JPH10177128A - レンズ保持体およびレンズならびにレンズ組込体 - Google Patents
レンズ保持体およびレンズならびにレンズ組込体Info
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- JPH10177128A JPH10177128A JP35404996A JP35404996A JPH10177128A JP H10177128 A JPH10177128 A JP H10177128A JP 35404996 A JP35404996 A JP 35404996A JP 35404996 A JP35404996 A JP 35404996A JP H10177128 A JPH10177128 A JP H10177128A
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Abstract
軸方向に距離を置いて重ねられる2つのレンズ間の距離
精度を向上させること。 【解決手段】 レンズ3を保持する筒状の壁からなる保
持部4と、この保持部4に囲まれると共にレンズ3を通
過する光を通すための中央孔とを備え、保持部4には、
レンズ3に設けられた径方向外周に突出した突起6を受
け入れるため中央孔に面する側を切り欠いた突起受入部
と、この突起受入部に嵌入した突起6の回動を許容する
回動案内部と、レンズ3の回動を阻止するため突起6が
突き当たる回動阻止部13と、この回動阻止部13に突
き当たった突起6を載置する載置部と、回動阻止部13
に突き当たり回動が阻止された突起6を回動阻止部13
側および載置部側に押圧する弾性を有する位置決め部1
5とを設けている。また、レンズ3は、径方向外周に突
出した突起6と、外周でかつ180度対称に設けられた
2つの凹部とを有している。
Description
されるレンズを保持するレンズ保持体およびそのレンズ
保持体に保持されるレンズならびにレンズを組み込んだ
レンズ組込体の改良に関する。
り、パソコンに取り込んだりする場合のスキャナ装置に
は、図14に示すようなレンズ組込体50が使用されて
いる。このレンズ組込体50は、2つの凸レンズ51,
52を平面状側を対向させて、円筒部材53に入れ、当
接部材54によって押さえ込んでいる構成となってい
る。
定にあたり、まず凸レンズ51を円筒部材53の突起部
55に載置し、その後、介在部材56を凸レンズ51に
乗せる。次に、凸レンズ52をその介在部材56上に載
置し、最後に当接部材54を凸レンズ52に載置し、接
着固定している。なお、この組み込みに際し、最後の当
接部材54のみの接着だけでは固定が不安な時は、凸レ
ンズ51,介在部材56,凸レンズ52の各部材の組み
込み時にも接着固定させるようにしている。
レンズ組込体50は、部品点数が多く、組み込み時間が
かかり、高価格なものとなっている。しかも、両凸レン
ズ51,52間の距離を保つ介在部材56は、凸レンズ
51に載置される構成であるため、水平精度が落ちがち
となる。水平精度が落ちると、両凸レンズ51,52間
の距離が一定しないこととなり、製品によって間隔のバ
ラツキが生じてしまう。
化によって変化し易く、経時変化と相まって当接部材5
4が外れたり、両凸レンズ51,52が取れたりしてし
まう現象が発生している。さらに、この接着固定は、部
品が数mmと非常に小さいこともあり、組み込み時間の
一層の増大化の大きな要因ともなっている。
得るレンズ保持体およびレンズならびにレンズ組込体を
提供することを目的とする。さらに、本発明は、軸方向
に距離を置いて重ねられる2つのレンズ間の距離精度を
向上させ得るレンズ保持体およびレンズ組込体を提供す
ることを目的とする。
め、請求項1記載の発明では、レンズを保持する筒状の
壁からなる保持部と、この保持部に囲まれると共にレン
ズを通過する光を通すための中央孔とを備え、保持部に
は、レンズに設けられた径方向外周に突出した突起を受
け入れるため中央孔に面する側を切り欠いた突起受入部
と、この突起受入部に嵌入した突起の回動を許容する回
動案内部と、レンズの回動を阻止するため突起が突き当
たる回動阻止部と、この回動阻止部に突き当たった突起
を載置する載置部と、回動阻止部に突き当たり回動が阻
止された突起を回動阻止部側および載置部側に押圧する
弾性を有する位置決め部とを設けている。
記載のレンズ保持体において、突起受入部と、回動案内
部と、回動阻止部と、載置部と、位置決め部とをそれぞ
れ中央孔の中心に関して180度対称に複数設けてい
る。さらに、請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載のレンズ保持体において、突起受入部と、回動案
内部と、回動阻止部と、載置部と、位置決め部とをそれ
ぞれ光軸方向に併設し、両載置部を形成する載置形成部
の厚さによって、載置される両レンズ間の距離を保持す
るようにしている。
1、2または3記載のレンズ保持体において、回動案内
部を、壁を貫通する壁貫通孔部分に設け、位置決め部を
壁貫通孔内を周方向に橋架するブリッジ状部とし、かつ
そのブリッジ状部の略中央に載置部側に突出する押圧突
起を設ける構成としている。加えて、請求項5記載の発
明では、請求項1、2、3または4記載のレンズ保持体
において、保持体を弾性を有する樹脂材で形成してい
る。
外周に突出した突起と、外周でかつ180度対称に設け
られた2つの凹部とを有している。さらに、請求項7記
載の発明では、請求項6記載のレンズにおいて、突起を
180度対称に2つ設けている。
から6のいずれか1項に記載のレンズ保持体に請求項6
記載のレンズを組み込んでいる。さらに、請求項9記載
の発明では、請求項3記載のレンズ保持体に請求項7記
載のレンズを2つ載置形成部の光軸方向の両側からそれ
ぞれ組み込んでいる。
保持体に本発明のレンズを組み込んでいる。そして、レ
ンズ保持体へレンズを組み込むときは、まず、レンズの
外周の180度対称に設けられた凹部に治具等の把かみ
部を差し込み、レンズをつかみ、レンズ保持体の保持部
に入れ込む。このとき、レンズの外周の突起を保持部の
突起受入部に対向するようにして入れ込む。
に沿って回動させる。このとき、レンズの突起は、保持
部の位置決め部を拡開しながらその弾性力に抗して回動
していく。その回動は、回動阻止部に突き当たることに
より阻止される。このとき、レンズは、載置部に載置さ
れると共に、位置決め部の弾性力によって回動阻止部側
および載置部側に押圧される。このようにして、レンズ
は、レンズ保持体に組み込まれ、レンズ組込体となる。
図1から図13に基づき説明する。なお、最初に第1の
実施の形態のレンズ保持体およびレンズならびにレンズ
組込体について図1から図10に基づいて説明する。
り用で、樹脂製のレンズ保持体2と、2つのレンズ3,
3とから構成される。レンズ保持体2は、レンズ3,3
を保持する筒状の壁からなる保持部4と、この保持部4
に囲まれると共にレンズ3,3を通過する光を通すため
の中央孔5とを備えている。なお、このレンズ保持体2
の材質は、ポリカーボとなっているが、ABS樹脂等の
他の種々の樹脂材とすることができる。
起6を受け入れるため中央孔5に面する側を切り欠いた
突起受入部11と、この突起受入部11に嵌入した突起
6の回動を許容する回動案内部12と、レンズ3の回動
を阻止するため突起6が突き当たる回動阻止部13と、
この回動阻止部13に突き当たった突起6を載置する載
置部14と、回動阻止部13に突き当たり回動が阻止さ
れた突起6を回動阻止部13側および載置部14側に押
圧する弾性を有する位置決め部15とが設けられてい
る。
と、回動阻止部13と、載置部14と、位置決め部15
とは、それぞれ中央孔5の中心に関して180度対称に
各2個設けられていると共に、それぞれ光軸方向に併設
されているため、各計4個設けられている。
うに、保持部4の略中央に設けられる載置形成部16の
両側面に形成されている。この載置形成部16は、両レ
ンズ3,3間の距離を保持するものとなっている。さら
に、回動案内部12は、保持部4の壁を貫通する壁貫通
孔17部分に設けられている。加えて、位置決め部15
は、この壁貫通孔17内を周方向に橋架するブリッジ状
部となっており、このブリッジ状部の略中央に、載置部
14側に突出する押圧突起18が設けられている。
16は、中心孔5を通過する光が広角に通過できるよう
にされた斜面部16aと、レンズ3との当接を回避する
ようにされた段部16bと、レンズ3が載置される上述
した載置部14とを有している。
持つように形成されている。すなわち、レンズ3の突起
6が挿入してくる側のテーパー18aの傾斜角αを30
度とし、レンズ3の突起6を位置決め保持する側のテー
パー面18bの傾斜角βを45度としている。そして、
両テーパー面18a,18b間に平坦部18cが設けら
れている。
に取り付ける際の台座となる台座部19が軸方向の一方
端に設けられると共に、組み付けの基準となる基準部2
0が外周側面に軸方向に沿って設けられている。
面が非球面とされた非球面レンズとなっている。一方の
凸面21は、凸状の非球面で、他方の凹面22は、凹状
の非球面とされている。レンズ3の外周には、180度
対称に2つの突起6が設けられている。レンズ3には、
さらに180度対称に凹部23が2つ設けられている。
ンズ3の円形部分の直径R2は6mmとなっている。さ
らに、凸面21の非球面を含む球面部分の直径R3は5
mmで、非球面部分の直径R4は4mmで、非球面とし
て使用可能範囲の直径R5は3.7mmとなっている。
一方、凹面22側の円形部分の直径R6は、5.6mm
で、非球面を含む球面部分の直径R7は4.7mmで、
非球面部分の直径R8は3.2mmで、非球面として使
用可能範囲の直径R9が2.8mmとなっている。
約70〜80%(R4/R3、R8/R7)の直径、す
なわち面積で言えば約50〜64%を占めるようにして
いる。また、球状部分の外方に平坦部24,25がそれ
ぞれ設けられている。
面6aがわずかに設けられ、回動側後方端には、テーパ
ー面6aより大きなテーパー面6bが設けられている。
このテーパー面6bの傾斜角γは、押圧突起18のテー
パー面18bの傾斜角βと同一、すなわちここでは45
度としている。
中心部分の厚さM1は、2mmとし、凹部23の深さM
2は0.5mmとされている。また、凸面21の非球面
形成時の基本となる半径は約4mmで、凹面22の基本
となる半径は約33mmとされている。また、成形時の
ゲートは、一方の突起6の径方向外周に設けられる。さ
らに、成形時に使用する成形型は、図8のN−N線で左
右に分割される割り型となっている。
のレンズ3の組み込みは、次のようにして行う。
このとき、その凹部23,23を利用する。そして、レ
ンズ3の突起6をレンズ保持体2の突起受入部11に合
わせて入れ込む。その後、その治具を回転させることに
より、レンズ3を回動案内部12に沿って回動させる。
すると、レンズ3の突起6は、位置決め部15に設けら
れた押圧突起18に突き当たるが、位置決め部15は弾
性変形できるので、突起6は、位置決め部15を弾性変
形させながらさらに回動する。そして、突起6は、回動
阻止部13に突き当たりレンズ3の回動が阻止される。
この状態のとき、押圧突起18は、元の位置の近傍まで
復帰し、そのテーパー面18bが突起6のテーパー面6
bを押圧する。この結果、押圧突起18がレンズ3の突
起6を載置部14側および回動阻止部13側へ押圧する
こととなる。
す。もう一方のレンズ3の組み込みは、レンズ保持体2
の反対側から行うが、同様の手順にて行うこととなる。
このように、基本的に2回の作業で、2つのレンズ3を
レンズ保持体2に組み込み固定することができる。
ズ3の突起6は、図3に示すように位置決め部15の腕
部とわずかな隙間L1を有すると共に、載置部14との
間にも隙間L2を有するものとなる。すなわち、レンズ
3の突起6は、位置決め部15とは、押圧突起18のみ
で接触すると共に、載置部14とは接触しないようにさ
れている。この結果、レンズ3は、確実にその平坦部2
5が載置部14に載置され、両レンズ3,3間の距離精
度が載置形成部16によって確保されることになる。ま
た、この第1の実施の形態のレンズ保持体2は、その位
置決め部15を形成するとき、押圧突起18部分周辺に
空気がたまるようなことがなく、精度良く形成すること
ができる。
1およびレンズ保持体32について、図11から図13
に基づいて説明する。なお、このレンズ組込体31は、
第1の実施の形態のレンズ組込体1とは、同じレンズ3
を使用しているので、そのレンズ部分については説明を
省略する。また、第1の実施の形態と同一構造の部分に
ついては、同一符号を付すこととし、その説明を省略な
いし簡略化する。
も、第1の実施の形態のものと同様に、スキャナ装置に
使用されるもので、直径が10mm程度の極めて小さな
部品となっている。このレンズ組込体31のレンズ保持
体32は、図12および図13に示すように、その位置
決め部33が、第1の実施の形態のブリッジ状の位置決
め部15の一部を切り欠いた形状、すなわち、押圧突起
18が形成されている部分から先の挿入側部分を切り欠
いたものとなっている。
32の材質を固い材料、例えばガラス20%入りのポリ
カーボとした場合でも、位置決め部33のたわみ量を十
分確保でき、弾性力と精度を共に確保できるものとな
る。
持体2,32の壁部分の内周およびレンズ3の平坦部2
5が載置される載置部14を他の部分より精度良くする
ため、鏡面加工が施されている。しかし、成形時の精度
を向上させればそのような精度向上加工が不要となる。
適な実施の形態の例であるが、これに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形実施可能である。例えば、レンズ保持体2,32の
材質としては、精度を良くしたいときは、ガラス入り、
例えば20%のガラス入りポリカーボとするのが好まし
く、また、弾性力を大きく持たせたいときは、ABS樹
脂とするのが好ましいが、他の種々の樹脂材を採用する
ことができる。さらに、レンズ3としては、アクリルの
成型品とした非球面レンズを使用しているが、ガラスレ
ンズとしたり、球面レンズ等としても良い。
組み込むとき、その位置決め部15,33が硬く十分な
たわみ量をとれないときは、レンズ保持体2,32を温
めるようにして、たわみ量を確保するようにしても良
い。なお、このような扱いは、レンズ保持体2,32
が、熱を加えることによってやわらかくなる樹脂材等に
よって造られている場合に適用できるものである。
組み込むようにしているが、1つのレンズ3のみを組み
込むレンズ保持体およびレンズ組込体としても良い。さ
らに、レンズ3の突起6を2つではなく1つとし、レン
ズ保持体2,32の突起受入部11等を1個のレンズ3
に対し、各1個設けるようにしても良い。また、各1個
ではなく、突起6を3つ以上として、その数に合った個
数設けるようにしても良い。さらに、レンズ3に突起6
を2つ設ける場合、180度対称ではなく、非対称とし
ても良い。
2つではなく1つとしたり、3つ以上としたりしても良
いが、レンズ3の取扱い上は、180度対称に2つ設け
るのが最も好ましい。
18のそのテーパー面18a,18bを30度や45度
とせず他の値としても良い。なお、テーパー面18aの
傾斜角αは、突起6の挿入し易さおよび押圧突起18の
突出量を考えると、15〜45度が好ましく、30度前
後が最も好ましい。また、テーパー面18bは、突起6
側のテーパー面6bと同一とするのが好ましく、その傾
斜角βとしては、その押圧分力を考えると35〜55度
が好ましく、45度前後が最も好ましい。
ンズ保持体では、組み込まれるレンズを固定するための
接着剤が不要となると共にレンズ組み込みのために他の
部品を必要としない。この結果、レンズ組込体に使用す
ると、組み込み時間を大幅に減少させることができる。
部等を中心孔の中心に関して180度対称に複数設けて
いるので、レンズ組み込み時のレンズの保持が安定す
る。さらに、請求項3記載の発明では、組み込まれる両
レンズ間の距離精度を高くでき、レンズ組込体としたと
きの品質を高くできるレンズ保持体とすることができ
る。
は、位置決め部がブリッジ状となっているので、位置決
め部の成形を行い易くなり、精度の高い位置決め部を形
成することができる。また、ブリッジ状になっているの
で、外部からの強い衝撃力が加わっても容易にたわむこ
とはなく、組み込まれるレンズを長期に安定的に保持す
ることができる。さらに、請求項5記載の発明では、保
持部が弾性を有する樹脂材で形成されるので、位置決め
部も必然的に弾性を有するようになる。このため、位置
決め部の形成が極めて簡単化される。
扱いが簡単となると共にレンズの組み込みが容易とな
る。特に小型化したレンズの取扱い、例えばつかみ、回
動させるような取扱いに有利となる。加えて、レンズを
他の部材に組み込むとき、その突起部分を利用して組み
込むことができるので、組み込みの簡単化を図ることが
できる。さらに、請求項7記載の発明では、突起が18
0度対称に2つ設けられているので、レンズを他の部材
に組み込むと、その位置保持が安定化する。
レンズとレンズ保持体とからのみ構成され、レンズを入
れて回動させるだけで完成させることができるので、組
み立ての際のレンズの組み込み時間を大幅に減少させる
ことができる。加えて、請求項9記載の発明では、載置
形成部の両側に2つのレンズがそれぞれ載置されるの
で、2つのレンズ間の距離精度が向上する。このため、
このレンズ組込体をスキャナ装置等に使用すると、精度
の良いスキャナ機能等を発揮するものとなる。
面図である。
の正面図である。
である。
図である。
の矢示A方向から見た図で、(B)は図8の矢示B方向
から見た図である。
断面図で、図3に対応する図である。
持体の平面図で、図11の矢示XII方向から見た図で
ある。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 レンズを保持する筒状の壁からなる保持
部と、この保持部に囲まれると共に上記レンズを通過す
る光を通すための中央孔とを備え、上記保持部には、上
記レンズに設けられた径方向外周に突出した突起を受け
入れるため上記中央孔に面する側を切り欠いた突起受入
部と、この突起受入部に嵌入した上記突起の回動を許容
する回動案内部と、上記レンズの回動を阻止するため上
記突起が突き当たる回動阻止部と、この回動阻止部に突
き当たった上記突起を載置する載置部と、上記回動阻止
部に突き当たり回動が阻止された上記突起を上記回動阻
止部側および上記載置部側に押圧する弾性を有する位置
決め部とを設けたことを特徴とするレンズ保持体。 - 【請求項2】 前記突起受入部と、前記回動案内部と、
前記回動阻止部と、前記載置部と、前記位置決め部とを
それぞれ前記中央孔の中心に関して180度対称に複数
設けたことを特徴とする請求項1記載のレンズ保持体。 - 【請求項3】 前記突起受入部と、前記回動案内部と、
前記回動阻止部と、前記載置部と、前記位置決め部とを
それぞれ光軸方向に併設し、前記両載置部を形成する載
置形成部の厚さによって、載置される両レンズ間の距離
を保持するようにしたことを特徴とする請求項1または
2記載のレンズ保持体。 - 【請求項4】 前記回動案内部を、前記壁を貫通する壁
貫通孔部分に設け、前記位置決め部を上記壁貫通孔内を
周方向に橋架するブリッジ状部とし、かつそのブリッジ
状部の略中央に前記載置部側に突出する押圧突起を設け
て構成したことを特徴とする請求項1、2または3記載
のレンズ保持体。 - 【請求項5】 前記保持部を弾性を有する樹脂材で形成
したことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
レンズ保持体。 - 【請求項6】 径方向外周に突出した突起と、外周でか
つ180度対称に設けられた2つの凹部とを有すること
を特徴とするレンズ。 - 【請求項7】 前記突起を180度対称に2つ設けたこ
とを特徴とする請求項6記載のレンズ。 - 【請求項8】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
レンズ保持体に請求項6記載のレンズを組み込んだこと
を特徴とするレンズ組込体。 - 【請求項9】 請求項3記載のレンズ保持体に請求項7
記載のレンズを2つ前記載置形成部の光軸方向の両側か
らそれぞれ組み込んだことを特徴とするレンズ組込体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35404996A JP3745854B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | レンズ保持体およびレンズ組込体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35404996A JP3745854B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | レンズ保持体およびレンズ組込体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10177128A true JPH10177128A (ja) | 1998-06-30 |
JP3745854B2 JP3745854B2 (ja) | 2006-02-15 |
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ID=18434961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35404996A Expired - Fee Related JP3745854B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | レンズ保持体およびレンズ組込体 |
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JP (1) | JP3745854B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121512A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Enplas Corp | 光学素子および光学素子成形金型 |
WO2008026677A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif de maintien de lentille |
JP2009069315A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Olympus Corp | 光学素子組立体 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP35404996A patent/JP3745854B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008026677A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif de maintien de lentille |
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JP3745854B2 (ja) | 2006-02-15 |
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