JPH10175246A - 徐変押出成形装置およびその制御方法 - Google Patents

徐変押出成形装置およびその制御方法

Info

Publication number
JPH10175246A
JPH10175246A JP8341136A JP34113696A JPH10175246A JP H10175246 A JPH10175246 A JP H10175246A JP 8341136 A JP8341136 A JP 8341136A JP 34113696 A JP34113696 A JP 34113696A JP H10175246 A JPH10175246 A JP H10175246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
gradually changing
mold
extrusion molding
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8341136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3721680B2 (ja
Inventor
Kenji Tanigaki
垣 健 志 谷
Kanehiro Nagata
田 兼 広 永
Hirohisa Kimura
村 浩 久 木
Yoshito Koide
出 義 人 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP34113696A priority Critical patent/JP3721680B2/ja
Publication of JPH10175246A publication Critical patent/JPH10175246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3721680B2 publication Critical patent/JP3721680B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/92Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92504Controlled parameter
    • B29C2948/92571Position, e.g. linear or angular
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92819Location or phase of control
    • B29C2948/92857Extrusion unit
    • B29C2948/92904Die; Nozzle zone

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 徐変部材の断面形状が変化しても成形時に徐
変部材が樹脂圧力による裏側への変形を防止し、徐変部
材に対し所定形状で樹脂層を設けることができる装置を
提供する。 【解決手段】 徐変部材2を支持する固定型31と、固
定型側に固定されたシャッター7と、吐出口23を有し
樹脂形成層2eの形状に合わせて固定型31に対し回転
させシャッター7と吐出口23の位置により制限される
吐出幅を変化させ樹脂形成層2eの表面に樹脂4を吐出
する回転型8と、吐出口23に対して樹脂4を供給する
押出装置32と、樹脂4が吐出口23から吐出する際に
樹脂圧力を徐変部材の裏側で受ける受け型18と、受け
型18と押出装置32及び回転型8を制御する制御装置
19とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、徐変部材に樹脂層
を形成する徐変押出成形装置に関するものであり、特
に、樹脂層を設ける形状が徐々に変化する徐変部材に対
し、所定形状に樹脂層を形成するための徐変押出成形装
置およびその制御方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、車両ボディーとドアフレームの間
に設けられるルーフドリップモール(図11参照)は、
一定の断面形状のものが用いられていた。しかし、近年
ではルーフドリップモールの光沢部分または樹脂層が設
けられる異色部分を、徐々に変化させ見栄えを向上させ
たものが意匠面の向上を目的として次第に要求されてき
ており、例えば、このモールに樹脂層を設けるが、モー
ルの断面形状は一定として樹脂層だけを徐変させたモー
ルおよびその製造方法が特公平5−62088号公報に
開示されている。
【0003】一方、ルーフドリップモールの徐変部をつ
くるために、図12の(a)に示されるように前部およ
び中央部の断面を不変としたモール本体と、後部の異色
部分(樹脂部分)のみを徐変したガーニッシュと、シー
ル機能をもたせたリテーナを分割して作り、本体、ガー
ニッシュ、リテーナをつなぎ合わせて、つなぎ合わせた
ものを溶接またはカシメ等で組み付け、1つのルーフド
リップモールとしているものが、1994年7月から販
売のカリーナED(トヨタ自動車株式会社製造)に採用
されている。また、(b)に示されるように本体部の後
部の光沢部分を徐変し、別体で徐変した異色部分を光沢
部分の下側にリテーナと共に溶接により接合しているも
のが、1994年12月から販売のディアマンテ(三菱
自動車株式会社製造)に採用されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
した特公平5−62088号公報のものでは、モールの
断面形状が不変で、異色部分のみ樹脂層を徐変するもの
であり、光沢部分の徐変および樹脂形成層の徐変には対
応できないものである。
【0005】また、図12に示される本体とガーニッシ
ュを接合する方法は、ガーニッシュを固定型に射出成形
することで光沢部分と異色部分の徐変は可能となるが、
本体とガーニッシュの接続部で継ぎ目の線が入り見栄え
がよくない。更には、ルーフドリップモールは車両の外
側に位置することから風雨にさらされる状態となり、雨
の日等には継ぎ目から雨水の進入が起ったりするのでそ
の対策が必要になるし、複数の部材を溶接または接着等
によりつなぎ合わせなければならず、製造コストも高く
なってしまう。
【0006】そこで、継ぎ目をなくし光沢部分および異
色部分を一体化したものが考えられるが、一体化したも
のを作る徐変押出成形装置では、徐変を行うためにモー
ルを固定型に支持した状態で、異色部分となるところに
樹脂を吐出させて樹脂層を設けるが、樹脂形成層が変化
する徐変部においては、樹脂を吐出するときにモールの
裏面で十分に樹脂圧力を受けることができなくなってし
まうということが起こり得る。このため、樹脂の圧力を
受けたとき、この圧力により裏側にモールが変形してし
まい、樹脂形成層において所定形状に樹脂層を成形する
ことができないものとなる。
【0007】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、徐変部材の断面形状が変化しても成
形時に徐変部材が樹脂圧力によって裏側へ変形してしま
うことを防止し、徐変部材に対して所定形状で樹脂層を
設けることができる装置を提供することを技術的課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め講じた技術的手段は、徐変部材を支持する固定型と、
該固定型の側に固定されたシャッターと、吐出口を有し
前記徐変部材に樹脂を形成する前記徐変部材の樹脂形成
層の形状に合わせて前記固定型に対し回転させ前記シャ
ッターと前記吐出口の位置により吐出幅を変化させ前記
樹脂形成層の表面に前記樹脂を吐出する回転型と、前記
吐出口に対して前記樹脂を供給する押出装置と、前記樹
脂が前記吐出口から吐出する際に樹脂圧力を前記徐変部
材の裏側で受ける受け型と、該受け型と前記押出装置及
び前記回転型を制御する制御装置とを備えたものとし
た。
【0009】上記の構成により、回転型の吐出口から樹
脂が吐出する際に、徐変部材は樹脂の圧力を受けても裏
側に受け型があることから、樹脂圧力による裏側への変
形が防止される。
【0010】より好ましくは、受け型をカム面を有した
円盤とすれば、簡単な構成で裏側へのそりが防止される
ものとなり、シャッターと固定型を一体とすれば構成部
品が少なくなる。
【0011】この場合、制御装置により徐変部材の断面
形状に合わせて押出装置の樹脂量を変化させ、回転型の
回転により樹脂の吐出幅を制御すると共にカム面を回転
させるような連動制御を行えば、樹脂が徐変部材の樹脂
形成層に所定形状で成形されるものとなる。
【0012】また、受け型を複数の可動部材で構成し、
可動部材を徐変部材の裏側に当接させるように段階的に
突出または待避させて樹脂圧力を受けるようにすれば、
樹脂形成層の形状に合わせて可動部材が段階的に突出す
ることで、効率よく樹脂圧力を受ける面積が可変でき裏
側への変形が防止されるものとなる。
【0013】この場合、制御装置により徐変部材の断面
形状に合わせて押出装置の樹脂量を変化させ、回転型の
回転により樹脂の吐出幅を制御すると共に可動部材を段
階的に突出させるような連動制御を行えば、所定形状に
樹脂が徐変部材に対して成形されるものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。ここでは、車両のルーフドリップモ
ール1の成形に適用した場合について説明するがこれに
限定されないものである。
【0015】図1はルーフドリップモール1の正面図で
あり、図2は図1のA−A断面図、図3はB−B断面図
である。図1に示すルーフドリップモール1は、車両の
前部と後部のモールが一体で徐変部材(芯材)2に樹脂
が形成されたものであり、徐変部材2の樹脂形成層とな
るくぼみ部2dに樹脂4を成形して異色部分とした直線
状のものを、ベンダー加工等により3次元的に曲げて加
工したものである。
【0016】徐変部材2は、ステンレス(SUS)等の
1枚の金属からロール成形により作られ、断面形状が3
次元形状を呈するものである。図1に示されるように徐
変部材2には一定断面を有する不変部2aと断面形状が
徐々に変化する徐変部2bが設けられると共に、この徐
変部材2の形状に合わせて樹脂層3にも不変部3aと徐
変部3bが設けられている。樹脂層2fは、くぼみ部2
dに吐出口23から均一に樹脂4が押出成形されること
により成形されるものである。この場合、樹脂4として
は、例えば、塩化ビニル等の熱可塑性樹脂が用いられ
る。
【0017】次に、ルーフドリップモール1の製造方法
について、図4を参照して簡単に説明する。最初、ロー
ル状に巻かれた芯材をロール加工し幅方向に切断を行
い、徐変部材2を作る。その徐変部材2を図4に示す右
矢印方向に駆動ローラで搬送しながら、徐変部材2の表
面2cのへこみ部2dに接着剤塗布装置10により接着
剤を塗布する。この接着剤塗布装置10は、樹脂を接着
する接着剤を染み込ませた接着剤塗布用の治具11と、
接着剤をへこみ部2dに圧送するポンプ12で構成され
ている。
【0018】接着剤が表面上に塗布された徐変部材2
は、次に高周波加熱コイル20により接着表面が加熱さ
れて、接着し易くなった状態になる。そこに、押出装置
32により塩化ビニル樹脂等の樹脂4を押し出し、くぼ
み部2d上に樹脂を成形する。つまり、押出装置32か
らの樹脂4は、固定型31の樹脂流路6に圧送されて吐
出口23から吐出し、徐変部材2も樹脂形成層2e上に
樹脂層2fが成形されることになる。その後、表面2c
上に樹脂層2fが設けられた徐変部材2は、冷却槽40
により樹脂層2fが冷却され凝固され、引取り機50に
より引き取られた後、所定の長さで切断され、図示しな
いベンダー加工装置により直線上の徐変部材2が3次元
的にベンダー加工されてルーフドリップモール1が作ら
れる。
【0019】次に、図5を参照して本発明の徐変押出成
形装置5について説明する。
【0020】徐変押出成形装置5は、以下のものから構
成されている。つまり、固定型31の内部には徐変部材
2を支持する固定型に固定された固定受け型24が設け
られ、同じく固定型31の側に固定されたシャッター7
とがあり、更に、吐出口23を有し徐変部材2に樹脂4
を形成する徐変部材2の樹脂形成層2eの形状に合わせ
て固定型24に対し回転させて、シャッター7と吐出口
23の位置関係により樹脂4の吐出幅を変化させ樹脂形
成層2eの表面に樹脂4を吐出する回転型8と、吐出口
23に対して樹脂4を供給する押出装置32と、樹脂4
が吐出口23から吐出する際に樹脂圧力を徐変部材2の
裏側で受ける受け型18と、受け型18と押出装置32
及び回転型8を制御する制御装置19とから成り立って
いる。
【0021】この場合、徐変部材2は徐変部材2の送り
方向に延在する固定型31に間接的に固定受け型24を
介して支持される。この固定受け型24は徐変部材2の
上下に配設されており、上下の固定受け型24の間を徐
変部材2が支持された状態で搬送される。
【0022】徐変部材2の樹脂形成層2eに設けられる
樹脂4は、押出装置32により供給される。樹脂は、図
5に示されるように押出装置内部の図示しないスクリュ
ーにより混練され、押出装置32からY方向、X方向へ
と流れた後、円弧状の回転型8の回転中心41から径方
向、周方向内部に設けられた樹脂流路6を流れる。その
後、固定型31内部に設けられた空間13を回転型8が
回転中心41を中心として摺動する際に吐出口23とシ
ャッター7との位置関係により形成される吐出幅によ
り、徐変部材2のへこみ部2dに向けて吐出口23から
樹脂4が均一に吐出し、徐変部材2の搬送方向の樹脂形
成層2eのみに固定型31が配設される位置で樹脂層2
fが設けられるようになっている。
【0023】この場合、回転型8の吐出口23から樹脂
4が吐出するが、回転型8の回転角度θとシャッター7
との吐出幅を可変することで、樹脂形成層2eの形状に
追従してシャッター7に対して回転型8により吐出幅が
変化する。つまり、シャッター7と吐出口23の吐出幅
を可変して樹脂4を制限するものであり、制御装置19
により制御されるモータ等の駆動装置16の出力軸に配
設された回転ギヤ15に回転型8の外周に設けられた図
示しないギヤ面が噛合して、回転型8が回転中心41を
中心にして周方向に動くものである。このシャッター7
に対しての吐出幅は、光沢部分と異色部分との段部の形
状に追従して回転型8が回転するものであり、樹脂形成
層2eが最大幅のときには図6に示す空間13の最下位
まで回転型8が移動する状態となり、最小幅部のときに
は回転型8は図6の状態となるものである。
【0024】押出装置32は、内部に図示しないシリン
ダ孔を有しており、シリンダ孔は回転可能に配設された
スクリュー回転数により樹脂量を変化させることがで
き、この内部のスクリューは、制御装置19によりモー
タ等の駆動装置16が制御され、駆動装置16のモータ
の回転数を変化させることにより樹脂の押出量を変える
ことができる。
【0025】図6に示す受け型18は、樹脂形成層2e
に対して押出成形するときに樹脂圧力による変形を防止
するものであり、所定形状で樹脂層2fを設けることが
できるように樹脂圧力を受ける徐変部材2の裏側に配設
されている。この受け型の形状は、半ボール状の円盤形
状を呈し、大幅部14aと小幅部14bが連続して設け
られたカム面が一体で設けられている(図8参照)。受
け型18の円盤14は、制御装置19により制御される
駆動モータ21の駆動により回転動作するものであり、
駆動モータ21の出力軸がシャフト22を介して円盤1
4の回転中心となっている。回転動作を説明すると、図
1において徐変部材2が固定型31を通過する際にA−
A断面のとき徐変部材2の樹脂形成層2eの表面積は小
さいので、固定受け型24と円盤14の小幅部14bあ
るいは固定受け型24のみで押出装置32からの樹脂材
の圧力(樹脂圧力)を受けるようにさせる。一方、A−
A断面からB−B断面に変化していく過程(徐変区間)
では、徐変部材2が固定型31を通過し樹脂4が成形さ
れるときには、樹脂圧力により徐変部材2が圧力を受け
る側(樹脂形成層の裏側)に変形してしまうために、裏
側に受け型18を配設することで樹脂圧力による変形が
防止され、これによって所定形状に樹脂層2fが成形さ
れるものとなる。
【0026】図10の(a)の従来例に示されるよう徐
変部材2の裏側に受け型18がないと、樹脂を設ける場
合に樹脂圧力により徐変部材2が裏側に変形し、所定形
状に樹脂層2fを成形することができない。このことか
ら、固定受け型24のみで樹脂圧力を受けることができ
ない部分を(b)の本発明の第1実施形態に示されるよ
うにカム面を有する円盤14で受けるようにすることで
所定形状均一に樹脂層2fを成形することが可能とな
る。
【0027】次に、図9を参照して制御装置19の制御
方法について説明する。
【0028】制御装置19は、押出機32のスクリュー
の回転による樹脂吐出量、シャッター7と回転型8との
吐出口23の吐出幅を決定する回転型8の回転角度θ、
及び受け型18の円盤14を連動して制御するものであ
り、図1のA−A断面からB−B断面(断面積が増加し
ていく方向)に向かう徐変区間ではスクリュー回転を徐
々に樹脂量を増加させると共に、回転型8の回転角度θ
も増加させ、受け型18の円盤14も徐々に回転させ小
幅部14bから大幅部14aと変化させる。
【0029】一方、B−B断面からA−A断面(断面積
が減少していく方向)に向かう徐変区間では全て減少し
ていくことで所定形状に樹脂層2fを成形することが可
能になる。
【0030】また、図10の(c)に示されるように、
受け型18の構成を次のようにすることも可能である
(第2実施形態)。つまり、受け型18の構成を複数の
可動部材40(例えば、複数の短冊状の板材41、4
2、43等)で構成し、カムにより可動部材40を徐変
部材2の裏側に段階的に突出または待避させるように動
かし、成形時の樹脂圧力を受ける面積を段階的に可変と
することも可能である。
【0031】この場合、制御装置19は、樹脂形成層2
eに追従して図1のA−A断面からB−B断面(表面積
が増加していく方向)に向かう徐変区間では、スクリュ
ー回転を徐々に増加させ吐出する樹脂量を増加させると
共に、固定型8とシャッター7との吐出幅を回転型8の
回転角度θも増加させ、可動部材40も段階的に突出さ
せる。また、B−B断面からA−A断面(表面積が減少
していく方向)に向かう徐変区間ではスクリュー回転を
減少させ、シャッター開度も減少させると共に、可動部
材40を段階的に待避状態にさせる連動制御を行うこと
で、所定形状に樹脂層2fを成形することが可能にな
る。
【0032】尚、上記の構成においてシャッター7と固
定型31を一体形状にすることも可能であり、このよう
に一体形状にすれば、装置の構成部品が少なくなる。
【0033】
【効果】本発明によれば、徐変部材を支持する固定型
と、固定型の側に固定されたシャッターと、吐出口を有
し徐変部材に樹脂を形成する徐変部材の樹脂形成層の形
状に合わせて固定型に対し回転させシャッターと前記吐
出口の位置により吐出幅を変化させ樹脂形成層の表面に
樹脂を吐出する回転型と、吐出口に対して樹脂を供給す
る押出装置と、樹脂が前記吐出口から吐出する際に樹脂
圧力を徐変部材の裏側で受ける受け型と、受け型と前記
押出装置及び前記回転型を制御する制御装置とを備えた
ことにより、徐変部材の樹脂形成層に樹脂を成形するこ
とが可能になり、シャッターから樹脂が吐出する際に徐
変部材は樹脂の圧力を受けても裏側に受け型があること
から樹脂圧力による裏側への変形が防止できるものとな
る。
【0034】この場合、受け型をカム面を有した円盤と
すれば、簡単な構成で裏側への変形が防止でき、シャッ
ターを固定型と一体とすれば装置の部品点数が少なくな
り、制御装置により徐変部材の断面形状に合わせて押出
装置の樹脂量を変化させ、シャッターと回転型の回転に
より樹脂の吐出幅を制御すると共に受け型のカム面を回
転させるような連動制御を行えば、樹脂が徐変部材の樹
脂形成層に所定形状で成形されるものとなる。
【0035】また、受け型を複数の可動部材で構成し、
可動部材を徐変部材の裏側に当接させるように段階的に
突出または待避させて樹脂圧力を受けるようにすれば、
樹脂形成層の形状に合わせて可動部材が段階的に突出す
ることで、樹脂圧力を受ける面積が可変できる。
【0036】この場合、制御装置により徐変部材の断面
形状に合わせて押出装置の樹脂量を変化させ、シャッタ
ーにより樹脂の吐出幅を制御すると共に可動部材を段階
的に突出させるような連動制御を行えば、所定形状に樹
脂が徐変部材に成形されるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるルーフドリップ
モールの平面図である。
【図2】 図1に示すA−A断面図である。
【図3】 図1に示すB−B断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるルーフドリップ
モールの製造方法である。
【図5】 本発明の一実施形態における徐変押出成形装
置の構成図である。
【図6】 本発明の一実施形態における徐変押出成形装
置における樹脂形成部分の拡大図である。
【図7】 図6に示すC−C断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態における受け型を円盤と
した場合の円盤の正面図および側面図である。
【図9】 本発明の一実施形態における制御概念図であ
る。
【図10】従来例と本発明との構成の比較図である。
【図11】車両におけるルーフドリップモールの位置を
示した図である。
【図12】従来のルーフドリップモールの構成を示した
図である。
【符号の説明】
1 ルーフドリップモール 2 徐変部材 6 樹脂流路 7 シャッター 8 回転型 14 円盤(受け型) 14a 大幅部(カム面) 14b 小幅部(カム面) 18 受け型 19 制御装置 24 固定受け型(固定型) 31 固定型 32 押出装置 40 可動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 出 義 人 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 徐変部材を支持する固定型と、該固定型
    の側に固定されたシャッターと、吐出口を有し前記徐変
    部材の樹脂形成層の形状に合わせて前記固定型に対し回
    転させ前記シャッターと前記吐出口の位置により制限さ
    れる吐出幅を変化させ前記樹脂形成層の表面に前記樹脂
    を吐出する回転型と、前記吐出口に対して前記樹脂を供
    給する押出装置と、前記樹脂が前記吐出口から吐出する
    際に樹脂圧力を前記徐変部材の裏側で受ける受け型と、
    該受け型と前記押出装置及び前記回転型を制御する制御
    装置とを備えたことを特徴とする徐変押出成形装置。
  2. 【請求項2】 前記受け型は、カム面を有する円盤であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の徐変押出成形装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シャッターは固定型と一体とするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の徐変押出成形装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、前記樹脂形成層の断面
    形状に合わせて前記押出装置の樹脂量を変化させ、前記
    回転型の回転により前記吐出幅を制御すると共に前記カ
    ム面を回転させ連動制御を行うことを特徴とする請求項
    2に記載の徐変押出成形装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記受け型を複数の可動部材で構成し、
    前記可動部材を前記徐変部材の裏側に当接させるように
    段階的に突出または待避させて前記樹脂圧力を受けるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の徐変押出成形装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記樹脂形成層の形状
    に合わせて前記押出装置の樹脂量を変化させ、前記回転
    型の回転により前記吐出幅を制御すると共に前記可動部
    材を段階的に突出させて連動制御を行うことを特徴とす
    る請求項4に記載の徐変押出成形装置の制御方法。
JP34113696A 1996-12-20 1996-12-20 徐変押出成形装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP3721680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34113696A JP3721680B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 徐変押出成形装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34113696A JP3721680B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 徐変押出成形装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10175246A true JPH10175246A (ja) 1998-06-30
JP3721680B2 JP3721680B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=18343597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34113696A Expired - Fee Related JP3721680B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 徐変押出成形装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3721680B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3721680B2 (ja) 2005-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940000620B1 (ko) 모울딩부재 및 그 제조방법
JP5013636B2 (ja) タイヤ構成部材の成形方法
JP5651504B2 (ja) シート状ゴム成形装置及び方法
US20050183810A1 (en) Continuous rubber-strip forming apparatus and process
JP3206439B2 (ja) モールディングの製造方法及び装置
JPH10175246A (ja) 徐変押出成形装置およびその制御方法
JP3843561B2 (ja) 徐変押出成形装置およびその制御方法
US6755638B2 (en) Apparatus for producing continuous extrusion molding
WO1997027989A1 (fr) Element composite allonge dont la section transversale varie longitudinalement, procede et appareil pour sa fabrication
US20040009255A1 (en) Extrusion device for manufacturing a product based on a rubber mix
JP3613926B2 (ja) 可変断面押出用ダイスおよび可変断面押出成形方法
JP3677831B2 (ja) 異形押出成形品の製造装置及びその製造方法
JP3161753B2 (ja) ガータ部を有するウインドモールの製造方法
JP3584577B2 (ja) 断面形状が変化する押出成形品の製造方法
EP3670142B1 (en) Dual compound extruder apparatus with rotatable head and methods for forming a coextruded strip
JP2008246878A (ja) ビードフィラー製造装置およびビードフィラー製造方法
JPH11138614A (ja) 装飾成形体の製造方法
JP3251185B2 (ja) 自動車用ウィンドモール及びその製造方法
JP3694142B2 (ja) 断面形状が変化する連続押出成形品の製造装置
JPH08332662A (ja) 徐変基材への押出成形方法及び徐変基材への押出成形装置
JPH08118454A (ja) 断面形状が変化する樹脂成形品の樹脂押し出し装置
JPH05177690A (ja) 自動車用ウインドモールディングの製造装置及び製造方法
JPH10225970A (ja) 横断面変化長尺複合材、その製造方法および装置
JP3716481B2 (ja) 横断面変化長尺複合材の製造方法および装置
JP3650360B2 (ja) 連続押出し成形品を製造するための方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees