JPH10172404A - 電流・温度複合ヒューズ - Google Patents

電流・温度複合ヒューズ

Info

Publication number
JPH10172404A
JPH10172404A JP33093296A JP33093296A JPH10172404A JP H10172404 A JPH10172404 A JP H10172404A JP 33093296 A JP33093296 A JP 33093296A JP 33093296 A JP33093296 A JP 33093296A JP H10172404 A JPH10172404 A JP H10172404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
fuse
temperature
contact
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33093296A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikizo Kasamatsu
幹三 笠松
Hideki Shoji
秀樹 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURAITO KK
TOYO SYST KK
Toyo System Co Ltd
Original Assignee
BURAITO KK
TOYO SYST KK
Toyo System Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BURAITO KK, TOYO SYST KK, Toyo System Co Ltd filed Critical BURAITO KK
Priority to JP33093296A priority Critical patent/JPH10172404A/ja
Publication of JPH10172404A publication Critical patent/JPH10172404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電流ヒューズと併用される温度ヒューズは、本
回路と直列に接続されて、温度ヒューズ自体にも電流が
流れるため、感温体はその電流値に左右される不都合が
あった。感温体は、周辺温度のみに反応するのではな
く、通電によっても発熱してしまい、電流ヒューズの過
電流による遮断に達する以前に本回路への電流を遮断さ
せてしまうという不都合が生じていた。 【解決手段】過電流により電流供給を遮断する電流遮断
素子を、被保護回路に接続される接続端子と接続導通さ
せた状態でケース内に保持し、感温体の介在により付勢
作動が抑止された状態の付勢手段を、前記ケース内に配
置し、上記感温体の溶融により抑止が解除された付勢手
段の付勢力を、電流遮断素子に作用させることにより接
続端子との接続導通を解除させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電子機器類の回
路保護に用いられる過電流及び温度に作動するヒューズ
に関し、特に、同一ケース内に、過電流により作動して
電流供給を遮断するヒューズ(以下「電流ヒューズ」と
略称する。)機能と、周辺温度の上昇により感温体が溶
融して作動するヒューズ(以下「温度ヒューズ」と略称
する。)機能とを兼ね備えた電流・温度複合ヒューズに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電流ヒューズとしては、過電流に
よるジュール熱によりヒューズ素子が溶断して、被保護
回路(以下「本回路」と略称する。)への電流供給を遮
断させるためのものであり、温度ヒューズは、機器等が
異常に発熱して所定温度に達した場合に、この熱で感温
体が溶融して、本回路への電流供給を遮断させるための
ものである。
【0003】従来から、電流ヒューズのみでは、機器の
温度上昇に伴う回路抵抗の増加により、回路電流が低下
して電流ヒューズが溶断しないまま本回路が破壊される
ことがあるため、温度ヒューズとの併用が行われてい
た。
【0004】また、従来用いられている温度ヒューズの
1つとしては、図15に示す、いわゆるサーマルカット
オフ50と言われるものがある。なお、図15の(A)
は作動前の状態、(B)の作動後の状態を示すものであ
る。詳しい構成は省略するが、これは、感温体として、
熱可塑性樹脂からなるペレット51を用い、この昇温溶
融により、抑止された2個のスプリング52、53が付
勢反発して導電性のケース54の内面に接触したコンタ
クト55を、リード線56の先端から隔離させて、リー
ド線57との導通を遮断して、本回路への電流を遮断す
るものである。
【0005】また別に、図16に示すように、非導電性
材のセラミック製の円管60内に両端から臨むようにし
て配置されたリード線61、62間を、低融点合金から
なる感温体63で接続し、この感温体の溶融によって電
流を遮断する方式のものが用いられていた。なお、図1
6の(A)は作動前の状態、(B)の作動後の状態を示
すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
電流ヒューズと併用される温度ヒューズは、本回路と直
列に接続されて、温度ヒューズ自体にも電流が流れるた
め、感温体はその電流値に左右される不都合があった。
すなわち、感温体は、周辺温度のみに反応するのではな
く、通電によっても発熱してしまい、電流ヒューズの過
電流による遮断に達する以前に本回路への電流を遮断さ
せてしまうという不都合が生じていた。したがって、電
流ヒューズの選定にあたっては、本回路を流れる電流値
のみならず、温度ヒューズの特性をも考慮する必要があ
った。
【0007】また、上記構成のサーマルカットオフは、
その形状(約10mm以上)が大きく小型化に限度があ
り、小型の電流ヒューズとの併用には不向きであった。
さらに、低融点合金を感温体として用いたものは、溶融
落下による自然溶断であるために、その溶融遮断の温度
臨界が明確に現れず反応が不安定となり、作動の信頼性
に乏しいという問題点があった。
【0008】
【目的】そこで、本願発明は、上記課題の解決を目的と
してなされたものであり、ケース内に、感温体で抑止さ
れた付勢手段と、電流遮断素子とを配置して、付勢作動
を電流遮断素子に、又は介在させたコンタクトに作用さ
せることにより電流遮断を確実に作動させることができ
ると共に、1つの電気部品内で電流ヒューズの機能と温
度ヒューズの機能とを兼ね備え、すなわち複合させて小
型化を可能とした電流・温度複合ヒューズを提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明の電流・温度複合ヒューズは以下のように
構成されている。
【0010】過電流により電流供給を遮断する電流遮断
素子を、被保護回路に接続される接接続導通させた状態
でケース内に保持し、感温体の介在により付勢作動が抑
止された状態の付勢手段を、前記ケース内に配置し、上
記感温体の溶融により抑止が解除された付勢手段の付勢
力を、電流遮断素子に作用させることにより接続端子と
の接続導通を解除させるようにしたことを特徴とする。
【0011】電流遮断素子のケース内への保持は、接続
端子と接触した両端部、又は一端部を離脱可能にして保
持するようにしたことを特徴とする。電流遮断素子を離
脱可能とするための機構は、接続端子側の両端部、又は
一端部を基台上に設けた摺動ガイドに摺動可能にして挟
持することにより行ってもよく、また、接続端子側の両
端部、又は一端部を基台上に設けた嵌合片に嵌合保持す
ることにより行ってもよい。
【0012】この電流遮断素子の離脱移動において、ケ
ース内面に設けたガイド凸状と接触して摺動するように
してもよい。なお、付勢手段としては、スプリング、板
バネ、磁石、ゴム、のいずれか1つ、又はこれらの組合
せによって構成される。
【0013】さらに、付勢手段の抑止においては、スプ
リング、又は板バネの可動側を感温体と係合させること
により、付勢力を蓄えた状態で保持するようにしてもよ
く、また、付勢手段を電流遮断素子に作用させる共に、
電流遮断素子に取付けられた係止ピンを感温体と係合さ
せることにより、付勢力を蓄えた状態で保持するように
してもよい。
【0014】また、上記の電流遮断素子は、過電流によ
り溶断するヒューズ素子を含んだヒューズ保持体として
構成してもよく、その他、過電流により作動して電流を
遮断する手段として、バイメタル素子、半導体を用いた
サーミスタやサイリスタ、またはサーモストタット、等
から構成されたものでもよい。
【0015】さらにまた、感温体の溶融により抑止が解
除された付勢手段の付勢力を、ヒューズ保持体内のヒュ
ーズ素子に直接作用させるようにしてもよい。次に、上
記構成は、付勢手段に蓄えた付勢力を電流遮断素子やヒ
ューズ素子に作用させるものであるが、この他、外部回
路への接続箇所となる接続端子と電流遮断素子とをコン
タクトを介して接続導通させ、このコンタクトへ付勢力
を作用させるようにしてもよい。すなわち、その構成
は、過電流により電流供給を遮断する電流遮断素子を、
直列接続のコンタクトを介して被保護回路に接続される
接続端子と接続導通させた状態でケース内に保持すると
共に、感温体の介在により付勢作動が抑止された状態の
付勢手段を前記ケース内に配置し、上記感温体の溶融に
より抑止が解除された付勢手段の付勢力をコンタクトに
作用させることにより接続導通を解除させるようにした
ことを特徴とする。
【0016】また、この付勢作動の抑止においては、付
勢手段をコンタクトへ作用させるように配置すると共
に、コンタクトに取付けられた係止ピンを感温体と係合
させることにより、付勢手段の付勢力を蓄えた状態で保
持するようにしてもよい。
【0017】
【作用】上記構成により、電流遮断素子は、従来と同様
に過電流に反応して作動し、被保護回路への電流供給を
遮断する。
【0018】一方、感温体は作動温度以上の周辺温度に
反応して溶融し、付勢手段の抑止を解除する。これによ
り、付勢手段は付勢作動して、電流遮断素子に直接作用
し、電流遮断素子と接続端子との接続を解除されて、本
回路への電流供給が遮断されることになる。
【0019】また、付勢力をコンタクトへ作用するよう
にした構成では、感温体の溶融により付勢手段が弾性復
元し、この付勢力により、コンタクトと接続端子(又は
電流遮断素子)との接続を解除させ、回路を遮断させ
る。
【0020】なお、本明細書で言う「付勢力」とは、コ
イルスプリングや板バネやゴム等の付勢手段を予め圧縮
又は拡張させた状態で維持(運動エネルギーの蓄積)し
ておき、これを解除することによって起きる弾性復元力
(反発力)をいう。また、「付勢作動」とはこの弾性復
元によって起きる反発運動をいう。
【0021】
【発明の実施形態】次に、本願発明の実施の具体的形態
の幾つかについて、以下に図面に基づいてその詳細を説
明する。
【0022】
【実施形態A】図1は実施形態A−1の電流・温度複合
ヒューズの全体概観を示す一部切り欠き斜視図であり、
図2は付勢作動前の状態を示す一部切り欠き正面図であ
り、図3は付勢作動後の状態を示す一部切り欠き正面図
である。
【0023】ここで、実施形態A−1は電流遮断阻止と
してヒューズ保持体とした場合について述べる。なお、
本明細書で言うヒューズ保持体とは、保持のための枠体
のみではなくヒューズ素子をも含んだものである。
【0024】電流・温度複合ヒューズ1は、主に、基台
2、ケース3、感温体5、接続端子7、摺動ガイド8、
ヒューズ保持体9、及び付勢手段から構成されている。
基台2は、取り付けの基礎となるもので、直方体状に形
成され、その材質は磁器、樹脂等又はこれらの組み合わ
せからなる不導体により形成されている。この基台2に
は、後述する感温体充填孔4、接続端子7、摺動ガイド
8が設けられ、その上部から下方開放で矩形箱状のケー
ス3が被せられ、内部密封にして取り付けられている。
なお、この基台2及びケース3の外観構成は、本実施例
では図示したように、直方体状にされているがこの他、
装填場所を考慮して円筒状または楕円筒状、多角柱状、
球状等のいずれの形状でもよい(図示省略)。
【0025】基台2のほぼ中央部には、円筒開口の感温
体充填孔4が形成されて、この感温体充填孔4の下部に
は連続した空域の流入孔6が形成されている。この感温
体充填孔4には、所定温度で溶融流入する感温体5が充
填されている。また、感温体充填孔4の上端開口縁は、
図4の要部拡大図で示すように、その開口径を絞るよう
に内側に張り出したフランジ4fが形成されている。こ
れにより、感温体5の上方への抜け出しが阻止されてい
る。
【0026】なお、実施形態A−1では、感温体5とし
て低融点合金を用いているが、保形強度の設定の如何に
より熱可塑性樹脂等の有機化合物、ガラス等の無機化合
物、錫や鉛等の金属単体、または金属間化合物、あるい
は金属酸化物等を用いることが可能である。
【0027】また、基台2の両端部には、それぞれ本回
路に接続される導電性材からなる接続端子7が、略上下
に貫通した状態で取り付けられており、かつその近傍に
は、一対の摺動ガイド8が略垂直状にそれぞれ取り付け
られている。
【0028】ヒューズ保持体9は、セラミック等の不導
体によりなる矩形筒状の管体9bと、その両端部を塞ぐ
ようにして取り付けられた導電性材の接点冠体9cと、
この両端の接点冠体を9c筒体の内部で対角線上に結ぶ
ようにして掛け渡されたヒューズ素子9a、とから構成
されている。このヒューズ素子9aは過電流で溶断する
可溶体から形成されている。また、管体9bの中央下部
には、前記感温体5を貫通可能な長さの係止ピン10が
垂下状に取り付けられている。なお、この係止ピン10
は丸棒状にされているが、感温体5による係止が確実に
行われるものであれば適宜の形状が選択されるものであ
る。
【0029】ヒューズ保持体9は、その両端の接点冠体
9cに形成されたガイド溝8sに、前記一対の摺動ガイ
ド8が係合することによって挟持されている。これによ
り、着脱可能にして、対向する摺動ガイド8間に保持さ
れ、かつ接点冠体9cにおいて、前記接続端子7と接触
導通状態に保持されている。
【0030】さらに、ヒューズ保持体9の管体9bの略
中央下部と、基台2の感温体充填孔4との間には、付勢
手段としての下部コイルスプリング11が反発付勢力を
蓄えた状態で取り付けられている。この付勢状態の維持
(付勢力の抑止)は、下部コイルスプリング11を撓ま
せた状態(圧縮状態)で係止ピン10を感温体5に貫通
させ、この係止ピン10と感温体5の摩擦抵抗力で把持
することにより行うようにしている。
【0031】なお、下部コイルスプリング11の抑止構
成において、係止ピン10を管体に取り付けた上記実施
形態Aの他、図5に示すように、下部コイルスプリング
11の上端と一体化させたものでもよい(実施形態A−
2)。
【0032】また、下部コイルスプリング11は、図6
に示すように、板バネ13に置き換えてもよい(実施形
態A−3)。管体の9b略中央上部とこれと対向したケ
ース3内面との間には、引っ張り付勢力を蓄えた状態で
上部コイルスプリング12が取り付けられている。な
お、この上部コイルスプリング12は選択的に用いられ
るもので、必須の構成要素ではない。また、上部コイル
スプリング12の付勢力は、ケース3内面と管体上面と
の間にそれぞれ対極の磁石14を配置することによる磁
気吸着作用に置き換えてもよい。
【0033】
【実施形態Aの作用】以上のように構成された本実施形
態Aは、次のように作用する。まず、ヒューズ保持体9
内のヒューズ素子9aは、接続端子7を介して本回路と
直列に接続されており、この電流に反応して溶断特性に
よって与えられた過電流値で溶断し、電流供給が遮断さ
れる。この作動は従来の電流ヒューズの作動と同様であ
る。
【0034】次に、電流ヒューズから発する熱(ジュー
ル熱)とは別個に、感温体充填孔4の感温体5は、周辺
の温度に反応して、作動溶融温度に達した時点で溶融
し、流入孔6に滴下する。これにより、感温体6による
係止ピン10の保持が解除されて下部コイルスプリング
11の抑止が開放され(矢印a)、蓄えられていた下部
コイルスプリング11の付勢力と上部コイルスプリング
12の付勢力とが協動して、ヒューズ保持体9は摺動ガ
イド8から勢い良く弾き出されることになる(付勢作
動:矢印b)。このヒューズ保持体9の弾き出しによ
り、接点端子7との接触導通も解除され、本回路への電
流供給が遮断されることになる。
【0035】
【実施形態Aの他の変形例】さらに、上記の実施形態A
は、本願発明の目的を達成するため、次のように変形を
加えてもよく、これについても説明する。
【0036】上記実施例(A−1〜3)においては、ヒ
ューズ保持体9の保持手段(上記実施形態では摺動ガイ
ド)と接続端子7とを別体として構成していたが、これ
を一体的に構成してもよい。例えば、図7に斜視図で示
すように、接続端子7の上端に略コ字状の嵌合片15を
一体的に形成し、これにヒューズ保持体9の接点冠体9
cが嵌合するようにしてもよい(実施形態A−4)。
【0037】また、感温体充填孔4を用いず、例えば、
図8に示すようにケース3とヒューズ保持体9との間に
感温体5を配設することにより、係止ピン10を用いな
くても付勢力を蓄えた状態を維持するようにしてもよい
(実施形態A−5)。
【0038】さらに、図9に示すように、ヒューズ保持
体9の一端を接続端子7にピン支持させ、他端を対向す
る接続端子の嵌合片15に嵌合保持させるようにしても
よい(実施形態A−6)。
【0039】次に、図10は、実施形態A−7を示すも
ので、ケース内面側にガイドを設けた電流・温度複合ヒ
ューズ20を示すものである。基台21の上面には、所
定の間隔でヒューズ保持体22を載置するための載置凸
部21aが一体に形成されている。載置凸部21aの側
面から基台21の側面にわたって溝21bが形成されて
おり、これに適合するように、ケース23の内面には上
下に延びるガイド凸状23aが形成されている。
【0040】また、ヒューズ保持体22の接点冠体22
aの両側面には、前記ガイド凸状23aと接触するよう
に摺動凸部22bが一体に形成され、ヒューズ保持体2
2の両端は、弾発力をもった接触端子24が接触されて
いる。ヒューズ保持体22は、この弾発力をもって挟持
するようにして保持されている。
【0041】なお、ヒューズ保持体22に作用するコイ
ルスプリング25及び感温体(図示省略)の構成は、上
記の実施形態と同様であるため省略する。かかる構成に
より、電流・温度複合ヒューズ20は、コイルスプリン
グ25の付勢作動よりヒューズ保持体22は接触端子2
4による弾発挟持から解除され、摺動凸部22bがガイ
ド凸状23aと接触しながら、上方へ摺動移動すること
になる。このとき摺動凸部22bとガイド凸状23aと
は点接触となるため、摩擦が少なく、スムーズに移動さ
せることができる。
【0042】
【実施形態B】次に、上述した実施形態A−1からA−
7までは、ヒューズ保持体9、22をコイルスプリング
11、25、板バネ13などの付勢手段の付勢力(弾性
復元力)の作動で離脱させるものであったが、図11に
示す実施形態Bの電流・温度複合ヒューズ30は、ヒュ
ーズ素子31a自体を直接切断する構成のものである。
図11の(A)は作動前の状態、(B)は作動後の状態
を示すものである。
【0043】ヒューズ保持体31は、前記と同様に、内
部に可溶体であるヒューズ素子31aに掛け渡されて配
置されており、その中央部には、後述するコイルスプリ
ング32が遊貫し得る程度の開口31bが開設されてい
る。この開口31bは、基台33の感温体充填孔34の
上方に位置し、管体31cの下部と上部にそれぞれ対応
させて設けられている。
【0044】この下部の開口31bと感温体充填孔34
との間には、前記の実施形態と同様、コイルスプリング
32が配置され、その可動側(上端部)32aに取り付
けられた係止ピン35を、感温体36に係止することに
より、付勢力を蓄えた状態で維持するようにしている。
また、コイルスプリング32の上端部32aには、上方
に突出した鋭利片37が取り付けられている。
【0045】
【実施形態Bの作用】かかる構成により、感温体36が
溶融すると係止ピン35の係止が外れ、圧縮されていた
コイルスプリング32が反発し、コイルスプリング32
の鋭利片37がヒューズ保持体31の下部の開口31b
から進入して、ヒューズ素子31aを切断することにな
る。
【0046】
【実施形態C】次に、請求項6、7に対応する実施形態
Cについて説明する。この実施形態Cは、上述の実施形
態A、Bが付勢力をヒューズ保持体9、22やヒューズ
素子31aに作用させるのに対して、これらヒューズ素
子9a、31aと接続端子との間に介在させたコンタク
ト(架橋端子)に、付勢力(弾性復元による反発力)を
作用させて電流回路を遮断させるものである。以下に、
これら実施形態Cの数例を図面に基づいて説明する。
【0047】[実施形態C−1]図12は実施形態C−
1の全体を示す切欠き断面斜視図である。かかる実施形
態C−1の電流・温度複合ヒューズ70は、その外殻と
なるケース71が円筒状に形成され、その両端部71
a、71bには内空部から外側へ貫通させた導電性材で
形成された外部回路への接続端子72a、72bがそれ
ぞれ配置されている。該ケース71内には、上記実施形
態A、Bと同様に内空部にヒューズ素子73aを保持し
たヒューズ保持体73が配設され、その一方端部73b
は一方側の接続端子72aと接続導通されている。また
その他端部73cには矩形状の導電性材で形成されたコ
ンタクト74が接続配置されており、このコンタクト7
4は、柔軟性かつ導電性を有するリード線75を介して
他方側の接続端子72bに導通接続されている。また、
コンタクト74と他方側の接続端子72bとの間のケー
ス71内には、所定域の移動空間71sが設けられてい
る。
【0048】さらにケース71内には、ヒューズ保持体
73に添うよう(並列配置)にして不導体材料からなる
感温体充填管76が配置されている。この感温体充填管
76は、一端部開放の有底筒状をなし、その開放口付近
には上記実施形態A、Bと同様材質の感温体77が開放
口から抜け出さないようにして充填配置されており、残
りの空間部分は溶融した感温体77が流入する流入空間
76sが形成されている。なおこの流入空間76sの内
面にはフラックスが塗布されて流動が容易となるように
潤滑化されている。
【0049】さらにコンタクト74と感温体充填管76
の開放口との間には、コイルスプリング78が配置され
ており、前記コンタクト74に貫通して取り付けられた
針状の係止ピン79は、このコイルスプリング78を貫
通して撓ませた状態(拡張付勢力を蓄積した状態)で、
感温体充填管76の開放口を通って感温体77内に埋め
込み係止(固定)されている。
【0050】なお、このコイルスプリング78の配置
は、上記構成に換え、又はこれと同時に、移動空間71
s側に引張付勢力を付加して配置するようにしてもよ
い。また、このコイルスプリング78を板バネ等の他の
構成の付勢手段に置き換えることも可能である。
【0051】[実施形態C−1の作用]上記構成によ
り、電流・温度複合ヒューズ70は、過電流による発熱
(ジュール熱)によりヒューズ素子73aが溶融して電
流供給を遮断する他、電流・温度複合ヒューズ70の周
りの環境温度に反応して感温体充填管76内の感温体7
7が溶融して流入空間76s内へ流入する。これによ
り、係止ピン79の係止が解除されてコイルスプリング
78は付勢作動(反発運動)し、コンタクト74は移動
空間71s内へ弾き飛ばされ(矢印c)、ヒューズ保持
体73との接続が解除されて電流供給が遮断されること
になる。
【0052】[実施形態C−2]次に、図13は実施形
態C−2の全体を示す切欠き断面斜視図である。かかる
実施形態C−2の電流・温度複合ヒューズ80は、上記
実施形態C−1の電流・温度複合ヒューズ70において
並列配置したヒューズ保持体73と感温体充填管76お
よびコイルスプリング78とを、ケース81内において
直列に配置して構成したものである。したがって、大き
さは異なるが同様の構成であるものは、同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0053】コンタクト82は円盤状をなしその略中央
において係止ピン79が一体的に取り付けられている。
このコンタクト82は、ケース81内に一定の間隙83
hをもって対向配置された略半円状の2つの接点板8
3、83間に架け渡すようにして接触配置され、間隙8
3hを通過する係止ピン79を感温体77へ挿入して係
止(固定)させることにより、コンタクト82を介して
2つの接点板83、83間を通電状態となるように構成
されている。なお、この間隙83hはコイルスプリング
78が通過可能な間隔に設定されている。
【0054】接点板83は、その一部が感温体充填管7
6の側面を通る導電性帯状のリード板84を介してヒュ
ーズ保持体73の他端部73cに接続されており、また
一部が導電性帯状のリード板85を介して他方の接続端
子72bと一体的に接続されている。
【0055】また、ケース81内のコンタクト82と他
方の接続端子72bとの間には、移動空間81sが設け
られ、その内面に位置するリード板85と接続端子72
bの内面側には、絶縁性の被覆86が施され、移動後の
コンタクト82やコイルスプリング78が接触して導通
することを回避している。
【0056】なお、このコイルスプリング78の配置
は、上記構成に換え、又はこれと同時に、移動空間81
s側に引張付勢力を付加して配置するようにしてもよ
い。また、このコイルスプリング78を板バネ等の他の
構成の付勢手段に置き換えることも可能である。
【0057】[実施形態C−2の作用]上記構成によ
り、電流・温度複合ヒューズ80は、感温体77が溶融
すると、係止ピン79の係止が解除されてコイルスプリ
ング78は付勢作動(反発運動)し、コンタクト82は
2つの接点板83、83との接触が解除されて移動空間
81s内へ弾き飛ばされて(矢印d)、電流供給を遮断
することになる。このとき、コイルスプリング78及び
係止ピン79も接点板83の間隙83hを通過して移動
空間81s内へ移動することになる。
【0058】[実施形態C−3]次に、図14は実施形
態C−3の全体を示す切欠き断面斜視図である。かかる
電流・温度複合ヒューズ90の外観は、肉厚円盤状を成
している。すなわち、ケース91は樹脂等の不導体材料
で肉厚円盤状に形成され、その略中央部には略矩形状の
貫通開口92が形成されており、この貫通開口92を除
いた両側面の全面をサンドイッチ状に覆う(挟持する)
ようにして導電性材からなる薄板状の極板93a、93
bがそれぞれ取り付けられている。
【0059】ケース91内には、前記貫通開口92の両
側に空洞が形成されて、大きさは異なるが上記の実施形
態C−1、2の構成と同様なヒューズ保持体73と感温
体充填管76及びコイルスプリング78が収納配置され
ている。なお同一構成の部分には、図中に同一符号を付
してその説明を省略する。
【0060】ヒューズ保持体73は、貫通開口92の一
方側(図中、右側)の空洞に収納配置されており、その
一方端部73bはリード線94によりケースの一方側面
の極板93aに接続されている。また他方端部73cに
は、導電性材からなる接点板95が取り付けられてお
り、この接点板95にはコンタクト96が接触導通状態
で配置されている。
【0061】コンタクト96は、係止ピン79が貫通し
て一体的に取り付けられており、この係止ピン79は、
貫通開口92の他方側(図中、左側)の空洞に収納配置
された上記の実施形態C−1、2と同様構成の感温体充
填管76内の感温体77へ挿入されて保持されている。
【0062】また、このコンタクト96は、リード線9
7によりケースの他方側面の極板93bと接続されてお
り、かつその反コイルスプリング79側には、コンタク
ト96の移動空間91sが形成されている。
【0063】[実施形態C−3の作用]上記構成によ
り、電流・温度複合ヒューズ90は、感温体77が溶融
すると、係止ピン79の係止が解除されてコイルスプリ
ング78は付勢作動(反発運動)し、コンタクト96は
接点板95から離れて移動空間91sへ弾き飛ばされて
(矢印e)、電流供給を遮断することになる。
【0064】
【効果】本願発明は上記のように構成されているため、
以下のような効果を奏する。すなわち、温度ヒューズが
本回路(被保護回路)に接続されていないため、電流ヒ
ューズの選定に当たっては本回路に流れる電流のみを考
慮すればよく、従来のように温度ヒューズの誤作動によ
る本回路の遮断を回避することができる。
【0065】また、感温体の溶融を原因として付勢手段
を起動させ、この付勢作動によってヒューズ保持体を、
又はこれに接続させたコンタクトを本回路から弾き出す
構成であるため、作動温度で確実に本回路への電流供給
を遮断することができ、温度ヒューズとしての信頼性を
確実に向上させることができる。
【0066】さらに、同じケース内で電流ヒューズの機
能部分と温度ヒューズの機能部分とを、互いに影響を受
けずに独立させて配置し、かつ両機能を合わせ持った1
つの電気部品を形成しているため、従来よりはるかに小
型に形成することができる。そのため、近年、電気回路
基板の縮小化が著しい種々の電気機器への応用範囲が、
格段に広まる画期的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の電流・温度複合ヒューズの全体
概観を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】 本実施形態の付勢作動前の状態を示す一部切
り欠き正面図である。
【図3】 本実施形態の付勢作動後の状態を示す一部切
り欠き正面図である。
【図4】 本実施形態の要部を示す一部切欠き斜視図で
ある。
【図5】 係止ピンとコイルスプリングとの他の構成例
を示す斜視図である。
【図6】 本実施形態の電流・温度複合ヒューズの他の
構成例を示す一部切り欠き側面図である。
【図7】 本願発明の他の実施形態例である嵌合片を示
す要部斜視図である。
【図8】 本願発明の他の実施形態を示す正面図であ
る。
【図9】 本願発明の他の実施形態を示す正面図であ
る。
【図10】 本願発明の他の実施形態例である電流・温
度複合ヒューズの全体概観を示す一部切り欠き斜視図で
ある。
【図11】 本願発明の他の実施形態例を一部断面で示
す正面図である。
【図12】 本願発明の他の実施形態の全体を示す切欠
き断面斜視図である。
【図13】 本願発明の他の実施形態の全体を示す切欠
き断面斜視図である。
【図14】 本願発明の他の実施形態の全体を示す切欠
き断面斜視図である。
【図15】 従来例の温度ヒューズを示す断面図であ
る。
【図16】 従来例の温度ヒューズを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、20、30、70、80、90 電流・温度複合ヒ
ューズ 2、21、33 基台 3、23、71、81、91 ケース 4、34 感温体充填孔 5、36 感温体 6 流入孔 7、24、72 接続端子 8 摺動ガイド 9、22、31、73 ヒューズ保持体 9a、31a ヒューズ素子 10、35、79 係止ピン 11 下部コイルスプリング 12 上部コイルスプリング 25、32、78 コイルスプリング 74、82、96 コンタクト 75、94、97 リード線 76 感温体充填管 77 感温体 83、95 接点板 84、85 リード板 93 極板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過電流により電流供給を遮断する電流遮
    断素子を、被保護回路に接続される接続端子と接続導通
    させた状態でケース内に保持し、 感温体の介在により付勢作動が抑止された状態の付勢手
    段を、前記ケース内に配置し、 上記感温体の溶融によ
    り抑止が解除された付勢手段の付勢力を、電流遮断素子
    に作用させることにより接続端子との接続導通を解除さ
    せるようにしたことを特徴とする電流・温度複合ヒュー
    ズ。
  2. 【請求項2】 電流遮断素子のケース内への保持におい
    て、 接続端子と接触した両端部、又は一端部を離脱可能にし
    て保持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    電流・温度複合ヒューズ。
  3. 【請求項3】 電流遮断素子の離脱移動において、 ケース内面に設けたガイド凸状と接触して摺動するよう
    にしたことを特徴とする請求項1、又は2記載の電流・
    温度複合ヒューズ。
  4. 【請求項4】 付勢作動の抑止において、 スプリング、又は板バネからなる付勢手段の可動側を感
    温体と係合させることより、付勢手段の付勢力を蓄えた
    状態で保持するようにしたことを特徴とする請求項1、
    2、又は3記載の電流・温度複合ヒューズ。
  5. 【請求項5】 付勢作動の抑止において、 付勢手段を電流遮断素子に作用させるように配置すると
    共に、電流遮断素子に取付けられた係止ピンを感温体と
    係合させることにより、付勢手段の付勢力を蓄えた状態
    で保持するようにしたことを特徴とする請求項1、2、
    又は3記載の電流・温度複合ヒューズ。
  6. 【請求項6】 過電流により電流供給を遮断する電流遮
    断素子を、被保護回路に接続される接続端子とコンタク
    トを介して接続導通させた状態でケース内に保持すると
    共に、 感温体の介在により付勢作動が抑止された状態の付勢手
    段を前記ケース内に配置し、 上記感温体の溶融により抑止が解除された付勢手段の付
    勢力を、コンタクトに作用させることにより接続導通を
    解除させるようにしたことを特徴とする電流・温度複合
    ヒューズ。
  7. 【請求項7】 付勢作動の抑止において、 付勢手段をコンタクトへ作用させるように配置すると共
    に、コンタクトに取付けられた係止ピンを感温体と係合
    させることにより、付勢手段の付勢力を蓄えた状態で保
    持するようにしたことを特徴とする請求項6記載の電流
    ・温度複合ヒューズ。
  8. 【請求項8】 電流遮断素子を、過電流により溶断する
    ヒューズ素子を含んだヒューズ保持体としたことを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、又は7記載の電
    流・温度複合ヒューズ。
  9. 【請求項9】 感温体の溶融により抑止が解除された付
    勢手段の付勢力を、ヒューズ保持体内のヒューズ素子に
    直接作用させるようにしたことを特徴とする請求項8記
    載の電流・温度複合ヒューズ。
JP33093296A 1996-12-11 1996-12-11 電流・温度複合ヒューズ Pending JPH10172404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33093296A JPH10172404A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 電流・温度複合ヒューズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33093296A JPH10172404A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 電流・温度複合ヒューズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10172404A true JPH10172404A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18238057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33093296A Pending JPH10172404A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 電流・温度複合ヒューズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10172404A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115606A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Mitsubishi Electric Corp 開閉スイッチ
JP2008123897A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断装置
KR100920126B1 (ko) 2007-10-23 2009-10-07 이종호 바이메탈 기능이 내장된 용융형 온도퓨즈
JP2009295568A (ja) * 2008-03-05 2009-12-17 Uchihashi Estec Co Ltd 保護素子
JP2009295567A (ja) * 2008-01-21 2009-12-17 Uchihashi Estec Co Ltd 保護素子

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115606A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Mitsubishi Electric Corp 開閉スイッチ
JP2008123897A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断装置
JP4697462B2 (ja) * 2006-11-14 2011-06-08 三菱電機株式会社 回路遮断装置
KR100920126B1 (ko) 2007-10-23 2009-10-07 이종호 바이메탈 기능이 내장된 용융형 온도퓨즈
JP2009295567A (ja) * 2008-01-21 2009-12-17 Uchihashi Estec Co Ltd 保護素子
JP4630403B2 (ja) * 2008-01-21 2011-02-09 内橋エステック株式会社 保護素子
JP2009295568A (ja) * 2008-03-05 2009-12-17 Uchihashi Estec Co Ltd 保護素子
JP4630404B2 (ja) * 2008-03-05 2011-02-09 内橋エステック株式会社 保護素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3017950B2 (ja) 電流・温度複合ヒューズ
EP2541579B1 (en) Electric device
KR970000117B1 (ko) 서어지흡수기
JPH05282977A (ja) 過電流保護装置
TW201246253A (en) Three-function reflowable circuit protection device
JP2017515293A (ja) リフロー型回路保護デバイス
JPH11329206A (ja) ヒューズ
EP2880671B1 (en) Reflowable circuit protection device
CA1212989A (en) Surge voltage arrester having an external short- circuit path
CN114373653A (zh) 一种膨胀式熔断器
JPH10172404A (ja) 電流・温度複合ヒューズ
JPH0770281B2 (ja) 熱応動スイッチ及びこれを用いたサージ吸収回路
US5187463A (en) Compact time delay fuse
JP2023542373A (ja) 温度ヒューズ
KR100546424B1 (ko) 서멀 프로텍터
JP4943359B2 (ja) 保護素子
JP2009212007A (ja) 保護素子
JP3088588U (ja) ヒューズ複合型バリスタ
JP2007317420A (ja) 非復帰型保護装置
JPH0310592Y2 (ja)
JP2001167678A (ja) 回路保護装置
KR101243712B1 (ko) 과부하 보호장치
JP2002367496A (ja) 温度ヒューズ
TW202006773A (zh) 按壓開關及其導電片構造
JP2003162949A (ja) 回路遮断器