JPH10174916A - トリガー式液体噴出ポンプ - Google Patents
トリガー式液体噴出ポンプInfo
- Publication number
- JPH10174916A JPH10174916A JP8354515A JP35451596A JPH10174916A JP H10174916 A JPH10174916 A JP H10174916A JP 8354515 A JP8354515 A JP 8354515A JP 35451596 A JP35451596 A JP 35451596A JP H10174916 A JPH10174916 A JP H10174916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- cylinder
- plunger
- elastic plate
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トリガー式の液体噴出ポンプであって、金属製
のコイルスプリングを使用せずに全体を合成樹脂等の分
別処理を必要としない材質のみで形成することができ、
しかも従来のこの種ポンプの形態を大きく変えることな
く形成できるとともに、プランジャ等の作動部の優れた
復帰能力を備えた液体噴出ポンプを提案する。 【解決手段】射出筒7前部両側に於けるトリガー枢着部
分より後方へ横長の弾性板11を各々一体に延設するとと
もに、各弾性板11後部上面を縦筒5両側に形成した係止
段部下面に当接係止させ、また、プランジャ9の先端部
をトリガー10の揺動に合わせて回動が可能にトリガー上
部に連結して両者を連係させた。
のコイルスプリングを使用せずに全体を合成樹脂等の分
別処理を必要としない材質のみで形成することができ、
しかも従来のこの種ポンプの形態を大きく変えることな
く形成できるとともに、プランジャ等の作動部の優れた
復帰能力を備えた液体噴出ポンプを提案する。 【解決手段】射出筒7前部両側に於けるトリガー枢着部
分より後方へ横長の弾性板11を各々一体に延設するとと
もに、各弾性板11後部上面を縦筒5両側に形成した係止
段部下面に当接係止させ、また、プランジャ9の先端部
をトリガー10の揺動に合わせて回動が可能にトリガー上
部に連結して両者を連係させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式液体噴出
ポンプに関する。
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】トリガー式液体噴出ポンプとして、容器
体口頚部に装着キャップを嵌合させ、また、該キャップ
上に嵌着固定するとともに、該キャップ上端から起立し
た縦筒の中間部からシリンダを、その上端部からは射出
筒をそれぞれ前方へ突設してなるポンプ本体を設け、シ
リンダの前端開口より前方付勢状態で押し込み可能に突
設したプランジャの先端にトリガーを連係させ、該トリ
ガーの操作により容器体内の液を吸い上げて射出筒前端
より噴出する如く構成してなるもの等が知られている。
体口頚部に装着キャップを嵌合させ、また、該キャップ
上に嵌着固定するとともに、該キャップ上端から起立し
た縦筒の中間部からシリンダを、その上端部からは射出
筒をそれぞれ前方へ突設してなるポンプ本体を設け、シ
リンダの前端開口より前方付勢状態で押し込み可能に突
設したプランジャの先端にトリガーを連係させ、該トリ
ガーの操作により容器体内の液を吸い上げて射出筒前端
より噴出する如く構成してなるもの等が知られている。
【0003】従来のこの種ポンプに於けるプランジャの
前方への付勢は、一般にシリンダ内に於いてプランジャ
後部に介在させた金属製のコイルスプリングにより行わ
れている。
前方への付勢は、一般にシリンダ内に於いてプランジャ
後部に介在させた金属製のコイルスプリングにより行わ
れている。
【0004】即ち、プランジャはコイルスプリングによ
り常時前方へ押圧され、トリガーを引いてプランジャを
押し込むことによりコイルスプリングを圧縮させつつプ
ランジャが後退し、また、トリガーの押圧を解除すると
スプリングの弾発力によりプランジャが押し戻される如
き前後動を行う。
り常時前方へ押圧され、トリガーを引いてプランジャを
押し込むことによりコイルスプリングを圧縮させつつプ
ランジャが後退し、また、トリガーの押圧を解除すると
スプリングの弾発力によりプランジャが押し戻される如
き前後動を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記金属製のコイルス
プリングを採用しているものでは、良好な復帰機能を発
揮してポンプの良好な液注出機能を発揮できるものでは
あるが、近年の廃棄物処理事情では、金属とプラスチッ
クの分別処理が要望され、従来のものでは、これらコイ
ルスプリングが一般に微細であること、内部に密閉され
ていること等の理由によりこの分別が極めて困難であっ
た。また、組み立てに際しても、これらコイルスプリン
グは微細のため取り扱いが不便であった。
プリングを採用しているものでは、良好な復帰機能を発
揮してポンプの良好な液注出機能を発揮できるものでは
あるが、近年の廃棄物処理事情では、金属とプラスチッ
クの分別処理が要望され、従来のものでは、これらコイ
ルスプリングが一般に微細であること、内部に密閉され
ていること等の理由によりこの分別が極めて困難であっ
た。また、組み立てに際しても、これらコイルスプリン
グは微細のため取り扱いが不便であった。
【0006】この様な事情を考慮して上記コイルスプリ
ングを金属製からプラスチック製に変える試みも行われ
ている様ではあるが、プラスチック製は金属製に比べて
一般に耐久性,弾性復元力に劣る。従って、金属性のも
のと同様の復元力を得ようとすると、その径や太さが大
きくならざるを得ず、ポンプ全体の形態或いは大きさに
大幅な影響を与え、現状では現実的ではない。
ングを金属製からプラスチック製に変える試みも行われ
ている様ではあるが、プラスチック製は金属製に比べて
一般に耐久性,弾性復元力に劣る。従って、金属性のも
のと同様の復元力を得ようとすると、その径や太さが大
きくならざるを得ず、ポンプ全体の形態或いは大きさに
大幅な影響を与え、現状では現実的ではない。
【0007】本発明は上記した点に鑑みなされたもの
で、金属製のコイルスプリングを使用せずに全体を合成
樹脂等の分別処理を必要としない材質でのみ形成するこ
とができ、しかも従来のこの種ポンプの形態を大きく変
えることなく形成できるとともに、プランジャの優れた
復帰能力を備えたトリガー式液体噴出ポンプを提案する
ものである。
で、金属製のコイルスプリングを使用せずに全体を合成
樹脂等の分別処理を必要としない材質でのみ形成するこ
とができ、しかも従来のこの種ポンプの形態を大きく変
えることなく形成できるとともに、プランジャの優れた
復帰能力を備えたトリガー式液体噴出ポンプを提案する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明トリガー式液体噴
出ポンプは、上記課題を解決するため、容器体口頚部に
嵌合させる装着キャップ4と、該装着キャップ上に嵌着
固定するとともに、装着キャップ上端から起立した縦筒
5の中間部からシリンダ6を、その上部からは射出筒7
をそれぞれ前方へ突設してなるポンプ本体8と、上記シ
リンダ内に押し込み可能に設けたプランジャ9と、上記
射出筒前部に上部を枢着させて垂下させるとともに、上
記プランジャ前部をその上部に連係させたトリガー10と
を備え、該トリガーの操作により容器体内の液を吸い上
げて射出筒7前端より噴出する如く構成したトリガー式
液体噴出ポンプに於いて、上記射出筒7前部両側に於け
るトリガー枢着部分より後方へ横長の弾性板11を各々一
体に延設するとともに、各弾性板11後部上面を縦筒5両
側に形成した係止段部a下面に当接係止させ、且つ、上
記プランジャ9の先端部をトリガー10の揺動に合わせた
回動が可能にトリガー上部に連結して両者を連係させて
なることを特徴とするトリガー式液体噴出ポンプとして
構成した。
出ポンプは、上記課題を解決するため、容器体口頚部に
嵌合させる装着キャップ4と、該装着キャップ上に嵌着
固定するとともに、装着キャップ上端から起立した縦筒
5の中間部からシリンダ6を、その上部からは射出筒7
をそれぞれ前方へ突設してなるポンプ本体8と、上記シ
リンダ内に押し込み可能に設けたプランジャ9と、上記
射出筒前部に上部を枢着させて垂下させるとともに、上
記プランジャ前部をその上部に連係させたトリガー10と
を備え、該トリガーの操作により容器体内の液を吸い上
げて射出筒7前端より噴出する如く構成したトリガー式
液体噴出ポンプに於いて、上記射出筒7前部両側に於け
るトリガー枢着部分より後方へ横長の弾性板11を各々一
体に延設するとともに、各弾性板11後部上面を縦筒5両
側に形成した係止段部a下面に当接係止させ、且つ、上
記プランジャ9の先端部をトリガー10の揺動に合わせた
回動が可能にトリガー上部に連結して両者を連係させて
なることを特徴とするトリガー式液体噴出ポンプとして
構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。図面に示す如く、本発明のトリ
ガー式液体噴出ポンプ1は、容器体2の口頚部3に嵌合
させる装着キャップ4と、該キャップ上に嵌着固定する
とともに、装着キャップ上端から起立する縦筒5の中間
部からシリンダ6を、その上部からは射出筒7をそれぞ
れ前方へ突出してなるポンプ本体8と、上記シリンダ内
に押し込み可能に設けたプランジャ9と、上記射出筒前
部に上部を枢着させて垂下させるとともに、上記プラン
ジャ前部をその上部に連係させたトリガー10とを備え、
該トリガーの操作により容器体内の液を吸い上げて射出
筒7前端より噴出する如く構成した公知のポンプ機構を
備えたものである。
面を参照して説明する。図面に示す如く、本発明のトリ
ガー式液体噴出ポンプ1は、容器体2の口頚部3に嵌合
させる装着キャップ4と、該キャップ上に嵌着固定する
とともに、装着キャップ上端から起立する縦筒5の中間
部からシリンダ6を、その上部からは射出筒7をそれぞ
れ前方へ突出してなるポンプ本体8と、上記シリンダ内
に押し込み可能に設けたプランジャ9と、上記射出筒前
部に上部を枢着させて垂下させるとともに、上記プラン
ジャ前部をその上部に連係させたトリガー10とを備え、
該トリガーの操作により容器体内の液を吸い上げて射出
筒7前端より噴出する如く構成した公知のポンプ機構を
備えたものである。
【0010】本発明ポンプは、上記したこの種ポンプに
於いて、上記射出筒7前部両側に於けるトリガー枢着部
分より後方へ横長の弾性板11を各々一体に延設するとと
もに、各弾性板11後部上面を縦筒5両側に形成した係止
段部a下面に当接係止させ、また、上記プランジャ9の
先端部をトリガー10の揺動に併せた回動が可能にトリガ
ー上部に連結して両者を連係させている。
於いて、上記射出筒7前部両側に於けるトリガー枢着部
分より後方へ横長の弾性板11を各々一体に延設するとと
もに、各弾性板11後部上面を縦筒5両側に形成した係止
段部a下面に当接係止させ、また、上記プランジャ9の
先端部をトリガー10の揺動に併せた回動が可能にトリガ
ー上部に連結して両者を連係させている。
【0011】この様に構成することにより、トリガー10
操作により押し込まれたプランジャ9の前方復帰を、従
来の如き金属製のコイルスプリングを使用せずに行える
如く構成している。
操作により押し込まれたプランジャ9の前方復帰を、従
来の如き金属製のコイルスプリングを使用せずに行える
如く構成している。
【0012】本実施例ではトリガー10を、上端部内面を
各々射出筒7両側に枢着させた縦長の一対の側板10a 前
端縁間をその上部一部を除いて前板10b で連結し、ま
た、各側板10a 後縁上端部より後方へ各々弾性板11を一
体に延設している。
各々射出筒7両側に枢着させた縦長の一対の側板10a 前
端縁間をその上部一部を除いて前板10b で連結し、ま
た、各側板10a 後縁上端部より後方へ各々弾性板11を一
体に延設している。
【0013】また、本実施例に於いて上記係止段部a
は、縦筒5両側上部に突設した一対の突起12下面に形成
される下向きの段部として構成しているが、単なる下向
き段部を係止段部として縦筒両側上部に形成してもよ
い。
は、縦筒5両側上部に突設した一対の突起12下面に形成
される下向きの段部として構成しているが、単なる下向
き段部を係止段部として縦筒両側上部に形成してもよ
い。
【0014】また、プランジャ9とトリガー10との連係
は、トリガー前板10b 裏面上部より後方に突設した柱状
突起13後面に球状の嵌合穴14を穿設し、プランジャ9先
端部に球状の嵌合部15を形成し、該嵌合部15を上記嵌合
穴14内に回動可能且つ抜け出し不能に強制的に嵌合させ
ることにより、トリガー10の揺動に合わせた回動が可能
に連結し、このことにより、プランジャ9が真っ直ぐ押
し込まれる如く構成している。これらの連係は上記構成
に限らず、例えば、プランジャ先端両側をトリガー両側
板の内面にそれぞれ枢着させ、その枢着部の突部が若干
の移動が可能な如く、例えば楕円状に凹部を形成するこ
とによっても行える。
は、トリガー前板10b 裏面上部より後方に突設した柱状
突起13後面に球状の嵌合穴14を穿設し、プランジャ9先
端部に球状の嵌合部15を形成し、該嵌合部15を上記嵌合
穴14内に回動可能且つ抜け出し不能に強制的に嵌合させ
ることにより、トリガー10の揺動に合わせた回動が可能
に連結し、このことにより、プランジャ9が真っ直ぐ押
し込まれる如く構成している。これらの連係は上記構成
に限らず、例えば、プランジャ先端両側をトリガー両側
板の内面にそれぞれ枢着させ、その枢着部の突部が若干
の移動が可能な如く、例えば楕円状に凹部を形成するこ
とによっても行える。
【0015】そして、図1の状態から弾性板11を弾性変
形させつつトリガー10を手前に引くと、連結部分を介し
て押圧されたプランジャ9が後方へ押し込まれ、次いで
トリガー10の押圧を解除することにより、弾性板11の弾
性復元力によりトリガー10が前方元の状態に復帰すると
ともに、プランジャ9が前方へ引き戻されて元の状態に
復帰する如く構成している。
形させつつトリガー10を手前に引くと、連結部分を介し
て押圧されたプランジャ9が後方へ押し込まれ、次いで
トリガー10の押圧を解除することにより、弾性板11の弾
性復元力によりトリガー10が前方元の状態に復帰すると
ともに、プランジャ9が前方へ引き戻されて元の状態に
復帰する如く構成している。
【0016】以下、上記実施例に於けるその他の部分を
説明する。上記縦筒5内を区画壁16により上下に区画す
るとともに、その下端開口部にはパイプ17の上端を嵌着
し、その下端を容器体内下部に垂下させる。また、シリ
ンダ6は、その後端面を、上記縦筒5の前壁で形成する
後端壁により閉塞するとともに、該後端壁の中央部から
後方大径の弁体嵌合筒部18を前方へ突設し、その弁体嵌
合筒部18を透孔20を介して区画壁16下部の縦筒5内と連
通させ、また、シリンダ6と弁体嵌合筒部18との間の縦
筒部分に透孔21を穿設してシリンダ6と区画壁16上方の
縦筒5内とを連通させている。
説明する。上記縦筒5内を区画壁16により上下に区画す
るとともに、その下端開口部にはパイプ17の上端を嵌着
し、その下端を容器体内下部に垂下させる。また、シリ
ンダ6は、その後端面を、上記縦筒5の前壁で形成する
後端壁により閉塞するとともに、該後端壁の中央部から
後方大径の弁体嵌合筒部18を前方へ突設し、その弁体嵌
合筒部18を透孔20を介して区画壁16下部の縦筒5内と連
通させ、また、シリンダ6と弁体嵌合筒部18との間の縦
筒部分に透孔21を穿設してシリンダ6と区画壁16上方の
縦筒5内とを連通させている。
【0017】シリンダ6内には吸い込み弁22を設けてい
る。該吸い込み弁22は、上記弁体嵌合筒部18の外面に凹
凸の係合手段を介して嵌着させた基筒部の前端面から前
方へ突設した複数の弾性螺旋帯部により上記弁体嵌合筒
部18の前端面へ弁板23を圧接させた弁部材を設けて構成
している。
る。該吸い込み弁22は、上記弁体嵌合筒部18の外面に凹
凸の係合手段を介して嵌着させた基筒部の前端面から前
方へ突設した複数の弾性螺旋帯部により上記弁体嵌合筒
部18の前端面へ弁板23を圧接させた弁部材を設けて構成
している。
【0018】また、上記縦筒5の透孔21を開閉可能に弁
板24で閉塞させた吐出弁25を設けている。更に縦筒5の
上部に射出筒の基端を開口して連通させている。そし
て、容器体2内とシリンダ6内とをパイプ,吸い込み弁
22を介して連通させるとともに、シリンダ6内と射出筒
7先端の噴出口とを吐出弁25を介して連結させている。
従って、容器体内から射出筒7先端の噴出口に至る液流
路を形成している。
板24で閉塞させた吐出弁25を設けている。更に縦筒5の
上部に射出筒の基端を開口して連通させている。そし
て、容器体2内とシリンダ6内とをパイプ,吸い込み弁
22を介して連通させるとともに、シリンダ6内と射出筒
7先端の噴出口とを吐出弁25を介して連結させている。
従って、容器体内から射出筒7先端の噴出口に至る液流
路を形成している。
【0019】更に、シリンダ6のプランジャ9の摺動部
分に一端を開口し、他端を装着した容器体口頚部上方に
開口する外気導入路を穿設している。
分に一端を開口し、他端を装着した容器体口頚部上方に
開口する外気導入路を穿設している。
【0020】上記の如く構成したポンプを使用する場合
について説明すると、トリガー10を手前に引くとプラン
ジャ9が後方へ移行し、シリンダ6内の液が加圧されて
吐出弁25を開き射出筒7を介してその先端の噴出口より
噴出される。次いでトリガー10の押圧を解除すると、各
弾性板11の弾性復元力によりトリガー10が元の状態に復
帰し、それに伴ってプランジャ9が引き戻され元の状態
に復帰する。この際、シリンダ6内はプランジャ9が前
方へ移行するため負圧化し、吐出弁25が閉じて吸い込み
弁22が開き、容器体内の液をパイプ17を介してシリンダ
6内へ導入する。また、液の減少に伴い負圧化する容器
体内へは上記外気導入路を介して外気が導入される。
について説明すると、トリガー10を手前に引くとプラン
ジャ9が後方へ移行し、シリンダ6内の液が加圧されて
吐出弁25を開き射出筒7を介してその先端の噴出口より
噴出される。次いでトリガー10の押圧を解除すると、各
弾性板11の弾性復元力によりトリガー10が元の状態に復
帰し、それに伴ってプランジャ9が引き戻され元の状態
に復帰する。この際、シリンダ6内はプランジャ9が前
方へ移行するため負圧化し、吐出弁25が閉じて吸い込み
弁22が開き、容器体内の液をパイプ17を介してシリンダ
6内へ導入する。また、液の減少に伴い負圧化する容器
体内へは上記外気導入路を介して外気が導入される。
【0021】尚、上記各部材は全て合成樹脂を使用して
形成することができ、必要に応じてエラストマー等を併
用して形成することができる。
形成することができ、必要に応じてエラストマー等を併
用して形成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く本発明トリガー式液体
噴出ポンプは、既述構成としたことにより、特に、射出
筒7前部両側に於けるトリガー枢着部分より後方へ横長
の弾性板11を各々一体に延設するとともに、各弾性板11
後部上面を縦筒5両側に形成した係止段部a下面に当接
係止させ、且つ、上記プランジャ9の先端部をトリガー
10の揺動に併せた回動が可能にトリガー上部に連結して
両者を連係させたので、ポンプ全体を合成樹脂により形
成することが可能であり、しかも、そのプランジャの円
滑な往復動を行えるという特有の効果を発揮するもので
ある。
噴出ポンプは、既述構成としたことにより、特に、射出
筒7前部両側に於けるトリガー枢着部分より後方へ横長
の弾性板11を各々一体に延設するとともに、各弾性板11
後部上面を縦筒5両側に形成した係止段部a下面に当接
係止させ、且つ、上記プランジャ9の先端部をトリガー
10の揺動に併せた回動が可能にトリガー上部に連結して
両者を連係させたので、ポンプ全体を合成樹脂により形
成することが可能であり、しかも、そのプランジャの円
滑な往復動を行えるという特有の効果を発揮するもので
ある。
【0023】また、弾性板11は其ほどスペースをとら
ないため、従来品の形態を殆ど変えることなく製造で
き、しかも、弾性板はトリガーと一体に形成されて、そ
の装着も容易であるため、製造上の煩雑さもないという
利点も兼ね合わせている。
ないため、従来品の形態を殆ど変えることなく製造で
き、しかも、弾性板はトリガーと一体に形成されて、そ
の装着も容易であるため、製造上の煩雑さもないという
利点も兼ね合わせている。
【図1】本発明トリガー式液体噴出ポンプの一実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】同実施例の一部切欠き斜視図である。
2…容器体,3…口頚部,4…装着キャップ,5…縦
筒,6…シリンダ,7…射出筒,8…ポンプ本体,9…
プランジャ,10…トリガー,11…弾性板,a…係止段部
筒,6…シリンダ,7…射出筒,8…ポンプ本体,9…
プランジャ,10…トリガー,11…弾性板,a…係止段部
Claims (1)
- 【請求項1】容器体口頚部に嵌合させる装着キャップ4
と、該装着キャップ上に嵌着固定するとともに、装着キ
ャップ上端から起立した縦筒5の中間部からシリンダ6
を、その上部からは射出筒7をそれぞれ前方へ突設して
なるポンプ本体8と、上記シリンダ内に押し込み可能に
設けたプランジャ9と、上記射出筒前部に上部を枢着さ
せて垂下させるとともに、上記プランジャ前部をその上
部に連係させたトリガー10とを備え、該トリガーの操作
により容器体内の液を吸い上げて射出筒7前端より噴出
する如く構成したトリガー式液体噴出ポンプに於いて、
上記射出筒7前部両側に於けるトリガー枢着部分より後
方へ横長の弾性板11を各々一体に延設するとともに、各
弾性板11後部上面を縦筒5両側に形成した係止段部a下
面に当接係止させ、且つ、上記プランジャ9の先端部を
トリガー10の揺動に合わせた回動が可能にトリガー上部
に連結して両者を連係させてなることを特徴とするトリ
ガー式液体噴出ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8354515A JPH10174916A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | トリガー式液体噴出ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8354515A JPH10174916A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | トリガー式液体噴出ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10174916A true JPH10174916A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18438085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8354515A Pending JPH10174916A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | トリガー式液体噴出ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10174916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2353595A (en) * | 1999-06-24 | 2001-02-28 | Mitutoyo Corp | Linear scale measuring device and position detection method |
WO2023038529A3 (en) * | 2021-09-13 | 2023-04-20 | Dispensing Technologies B.V. | Engine for a liquid dispensing device and liquid dispensing device including such engine |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8354515A patent/JPH10174916A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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