JPH10175151A - フェルールホルダ及びフェルール研磨装置 - Google Patents

フェルールホルダ及びフェルール研磨装置

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JPH10175151A
JPH10175151A JP9313201A JP31320197A JPH10175151A JP H10175151 A JPH10175151 A JP H10175151A JP 9313201 A JP9313201 A JP 9313201A JP 31320197 A JP31320197 A JP 31320197A JP H10175151 A JPH10175151 A JP H10175151A
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JP
Japan
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ferrule
holder
polishing
recess
arm
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JP9313201A
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English (en)
Inventor
Johannes Haftmann
ハフトマン ヨハネス
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WL Gore and Associates GmbH
Original Assignee
WL Gore and Associates GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/22Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground
    • B24B19/226Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground of the ends of optical fibres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/06Work supports, e.g. adjustable steadies

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨のためにフェルールを位置決めする。 【解決手段】 研磨装置250 内のフェルール50を保持す
るためのフェルールホルダ10は、例えば、概略球形であ
るか、カルダン式取付け手段を有する。フェルールホル
ダ10は切断面20を有し、更に、フェルール50を受容する
のに適した切断面20内のホルダ凹部と、フェルール50を
ホルダ凹部に取着するための取着手段とを有する。フェ
ルール研磨装置250 は、フェルール50の表面を研磨する
ための少なくとも1つの研磨板と、フェルール50を保持
するのに適した少なくとも1つのフェルール取付け手段
10,260,270と、少なくとも1つのフェルール位置決め手
段280 とを有し、フェルール装着手段10,260,270とフェ
ルール位置決め手段280 とは、協働して、フェルール50
の面が研磨板の表面に対して平行になるようにフェルー
ル50を移動させて位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフェルールを研磨装
置内に保持するフェルールホルダに関する。更に本発明
は、フェルールの表面を研磨するための少なくとも1つ
の研磨板と、フェルールを保持するための少なくとも1
つのフェルール保持手段と、少なくとも1つのフェルー
ル位置決め手段を備えたフェルール研磨装置に関する。
本発明に関し、「研磨」という用語の意味は特に研削と
研磨とを含むものとする。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーの相互連結に使用されるフ
ェルールは、例えば、ドイツのマイクロテクニック社の
IMM研究所に譲渡されたドイツ特許出願公開公報DE-A
-44 23842(Moser他) から知られている。そのようなフ
ェルールは、光ファイバーケーブルの個々のストランド
すなわち素線が配設可能な一連の溝を有する。光ファイ
バーケーブルの相互連結において、相互結合部の二つの
半分の部分内で光ファイバーの素線の端部が整列されて
いるのを保証することが極めて重要である。この目的の
達成のために、上述したドイツ特許出願公開公報DE-A-4
4 23 842に開示されたフェルールは、整列ピンが挿入さ
れる整列穴を有する。光ファイバーの相互連結部の二つ
の半分の部分の間の最適な結合を達成するために、光フ
ァイバーの相互連結部の相補的なフェルールの適合面が
円滑に研磨されるのを保証すること、及び、光ファイバ
ーケーブルの素線の端部がフェルールの表面に対して平
坦であることを保証することが必要である。2つのフェ
ルールが共に結合される際に、一方のフェルール内の光
ファイバーケーブルの素線の軸が他方のフェルール内の
光ファイバーケーブルの素線の軸に対して実質的に平行
であることを保証することが特に重要である。このこと
を達成するのは、従来のフェルール研削及び研磨手段に
おいては困難である。というのは、フェルールの面が光
ファイバーケーブルの素線の軸に対して正確に垂直な面
内で研削されることを保証するのは困難であるためであ
る。僅かな角度偏差により、光ファイバーケーブルの素
線が誤って適合されてしまい、それゆえ、信号が損失し
てしまう可能性が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の目
的は、研磨又は研削及びつや出し装置において使用可能
なフェルールのための改良されたホルダを開発すること
である。
【0004】更に本発明の目的は、光ファイバーケーブ
ルの素線の軸に実質的に直角な面を有するフェルールを
製造することである。
【0005】更に本発明の目的は、研磨又は研削及びつ
や出し手段内でフェルールを移動させて位置決めするこ
とができるフェルールホルダを製造することである。
【0006】更に本発明の目的は、研磨又は研削及びつ
や出し装置内でフェルールホルダを位置決めするため
に、フェルール内で整列ピンを使用することができるフ
ェルールホルダを製造することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの及び他
の目的は、切断面を備えると共に、フェルールを受容す
るのに適した切断面内のホルダ凹部を有し、更に凹部内
にフェルールを装着するための装着手段を有するフェル
ールホルダを使用することにより解決される。好適に
は、フェルールホルダは実質的に球形である。このよう
に実質的に球形のフェルールホルダを使用することによ
り、フェルールが研磨及び研削装置に取付けられる際
に、フェルールを移動させて調節することが可能とな
る。
【0008】好適には、ホルダ凹部は、フェルールホル
ダを貫通して形成された穴である。その結果、切断面に
対してフェルールホルダの反対側を通じてフェルールを
取付け可能になるため、フェルールホルダ内へのフェル
ールの取付けが容易になる。フェルールの表面が光ファ
イバーケーブルの素線の軸に対して実質的に垂直な面内
で切断されることを保証するために、凹部の軸は切断面
に対して実質的に垂直である。
【0009】フェルールは、凹部の一方の側に抗してフ
ェルールを押圧するのに適したばね付勢された板を有す
る取着手段により、フェルールホルダ内に取着可能であ
る。ばね付勢された板は、フェルールに対する損傷を回
避するための圧縮可能な表面を有することが可能であ
る。
【0010】本発明の一実施形態において、ばね付勢さ
れた板は、第1の端がばね付勢された板に接触してお
り、かつ、第2の端が滑動体によって作動される板ばね
により作動される。滑動体は、ホルダを貫通する凹部内
に取付けられ、かつ、滑動体の一端に取着されたねじに
よって滑動される。滑動体とねじとを使用することによ
り、フェルールに及ぼされる圧力の微調節が可能とな
り、更に、フェルールに損傷を与えることなく、フェル
ールをホルダ凹部内に保持するための十分な圧力が適用
されることが保証される。
【0011】本発明の目的は、更に、フェルールの表面
を研磨するための少なくとも1つの研磨板と、フェルー
ルを保持するのに適した少なくとも1つのフェルール保
持手段と、少なくとも1つのフェルール位置決め手段と
を具備し、フェルール保持手段とフェルール位置決め手
段とは、フェルールの面が研磨板の表面と平行になるよ
うに、フェルールを移動させて位置決めするために協働
する、フェルール研磨装置を提供することにより解決さ
れる。
【0012】フェルール研磨装置の位置決め手段は、好
適には、フェルール内の少なくとも1つのフェルール凹
部と協働してフェルールを位置決めするための少なくと
も1つの案内ピンを有する。フェルールホルダが球形で
ある場合、フェルールホルダの形状により、フェルール
はフェルール研磨装置内で自由に回転可能である。フェ
ルールホルダが球形でない場合、例えば、フェルールホ
ルダと位置決め手段とが協働するのに必要なフェルール
ホルダの回転動作に対して不可欠な自由度を達成するた
めに、カルダン式取付けが可能である。特に適切な研磨
装置は、フェルールホルダが自由に回転することのでき
る凹部を備えたアームを有する。特に、フェルールホル
ダはフェルール研磨装置により案内ピン上に下方に移動
されるため、フェルールが回転して、フェルールの面は
案内ピンの軸に対して垂直な面内に配置され得る。フェ
ルールは、光ファイバーケーブルの素線の軸に対して実
質的に平行なフェルール凹部の軸、或いは整列穴を備え
て製作されるため、フェルールは、最適な研磨又はつや
出し及び研削位置に位置決めされる。
【0013】フェルールホルダは空気支持手段によって
支持可能である。
【0014】本発明は光ファイバーケーブル用のフェル
ールに関して説明されているが、これは従来のワイヤー
ケーブル用のフェルールの研磨にも応用できることに注
目すべきである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は研磨及び研削装置において
フェルールを保持するためのフェルールホルダの概略図
である。フェルールホルダ10は、フェルールホルダ1
0の第1の側面に切断面20を備えた実質的に球形状で
ある。開示されている実施形態において、フェルールホ
ルダ10は、フェルールホルダ10の第2の側面に溝3
0を有し、更に、フェルールホルダ10の第1の側面か
らフェルールホルダ10の第2の側面まで貫通する穴4
0を有する。穴40は、穴40を通じてフェルール(本
図では図示せず)が挿入されて、研削すべきフェルール
の面がフェルールホルダ10の面20から突出するのに
適している。本発明のフェルールホルダ10は、クーゲ
ルフィッシャー社(Kugelfischer AG) により供給される
ボールベアリングの製作に使用されるものと同じ硬度の
ステンレス鋼から形成されている。しかし、フェルール
ホルダ10を、非常に硬いプラスチックのような他の材
料、又は他の硬い金属から形成することも可能である。
【0016】図2はフェルールホルダ10の横断面図を
示している。図2は、フェルールホルダ10の穴40を
通じて挿入された光ファイバーケーブル又は他のケーブ
ル55に装着されたフェルール50を示している。光フ
ァイバーケーブル55は、保護被覆部57によって覆わ
れている。研磨及び研削装置(図示せず)で研削すべき
フェルール面60は、図示のように穴40の端部から突
出している。フェルール50は、フェルールホルダ10
の穴40内に機械加工された停止部80と適合する縁部
70を有するように設計されており、フェルール50が
穴40を完全に通過してしまうことが阻止されている。
【0017】フェルール50は、穴壁85に抗してフェ
ルール50を押圧する板90によって穴40内に適切に
保持される。板90は、支持体110に取付けられた第
1の層100を有するものとして示してある。第1の層
100と支持体110とを同一の材料で形成することも
可能である。しかし、好適には、第1の層100はゴム
又は軟質プラスチックのような圧縮可能な材料で形成さ
れ、更に、支持体110は金属又は硬質プラスチックの
ような硬質材料で形成される。第1の層100の目的
は、フェルール50が穴壁85に抗して押圧された時
に、フェルール50に及ぼされる力によってフェルール
50が損傷してしまうのを防止することである。第1の
層100は、フェルール50の表面に平坦でない部分が
存在しても、及ぼされる力がフェルール50の表面全体
に渡って拡散されることを保証することにより、フェル
ール50の損傷を防止する。
【0018】板90は、好適には、フェルール50の反
対側に、第1のボールベアリング130が配置される凹
部120を有する。板ばね140は、第1の面142上
で第1のボールベアリング130の他方の側と接触し、
第1のボールベアリングに力を及ぼし、続いて、板90
に力を及ぼし、それゆえ、穴壁85に抗してフェルール
50を押圧する。板ばね140の一端は、板ばね支持体
145における取付けにより、フェルール50内に固定
して保持されている。板ばね140の他端近辺におい
て、第1のピン160は板ばね140の第2の側147
に接触している。第1のピン160は後述する滑動体1
50内に取付けられている。滑動体150は、フェルー
ル50の溝30内に取付けられ、かつ、穴40の軸を横
断して滑動することができる。図面に示す実施形態にお
いて、滑動体150は、ピン160受容する穴165を
有する。
【0019】板ばね140と第1のボールベアリング1
30と第1のピン160との配列は単なる説明としての
ものであり、当業者に知られている他の配列と置換する
こともできる。例えば、第1のボールベアリング130
と第1のピン160とは共に除去可能である。代わり
に、ボールベアリング130とピン160とを、板90
及び滑動体150の表面上の突起に置換することも可能
である。代わりに、第1のピン160を第2のボールベ
アリングに置換し、かつ、第1のボールベアリングをピ
ンに置換することも可能である。
【0020】滑動体150はねじ170により溝を通じ
て移動される。ねじ170及び滑動体150は合致する
ねじ山175を有し、更に、ねじ170の端部はフェル
ールホルダ10内の壁180に抗して保持されている。
ねじ170を回転させると、滑動体150はフェルール
ホルダ10の溝30内を移動する。滑動体150は、滑
動体150を押動するような他の手段によって溝30内
を移動されることも可能である。しかし、板ばね140
によって板90に及ぼされる力をねじ170は微調節す
ることができるため、このねじ170の使用は好適な方
法である。
【0021】以下、フェルール50がフェルールホルダ
10内に取付けられる方法を説明する。第一の段階にお
いて、第1のピン160が板ばね140の第2の面14
7に接触しない位置まで、滑動体は滑動される。それゆ
え、板ばね140は図面の破線で示す位置に位置する。
この位置において、第1のボールベアリング130によ
って、板90に力は及ぼされない。続いて、フェルール
50は、フェルールホルダ10の切断面20の反対側の
開口を通じて穴内に取付けられる。フェルール50は、
縁部70が停止部80と衝突するまで穴を通じて滑動さ
れ、それゆえ、フェルール50は、穴40内にそれ以上
押動されなくなる。この位置において、フェルール50
の面60は、フェルールホルダ10の切断面20から僅
かに突出していなければならない。板90はフェルール
50に力を及ぼしていないため、フェルールを穴40内
で移動させることは容易である。
【0022】続いて、ねじ170を回転させることによ
り、滑動体150は図面の左方へ移動され、その結果、
ピン160は板ばね140を図面の実線で示す位置へ移
動させる。この位置において、板ばね140は、第1の
ボールベアリング130に力を及ぼし、それゆえ、板9
0に力を及ぼし、その結果、穴壁85に抗してフェルー
ル50に力を及ぼす。フェルール50は穴40内に確実
に保持される。
【0023】フェルールホルダ10からフェルール50
を解放することは、逆の方法で行われる。ねじ170を
調節して、板ばね140がフェルール50に力を及ぼさ
ないようにする。それゆえ、フェルール50は、光ファ
イバーケーブル55の保護被覆部57を引っ張ることに
より、穴40から取り出し可能である。図面に示す実施
形態において、好適には、ねじ170は、直径5mmの
端部を有するM3ねじであり、それゆえ、手で回転させ
るのに適している。
【0024】図1は滑動体150の構成を示している。
この図において、同一の部品には、上述した図面と同一
の参照番号が付されている。滑動体150は、滑走要素
200と密閉要素210とを有する。滑走要素200
は、第1のピン160が貫通する2つの第1の穴165
a 及び165b を有する。滑動体150は、更に、第2
のピン220a 、220b が貫通する2つの第2の穴2
30a 、230b を有する。第2のピン220a 、22
0b は、密閉要素の凹部240と協働して、密閉要素2
10をフェルールホルダ10の溝30内に適切に保持す
る。
【0025】滑動体150は、滑走要素200をフェル
ールホルダ10の(図示の実施形態の)右側から溝30
内に滑入し、続いて、第2のピン200a 、200b に
よって滑走要素200に密閉要素210を取付けること
により、フェルールホルダ10の溝30内に取付けられ
る。
【0026】図3は研磨及び研削装置の研磨用取付け手
段250を示す。研磨用取付け手段250はアーム26
0を有し、アーム260には、フェルールホルダ10を
受容するための第1のアーム凹部270a と第2のアー
ム凹部270b とが構成されている。アーム凹部270
a 、270b は、フェルールホルダ10がアーム凹部2
70a 、270b 内で自由に回転できるように構成され
ている。アーム凹部270a 、270b は、更に、締結
手段(図示せず)を有しており、締結手段は、フェルー
ルホルダ10がアーム凹部270a 、270b 内で自由
に回転できなくなるようにフェルールホルダ10を適切
に締結することができる。更に研磨用取付け手段250
は2つの突出した案内ピン290を備えた位置決め要素
280を有する。これら案内ピン290は、図4に示す
ように、案内ピン290がフェルール凹部52に正確に
適合するように位置決めされている。
【0027】図5はアーム260の端部を示す分解図で
あり、図5において、アーム凹部270a 、270b は
位置決め要素280と案内ピン290と共に図示されて
いる。
【0028】図6に示すように、研磨用取付け手段25
0のアーム260は開放位置に位置している。開放位置
において、フェルールホルダ10は、アーム凹部270
a 、270b との間に自由に取付け可能であり、更に、
アーム凹部270a 、270b 内で自由に回転すること
ができる。図7に示すように、研磨用取付け手段250
は閉鎖位置で位置している。閉鎖位置において、アーム
が下降されて、案内ピン290はフェルール凹部52内
に進入している。フェルールホルダ10は、フェルール
面60が位置決め用ホルダ280に対して正確に平坦に
なるように位置決めされるまで、アーム凹部270内で
回転する。この時点において、締結手段が作動され、フ
ェルールホルダ10が、アーム凹部270内でこれ以上
回転できなくなって適切に確実に保持されることが保証
される。そのような手段に、フェルールホルダ10を適
切に保持するために真空を適用することも可能であり、
あるいは、フェルールホルダ10をアーム260内に保
持する更なる機械的なアームを設けることも可能であ
る。
【0029】図6及び図7はフェルールホルダ10がア
ーム260内に正確に取付けられる方法を概略示してい
る。フェルールホルダ10がアーム260内に取付けら
れて、フェルール面60が位置決め用要素280の面に
対して平坦になっていない場合を想定する。この状態を
図6に示す。研磨用取付け手段250のアーム260が
下降されると、案内ピン290は、対応するフェルール
凹部52内に挿入される。フェルールホルダ10はアー
ム凹部270内で自由に回転できるため、フェルールホ
ルダ10は、図7に示すように、フェルール面60が位
置決め用ホルダ280の面に対して平坦になるまで回転
する。上述したように、フェルールホルダ10は、続い
て、アーム260内に固定されて位置決め用ホルダ28
0から持ち上げられる。
【0030】続いて、研磨用取付け手段250は、フェ
ルール面60を研磨するために、フェルール面60が研
磨及び研削面(図示せず)と接触され得る位置までアー
ム260を移動可能である。上述したように、フェルー
ル50はプラスチックで形成されており、かつ、フェル
ールホルダ10はステンレス鋼で形成されている。フェ
ルール面60の研磨に使用される研磨面は、フェルール
を形成しているプラスチックのみが研削されて、フェル
ールホルダ10のステンレス鋼は影響を受けないように
選択されている。
【0031】図8は、チューブ320により供給される
圧縮空気によって作動される空気支持手段310を備え
たフェルールホルダ10を示す。フェルールホルダ10
は球形であり、圧縮空気はその周囲を流れる。圧縮空気
の流れは、フェルールホルダ10を支持し、それゆえ、
フェルールホルダ10の動作に対する付着滑りの影響を
最小にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフェルールホルダの概観図である。
【図2】本発明のフェルールホルダの内部機構の詳細図
である。
【図3】開放位置に位置する位置決め手段を備えた研削
及び研磨装置の部分断面側面図である。
【図4】閉鎖位置に位置する位置決め手段を備えた研削
及び研磨装置の部分断面側面図である。
【図5】フェルールホルダを位置決めするためのアーム
凹部の配列を示す斜視図である。
【図6】研削及び研磨装置内のフェルールホルダの回転
を示す部分断面側面図である。
【図7】閉鎖位置に位置する位置決め手段を備えた研削
及び研磨装置を示す部分断面側面図である。
【図8】圧縮空気によって作動する空気支持手段を備え
たフェルールホルダを示す概略構成図である。
【符号の説明】
10…フェルールホルダ 20…切断面 50…フェルール 60…切断面 250…研磨装置 10、260、270…取付け手段 280…位置決め手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ハフトマン ドイツ連邦共和国,デー−91126 レドニ ツェンバッハ,シャフトナッシャーウェグ 31

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨装置(250)内にフェルールを保
    持するためのフェルールホルダ(10)において、 前記ホルダ(10)が切断面(20)を有し、更に、 前記フェルール(50)を受容するのに適した前記切断
    面(20)のホルダ凹部(40)と、 前記ホルダ凹部(40)内に前記フェルール(50)を
    装着するための装着手段(70、80、85、90、1
    40)とを具備する、フェルールホルダ。
  2. 【請求項2】 前記フェルールホルダ(10)は実質的
    に球形である、請求項1に記載のフェルールホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ凹部(40)は前記ホルダ
    (10)を通じて形成された穴(40)を具備する、請
    求項1又は2にに記載のフェルールホルダ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ凹部(40)の軸は前記切断
    面(20)の面に対して実質的に垂直である、請求項1
    〜3のいずれか一項に記載のフェルールホルダ。
  5. 【請求項5】 前記装着手段は、前記ホルダ凹部(4
    0)の一方の側(85)に抗して前記フェルール(5
    0)を押圧するのに適したばね付勢された板(90、1
    40)を具備する、請求項1〜4のいずれか一項に記載
    のフェルールホルダ。
  6. 【請求項6】 前記ばね付勢された板(90、140)
    は圧縮可能な面(100)を有する、請求項5に記載の
    フェルールホルダ。
  7. 【請求項7】 前記ばね付勢された板(90)を作動す
    るのに適した滑動体(150)と板ばね(140)とを
    具備し、前記板ばね(140)は、前記ばね付勢された
    板(90)と接触している第1の端部と、前記滑動体
    (150)によって作動される第2の端部とを有する、
    請求項5又は6に記載のフェルールホルダ。
  8. 【請求項8】 前記滑動体(150)は、前記ホルダ
    (10)を貫通する溝(30)内に取付けられ、かつ、
    前記滑動体(150)の一端に取着されたねじ(17
    0)によって滑動される、請求項7に記載のフェルール
    ホルダ。
  9. 【請求項9】 前記ホルダは空気支持手段(310)に
    よって支持される、請求項1〜8のいずれか一項に記載
    のフェルールホルダ。
  10. 【請求項10】 フェルール(50)の表面を研磨する
    ための少なくとも1つの研磨板と、 前記フェルール(50)を保持するのに適した少なくと
    も1つのフェルール保持手段(10、260、270)
    と、 少なくとも1つのフェルール位置決め手段(280)と
    を具備し、 前記フェルール保持手段(10、260、270)と前
    記フェルール位置決め手段(280)とは、前記フェル
    ール(50)の面(60)が前記研磨板の表面と平行に
    なるように、前記フェルール(50)を移動させて位置
    決めするために協働するのに適しているフェルール研磨
    装置(250)。
  11. 【請求項11】 前記フェルール保持手段を取付けるた
    めのカルダン式取付け手段を具備し、前記カルダン式取
    付け手段は、前記フェルール保持手段のカルダン式動作
    を可能とするのに適している請求項10に記載のフェル
    ール研磨装置。
  12. 【請求項12】 前記フェルール保持手段を取付けるた
    めの取付け手段を具備し、前記取付け手段は、請求項1
    〜10のいずれか一項に記載のフェルールホルダ(1
    0)が取付けられるアーム(260)を有する、請求項
    10又は11に記載のフェルール研磨装置。
  13. 【請求項13】 前記アームが少なくとも1つのアーム
    凹部(270)を有し、かつ、前記フェルールホルダ
    (10)が前記少なくとも1つのアーム凹部(270)
    内に取付けられる、請求項12に記載のフェルール研磨
    装置。
  14. 【請求項14】 前記フェルールホルダ(10)は前記
    少なくとも1つのアーム凹部(270)内で自由に回転
    するのに適している、請求項13に記載のフェルール研
    磨装置。
  15. 【請求項15】 前記位置決め手段(280)が少なく
    とも1つの案内ピン(290)を有し、かつ、前記フェ
    ルールが少なくとも1つのフェルール凹部(52)を有
    しており、前記少なくとも1つの案内ピンと前記少なく
    とも1つのフェルール凹部とは協働して前記フェルール
    (50)を位置決めするのに適している、請求項10〜
    14のいずれか一項に記載のフェルール研磨装置。
  16. 【請求項16】 前記フェルール(50)を、前記研磨
    板の上側及び前記研磨板上へ移動させ、かつ、前記位置
    決め手段(280)の上側及び前記位置決め手段(28
    0)上へ移動させるための移動手段(260)を更に有
    する、請求項10〜15のいずれか一項に記載のフェル
    ール研磨装置。
  17. 【請求項17】 前記取付け手段(10、260、27
    0)は、前記フェルール保持手段を空気支持するための
    空気支持手段(310)を有する、請求項10〜16の
    いずれか一項に記載のフェルール研磨装置。
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