JP2578728Y2 - エアゾール容器 - Google Patents
エアゾール容器Info
- Publication number
- JP2578728Y2 JP2578728Y2 JP1992007745U JP774592U JP2578728Y2 JP 2578728 Y2 JP2578728 Y2 JP 2578728Y2 JP 1992007745 U JP1992007745 U JP 1992007745U JP 774592 U JP774592 U JP 774592U JP 2578728 Y2 JP2578728 Y2 JP 2578728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- push button
- valve pipe
- cylindrical portion
- gap
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、押下釦を押し込み弁
管を移動することにより容器内の内容物を押下釦の噴出
口から噴出する、化粧用・薬用・殺虫用等のエアゾール
容器に関する。
管を移動することにより容器内の内容物を押下釦の噴出
口から噴出する、化粧用・薬用・殺虫用等のエアゾール
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエアゾール容器では、た
とえば図6に示す如く、容器本体1の蓋部1aと弁筒2
の上端とで挾んでゴム製のシール部材3を設け、その中
心孔3aを通る弁管4に押し当ててその横孔4aを塞ぐ
とともに、中心孔3a下縁に前記弁管4の段部4bをコ
イルバネ5の付勢力で押し当てて横孔4aと弁筒2内と
の連通を遮断する構成とする。
とえば図6に示す如く、容器本体1の蓋部1aと弁筒2
の上端とで挾んでゴム製のシール部材3を設け、その中
心孔3aを通る弁管4に押し当ててその横孔4aを塞ぐ
とともに、中心孔3a下縁に前記弁管4の段部4bをコ
イルバネ5の付勢力で押し当てて横孔4aと弁筒2内と
の連通を遮断する構成とする。
【0003】そして、押下釦6を押し込んで弁管4を下
方に移動し、その弁管4と前記シール部材3との間に隙
間を形成し、容器本体1内の内容物を弁筒2から前記隙
間を通して前記弁管4の横孔4aへと導き、その横孔4
aから前記弁管4内に入れて前記押下釦6の噴出口6a
から外部へ噴射していた。
方に移動し、その弁管4と前記シール部材3との間に隙
間を形成し、容器本体1内の内容物を弁筒2から前記隙
間を通して前記弁管4の横孔4aへと導き、その横孔4
aから前記弁管4内に入れて前記押下釦6の噴出口6a
から外部へ噴射していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアゾール容器では、前記シール部材3がゴム製なの
で、たとえば、内容物にゴムの臭いがつく恐れ及びその
内容物の品質に悪影響を与える恐れがあった。そこで、
この考案の目的は、エアゾール容器において、内容物に
ゴムの臭いがつく恐れ及びその内容物の品質に悪影響を
与える恐れを解消することにある。
エアゾール容器では、前記シール部材3がゴム製なの
で、たとえば、内容物にゴムの臭いがつく恐れ及びその
内容物の品質に悪影響を与える恐れがあった。そこで、
この考案の目的は、エアゾール容器において、内容物に
ゴムの臭いがつく恐れ及びその内容物の品質に悪影響を
与える恐れを解消することにある。
【0005】 そのため、請求項1に記載のものは、た
とえば以下の図示実施例に示すとおり、噴出口17fを
有する押下釦17と、一方を容器本体10内に、他方を
容器本体10外に向けて設ける弁筒14と、ゴム製を除
くプラスチック材料で、外向きに突出する円筒部16b
を設けて形成し、前記弁筒14の他方側に取り付けるシ
ール部材16と、内外を連通する横孔15dを有し、先
端に前記押下釦17を取り付けてその噴出口17fを内
部と連通し、前記シール部材16の円筒部16bに貫挿
し、外向きの移動習性を付与してその移動習性に基づき
前記シール部材16に押し当てて前記円筒部16bの内
端側を塞ぐ一方、その移動習性に抗して押し込んだとき
前記円筒部16bの内端側を開いて隙間23を形成し、
その隙間23から前記横孔15dを通して前記容器本体
10内と内部を連通する弁管15とを備え、 前記円筒部
16bを該弁管15または前記押下釦17に押し当てて
前記横孔15dを通らずに前記隙間23から外部に通ず
る通路イを遮断してなる、ことを特徴とする。
とえば以下の図示実施例に示すとおり、噴出口17fを
有する押下釦17と、一方を容器本体10内に、他方を
容器本体10外に向けて設ける弁筒14と、ゴム製を除
くプラスチック材料で、外向きに突出する円筒部16b
を設けて形成し、前記弁筒14の他方側に取り付けるシ
ール部材16と、内外を連通する横孔15dを有し、先
端に前記押下釦17を取り付けてその噴出口17fを内
部と連通し、前記シール部材16の円筒部16bに貫挿
し、外向きの移動習性を付与してその移動習性に基づき
前記シール部材16に押し当てて前記円筒部16bの内
端側を塞ぐ一方、その移動習性に抗して押し込んだとき
前記円筒部16bの内端側を開いて隙間23を形成し、
その隙間23から前記横孔15dを通して前記容器本体
10内と内部を連通する弁管15とを備え、 前記円筒部
16bを該弁管15または前記押下釦17に押し当てて
前記横孔15dを通らずに前記隙間23から外部に通ず
る通路イを遮断してなる、ことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、前記円筒部16bを前記弁管
15にパッキング25を介して押し当て、又は前記押下
釦17にパッキング25を介して押し当ててなることを
特徴とする。
図示実施例に示すとおり、前記円筒部16bを前記弁管
15にパッキング25を介して押し当て、又は前記押下
釦17にパッキング25を介して押し当ててなることを
特徴とする。
【0007】
【作用】そして、請求項1に記載のものでは、押下釦1
7を押し込んで弁管15を移動し、その弁管15とシー
ル部材16との間に隙間23を形成し、その隙間23を
通して容器内の内容物を弁筒14から弁管15の横孔1
5dへと導き、その横孔15dから弁管15内に入れて
押下釦17の噴出口17fから噴出する。その間、シー
ル部材16の円筒部16bで横孔15dから外部へと通
じる通路イを遮断する。
7を押し込んで弁管15を移動し、その弁管15とシー
ル部材16との間に隙間23を形成し、その隙間23を
通して容器内の内容物を弁筒14から弁管15の横孔1
5dへと導き、その横孔15dから弁管15内に入れて
押下釦17の噴出口17fから噴出する。その間、シー
ル部材16の円筒部16bで横孔15dから外部へと通
じる通路イを遮断する。
【0008】請求項2に記載のものでは、シール部材1
6の円筒部16bと弁管15との間、又はシール部材1
6の円筒部16bと押下釦17との間をパッキング25
でシールして、横孔15dから外部へと通じる通路イを
遮断する。
6の円筒部16bと弁管15との間、又はシール部材1
6の円筒部16bと押下釦17との間をパッキング25
でシールして、横孔15dから外部へと通じる通路イを
遮断する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例
につき説明する。図1には、この考案の一実施例である
エアゾール容器の不使用時における弁装置周辺部の断面
図を示す。
につき説明する。図1には、この考案の一実施例である
エアゾール容器の不使用時における弁装置周辺部の断面
図を示す。
【0010】図中符号10で示すものは、容器本体であ
る。その容器本体10は、たとえば、ペイント・ヘアー
ラッカー・セット剤を含むフォーム状整髪料等の内容物
を噴射剤と一緒に内部に収納し、その上端開口を蓋部1
0aで塞いでなる。該蓋部10aの中央部には、前記内
容物の出口を設け、その出口に弁装置13を縦長に配置
する。
る。その容器本体10は、たとえば、ペイント・ヘアー
ラッカー・セット剤を含むフォーム状整髪料等の内容物
を噴射剤と一緒に内部に収納し、その上端開口を蓋部1
0aで塞いでなる。該蓋部10aの中央部には、前記内
容物の出口を設け、その出口に弁装置13を縦長に配置
する。
【0011】前記弁装置13は、弁筒14、弁管15、
シール部材16、押下釦17等を備える。前記弁筒14
は、途中に段部14aを設けて下方に向け小径とし、上
端には肉厚の拡大部14bを設けるとともに、下端部内
には吸込口14cに続けて管取付口14dを設けてな
る。そして、管取付口14d内には吸上管20の上端を
圧入し、その管内と吸込口14cと連通して接続する。
シール部材16、押下釦17等を備える。前記弁筒14
は、途中に段部14aを設けて下方に向け小径とし、上
端には肉厚の拡大部14bを設けるとともに、下端部内
には吸込口14cに続けて管取付口14dを設けてな
る。そして、管取付口14d内には吸上管20の上端を
圧入し、その管内と吸込口14cと連通して接続する。
【0012】そして、前記弁筒14内には、シール部材
16を取り付けた弁管15の下部を挿入する。該弁管1
5は、途中に二つの段部15a・15bを設けて下方に
向け大径とし、下端部には複数の弾性片15c………を
下向きに突出するとともに、上端部には前記段部15a
より下方に半径方向に賞通して横孔15dを設け管内と
連通してなる。そして、弁管15は、シール部材16を
通して上端を上向きに突出する。
16を取り付けた弁管15の下部を挿入する。該弁管1
5は、途中に二つの段部15a・15bを設けて下方に
向け大径とし、下端部には複数の弾性片15c………を
下向きに突出するとともに、上端部には前記段部15a
より下方に半径方向に賞通して横孔15dを設け管内と
連通してなる。そして、弁管15は、シール部材16を
通して上端を上向きに突出する。
【0013】前記シール部材16は、プラスチック材料
で作り、外周に肉厚の大径筒部を下向きに突出するとと
もに、中央に肉薄の円筒部16bを上向きに突出してそ
れぞれ形成する。前記円筒部16bは、その上端16d
を少し外向きに開いてラッパ状としてなる。そして、前
記大径筒部16a内に前記弁筒14の拡大部14bを嵌
め込んでその弁筒14とシール部材16とを連結すると
ともに、前記弾性片15c………を少し撓ませて弁管1
5の段部15bを前記円筒部16bの下端16cに突き
当てて設ける。そうして、前記シール部材16の大径筒
部16aを前記蓋部10aの出口に取り付け、その蓋部
10aの出口から前記円筒部16bを上向きに突出して
設ける。
で作り、外周に肉厚の大径筒部を下向きに突出するとと
もに、中央に肉薄の円筒部16bを上向きに突出してそ
れぞれ形成する。前記円筒部16bは、その上端16d
を少し外向きに開いてラッパ状としてなる。そして、前
記大径筒部16a内に前記弁筒14の拡大部14bを嵌
め込んでその弁筒14とシール部材16とを連結すると
ともに、前記弾性片15c………を少し撓ませて弁管1
5の段部15bを前記円筒部16bの下端16cに突き
当てて設ける。そうして、前記シール部材16の大径筒
部16aを前記蓋部10aの出口に取り付け、その蓋部
10aの出口から前記円筒部16bを上向きに突出して
設ける。
【0014】また、押下釦17は、途中に二つの段部1
7b・17cを設けて内部に中心孔17aと取付孔部1
7dと拡径孔部17eを設けるとともに、その中心孔1
7a上端を噴出口17fと連通して設ける。そして、前
記段部17b・17cに突き当てて取付孔部17dに前
記弁管15の上端部を圧入し、その弁管15内と前記中
心孔17aとを連通して接続する。また、前記拡径孔部
17eの内面に前記円筒部16bの上端16dを押し当
てて摺動自在に設けるとともに、横孔15dから外部へ
と通じる通路イを遮断する。
7b・17cを設けて内部に中心孔17aと取付孔部1
7dと拡径孔部17eを設けるとともに、その中心孔1
7a上端を噴出口17fと連通して設ける。そして、前
記段部17b・17cに突き当てて取付孔部17dに前
記弁管15の上端部を圧入し、その弁管15内と前記中
心孔17aとを連通して接続する。また、前記拡径孔部
17eの内面に前記円筒部16bの上端16dを押し当
てて摺動自在に設けるとともに、横孔15dから外部へ
と通じる通路イを遮断する。
【0015】しかして、エアゾール容器を使用すると
き、前記押下釦17に指を掛けて図2に示すように押し
込むと、弁管15を押し下げ、前記弾性部15c………
が大きく撓む。すると、弁管15の段部15bが前記円
筒部16bの下端16cから離れて弁管15とシール部
材16との間に隙間23を形成し、前記弁筒14内と前
記横孔15dとが連通する。そして、容器本体10内の
内容物が前記吸上管20内を通って弁筒14内に入り、
前記隙間23を通して弁筒14から前記弁管15の横孔
15dへと導き、その横孔15dから弁管15内を通り
前記押下釦17の噴出口17eから外部へと噴出する。
き、前記押下釦17に指を掛けて図2に示すように押し
込むと、弁管15を押し下げ、前記弾性部15c………
が大きく撓む。すると、弁管15の段部15bが前記円
筒部16bの下端16cから離れて弁管15とシール部
材16との間に隙間23を形成し、前記弁筒14内と前
記横孔15dとが連通する。そして、容器本体10内の
内容物が前記吸上管20内を通って弁筒14内に入り、
前記隙間23を通して弁筒14から前記弁管15の横孔
15dへと導き、その横孔15dから弁管15内を通り
前記押下釦17の噴出口17eから外部へと噴出する。
【0016】一方、前記押下釦17の押し下げを解除す
ると、弾性片15c………の復元力で弁管15が上昇す
る。それと同時に前記押下釦17が上動する。そして、
前記弁管15の段部15bが円筒部16bの下端16c
に突き当たって再び弁筒14内と横孔15dとの連通を
遮断する。このとき、前記円筒部16bの上端16d
は、前記拡径孔部17eの内面に摺接し、横孔15dか
ら外部へと通じる通路イを常に遮断している。
ると、弾性片15c………の復元力で弁管15が上昇す
る。それと同時に前記押下釦17が上動する。そして、
前記弁管15の段部15bが円筒部16bの下端16c
に突き当たって再び弁筒14内と横孔15dとの連通を
遮断する。このとき、前記円筒部16bの上端16d
は、前記拡径孔部17eの内面に摺接し、横孔15dか
ら外部へと通じる通路イを常に遮断している。
【0017】なお、上述した実施例では、前記シール部
材16の円筒部16bの上端16dを押下釦17に押し
当てる構成とした。しかし、図示省略したが、前記シー
ル部材16の円筒部16bの上端16dを少し内側に湾
曲して小径に形成し、それを前記横孔15dより少し上
方の弁管15外周に押し当てる構成としてもよい。ま
た、図示省略するが、前記シール部材16の円筒部16
bを前記弁管15にパッキングを介して押し当てる構成
としてもよい。
材16の円筒部16bの上端16dを押下釦17に押し
当てる構成とした。しかし、図示省略したが、前記シー
ル部材16の円筒部16bの上端16dを少し内側に湾
曲して小径に形成し、それを前記横孔15dより少し上
方の弁管15外周に押し当てる構成としてもよい。ま
た、図示省略するが、前記シール部材16の円筒部16
bを前記弁管15にパッキングを介して押し当てる構成
としてもよい。
【0018】また、上述した図1の実施例では、前記弾
性片15c………を前記弁管15と一体で形成し、その
下端を弁筒14内に突き当てる構成とした。しかし、図
4に示すように、弁筒14と一体で弾性片14e………
を形成し、その上端を前記弁管15の下端に押し当てる
構成としてもよい。
性片15c………を前記弁管15と一体で形成し、その
下端を弁筒14内に突き当てる構成とした。しかし、図
4に示すように、弁筒14と一体で弾性片14e………
を形成し、その上端を前記弁管15の下端に押し当てる
構成としてもよい。
【0019】さらに、図1や図4に示す実施例では、弾
性片15c………・14e………の復元力で弁管15の
段部15bを前記シール部材16の円筒部16bの下端
16cに押し当てる構成とした。しかし、図3に示すよ
うに、容器本体10の内圧で弁管15の段部15aを前
記シール部材16の円筒部16bの下端16cに押し当
てる構成とすることもできる。すなわち、弁筒14の下
端部内面に連通溝14fを縦長に設けるとともに、中央
に弾性片14e………をやや短く立ち上げる。一方、弁
管15は、段部15aに近い上方位置に横孔15dを設
け、下端外周に凸部15eを形成し、パッキング25を
介してシール部材16の円筒部16bを押し当てるとと
もに、弁筒14の内面に押し当てて設ける。そして、押
下釦17を前記連通溝14fまで押し下げることにより
その連通溝14fと前記隙間23を介して前記横孔15
dと前記吸込口14cとを連通するとともに、前記弾性
片14e………を大きく撓ませる。一方、前記押下釦1
7の押し下げを解除すると、前記弾性片14e………の
復元力で押下釦17を前記連通溝14fより上に押し上
げる。その後、弾性片14e………から離れた弁管15
を容器本体10の内圧力で押し上げて前記シール部材1
6の円筒部16bの下端16cに段部15aを押し当て
る。
性片15c………・14e………の復元力で弁管15の
段部15bを前記シール部材16の円筒部16bの下端
16cに押し当てる構成とした。しかし、図3に示すよ
うに、容器本体10の内圧で弁管15の段部15aを前
記シール部材16の円筒部16bの下端16cに押し当
てる構成とすることもできる。すなわち、弁筒14の下
端部内面に連通溝14fを縦長に設けるとともに、中央
に弾性片14e………をやや短く立ち上げる。一方、弁
管15は、段部15aに近い上方位置に横孔15dを設
け、下端外周に凸部15eを形成し、パッキング25を
介してシール部材16の円筒部16bを押し当てるとと
もに、弁筒14の内面に押し当てて設ける。そして、押
下釦17を前記連通溝14fまで押し下げることにより
その連通溝14fと前記隙間23を介して前記横孔15
dと前記吸込口14cとを連通するとともに、前記弾性
片14e………を大きく撓ませる。一方、前記押下釦1
7の押し下げを解除すると、前記弾性片14e………の
復元力で押下釦17を前記連通溝14fより上に押し上
げる。その後、弾性片14e………から離れた弁管15
を容器本体10の内圧力で押し上げて前記シール部材1
6の円筒部16bの下端16cに段部15aを押し当て
る。
【0020】なお、図5に示すように、前記シール部材
16と前記蓋部10aとを一体で形成してカバー部16
eにより前記蓋部10aの内面広くを被う構成とする
と、金属性の蓋部10aに直接接触することにより内容
物の品質が変化する恐れを防止することができる。
16と前記蓋部10aとを一体で形成してカバー部16
eにより前記蓋部10aの内面広くを被う構成とする
と、金属性の蓋部10aに直接接触することにより内容
物の品質が変化する恐れを防止することができる。
【0021】
【考案の効果】以上のことから、この考案によれば、シ
ール部材がプラスチック製であるから、シール部材に直
接接触しても内容物に臭いがつく恐れがないし、内容物
の品質に悪影響を与える恐れもない。
ール部材がプラスチック製であるから、シール部材に直
接接触しても内容物に臭いがつく恐れがないし、内容物
の品質に悪影響を与える恐れもない。
【図1】この考案の一実施例であるエアゾール容器の不
使用時における弁装置周辺部の断面図である。
使用時における弁装置周辺部の断面図である。
【図2】その押下釦の押し込み状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】この考案の他の実施例であるエアゾール容器の
不使用時における弁装置周辺部の断面図である。
不使用時における弁装置周辺部の断面図である。
【図4】さらにこの考案の他の実施例であるエアゾール
容器の不使用時における弁装置周辺部の断面図である。
容器の不使用時における弁装置周辺部の断面図である。
【図5】前記シール部材の他例を示す弁装置周辺部の断
面図である。
面図である。
【図6】従来のエアゾール容器の不使用時における弁装
置周辺部の断面図である。
置周辺部の断面図である。
15 弁管 15d 横孔 16 シール部材 16b 円筒部 17 押下釦 17f 噴出口 25 パッキング
Claims (2)
- 【請求項1】 噴出口を有する押下釦と、一方を容器本
体内に、他方を容器本体外に向けて設ける弁筒と、ゴム
製を除くプラスチック材料で、外向きに突出する円筒部
を設けて形成し、前記弁筒の他方側に取り付けるシール
部材と、内外を連通する横孔を有し、先端に前記押下釦
を取り付けてその噴出口を内部と連通し、前記シール部
材の円筒部に貫挿し、外向きの移動習性を付与してその
移動習性に基づき前記シール部材に押し当てて前記円筒
部の内端側を塞ぐ一方、その移動習性に抗して押し込ん
だとき前記円筒部の内端側を開いて隙間を形成し、その
隙間から前記横孔を通して前記容器本体内と内部を連通
する弁管とを備え、 前記円筒部を該弁管または前記押下釦に押し当てて前記
横孔を通らずに前記隙間から外部に通ずる通路を遮断し
てなる、 ことを特徴とする、 エアゾール容器。 - 【請求項2】 前記円筒部を前記弁管又は前記押下釦に
パッキングを介して押し当ててなる、請求項1に記載の
エアゾール容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992007745U JP2578728Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | エアゾール容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992007745U JP2578728Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | エアゾール容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561082U JPH0561082U (ja) | 1993-08-10 |
JP2578728Y2 true JP2578728Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=11674241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992007745U Expired - Lifetime JP2578728Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | エアゾール容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578728Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8825632D0 (en) * | 1988-11-02 | 1988-12-07 | Bespak Plc | Dispensing apparatus for pressurised dispensing containers |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP1992007745U patent/JP2578728Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561082U (ja) | 1993-08-10 |
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