JPH10175542A - 鉄道車両構体 - Google Patents

鉄道車両構体

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JPH10175542A
JPH10175542A JP8340944A JP34094496A JPH10175542A JP H10175542 A JPH10175542 A JP H10175542A JP 8340944 A JP8340944 A JP 8340944A JP 34094496 A JP34094496 A JP 34094496A JP H10175542 A JPH10175542 A JP H10175542A
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JP
Japan
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lugs
plate
shape
female
male
Prior art date
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Pending
Application number
JP8340944A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Furukawa
淳 古川
Kazuo Hayashi
一夫 林
Ryoichi Takayama
領一 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10175542A publication Critical patent/JPH10175542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄道車両構体を構成する形材同士の結合部に形
成される溶接ビードを平滑に仕上げる作業は、自動化が
困難でコストダウンを図る上で大きな課題であった。 【解決手段】側構体を構成する腰板形材1と窓部形材2
の溶接継ぎ手部をなす雄形突片15および雌形突片16
を一般部表面よりも凹んだ位置に設け、前記雄形突片1
5と雌形突片16とを結合した溶接ビードが一般部表面
より突出しないため、溶接ビード部の平滑仕上げを不要
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両構体に係
り、特に断面形状が中空状に形成された中空押出形材か
ら構成される鉄道車両構体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道車両構体は、例えば特開平2
ー246863号公報に示すように、車両の長手方向に
沿って配置され、断面形状が中空状の押出形材を複数溶
接して構成しており、各押出形材の溶接継ぎ手部はその
外表面が他の一般表面と同一表面上に形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記鉄道車両構体の構
成では、隣接した前記押出形材を溶接する場合、溶接継
ぎ手部が該押出形材の一般部表面状に形成されているこ
とから、溶接ビードが一般表面より外側に突出する。し
たがって、前記構体表面の平滑化を図り、出来映えを確
保するためには、前記溶接ビードを平らに仕上げる必要
があった。このような溶接ビードを平らに仕上げる作業
は自動化が困難であり、コストダウンを図る上で大きな
課題となっている。
【0004】本発明は、このような課題を解決して大幅
なコストダウンを図ることができる鉄道車両構体を提供
することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、中空断面形
状をなした中空押出形材を車体の長手方向に沿って複数
配置しており、それぞれの中空押出形材を溶接して構成
される鉄道車両構体において、前記各中空押出形材の溶
接端部の外表面部を、該中空押出形材の一般表面部より
も凹んだ位置に設け、隣接した中空押出形材を前記溶接
端部同士を突き合わせて溶接したことにより、達成され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図5によ
り説明する。図5は、車両の長手方向に沿って配置され
る長尺の中空断面状を成した複数の中空押出形材を接合
して構成した構体構造を示す。同図において、構体の側
面部すなわち一方の側構体は、腰板形材1と、窓部形材
2と、軒桁形材3とから構成されている。また、他方の
側構体は、腰板形材8と、窓部形材7と、軒桁形材6と
から構成されている。屋根構体は、屋根形材4および屋
根形材5から構成されている。台枠は、床形材9と、床
形材10と、床形材11とから構成されている。図1は
図4に示す構体構造の各形材同士の接合部分を代表して
腰板形材1と窓部形材2との接合部分の詳細図を示す。
腰板形材1と窓部形材2は図1に示すように、該形材の
表面を形成する内板12と外板13、及び端面を形成す
る幅板14からなる。そして、腰板形材1は前記内板1
2、外板13、幅板14との角部より途中外面に段差を
設けた雄形突片15を突出形成しており、形材2は該内
板12、外板13、幅板14との角部より雌形突片16
を突出形成している。そして、該雄形突片15の段差よ
り先端の部分が該雌形突片16の内側に嵌合され、該雄
形突片15の段差部と該雌形突片16の先端縁とを車両
の長手方向に連続溶接により接合している。
【0007】このような構体構造において、本発明の実
施例の特徴としては各形材1〜11を図1のように腰板
形材1及び窓部形材2の端面からそれぞれ突出形成して
いる雄形突片15及び雌形突片16の外表面を内板12
及び外板13の一般表面に対して内側に凹んだ位置に設
けた断面形状とすることである。
【0008】このような構成とすることにより、雄形突
片15と雌形突片16とを溶接しても、溶接ビードが内
板12及び外板13の一般表面より外側に突出すること
がなくなる。したがって、溶接ビードを平らに仕上げる
必要がなくなり、構体表面を塗装する前にパテによる修
正を行うだけで従来の鉄道車両用構体と同様なでき映え
を確保できる。
【0009】図2は本発明の他の実施例を示す。このよ
うに腰板形材1及び窓部形材2の端面からそれぞれ突出
形成している突片17の端部同士が突き合わせで接合す
る構造でも、図1と同様に各形材1〜11を突片17の
外表面を内板12及び外板13の一般表面に対して内側
に凹んだ位置に設けた断面形状とすることにより前記と
同様な効果を得ることができる。
【0010】図3は本発明の他の実施例を示す。このよ
うに腰板形材1及び窓部形材2の端面より途中外面に段
差を設けた突片18と段差のない突片19が角部に一個
ずつそれぞれ突出形成して、該突片18及び突片19が
交互に重なって接合する構造でも、図1と同様に各形材
1〜11を突片18及び突片19の外表面を内板12及
び外板13の一般表面に対して内側に凹んだ位置に設け
た断面形状とすることにより前記と同様な効果を得るこ
とができる。
【0011】図4は本発明の他の実施例を示す。接合さ
れる各形材の端部は、一方の表面側から突合せ溶接が可
能なように突合せ溶接用の開先20が構成されている。
他の表面側部分は、各形材同士が掛合可能なように突片
21、突片22が鈎状に構成されている。このような形
材構造においては、前記各形材の突片21と突片22を
予め相互に引掛けておき、突き合わせ溶接用の開先20
を溶接することによってせつごうされる。
【0012】このような構成によれば、前記図1から図
3までの実施例においては形材同士の表裏で少なくとも
2パスの溶接が必要であるのに対して、本実施例のおい
ては1パスの溶接で隣接した形材の溶接が完了する。し
たがって、作業時間の短縮が図れるとともに、溶接入熱
が従来例或いは前記他の実施例の比べて減少させること
ができるため、構体表面に発生する歪みを低減でき、見
栄えの向上を図ることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、各型材の各突片同士を
溶接しても、溶接ビードが一般表面より外側に突出する
ことがなくなり、前記溶接ビードを平らに仕上げる必要
がなくなる。したがって、構体表面を塗装する前にパテ
による修正を行うだけで従来の鉄道車両用構体と同様な
でき映えを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄道車両構体の一実施例における形材
同士の接合部の断面図である。
【図2】本発明の鉄道車両構体の他の実施例における形
材同士の接合部の断面図である。
【図3】本発明の鉄道車両構体のさらに他の実施例にお
ける形材同士の接合部の断面図である。
【図4】本発明の鉄道車両構体のさらに他の実施例にお
ける形材同士の接合部の断面図である。
【図5】本発明の鉄道車両構体の一実施例における構体
全体を示した斜視図である。
【符号の説明】
1…腰板型材、2…窓部型材、3…軒桁型材、4…屋根
型材、5…屋根型材、6…軒桁型材、7…窓部型材、8
…腰板型材、9…床板型材、10…床板型材、11…床
板型材、12…内板、13…外板、14…幅板、15…
雄形突片、16…雌形突片、17…突片、18…突片、
19…突片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空断面形状をなした中空押出形材を車体
    の長手方向に沿って複数配置しており、それぞれの中空
    押出形材を溶接して構成される鉄道車両構体において、 前記各中空押出形材の溶接端部の外表面部を、該中空押
    出形材の一般表面部よりも凹んだ位置に設け、隣接した
    中空押出形材を前記溶接端部同士を突き合わせて溶接し
    たことを、 を特徴とする鉄道車両構体。
JP8340944A 1996-12-20 1996-12-20 鉄道車両構体 Pending JPH10175542A (ja)

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