JPH10174780A - ゲーム装置及び情報記憶媒体 - Google Patents

ゲーム装置及び情報記憶媒体

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JPH10174780A
JPH10174780A JP8353168A JP35316896A JPH10174780A JP H10174780 A JPH10174780 A JP H10174780A JP 8353168 A JP8353168 A JP 8353168A JP 35316896 A JP35316896 A JP 35316896A JP H10174780 A JPH10174780 A JP H10174780A
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JP8353168A
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Inventor
Masami Ideshina
雅己 出科
Katsuhiro Miura
克宏 三浦
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Namco Ltd
Original Assignee
Namco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】時間帯に応じた出力音の調整が可能なゲーム装
置及び情報記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 オペレーターが、操作部等を用いて時間
帯及びこの時間帯に対応づけられる調整情報を設定す
る。現在時刻を求め、この現在時刻が属する時間帯に対
応づけられる調整情報に基づいて出力音の大きさ、高
さ、種類等の調整を行う。例えば早朝、深夜では音の大
きさが小さくなる。また朝には静かでさわやかな朝らし
い音が、夜にはムードがある夜らしい音が出力される。
更に周囲音を検出し、検出された周囲音に基づいて出力
音が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力音の調整が可
能なゲーム装置及び情報記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】ゲーム装
置においては、BGM、効果音、音声(ナレーション)
等の出力音の演出が、ゲームのリアル感、臨場感の向上
に対して大きな役割を果たしており、出力音の演出を如
何にして効果的に行うかが1つの大きな技術的課題とな
っている。そして、ゲームのリアル感、臨場感の向上の
ためには、ゲーム装置の出力音もある程度以上大きく設
定しておくことが望ましい。
【0003】しかしながら、これまでのゲーム装置で
は、出力音の大きさ等の調整は、例えばゲーム施設の開
店前等に施設の店員が初期設定し、その設定は施設が閉
店するまで変わらないのが一般的であった。従って、開
店前の初期設定において出力音のレベルを大きな値に設
定すると、例えば早朝や深夜などの時間帯においてもゲ
ーム装置の出力音が大きくなってしまい、騒音の1つの
原因になる可能性がある。
【0004】またゲーム施設の演出の観点から考える
と、朝においては例えばさわやかで静かな出力音が施設
の演出効果の点で望ましく、夜においては夜らしくムー
ドがある出力音が望ましい。
【0005】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、時間帯に応じた出力音の調整が可能なゲーム装置及
び情報記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、画像及び音を合成し出力するゲーム装置
であって、少なくとも1つの時間帯及び該時間帯に対応
づけられる調整情報を設定するための手段と、現在時刻
を求め、該現在時刻が属する時間帯に対応づけられる前
記調整情報に基づいて出力音の調整処理を行う手段と、
調整処理が施された出力音を合成する手段と、出力画像
を合成する手段とを含むことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、時間帯及びそれに対応づ
けられる調整情報が設定される。例えば朝の時間帯では
朝に適した音が出力されるように、或いは夜の時間帯に
は夜に適した音が出力されるように調整情報が設定され
る。そして本発明ではこの設定された調整情報に基づい
て調整された出力音が合成されることになる。従って、
時間帯毎に出力音の大きさ、高さ、種類等を異なったも
のにすることができ、騒音の防止や、ゲーム施設の演出
効果の向上を図ることが可能となる。
【0008】また本発明は、前記調整処理において、出
力音の大きさ、高さ、種類の少なくとも1つを調整する
ことを特徴とする。
【0009】このようにすれば例えば朝、夜には、出力
音を小さくしたり、朝、夜に適した種類の音にすること
ができる。
【0010】また本発明は、周囲音を検出し、検出され
た周囲音に基づいて出力音の調整処理を行うことを特徴
とする。
【0011】このようにすれば、例えば周囲音が大きい
ことが検出された場合には、騒音を防止すべく出力音を
小さくしたり、逆に自身の出力音をプレーヤが認識でき
るように出力音を大きくしたりすることができる。
【0012】また本発明は、前記調整情報が、出力音の
大きさの最大値及び最小値の少なくとも一方を設定する
ための情報を含むことを特徴とする。
【0013】このようにすれば、出力音の大きさを、周
囲音に応じた適正なレベルに調整できると共に、その調
整範囲を時間帯毎に異ならせることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0015】図1に本実施例の機能ブロック図の一例を
示す。ここで操作部10は、プレーヤがレバー、ボタ
ン、ハンドル、アクセル等を操作して操作情報を入力す
るためのものであり、操作部10にて得られた操作情報
は処理部100に入力される。処理部100は、この操
作情報と、所与のプログラム等に基づいて、プログラム
の実行、各種モードの設定、表示物の配置等、種々の処
理を行うものであり、その機能は、CPU及びメモリな
どのハードウェアにより実現される。画像合成部200
は、処理部100での処理結果に基づいて、出力画像の
合成処理を行うものであり、その機能は、画像合成用の
IC(専用IC、CPU或いはDSP)及びメモりなど
のハードウェアにより実現される。画像合成部200で
生成された画像は表示部12に出力され、表示部12に
おいて表示される。音合成部300は、処理部100で
の処理結果に基づいて、出力音(BGM、効果音、音声
等)の合成処理を行うものであり、その機能は、音処理
用のIC(専用IC、CPU或いはDSP)及びメモ
リ、電子ボリューム等のハードウェアにより実現され
る。音出力部14は、スピーカー等により構成され、音
合成部300で生成された出力音は、この音出力部14
により出力される。
【0016】処理部100は設定部110を含み、音合
成部300は調整部310を含む。本実施例の第1の特
徴は、設定部110が、少なくとも1つの時間帯及びこ
の時間帯に対応づけられる調整情報を設定するための処
理を行い、調整部310が、現在時刻が属する時間帯に
対応づけられる上記調整情報に基づいて出力音の調整処
理を行う点にある。より具体的には以下に説明するよう
な処理を行う。
【0017】ゲーム装置に設けられるモード設定スイッ
チ等をオペレータが操作することで、例えば図2(A)
に示すような設定画面がディスプレイ上に表示される。
オペレータは、この設定画面を見ながら操作部10のレ
バー、ボタン、ハンドル、アクセル等を操作して、各種
の設定を行う。例えば図2(A)のコイン設定、ゲーム
設定、スイッチ設定、モニター設定を選択することで、
各々、ゲーム料金の設定、ゲーム内容の設定、スイッチ
のテスト、モニターの調整等が可能となる。そして、サ
ウンド設定を選択すると、図2(B)に示すような設定
画面が表示される。
【0018】図2(B)に示すように、本実施例ではこ
の設定画面において、時間帯毎に出力音の大きさを設定
できる。例えば早朝の時間帯(4時〜9時)では出力音
レベルが30に設定され、通常の時間帯(9時〜20
時)では50に設定され、深夜の時間帯(22時〜4
時)では40に設定されている。このように本実施例で
は、時間帯やそれに対応する出力音の大きさを、オペレ
ータが自由に調整することができ、出力音の大きさを時
間帯毎に異ならせることができる。
【0019】なお設定部110において設定できる調整
情報としては、出力音の大きさを調整する情報に限ら
ず、例えば出力音の高さ、種類(音色、音形、音質等)
を調整する情報を含めることができる。また設定画面の
形態も図2(B)に示すものに限らず、種々の形態を考
えることができる。例えば図3(A)では、設定画面に
おいて朝モードのオン・オフ、夜モードのオン・オフを
選択することで、時間帯とそれに対応する調整情報を設
定している。即ち朝モードをオンにすると、朝の時間帯
での出力音は、その大きさが小さくなったり、その種類
が朝らしいさわやかな音になる。また夜モードをオンに
すると、夜の時間帯での出力音は、その大きさが小さく
なったり、その高さが低くなったり、その種類が夜らし
いムードのある音になる。或いは出力音の高さや種類の
調整を、図2(B)の出力音の大きさの調整と同様に、
オペレータが直接調整できるようにしてもよい。
【0020】時間帯及び各時間帯に対応する調整情報の
設定は、設定部110により以上のように行われる。そ
して調整部310は、装置が内蔵するタイマー等を用い
て現在時刻を調べ、現在時刻が属する時間帯に対応づけ
られる上記調整情報に基づいて、出力音の大きさ、高
さ、種類等を調整する処理を行う。例えば現在時刻が、
早朝、深夜であれば、出力音の大きさを小さくする。或
いは現在時刻が、朝、夜であった場合には、朝なら朝ら
しく夜なら夜らしい音が出力されるように、出力音の大
きさ、高さ、種類等を調整する。
【0021】さてゲームのリアル感、臨場感の向上の観
点からすると、出力音の大きさはある程度以上大きいこ
とが望ましい。特に、人気の高いゲーム装置や新製品の
ゲーム装置では、プレーヤのゲームプレイを促すために
出力音レベルをかなり大きく設定していることが多い。
【0022】しかしながら、これまでのゲーム装置で
は、例えばゲーム施設の開店前に出力音の大きさを設定
すると、その設定は施設が閉店するまで変わらなかっ
た。従って時間帯が早朝であろうが深夜であろうがゲー
ム装置の出力音の大きさは同じであり、早朝、深夜での
出力音の増大は騒音の1つの原因になる可能性がある。
【0023】また近年、ゲーム施設に対するプレーヤの
要望も変遷してきており、プレーヤは、従来の賑やかで
騒々しい雰囲気のゲーム施設よりも、静かで洒落た雰囲
気のゲーム施設をより好むようになってきている。従っ
て、ゲーム施設の演出面の観点からは、朝には朝らしい
音の演出、夜には夜らしい音の演出が望まれている。
【0024】しかしながら、これまでのゲーム装置で
は、ゲーム装置の出力音の大きさは、開店前での初期設
定の値から変わらないのが一般的であった。更に出力音
の高さ、種類等の設定については、ゲーム装置のメーカ
側のみが行うことができ、施設側で設定することはでき
なかった。従って、施設側が、朝には朝らしく夜には夜
らしい雰囲気を出すような演出を試みても、施設内のB
GMやライトの雰囲気を時間帯に合わせて変化させるぐ
らいしか方法がなく、今一つ施設の雰囲気を向上させる
ことができなかった。
【0025】本実施例によれば、時間帯毎に出力音の大
きさ、高さ、種類等を異ならせることができる。従っ
て、通常時間帯ではゲームの演出効果を向上すべく出力
音の大きさを十分なものにできると共に、早朝、深夜で
の騒音の発生を未然に防止できる。更に各施設が所望す
る雰囲気に沿うように、出力音の大きさ、高さ、種類等
を時間帯毎に調整でき、施設の雰囲気の向上を図れる。
【0026】本実施例の第2の特徴は、周囲音を検出
し、検出された周囲音に基づいて上記出力音の調整処理
を行う点にある。この周囲音の検出は図1の周囲音検出
部16が行う。周囲音検出部16が周囲音を検出する
と、調整部310が、この検出結果に基づいて出力音の
調整を行う。
【0027】具体的には、例えば自身のゲーム装置の出
力音を含む周囲音の大きさが所与のレベル以上になった
場合に、出力音を小さくしたり、出力音の高さ、種類を
変化させる処理を行う。このようにすることで、周囲音
の成分のうち、自身のゲーム装置の出力音に起因する成
分を低減でき、騒音の低減化を図ることができる。
【0028】或いは例えば周囲音の大きさが所与のレベ
ル以上の場合に、ゲーム装置をプレイするプレーヤがそ
のゲーム装置の出力音を十分に認識できるように、出力
音の大きさを大きくしたり、出力音の高さ、種類を変化
させる処理を行う。即ち、周囲音が大きい場所に設置さ
れるゲーム装置では、ゲーム装置の出力音が周囲音に遮
られ、プレーヤに出力音が届きにくくなる事態が生じ
る。本実施例によれば、このような場合に、プレーヤが
認識しやすくなるように出力音を調整することが可能と
なる。これにより、より多くの音情報をプレーヤに伝え
ることが可能となる。
【0029】なお、このように周囲音を検出して出力音
を調整する場合には、前記調整情報に、出力音の大きさ
の最大値や最小値を設定するための情報を含ませること
が望ましい。即ち図3(B)に示すように、サウンド設
定画面において、時間帯及びこれに対応する出力音の最
大レベル、最小レベルを設定できるようにする。そして
調整部310は、例えば出力音のレベルがこの最大レベ
ル、最小レベルの範囲内に入るように出力音の調整を行
う。このようにすることで、出力音の大きさを、周囲音
の大きさ等に応じた適正なレベルに調整できると共に、
その調整範囲を時間帯毎に異ならせることが可能とな
る。図3(B)を例にとれば、早朝の時間帯(4時〜9
時)では20〜40の範囲内で、周囲音の大きさ等に応
じた適正なレベルに出力音が調整される。同様に、通常
の時間帯では40〜60の範囲内で、深夜の時間帯(2
2時〜4時)では35〜45の範囲内で、周囲音の大き
さ等に応じた適正なレベルに出力音が調整される。そし
て平均的には、早朝或いは深夜での出力音の大きさを、
通常時間帯での出力音の大きさよりも小さくでき、騒音
の低減化等を図ることができる。
【0030】なお図3(B)では、最小レベルと最大レ
ベルの両方が設定可能となっているが、これらの一方の
みを設定可能にしてもよい。またオペレータが最小レベ
ル、最大レベルの値を入力するのではなく、図3(A)
のようにオペレータはモードの設定だけを行い、例えば
朝モードが設定されると、朝モード用に用意された最小
レベル、最大レベルが自動的に設定されるようにしても
よい。
【0031】次に図4、図5のフローチャートを用いて
本実施例の動作の一例について説明する。
【0032】まず時間帯及びそれに対応する調整情報
(出力音の大きさ、高さ、種類等を指定するための情
報)を設定する(ステップS1)。次にタイマー等を用
いて現在時刻をチェックし、現在時刻がどの時間帯に属
するかを判断する(ステップS2、S3)。そして現在
時刻が通常時間帯であった場合には通常モードでの調整
処理を行う(ステップS4)。同様に現在時刻が、早
朝、深夜であった場合には、各々、早朝モード、深夜モ
ードでの調整処理を行う(ステップS5、S6)。即ち
例えば早朝モードでは、出力音を小さくしたり出力音の
種類をさわやかなものに変え、深夜モードでは、出力音
を小さくしたり出力音の種類を夜らしいムードのあるも
のに変える。
【0033】図5は、周囲音を検出すると共に、調整情
報に出力音の最小レベル、最大レベルを含ませた場合の
処理の例を示すフローチャートである。まず時間帯及び
それに対応する調整情報を設定する(ステップT1)。
次に周囲音検出部16が周囲音を検出し、調整部310
が、検出された周囲音に基づいて出力音を調整する(ス
テップT2、T3)。次に現在時刻をチェックし、現在
時刻がどの時間帯に属するかを判断する(ステップT
4)。そして現在時刻が通常時間帯であった場合には、
周囲音に基づいて調整された出力音が、最小レベル(通
常時間帯用に設定された最小レベル)以下である否かを
判断し、最小レベル以下の場合は出力音のレベルを大き
くする(ステップT6、T7)。また出力音が、最大レ
ベル(通常時間帯用に設定された最大レベル)以上であ
るか否かを判断し、最大レベル以上の場合には、出力音
のレベルを小さくする(ステップT8、T9)。現在時
刻が早朝、深夜であった場合のも処理も、通常時間帯の
場合の処理と同様である(ステップT10〜T17)。
但し処理に使用される最小レベル、最大レベルは、各
々、早朝用、深夜用に設定された最小レベル、最大レベ
ルになる。
【0034】次に、本実施例を実現できるハードウェア
の構成の一例について図6を用いて説明する。
【0035】情報記憶媒体430は、プログラム、画像
データ、音データ(シーケンスデータ、波形データ)等
が主に格納されるものであり、CD−ROM、ゲームカ
セット、ICカード、MO、FD、DVD、メモリ等が
用いられる。例えば家庭用ゲーム装置ではゲームプログ
ラム等を格納する情報記憶媒体としてCD−ROM、ゲ
ームカセットが用いられる。また業務用ゲーム装置では
ROM等のメモリが用いられる。
【0036】コントロール装置400はゲームコントロ
ーラ、操作パネル等に相当するものであり、プレーヤが
ゲーム進行に応じて行う判断の結果を装置本体に入力す
るための装置である。
【0037】情報記憶媒体430に格納されるプログラ
ム、コントロール装置400によって入力される信号等
に従って、メインCPU402は装置全体の制御や各種
データ処理やゲーム演算処理を行う。なお情報記憶媒体
430から読み出されたデータ等は、例えば図示しない
記憶手段であるRAM等に一時的に格納される。このR
AMは、メインCPU402、画像合成IC、音処理I
Cの作業領域としても使用される。
【0038】更に、このゲーム装置には画像合成IC4
04と音処理IC414とが設けられていて、音や画像
の好適な出力が行えるようになっている。このような画
像合成IC404、音処理IC414としては、例えば
専用のIC、CPU或いはDSP等を用いることができ
る。
【0039】画像合成IC404は、図示しないRAM
や情報記憶媒体430等から送られる画像データに基づ
いて、ディスプレイ406に出力するための画素情報を
合成する集積回路である。なおディスプレイ406とし
て、いわゆるヘッドマウントディスプレイ(HMD)と
呼ばれるものを使用することもできる。
【0040】音処理IC414は、メインCPU402
からの指示、RAMや情報記憶媒体430からのプログ
ラム、シーケンスデータ(譜面データ)、外部から入力
される音データ等に基づいて、BGM、効果音、音声等
の出力音を合成するための各種の処理を行う。PCM音
源416は、音処理IC414での処理結果と情報記憶
媒体430等からの波形データとに基づいて、出力され
るべき音のデジタル信号を生成し、これをD/A変換器
418に出力する。D/A変換器418は、このデジタ
ル信号をアナログ信号に変換し、ローパスフィルタ42
0に出力する。そしてローパスフィルタ420の出力は
電子ボリューム422に入力される。電子ボリューム4
22は、音処理ICからの指示にしたがって音の大きさ
の調整を行う。電子ボリューム422の出力はアンプ4
24を介してスピーカ426に入力され、これによりB
GM、効果音、音声等が外部に出力される。
【0041】また図6の装置では、周囲音を集音するた
めにマイク408が設けられている。マイク408によ
り集音された周囲音はアンプ410により増幅された
後、A/D変換器412によりデジタル信号に変換さ
れ、音処理IC414に入力される。
【0042】そして図1〜図3(B)で説明した種々の
処理は、図4、図5のフロチャートに示した処理等を行
うプログラムを格納した情報記憶媒体430と、このプ
ログラムに従って動作するメインCPU402、画像合
成IC404、音処理IC414等によって実現され
る。
【0043】例えばオペレータがコントロール装置40
0を用いて時間帯、調整情報の設定を行うと、メインC
PU402は、設定された時間帯、調整情報に基づいた
指示を音処理IC414に対して出す。音処理IC41
4は、メインCPU402からの上記指示、マイク40
8、アンプ410及びA/D変換器412により得られ
た周囲音のデジタル信号、並びに情報記憶媒体430か
らのプログラム及びシーケンスデータ等に基づいて、出
力音を調整する処理を行う。例えば早朝、深夜において
出力音を小さくする設定が行われ、現在時刻が早朝又は
深夜であった場合には、音処理IC414は音量を小さ
くする指示を電子ボリューム422に対して出す。また
マイク408等により検出された周囲音が大きい場合に
は、騒音が軽減されるように音を小さくする指示や、逆
に自身の出力音をプレーヤが認識できるように音を大き
くする指示を電子ボリューム422に対して出す。また
出力音の最小レベル或いは最大レベルが設定されている
場合には、音の大きさが最小レベル以上になるように音
を大きくする指示や、最大レベル以下になるように音を
小さくする指示を電子ボリューム422に対して出す。
【0044】出力音の高さや種類等を時間帯毎に異なら
せる設定が行われた場合には、音処理IC414は、こ
の設定に従うような各種のデジタル信号処理を行う。例
えば夜の時間帯では出力音を低くするという設定がなさ
れた場合には、通常時間帯よりも出力音が低くなるよう
に、情報記憶媒体430からのシーケンスデータ(譜面
データ)に対して所与の処理を施したり、夜用のシーケ
ンスデータを情報記憶媒体430から読み出す。また朝
の時間帯には朝用の音を出力するという設定がなされた
場合には、通常時間帯とは異なる波形データが指定され
るように、シーケンスデータに所与の処理を施したり、
夜用のシーケンスデータを情報記憶媒体430から読み
出す。
【0045】図7(A)に、本実施例を業務用ゲーム装
置に適用した場合の例を示す。プレーヤは、ディスプレ
イ1100上に映し出されたゲーム画面を見ながら、レ
バー1102、ボタン1104を操作してゲームを楽し
む。装置に内蔵されるIC基板1106には、メインC
PU、画像合成IC、音処理IC等が実装されている。
そして時間帯及び調整情報を設定するための情報、現在
時刻を求め、該現在時刻が属する時間帯に対応づけられ
る調整情報に基づいて出力音の調整処理を行うための情
報、調整処理が施された出力音を合成するための情報、
出力画像を合成するための情報、調整処理において、出
力音の大きさ、高さ、種類の少なくとも1つを調整する
ための情報、周囲音を検出し、検出された周囲音に基づ
いて出力音の調整処理を行うための情報、出力音の大き
さの最大値及び最小値の少なくとも一方を設定するため
の情報等は、IC基板1106上の情報記憶媒体である
メモリ1108に格納される。以下、これらの情報を格
納情報と呼ぶ。これらの格納情報は、上記の種々の処理
を行うためのプログラムコード、画像情報、音情報、表
示物の形状情報、テーブルデータ、リストデータ、プレ
ーヤ情報等の少なくとも1つを含むものである。
【0046】図7(B)に、本実施例を家庭用のゲーム
装置に適用した場合の例を示す。プレーヤはディスプレ
イ1200に映し出されたゲーム画面を見ながら、ゲー
ムコントローラ1202、1204を操作してゲームを
楽しむ。この場合、上記格納情報は、本体装置に着脱自
在な情報記憶媒体であるCD−ROM1206、ICカ
ード1208、1209等に格納されている。
【0047】図7(C)に、ホスト装置1300と、こ
のホスト装置1300と通信回線1302を介して接続
される端末1304ー1〜1304-nとを含むゲーム装置
に本実施例を適用した場合の例を示す。この場合、上記
格納情報は、例えばホスト装置1300が制御可能な磁
気ディスク装置、磁気テープ装置、メモリ等の情報記憶
媒体1306に格納されている。端末1304ー1〜13
04-nが、CPU、画像合成IC、音合成ICを有し、
スタンドアロンでゲーム画像、ゲーム音を合成できるも
のである場合には、ホスト装置1300からは、ゲーム
画像、ゲーム音を合成するためのゲームプログラム等が
端末1304ー1〜1304-nに配送される。一方、スタ
ンドアロンで合成できない場合には、ホスト装置130
0がゲーム画像、ゲーム音を合成し、これを端末130
4ー1〜1304-nに伝送し端末において出力することに
なる。
【0048】なお本発明は、上記実施例で説明したもの
に限らず、種々の変形実施が可能である。
【0049】例えば時間帯及び調整情報の設定の手法
は、図2(A)、(B)、図3(A)、(B)等で説明
したものに限らない。例えば調整情報を設定できる時間
帯としては早朝、深夜以外の種々の時間帯を考えること
ができ、調整情報も、出力音の大きさ、高さ、種類以外
の種々のものに適用できる。
【0050】また本発明は、業務用のゲーム装置、シミ
ュレータ、多数のプレーヤが参加する大型アトラクショ
ン装置に適用した場合に特に効果的だが、それ以外の種
々のゲーム装置に適用できる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の機能ブロック図の一例である
【図2】図2(A)、(B)は、時間帯及び調整情報の
設定画面の一例を示す図である。
【図3】図3(A)、(B)も、時間帯及び調整情報の
設定画面の一例を示す図である。
【図4】本実施例の処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【図5】本実施例の処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【図6】本実施例を実現するハードウェアの構成の一例
を示す図である。
【図7】図7(A)、(B)、(C)は、本実施例が適
用される種々の形態の装置を示す図である。
【符号の説明】
10 操作部 12 表示部 14 音出力部 16 周囲音検出部 100 処理部 110 設定部 200 画像合成部 300 音合成部 310 音調整部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像及び音を合成し出力するゲーム装置
    であって、 少なくとも1つの時間帯及び該時間帯に対応づけられる
    調整情報を設定するための手段と、 現在時刻を求め、該現在時刻が属する時間帯に対応づけ
    られる前記調整情報に基づいて出力音の調整処理を行う
    手段と、 調整処理が施された出力音を合成する手段と、 出力画像を合成する手段とを含むことを特徴とするゲー
    ム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記調整処理において、出力音の大きさ、高さ、種類の
    少なくとも1つを調整することを特徴とするゲーム装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 周囲音を検出し、検出された周囲音に基づいて出力音の
    調整処理を行うことを特徴とするゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記調整情報が、出力音の大きさの最大値及び最小値の
    少なくとも一方を設定するための情報を含むことを特徴
    とするゲーム装置。
  5. 【請求項5】 画像及び音を合成し出力するための情報
    記憶媒体であって、 少なくとも1つの時間帯及び該時間帯に対応づけられる
    調整情報を設定するための情報と、 現在時刻を求め、該現在時刻が属する時間帯に対応づけ
    られる前記調整情報に基づいて出力音の調整処理を行う
    ための情報と、 調整処理が施された出力音を合成するための情報と、 出力画像を合成するための情報とを含むことを特徴とす
    る情報記憶媒体。
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