JPH10174674A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH10174674A
JPH10174674A JP8337992A JP33799296A JPH10174674A JP H10174674 A JPH10174674 A JP H10174674A JP 8337992 A JP8337992 A JP 8337992A JP 33799296 A JP33799296 A JP 33799296A JP H10174674 A JPH10174674 A JP H10174674A
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forceps
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inner diameter
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JP8337992A
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Keiji Itou
慶時 伊藤
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数設けられた鉗子チャンネルの太さを誰でも
が容易かつ的確に判別することができる内視鏡を提供す
ること。 【解決手段】内径の大きさが異なる複数の鉗子チャンネ
ル11,12が設けられた内視鏡において、上記複数の
鉗子チャンネル11,12の入口9,10近傍に、各鉗
子チャンネル11,12の内径の大小に対応して大きさ
の異なる指標30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の鉗子チャ
ンネルが設けられた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一つの内視鏡に処置具類を挿通するため
の鉗子チャンネルが複数設けられる場合、鉗子チャンネ
ルの太さ(内径)が同じであれば問題ないが、太さが異
なる場合には、挿通する処置具を間違えて処置具を破損
させるおそれが生じる。
【0003】そこで従来は、太さが異なる複数の鉗子チ
ャンネルの各入口の近傍に、色が相違する指標を設け、
その指標の色によって鉗子チャンネルの大小を判別する
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に内視鏡
検査室内は薄暗いので、指標の色の判別を行うのが困難
な場合がある。また、その機器に慣れていない場合に
は、どの色がどの太さの鉗子チャンネルを意味するのか
判らなくなってしまう場合もある。そのため、術者がい
らいらしたり、鉗子チャンネルに対する処置具の選択を
間違えて、処置具を破損させてしまうことがあった。
【0005】そこで本発明は、複数設けられた鉗子チャ
ンネルの太さを誰でもが容易かつ的確に判別することが
できる内視鏡を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡は、内径の大きさが異なる複数の鉗
子チャンネルが設けられた内視鏡において、上記複数の
鉗子チャンネルの入口近傍に、各鉗子チャンネルの内径
の大小に対応して大きさの異なる指標を設けたことを特
徴とする。なお、上記指標の色があい異なっていてもよ
い。
【0007】また、本発明の内視鏡は、内径寸法が異な
る複数の鉗子チャンネルが設けられた内視鏡において、
上記複数の鉗子チャンネルの入口近傍に、各々の鉗子チ
ャンネルの内径寸法を表示する数字で形成された指標を
設けたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の内視鏡は、内径寸法が異な
る複数の鉗子チャンネルが設けられた内視鏡において、
上記複数の鉗子チャンネルの入口近傍に、各々の鉗子チ
ャンネルの内径寸法の大小を表示する記号で形成された
指標を設けたことを特徴とする。
【0009】なお、上記各鉗子チャンネルを選択的に吸
引装置に接続させるための切り換え操作部材が設けられ
ていて、上記指標が、上記切り換え操作部材による切り
換え状態を示すための指標を兼ねていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図4において、内視鏡の操作部1のグリ
ップ部2の上方前部には、吸引操作弁3と送気送水操作
弁4とが並んで配置され、右側面部には湾曲操作ノブ5
が配置されている。
【0011】8は可撓性のある挿入部であり、内径の大
きい鉗子チャンネル11と内径の小さい鉗子チャンネル
12の二本の鉗子チャンネルが、図示されていない先端
部まで挿通配置されている。
【0012】挿入部8と操作部1との連結部7には、鉗
子等の処置具を挿入するための二つの鉗子挿入口9,1
0が、接近して並んで少し前傾して突出形成されてい
て、2本の鉗子チャンネル11,12に連通接続されて
いる。9a及び10aは、鉗子挿入口9,10に取り付
けられたゴム製の鉗子栓である。
【0013】13は、2本の鉗子チャンネル11,12
のいずれか一方又は両方を、図示されていない吸引装置
に選択的に連通させるための吸引管路切換機構であり、
鉗子挿入口9,10部の直下に一体的に設けられてい
る。その前側の表面には、吸引管路切換機構13の切換
操作を行うための操作つまみ14が、回転自在に取り付
けられている。
【0014】図5は、吸引管路切換機構13内の構造を
示しており、操作つまみ14に連結された切換弁21
が、台座22内に回転自在に嵌装されていて、その中心
軸部は、吸引操作弁3に連通する吸引連通孔23になっ
ている。
【0015】台座22には、各鉗子挿入口9,10と鉗
子チャンネル11,12とを真っ直ぐに連通接続する鉗
子挿通路25,26が形成されており、切換弁21と各
鉗子挿通路25,26との間に連通路28,29が形成
されている。
【0016】その結果、操作つまみ14で切換弁21を
回転させることによって、吸引連通孔23と鉗子挿通路
25,26との間の連通状態(即ち、吸引操作弁3と鉗
子チャンネル11,12との間の連通状態)を切り換え
ることができる。
【0017】切換弁21は、扇形に対称に2カ所が切り
欠かれており、図5に示される状態では、二つの鉗子チ
ャンネル11,12が共に吸引操作弁3に連通してい
る。そして切換弁21を回転させれば、いずれか一方の
鉗子チャンネル11,12だけを吸引操作弁3に連通さ
せることができる。
【0018】図4に戻って、近接して配置された鉗子挿
入口9,10と操作つまみ14との間の外装カバーの表
面には、二つの鉗子挿入口9,10が連通する鉗子チャ
ンネル11,12の内径の大小を表示する指標30が、
外側から見えるように配置されている。
【0019】図1は、その部分だけを拡大して示してお
り、内径の大きな鉗子チャンネル11に通じる鉗子挿入
口9側には径の大きな円形の指標30aが印され、内径
の小さな鉗子チャンネル12に通じる鉗子挿入口12側
には径の小さな円形の指標30bが印されている。
【0020】したがって、鉗子挿入口9,10に処置具
を挿入する場合に、指標30を一目見れば、二つの鉗子
挿入口9,10のどちらが内径の大きな鉗子チャンネル
11に連通し、どちらが内径の小さな鉗子チャンネル1
2に連通しているのかを、即座に間違いなく判別するこ
とができる。
【0021】この指標30は、両鉗子挿入口9,10の
中間の位置に大小の指標30a,30bが一つずつ並ん
で配置され、そこから両側に離れた位置に、大小の各指
標30a,30bが配置されている。
【0022】その結果、図1に示されるように、操作つ
まみ14が中央の大小二つの指標30a,30bの方に
向いているときは、大小二つの鉗子チャンネル11,1
2が吸引操作弁3に連通し、両鉗子チャンネル11,1
2を通じて同時に吸引を行うことができる。
【0023】そして、図2に示されるように、操作つま
み14が左端の大きな指標30aの方に向いているとき
は、内径の大きい鉗子チャンネル11が吸引操作弁3に
連通し、その鉗子チャンネル11を通じて吸引を行うこ
とができる。
【0024】また、図3に示されるように、操作つまみ
14が右端の小さな指標30bの方に向いているとき
は、内径の小さな鉗子チャンネル12が吸引操作弁3に
連通し、その鉗子チャンネル12を通じて吸引を行うこ
とができる。
【0025】図6、図7及び図8は、本発明の第2の実
施の形態を示しており、第1の実施の形態と同様の指標
30を、大きい指標30aと小さい指標30bとで色を
異ならせたものである。このようにすると、大きい指標
30aと小さい指標30bの相違を、より明確に判別す
ることができる。
【0026】図9、図10及び図11は、本発明の第3
の実施の形態を示しており、指標30として、鉗子チャ
ンネルの内径寸法そのものを示す数字を第1の実施の形
態の指標と同じ位置に配置したものである。
【0027】この実施の形態では、二本の鉗子チャンネ
ル11,12の内径寸法が4mmと3mmなので、それ
を「4」と「3」の数字で示してある。鉗子チャンネル
11,12の内径寸法が例えば3.8mmと2.8mm
の場合には、「3.8」と「2.8」の数字で表示すれ
ばよい。
【0028】図12、図13及び図14は、本発明の第
4の実施の形態を示しており、指標30として、内径の
大きな鉗子チャンネル11側には「Large」の意味
としての「L」の記号を、そして内径の小さな鉗子チャ
ンネル11側には「Small」の意味としての「S」
の記号を、第1の実施の形態の指標と同じ位置に配置し
たものである。
【0029】このように、指標30として、意味が明瞭
な数字や記号等を用いても、指標30を一目見れば、鉗
子チャンネル11,12の太さを一目で間違いなく判別
することができる。
【0030】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば鉗子チャンネルが3本以上設け
られた内視鏡に適用することもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、複数設けられた各鉗子
チャンネルの内径の大小に対応して大きさの異なる指標
を設け、又は各々の鉗子チャンネルの内径寸法を表示す
る数字で形成された指標を設け、或いは鉗子チャンネル
の内径寸法の大小を表示する記号で形成された指標を設
けたことにより、複数設けられた鉗子チャンネルの太さ
を誰でもが容易かつ的確に判別することができるので、
内視鏡検査を行う術者がいらいらすることなく落ちつい
て検査を行うことができ、また処置具の誤挿入による破
損等を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の内視鏡の操作部付
近の外観図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の吸引管路切換機構
部分の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の指標部分の外観図
である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の指標部分の外観
図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の指標部分の外観
図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態の指標部分の外観
図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態の指標部分の外観
図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の指標部分の外観
図である。
【符号の説明】
9,10 鉗子挿入口 11,12 鉗子チャンネル 21 切換弁 23 吸引連通孔 30 指標 14 操作つまみ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内径の大きさが異なる複数の鉗子チャンネ
    ルが設けられた内視鏡において、 上記複数の鉗子チャンネルの入口近傍に、各鉗子チャン
    ネルの内径の大小に対応して大きさの異なる指標を設け
    たことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】上記指標の色があい異なっている請求項1
    記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】内径寸法が異なる複数の鉗子チャンネルが
    設けられた内視鏡において、 上記複数の鉗子チャンネルの入口近傍に、各々の鉗子チ
    ャンネルの内径寸法を表示する数字で形成された指標を
    設けたことを特徴とする内視鏡。
  4. 【請求項4】内径寸法が異なる複数の鉗子チャンネルが
    設けられた内視鏡において、 上記複数の鉗子チャンネルの入口近傍に、各々の鉗子チ
    ャンネルの内径寸法の大小を表示する記号で形成された
    指標を設けたことを特徴とする内視鏡。
  5. 【請求項5】上記各鉗子チャンネルを選択的に吸引装置
    に接続させるための切り換え操作部材が設けられてい
    て、上記指標が、上記切り換え操作部材による切り換え
    状態を示すための指標を兼ねている請求項1、2、3又
    は4記載の内視鏡。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325726A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡
JP2003220017A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Pentax Corp 内視鏡の吸引流路切替ダイヤル及び回動ダイヤル構造
WO2017094340A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 オリンパス株式会社 内視鏡

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WO2017094340A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 オリンパス株式会社 内視鏡

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