JPH10171939A - 非接触通信システム及びそれに使用する質問器 - Google Patents

非接触通信システム及びそれに使用する質問器

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JPH10171939A
JPH10171939A JP8330049A JP33004996A JPH10171939A JP H10171939 A JPH10171939 A JP H10171939A JP 8330049 A JP8330049 A JP 8330049A JP 33004996 A JP33004996 A JP 33004996A JP H10171939 A JPH10171939 A JP H10171939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信号重畳方式/信号分離方式質問器及び非接触
通信システムを提供する。 【解決手段】電源を持たず受信電波を電力に変換して使
用する応答器に電波変調信号を送り、応答器に信号内容
を理解させ、その応答器の同調回路のインピーダンス変
化による返信信号を検出する質問器である。この質問器
はキャリア用の基準周波数fH、fL、変調部25、2
9、出力部41、42、アンテナ部27a、27b、3
0a、30b、制御部50を有している。制御部50は
基準周波数、変調部、出力部を制御し、質問データをア
ンテナ部27a、30aを通して非接触の応答器に伝達
させる機能と、アンテナ部27b、30bに接続された
信号検出部26、35より得られた応答器からの返答デ
ータを処理する機能と、前記応答器の動作方式を識別す
る機能と、識別した動作方式に質問器を設定する機能を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、質問器から送信さ
れた高周波信号を応答器が受信して該高周波信号から電
力を生成するとともに、受信した変調信号から情報を復
調し、その情報に対する返答情報を質問器に送り返す非
接触型通信システム及びそれに用いる質問器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、アンテナから送信されてくる
電波から電力を得て、内部に記憶している情報を送信す
る高周波タグ(RF・TAG)が使用されており、スキ
ー場のリフトや鉄道の改札、荷物の仕分け等に利用され
ている。この高周波タグは内部に不揮発性のメモリを有
し、また送受信機構を有しているが、バッテリ等の電源
は有していない非接触型カードとして形成される。そし
て、電力は受信した電波(高周波信号)から得る。この
ため、バッテリを内蔵する必要がなく、長期間にわたっ
て情報の交換が行なえる。また、情報のやり取りは電波
によって行なうため、非接触で情報のやり取りができる
というメリットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
非接触通信システムについて、現在、信号重畳方式と信
号分離方式の2つの方式が存在する。信号重畳方式はデ
ータ(情報)の送受及び非接触型カードへの電力の供給
を1つの周波数の信号で行ない、少なくとも非接触型カ
ード側のアンテナが1個で済む。信号分離方式はデータ
の送受と電力供給を別々の周波数の信号を使用して行な
い、非接触型カード側にアンテナを2個設ける。このよ
うな信号重畳方式/信号分離方式の他に変調方式(AS
K,PSK等)の違いも存在し、異なるシステム間で、
それぞれの非接触型カード又は質問器を相互に利用する
ことは不可能である。
【0004】本発明は、信号重畳方式/信号分離方式質
問器及び非接触通信システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、電源を持たず受信電波を電力に変換して
使用する応答器に電波変調信号を送り、応答器に信号内
容を理解させ、その応答器の同調回路のインピーダンス
変化による返信信号を検出する質問器において、第1の
キャリア周波数を送信データで変調するための第1の変
調部と、前記第1の変調部で変調された信号を送信する
ための第1の送信出力部と、第1の送信出力部からの信
号を電波として送出するための第1の送信アンテナ部
と、第1の送信アンテナ部の送信出力のキャリア周波数
に対応する応答器によるデータ変調を受けたことを検出
する第1の受信アンテナ部と、第1の受信アンテナ部で
受信された信号を復調できる第1の復調部と、第1のキ
ャリア周波数の1/N(Nは正の整数)の第2の周波数
を送信データで変調するための第2の変調部と、前記第
2の変調部で変調された信号を送信するための第2の送
信出力部と、第2の送信出力部からの信号を電波として
送出するための第2の送信アンテナ部と、第2の送信ア
ンテナ部の送信出力のキャリア周波数に対応する応答器
によるデータ変調を受けたことを検出する第2の受信ア
ンテナ部と、第2の受信アンテナ部で受信された信号を
復調できる第2の復調部と、を備え、第2のキャリア周
波数または第2の復調部より第2のキャリア周波数に対
応した応答器が応答していることが検出されたとき、そ
の検出結果により第1の変調部の変調を停止させる機能
を有することを特徴とする。
【0006】また、本発明では、質問器から送信された
電波を応答器が受信して該電波から電力を生成するとと
もに、受信した変調信号から情報を復調し、その情報に
対する返答情報を質問器に送り返す非接触型通信システ
ムにおいて、前記質問器は電力供給専用の電波と情報通
信用の電波を出力する第1の通信モードと、電力供給と
情報通信兼用の電波を出力する第2の通信モードとを有
しているとともに、応答器からの返答結果により応答器
の方式を特定し、前記通信モードのいずれかを設定する
機能を有していることを特徴とする。
【0007】また、本発明の質問器は、第1キャリアを
第1電波及び第2キャリアを第2電波として放出するア
ンテナ部と、第1電波を介して応答器から送られてきた
返答情報を検出する第1検波手段と、第2電波を介して
応答器から送られてきた返答情報を検出する第2検波手
段と、第1,第2検波手段の出力に基づいて、無変調の
第1電波とデータにより変調された第2電波を送出する
第1の通信モードと、データにより変調された第1電波
を放出する第2の通信モードのいずれかを設定するモー
ド設定手段とを備えている。
【0008】また、本発明は、質問器から送信された高
周波信号を応答器が受信して該高周波信号から電力を生
成するとともに、受信した変調信号から情報を復調し、
その情報に対する返答情報を質問器に送り返す非接触型
通信システムにおいて使用される質問器であって、電力
供給専用の電波と情報通信用の電波を出力する第1の通
信モードと、電力供給と情報通信兼用の電波を出力する
第2の通信モードとを有していることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
形態について説明する。まず、図2と図3を用いて信号
重畳方式の非接触型カードと信号分離方式の非接触型カ
ードについて、それぞれ簡単に説明する。図2に示すよ
うに、信号分離方式の非接触型カード90は質問器から
周波数fHの第1キャリアを受信する同調回路91と周
波数fLの第2キャリアを受信する同調回路92を有し
ている。
【0010】同調回路91,92は、いずれもアンテナ
として機能するコイルとコンデンサとから成っている。
集積回路(IC)部分80には、同調回路91で受信さ
れた高周波信号(第1キャリア)を整流して電力を生成
する整流回路93が設けられている。また、同調回路9
2の両端間に接続されたスイッチ94,コンパレータ9
5,復調回路96等が設けられている。
【0011】復調して得られた情報Qは情報処理回路
(図示せず)で処理される。そして、その処理回路から
は返答情報(データ)Aが出力される。この返答情報は
パルス列化されており、スイッチ94をON,OFFす
る。これによって同調回路92のインピーダンスが変化
し、質問器側に電波(この場合、周波数fLの第2キャ
リア)を介して伝達される。図2において、QはT1
期間に質問器から非接触型カード90側へ送られ、Aは
2の期間に非接触型カード90から質問器へ送られ
る。
【0012】期間T1とT2は交互に割り当てられてお
り、非接触型カード90は質問器からデータの1つとし
て送られてくるコマンドに従ってT2期間にデータAを
出力する。Q,Aは周波数fLの第2キャリアに乗せて
送られる。一方、周波数fHのキャリアは質問器から非
接触型カード90へ常時送られているが情報の搬送はな
い。
【0013】次に、信号重畳方式の非接触型カード10
0は図3に示すように、アンテナとして機能するコイル
と、それに接続されたコンデンサとから成る同調回路2
を有するとともに、IC内に整流回路4,スイッチ1
3,復調回路17,レギュレータ7回路等を有してい
る。
【0014】質問器からT1の期間に周波数f0のキャリ
アの変調信号が送られてくる。T2の期間は周波数f0
キャリアの無変調波が送られてくる。このT2の期間は
非接触型カード100側から情報Aを電波を介して質問
器側へ送る。情報信号Aはパルス列化されており、スイ
ッチ13がON,OFFされる。そのON,OFFによ
って同調回路2のインピーダンスが変化する。
【0015】このように、電波を介して質問器の負荷と
なっている同調回路2のインピーダンスが変化すると、
期間T2において無変調で送られている筈のキャリアが
図示の如く情報Aによって変調された形となる。これは
質問器側で復調され、情報Aが抽出される。尚、図3に
おいて、T1とT2は時間的に同一位置に描かれている
が、実際は時間的に交互に割り当てられている。
【0016】次に、図1を参照して本発明の質問器につ
いて説明する。図1において、21はデータ入力端子、
23はANDゲートである。24は周波数fHの第1キ
ャリアを供給する回路であり、例えば正弦波発振回路で
構成される。尚、第1キャリア供給回路24は、必ずし
も質問器20内に設ける必要はなく、外部周辺機器に設
けられているものであってもよい。
【0017】25は第1変調器であり、周波数fHの第
1キャリアをデータ入力端子21から供給されるデータ
によって変調する。ただし、ANDゲート23が導通し
ていないときはデータが第1変調器25に与えられない
ので、その場合には第1変調器25は無変調の信号(従
って第1キャリア)を出力する。27は第1キャリアの
周波数fHに同調する第1同調回路であり、送受信アン
テナとして機能するコイルL1と、このコイルL1の両端
に接続されたコンデンサC1とから成る。26は第1同
調回路27の両端間のインピーダンスの変化を検出する
インピーダンス変化検出回路である。
【0018】次に、28は周波数fLの第2キャリアを
供給する回路であり、例えば正弦波発振回路で構成され
る。この第2キャリア供給回路28も質問器20内に設
けてもよいし、外部周辺機器に設けたものでもよい。2
9は第2変調器であり、データ入力端子21からAND
ゲート31を通して供給されたデータによって周波数f
Lの第2キャリアを変調する。30は第2同調回路であ
り、アンテナとして機能するコイルL2とコンデンサC2
とから成っている。
【0019】35はコイルL3とコンデンサC3より成る
第3同調回路38で受信された周波数fLをキャリアと
する信号から情報Aを検波する検波回路である。コイル
3及びコイルL2は、L1のアンテナとともに、1つの
アンテナ回路又は複数のアンテナ回路を構成するように
なっている。検波回路35の出力はANDゲート36へ
与えられるとともに、信号重畳方式/信号分離方式の判
別回路32へ与えられる。
【0020】判別回路32は初期状態としては信号重畳
方式又は信号分離方式のいずれか一方に固定されている
ものとする。ここでは信号重畳方式に固定されているも
のとして説明する。従って、判別回路32からは“1”
が出力されているので、初期状態では、ANDゲート2
3が導通状態となっており、端子21からのデータが第
1変調回路に与えられる。その結果、第1キャリアがデ
ータにより変調されてコイルL1から放射される。
【0021】一方、判別回路32の出力“1”はインバ
ータ34で反転され、“0”となってANDゲート31
に印加されるので、ANDゲート31は非導通となり、
第2変調回路29には端子21のデータは与えられな
い。その結果、周波数fLの第2キャリアは変調を受け
ることなしに、そのままコイルL2から放射される。
尚、このように判別回路32が信号重畳方式を示してい
るとき、その判別回路32の出力を使って第2キャリア
供給回路28若しくは第2変調器29を不作動に設定す
ることにより、無変調の第2キャリアをコイルL2から
放射しないようにしてもよい。
【0022】さて、上述のように変調された第1キャリ
アがコイルL1から放射されているときに、それを受信
する相手側の非接触型カードが図3に示す信号重畳方式
のものであれば、この非接触型カード100から返答デ
ータAが電波(この場合、第1キャリア)を介して戻っ
てくる。その結果、質問器の第1同調回路27の両端間
のインピーダンスが変化する。
【0023】この変化を検出回路26で検出する。又
は、信号周波数に同調させた共振回路で信号変化を検出
してもよい。その検出出力は判別回路32へ送られる。
この場合、判別回路32は非接触型カードを信号重畳方
式であると判定するので、判別出力として“1”を出力
し続ける。この状態は信号重畳方式モードであり、検出
回路で検出された返答情報はANDゲート33及びOR
ゲート37を通してデータ出力端子22へ導出され、端
子22に接続される回路で処理される。
【0024】しかし、非接触型カードが信号重畳方式で
なく、図2に示す信号分離方式の非接触型カード90で
ある場合は、非接触型カードから返答情報が来ないの
で、判別回路32は、信号分離方式と判定し、出力を
“0”にする。その結果、ANDゲート23は閉じら
れ、端子21のデータは第1変調器25へ与えられな
い。従って、周波数fHの第1キャリアは、変調される
ことなしに、そのままコイルL1へ伝送され、電波とし
て放射される。
【0025】一方、判別回路の“0”出力はインバータ
34で反転されて“1”になってANDゲート31に印
加されるので、ANDゲート31が導通状態となり、端
子21のデータが第2変調器29へ与えられる。その結
果、周波数fLの第2キャリアがデータにより変調され
てコイルL2から電波として放射される。
【0026】そして、非接触型カード90から返答情報
Aが第2キャリアを介して送られてくると、コイルL3
にもその返答情報を含む第2キャリアが誘起されるの
で、検波回路35は、それから返答情報を検波し、判別
回路32へ送る。判別回路32はそれを確認し、“0”
を出力し続ける。この状態は信号分離方式モードであ
り、検波回路35で得られた返答情報はANDゲート3
6とORゲート37を通してデータ出力端子22へ導出
され、端子22に接続される回路で処理される。
【0027】上記において、信号重畳方式モードで第1
キャリアの変調信号が放射されるとき、また、信号分離
方式モードで第2キャリアの変調信号が放射されると
き、それは図2,図3で説明したようにT1の期間であ
って、T2の期間は変調されない第1キャリア又は第2
キャリアが送られる。このT1とT2の期間は交互に繰り
返されるが、それは質問器20に設けるコントローラ
(図示せず)で制御される。
【0028】上記実施形態において、f0とfHはいずれ
も第1キャリアとしたが、これらの周波数はいずれも1
3.56MHzである。一方、fLは3.39MHzで
ある。しかし、この数値例に拘泥する必要はなく、任意
の値を選択してもよい。従って、f0とfHは異なってい
てもよい。ただし、同一又は近い値であることが望まし
い。
【0029】また、第1キャリアfH(又はf0)と第2
キャリアfLは一方が他方に対して1/N(Nは正の整
数)の関係にあることが望ましい。そうすれば、発振器
を1つだけ設け、他方の周波数は、それをN分周すれば
得られるので、コスト的に安くつく。また、高調波の影
響で小さくするためにM/N(MはN以外の整数)であ
ってもよい。
【0030】また、上記実施形態では、自動的に相手側
の非接触型カードの方式に合致するようにモードが切換
わるようになっているが、キー等の手動操作でモードを
切換えるようにしてもよい。
【0031】尚、質問期間T1と応答期間T2は、従来と
同様にタイムシェアしても良いし、検波回路35で検出
した信号から、質問データ部分以外を応答期間として、
信号処理するようにしても良い。
【0032】図4は質問器の第2実施形態を示してい
る。50はマイクロコンピュータ等で構成された制御部
(コントローラ)であり、第1、第2キャリア供給部2
4,28、第1、第2変調器25,29、第1、第2出
力回路41、42等を制御するとともに、信号検出部2
6,35の出力に基いた復調回路43、44の復調信号
を入力して相手側装置(応答器)の方式を判別する。従
って、図4の実施形態では図1の判別回路32の機能が
制御部50内に含まれている。
【0033】次に、この制御部50の制御によって応答
器の判別を行なう動作を図5、図6のフローチャート各
々について説明する。図5において、応答器判別のルー
チンが起動(スタート)すると、まず、ステップ#1で
第2キャリア(fL)の送出を禁止した後、ステップ#
5で変調した第1キャリア(fH)を一定時間送出す
る。
【0034】しかる後、ステップ#10で第1キャリア
(fH)の変調を休止する。この休止によって無変調の
第1キャリア(fH)が導出され続ける。この無変調の
第1キャリアを介して応答器側から情報が伝達されて来
ると、信号検出回路26から検出出力が発生するので、
ステップ#15で信号検出があったか否か判定する。信
号検出出力があれば、ステップ#20へ進んで相手側応
答器が信号重畳方式応答器であることを識別する。
【0035】上記ステップ#15の判定で一定期間内に
信号検出出力なしの場合は、ステップ#25へ進み、第
2キャリア(fL)の変調出力を送出する。このとき、
無変調の第1キャリアは送出され続けている。従って、
応答器が信号分離方式の場合、応答器は第1キャリア
(fH)を整流して電力を得るとともに、変調された第
2キャリア(fL)から情報Qを抽出することができ
る。
【0036】質問器側では、次のステップ#30で第2
キャリア(fL)を無変調として送る。従って、応答器
側は、この第2キャリア(fL)を介して返答信号Aを
送出する筈である。そこで、ステップ#35で検出回路
35から信号が検出され、出力を判定し、検出されてい
ればステップ#40へ進んで第1キャリア(fH)が変
調されるのを禁止した後、ステップ#45で応答器が信
号分離方式であると認識する。前記ステップ#35で信
号が一定期間内に検出されていないときはステップ#1
へ戻り、上述のフローを繰り返す。
【0037】次に、図6のフローチャートでは、ステッ
プS5〜S15と、ステップS20〜S30が並行して
実行されるようになっており、ステップS5で変調した
第1キャリア(fH)を出力し、ステップS10で、そ
の変調を休止して無変調の第1キャリア(fH)を出力
する。そして、ステップS15で復調器43の出力を制
御部50へ取り込む。
【0038】一方、第2キャリア(fL)についても、
同じようにステップS20で変調した第2キャリア(f
L)を出力し、次のステップ25で、その変調を休止し
て無変調の第2キャリア(fL)を出力する。そして、
ステップS30で復調器44の出力を制御部50へ取り
込む。ステップS35では、取り込んだ復調出力の有無
を判定する。そして、復調器43の出力が有って、復調
器44の出力が無い場合、ステップS40へ進んで第2
キャリアの送出を禁止し、ステップ50で応答器は信号
重畳方式であると認識する。逆に、復調器43の出力が
無く、復調器44の出力が有る場合は、ステップS45
へ進んで、第1キャリアの変調を休止し、ステップS5
5で応答器は信号分離方式であると判定する。
【0039】上記図5の場合、応答器が信号重畳方式で
あるか否かの判定を先に行ない、しかる後に信号分離方
式の判定を行なうようになっている。そして、先に行な
われる信号重畳方式の判定で応答器が信号重畳方式であ
ることが認識されると、信号分離方式の判定は行なわれ
ないようになっている。これに対し、図6の場合は、信
号重畳方式と信号分離方式の判定をどちらも行なうよう
になっている。そして、この判定は並行して行なわれる
が、図7(イ)のように同時に行なっていてもよいが、
図7(ロ)のように、時間的にずらしていても同期は互
いにほぼ取れているものとする。
【0040】図4において、fHとfLは通常、所定の倍
数関係に選ばれるので、fH=NfLとすると、fLのN
倍の高調波が検出回路26に入力される可能性があり、
信号分離方式の応答器からの返答情報が誤って検出回路
26で検出され、復調部43を経て制御部50に取り込
まれる可能性がある。これは制御部50の誤判定を招来
することになる。しかし、図7(ロ)のように時間的に
ずらしておくと、少なくともWの期間では、そのような
間違いが生じない。
【0041】図8は質問器の第3の実施形態を示してい
る。この実施形態は図4の第2実施形態を基調としてお
り、キャリア供給回路24、28と信号検出回路26、
35を削除している点、および質問データQH、QLや返
答データAH、ALが制御部50を直接介さずに処理され
る点である。
【0042】上述の実施形態において、データ(情報)
をキャリアに乗せる際の変調方式は、ASK、PSK、
FSK等の種々の変調方式を採ることができる。しか
し、特に信号分離方式のとき、電力の伝達に供する周波
数fHについて質問データQによる信号重畳方式用に振
幅変調をしたとき、電波のレベル変動が大きいと、それ
を整流して電力を得たときにリップルの大きい電圧とな
ってしまう。従って、特に振幅変調(ASK)を使うと
きには、その変調度が大きくない方がよい。変調度は大
きくても50%程度にとどめるのが望ましい。
【0043】上記実施形態では、信号分離方式のとき
に、fHの電波を電力専用として送出するが、無変調の
Lを電力用として用いてもよい。例えば、質問器と応
答器間の通信は質問・応答完結すると、電力専用の電源
(fH)のみ送出し、データ送信用の電波(fL)は中止
する。しかし、この中止期間にもfLを無変調で送出す
れば、応答器側ではfLを電力用として利用できるよう
になる。
【0044】或いは、信号重畳方式の応答器にfLを受
信するアンテナ回路を設けて整流器に接続しておけば、
信号重畳方式通信のときにfLを送出することによりfL
による電力供給ができる。この場合は、ある意味で信号
分離方式といえるかも知れないが、電力供給用の周波数
が異なる。
【0045】本明細書で「無変調」や上記フローチャー
トで「変調の休止」、「送出の停止(又は休止)」とい
う概念を用いたが、ここで無変調とか変調の休止とは全
く変調されない場合だけでなく、僅か変調されている場
合であっても、それが影響を与えない程度のものであれ
ば、無変調とか変調の休止に相当するものとする。送出
の禁止や休止についても、同様であり、全く出力されな
い状態以外に、多少出力される場合も送出の禁止や休止
に該当するものとする。
【0046】また、上記実施形態において、タイムシェ
アについては、質問期間T1と応答期間T2は時間的に重
複していないものとしているが、これに限る必要はな
く、全くオーバーラップしている場合であっても差し支
えない。信号の検出処理の仕方として、送った質問デー
タQを検出されたデータから差し引いたものが真の応答
データAとなるから、その計算処理を行なえばよいから
である。これは、T1とT2の期間が互いにオーバーラッ
プしていてもよいことを意味する。
【0047】また、上述の実施形態でアンテナ部として
データ送出用のアンテナ部27a、30aとデータ受信
用のアンテナ部27b、30bの計4個設けているが、
これらを任意に組み合わせて共用することによりアンテ
ナ部の数を減らすようにしてもよい。更に、信号重畳方
式/信号分離方式以外の方式も同様な構成にすることに
より2方式以外の方式に対応できるようにしてもよい。
【0048】尚、上記実施形態では、アンテナ部として
コイル及びコンデンサによる同調回路を用いて説明して
いるが、例えば集積回路に内蔵される導体パターンをア
ンテナ部として用いるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
質問器は応答器が信号重畳方式であっても、信号分離方
式であっても、そのどちらにも対応できるので、従来の
ように各方式に対して、別個の質問器を用意しなくて済
む。従って、コストが安くつくとともに、製品の管理上
も有利である。しかも、自動的に応答器の方式を検出し
て、それに合致した電波を放出するようになっているの
で、非常に便利である。また、従来の質問器は複数の方
式のものを近くに設置すると、互いの信号が干渉して使
用できなくなることがあったが、本実施形態の質問器は
任意の場所に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の質問器の第1実施形態を示すブロック
回路図。
【図2】信号分離式の非接触通信システムにおける応答
器の回路図。
【図3】信号重畳式の非接触通信システムにおける応答
器の回路図。
【図4】本発明の質問器の第2実施形態を示すブロック
回路図。
【図5】図4の質問器の第1動作例を示すフローチャー
ト。
【図6】図4の質問器の第2動作例を示すフローチャー
ト。
【図7】第2動作例におけるバリエーションについて説
明するための図。
【図8】本発明の質問器の第3実施形態を示すブロック
回路図。
【符号の説明】
24、28 キャリア供給回路 25、29 変調部 26、35 信号検出部 41、42 送信出力部 43、44 復調部 27、30、38 同調回路 27a、30a 送信アンテナ部 27b、30b 受信アンテナ部 90 信号分離式システムにおけるの応答器 100 信号重畳式システムにおけるの応答器

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源を持たず受信電波を電力に変換して電
    源として使用する応答器に電波変調信号を送り、応答器
    に信号内容を理解させ、その応答器の同調回路のインピ
    ーダンス変化による返信信号を検出する質問器におい
    て、 第1のキャリア周波数を送信データで変調するための第
    1の変調部と、 前記第1の変調部で変調された信号を送信するための第
    1の送信出力部と、 第1の送信出力部からの信号を電波として送出するため
    の第1の送信アンテナ部と、 第1の送信アンテナ部の送信出力のキャリア周波数に対
    応する応答器によるデータ変調を受けたことを検出する
    第1の受信アンテナ部と、 第1の受信アンテナ部で受信された信号を復調できる第
    1の復調部と、 第1のキャリア周波数の1/N(Nは正の整数)の第2
    の周波数を送信データで変調するための第2の変調部
    と、 前記第2の変調部で変調された信号を送信するための第
    2の送信出力部と、 第2の送信出力部からの信号を電波として送出するため
    の第2の送信アンテナ部と、 第2の送信アンテナ部の送信出力のキャリア周波数に対
    応する応答器によるデータ変調を受けたことを検出する
    第2の受信アンテナ部と、 第2の受信アンテナ部で受信された信号を復調できる第
    2の復調部と、 を備え、第2のキャリア周波数または第2の復調部より
    第2のキャリア周波数に対応した応答器が応答している
    ことが検出されたとき、その検出結果により第1の変調
    部の変調を停止させる機能を有することを特徴とする質
    問器。
  2. 【請求項2】第1のキャリア周波数を送受するための送
    信アンテナ部、受信アンテナ部と第2のキャリア周波数
    を送受するための送信アンテナ部、受信アンテナ部にお
    いて、これらのアンテナ部を任意に組み合わせて共用す
    ることによりアンテナ部の数を減らすようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の質問器。
  3. 【請求項3】第1のキャリア周波数を第2のキャリア周
    波数の4倍とすることを特徴とする請求項1に記載の質
    問器。
  4. 【請求項4】前記電波の変調はASK、PSK、FSK
    のいずれかによってなされているか又はそれらの少なく
    とも2つの組み合せでなされていることを特徴とする請
    求項1に記載の質問器。
  5. 【請求項5】前記第1のキャリア周波数又は第1の復調
    部より第1のキャリア周波数に対応した応答器が応答し
    ていることが検出されたとき、その検出結果により第2
    の変調部の変調を停止させる手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の質問器。
  6. 【請求項6】変調部、送信アンテナ部、受信アンテナ
    部、復調部の少なくとも一部を共用し、時分割で異なる
    周波数の電波を送信又は受信することを特徴とする請求
    項1に記載の質問器。
  7. 【請求項7】変調部において変調の停止は応答器でデー
    タとして受け取れないレベルの変調を行なうことを特徴
    とする請求項1に記載の質問器。
  8. 【請求項8】第1の変調部の変調を停止するタイミング
    時は第1のキャリア周波数と第2のキャリア周波数が、
    少なくとも第2のキャリア周波数の検出を判定するだけ
    の時間差をおいて同期しているか又は所定の時間で変化
    しながら同期していることを特徴とする請求項1に記載
    の質問器。
  9. 【請求項9】質問器から送信された電波を応答器が受信
    して該電波から電力を生成するとともに、受信した変調
    信号から情報を復調し、その情報に対する返答情報を質
    問器に送り返す非接触型通信システムにおいて、 前記質問器は電力供給専用の電波と情報通信用の電波を
    出力する第1の通信モードと、電力供給と情報通信兼用
    の電波を出力する第2の通信モードとを有しているとと
    もに、応答器からの返答結果により応答器の方式を特定
    し、前記通信モードのいずれかを設定する機能を有して
    いることを特徴とする非接触通信システム。
  10. 【請求項10】応答器に対して電力供給専用の電波と情
    報通信用の電波を出力する第1の通信モードと、電力供
    給と情報通信兼用の電波を出力する第2の通信モードと
    を有しているとともに、応答器からの返答結果により応
    答器の方式を特定し、前記通信モードのいずれかを設定
    する機能を有していることを特徴とする質問器。
  11. 【請求項11】第1キャリアを第1電波及び第2キャリ
    アを第2電波として放出するアンテナ部と、 第1電波を介して応答器から送られてきた返答情報を検
    出する第1検波手段と、 第2電波を介して応答器から送られてきた返答情報を検
    出する第2検波手段と、 第1,第2検波手段の出力に基づいて、無変調の第1電
    波とデータにより変調された第2電波を送出する第1の
    通信モードと、データにより変調された第1電波を放出
    する第2の通信モードのいずれかを設定するモード設定
    手段と、を備えたことを特徴とする質問器。
  12. 【請求項12】前記変調された第1電波は無変調の第1
    電波と所定期間ずつタイムシェアされて交互に放出さ
    れ、同様に、変調された第2電波は無変調の第2電波と
    所定期間ずつタイムシェアされて交互に放出されるよう
    になっており、その無変調の第1,第2電波送出期間が
    応答器からの返答情報受信期間であることを特徴とする
    請求項11に記載の質問器。
  13. 【請求項13】前記モード設定手段は、初期状態では予
    め一方の通信モードに固定されており、その通信モード
    でいったん通信し、応答器の返答状況をみて、通信モー
    ドの設定を行なうことを特徴とする請求項11に記載の
    質問器。
  14. 【請求項14】第1キャリアと第2キャリアの周波数は
    一方が他方のM/N倍(ただしM、Nは正の整数)であ
    ることを特徴とする請求項11に記載の質問器。
  15. 【請求項15】第1通信モードでの第1キャリアと第2
    通信モードでの第1キャリアは周波数が同一又は近似し
    ていることを特徴とする請求項11に記載の質問器。
  16. 【請求項16】前記データの変調及び変調の休止のタイ
    ミングは第1電波と第2電波が少なくとも第1の通信モ
    ードと第2の通信モードとを判別するだけの時間差をお
    いて同期しているか又は所定の期間で変化しながら同期
    していることを特徴とする請求項11に記載の質問器。
  17. 【請求項17】少なくとも第1の通信モードと第2の通
    信モードを判別するまでの期間では第1電波の変調度は
    50%以下であることを特徴とする請求項11に記載の
    質問器。
  18. 【請求項18】前記モード設定手段により第2の通信モ
    ードが選択された場合には第2電波を電源補助用の電波
    として出力することを特徴とする請求項11に記載の質
    問器。
  19. 【請求項19】電源補助用として出力される第2電波の
    高調波を受けないようにするための回路を第1電波手段
    に設けたことを特徴とする請求項18に記載の質問器。
  20. 【請求項20】前記データの変調の休止または電波の放
    出の休止時に前記応答器でデータとして受け取られない
    レベルの変調もしくは電波の放出を行なうようにしたこ
    とを特徴とする請求項11に記載の質問器。
  21. 【請求項21】第1又は第2の検波手段により検出され
    た情報から応答器に送ったデータを差し引く処理を行な
    ったものを返答情報として処理するようにしたことを特
    徴とする請求項11に記載の質問器。
  22. 【請求項22】質問器から送信された高周波信号を応答
    器が受信して該高周波信号から電力を生成するととも
    に、受信した変調信号から情報を復調し、その情報に対
    する返答情報を質問器に送り返す非接触型通信システム
    において使用される質問器であって、 電力供給専用の電波と情報通信用の電波を出力する第1
    の通信モードと、電力供給と情報通信兼用の電波を出力
    する第2の通信モードとを有していることを特徴とする
    質問器。
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