JPH0244865Y2 - - Google Patents

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JPH0244865Y2
JPH0244865Y2 JP11994085U JP11994085U JPH0244865Y2 JP H0244865 Y2 JPH0244865 Y2 JP H0244865Y2 JP 11994085 U JP11994085 U JP 11994085U JP 11994085 U JP11994085 U JP 11994085U JP H0244865 Y2 JPH0244865 Y2 JP H0244865Y2
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JP
Japan
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injection port
injection
valve stem
movable valve
horizontal hole
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JP11994085U
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JPS6227759U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、エアゾル噴射装置の可動弁茎に嵌
着される噴射口つきの押ボタンであつて、噴射操
作後に噴射通路等に残留する噴射物と外気との接
触を断つため、噴射口を閉鎖できるようにしたも
のに関し、特に化粧クリーム、練歯みがき、また
は練チヨコレートのような粘度の高い噴射物の噴
射に適当なものを提供するのがその目的である。
(考案の構成) 以下図示した実施例によりこの考案を説明すれ
ば、1は周知であるエアゾル噴射装置の可動弁茎
で、この考案にかかる噴射ボタンはこの可動弁茎
1に嵌着され、可動弁茎1の下降にともなう噴射
弁の開弁により可動弁茎1を通じて上昇する噴射
物を噴射口21から放出するものであり、押ボタ
ン本体2と可動栓3とを有している。押ボタン本
体2は前面に穿つた噴射口21に続く水平孔22
が穿たれており、水平孔22の径は噴射口21よ
り大径である。また水平孔22は可動弁茎1の軸
孔11に接続されている。可動栓3はピストン3
3と押板34とを弾性体により一体に成型したも
ので、ピストン33は前端を噴射口21に対応す
る径に形成した小径の前桿31と小平孔22に対
応する径に形成した大径の後桿部32からなり、
押板34は後桿部32の後端に続いて前方に向け
上凸状に屈曲している。ピストン33は水平孔2
2に挿入されていて、第1図からわかるように、
前桿部31の前端は噴射口21に嵌合されている
とともに、押板34の前端は押ボタン本体2の頂
面の一部に係合固定されている。
図示の例によれば、ピストン33が前後に摺動
する場合において、特に前進の際、前桿部31の
心出しを容易にし、その前端が噴射口21に嵌入
しやすくするため、前桿部31の周面に数本の突
条35が設けてある。また、図示の例によれば、
押板34の前端の押ボタン本体2の頂面への係合
固定を確実にするため、押ボタン本体2には凹溝
23を設け、押板34の縁板36が凹溝23に確
保されるようになつている。
この考案は前記のようにしてなるので、第1図
のように、通常はピストンの前桿部31の前端に
より噴射口21が閉鎖され、したがつて噴射口2
1の内方の通路が外気から遮断されているため、
通路に存在している噴射物が空気酸化等から保護
され、変質が防止されるのであるが、第3図のよ
うに押板34を上方から押圧すれば、上凸状に屈
曲して成型されている押板34が斜平面状に伸び
るので、押板34に後端が続いているピストン3
3が水平孔22から後方に引出されるとともに、
前桿部31の前端が噴射口21から引抜かれるの
で噴射口21が開口する。押板34の押圧を続け
れば、押ボタン本体2を介し、可動弁茎1が押下
げられる。水平孔22は可動弁茎の軸孔11に接
続されているが、前桿部31は水平孔22よりも
小径であるから、前桿部31の周囲には環状の通
路が形成されている。そこで、可動弁茎1の押下
げによりエアゾル噴射装置の噴射弁が開弁し、可
動弁茎の軸孔11を通じて上昇する噴射物は前記
環状通路をへて噴射口から放出される。
つぎに、押板34から指頭を離して押板34の
押圧を解除すれば、同時に押ボタン本体2の押圧
が解除されることにより、可動弁茎1が上昇し、
噴射弁が閉弁するので、噴射物の放出が停止す
る。一方、押圧が解除された押板34は自らの弾
性により当初の上凸状に屈曲した形状に復元する
のであるが、この場合の復元力は比較的肉厚の薄
い板の板面に直交する方向への復元力によるの
で、その復元力は比較的緩やかであり、したがつ
て、ピストン33の原位置への復帰速度も比較的
遅い。ゆえに、噴射弁の閉鎖後、噴射口21が閉
鎖されるまでの時間のずれが起る。
ところで、液化ガス噴射剤によるエアゾル噴射
において、噴射物は噴射剤を包蔵しているので、
もし噴射弁と噴射口21の閉鎖が同時に行われる
か、または噴射弁の閉鎖に先行して噴射口21の
閉鎖が行われると、噴射口21の閉鎖時において
噴射通路に残留する噴射物には噴射剤が包蔵され
たままなので、次回の噴射口21の開口時におい
ては噴射物が突沸的に放出され、使用者に不快感
が与えられる。しかしながら、この考案によれ
ば、前記したように噴射弁の閉鎖に対し噴射口2
1の閉鎖が遅動的に行われるので、噴射弁の閉鎖
後噴射口21の閉鎖までの間において噴射通路に
残留する噴射物から噴射ガスが放出されるので、
次回の操作時において噴射物が突沸的に放出され
ることがなく、きわめて円滑に放出される。
(考案の効果) かくして、この考案によれば、噴射物の放出後
において噴射通路に残留する噴射物が外気から保
護されるとともに、操作の都度噴射物の放出が円
滑に行われるので、特に化粧クリームやクリーム
状食品その他粘性の大きい噴射物のエアゾル噴射
に使用するのに最適な噴射ボタンを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案品の一実施例の静止時におけ
る縦断側面図、第2図は同じく静止時における底
面図、第3図は同じく作動時における側縦断面
図、第4図は同じく作動時における底面図であ
る。 1は可動弁茎、11は軸孔、2は押ボタン本
体、21は噴射口、22は水平孔、23は凹溝、
3は可動栓、31は前桿部、32は後桿部、33
はピストン、34は押板、35は突条、36は縁
板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアゾル噴射装置の可動弁茎1に嵌着し、可動
    弁茎1の下降にともなう噴射弁の開弁により可動
    弁茎1を通じて上昇する噴射物を噴射口21から
    放出する噴射ボタンにおいて、前面に穿つた噴射
    口21に続く水平孔22を噴射口21よりも大径
    に穿つとともに可動弁茎1の軸孔11を水平孔2
    2に接続した押ボタン本体2と、前端を噴射口2
    1に対応する径に形成した小径の前桿部31およ
    び水平孔22に対応する径に形成した大径の後桿
    部32からなるピストン33と後桿部32の後端
    に続いて前方に向け上凸状に屈曲する押板34と
    を弾性体により一体に成型した可動栓3とを有
    し、ピストン33を水平孔22に挿入して前桿部
    31の前端を噴射口21に嵌合するとともに押板
    34の前端を押ボタン本体2の頂面の一部に係合
    固定してなる噴射口開閉エアゾル噴射ボタン。
JP11994085U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0244865Y2 (ja)

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JP11994085U JPH0244865Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JPS6227759U JPS6227759U (ja) 1987-02-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5047587B2 (ja) * 2006-10-31 2012-10-10 株式会社吉野工業所 押下ヘッドおよび押下ヘッド付きポンプ
CN103391890B (zh) * 2011-02-25 2015-04-01 陶氏环球技术有限责任公司 具有内部密封的压缩流体分配装置

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JPS6227759U (ja) 1987-02-19

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