JPH10172036A - 書類自動発行機 - Google Patents

書類自動発行機

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JPH10172036A
JPH10172036A JP33205496A JP33205496A JPH10172036A JP H10172036 A JPH10172036 A JP H10172036A JP 33205496 A JP33205496 A JP 33205496A JP 33205496 A JP33205496 A JP 33205496A JP H10172036 A JPH10172036 A JP H10172036A
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JP
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band
roller
paper
issuing machine
documents
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Application number
JP33205496A
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English (en)
Inventor
Koji Takifuji
浩治 滝藤
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の書類を気持ちよく受け取ることので
きる書類自動発行機を提供する。 【解決手段】 CPUは、供給ローラ65を回転駆動さ
せ、帯100を排紙トレイ80上に送出する。次に、中
間トレイ56上の用紙を排紙トレイ80へ送り出し、更
にローラ62をBの位置からCの位置まで移動させ、ヒ
ータ59によって帯100の接着部分を熱し、熱接着さ
せ、用紙を帯留めさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば証明書をは
じめとする各種書類を利用者の選択操作により自動的に
発行することのできる書類自動発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば住民票や印鑑登録証明書な
どの証明書類を窓口を介して取得したい場合には、申請
者自身が役所に出向き、まず申請書に住所、氏名等を漏
れなく記入した上で窓口に提出する。そして、役所の窓
口担当者はその申請書に基づき、書類作成システムの入
力部から必要事項を入力して該当する書類を作成した
後、公印を押印し、ステープラ等で止めた後、手数料と
引き換えに申請者に手渡すといったような手続きを踏む
必要があった。
【0003】それに対して、最近は、役所の窓口付近に
住民票等を自動で交付する証明書自動発行機が設置さ
れ、窓口が混雑しているときあるいは日曜日等の役所が
閉庁している場合に、役所の窓口を介さずに証明書を自
動的に入手できるようにされている。
【0004】こうした証明書自動発行機では、必要な書
類をその場で作成し、申請者は例えば自身の個人識別カ
ード(IDカード)を使用して必要な書類を入手するの
で、申請者が申請書に記入する必要がなく、また窓口の
担当者が処理するのに比べて比較的短時間で書類を入手
できるという利点や閉庁している場合にでも必要な書類
を入手できる利点がある。
【0005】そして、この証明書自動発行機によって発
行される証明書は、単票の場合には、証明書の作成に必
要なデータを証明書用紙に印刷するのみでそのまま発行
される。一方、複数枚発行される複票の場合には、更
に、該複数枚の証明書用紙に印刷した後、該証明書を揃
え、更にそれらを装置内の契印部で契印された上で発行
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
証明書自動発行機より各種証明書類が複数枚発行される
時に、それら複数枚の証明書類がその送り方向に対して
綺麗に揃えられた上で発行されることは無かった。従っ
て、利用者が証明書自動発行機を操作することにより、
複数枚の証明書を取得する場合は、該複数枚の証明書を
取り出して鞄等に収納させる時に、改めてそれらの証明
書類を揃えなければならないという手間をかける必要が
あった。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、複数枚の書類を発行する際に、該
複数枚の書類を改めて揃え直す必要のない書類自動発行
機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
になされた請求項1に記載の書類自動発行機は、書類を
自動的に発行する発行手段を有する書類自動発行機であ
って、複数枚の書類を束ねるための帯を収納する帯収納
手段と、前記書類が複数枚発行されるときに前記帯収納
手段から帯を取り出す帯供給手段と、前記複数枚の書類
を前記帯で綴じる帯留め手段と、前記書類を前記帯供給
手段によって前記帯供給手段から取り出された帯で留め
た上で発行する発行制御手段とを備えていることを特徴
とする。ゆえに、複数枚の書類を発行するとき、発行制
御手段が帯収納手段に収納されている帯を、帯供給手段
から取り出し、該複数枚の書類を帯留め手段によって綴
じた上で発行する。従って、利用者は帯で綴じられた状
態で複数枚の書類を取り出すだけで済み、鞄等に収納さ
せて持ち運びする際に、改めて該書類を揃え直す必要は
なくなる。
【0009】また、請求項2に記載の証明書自動発行機
は、請求項1記載の証明書自動発行機であって、帯留め
の要否を選択する帯留め選択手段を備えることを特徴と
する。ゆえに、選択手段が装置内部における書類の帯留
め処理の実行の有無を選択するので、利用者は、申請し
た複数枚の書類の帯留めを特に希望しなければ、選択手
段によって該書類を帯で綴じることなしに、そのまま該
複数枚の書類を取り出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の書類自動発行機を
住民票、印鑑登録証明書等を発行する証明書自動発行機
へ適用して具体化した一実施例を図面を参照して説明す
る。まず、図1を参照して本実施例の証明書自動発行機
の外観構成を説明する。
【0011】証明書自動発行機1の筐体1aの前面パネ
ルには、図示はしないが、利用者個々が持つ暗証番号を
含むユーザID識別コード等の種々の情報が記録されて
いる磁気テープ(磁気カードの場合)若しくはICチッ
プ(ICカードの場合)を備えたIDカードを挿入する
ためのカード挿入口2aが設けられており、このカード
挿入口2aの奥にはカードリーダ2が設けられている。
【0012】そのカード挿入口2aの側方には、例えば
用紙切れ等のように証明書自動発行機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。その
呼び出しボタン22の上方には、例えば操作方法や案内
等の表示される表示手段としてのCRT表示装置3が設
けられており、そのCRT表示装置3の上面には、表示
されている部分に直接触れることによって利用者が所望
の情報を入力することのできる、本発明における帯留め
選択手段としてのタッチパネル4が設けられている。
【0013】そのタッチパネル4の側方には、手数料を
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、これらはそれぞれコインメック5及びビ
ルバリ6と連通している。これらのコイン投入口5a及
び紙幣挿入口6aの下方には、釣り銭及びレシートを取
り出すための取り出し口8が設けられている。また、取
り出し口8の側方には、後述するレーザプリンタ11に
て印刷された住民票等の証明書を排出する証明書排出口
7が構成されている。
【0014】上述した呼び出しボタン22の下方には、
車椅子を利用している人がこの証明書自動発行機1を利
用する際、容易に操作できるように配慮したアシストバ
ー42が設けられている。
【0015】更に、このアシストバー42の下方で筐体
1aの一部には、車椅子の利用者が利用しやすくなるよ
うに、車椅子に乗車している人の膝から下が納まる程度
の大きさの掘り込み43が形成されており、その掘り込
み43の内側面には車椅子の一部が衝突した場合にショ
ックを吸収するためのショック吸収シート44が設けら
れている。また、この証明書自動発行機1の高さは、車
椅子の利用者でも楽に利用できるように、例えば130
cmになるように構成されている。
【0016】また、上述したタッチパネル4の上方に
は、この証明書自動発行機1が使用可能状態であるか使
用不能状態にあるかを表示する操作表示器10が設けら
れている。
【0017】次に、図2を参照して本実施例の証明書自
動発行機1の証明書発行経路の機械的構成について説明
する。証明書発行経路は、発行手段としてのレーザプリ
ンタ11と、用紙搬送ユニット51と、帯収納手段及び
帯供給手段を構成する帯ホルダ63と、帯留め手段を構
成する用紙排出ユニット68とで構成されている。
【0018】まず、レーザプリンタ11について説明す
る。
【0019】レーザープリンタ11は証明書自動発行機
1内の装置底部に配置されており、証明書作成に必要な
データに基づいて用紙101を印刷する。レーザプリン
タ11の上部には、該レーザプリンタ11によって印刷
された用紙101を用紙搬送ユニット51へ排出するた
めの上部排出口11a及び排出経路54が形成されてい
る。
【0020】続いて、用紙搬送ユニット51の構成につ
いて説明する。
【0021】上部排出口から排出された用紙101を中
間トレイ56まで搬送させるために、搬送路55がレー
ザプリンタ11の上面から中間トレイ56の上部まで長
く形成されている。そして、搬送路55に沿って、その
上下部分に、上部排出口11aから排出された用紙10
1を搬送させるための搬送ローラ55a、55bが回転
可能に複数個取り付けられている。
【0022】レーザプリンタ11及び搬送路55の上方
に位置する中間トレイ56の一端には、用紙101の後
端を押し出すための押し出しツメ57aが形成され、押
し出しツメ57aの近傍に支軸56cが設けられてい
る。この支軸56cは、複数枚の用紙101に契印する
契印機15に契印をするために図2における二点鎖線で
示す上位位置Aまで中間トレイ56を回動させるための
支点としての働きをする。また、中間トレイ56の他端
には、用紙101を用紙排出ユニット68に送り出すた
めの送りローラ58a及び58bが、中間トレイ56の
上下にそれぞれ取り付けられている。また、中間トレイ
56上に、ソレノイド96が設置されており、前述の中
間トレイ56の上下に取り付けられた送りローラ58a
と58bとの間に隙間を作ったり、用紙101をニップ
する働きをする。
【0023】更に、中間トレイ56の上方には、前述の
契印機15が設置されている。
【0024】続いて、用紙排出ユニット68の構成につ
いて説明する。
【0025】用紙排出ユニット68は、前述したように
中間トレイ56から送られてきた用紙101を証明書排
出口7へ排出するために構成されている。
【0026】即ち、排紙トレイ80の一端には、用紙1
01の後端を押し出すための排紙ツメ61aが形成さ
れ、この排紙ツメ61aの裏側で更に排紙トレイ80の
裏側上端に位置する箇所には後述する帯100における
熱接着糊代66に熱を与えて帯100を糊止めするため
のヒータ59が取り付けられている。また、排紙トレイ
80の他端には、用紙101を証明書排出口7に送り出
したり、発行した用紙101が利用者により取り出され
なかった時に装置内に戻すための送り出しローラ60a
及び60bが、排紙トレイ80の上下にそれぞれ取り付
けられている。また、排紙トレイ80上に、ソレノイド
61が設置されており、前述の排紙トレイ80の上下に
取り付けられた送り出しローラ60aと60bとの間に
隙間を作ったり、用紙101をニップする働きをする。
【0027】更に、排紙トレイ80の上側には、本発明
における帯留め手段に相当する、図示しないモータに接
続された支持軸62aで支持された帯留めローラ62が
配されている。そして、図2の点線で示すように、帯留
めローラ62は、モータの駆動によりその支持軸62a
と共に、Bの位置からCの位置までの往復運動が可能に
なっている。ゆえに、該帯留めローラ62の運動によっ
て、帯100が用紙101を綴じることができるように
折り曲げることができ、Cの位置で帯100を押さえな
がら、糊止めをすることができる。なお、この帯留めロ
ーラ62は、その上方へ向かって支持されているが、左
右にあらかじめ該ローラ62が図2に示すBの位置から
Cの位置まで移動する経路に対応するようにガイドを形
成しておき、該ガイドに沿ってローラ62を移動させて
もよい。
【0028】また、図3に示すように、後述する帯ホル
ダ63から取り出されて排紙トレイ80上に載せられた
帯100及び用紙101は、帯100の上方に位置し、
支持軸62aで支持された帯留めローラ62によって、
Bの位置から、帯100を押しつけながら、矢印で示す
方向へ移動し、Cの位置において帯100の一端に形成
された熱接着糊代66と帯100の他端部とを折り合わ
せ、ヒータ59によって接着される。
【0029】更に、この排紙トレイ80及び帯留めロー
ラ62の上方には帯ホルダ63が配されている。
【0030】ここで、帯ホルダ63の構成について説明
する。帯ホルダ63は、例えば図2の一点鎖線で示すよ
うな筐体として形成されている。この筐体は、帯100
の補充等を可能にするために一面が開閉自在の状態で、
樹脂によって成形されていてもよいし、各面が金属等で
形成された板で組み合わされていても構わない。そし
て、その帯ホルダ63内には、複数の帯100が、押さ
え部64、供給ローラ65及び回転自在なローラ67と
で挟まれた状態で収納されている。即ち、複数の帯10
0は、棒状で形成された押さえ部64の自重によって下
方に押さえつけられ、供給ローラ65及びローラ67と
で支えられた状態で留められている。棒状の押さえ部6
4は、バネ等で下方に荷重をかけるような状態でホルダ
63内部に支持されていてもよいし、供給ローラおよび
ローラ67によって支えられた帯100に載せられた状
態で取り外し可能に置かれていても良い。供給ローラ6
5は、図示しないモータの駆動により時計回りに回転可
能に取り付けられている。また、ローラ66も回転可能
にホルダ63内部に支持されている。
【0031】帯ホルダ63内の帯100は、図4のAで
示す位置即ち用紙101が填るサイズとなるように曲げ
が付けられており、更に、Bで示す位置にも曲げを付け
て、該曲げ部分には熱接着糊代66が形成されており、
その部分には熱を与えることによって接着可能となる糊
があらかじめ付着されている。従って、前述したヒータ
59の熱によって帯100が糊止めされるようにされて
いる。
【0032】ここで、帯ホルダ63から帯100が取り
出され、排紙トレイ80上に載せられ、用紙101を帯
留めするまでの処理について図5から図9までを参照し
て説明する。
【0033】図5に示すように、帯ホルダ63内に収納
されている帯100は、図示しないモータの駆動により
供給ローラ65が時計回りに回転し、それに伴い該供給
ローラ65の表面に接している帯1枚が下方にずれなが
ら下方にある排紙トレイ80へ排出される。その帯のず
れに伴いローラ67が反時計回りに回転することなる。
その結果、該複数枚に重ねられている帯100のうち、
供給ローラ65及びローラ67に接している1枚の帯1
00が帯ホルダ63から取り出され、排紙トレイ80上
に落下し、載せられる(図6参照)。そして、後述する
ように、該帯100が載せられた排紙トレイ80へ、中
間トレイ56上の用紙101が送り出される。
【0034】続いて、図7、図8に示すように、排紙ト
レイ80の上方に位置している帯留めローラ62が、帯
100を折り曲げながらBの位置からCの位置に向かっ
て回転しながら移動し始める。
【0035】その結果、図9に示すように、Bの位置か
ら移動した帯留めローラ62がCの位置まで移動するに
つれ、折り曲げられた帯100の左半分がE、F、G、
Hの位置に順に折り曲げられていき、最後に、Iの位置
まで折り曲げられ、帯留めローラ62の押さえ力も加わ
って、ヒータ59の熱によって糊付けされる。
【0036】次に図10を参照して、証明書自動発行機
1の電気的構成について説明する。本実施例の証明書自
動発行機1は、図示しないホストコンピュータと接続さ
れたCPU13の指令によって動作するものであり、ま
た、本発明における発行制御手段としても機能する。
【0037】このCPU13には、上述したカードリー
ダ2と、CRT表示装置3と、本発明における帯留め選
択手段としてのタッチパネル4と、コインメック5と、
ビルバリ6と、レーザプリンタ11と、呼び出しボタン
22とが接続されると共に、レシートを印刷するための
ジャーナルプリンタ12と、書類を搬送したり揃えたり
する用紙搬送ユニット51と、用紙搬送ユニット51か
ら用紙101を受けて申請者の手元に用紙101を発行
する用紙排出ユニット68と、帯100を収納し、帯留
め処理をする際に、該帯100を用紙排出ユニット68
へ送り出す帯ホルダ63と、レーザプリンタ11で印刷
された用紙101が複数枚であるときに、それらの用紙
101に契印を付すための契印機71と、操作方法等を
音声にて説明するための発声装置16と、CPU13を
制御するための動作プログラム等を格納する記憶手段と
してのHDD17と、証明書自動発行機1の稼動状況や
呼び出しボタン22が押されたこと等を担当者に知らせ
るためのリモートパネル37とが接続されている。更
に、CPU13には、ROM41及びRAM42が接続
されている。また、図示はしないが、前記ホストコンピ
ュータには、各住民の戸籍や住所等のデータが格納され
ているデータベースが接続されている。
【0038】続いて、上記構成を有する証明書自動発行
機1の主な動作について図11から図14に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0039】証明書自動発行機1は、通常CPU13の
制御によりCRT表示装置3に、例えば「画面にタッチ
して下さい」とのスタート画面を表示している(ステッ
プ1:以下ステップをSと記す)。そして、利用者が該
画面にタッチした旨を検出すると(S2:YES)、C
RT表示装置3にカードの挿入を促す画面を表示させる
(S3)。そして、利用者が、カード挿入口2aからI
Dカードを挿入したのを検知すると(S4:YES)、
該IDカードが証明書自動発行機1用のカードであるか
否かをホストコンピュータと交信することによって判断
する(S5)。その結果、該カードが証明書自動発行機
1用のカードでなければ(S5:NO)、該カードをカ
ード挿入口2aから排出し(S10)、スタート画面に
戻る(S1)。一方、該IDカードが証明書自動発行機
1用のカードであれば(S5:YES)、利用者に暗証
番号の入力を促す画面を表示させる(S6)。そして、
利用者がタッチパネル4に暗証番号を入力するのを検出
すると(S7:YES)、該入力番号がIDカード内の
ユーザIDコードと一致しているか否かを照合し(S
8)、その結果、一致していれば(S9:YES)、利
用者に証明書の選択を促す画面をCRT表示装置3に表
示させる(S11)。なお、一致していなければ(S
9:NO)、カードをカード挿入口2aから排出し(S
10)、スタート画面に戻る(S1)。
【0040】そして、利用者がタッチパネル4を通して
証明書の種類を選択したのを検出すると(S12:YE
S)、次に、利用者に部数の選択を促す画面を表示させ
る(S13)。そして、利用者が部数の選択を入力した
のを検知すると(S14:YES)、更にその選択した
部数が複数であれば(S15:YES)、後の帯留め処
理のためにその旨をRAM42の所定の箇所に記憶させ
ておく(S40)。そして、利用者に、該複数枚の証明
書を帯留めするか否かの選択を促す画面を例えば図15
で示すようにCRT表示装置3に表示させる(S1
6)。そして、利用者が帯留めする方を選択するしたの
を検知すると(S17:YES)、利用者に、料金の投
入を促す画面をCRT表示装置3に表示させる(S1
8)。利用者が、コイン投入口5a若しくは紙幣挿入口
6aから料金を投入したことを検知すると(S19:Y
ES)、IDカードをカード挿入口2aから排出させ
(S20)、レーザプリンタ11に証明書発行に必要な
データを送り、証明書用紙に該データを印字させる(S
21)。そして、該用紙101を上部排出口11aから
排出させ、送りローラ55a及び55bを回転駆動させ
ることにより、搬送路55に該用紙101を通過させ
(S29)、中間トレイ56へ送出する(S30)。そ
れから、S40においてRAM42で記憶させた帯留め
を選択した旨を読み出して(S41)、帯留め処理に移
行する(S31)。
【0041】ここで、複数枚の用紙101を帯留めする
処理について、図14のフローチャートを参照して説明
する。
【0042】CPU13は、帯ホルダ63内の供給ロー
ラ65を図示しないモータ等の駆動手段により図5から
見て時計回りに回転駆動させることにより、帯ホルダ6
3に収納されている帯100を排紙トレイ80上に送出
する(S51)。そして、図示しないモータ等の駆動手
段により、送りローラ58a及び58bを回転させ、中
間トレイ56上に載せられた用紙101(図6参照)
を、帯100が載せられている排紙トレイ80上に送り
出す(S52)。それから、図示しないモータを駆動さ
せ、ローラ62を前述したように図6等で示すBの位置
からCの位置まで移動させながら(S53)、帯100
を折り曲げ、Cの位置に到達した時点で駆動を停止させ
る(S54)。そして、ローラ62が帯100を押さえ
つけた状態で、ヒータ59を温め、帯100における熱
糊代部66に添付された糊を溶解させることにより、帯
100を接着させて用紙101を綴じる(S55)。こ
れにより、複数枚の用紙101はその搬送方向に沿って
きれいに揃えられる。その後、Cに位置まで移動させた
ローラ62をモータを駆動させることにより、元のBの
位置まで戻し(S56)、メインルーチンに戻る。
【0043】それから、帯100によって綴じられた用
紙101は、ソレノイド61を駆動させ、排出ローラ6
0a及び60bの間に隙間を開け、図示しないモータ等
駆動手段を駆動させて排紙ツメ61aを図2から見て左
方に移動させ、証明書排出口7へ排出させる(S3
2)。そして、利用者によって該用紙101が取り出さ
れれば、再びスタート画面に戻る(S1)。一方、所定
時間内経っても取り出されない旨を検出すると(S3
3:NO)、該用紙101を装置内部に回収させ(S3
4)、スタート画面に戻る。
【0044】また、S15において利用者が証明書を単
数枚選択したことを検出した場合(S15:NO)、S
22以降S34までの処理に移るが、この処理は、複数
の用紙101を帯留めさせることに関する処理、即ちS
16における帯留め選択画面とS17における選択判断
処理、S40、S41におけるRAM42への書込およ
び読み出し処理及びS31における帯留め処理が省略さ
れているだけで、それ以外の処理は前述のS18以降の
処理と同様なので、説明を省略する。
【0045】また、S17において利用者が帯留めを選
択しなかった旨を検知した場合(S17:NO)も前述
したのと同様に、S22以降S34までの処理に移るの
で、説明を省略する。
【0046】上述したように、本実施例における証明書
自動発行機1は、複数枚の用紙101を発行させる際
に、図16に示すように該用紙101を帯100によっ
て綴じた上で証明書排出口7へ排出することができるの
で、複数枚数の証明書を希望する利用者にとっては、該
証明書を証明書排出口7から取り出す上で改めて揃え直
す必要がなくなり、持ち運びに非常に便利である。
【0047】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、書類を発行する端末装置であればいかな
る種類のものでも応用可能であることはもちろんであ
る。
【0048】また、証明書を留める帯は本実施例では一
定の長さの帯をストックして使用しているが、ロール紙
を使用して、帯留めが必要な都度、証明書を綴じること
ができる長さに切断することができるように構成しても
構わない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の書類自動発行機によれば、複数枚の書類
を発行するとき、発行制御手段が帯収納手段に収納され
ている帯を、帯供給手段から取り出し、該複数枚の書類
を帯留め手段によって綴じた上で発行するので、利用者
は帯で綴じられた状態で複数枚の書類を取り出すだけで
済み、改めて該書類を揃え直す必要はなくなり、気持ち
よく書類を受け取ってもらうことができる。
【0050】また、請求項2に記載の証明書自動発行機
は、選択手段が帯留めの要否を選択するので、利用者
は、申請した複数枚の書類の帯留めを特に希望しなけれ
ば、選択手段によって該書類を帯で綴じることなしに、
そのまま該複数枚の書類を取り出すことができ、利用者
の選択の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における証明書自動発行機の外観図で
ある。
【図2】本実施例における証明書自動発行機の搬送経路
を示す断面図である。
【図3】本実施例の証明書自動発行機における排紙トレ
イを上から見た外観図である。
【図4】本実施例の証明書自動発行機内部に収納されて
いる帯の概略図である。
【図5】本実施例の証明書自動発行機内部における帯収
納ユニット及び用紙排出ユニットの構成を示す図であ
る。
【図6】本実施例の証明書自動発行機内部における帯収
納ユニット及び用紙排出ユニットの構成を示す図であ
る。
【図7】本実施例の証明書自動発行機内部における帯収
納ユニット及び用紙排出ユニットの構成を示す図であ
る。
【図8】本実施例の証明書自動発行機内部における帯収
納ユニット及び用紙排出ユニットの構成を示す図であ
る。
【図9】本実施例の証明書自動発行機内部における帯収
納ユニット及び用紙排出ユニットの構成を示す図であ
る。
【図10】本実施例における証明書自動発行機の電気的
構成を示すブロック図である。
【図11】本実施例における証明書自動発行機の動作を
示すフローチャートである。
【図12】本実施例における証明書自動発行機の動作を
示すフローチャートである。
【図13】本実施例における証明書自動発行機の動作を
示すフローチャートである。
【図14】本実施例における証明書自動発行機の動作を
示すフローチャートである。
【図15】本実施例の証明書自動発行機におけるCRT
表示装置の表示画面を示す図である。
【図16】帯で留められた証明書の外観を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 証明書自動発行機 3 CRT表示装置 4 タッチパネル 13 CPU 56 中間トレイ 59 ヒータ 62 帯留めローラ 65 供給ローラ 80 排紙トレイ 100 帯 101 用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類を自動的に発行する発行手段を有す
    る書類自動発行機において、 複数枚の書類を束ねるための帯を収納する帯収納手段
    と、 前記書類が複数枚発行されるときに前記帯収納手段から
    帯を取り出す帯供給手段と、 前記複数枚の書類を前記帯で綴じる帯留め手段と、 前記書類を前記帯供給手段によって前記帯供給手段から
    取り出された帯で留めた上で発行する発行制御手段とを
    備えていることを特徴とする書類自動発行機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の証明書自動発行機におい
    て、 帯留めの要否を選択する帯留め選択手段を備えることを
    特徴とする書類自動発行機。
JP33205496A 1996-12-12 1996-12-12 書類自動発行機 Pending JPH10172036A (ja)

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JP33205496A JPH10172036A (ja) 1996-12-12 1996-12-12 書類自動発行機

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