めるために、ＰＤＭＡ方式が提案
されている。このＰＤＭＡ方式は、図１０（ｃ）に示す
ように、同じ周波数ｆ１と同じタイムスロットを用いて
空間的に分割してユーザのデータを伝送するものであ
る。このＰＤＭＡでは、各ユーザの信号は周波数フィル
タと基地局および各ユーザ移動端末装置間の時間同期と
アダプティブアレイを用いて分離される。
り周波数利用効率を高めるために、ＰＤＭＡ方式が提案
されている。このＰＤＭＡ方式は、図１０（ｃ）に示す
ように、同じ周波数ｆ１と同じタイムスロットを用いて
空間的に分割してユーザのデータを伝送するものであ
る。このＰＤＭＡでは、各ユーザの信号は周波数フィル
タと基地局および各ユーザ移動端末装置間の時間同期と
アダプティブアレイを用いて分離される。
【０００５】図１１は従来のＰＤＭＡ用基地局の受信シ
ステムを示す図である。この例では、ユーザ１と２とを
識別するために、４本のアンテナ３〜６が設けられてい
て、各アンテナの出力は周波数変換回路７〜１０に与え
られて、局部発振信号Ｌｏによって周波数変換され、Ａ
／Ｄ変換器１１によってデジタル信号に変換されてＤＳ
Ｐ（Digital Signal Proccessor ）１２に与えられる。
ステムを示す図である。この例では、ユーザ１と２とを
識別するために、４本のアンテナ３〜６が設けられてい
て、各アンテナの出力は周波数変換回路７〜１０に与え
られて、局部発振信号Ｌｏによって周波数変換され、Ａ
／Ｄ変換器１１によってデジタル信号に変換されてＤＳ
Ｐ（Digital Signal Proccessor ）１２に与えられる。
【０００６】ＤＳＰ１２にはチャネル割り当て基準計算
機１２１とチャネル割り当て装置１２２とアダプティブ
アレイ１３１と１３２とが設けられている。チャネル割
り当て基準計算機１２１は２人のユーザ信号がアダプテ
ィブアレイによって分離可能かどうかを予め計算し、そ
の計算結果に応じてチャネル割り当て装置１２２によっ
て周波数と時間とを選択するユーザ情報とを含むチャネ
ル割り当て情報を各アダプティブアレイ１３１，１３２
に与える。アダプティブアレイ１３１，１３２はたとえ
ば図１２に示すような信号合成回路で構成され、特定の
ユーザの信号のみを選択する働きにより各ユーザごとの
信号を分離する。
機１２１とチャネル割り当て装置１２２とアダプティブ
アレイ１３１と１３２とが設けられている。チャネル割
り当て基準計算機１２１は２人のユーザ信号がアダプテ
ィブアレイによって分離可能かどうかを予め計算し、そ
の計算結果に応じてチャネル割り当て装置１２２によっ
て周波数と時間とを選択するユーザ情報とを含むチャネ
ル割り当て情報を各アダプティブアレイ１３１，１３２
に与える。アダプティブアレイ１３１，１３２はたとえ
ば図１２に示すような信号合成回路で構成され、特定の
ユーザの信号のみを選択する働きにより各ユーザごとの
信号を分離する。
【０００７】図１２は従来のアダプティブアレイのブロ
ック図である。この例では、複数のユーザ信号を含む入
力信号から希望するユーザの信号を抽出するため、４つ
の入力ポート１４〜１７が設けられていて、各入力ポー
ト１４〜１７に入力された信号がウエイトベクトル計算
機１８と乗算器２０〜２３に与えられる。ウエイトベク
トル計算機１８は、入力信号と予めメモリ１９に記憶さ
れている特定のユーザの信号に対応したトレーニング信
号あるいは加算器２４の出力を用いて、ウエイトベクト
ルｗ１〜ｗ４を計算する。乗算器２０〜２３は各入力ポ
ート１４〜１７の入力信号とウエイトベクトルｗ１〜ｗ
４をそれぞれ乗算し、加算器２４へ送る。加算器２４は
乗算器２０〜２３の出力信号を加算して出力ポート２５
および（あるいは）ウエイトベクトル計算機１８へ出力
信号を送る。
ック図である。この例では、複数のユーザ信号を含む入
力信号から希望するユーザの信号を抽出するため、４つ
の入力ポート１４〜１７が設けられていて、各入力ポー
ト１４〜１７に入力された信号がウエイトベクトル計算
機１８と乗算器２０〜２３に与えられる。ウエイトベク
トル計算機１８は、入力信号と予めメモリ１９に記憶さ
れている特定のユーザの信号に対応したトレーニング信
号あるいは加算器２４の出力を用いて、ウエイトベクト
ルｗ１〜ｗ４を計算する。乗算器２０〜２３は各入力ポ
ート１４〜１７の入力信号とウエイトベクトルｗ１〜ｗ
４をそれぞれ乗算し、加算器２４へ送る。加算器２４は
乗算器２０〜２３の出力信号を加算して出力ポート２５
および（あるいは）ウエイトベクトル計算機１８へ出力
信号を送る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来１人のユーザが倍
の通信速度でデータを送受信する場合、ＴＤＭＡでは図
１０（ｂ）に示した周波数ｆ１のチャネル１およびチャ
ネル２の２つのチャネルを使って通信している。この方
法をＰＤＭＡに適用しようとすると、図１０（ｃ）に示
す周波数ｆ１のチャネル１とチャネル２のチャネルを使
用することになり、周波数ｆ１のチャネルとチャネル３
の２つのチャネルのパス多重で通信を行なう方法は考え
られていなかった。
の通信速度でデータを送受信する場合、ＴＤＭＡでは図
１０（ｂ）に示した周波数ｆ１のチャネル１およびチャ
ネル２の２つのチャネルを使って通信している。この方
法をＰＤＭＡに適用しようとすると、図１０（ｃ）に示
す周波数ｆ１のチャネル１とチャネル２のチャネルを使
用することになり、周波数ｆ１のチャネルとチャネル３
の２つのチャネルのパス多重で通信を行なう方法は考え
られていなかった。
【０００９】それゆえに、この発明の主たる目的は、パ
ス多重を用いて１人のユーザがデータを高速で送受信し
得るＰＤＭＡ通信方法を提供することである。
ス多重を用いて１人のユーザがデータを高速で送受信し
得るＰＤＭＡ通信方法を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
パス分割多重接続を用いてデータを高速で送受信する方
法であって、同一のユーザが同一の周波数および同一時
刻のチャネルを複数使用するパス多重でデータを送受信
する。
パス分割多重接続を用いてデータを高速で送受信する方
法であって、同一のユーザが同一の周波数および同一時
刻のチャネルを複数使用するパス多重でデータを送受信
する。
【００１１】請求項２に係る発明では、請求項１の送信
側において、少なくとも２個のアンテナのそれぞれから
各チャネルを使用してデータを送信し、受信側において
アレイアンテナを用いて各チャネルのデータを分離す
る。
側において、少なくとも２個のアンテナのそれぞれから
各チャネルを使用してデータを送信し、受信側において
アレイアンテナを用いて各チャネルのデータを分離す
る。
【００１２】請求項３に係る発明では、請求項１の送信
側において、アレイアンテナから、受信時に形成した受
信指向性パターン、すなわち受信ウエイトベクトルを基
にして送信指向性パターン、すなわち送信ウエイトベク
トルを設定し、各チャネルを使用してデータを送信し、
受信側において少なくとも２個のアンテナのそれぞれが
各チャネルのデータを受信する。
側において、アレイアンテナから、受信時に形成した受
信指向性パターン、すなわち受信ウエイトベクトルを基
にして送信指向性パターン、すなわち送信ウエイトベク
トルを設定し、各チャネルを使用してデータを送信し、
受信側において少なくとも２個のアンテナのそれぞれが
各チャネルのデータを受信する。
【００１３】請求項４に係る発明では、請求項１の受信
側において、干渉キャンセラを用いて各チャネルのデー
タを分離する。
側において、干渉キャンセラを用いて各チャネルのデー
タを分離する。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１および図２はアダプティブア
レイを使用したパス多重高速通信の概念を説明するため
の図であり、特に、図１は基地局ＢＳと移動端末装置Ｍ
Ｓ１がチャネル１で通信する例を示し、図２は基地局Ｂ
Ｓと移動端末装置ＭＳ１がチャネル３で通信する例を示
す。
レイを使用したパス多重高速通信の概念を説明するため
の図であり、特に、図１は基地局ＢＳと移動端末装置Ｍ
Ｓ１がチャネル１で通信する例を示し、図２は基地局Ｂ
Ｓと移動端末装置ＭＳ１がチャネル３で通信する例を示
す。
【００１５】移動端末装置ＭＳ１は２つのアンテナＡＮ
Ｔ１とＡＮＴ２とを有しており、アンテナＡＮＴ１でチ
ャネル１、アンテナＡＮＴ２でチャネル３の信号をパス
多重して送信する。基地局ＢＳは前述の図１１のように
構成されており、受信時にはチャネル１とチャネル３と
を含む多数の信号を受信し、それぞれをアダプティブア
レイにより分離する。このとき、基地局ＢＳはチャネル
１に対して図１（ａ）に示すような指向性パターンとな
るように受信ウエイトベクトルを設定する。
Ｔ１とＡＮＴ２とを有しており、アンテナＡＮＴ１でチ
ャネル１、アンテナＡＮＴ２でチャネル３の信号をパス
多重して送信する。基地局ＢＳは前述の図１１のように
構成されており、受信時にはチャネル１とチャネル３と
を含む多数の信号を受信し、それぞれをアダプティブア
レイにより分離する。このとき、基地局ＢＳはチャネル
１に対して図１（ａ）に示すような指向性パターンとな
るように受信ウエイトベクトルを設定する。
【００１６】基地局ＢＳは送信時において、受信時に形
成した受信指向性パターンすなわち受信ウエイトベクト
ルを基にして、図１（ａ）に示すような送信指向性パタ
ーンを形成するように送信ウエイトベクトルを設定して
信号を送信する。移動端末装置ＭＳ１はアンテナＡＮＴ
１を用いて受信するときはチャネル１の信号しか受信せ
ず、通常どおり受信して検波する。したがって、この図
１に示した例では、図１（ｂ）に示すようにユーザはチ
ャネル１で通信をすることができる。
成した受信指向性パターンすなわち受信ウエイトベクト
ルを基にして、図１（ａ）に示すような送信指向性パタ
ーンを形成するように送信ウエイトベクトルを設定して
信号を送信する。移動端末装置ＭＳ１はアンテナＡＮＴ
１を用いて受信するときはチャネル１の信号しか受信せ
ず、通常どおり受信して検波する。したがって、この図
１に示した例では、図１（ｂ）に示すようにユーザはチ
ャネル１で通信をすることができる。
【００１７】一方、基地局ＢＳと移動端末装置ＭＳ１が
チャネル３で通信をするときには、移動端末装置ＭＳ１
のアンテナＡＮＴ２でチャネル３の信号を送信し、基地
局ＢＳはチャネル３に対して図２（ａ）に示すような指
向性パターンとなるように受信ウエイトベクトルを設定
する。そして、基地局ＢＳは送信時において、受信時に
形成した受信指向性パターンすなわち受信ウエイトベク
トルを基にして、図２（ａ）に示すような送信指向性パ
ターンを形成するように送信ウエイトベクトルを設定し
て信号を送信する。移動端末装置ＭＳ１はアンテナＡＮ
Ｔ２を用いて信号を受信するときはチャネル３の信号し
か受信せず、通常どおり受信して検波する。したがっ
て、図２に示した例では、図２（ｂ）に示すように、ユ
ーザはチャネル３で通信を行なうことができ、図１に示
した例とともにパス多重通信が可能となる。
チャネル３で通信をするときには、移動端末装置ＭＳ１
のアンテナＡＮＴ２でチャネル３の信号を送信し、基地
局ＢＳはチャネル３に対して図２（ａ）に示すような指
向性パターンとなるように受信ウエイトベクトルを設定
する。そして、基地局ＢＳは送信時において、受信時に
形成した受信指向性パターンすなわち受信ウエイトベク
トルを基にして、図２（ａ）に示すような送信指向性パ
ターンを形成するように送信ウエイトベクトルを設定し
て信号を送信する。移動端末装置ＭＳ１はアンテナＡＮ
Ｔ２を用いて信号を受信するときはチャネル３の信号し
か受信せず、通常どおり受信して検波する。したがっ
て、図２に示した例では、図２（ｂ）に示すように、ユ
ーザはチャネル３で通信を行なうことができ、図１に示
した例とともにパス多重通信が可能となる。
【００１８】図３は図１および図２に示したパス多重通
信を実現するための基地局の受信装置のブロック図であ
る。図３において、受信機１は図１１とほぼ同様にして
構成されるが、ＤＳＰ１２内にはチャネル割り当て基準
計算機１２１とチャネル割り当て装置１２２とアダプブ
ティブアレイ１３１，１３２の他にデータ合成器１２３
が設けられている。
信を実現するための基地局の受信装置のブロック図であ
る。図３において、受信機１は図１１とほぼ同様にして
構成されるが、ＤＳＰ１２内にはチャネル割り当て基準
計算機１２１とチャネル割り当て装置１２２とアダプブ
ティブアレイ１３１，１３２の他にデータ合成器１２３
が設けられている。
【００１９】アダプティブアレイ１３１はユーザ１のチ
ャネル１の信号を抽出し、アダプティブアレイ１３２は
同じユーザ１のチャネル３の信号を抽出する。この例で
は、チャネル１として３２Ｋｂｐｓの信号がデータ合成
器１２３に与えられ、チャネル３として３２Ｋｂｐｓの
信号がデータ合成器１２３に与えられ、データ合成器１
２３から６４Ｋｂｐｓの信号系列に並び換えられたデー
タが出力される。
ャネル１の信号を抽出し、アダプティブアレイ１３２は
同じユーザ１のチャネル３の信号を抽出する。この例で
は、チャネル１として３２Ｋｂｐｓの信号がデータ合成
器１２３に与えられ、チャネル３として３２Ｋｂｐｓの
信号がデータ合成器１２３に与えられ、データ合成器１
２３から６４Ｋｂｐｓの信号系列に並び換えられたデー
タが出力される。
【００２０】図４は基地局の送信装置のブロック図であ
る。図４において、ＤＳＰ１２内にはデータ分配器１２
４とアダプティブアレイ１２５，１２６と加算器１２７
とが設けられる。データ分配器１２４はたとえば６４Ｋ
ｂｐｓの高速のデータを１つのチャネルで送れる大きさ
として、たとえば３２Ｋｂｐｓに区切り、最初の３２Ｋ
ｂｐｓのデータをチャネル１で送信するためにアダプテ
ィブアレイ１２５に与え、次の３２Ｋｂｐｓのデータを
チャネル３で送信するために、アダプティブアレイ１２
６に与える。アダプティブアレイ１２５，１２６はそれ
ぞれ受信時のウエイトベクトルをコピーするかあるいは
受信時のウエイトベクトルを基にして計算した最適な送
信ウエイトベクトルを送信時の各アンテナ素子の重み付
けに使用し、これらのアダプティブアレイ１２５，１２
６の出力を加算器１２７で合成して送信する。
る。図４において、ＤＳＰ１２内にはデータ分配器１２
４とアダプティブアレイ１２５，１２６と加算器１２７
とが設けられる。データ分配器１２４はたとえば６４Ｋ
ｂｐｓの高速のデータを１つのチャネルで送れる大きさ
として、たとえば３２Ｋｂｐｓに区切り、最初の３２Ｋ
ｂｐｓのデータをチャネル１で送信するためにアダプテ
ィブアレイ１２５に与え、次の３２Ｋｂｐｓのデータを
チャネル３で送信するために、アダプティブアレイ１２
６に与える。アダプティブアレイ１２５，１２６はそれ
ぞれ受信時のウエイトベクトルをコピーするかあるいは
受信時のウエイトベクトルを基にして計算した最適な送
信ウエイトベクトルを送信時の各アンテナ素子の重み付
けに使用し、これらのアダプティブアレイ１２５，１２
６の出力を加算器１２７で合成して送信する。
【００２１】図５は移動端末装置ＭＳ１の受信機の構成
を示すブロック図であり、図６は同じく送信機の構成を
示すブロック図である。
を示すブロック図であり、図６は同じく送信機の構成を
示すブロック図である。
【００２２】図５において、移動端末装置ＭＳ１のアン
テナＡＮＴ１で受信された信号は周波数変換回路２６に
よって周波数変換された後、検波回路２８で検波されて
データ合成器３０に与えられる。一方、アンテナＡＮＴ
２で受信された信号は周波数変換回路２７によって周波
数変化された後、検波回路２９で検波されてデータ合成
器３０に与えられる。基地局ＢＳから分配されて送信さ
れた３２Ｋｂｐｓずつのデータはデータ合成器３０で元
の６４Ｋｂｐｓの信号系列に並び替えられる。
テナＡＮＴ１で受信された信号は周波数変換回路２６に
よって周波数変換された後、検波回路２８で検波されて
データ合成器３０に与えられる。一方、アンテナＡＮＴ
２で受信された信号は周波数変換回路２７によって周波
数変化された後、検波回路２９で検波されてデータ合成
器３０に与えられる。基地局ＢＳから分配されて送信さ
れた３２Ｋｂｐｓずつのデータはデータ合成器３０で元
の６４Ｋｂｐｓの信号系列に並び替えられる。
【００２３】一方、移動端末装置ＭＳ１の送信機は図６
に示すように、データ分配器３１によって高速のデータ
が１つのチャネルで送れる大きさに区切られ、区切られ
たそれぞれのデータが変調回路３２，３３によって変調
され、アンテナＡＮＴ１，ＡＮＴ２からチャネル１およ
びチャネル３を使用してパス多重されて送信される。
に示すように、データ分配器３１によって高速のデータ
が１つのチャネルで送れる大きさに区切られ、区切られ
たそれぞれのデータが変調回路３２，３３によって変調
され、アンテナＡＮＴ１，ＡＮＴ２からチャネル１およ
びチャネル３を使用してパス多重されて送信される。
【００２４】図７および図８はこの発明の他の実施形態
を説明するための図である。この実施形態は干渉キャン
セラを使用してこの発明を実現するものである。
を説明するための図である。この実施形態は干渉キャン
セラを使用してこの発明を実現するものである。
【００２５】図７は基地局ＢＳと移動端末装置ＭＳ１と
の間の送受信の概念を示す図であり、図８は基地局ＢＳ
と移動端末装置ＭＳ１がチャネル１およびチャネル３で
通信するときの各チャネルの位置関係を示す図である。
の間の送受信の概念を示す図であり、図８は基地局ＢＳ
と移動端末装置ＭＳ１がチャネル１およびチャネル３で
通信するときの各チャネルの位置関係を示す図である。
【００２６】移動端末装置ＭＳ１から基地局ＢＳに対し
てユーザ１のデータがチャネル１とチャネル３で送信さ
れ、基地局ＢＳは移動端末装置ＭＳ１からのチャネル１
とチャネル３を含む信号を受信し、干渉キャンセラを用
いて各チャネルの信号を分離する。
てユーザ１のデータがチャネル１とチャネル３で送信さ
れ、基地局ＢＳは移動端末装置ＭＳ１からのチャネル１
とチャネル３を含む信号を受信し、干渉キャンセラを用
いて各チャネルの信号を分離する。
【００２７】一方、基地局ＢＳは移動端末装置ＭＳ１に
対してチャネル１とチャネル３とを用いて信号を送信
し、移動端末装置ＭＳ１では干渉キャンセラを用いて各
チャネルの信号を分離する。
対してチャネル１とチャネル３とを用いて信号を送信
し、移動端末装置ＭＳ１では干渉キャンセラを用いて各
チャネルの信号を分離する。
【００２８】図９はこの発明の他の実施形態における送
受信機の構成を示すブロック図であり、特に図９（ａ）
は受信機を示し、図９（ｂ）は送信機を示す。
受信機の構成を示すブロック図であり、特に図９（ａ）
は受信機を示し、図９（ｂ）は送信機を示す。
【００２９】この図９に示した送受信機は、基地局ＢＳ
と移動端末装置ＭＳ１に共通で使用される。図９（ａ）
に示す受信機のＤＳＰ２０は干渉キャンセラ４１とデー
タ合成器４２とを含み、アンテナＡＮＴで受信されたチ
ャネル１とチャネル３の信号はそれぞれ干渉キャンセラ
４１によってたとえば３２Ｋｂｐｓずつ分離され、デー
タ合成器４２によって元の６４Ｋｂｐｓの信号に配列さ
れる。
と移動端末装置ＭＳ１に共通で使用される。図９（ａ）
に示す受信機のＤＳＰ２０は干渉キャンセラ４１とデー
タ合成器４２とを含み、アンテナＡＮＴで受信されたチ
ャネル１とチャネル３の信号はそれぞれ干渉キャンセラ
４１によってたとえば３２Ｋｂｐｓずつ分離され、デー
タ合成器４２によって元の６４Ｋｂｐｓの信号に配列さ
れる。
【００３０】一方、送信機では、図９（ｂ）に示すよう
に、ＤＳＰ２０はデータ分配器４３と干渉キャンセラ４
４とを含み、たとえば６４Ｋｂｐｓのデータ配列がデー
タ分配器４３により３２Ｋｂｐｓずつ区切られ、干渉キ
ャンセラ４４からアンテナＡＮＴを介してチャネル１と
チャネル３を使い送信される。
に、ＤＳＰ２０はデータ分配器４３と干渉キャンセラ４
４とを含み、たとえば６４Ｋｂｐｓのデータ配列がデー
タ分配器４３により３２Ｋｂｐｓずつ区切られ、干渉キ
ャンセラ４４からアンテナＡＮＴを介してチャネル１と
チャネル３を使い送信される。
【００３１】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同一
のユーザが同一の周波数および同一時刻のチャネルを複
数使用するパス多重でデータを送受信することにより、
ＰＤＭＡ通信方法において高速にデータを送受信するこ
とが可能となった。
のユーザが同一の周波数および同一時刻のチャネルを複
数使用するパス多重でデータを送受信することにより、
ＰＤＭＡ通信方法において高速にデータを送受信するこ
とが可能となった。
【図１】基地局がアダプティブアレイを使用してパス多
重通信によりチャネル１で移動端末装置と通信する例を
示す図である。
重通信によりチャネル１で移動端末装置と通信する例を
示す図である。
【図２】基地局がアダプティブアレイを使用してパス多
重通信によりチャネル３で移動端末装置と通信する例を
示す図である。
重通信によりチャネル３で移動端末装置と通信する例を
示す図である。
【図３】図１および図２に示したパス多重通信を実現す
るための基地局の受信装置のブロック図である。
るための基地局の受信装置のブロック図である。
【図４】基地局の送信装置のブロック図である。
【図５】移動端末装置の受信機の構成を示すブロック図
である。
である。
【図６】移動端末装置の送信機の構成を示すブロック図
である。
である。
【図７】基地局と移動端末装置の間の送受信の概念を示
す図である。
す図である。
【図８】基地局と移動端末装置がパス多重通信によりチ
ャネル１およびチャネル３で通信するときの各チャネル
の位置関係を示す図である。
ャネル１およびチャネル３で通信するときの各チャネル
の位置関係を示す図である。
【図９】基地局および移動端末装置の受信機と送信機の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図１０】ＦＤＭＡ，ＴＤＭＡ，ＰＤＭＡにおけるユー
ザ信号の配置図である。
ザ信号の配置図である。
【図１１】従来のＰＤＭＡ用基地局の受信システムを示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図１２】従来のアダプティブアレイを示すブロック図
である。
である。
３〜６，ＡＮＴ１，ＡＮＴ２ アンテナ ７〜１０，２６，２７ 周波数変換回路 １１ Ａ／Ｄ変換回路 １３〜１６ 入力ポート ２０〜２３ 乗算器 ２４ 加算器 ２５ 出力ポート ２８，２９ 検波回路 ３０ データ合成器 ３１ データ分配器 ３２，３３ 変調回路 ４１，４４ 干渉キャンセラ ４２ データ合成器 ４３ データ分配器 ＢＳ 基地局 ＭＳ１ 移動端末装置
Claims (4)
- 【請求項１】 パス分割多重接続を用いてデータを送受
信する方法であって、 同一のユーザが同一の周波数および同一時刻のチャネル
を複数使用するパス多重でデータを送受信することを特
徴とする、ＰＤＭＡ通信方法。 - 【請求項２】 送信側において少なくとも２個のアンテ
ナのそれぞれから各チャネルを使用してデータを送信
し、 受信側において、アレイアンテナを用いて各チャネルの
データを分離することを特徴とする、請求項１に記載の
ＰＤＭＡ通信方法。 - 【請求項３】 送信側においてアレイアンテナから、受
信時に形成した受信指向性パターンを基に形成した送信
指向性パターンを用いて、各チャネルを使用してデータ
を送信し、 受信側において少なくとも２個のアンテナのそれぞれが
各チャネルのデータを受信することを特徴とする、請求
項１に記載のＰＤＭＡ通信方法。 - 【請求項４】 受信側において干渉キャンセラを用いて
各チャネルのデータを分離することを特徴とする、請求
項１に記載のＰＤＭＡ通信方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9188331A JPH1132030A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | Ｐｄｍａ通信方法 |
| US09/115,179 US6466557B1 (en) | 1997-07-14 | 1998-07-14 | Transmission channel allocation method and allocation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9188331A JPH1132030A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | Ｐｄｍａ通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132030A true JPH1132030A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16221751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9188331A Pending JPH1132030A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | Ｐｄｍａ通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132030A (ja) |
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