JPH10176617A - 自動二輪車等小型車両用水冷式内燃機関の冷却水通路構造 - Google Patents

自動二輪車等小型車両用水冷式内燃機関の冷却水通路構造

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JPH10176617A
JPH10176617A JP33682296A JP33682296A JPH10176617A JP H10176617 A JPH10176617 A JP H10176617A JP 33682296 A JP33682296 A JP 33682296A JP 33682296 A JP33682296 A JP 33682296A JP H10176617 A JPH10176617 A JP H10176617A
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water
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷時の内燃機関の暖機性を向上させるとと
もに、冷却水の循環効率を改善した自動二輪車等の小型
車両に搭載される水冷式内燃機関の冷却水通路構造を提
供する。 【解決手段】 小型車両に搭載された水冷式内燃機関1
からサーモスタット弁39、ラジエータを経て冷却水ポン
プ27へ冷却水を還流し、内燃機関1へ冷却水を圧送する
冷却水ポンプ27を備えた小型車両用水冷式内燃機関1の
冷却水通路構造において、サーモスタット弁39から冷却
水ポンプ27へ導水する通路52、55、48と、サーモスタッ
ト弁39から気化器53へ導水する通路42、43、54と、気化
器53から冷却水ポンプ27へ導水する通路56、49とを備え
たことを特徴とする小型車両用水冷式内燃機関の冷却水
通路構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等の小
型車両に搭載される水冷式内燃機関の冷却水通路構造に
関し、特に寒冷時の内燃機関の暖機性を向上させ、気化
器のアイシングを防止するとともに、冷却水の循環効率
を改善した水冷式内燃機関の冷却水通路構造に関する。
【0002】
【従来技術、発明が解決しようとする課題】従来の自動
二輪車等小型車両用水冷式内燃機関の冷却水通路構造で
あって、特に寒冷時の内燃機関の暖機性を向上させたも
のとして、実公平8−5328号公報に記載されたもの
がある。このものにおいては、図10に図示されるよう
に、内燃機関00のウオータージャケット062 の上部の出
口部に取り付けられ、該ウオータージャケット062 から
の冷却水の温度が設定値以上の時に移動してラジエータ
側出口を開くバルブ部材050 と、前記バルブ部材050 の
移動に連動して該バルブ部材050 の上流側に設けられた
気化器側出口042 を閉じる補助バルブ部材051とを有す
るサーモスタット弁039 と、気化器本体を加温する冷却
水を流通させるために該気化器本体の燃料供給口の近傍
に形成された通路043bを有する気化器053 と、前記サー
モスタット弁039 の気化器側出口042 と前記気化器039
の通路043bの入口との間を接続する往きバイパス通路04
3aと、前記気化器053 の通路043bの出口と前記サーモス
タット弁039 からラジエータ036 へ至る冷却水流路041
の途中との間を接続する戻りバイパス通路043cとを備
え、ウオータージャケット062 からの冷却水の温度が設
定値以下の時、前記サーモスタット弁039 の補助バルブ
部材051 が開くことにより、前記ウオータージャケット
062 からの冷却水を前記気化器053 の前記通路043bを通
して流通させて、前記気化器053 を加温するようにして
いる。なお、027 は冷却水ポンプ、063 はフィルタ、06
4 は吸気通路、065 はエアフィルタである。
【0003】前記従来のものは、前記のように構成され
ているので、寒冷時、内燃機関00のウオータージャケッ
ト062 からの冷却水の温度が設定値以下になると、シリ
ンダやシリンダヘッドを冷却して温度上昇したウオータ
ージャケット062 内の冷却水(加温水)が気化器本体の
燃料供給口の近傍に形成された通路043bを流れて、該燃
料供給口を加温するので、燃料が該燃料供給口から吸気
通路064 内に噴出して気化するとき、周囲から気化潜熱
を奪って該燃料供給口近傍が冷え過ぎの状態になるよう
なことがなくなり、エンジンの暖機性が改善される。
【0004】しかしながら、図10に図示された従来の
水冷式内燃機関00では、気化器053を出た冷却水は、戻
りバイパス通路043cから冷却水流路041 を流れてラジエ
ータ036 へ至り、そこで放熱するため、冷却水の温度上
昇が遅れ、それだけ気化器053 の加温が遅れて加温効率
が悪くなり、内燃機関00を始動するのに時間を要してい
た。また、冷却水は、小径の往きバイパス通路043a、気
化器本体の燃料供給口の近傍に形成された通路043b、戻
りバイパス通路043cを介してラジエータ036 から冷却水
ポンプ027 へ戻るため、通路抵抗が大きく、冷却水ポン
プ027 の負担が大きくなり、冷却水の循環効率が良いと
はいえない。このため、ウオータージャケット062 内で
部分的に冷却水温が高くなってしまっていた。さらに、
バイパスホースが長くなるという問題があった。
【0005】また、他の従来例として、寒冷時、内燃機
関のウオータージャケットからの冷却水の温度が設定値
以下となると、冷却水をサーモスタット弁から冷却水ポ
ンプへ還流させて、ラジエータからの放熱を防ぎ、内燃
機関の暖機を促進させて始動性を改善したものがある。
【0006】しかしながら、このものにおいては、気化
器の加温手段を備えないため、燃料が気化器の燃料供給
口から吸気通路内に噴出して気化するとき、周囲から気
化潜熱を奪って該燃料供給口近傍が冷え過ぎの状態にな
り、このため、エンジンの暖機性が悪化するという難点
があった。また、サーモスタット弁を内燃機関に組み付
けるに当たって、組付け誤りを生じやすく、配管接続の
誤りを生じやすい。これを避けるために、サーモスタッ
ト弁に位置決め用のリブや壁を形成するようにすると、
それだけ余計に材料を費消することになるとともに、流
路の形状に変更を生じさせて、冷却水の流れに悪影響を
及ぼすことがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明
は、前記のような難点を克服した自動二輪車等小型車両
用水冷式内燃機関の冷却水通路構造の改良に係り、その
請求項1に記載された発明は、小型車両に搭載された水
冷式内燃機関のウオータージャケットからサーモスタッ
ト弁、ラジエータを経て冷却水ポンプへ還流し、内燃機
関のウオータージャケットへ冷却水を圧送する冷却水ポ
ンプを備えた自動二輪車等小型車両用水冷式内燃機関の
冷却水通路構造において、サーモスタット弁から冷却水
ポンプへ導水する通路と、サーモスタット弁から気化器
へ導水する通路と、気化器から冷却水ポンプへ導水する
通路とを備えたことを特徴とする自動二輪車等小型車両
用水冷式内燃機関の冷却水通路構造である。
【0008】請求項1に記載された発明は、前記のよう
に構成されているので、寒冷時、内燃機関のウオーター
ジャケットからの冷却水の温度が設定値以下になると、
冷却水が、サーモスタット弁から気化器へ導水する通
路、気化器から冷却水ポンプへ導水する通路を流れて気
化器を加温するが、この間ラジエータを経由しないので
放熱することがなく、気化器の加温が効率よく短時間に
行なわれて、内燃機関の暖機性が改善される。また、冷
却水の循環は、気化器を巡る通路(サーモスタット弁か
ら気化器へ導水する通路、気化器から冷却水ポンプへ導
水する通路)とサーモスタット弁から冷却水ポンプへ導
水する通路との並列回路により行なわれるので、確実に
効率よく行なわれる。さらに、気化器を巡る通路のほか
に、サーモスタット弁から冷却水ポンプへ導水する通路
を設けたので、該通路ホース径を自由に設計できて、冷
却機能を向上させることができる。
【0009】また、請求項2記載のように請求項1記載
の発明を構成することにより、サーモスタット弁を内燃
機関に組み付けるに当たって、温度センサーや該温度セ
ンサー取付部を該サーモスタット弁の位置決め手段とし
て利用できるので、組付け誤りや配管接続の誤りを生じ
させることがなく、また、従来、組付け誤りや配管接続
の誤りを生じさせないためにサーモスタット弁に形成さ
れていた位置決め用のリブや壁が不要となるので、サー
モスタット弁に駄肉を付けずに済み、この結果、これを
軽量化できるとともに、内部流路の形状に変更を生じさ
せて流れに悪影響を及ぼすようなこともなくなる。
【0010】さらに、請求項3記載のように請求項1ま
たは請求項2記載の発明を構成することにより、サーモ
スタット弁ハウジングの配管接続部の構造ならびにホー
スのパイピングが簡素化され、製造が容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、先ず、図1ないし図8に図
示された本願の請求項1および請求項2記載の発明の一
実施形態(以下、実施形態1という。)について説明す
る。本実施形態において、自動二輪車0に搭載される水
冷式4ストロークサイクル内燃機関1は、火花点火式前
後V型2気筒内燃機関であり、該水冷式4ストロークサ
イクル内燃機関1は、ボルトナット3により自動二輪車
0のフレーム2に着脱自在に取り付けられるようになっ
ている。
【0012】また、前記自動二輪車0のフレーム2の前
端には、フロントフォーク4が左右に旋回自在に取り付
けられ、該フロントフォーク4の下端に前車輪5が回転
自在に枢着され、前記フレーム2の後部に上下に揺動自
在にリヤフォーク6の前端が取り付けられ、該リヤフォ
ーク6の後端に後車輪7が回転自在に枢着され、水冷式
4ストロークサイクル内燃機関1に内蔵された変速機
(図示されず)の出力軸8と後車輪7とは、チェン伝動
機構9を介して接続されており、後車輪7は、水冷式4
ストロークサイクル内燃機関1の動力でもって回転駆動
されるようになっている。
【0013】さらに、クランクケース10の上方にシリン
ダブロック11およびシリンダヘッド12が順次重ねられて
相互に一体に結合されるとともに、クランクケース10の
下方にオイルパン13が取り付けられ、シリンダブロック
11に形成された図示されないシリンダ孔にピストン(図
示されず)が上下に摺動自在に嵌着され、該ピストンと
クランク軸14とは、図示されないコネクティングロッド
を介して相互に連結されており、ピストンの昇降に伴っ
てクランク軸14は回転駆動されるようになっている。
【0014】さらにまた、図3に図示されるように、ク
ランク軸14の右端に出力歯車15およびクランク角度を検
出する図示されないパルサーの点火時期検出用ロータ16
がスプライン嵌合され、該クランク軸14の右端に螺着さ
れるボルト17でもって、出力歯車15および点火時期検出
用ロータ16は、クランク軸14に一体に取り付けられるよ
うになっている。
【0015】しかも、クランク軸14の後方に位置して、
クランクケース10およびシリンダブロック11にメインシ
ャフト18(図2参照)が回転自在に枢支され、該メイン
シャフト18に設けられた図示されないクラッチのアウタ
ーが前記出力歯車15に噛合され、該メインシャフト18と
出力軸8とに図示されない減速歯車列が介装されてお
り、水冷式4ストロークサイクル内燃機関1が運転状態
に設定されるとともに、クラッチが接続状態に設定され
ると、所定の変速比で出力軸8が回転駆動されるように
なっている。
【0016】また、前記出力歯車15の内側に位置して、
順次冷却水ポンプ駆動部材たる冷却水ポンプドライブス
プロケット19と、図示されない動弁系のバルブドライブ
スプロケット20とがクランク軸14に一体に形成され、該
バルブドライブスプロケット20に隣接して、チェンテン
ショナー21の下端がスリーブ22を介してボルト23によっ
てシリンダプロック11に揺動自在に枢支されており、該
チェンテンショナー21により、バルブドライブスプロケ
ット20に巻掛けられているカムチェーンが緩みなく張ら
れるようになっている。
【0017】さらに、クランク軸14より斜上前方であっ
て、2気筒のなす前後V型配列のVバンクの略谷底部に
位置して、冷却水ポンプ従動部材たる冷却水ポンプドリ
ブンスプロケット24の軸筒部25がシリンダブロック11の
右側壁に回転自在に嵌装され、図4に図示されるよう
に、該冷却水ポンプドリブンスプロケット24の外周部
は、ポンプ回転軸29に沿い外方から内方に見て出力歯車
15の外周部より出力歯車15の中心側に張り出す大きさに
設定され、クランクケース10およびシリンダブロック11
の右端部を覆う右方カバー26には、該冷却水ポンプドリ
ブンスプロケット24より軸方向外方に位置して冷却水ポ
ンプ27の軸支部28が形成され、該冷却水ポンプ27のポン
プ回転軸29は、ベアリング30およびシール31、32を介し
て該軸支部28に回転自在かつ油水密に枢支され、該ポン
プ回転軸29の内端は、冷却水ポンプドリブンスプロケッ
ト24の軸筒部25にスプライン嵌合され、前記冷却水ポン
プドライブスプロケット19と冷却水ポンプドリブンスプ
ロケット24とに無端チェン33が架渡されており、クラン
ク軸14が回転すると、ポンプ回転軸29が回転駆動される
ようになっている。
【0018】さらに、前記ポンプ回転軸29の外端に冷却
水ポンプ27のインペラ34が一体に嵌着され、前記右方カ
バー26と該右方カバー26に着脱自在に装着されるポンプ
カバー35とでポンプ内空間が形成され、前記冷却水ポン
プ27の第1吸入口47は、自動二輪車0の前方のラジエー
タ36の底部に図示されない冷却水ホースを介して接続さ
れるとともに、該冷却水ポンプ27の吐出口(図示され
ず)は、シリンダブロック11およびシリンダヘッド12に
形成されている図示されないウォータジャケットの底部
に接続されており、ラジエータ36で冷却された冷却水
は、冷却水ポンプ27によってシリンダブロック11および
シリンダヘッド12のウォータジャケットに供給されるよ
うになっている。
【0019】さらにまた、シリンダブロック11およびシ
リンダヘッド12に形成されている、図示されないウォー
タジャケットの頂部に、図6に図示されるように、冷却
水吐出部37が形成され、該冷却水吐出部37に冷却水ホー
ス38の一端が接続されるとともに、該冷却水ホース38の
他端は、前記Vバンクの谷間に配置された図7に詳細に
図示されるサーモスタット弁39の冷却水吸入部40に接続
され、該サーモスタット弁39の第1冷却水吐出部41は、
図示されない冷却水ホースを介してラジエータ36の頂部
に接続されており、冷却水温度が所定温度以下の状態で
は、サーモスタット弁39の主バルブ50が閉じ、冷却水吸
入部40と第1冷却水吐出部41とは遮断され、冷却水温度
が該所定温度以上に上昇した状態になると、サーモスタ
ット弁39の主バルブ50が開き、冷却水吸入部40と第1冷
却水吐出部41とは連通され、水冷式4ストロークサイク
ル内燃機関1のウォータジャケット内で高温に加熱され
た冷却水がラジエータ36に供給され、該ラジエータ36に
て冷却されるようになっている。なお、図7において、
62はワックス等が収容されたサーモスタット弁39の感温
部である。
【0020】しかも、サーモスタット弁39のハウジング
側壁には、さらに、第2冷却水吐出部42、第3冷却水吐
出部52が形成されており、これらの各吐出部は、冷却水
温度が所定温度以下の状態では、サーモスタット弁39の
主バルブ50が閉じるのに連動して補助バルブ51が開くこ
とにより、冷却水吸入部40と連通され、冷却水温度が該
所定温度以上に上昇した状態になると、サーモスタット
弁39の主バルブ50が開くのに連動して補助バルブ51が閉
じることにより、冷却水吸入部40とは遮断されるように
なっている。
【0021】そして、該第2冷却水吐出部42は、ホース
43を介して気化器53(図2参照)の加温装置ジャケット
の入口54に接続されており、該第3冷却水吐出部52は、
前記Vバンクの谷間を越えて略垂直に垂下するホース55
を介してシリンダブロック11の右側壁に設けられた冷却
水ポンプ27の第2吸入口48に接続されている。さらに、
気化器53の加温装置ジャケットの出口(図示されず)
は、ホース56を介して冷却水ポンプ27の第3吸入口49に
接続されており、水冷式4ストロークサイクル内燃機関
1の低温始動時に、そのウォータジャケット内で加熱さ
れた冷却水が気化器53のジャケットに供給されて、気化
器53内の低速燃料供給口近傍を加熱し、該低速燃料供給
口の結氷が阻止されるようになっている。
【0022】さらに、サーモスタット弁39の冷却水吸入
部40と連通する室57を囲む該弁ハウジング側壁には、冷
却水の温度を検出する温度センサー58、59を取り付ける
温度センサー取付部44が形成されており(図6ないし図
8参照)、該温度センサー58、59の頭部端面58a 、59a
や取付部44の側面44a を利用して、該サーモスタット弁
39を水冷式4ストロークサイクル内燃機関1の固定部材
(図示されず)に対し位置決めするようにされている。
ここで、前記2個の温度センサー58、59のうちの1個
は、計器盤の警告灯点灯用のものであり、他の1個は、
点火制御用のもので、冷却水温が低い場合に遅角させる
ためのものである。なお、44b 、44c は、取付部44に形
成された温度センサー取付用の孔である。
【0023】また、図2に図示されるように、オイルポ
ンプ45がクランクケース10の右側壁に設けられ、該オイ
ルポンプ45は、チェン伝動機構46を介してメインシャフ
ト18のクラッチアウタ(図示されず)に連結されてお
り、クランク軸14が回転すると、オイルポンプ45が回転
駆動されるようになっている。
【0024】本実施形態は、前記のように構成されてい
るので、水冷式4ストロークサイクル内燃機関1が通常
運転状態になって、クランク軸14が回転すると、冷却水
ポンプドライブスプロケット19、無端チェン33および冷
却水ポンプドリブンスプロケット24を介してポンプ回転
軸29とインペラ34が回転駆動され、ラジエータ36内の冷
却水が冷却水ポンプ27の第1吸入口47から該冷却水ポン
プ27に吸入されて、水冷式4ストロークサイクル内燃機
関1のシリンダブロック11およびシリンダヘッド12のウ
ォータジャケットに供給され、この冷却水によって、シ
リンダブロック11およびシリンダヘッド12は適正な温度
に冷却される。
【0025】そして、シリンダブロック11およびシリン
ダヘッド12のウォータジャケット内にて加熱された冷却
水は、冷却水吐出部37から冷却水ホース38、冷却水吸入
部40を介してサーモスタット39内の室57に流入し、開位
置にある主バルブ50を経てラジエータ36へ環流され、該
ラジエータ36で再び冷却される。
【0026】しかして、水冷式4ストロークサイクル内
燃機関1の始動時にて、シリンダブロック11およびシリ
ンダヘッド12が高温に加熱されていない状態では、サー
モスタット弁39の主バルブ50が閉じ、冷却水吸入部40と
第1冷却水吐出部41とは遮断され、シリンダブロック11
およびシリンダヘッド12内の冷却水はラジエータ36に供
給されることはなく、ラジエータ36による冷却水の放熱
は停止される。
【0027】そして、水冷式4ストロークサイクル内燃
機関1の始動時には、前記のとおり、サーモスタット弁
39の主バルブ50が閉じるのに連動して補助バルブ51が開
き、第2冷却水吐出部42が冷却水吸入部40と連通される
ので、シリンダブロック11およびシリンダヘッド12のウ
ォータジャケット内で或る程度加熱された冷却水は、ホ
ース43を介して気化器53のジャケット入口54に供給さ
れ、該気化器53のジャケット出口(図示されず)からホ
ース56を介して冷却水ポンプ27の第3吸入口49に連通さ
れて循環するので、燃料の気化による気化器53内の燃料
供給口近傍の氷結が、この温冷却水の循環による加熱に
よって阻止される。
【0028】同時に、第3冷却水吐出部52も冷却水吸入
部40と連通されるので、シリンダブロック11およびシリ
ンダヘッド12のウォータジャケット内で或る程度加熱さ
れた冷却水の大部分は、ホース55を介して冷却水ポンプ
27の第2吸入口48から該冷却水ポンプ27に吸入され、前
記ウォータジャケット内に再び還流されるので、ラジエ
ータ36をバイパスしながら良好に循環が行なわれ、か
つ、水冷式4ストローク内燃機関1の暖機が促進され
る。さらに、この還流量を適切に調節して冷却機能を向
上させるのに、該ホース55の径を自由に設計できる。
【0029】また、サーモスタット弁39の温度センサー
取付部44に取り付けられた温度センサー58、59の頭部端
面58a 、59aや取付部44の側面44a を利用して、該サー
モスタット弁39を水冷式4ストロークサイクル内燃機関
1の固定部材(図示されず)に対し位置決めするように
したので、サーモスタット弁39の組付け誤りや配管接続
の誤りを生じさせるようなことがなくなるとともに、サ
ーモスタット弁39の位置決めのための余計なリブや壁を
該サーモスタット弁39に形成する必要がなくなり、この
結果、サーモスタット弁39に駄肉を付けずに済み、これ
を軽量化できるとともに、内部流路の形状に変更を生じ
させて流れに悪影響を及ぼすようなこともなくなる。
【0030】また、ポンプ回転軸29が軸筒部25にスプラ
イン嵌合されているため、ポンプカバー35を右方カバー
26に装着し、かつ、冷却水ポンプドライブスプロケット
19と冷却水ポンプドリブンスプロケット24とに無端チェ
ン33を架渡したまま、右方カバー26をシリンダブロック
11から取り外すだけで、ポンプ回転軸29を軸筒部25から
引抜き、冷却水ポンプ27の保守、点検、整備を頗る簡単
に能率良く遂行することができる。
【0031】さらに、ポンプ回転軸29を軸筒部25から引
き抜く際に、軸筒部25と一体の冷却水ポンプドリブンス
プロケット24が出力歯車15に引掛かり、軸筒部25がシリ
ンダブロック11の側壁より脱落することがない。
【0032】また、ポンプ回転軸29は、軸筒部25とこれ
より離れたベアリング30とで枢支されているため、ポン
プ回転軸29およびインペラ34は首振り運動することな
く、安定して回転することができる。
【0033】さらにまた、冷却水ポンプ27は、クランク
ケース10に設けられているオイルポンプ45と離れてシリ
ンダブロック11に設けられているため、冷却系統の流路
長が短縮されて、冷却水ポンプ27の負荷が軽減され、冷
却水ポンプ27の小型化が可能となる。
【0034】しかも、サーモスタット弁39、冷却水ポン
プ27、これらの間を直接に連通するホース55は、2気筒
のなす前後V型配列のVバンクの谷間部ないし略谷底部
に配置されているので、狭い空間を有効に利用して、こ
れらをコンパクトに纏めることができるとともに、ホー
ス55は、サーモスタット弁39との接続部を除いて略直線
的に配管できることとなり、しかも短い配管で済むの
で、パイピングが簡素化され、冷却水ポンプ27の小型化
がさらに可能となり、軽量化とコストダウンをさらに図
ることができる。
【0035】本実施形態においては、クランク軸14と一
体の冷却水ポンプドライブスプロケット19と、ポンプ回
転軸29にスプライン嵌合されている冷却水ポンプドリブ
ンスプロケット24とを無端チェン33でもって連結した
が、このチェン伝動機構は、歯車伝動機構に換えられて
もよい。
【0036】また、本実施形態においては、1つの気化
器53を冷却水で加温する場合を示したが、複数の気化器
53、53・・・を冷却水で加温するようにすることも可能
であり、この場合には、前記1つの気化器53を冷却水で
加温する場合に採用された気化器53を巡る配管系統(第
2冷却水吐出部42、ホース43、ホース56、冷却水ポンプ
27の第3吸入口49)を複数並列に設けるか、ホース部分
のみを複数系統に分岐させるか、ホース43から複数気化
器53、53・・・の加温装置を貫流させて、ホース56より
冷却水ポンプ27に還流させるようにすることにより、容
易に行なうことができる。
【0037】次に、図9に図示された本願の請求項3記
載の発明の一実施形態について説明する。本実施形態に
おいては、前記実施形態1におけるサーモスタット弁39
のハウジング側壁に形成された第2冷却水吐出部42、第
3冷却水吐出部52が纏められて1つの冷却水吐出部60と
されている。そして、該冷却水吐出部60にY字型ホース
61が接続され、その一方の分岐部61a が、該冷却水吐出
部60から吐出される冷却水を気化器53へ導き、また、他
方の分岐部61b が、同冷却水を冷却水ポンプ27へ還流さ
せるようになっている。なお、このY字型ホース61に換
えて、Y字型やT字型のジョイントが使用されてもよ
い。その他の構成は、実施形態1におけると同様であ
る。
【0038】本実施形態は、前記のように構成されてい
るので、サーモスタット弁39の配管接続部の構造ならび
にホースのパイピングが簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1および請求項2記載の発明の実
施形態における冷却水通路構造を備えた水冷式内燃機関
と、その内燃機関を搭載した自動二輪車の左側面図であ
る。
【図2】図1の要部右側面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿って截断した断面図で
ある。
【図4】右方カバーを外した状態の図3の要部拡大右側
面図である。
【図5】図2の要部拡大右側面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿って截断した一部横断平面
図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿って截断したサーモス
タット弁の概略縦断面図である。
【図8】図6のA方向から見た温度センサー取付部およ
び該温度センサーの側面図である。
【図9】本願の請求項3記載の発明の実施形態における
冷却水通路構造を備えた水冷式内燃機関の一部横断平面
図であって、図6と同様の図である。
【図10】従来の小型車両用水冷式内燃機関の冷却水通
路構造を示す図である。
【符号の説明】
0…自動二輪車、1…水冷式4ストロークサイクル内燃
機関、2…フレーム、3…ボルトナット、4…フロント
フォーク、5…前車輪、6…リヤフォーク、7…後車
輪、8…出力軸、9…チェン伝動機構、10…クランクケ
ース、11…シリンダブロック、12…シリンダヘッド、13
…オイルパン、14…クランク軸、15…出力歯車、16…点
火時期検出用ロータ、17…ボルト、18…メインシャフ
ト、19…冷却水ポンプドライブスプロケット、20…バル
ブドライブスプロケット、21…チェンテンショナー、22
…スリーブ、23…ボルト、24…冷却水ポンプドリブンス
プロケット、25…軸筒部、26…右方カバー、27…冷却水
ポンプ、28…軸支部、29…ポンプ回転軸、30…ベアリン
グ、31…シール、32…シール、33…無端チェン、34…イ
ンペラ、35…ポンプカバー、36…ラジエータ、37…冷却
水吐出部(ウォータジャケット)、38…冷却水ホース、
39…サーモスタット弁、40…冷却水吸入部、41…第1冷
却水吐出部(サーモスタット弁)、42…第2冷却水吐出
部(サーモスタット弁)、43…ホース、44…温度センサ
ー取付部、45…オイルポンプ、46…チェン伝動機構、47
…第1吸入口、48…第2吸入口、49…第3吸入口、50…
主バルブ、51…補助バルブ、52…第3冷却水吐出部(サ
ーモスタット弁)、53…気化器、54…加温装置ジャケッ
ト入口、55…ホース、56…ホース、57…室、58…温度セ
ンサー、59…温度センサー、60…冷却水吐出部(サーモ
スタット弁)、61…Y字型ホース、61a …分岐部、61b
…分岐部、62…感温部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型車両に搭載された水冷式内燃機関か
    らサーモスタット弁、ラジエータを経て冷却水ポンプへ
    冷却水を還流し、内燃機関へ冷却水を圧送する冷却水ポ
    ンプを備えた自動二輪車等小型車両用水冷式内燃機関の
    冷却水通路構造において、 サーモスタット弁から冷却水ポンプへ導水する通路と、
    サーモスタット弁から気化器へ導水する通路と、気化器
    から冷却水ポンプへ導水する通路とを備えたことを特徴
    とする自動二輪車等小型車両用水冷式内燃機関の冷却水
    通路構造。
  2. 【請求項2】 前記サーモスタット弁のハウジングを貫
    通して温度センサーが取り付けられ、該温度センサーも
    しくはその取付部が前記サーモスタット弁の位置決め手
    段とされたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車
    等小型車両用水冷式内燃機関の冷却水通路構造。
  3. 【請求項3】 前記サーモスタット弁から冷却水ポンプ
    へ導水する通路と、前記サーモスタット弁から気化器へ
    導水する通路とは、前記サーモスタット弁に接続された
    冷却水通路が2つの通路に分岐して形成されたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の自動二輪車等小
    型車両用水冷式内燃機関の冷却水通路構造。
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