JPH10175687A - エアゾール用遅延噴射装置 - Google Patents

エアゾール用遅延噴射装置

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JPH10175687A
JPH10175687A JP8355297A JP35529796A JPH10175687A JP H10175687 A JPH10175687 A JP H10175687A JP 8355297 A JP8355297 A JP 8355297A JP 35529796 A JP35529796 A JP 35529796A JP H10175687 A JPH10175687 A JP H10175687A
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JP
Japan
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valve rod
cylindrical
inner case
rotary shaft
stem
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Pending
Application number
JP8355297A
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English (en)
Inventor
Keiro Ishihara
圭朗 石原
Tatsuya Kamezawa
達也 亀澤
Tatsu Kabayama
達 樺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 噴射操作後、一定の時間が経過した後に内容
物が噴射するようにして、使用者が噴射した内容物を吸
入あるいは曝露しない。 【解決手段】 操作摘み14を押してキャップ状の内ケ
ース11を押し下げ、ステムカバー20を介してステム
7を押し下げる。このとき内ケース11の底板下面の係
合部12aがエアゾール容器1のカール部5に係合す
る。操作摘み14を水平方向に回して筒状回転軸15を
回転させ、その後作動停止バーを回してガバナーが自由
に揺動できるようにすると、筒状回転軸15がねじりコ
イルバネ19の作用で戻り方向に回転する。筒状回転軸
15が最後まで戻るとその下端部に設けた段部付きの円
板状カム体17が箱形の弁杆押え体23を水平方向に押
し出す。これにより弁杆22の頭部22aは弁杆押え体
23の切欠部に落ち込む。これにより弁杆22はステム
カバー20の通路20cを開放し、噴射口20bから内
容物が噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアゾール用遅延噴
射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】封入ガス圧によって内容物を噴射させる
全量噴射型エアゾールは、ステムを押し込む等の噴射操
作によって直ちに内容物が噴射し始める。
【0003】したがって、噴射した内容物を使用者が吸
入してしまう虞がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みなされたものであって、エアゾールの噴射操作後、一
定の時間が経過した後に内容物が噴射するようにして、
使用者が噴射した内容物を吸入あるいは曝露することが
ない場所まで退避することができる時間を得ることがで
きるようになしたエアゾール用遅延噴射装置を提供せん
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、次の点にある。 (1)筒状の外ケースと、該外ケース内に摺動自在に嵌
合したキャップ状の内ケースとをもってケースを構成す
ると共に前記内ケース上にキャップ状の操作摘みを被
せ、該操作摘みを前記外ケースをエアゾール容器に固定
した状態において押し下げて回すと、エアゾール容器の
ステムを嵌入するステム嵌入孔とこれに連なる噴射口を
有する前記内ケースの中心部に設けた筒状のステムカバ
ーの噴射口から、所定の時間経過後に内容物が噴射する
ようになしたエアゾール用遅延噴射装置。
【0006】(2)エアゾール容器に固定する筒状の外
ケースと、前記外ケース内に摺動自在に嵌合し、下端部
に下面にエアゾール容器のカール部への係合部を設けた
底板を設けると共に高さ方向の中央部に支壁を設けたキ
ャップ状の内ケースとからなるケースと、前記キャップ
状の内ケース上に被せ、天板中央に後記筒状回転軸の上
端部を挿通する筒状部を設けたキャップ状の操作摘み
と、前記キャップ状の内ケースの天板中央の小孔に回転
自在に挿通し、軸方向の略中央部に歯車を設けると共
に、後記弁杆押え体を押圧して移動させるカム体を設
け、バネをもって前記カム体が後記弁杆押え体に向けて
回転するよう附勢した筒状回転軸と、上端部を前記筒状
回転軸の中心に挿通すると共に下端部を前記内ケースの
底板のステムカバーの挿通孔に挿通した、下端中心部に
ステム嵌入孔とこれに連なる噴射口を設けた筒状のステ
ムカバーと、前記筒状のステムカバーにそのステム嵌入
孔と噴射口とを結ぶ通路を遮断するように取り付け、軸
方向に移動自在とした弁杆、及び前記内ケース内に移動
自在に設けた、弁杆の突支となる弁杆押え体とから構成
される弁機構と、前記内ケース内に設け、前記筒状回転
軸の回転速度を遅らせるための前記筒状回転軸に設けた
歯車及びこれと噛合する減速歯車群からなる減速機構と
からなるエアゾール用遅延噴射装置。
【0007】(3)前記筒状の外ケースの下端をエアゾ
ール容器の巻締部に係合して固定するようになした前記
(2)記載のエアゾール用遅延噴射装置。
【0008】(4)外ケースと内ケースの側面から挿通
する作動停止バーによって減速機構の作動を規制するこ
とにより筒状回転軸の戻り方向への回転を阻止するよう
になした前記(2)又は(3)記載のエアゾール用遅延
噴射装置。
【0009】(5)筒状回転軸の戻り方向への回転中音
を発するようにしてなる請求項(2)、(3)又は
(4)記載のエアゾール用遅延噴射装置。
【0010】また、外ケースと内ケースの側面から挿通
する作動停止バーによって減速機構の作動を規制するこ
とにより筒状回転軸の戻り方向への回転を阻止するよう
にしてもよい。更にまた、前記筒状回転軸の戻り方向へ
の回転中音を発するようにしてもよい。このようにすれ
ば、噴射操作が開始され、これが継続していることを使
用者に知らせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1実施形
態の正面図、図2は外ケースをエアゾール容器にセット
し、内ケースを押し下げた状態の中央縦断面図、図3は
減速機構部分の斜視図、図4乃至図7は弁機構部分の作
用説明図、図8乃至図11は使用方法の説明図である。
【0012】図中、1はエアゾール容器である。また、
該エアゾール容器1は胴部2の上端に巻締部3を介して
目金4を固定し、この目金4にカール部5を設けてい
る。そしてマウンティングカップ6の中央に内容物を噴
射するステム7を突出させている。尚、該ステム7は内
部のバルブ機構と接続している。
【0013】8は遅延噴射装置であり、以下の筒状の外
ケース外の部材からなるものである。9は筒状の外ケー
スとキャップ状の内ケースとからなるケースである。前
記筒状の外ケース10は下端にエアゾール容器の巻締部
3への係合部10aを設けている。更にまた、該外ケー
ス10は上端開口部を窄めて抜け止め部10bを形成し
ている。また、前記キャップ状の内ケース11は前記外
ケース10内に摺動自在に嵌合しており、上端近傍を窄
めて段部11aを形成している。また下端部に下面にエ
アゾール容器1のカール部5への係合部12aを設けた
底板12を設けると共に、高さ方向の中央部に中心部に
透孔13aを設けた支壁13を設けている。また、更に
前記底板12には中央部にステムカバーの挿通孔12b
を設けている。更にまた天板11′の中央には後記筒状
回転軸の挿通用の小孔11bを設けている。
【0014】14は前記内ケース11上に被せるキャッ
プ状の操作摘みである。また、該操作摘み14は天板1
4′の中央に後記筒状回転軸の上端部を挿通する筒状部
14aを設けると共に該筒状部14aに後記筒状回転軸
に設けた軸方向に沿った突起に嵌合する凹部14bを設
け、更に周壁部14″の下部は前記外ケース10と内ケ
ース11の間に挿通し、下端部に抜け止め用の突起14
cを設けている。
【0015】15は前記内ケース11の天板中央の小孔
11bに回転自在に挿通した筒状回転軸である。また、
該筒状回転軸15は軸方向の略中央部に扇形歯車16を
設けると共に、下端部に後記弁杆押え体を押圧して横に
ずらす段部17a付きの円板状カム体17を設けてい
る。そして更に該筒状回転軸15はその上端部に軸方向
に沿った突起18を設けると共に、一端側を扇形歯車1
6に、他端側を前記内ケース11の支壁13に接続した
ねじりコイルバネ19をもってカム体17が後記弁杆押
え体に向けて回転するよう附勢している。
【0016】20は下端中心部にステム嵌入孔20aと
これに連なる噴射口20bを設けた筒状のステムカバー
である。また、該ステムカバー20は上端部を前記筒状
回転軸15の中心に挿通すると共に前記内ケース11の
底板12に設けたステムカバーの挿通孔12bに挿通し
ている。尚、20cは前記ステム嵌入孔20aと噴射口
20bを結ぶ通路である。
【0017】21は弁杆と弁杆押え体とからなる弁機構
である。また、前記弁杆22はゴム材からなり、頭部2
2aを有し、ボルト状を呈している。そして前記筒状の
ステムカバー20にそのステム嵌入孔20aと噴射口2
0bとを結ぶ通路20cを遮断するように取り付け、軸
方向に移動自在としている。また、前記弁杆押え体23
は、箱形をなし、前記内ケース11内に水平方向移動自
在に設けている。そして前記弁杆22の頭部22aに接
する内面側の一部に切欠部23aを設けると共に前記切
欠部23a側の上部に突起23bを設けている。また、
24は前記弁杆押え体23を適度の圧力で弁杆22に押
しつけるための押圧用拡圧コイルバネである。
【0018】25は前記外ケース10及び内ケース11
の側面から挿通する作動停止バーである。該作動停止バ
ー25は噴射操作開始時にそのヘラ状の部分25aが後
記ガバナーの揺動を阻止して、前記筒状回転軸15のカ
ム体17による弁杆押え体23への押圧を抑止するため
のものである。また、該作動停止バー25は外ケース1
0から突出する端部を膨大させて摘み部25bとしてい
る。
【0019】26は前記内ケース11に設けたストッパ
ーであり、前記扇形歯車16の回転を所定の位置で止め
るものである。
【0020】27は前記扇形歯車16及びこれと噛合す
る後記減速歯車群からなる減速機構であって、歯車の噛
み合いによる抵抗を介して前記筒状回転軸15の回転速
度を遅くするものである。28、29は同軸上に固着し
た大歯車と小歯車であり、小歯車29を前記扇形歯車1
6に噛合させている。
【0021】30、31は同軸上に固着した大歯車と小
歯車であり、小歯車31を前記大歯車28に噛合させて
いる。32、33は同軸上に固着した大歯車と小歯車で
あり、小歯車33を前記大歯車30に噛合させている。
【0022】34、35は同軸上に固着した大歯車と小
歯車であり、小歯車35を前記大歯車32に噛合させて
いる。36は水平方向回動自在に軸支し、先端の二又部
分で前記歯車34を挟むようになしたガバナーである。
また、該ガバナー36は前記減速機構の作動を規制する
ことを介して前記筒状回転軸15の回転を規制する役割
と、前記歯車34と共働して音を発する役割をもつ。即
ち、前記歯車34が回転してガバナー36の二又部分に
当たると、カチカチと連続する音を発するものである。
尚、筒状回転軸15の戻り方向への回転中音を発する機
構としては、これ以外にも例えば電気的にメロディーが
流れるもの等、適宜のものを採用可能である。
【0023】次に、本実施形態の作用について説明す
る。図8は噴射操作を開始する状態であり、筒状の外ケ
ース10をエアゾール容器1の巻締部3に係合してセッ
トした状態において、操作摘み14を上から加圧して内
ケース11を押し下げた状態である。そしてこの状態に
おいてはステムカバー20の下端部によってエアゾール
容器1のステム7は押し下げられ、内容物が噴出する状
態となっている。尚、このときには弁杆22によって噴
出は抑止されている。またこれと同時に内ケース11の
底板12に設けた係合部12aがエアゾール容器1のカ
ール部5に係合し、この状態が保持される。
【0024】次に、図9に示す如く操作摘み14を水平
方向に回し、コイルバネ19の作用に抗して筒状回転軸
15を回転させる。3/4回転ほど回転させると作動停
止バー25によってガバナー36の揺動が止められ、筒
状回転軸15の戻り方向への回転が抑止される。その後
図10に示す如く作動停止バー25を回してそのヘラ状
の部分25aをガバナー36から外すと、該ガバナーが
自由に動くようになり、筒状回転軸15はねじりコイル
バネ19の作用によって戻り方向に回転する。尚、この
ときには図4及び図5に示す如く、弁杆22の頭部22
aは弁杆押え体23によって押さえられている。
【0025】そして、筒状回転軸15はそれが戻り方向
に回転するとき扇形歯車16及び減速歯車群28乃至3
5からなる減速機構27によって回転速度を遅くされ
る。したがって、減速機構27はタイマーとして作用す
る。そしてまた、筒状回転軸15の回転中歯車34とガ
バナー36とによってこれらが接触する音が発せられ
る。
【0026】そして、筒状回転軸15が更に回転し、減
速機構27の歯車29から扇形歯車16が外れて噛み合
いが解除されると、筒状回転軸15の回転速度が一気に
早まり、その勢いで図6及び図7に示す如くカム体17
の段部17aが弁杆押え体23の突起23bに当たり、
弁杆押え体23を横方向へずらす。そして該弁杆押え体
23の切欠部23aが弁杆22の頭部22aの位置にな
る。これにより弁杆22はエアゾール容器1のステム7
からの内容物の噴射圧力で軸方向に押し出される。そし
て、図11に示す如くステムカバー20の噴射口20b
から内容物が噴射されるものである。また、噴射操作を
途中で中止する必要が生じた場合には、作動停止バー2
5を再び所定の角度に回せばよい。尚、本実施形態では
作動停止バーによって筒状回転軸の戻り方向への回転を
阻止するようにした例を示したが、本発明は必ずしもこ
のように構成する必要はない。
【0027】次に、図12乃至図20に示した本発明の
第2実施形態について説明する。図12は本発明の第2
実施形態の外ケースをエアゾール容器にセットした状態
の中央縦断面図、図13は外ケースをエアゾール容器に
セットし、内ケースを押し下げた状態の中央縦断面図、
図14は減速機構部分の斜視図、図15は筒状回転軸の
底面図、図16は筒状回転軸の中央縦断面図、図17は
弁機構部分の斜視図、図18は弁杆押え体の背面側から
見た斜視図、図19は弁機構部分の拡大断面図、図20
は弁機構部分の作用説明図である。
【0028】而して、本実施形態と前記第1実施形態と
の相違点は次の構成にある。尚、その他の構成は前記第
1実施形態と同様であるので、同一の部材には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0029】先ず、第1点は、前記第1実施形態にあっ
ては、筒状回転軸15の戻り方向への回転力をねじりコ
イルバネ19をもって生ぜしめているのに対して、本実
施形態では緊縮コイルバネ37をもって行っている点で
ある。尚、該緊縮コイルバネ37は一端側を扇形歯車1
6に、他端側を内ケース11に接続している。
【0030】第2点は、弁機構と該弁機構を作動させる
構成の相違である。即ち、前記第1実施形態では弁機構
21を、ボルト状の弁杆22と箱形で内面側の一部に切
欠部23aを設けた弁杆押え体23とでもって構成し、
該弁杆押え体23を、筒状回転軸15の下端部に設けた
段部17a付きの円板状カム体17をもって横に押し出
してずらす構成としている。
【0031】一方、これに対して本実施形態では、弁機
構38における弁杆が頭部39aを有するボルト状の弁
杆39である点では前記第1実施形態と同様であるが、
弁杆押え体40として、内ケース11の支壁13の下面
にビスによって固定する断面L字形の支持板41によっ
て水平方向移動自在に支持し、内面の弁杆頭部押圧部4
2aの横に、弁杆39をステムカバー20の通路20c
から退出させるに充分な深さの凹部42bを設け、更に
コイルバネ43によってクッション性を持たせた状態で
上下方向移動自在に保持した断面L字形の可動板44を
筒状回転軸15の下端部の筒状カム体に摺接させた駒部
材42をもって構成し、筒状回転軸15の下端部に設け
た突起45aを有する筒状カム45をもって弁杆押え体
40としての駒部材42を横に押し出してずらす構成と
している点で相違する。
【0032】したがって、本実施形態の場合には、減速
機構27の歯車29から扇形歯車16が外れて噛み合い
が解除されたとき、筒状回転軸15が速度を上げて回転
するが、このとき図20に示す如く該筒状回転軸15の
下端部に設けた筒状カム45の突起45aが駒部材42
の可動板44を側方から押し出し、該駒部材42を横に
ずらすものである。そしてこれにより弁杆39の頭部3
9aは駒部材42の凹部42bに入り込み、弁杆39が
ステムカバー20の通路20cから退出してエアゾール
容器1内の内容物が噴射されるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成、作用であり、
エアゾールの噴射操作後、一定の時間が経過した後に内
容物が噴射するようにして、使用者が殺虫薬剤等を含む
内容物を吸入あるいは曝露しない場所まで退避すること
ができる時間を得られるようになすことができ、より安
全な噴射操作を行うことができるものである。
【0034】また、作動停止バーによって筒状回転軸の
戻り方向への回転を阻止するようにすれば、噴射操作を
途中で中止する必要が生じたときに便利である。更にま
た、筒状回転軸の戻り方向への回転中音を発するように
すれば、噴射操作が開始され、これが継続していること
を使用者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の正面図である。
【図2】外ケースをエアゾール容器にセットし、内ケー
スを押し下げた状態の中央縦断面図である。
【図3】減速機構部分の斜視図である。
【図4】弁機構部分の作用説明図であり、カム体が弁杆
押え体に接近した状態の斜視図である。
【図5】弁機構部分の作用説明図であり、カム体が弁杆
押え体に接近した状態の縦断面図である。
【図6】弁機構部分の作用説明図であり、カム体が弁杆
押え体を押し出した状態の斜視図である。
【図7】弁機構部分の作用説明図であり、カム体が弁杆
押え体を押し出した状態の縦断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態の使用方法の説明図であ
り、噴射操作開始時の状態を示すものである。
【図9】本発明の第1実施形態の使用方法の説明図であ
り、操作摘みを回している状態を示すものである。
【図10】本発明の第1実施形態の使用方法の説明図で
あり、筒状回転軸が戻り方向に回転している途中の状態
図である。
【図11】本発明の使用方法の説明図であり、内容物が
噴射した状態を示すものである。
【図12】本発明の第2実施形態の外ケースをエアゾー
ル容器にセットした状態の中央縦断面図である。
【図13】外ケースをエアゾール容器にセットし、内ケ
ースを押し下げた状態の中央縦断面図である。
【図14】減速機構部分の斜視図である。
【図15】筒状回転軸の底面図である。
【図16】筒状回転軸の中央縦断面図である。
【図17】弁機構部分の斜視図である。
【図18】弁杆押え体の背面側から見た斜視図である。
【図19】弁機構部分の拡大断面図である。
【図20】弁機構部分の作用説明図である。
【符号の説明】
8 遅延噴射装置 9 ケース 10 筒状の外ケース 11 キャップ状の内ケース 14 キャップ状の操作摘み 15 筒状回転軸 16 扇形歯車 17 段部付きの円板状カム体 19 ねじりコイルバネ 20 筒状のステムカバー 21 弁機構 22 弁杆 23 弁杆押え体 25 作動停止バー 27 減速機構 28、29、30、31、32、33、34、35 歯
車 36 ガバナー 37 緊縮コイルバネ 38 弁機構 39 弁杆 40 弁杆押え体 41 支持板 42 駒部材 44 可動板 45 突起を有する筒状カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樺山 達 千葉県流山市加1226−66

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の外ケースと、該外ケース内に摺動
    自在に嵌合したキャップ状の内ケースとをもってケース
    を構成すると共に前記内ケース上にキャップ状の操作摘
    みを被せ、該操作摘みを前記外ケースをエアゾール容器
    に固定した状態において押し下げて回すと、エアゾール
    容器のステムを嵌入するステム嵌入孔とこれに連なる噴
    射口を有する前記内ケースの中心部に設けた筒状のステ
    ムカバーの噴射口から、所定の時間経過後に内容物が噴
    射するようになしたエアゾール用遅延噴射装置。
  2. 【請求項2】 エアゾール容器に固定する筒状の外ケー
    スと、前記外ケース内に摺動自在に嵌合し、下端部に下
    面にエアゾール容器のカール部への係合部を設けた底板
    を設けると共に高さ方向の中央部に支壁を設けたキャッ
    プ状の内ケースとからなるケースと、前記キャップ状の
    内ケース上に被せ、天板中央に後記筒状回転軸の上端部
    を挿通する筒状部を設けたキャップ状の操作摘みと、前
    記キャップ状の内ケースの天板中央の小孔に回転自在に
    挿通し、軸方向の略中央部に歯車を設けると共に、後記
    弁杆押え体を押圧して移動させるカム体を設け、バネを
    もって前記カム体が後記弁杆押え体に向けて回転するよ
    う附勢した筒状回転軸と、上端部を前記筒状回転軸の中
    心に挿通すると共に下端部を前記内ケースの底板のステ
    ムカバーの挿通孔に挿通した、下端中心部にステム嵌入
    孔とこれに連なる噴射口を設けた筒状のステムカバー
    と、前記筒状のステムカバーにそのステム嵌入孔と噴射
    口とを結ぶ通路を遮断するように取り付け、軸方向に移
    動自在とした弁杆、及び前記内ケース内に移動自在に設
    けた、弁杆の突支となる弁杆押え体とから構成される弁
    機構と、前記内ケース内に設け、前記筒状回転軸の回転
    速度を遅らせるための前記筒状回転軸に設けた歯車及び
    これと噛合する減速歯車群からなる減速機構とからなる
    エアゾール用遅延噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記筒状の外ケースの下端をエアゾール
    容器の巻締部に係合して固定するようになした請求項2
    記載のエアゾール用遅延噴射装置。
  4. 【請求項4】 外ケースと内ケースの側面から挿通する
    作動停止バーによって減速機構の作動を規制することに
    より筒状回転軸の戻り方向への回転を阻止するようにな
    した請求項2又は3記載のエアゾール用遅延噴射装置。
  5. 【請求項5】 筒状回転軸の戻り方向への回転中音を発
    するようにしてなる請求項2,3又は4記載のエアゾー
    ル用遅延噴射装置。
JP8355297A 1996-12-19 1996-12-19 エアゾール用遅延噴射装置 Pending JPH10175687A (ja)

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JP8355297A JPH10175687A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 エアゾール用遅延噴射装置

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JP8355297A Pending JPH10175687A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 エアゾール用遅延噴射装置

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JP (1) JPH10175687A (ja)

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