JPH10175728A - コンベアロールを用いた搬送方法及び装置 - Google Patents

コンベアロールを用いた搬送方法及び装置

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JPH10175728A
JPH10175728A JP33718096A JP33718096A JPH10175728A JP H10175728 A JPH10175728 A JP H10175728A JP 33718096 A JP33718096 A JP 33718096A JP 33718096 A JP33718096 A JP 33718096A JP H10175728 A JPH10175728 A JP H10175728A
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JP
Japan
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conveyor
belt
conveyor roll
linear
transported
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Application number
JP33718096A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takatsuka
雅弘 高塚
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のコンベアロールを用いた搬送方法で
は、コンベアロール又はベルトのみであり、直線搬送を
横方向搬送に変えるには、搬送路を曲折しなければなら
ず、多くのスペースを必要とすると共に、瞬時の方向変
換が不可能であった。 【解決手段】 本発明によるコンベアロールを用いた搬
送方法及び装置は、各コンベアロール(2)間に出没自在
なベルト(26)を配設し、各コンベアロール(2)で直線搬
送方向(X)の搬送を行い、ベルト(26)で横搬送方向(Y)の
搬送を行い、搬送物の瞬時の横出しを行うことができる
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアロールを
用いた搬送方法及び装置に関し、特に、搬送物を直線搬
送方向に搬送した後に、これと直交する横搬送方向に向
きを変えて搬送するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のコンベア
ロールを用いた搬送方法及び装置としては、一般に、一
方向に搬送するための複数のコンベアロールが設けら
れ、この各コンベアロールを曲折させて配設することに
より搬送方向を変えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンベアロール
を用いた搬送方法及び装置は、以上のように構成されて
いたため、次のような課題が存在していた。すなわち、
搬送物の搬送方向は一方向が原則であり、その搬送方向
を90°変える場合には、この各コンベアロールの向き
を少しづつ曲げて90°曲折する状態として配設するた
め、大きなスペースを必要とし、全長も長い構成となっ
ていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、搬送物を直線搬送方向に搬
送した後に、これと直交する横搬送方向に向きを変えて
搬送するようにしたコンベアロールを用いた搬送方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンベアロ
ールを用いた搬送方法は、回転自在に設けられ複数のコ
ンベアロールを有するコンベアにより搬送物を直線方向
に搬送し、前記各コンベアロール間に出没自在に設けら
れたベルトを突出させ、前記搬送物を前記コンベアロー
ルによる直線搬送方向とは直交する横搬送方向に搬送す
る方法である。
【0006】さらに詳細には、前記搬送物はラミネート
シートよりなる方法である。
【0007】さらに詳細には、回転自在に設けられ複数
のコンベアロールよりなるコンベアにより搬送物を直線
方向に搬送するコンベアロールを用いた搬送装置におい
て、前記各コンベアロール間に出没自在なベルトを有
し、前記ベルトの横搬送方向は前記コンベアロールの直
線搬送方向とは直交するようにした構成である。
【0008】さらに詳細には、前記ベルトは上下動体に
設けられたガイドプーリとモータによって回転駆動さ
れ、前記上下動体を、移動自在なカムによって上下動す
る構成である。
【0009】さらに詳細には、前記上下動体は複数の前
記ベルトを有し、前記コンベアの長手方向において前記
上下動体は独立して複数配設されている構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるコ
ンベアロールを用いた搬送方法及び装置の実施の形態に
ついて詳細に説明する。図1及び図2において符号1で
示されるものは、複数のコンベアロール2を回転自在に
有する架台であり、この架台1内に設けられたコンベア
用モータ3により前記各コンベアロール2の入口側に位
置する入口コンベアロール2aが回転駆動されるように
構成されている。なお、前記各ロール2aは前記架台1
上に突出して形成された保持突起1aに回転自在に保持
されていると共に、各コンベアロール2間は隙間1bが
形成されている。また、この架台1とコンベアロール2
によりコンベア50を構成している。
【0011】前記架台1内には、第1、第2補助架台1
0,11が固設されており、この各補助架台10,11
上には第1、第2上下動体12,13が複数のガイドシ
リンダ14,15を介して上下動自在に設けられてい
る。この各上下動体12,13は、第1、第2上下駆動
部16,17を介して上下動できるように構成されてい
る。前記各上下駆動部16,17は、図3で示すように
構成され、各上下動体12,13と各補助架台10,1
1との間には、前記各上下動体12,13に設けられた
コロ等の当接体20と、前記補助架台10,11上に設
けられレール21を介して摺動自在に設けられたカム2
2が設けられ、これらのカム22は前記補助架台10,
11上に設けられた油圧又は空圧のシリンダ23のロッ
ド24に接続され、このカム22の移動によって各当接
体20と共に上下動体12,13が矢印Aの方向に各々
独立して上下動する構成である。
【0012】前記第1、第2上下動体12,13上に
は、複数のガイドプーリ25を介してベルト26が無端
状に全体形状がほぼT字形をなすように構成され、モー
タ27、チェーン28及びスプロケット29を介してこ
のベルト26が無端駆動されるように配設され、このベ
ルト26はこのスプロケット29の軸方向において前記
隙間1b内に対応して上下動できるように複数個配設さ
れている。従って、上下駆動部16,17を駆動させる
ことにより上下動体12,13が上下動し、ベルト26
が隙間1b内でコンベアロール2から上方に突出あるい
はその下方に位置するように出没自在に構成されてい
る。従って、コンベアロール2は搬送物を直線搬送方向
Xに搬送し、ベルト26はこれと直交する横搬送方向Y
に搬送すると共に、前記ベルト26と第1、第2上下動
体12,13によって各々独立して上下動する第1、第
2横出しユニット100,101を構成し、第1横出し
ユニット100は第2横出しユニット101よりも搬送
方向の長さが短く構成されている。従って、各コンベア
ロール2とベルト26の回転方向は互いに直交して構成
されている。なお、この上下駆動部16,17は、摺動
カムに限らず、回転カムとすることもできる。また、こ
の上下動体12,13はコンベア50の長手方向におい
て独立して複数個設けられている。なお、このコンベア
50の搬送方向における最下流位置には、図5で示すよ
うにセンサ150及びストッパ151が設けられ、1枚
目のラミネートシートの先端を検出すると、ストッパ1
51が上昇し、ラミネートシートがストッパ151に当
接すると、ストッパ151のセンサ(図示せず)が検出
し、直ちに各横出しユニット100,101が上昇して
横出しを開始するように構成されている。
【0013】次に、動作について述べる。なお、このコ
ンベヤロール2により搬送する搬送物(図示せず)とし
ては、種々の周知の物体を搬送することができるが、こ
こでは周知の成形機で成形されたシート状のラミネート
シートを搬送する場合について述べる。まずコンベア5
0のスピードは、基本的に成形スピードの2.5〜3倍
程度にて運転し、切断機(図示せず)までは連続して排
出されて来るシートを受け取り、1枚目を運び、次に2
枚目が乗って来るまでの時間差分で1枚目と2枚目のシ
ート間にスキマをあけるようにする。このスキマ/コン
ベアスピード=Tsecが、シートがコンベア50のス
トロークエンドで、横出しユニット100,101上昇
→シート横出し完了→横出しユニット100,101降
下完了のサイクルタイム以上ないと、2枚目のシートが
横出しユニット100,101につき当たってしまうこ
とになる。(なお、横出しユニット100,101の1
サイクル完了タイムは最短約8秒程度かかる。) (実施例1)上記のような条件において横出しユニット
100,101の動作を考えると、生産製品サイズの長
手方向長さ2532mmの場合、約800mmの第1横
出しユニット100と約1800mmの第2横出しユニ
ット101が、両方持ち上がり、(約2600mmの横
出しユニットとなる)横方向搬送を行う。この時、成形
スピードが1番速い1.75m/min(29.17mm
/sec)で考えると、1枚目と2枚目のシート間隔が
計算上約550mmとなり、サイクルタイムは550/
29.17≒19sec以下であれば良いことになる。
【0014】(実施例2)生産製品サイズの長手方向長
さ762mmの場合、約800mmの第1横出しユニッ
ト100のみが持ち上がり、横方向搬送をする。この
時、成形スピードが1番速い1.75m/minで、コ
ンベアスピードも1番速い5m/min(83.33m
m/sec)で考えると、シート間隔は計算上約140
0mmとなり、サイクルタイムは1400/83.3≒
17秒以下であれば良いことになる。この時のコンベア
50上のシートの状態を示すと、図4の通りである。
【0015】(実施例3)生産製品サイズの長手方向長
さ381mmの場合、この場合が最もきびしい条件で、
実施例2の場合と同様に成形スピード1.75m/mi
n、コンベアスピード5m/minで考えると、シート
間隔は計算上約707mmとなり、サイクルタイムは7
07/83.3≒8.4秒以下であれば良いことになる。
しかしながら、この時のコンベア上のシートの状態を示
すと、図5のようになる。
【0016】従って、第1横出しユニット100のみの
上下だと、あと288mmしか残りの間隔がないため、
288/83.3≒3.5sec後にシートが第1横出し
ユニット100に乗って来てしまい、サイクルタイムに
合わなくなる。また、設計都合上、横出しユニット10
0,101の最小設計単位は約500mm程度ほしいた
め、第1横出しユニット100を更に分割することはむ
ずかしく、結局各ユニット100,101を上昇させる
こととし、381mmのシートを3枚同時に横出しする
ことができる。この時でも、4枚目のシートの先端は6
64/83.3≒8secで第2横出しユニット101
に乗って来るため、コンベア50の運転状況としてはほ
ぼ限度であるといえる。以上の各実施例をまとめると表
1の第1表の通りとなる。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明によるコンベアロールを用いた搬
送方法及び装置は、以上のように構成されているため、
次のような効果を得ることができる。すなわち、コンベ
アの各コンベアロール間の隙間にベルトが設けられ、コ
ンベアロールで送られた搬送物を瞬時に直線方向から直
交する横方向に方向転換して搬送方向を変えることがで
きる。また、このベルトは複数ユニットよりなると共
に、各ユニットの長さが異なり、この各ユニットの使い
分けにより、任意の長さの搬送物でも詰まりを起こすこ
となく直進と横方向の搬送を行うことができる。また、
ベルトがコンベアロール間で出没自在であるため、搬送
方向を変えるための搬送路のスペースが従来よりも大幅
に小さくて済むことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンベアロールを用いた搬送装置
を示す平面図である。
【図2】図1の正面構成図である。
【図3】図1の要部の拡大詳細構成図である。
【図4】本発明による搬送方法を示す説明図である。
【図5】図4の他の方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 コンベアロール X 直線搬送方向 Y 横搬送方向 12,13 上下動体 22 カム 25 ガイドプーリ 26 ベルト 27 モータ 50 コンベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に設けられ複数のコンベアロー
    ル(2)を有するコンベア(50)により搬送物を直線方向に
    搬送し、前記各コンベアロール(2)間に出没自在に設け
    られたベルト(26)を突出させ、前記搬送物を前記コンベ
    アロール(2)による直線搬送方向(X)とは直交する横搬送
    方向(Y)に搬送することを特徴とするコンベアロールを
    用いた搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記搬送物はラミネートシートよりなる
    ことを特徴とする請求項1記載のコンベアロールを用い
    た搬送方法。
  3. 【請求項3】 回転自在に設けられ複数のコンベアロー
    ル(2)よりなるコンベア(50)により搬送物を直線搬送方
    向に搬送するコンベアロール(2)を用いた搬送装置にお
    いて、前記各コンベアロール(2)間に出没自在なベルト
    (26)を有し、前記ベルト(26)の横搬送方向(Y)は前記コ
    ンベアロール(2)の直線搬送方向(X)とは直交するように
    構成したことを特徴とするコンベアロールを用いた搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルト(26)は上下動体(12,13)に設
    けられたガイドプーリ(25)とモータ(27)によって回転駆
    動され、前記上下動体(12,13)を、移動自在なカム(22)
    によって上下動することを特徴とする請求項3記載のコ
    ンベアロールを用いた搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記上下動体(12,13)は複数の前記ベル
    ト(26)を有し、前記コンベア(50)の長手方向において前
    記上下動体(12,13)は独立して複数配設されていること
    を特徴とする請求項3又は4記載のコンベアロールを用
    いた搬送装置。
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