JPH10175834A - 口腔用組成物 - Google Patents
口腔用組成物Info
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- JPH10175834A JPH10175834A JP8353632A JP35363296A JPH10175834A JP H10175834 A JPH10175834 A JP H10175834A JP 8353632 A JP8353632 A JP 8353632A JP 35363296 A JP35363296 A JP 35363296A JP H10175834 A JPH10175834 A JP H10175834A
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- JP
- Japan
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- phosphate dihydrate
- polishing
- sodium
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 研磨基材として平均粒子径が30〜15
0μmで実質的に225μmを超える粒子を含まず、か
つ吸液量が0.6〜1.0ml/2gである凝集してな
るリン酸水素カルシウム2水物を使用すると共に、ペパ
ーミント油を配合してなることを特徴とする口腔用組成
物。 【効果】 本発明の口腔用組成物は、上記特定の凝集リ
ン酸水素カルシウム2水物にペパーミント油を配合する
ことで、歯牙磨耗の懸念がなく、しかも高清掃であるだ
けでなく、使用実感に優れ、ペパーミント油の香味の発
現がよく、長期の保存後でもペパーミント油の劣化を抑
制する。
0μmで実質的に225μmを超える粒子を含まず、か
つ吸液量が0.6〜1.0ml/2gである凝集してな
るリン酸水素カルシウム2水物を使用すると共に、ペパ
ーミント油を配合してなることを特徴とする口腔用組成
物。 【効果】 本発明の口腔用組成物は、上記特定の凝集リ
ン酸水素カルシウム2水物にペパーミント油を配合する
ことで、歯牙磨耗の懸念がなく、しかも高清掃であるだ
けでなく、使用実感に優れ、ペパーミント油の香味の発
現がよく、長期の保存後でもペパーミント油の劣化を抑
制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨基材としてリ
ン酸水素カルシウム2水物を用いると共に、ペパーミン
ト油を配合した練歯磨等の口腔用組成物に関する。
ン酸水素カルシウム2水物を用いると共に、ペパーミン
ト油を配合した練歯磨等の口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、歯磨の研磨基材としてリン酸水素カルシウム2水物
は広く用いられており、また最近における低研磨高清掃
の要望から、リン酸水素カルシウム2水物を種々改良す
る提案もなされている(特公平6−15405号公報
等)。
り、歯磨の研磨基材としてリン酸水素カルシウム2水物
は広く用いられており、また最近における低研磨高清掃
の要望から、リン酸水素カルシウム2水物を種々改良す
る提案もなされている(特公平6−15405号公報
等)。
【0003】更に、従来の研磨基材として用いるリン酸
水素カルシウム2水物は、その平均粒子径が2〜30μ
mであり、吸液量は0.7〜1.0ml/2gのもので
あるが、嵩比重が0.45〜0.70g/ml、吸液量
が1.10〜1.50ml/2g、平均粒子径が50〜
170μmの凝集晶リン酸カルシウム2水物を用いる提
案もなされている(特開平8−165108号公報)。
水素カルシウム2水物は、その平均粒子径が2〜30μ
mであり、吸液量は0.7〜1.0ml/2gのもので
あるが、嵩比重が0.45〜0.70g/ml、吸液量
が1.10〜1.50ml/2g、平均粒子径が50〜
170μmの凝集晶リン酸カルシウム2水物を用いる提
案もなされている(特開平8−165108号公報)。
【0004】この提案にかかる凝集晶リン酸カルシウム
2水物は、低研磨高清掃機能を有し、また使用実感も良
好であるが、本発明者の検討によると、この種の研磨基
材は、ペパーミント油を配合した場合、その香味の発現
が抑制されたり、劣化が生じることが認められた。
2水物は、低研磨高清掃機能を有し、また使用実感も良
好であるが、本発明者の検討によると、この種の研磨基
材は、ペパーミント油を配合した場合、その香味の発現
が抑制されたり、劣化が生じることが認められた。
【0005】即ち、歯磨等の口腔用組成物において、使
用実感を付与することは製品の特長づけとして非常に重
要である。使用実感を与えるためには、粒子を適度に大
きくすることが有効であることは公知であるが、研磨基
材の粒子径を単に増大させただけでは歯牙磨耗の懸念が
ある。これに対し、粒子を凝集塊状にすることにより、
高清掃力を有し、歯牙磨耗性が低減することが可能とな
り、しかも使用実感を付与することができるものになっ
たが、この種の凝集塊状のリン酸カルシウム2水物を研
磨基材とした場合、香料として添加したペパーミント油
の効果を十分に発現し得ず、使用感の点で改良の余地が
あることを知見したものである。
用実感を付与することは製品の特長づけとして非常に重
要である。使用実感を与えるためには、粒子を適度に大
きくすることが有効であることは公知であるが、研磨基
材の粒子径を単に増大させただけでは歯牙磨耗の懸念が
ある。これに対し、粒子を凝集塊状にすることにより、
高清掃力を有し、歯牙磨耗性が低減することが可能とな
り、しかも使用実感を付与することができるものになっ
たが、この種の凝集塊状のリン酸カルシウム2水物を研
磨基材とした場合、香料として添加したペパーミント油
の効果を十分に発現し得ず、使用感の点で改良の余地が
あることを知見したものである。
【0006】従って、本発明は、低研磨高清掃機能を与
え、しかも使用実感に優れ、香味の発現及び長期保存後
も香味の安定性に優れた口腔用組成物を提供することを
目的とする。
え、しかも使用実感に優れ、香味の発現及び長期保存後
も香味の安定性に優れた口腔用組成物を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、研磨基材として平均粒子径が30〜150μmで2
25μmを超える粒子を実質的に含まず、かつ吸液量が
0.6〜1.0ml/2gの凝集してなるリン酸水素カ
ルシウム2水物を使用した場合、これをペパーミント油
と組合せると、上述した従来の凝集晶リン酸水素カルシ
ウム2水物の香味発現、香味安定性の欠点が解消され、
むしろ意外にも従来の通常の非凝集晶のリン酸カルシウ
ム2水物を超える顕著な香味発現、香味安定性を有し、
しかも低研磨高清掃機能を有し、使用実感も優れている
ことを見出し、本発明をなすに至ったものである。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、研磨基材として平均粒子径が30〜150μmで2
25μmを超える粒子を実質的に含まず、かつ吸液量が
0.6〜1.0ml/2gの凝集してなるリン酸水素カ
ルシウム2水物を使用した場合、これをペパーミント油
と組合せると、上述した従来の凝集晶リン酸水素カルシ
ウム2水物の香味発現、香味安定性の欠点が解消され、
むしろ意外にも従来の通常の非凝集晶のリン酸カルシウ
ム2水物を超える顕著な香味発現、香味安定性を有し、
しかも低研磨高清掃機能を有し、使用実感も優れている
ことを見出し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】従って、本発明は、研磨基材として平均粒
子径が30〜150μmで実質的に225μmを超える
粒子を含まず、かつ吸液量が0.6〜1.0ml/2g
である凝集してなるリン酸水素カルシウム2水物を使用
すると共に、ペパーミント油を配合してなることを特徴
とする口腔用組成物を提供する。
子径が30〜150μmで実質的に225μmを超える
粒子を含まず、かつ吸液量が0.6〜1.0ml/2g
である凝集してなるリン酸水素カルシウム2水物を使用
すると共に、ペパーミント油を配合してなることを特徴
とする口腔用組成物を提供する。
【0009】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の口腔用組成物は、研磨基材として凝集リン酸水
素カルシウム2水物を使用する。
本発明の口腔用組成物は、研磨基材として凝集リン酸水
素カルシウム2水物を使用する。
【0010】ここで、このリン酸水素カルシウム2水物
としては、その平均凝集粒子径が30〜150μm、よ
り好ましくは40〜100μmであり、かつ225μm
を超える粒子を実質的に含まないものを用いる。平均粒
子径が30μmより小さいと従来の研磨基材と同等の使
用実感しか得られず、本発明の目的を達成し得ない。一
方、150μmを超えるものは、むしろザラツキを感じ
るため好ましくない。また、225μmを超える粗大粒
子が混入している場合も同様にザラツキを感じる。な
お、上記平均粒子径の値は、レーザー回折法による測定
値である。
としては、その平均凝集粒子径が30〜150μm、よ
り好ましくは40〜100μmであり、かつ225μm
を超える粒子を実質的に含まないものを用いる。平均粒
子径が30μmより小さいと従来の研磨基材と同等の使
用実感しか得られず、本発明の目的を達成し得ない。一
方、150μmを超えるものは、むしろザラツキを感じ
るため好ましくない。また、225μmを超える粗大粒
子が混入している場合も同様にザラツキを感じる。な
お、上記平均粒子径の値は、レーザー回折法による測定
値である。
【0011】また、本発明において、凝集リン酸水素カ
ルシウム2水物としては、吸液量が0.6〜1.0ml
/2g、より好ましくは0.7〜0.9ml/2gのも
のを使用する。吸液量が1.0ml/2gを超えるとペ
パーミント油の吸着が生じ、ペパーミント油の香味発現
性に劣り、また保存後のペパーミント油の劣化を生じさ
せるため、本発明の目的を達成し得ない。一方、吸液量
が0.6ml/2g未満の研磨基材は合成が困難である
上、口腔用組成物の組成化に際し粘結剤の増量が必要に
なるなど、実用的ではない。なお、ここでの吸液量は、
研磨基材が42.5重量%グリセリン溶液を吸液する量
である。
ルシウム2水物としては、吸液量が0.6〜1.0ml
/2g、より好ましくは0.7〜0.9ml/2gのも
のを使用する。吸液量が1.0ml/2gを超えるとペ
パーミント油の吸着が生じ、ペパーミント油の香味発現
性に劣り、また保存後のペパーミント油の劣化を生じさ
せるため、本発明の目的を達成し得ない。一方、吸液量
が0.6ml/2g未満の研磨基材は合成が困難である
上、口腔用組成物の組成化に際し粘結剤の増量が必要に
なるなど、実用的ではない。なお、ここでの吸液量は、
研磨基材が42.5重量%グリセリン溶液を吸液する量
である。
【0012】本発明で用いる凝集リン酸水素カルシウム
2水物は、更に後述する実験例に基づく方法による銅板
研磨量が10mg以下、特に4mg以下であることが好
ましい。
2水物は、更に後述する実験例に基づく方法による銅板
研磨量が10mg以下、特に4mg以下であることが好
ましい。
【0013】本発明のリン酸水素カルシウム2水物は、
特公平6−15405号、特開平8−165108号公
報などに開示されているリン酸とカルシウムの中和反応
において、媒晶剤としてマグネシウム塩と縮合リン酸又
はその塩を添加する方法に準じて製造することができ
る。
特公平6−15405号、特開平8−165108号公
報などに開示されているリン酸とカルシウムの中和反応
において、媒晶剤としてマグネシウム塩と縮合リン酸又
はその塩を添加する方法に準じて製造することができ
る。
【0014】この凝集リン酸水素カルシウム2水物は、
従来の研磨基材用リン酸水素カルシウム2水物が板状単
結晶を大部分として含み、凝集品が一部混ざった混合品
として調製され、これを粉砕・分級して目的粒子径のも
のを得ており、従ってこの基材は活性な破断面を有して
いるのに対し、本発明の基材は、1〜20μm程度の一
次粒子が媒晶剤(マグネシウム化合物及び縮合リン酸)
により凝集したものであり、粒子径の調整においても凝
集塊の解砕のための粉砕を行うにとどまるため、一次粒
子の破断面が少ないものである。従って、この凝集リン
酸水素カルシウム2水物は単結晶でないため、その粒子
径を大きくしても、歯磨き中に凝集塊の解砕が生じ、歯
牙磨耗を起こさず、使用実感を付与することができる。
従来の研磨基材用リン酸水素カルシウム2水物が板状単
結晶を大部分として含み、凝集品が一部混ざった混合品
として調製され、これを粉砕・分級して目的粒子径のも
のを得ており、従ってこの基材は活性な破断面を有して
いるのに対し、本発明の基材は、1〜20μm程度の一
次粒子が媒晶剤(マグネシウム化合物及び縮合リン酸)
により凝集したものであり、粒子径の調整においても凝
集塊の解砕のための粉砕を行うにとどまるため、一次粒
子の破断面が少ないものである。従って、この凝集リン
酸水素カルシウム2水物は単結晶でないため、その粒子
径を大きくしても、歯磨き中に凝集塊の解砕が生じ、歯
牙磨耗を起こさず、使用実感を付与することができる。
【0015】また、この凝集リン酸水素カルシウム2水
物は、粒子が大きいにも拘らず、適度な吸液量を持って
おり、これは特にペパーミント油との相溶性に優れてお
り、ペパーミント油の香味の発現及び長期保存において
もペパーミント油の劣化が少ないという特長を与えるも
のである。
物は、粒子が大きいにも拘らず、適度な吸液量を持って
おり、これは特にペパーミント油との相溶性に優れてお
り、ペパーミント油の香味の発現及び長期保存において
もペパーミント油の劣化が少ないという特長を与えるも
のである。
【0016】本発明の口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯
磨、プロフィラクシスペースト等として調製し得るが、
上述した凝集リン酸水素カルシウム2水物は組成物全体
の1〜90%(重量%、以下同様)、特に練歯磨の場合
には2〜50%配合することができる。
磨、プロフィラクシスペースト等として調製し得るが、
上述した凝集リン酸水素カルシウム2水物は組成物全体
の1〜90%(重量%、以下同様)、特に練歯磨の場合
には2〜50%配合することができる。
【0017】また、本発明の口腔用組成物には、ペパー
ミント油を配合するが、ペパーミント油としては口腔用
組成物に通常配合されているものを使用することができ
る。ペパーミント油の配合量は組成物全体の0.01〜
2%とすることが望ましく、特に0.05〜1%とする
ことが望ましい。配合量が0.01%未満では十分な香
味を賦香できない場合がある。
ミント油を配合するが、ペパーミント油としては口腔用
組成物に通常配合されているものを使用することができ
る。ペパーミント油の配合量は組成物全体の0.01〜
2%とすることが望ましく、特に0.05〜1%とする
ことが望ましい。配合量が0.01%未満では十分な香
味を賦香できない場合がある。
【0018】なお、本発明の口腔用組成物には、上記凝
集リン酸水素カルシウム2水物に加え、本発明の目的を
損なわない範囲で他の研磨基材、例えば通常のリン酸水
素カルシウム2水物及び無水物、炭酸カルシウム、沈降
性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノ
シリケート等のシリカ系研磨剤、水酸化アルミニウム、
アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウ
ム、ゼオライト、合成樹脂系研磨剤などを配合すること
ができる。
集リン酸水素カルシウム2水物に加え、本発明の目的を
損なわない範囲で他の研磨基材、例えば通常のリン酸水
素カルシウム2水物及び無水物、炭酸カルシウム、沈降
性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノ
シリケート等のシリカ系研磨剤、水酸化アルミニウム、
アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウ
ム、ゼオライト、合成樹脂系研磨剤などを配合すること
ができる。
【0019】また、香料として、ペパーミント油に加
え、他の精油、例えばスペアミント油や各種香料素材、
例えばl−メントール、カルボン、オイゲノール、アネ
トールなどを配合し得る。
え、他の精油、例えばスペアミント油や各種香料素材、
例えばl−メントール、カルボン、オイゲノール、アネ
トールなどを配合し得る。
【0020】更に、上記成分に加え、粘稠剤、粘結剤、
界面活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、着色剤などの
常用成分を配合することができる。この場合、粘稠剤と
しては、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、キシリット、マルチッ
ト、ラクチット等(通常配合量1〜70%)、粘結剤と
しては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒド
ロキシエチルセルロース、カラギーナン、カルボキシビ
ニルポリマー、グアガム、モンモリロナイト、ゼラチン
等(通常配合量0.1〜5%)が例示される。界面活性
剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、非イオン性界面活性剤等を配合し得、具体的には、
ラウリル硫酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナ
トリウム、N−アシルザルコシネート、N−アシルグル
タメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシ
ルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールア
マイド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、プルロニック、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノステアレート等(通常配合量0.1〜
5%)が例示される。更に、甘味剤としては、サッカリ
ンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラ
メトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジ
ヒドロカルコン、ペリラルチン等、防腐剤としては、パ
ラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等、各
種有効成分としては、フッ化ナトリウム、フッ化カリウ
ム、フッ化アンモニウム、フッ化第1スズ、モノフルオ
ロリン酸ナトリウムなどのフッ化物、正リン酸のカリウ
ム塩、ナトリウム塩などの水溶性リン酸化合物、アラン
トイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、
ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチーム、グ
リチルリチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム、トラネ
キサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、酢酸dl−ト
コフェロール、α−ビサボロール、イソプロピルメチル
フェノール、クロルヘキシジン塩類、アズレン、グリチ
ルレチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸
銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウ
ム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びそ
の誘導体、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、デ
キストラナーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、メトキシエ
チレン、無水マレイン酸共重合体、エピジヒドロコレス
テリン、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニ
リド、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキ
ス、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナなど
の抽出物等、着色剤としては、青色1号、黄色4号、二
酸化チタン等が例示される。なおこれら成分の配合量
は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることが
できる。
界面活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、着色剤などの
常用成分を配合することができる。この場合、粘稠剤と
しては、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、キシリット、マルチッ
ト、ラクチット等(通常配合量1〜70%)、粘結剤と
しては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒド
ロキシエチルセルロース、カラギーナン、カルボキシビ
ニルポリマー、グアガム、モンモリロナイト、ゼラチン
等(通常配合量0.1〜5%)が例示される。界面活性
剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、非イオン性界面活性剤等を配合し得、具体的には、
ラウリル硫酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナ
トリウム、N−アシルザルコシネート、N−アシルグル
タメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシ
ルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールア
マイド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、プルロニック、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノステアレート等(通常配合量0.1〜
5%)が例示される。更に、甘味剤としては、サッカリ
ンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラ
メトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジ
ヒドロカルコン、ペリラルチン等、防腐剤としては、パ
ラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等、各
種有効成分としては、フッ化ナトリウム、フッ化カリウ
ム、フッ化アンモニウム、フッ化第1スズ、モノフルオ
ロリン酸ナトリウムなどのフッ化物、正リン酸のカリウ
ム塩、ナトリウム塩などの水溶性リン酸化合物、アラン
トイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、
ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチーム、グ
リチルリチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム、トラネ
キサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、酢酸dl−ト
コフェロール、α−ビサボロール、イソプロピルメチル
フェノール、クロルヘキシジン塩類、アズレン、グリチ
ルレチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸
銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウ
ム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びそ
の誘導体、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、デ
キストラナーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、メトキシエ
チレン、無水マレイン酸共重合体、エピジヒドロコレス
テリン、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニ
リド、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキ
ス、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナなど
の抽出物等、着色剤としては、青色1号、黄色4号、二
酸化チタン等が例示される。なおこれら成分の配合量
は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることが
できる。
【0021】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、上記特定の凝
集リン酸水素カルシウム2水物にペパーミント油を配合
することで、歯牙磨耗の懸念がなく、しかも高清掃であ
るだけでなく、使用実感に優れ、ペパーミント油の香味
の発現がよく、長期の保存後でもペパーミント油の劣化
を抑制する。
集リン酸水素カルシウム2水物にペパーミント油を配合
することで、歯牙磨耗の懸念がなく、しかも高清掃であ
るだけでなく、使用実感に優れ、ペパーミント油の香味
の発現がよく、長期の保存後でもペパーミント油の劣化
を抑制する。
【0022】
【実施例】以下、実験例と実施例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、下記の例で、DCP−Dはリン酸水
素カルシウム2水物、DCP−Aはリン酸水素カルシウ
ム無水物を示す。また、表1に下記の例で用いたリン酸
水素カルシウムを示す。%は、いずれも重量%を示す。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、下記の例で、DCP−Dはリン酸水
素カルシウム2水物、DCP−Aはリン酸水素カルシウ
ム無水物を示す。また、表1に下記の例で用いたリン酸
水素カルシウムを示す。%は、いずれも重量%を示す。
【0023】
【表1】 *1 平均粒子径の測定法 0.1%のヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液中にサン
プルを投入し、10秒間超音波分散させた後、Leed
& Northrup社製粒度分布測定装置(商品
名:Microtorac)にて測定した。 *2 吸液量の測定法 試料2gの成形性を規定濃度(42.5%)のグリセリ
ン溶液使用量で測定した。
プルを投入し、10秒間超音波分散させた後、Leed
& Northrup社製粒度分布測定装置(商品
名:Microtorac)にて測定した。 *2 吸液量の測定法 試料2gの成形性を規定濃度(42.5%)のグリセリ
ン溶液使用量で測定した。
【0024】〔実験例1〕 研磨性 表1に示すサンプル(粉体)を用い、下記方法により銅
板研磨力を評価した。その結果を表2に示す。
板研磨力を評価した。その結果を表2に示す。
【0025】銅板研磨力の測定法及び研磨力の評価基準 測定法:粉体5gを0.3%カルボキシメチルセルロー
スナトリウムを含む60%グリセリン水溶液15gに懸
濁してなるサスペンジョンを用い、荷重200gにおい
てJIS H−3361の銅板(ビッカース硬度12
0)を水平型研磨試験機により2時間で2万回ブラッシ
ングし、銅板研磨量を測定した。なお、ブラッシングの
ブラシとしては、毛束数44個,毛の太さ(1毛束当た
り)8ミル(約0.2mm),毛の長さ12mmのナイ
ロン(62)材質で、材質の硬さが家庭品品質表示法で
Mのものを用いた。 評価基準:歯牙損傷の危険度を以下の基準で評価した。 ○ 単独使用で一般歯磨用として適(研磨量が10mg
未満) △ 単独使用で歯牙損傷に注意が必要なもの(研磨量が
10mg以上20mg未満) × 単独使用では不適(研磨量が20mg以上)
スナトリウムを含む60%グリセリン水溶液15gに懸
濁してなるサスペンジョンを用い、荷重200gにおい
てJIS H−3361の銅板(ビッカース硬度12
0)を水平型研磨試験機により2時間で2万回ブラッシ
ングし、銅板研磨量を測定した。なお、ブラッシングの
ブラシとしては、毛束数44個,毛の太さ(1毛束当た
り)8ミル(約0.2mm),毛の長さ12mmのナイ
ロン(62)材質で、材質の硬さが家庭品品質表示法で
Mのものを用いた。 評価基準:歯牙損傷の危険度を以下の基準で評価した。 ○ 単独使用で一般歯磨用として適(研磨量が10mg
未満) △ 単独使用で歯牙損傷に注意が必要なもの(研磨量が
10mg以上20mg未満) × 単独使用では不適(研磨量が20mg以上)
【0026】
【表2】
【0027】表2から本発明にかかる凝集リン酸水素カ
ルシウム2水物は粒子径を大きくしても研磨性が大きく
ならず、安全であることが認められた。
ルシウム2水物は粒子径を大きくしても研磨性が大きく
ならず、安全であることが認められた。
【0028】〔実験例2〕 使用実感 表3の組成に歯牙磨耗に影響がないと考えられるNo.
1〜11の研磨基材を配合した歯磨剤を調製し、使用実
感及びザラツキの有無を14名のパネルに官能評価にて
評価させた。なお、使用実感は従来から用いてきたN
o.11を基準にして有るか無いかを評価させた。ザラ
ツキについては不快か否かを評価させた。表4にその結
果を示す。
1〜11の研磨基材を配合した歯磨剤を調製し、使用実
感及びザラツキの有無を14名のパネルに官能評価にて
評価させた。なお、使用実感は従来から用いてきたN
o.11を基準にして有るか無いかを評価させた。ザラ
ツキについては不快か否かを評価させた。表4にその結
果を示す。
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】表4から本発明の粒子径の研磨基材は使用
実感があり、ザラツキも許容内であることが認められ
た。
実感があり、ザラツキも許容内であることが認められ
た。
【0032】〔実験例3〕 香味の発現 実験例2で用いた歯磨剤(No.1〜11)について、
製造直後の香味の強さをパネル数7名にて官能評価し
た。評価法は歯磨剤を通常の方法で使用してもらい、従
来研磨基材を用いたNo.11と比較して香味の強さを
3段階評価で評価させた。結果を表5に示す。
製造直後の香味の強さをパネル数7名にて官能評価し
た。評価法は歯磨剤を通常の方法で使用してもらい、従
来研磨基材を用いたNo.11と比較して香味の強さを
3段階評価で評価させた。結果を表5に示す。
【0033】
【表5】 *3 香味の強さの評価基準 ◎:比較したNo.11と比べて特に強いもの ○:比較したNo.11と比べてやや強いもの △:比較したNo.11と比べて同等のもの ×:比較したNo.11と比べて弱いもの
【0034】表5から本発明の研磨基材配合歯磨剤は香
味の発現に優れていることが認められた。
味の発現に優れていることが認められた。
【0035】〔実験例4〕 保存後の香味 実験例2で調製した歯磨剤(No.1〜11)を1ケ月
間50℃に保存した後、香味を下記の基準で官能評価し
た。結果を表6に示す。
間50℃に保存した後、香味を下記の基準で官能評価し
た。結果を表6に示す。
【0036】
【表6】 *4 香味の評価基準 香味は以下の基準で判定し、その点数により ◎:4点以上のもの ○:3点以上のもの ×:2点以下のもの とした。 評価点数 5点:劣化なし(組成設定時の香味のもの) 4点:わずかな劣化が認められるもの 3点:劣化は認められるが商品限度内のもの 2点:劣化が明らかに認められ、商品限度を超えたもの 1点:劣化が激しく、使用に耐えないもの
【0037】表6から本発明の研磨基材は吸液量の異な
る比較品及び従来研磨基材に比べ香味の安定性に優れて
いることが認められる。
る比較品及び従来研磨基材に比べ香味の安定性に優れて
いることが認められる。
【0038】〔実施例1〕 本発明研磨基材No.3 42 % ペパーミント油 0.6 調製香料 0.4 コロイド状シリカ 2.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.4 ソルビット 24 プロピレングリコール 2.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.8 サッカリンナトリウム 0.18 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76 精製水 残 計 100 %
【0039】〔実施例2〕 本発明研磨基材No.4 45 % ペパーミント油 0.2 カルボン 0.1 調製香料 0.4 コロイド状シリカ 2 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1 カラギーナン 0.4 グリセリン 22 プロピレングリコール 3 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 ラウリン酸ジエタノールアミド 0.3 サッカリンナトリウム 0.11 精製水 残 計 100 %
【0040】〔実施例3〕 本発明研磨基材No.5 50 % ペパーミント油 0.8 調製香料 0.4 カラギーナン 0.8 アルギン酸ナトリウム 0.6 ソルビット 32 プロピレングリコール 2 ラウリル硫酸ナトリウム 0.6 サッカリンナトリウム 0.05 精製水 残 計 100 %
【0041】〔実施例4〕 本発明研磨基材No.6 45 % ペパーミント油 1.5 コロイド状シリカ 3 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.6 カラギーナン 0.2 ヒドロキシエチルセルロース 0.6 グリセリン 18 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 ラウロイルサルコシン酸ナトリウム 0.3 サッカリンナトリウム 0.25 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76 デキストラナーゼ 0.18 精製水 残 計 100 %
【0042】〔実施例5〕 本発明研磨基材No.3 30 % ペパーミント油 0.1 スペアミント油 0.8 コロイド状シリカ 1.5 リン酸水素カルシウム2水物 15 キサンタンガム 0.8 ポリアクリル酸ナトリウム 0.6 ソルビット 21 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.12 トリクロサン 0.02 精製水 残 計 100 %
【0043】〔実施例6〕 本発明研磨基材No.4 20 % ペパーミント油 0.4 スペアミント油 0.2 調製香料 0.4 コロイド状シリカ 4 リン酸水素カルシウム無水物 15 カラギーナン 0.7 キサンタンガム 0.7 ソルビット 10 グリセリン 15 プロピレングリコール 3 ラウリル硫酸ナトリウム 1.8 サッカリンナトリウム 0.25 トラネキサム酸 0.05 精製水 残 計 100 %
【0044】〔実施例7〕 本発明研磨基材No.5 10 % ペパーミント油 0.6 カルボン 0.1 調製香料 0.3 リン酸水素カルシウム2水物 20 リン酸水素カルシウム無水物 15 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1 ポリアクリル酸ナトリウム 0.5 ソルビット 23 ラウリル硫酸ナトリウム 0.9 ラウリン酸ジエタノールアミド 0.3 サッカリンナトリウム 1.17 精製水 残 計 100 %
【0045】〔実施例8〕 本発明研磨基材No.6 5 % ペパーミント油 1 スペアミント油 0.2 リン酸水素カルシウム2水物 30 水酸化アルミニウム 10 カラギーナン 0.2 アルギン酸ナトリウム 0.4 ポリアクリル酸ナトリウム 0.6 グリセリン 22 ラウリル硫酸ナトリウム 1 ラウロイルサルコシン酸ナトリウム 0.3 サッカリンナトリウム 0.15 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76 トリクロサン 0.3 精製水 残 計 100 %
Claims (1)
- 【請求項1】 研磨基材として平均粒子径が30〜15
0μmで実質的に225μmを超える粒子を含まず、か
つ吸液量が0.6〜1.0ml/2gである凝集してな
るリン酸水素カルシウム2水物を使用すると共に、ペパ
ーミント油を配合してなることを特徴とする口腔用組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353632A JPH10175834A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 口腔用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353632A JPH10175834A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 口腔用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10175834A true JPH10175834A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18432165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8353632A Pending JPH10175834A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 口腔用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10175834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003026601A1 (en) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Lg Household & Health Care Ltd. | Oral composition for treating sensitive teeth |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP8353632A patent/JPH10175834A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003026601A1 (en) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Lg Household & Health Care Ltd. | Oral composition for treating sensitive teeth |
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