JPH10171623A - オブジェクト指向アプリケーション・プログラムを実行するための方法及びコンピュータ・システム - Google Patents

オブジェクト指向アプリケーション・プログラムを実行するための方法及びコンピュータ・システム

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JPH10171623A
JPH10171623A JP9166292A JP16629297A JPH10171623A JP H10171623 A JPH10171623 A JP H10171623A JP 9166292 A JP9166292 A JP 9166292A JP 16629297 A JP16629297 A JP 16629297A JP H10171623 A JPH10171623 A JP H10171623A
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、あるグラフィカル・ユーザ
・インターフェース(GUI)ウィンドウから新しいG
UIウィンドウへインスタンス化オブジェクトをドラッ
グし、新しいウィンドウにインスタンス化オブジェクト
をドロップすることによって、ユーザが新しいプログラ
ム・オブジェクトをインスタンス化できるようにする、
オブジェクト指向プログラミング言語で実装されたGU
Iアプリケーション・プログラムを提供することであ
る。 【解決手段】 インスタンス化オブジェクトが新しいウ
ィンドウにドロップされた時に、新しいウィンドウの型
によって指定されるオブジェクトが、自動的にインスタ
ンス化される。必要であれば、オブジェクトがドロップ
されたウィンドウに従うオブジェクト・インスタンス化
に必要なパラメータを供給するように、ユーザに自動的
に促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理システ
ムに関し、具体的には、アプリケーション・プログラム
の操作のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィカル・ユーザ・インターフェー
ス(GUI)は、コンピュータ・システム・アプリケー
ション・プログラムの操作を制御するための便利な手段
を提供するコンピュータ・プログラム・インターフェー
スである。GUIは、通常は、コンピュータ・システム
の表示装置に示される表示画面アイコンとして、データ
及びコンピュータ・システム資源を表す。アイコンは、
表示画面ボタン、独自形状のオブジェクトまたはリスト
内の項目とすることができる。ユーザは、操作を選択
し、次に、その操作の実行対象となるデータまたは資源
を指定する。操作は、リスト内の項目またはドロップダ
ウン・メニュー内のフィールドとして表現されることが
多い。
【0003】GUIのユーザは、マウス、トラック・ボ
ール、ジョイスティックなどのグラフィカル・インター
フェース入力装置を操作して、表示画面カーソルを制御
し、これによって、アプリケーション・プログラム操作
の対象となるデータ及び資源を選択する。ユーザは、項
目またはフィールドを強調表示にし、グラフィカル入力
装置のボタンを押すことによって操作を選択する。デー
タに対して所望の操作を実行するために、ユーザは、ま
ず、操作を考慮した後に、それにかかわるデータまたは
システム資源を考慮しなければならず、次に、もう一度
操作を考慮し、それを選択しなければならないため、所
望の操作を指定するために、操作の長いドロップダウン
・メニューやリストを走査する可能性がある。この考慮
と動作のシーケンスは、データ、資源及び操作の間を行
き来して考慮することを繰り返す必要があるので、直観
的ではない。
【0004】多くのGUIプログラムは、C++プログ
ラミング言語などのオブジェクト指向プログラミング言
語で実装されている。データや資源を表す表示画面アイ
コンは、通常は、オブジェクトと称するデータ構造の表
現であるが、オブジェクトとは、属性と挙動をカプセル
化したものである。オブジェクトは、特定のオブジェク
トの属性と挙動を指定する、クラスと称する定義によっ
て指定される。特定のオブジェクトは、クラス定義の具
体例(インスタンス、インスタンス化とも称する)であ
る。オブジェクト指向プログラミング言語を用いると、
システム・プログラマが、アイコンとリストというGU
Iの概念を実装することが簡単になる。たとえば、GU
Iアイコンが、オブジェクト指向プログラミングのオブ
ジェクトとして表されるならば、GUIプログラムは、
アイコンの状況が継続的に更新されるように記述するこ
とができる。こうすれば、グラフィカル・ユーザ入力装
置を用いてアイコンを選択でき、コンピュータ・システ
ム表示装置上で所望の操作までアイコンを移動できるよ
うにGUIプログラムを記述することが、比較的簡単に
なる。
【0005】GUI操作の実行に関しては、まず操作を
表すオブジェクトを選択し、次にその操作オブジェクト
をデータ・オブジェクトまたは資源へ移動する方が直観
的であろう。しかし、このような機能を有するGUIプ
ログラムの大半は、ユーザによる選択のためにごく限ら
れた操作しか提供しない。さまざまな演算子パラメータ
やオプションを含む操作は、移動可能なアイコンとして
はサポートされない。たとえば、削除操作は、ごみ箱な
どの単一のオブジェクトを用いて表現でき、データ・フ
ァイルをそこに移動して削除することができる。しか
し、新規オブジェクトを作成するGUI操作のほとんど
では、より複雑なパラメータの指定が必要であり、した
がって、現在のところ操作移動方式ではサポートされな
い。
【0006】たとえば、データ・ベース管理システム
は、大量のデータの記憶と管理に使用される。データに
は、たとえば、数千人の従業員を有する会社の従業員情
報、流通業者の在庫に関する製品在庫情報、製造業者の
材料供給情報を含めることができる。このデータは、数
千ページの印刷情報を表す可能性があり、通常は、磁気
テープ、磁気ディスク、光磁気ディスク、集積回路チッ
プなどのデータ記憶装置に格納される。
【0007】このデータは、テーブルに配置されること
がしばしばであり、テーブルのそれぞれには、情報を含
むセルの行と列が含まれる。テーブルの1つまたは複数
のセルからの情報を、通常はレコードと称する。1つま
たは複数のレコードを、他のレコードと共に順次式また
は他の形でリンクして格納してファイルを形成すること
ができ、ファイルは、データ記憶装置から検索、操作
し、データ記憶装置に格納することができる。都合のよ
いことに、ファイルは、ファイル名によって参照され
る。
【0008】データ・ベース管理システム(DBMS)
は、通常は、照会言語または他のプログラミング言語を
サポートし、ユーザは、これらの言語を用いて、データ
操作機能とデータ管理機能を実行できる。DBMSのユ
ーザは、データが格納されるデータベースを1つまたは
複数用意することができ、照会言語を使って、データベ
ースから選択されたデータを検索し、データベース内の
データを処理し、処理済みのデータを出力レポートに編
成することができる。
【0009】オブジェクト指向プログラミング言語で実
装されたDBMSでは、多くの操作で、オブジェクトの
インスタンス化として表現される新規データを生成でき
る。たとえば、ユーザは、第1のテーブルの一部を抽出
し、これをコピーし、そのコピーを別のテーブルに移動
したいと考える場合がある。抽出される部分は、都合の
いいことに移動可能な表示画面アイコンとして表現で
き、したがって、データ・ベース管理プログラムのクラ
ス・オブジェクトのインスタンス化である。インスタン
ス化に必要な操作のシーケンスは、かなり複雑になる可
能性がある。というのは、適当なオブジェクトをインス
タンス化する前に指定しなければならないクラス・パラ
メータが、所望の操作に依存して変化する可能性がある
からである。
【0010】DBMSのユーザは、通常はDBMSのデ
ータ処理エンジン(DPE)によってサポートされる標
準データ操作を指定するために内部データ・ファイル構
造を知る必要はない。しかし、DBMSまたは別のDP
Eを使用してデータベース・ファイルに対して実行され
る非標準のデータ操作を指定するためには、ユーザは、
データがデータベース内でどのように編成されるかに関
するかなりの知識を有する必要がある。あらかじめ定義
されたレコード構造を持たない、通常のテキスト・ファ
イルなどのフラット・ファイルに対してデータ操作を実
行する必要がある場合には、これと同一の状況が発生す
る。このような場合には、データ操作の指定がかなり長
くなる可能性がある。
【0011】たとえば、データをテーブルに配置する場
合、正確な行数と列数を知り、テーブルの各セルに含ま
れる情報の性質を知ることが必要になる可能性がある。
データ操作の対象となる特定のデータ・レコードの指定
を含む操作の範囲は、データ操作が適切なデータ・レコ
ードに対して実行されることを保証するために、注意深
く記述しなければならない。最後に、データ操作の対象
となるファイルは、ファイル内の特定のデータ・レコー
ドとファイルごとに実行される操作の指定と共に、ファ
イル名によって指定しなければならないことがしばしば
である。
【0012】操作を実行するたびに、適当なコマンドの
列を注意深く組み立てて、特定のデータ・ファイルの所
望の部分に対する適切な操作を呼び出すことが必要であ
る。このため、操作を表すオブジェクトを選択した後
に、操作オブジェクトをデータ・オブジェクトや資源オ
ブジェクトに移動することによるデータ・ベース管理G
UI操作の実行を可能にすることが困難になる。
【0013】所望のテンプレートを選択した時に、オブ
ジェクトを自動的にインスタンス化することができるG
UIプログラムもある。しかし、このような方式では、
ユーザが、インスタンス化されるオブジェクトの正しい
テンプレートを判定し、新しいテンプレートを選択し、
テンプレート・オブジェクトを所望の宛先ウィンドウへ
ドラッグすることが必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上の議論から、より
単純なユーザ対話を許容する、単純化されたグラフィカ
ル・ユーザ・インターフェースが必要であることは明白
である。従って、本発明の目的は、このようなインター
フェースを提供し、ユーザが、プログラム操作と操作に
かかわるデータや資源を指定することが簡単にし、適当
なオブジェクトが自動的にインスタンス化される方法及
びシステムを実現することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、あるGUIウ
ィンドウから新しいGUIウィンドウへインスタンス化
オブジェクトをドラッグし、新しいウィンドウ内でオブ
ジェクトをドロップすることによる、オブジェクト指向
GUIプログラム内で新規オブジェクトをインスタンス
化するためのグラフィカルな手段を提供する。インスタ
ンス化オブジェクトが新しいウィンドウにドロップされ
た時には、新しいウィンドウの型によって指定されるオ
ブジェクトが、自動的にインスタンス化される。オブジ
ェクトのインスタンス化に必要なパラメータは、オブジ
ェクトがドロップされたウィンドウによって指定され、
GUIプログラムは自動的にこれを知る。この形で、ユ
ーザは、データまたは資源を表すオブジェクトを演算子
(またはウィンドウ)にドラッグし、所望の属性と挙動
を有する新規オブジェクトを信頼性のある形でインスタ
ンス化することができる。本発明のグラフィカル・オブ
ジェクト・インスタンス化機能を使用するGUIプログ
ラムによって、プログラム操作とその操作にかかわるデ
ータまたは資源をユーザが簡単に指定できる方法が提供
される。
【0016】本発明の1態様では、GUIアプリケーシ
ョン・プログラムに、操作ウィンドウへドラッグしてド
ロップできるCreator(作成子)オブジェクトが含まれ
る。操作ウィンドウにCreatorオブジェクトがドロップ
された時には、そのウィンドウによって指定される操作
からもたらされるオブジェクトが、GUIアプリケーシ
ョン・プログラムによって自動的に作成される。GUI
アプリケーション・プログラムの表示管理機能は、Crea
torオブジェクトがウィンドウからウィンドウへとドラ
ッグされる際にそのCreatorオブジェクトの表示位置を
知らされ、したがって、Creatorオブジェクトが置かれ
るウィンドウに適したオブジェクトのインスタンス化を
命令することができる。これによって、ユーザが、テン
プレートまたは他のオブジェクト定義アイコンを選択し
て正しいオブジェクト型がインスタンス化されるように
する必要がなくなる。
【0017】ユーザがCreatorオブジェクトを選択した
時、GUIアプリケーション・プログラムは、適当な表
示パネルを提供することによって、インスタンス化され
るオブジェクトの属性と挙動をユーザが指定できるよう
にすることができる。その場合、ユーザは、インスタン
ス化されるオブジェクトのパラメータと仕様を与える。
その後、ユーザがCreatorオブジェクトを選択するたび
に、ユーザが所望した関連する属性及び挙動が、自動的
にGUIアプリケーション・プログラムにわかるように
なる。
【0018】本発明のもう1つの態様では、Creatorオ
ブジェクトを、操作を表すウィンドウではなく操作を表
すオブジェクトにドラッグすることができ、GUIアプ
リケーションが、適当なオブジェクトをインスタンス化
することができる。やはり、Creatorオブジェクトを選
択した後に、正しいオブジェクト型がインスタンス化さ
れるようにするために、ユーザがオブジェクト・テンプ
レートや作成テンプレートから選択する必要はない。そ
うではなくて、GUIアプリケーション・プログラム
が、ユーザが選択した適当なパラメータを用いるオブジ
ェクトのインスタンス化を自動的に実行する。
【0019】本発明の他の特徴及び長所は、たとえば本
発明の原理を示す、以下の好ましい実施例の説明から明
白になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
コンピュータ・システム構成要素 図1は、本発明に従って構成されたコンピュータ・シス
テム100のブロック図である。このコンピュータ・シ
ステムには、ネットワーク106を介してシステム記憶
装置104と通信するユーザ・ステーション102が含
まれる。システム記憶装置104には、磁気ディスク記
憶装置などの直接アクセス記憶装置(DASD)が含ま
れ、これにデータ・ファイルが格納される。ユーザ・ス
テーション102には、中央処理装置(CPU)10
8、表示装置110及び主記憶112が含まれる。CP
Uは、ユーザ・コマンドに応答して動作し、キーボード
114か、マウス、ジョイスティック、トラック・ボー
ルなどのグラフィカル・インターフェース入力装置11
6を介してユーザ・コマンドを受け取る。ユーザ・ステ
ーション102は、ネットワーク106を介してネット
ワーク・サーバもしくは1つまたは複数の他のユーザ・
ステーションと通信することができる。
【0021】ユーザ・ステーション102には、たとえ
ば集積回路チップや磁気媒体ディスク、磁気テープな
ど、プログラム命令またはデータを記録された機械可読
記憶装置を含むコンピュータ・プログラム製品120を
受け、読み取ることができるDASDインターフェース
118が含まれる。この機械可読記憶装置には、たとえ
ば、光ディスクなどの媒体を含めることができる。ま
た、ユーザ・ステーション102は、ネットワーク10
6を介して、他のユーザ・ステーション、サーバまたは
メインフレーム・コンピュータと通信する。他のシステ
ムには、たとえば、例のユーザ・ステーションに類似し
た構成のコンピュータ・システムを含めることができ
る。この形で、ユーザ・ステーションは、これ以上の説
明なしに当業者に理解される周知の方法を使用してネッ
トワーク通信が確立された後に、ネットワーク106を
介して主記憶112にデータを受け取ることができる。
【0022】主記憶112には、オペレーティング・シ
ステム、アプリケーション・プログラム、プログラム・
オブジェクト及びユーザ・データを含む、さまざまなデ
ータ構造と情報が含まれる。主記憶は、単一の実体とし
て図示されているが、主記憶に、ランダム・アクセス・
メモリ(RAM)、ハード・ディスク駆動装置、光ディ
スク駆動装置、及び、論理的に分割された記憶位置を含
む他の記憶装置の組合せを含めることができることを、
当業者であれば諒解するであろう。主記憶には、その実
行によって本発明が実施されるプログラム命令のシーケ
ンスを含むデータ配置アプリケーション・プログラムが
含まれる。
【0023】主記憶112に含まれるオペレーティング
・システムは、たとえばC++プログラミング言語で記
述されたプログラムなどのオブジェクト指向プログラム
を実行するためのオブジェクト指向プログラミング環境
をサポートする。したがって、主記憶には、オブジェク
ト指向プログラミング言語のデータ構造であるプログラ
ム・オブジェクトが含まれる。アプリケーション・プロ
グラムは、キーボード114またはグラフィカル・イン
ターフェース入力装置116を介して、ユーザによって
呼び出されるか起動される。アプリケーション・プログ
ラムは、C++を含むさまざまな言語で記述することが
できる。
【0024】CPU108には、International Busine
ss Machines Corporation(IBM)社のModel PS/2
(登録商標)パーソナル・コンピュータ、IBM社のMo
del RS/6000ワークステーションなどを含む、多数のプ
ラットフォームのうちのいずれかを含めることができ
る。好ましい実施例では、グラフィカル・インターフェ
ース入力装置116に、マウスが含まれるが、これは、
トラック・ボールやジョイスティックなど、同一の機能
と制御を提供する他の装置と置換することができる。こ
れらの装置は、当業者には周知であり、これ以上説明す
る必要はない。したがって、マウスに言及する箇所は、
トラック・ボールやジョイスティック・コントローラな
どの代替装置が含まれることを諒解されたい。同様に、
マウス・ボタン及び他のマウス機能に言及する箇所は、
トラック・ボール、ジョイスティック装置などの同等の
機構を含むことを諒解されたい。
【0025】表示装置110には、コンピュータ出力を
表示し、システム動作を示す、ビデオ端末などの表示装
置が含まれる。表示オブジェクトは、表示装置上に描く
ことができ、ユーザは、グラフィカル・インターフェー
ス入力装置116を使用することによって表示画面上で
データ操作を指定することができる。
【0026】データ配置プログラムのインターフェース 好ましい実施例では、ユーザ・ステーション102に、
ウィンドウ・オペレーティング環境を提供するグラフィ
カル・ユーザ・インターフェース(GUI)を有するデ
ータ配置アプリケーションと共にオペレーティング・シ
ステムが含まれる。ウィンドウ・オペレーティング環境
は当業者に周知であり、これ以上説明する必要はない。
主記憶112内のデータ配置プログラムには、ユーザ入
力を受け取り、出力を作り、表示ウィンドウに対するカ
ーソルの相対位置に関する表示カーソルの現在位置に関
する情報を維持することによって表示インターフェース
を管理する、1つまたは複数の機能要素が含まれる。G
UIオペレーティング・システムとアプリケーション・
プログラムのプログラム命令は、主記憶112に常駐す
る。
【0027】図2は、表示装置110に表示された、好
ましい実施例のGUIオペレーティング・システムによ
ってサポートされるウィンドウ・オペレーティング環境
を示す、表示画面イメージを表す図である。当業者であ
れば、GUIオペレーティング・システムが、複数のア
プリケーション・プログラム及び文書、または複数のウ
ィンドウを、同時に活動状態にすることができる多重レ
ベル・オペレーティング環境を提供することを諒解する
であろう。図2に示された表示画面イメージは、好まし
い実施例のデータ配置アプリケーション・プログラムの
Application Window(アプリケーション・ウィンドウ)
表示画面に対応する。
【0028】図2には、ウィンドウ枠152とタイトル
・バー154を有する表示ウィンドウ150が含まれ
る。タイトル・バーには、「Application Window」と記
されたタイトル156と、ウィンドウ状況アイコン15
8と、ウィンドウ・サイズ変更アイコン160が含まれ
る。タイトル・バーの下には、「Task(タスク)」、
「Customize(カストマイズ)」及び「Help(ヘル
プ)」というタイトルの付いたドロップダウン選択メニ
ュー見出しが示されているメニュー・バー162があ
る。当業者であれば、これらの表示ウィンドウ要素が、
GUIオペレーティング・システムによって生成される
ことを諒解し、特定のメニュー・バー項目(Task、Cust
omizeまたはHelp)が選択された時にドロップダウン機
能リストが表示されることを理解するであろう。
【0029】ウィンドウ枠152によって、ウィンドウ
作業空間164が画定される。このデータ配置アプリケ
ーション・プログラムでは、アプリケーション・プログ
ラム機能のシーケンスを表示画面タスク・アイコンによ
って表すことをユーザが指定できるようになっており、
その後にこの表示画面タスク・アイコンをユーザが呼び
出して、ユーザが指定した命令シーケンスを実行でき
る。上で述べたように、好ましい実施例のアプリケーシ
ョン・プログラムは、オブジェクト指向プログラミング
言語で実装され、表示画面タスク・アイコンには、属性
と挙動をカプセル化したプログラム・オブジェクトが含
まれる。プログラム・オブジェクトには、たとえば、C
++プログラミング言語で実装された「オブジェクト」
を含めることができる。したがって、用語「Taskオブジ
ェクト」と「タスク・オブジェクト」と「タスク・アイ
コン」は、交換可能に使用され、英語表記で「Taskオブ
ジェクト」と表記する時には、実行のために呼び出すこ
とができるユーザ命令のシーケンスに対応する表示オブ
ジェクトを指すことを理解されたい。
【0030】ウィンドウ作業空間164内には、タスク
・オブジェクト空間166とコマンド・オブジェクト空
間168が表示される。タスク・オブジェクト空間16
6には、下でさらに説明する、ユーザが作成した表示画
面Taskオブジェクトのすべてが含まれ、コマンド・オブ
ジェクト空間には、アプリケーション・プログラム機能
を表すコマンド・オブジェクトが含まれる。図2では、
タスク・オブジェクト空間166に「SMRT 1」として識
別されるTaskオブジェクトが示されている。コマンド・
オブジェクト空間168には、データ配置プログラムの
諸機能を表すオブジェクトが示されている。好ましい実
施例では、コマンド・オブジェクトに、Creatorオブジ
ェクト170、Deletor(削除子)オブジェクト172
及びヘルプ・オブジェクト174が含まれる。Creator
オブジェクトには、インスタンス化オブジェクトが含ま
れ、このインスタンス化オブジェクトは、表示画面上で
ドラッグして表示画面ウィンドウにドロップでき、これ
によって、Creatorオブジェクトがドロップされたウィ
ンドウに応じたプログラム・クラスのメンバーをデータ
配置プログラムに自動的にインスタンス化させることが
できる。Deletorオブジェクトは、これと逆の形で動作
し、ウィンドウにドロップされた時にオブジェクト・イ
ンスタンス化を削除する。
【0031】データ配置プログラム機能は、コマンド・
オブジェクト空間168内のコマンド・オブジェクトの
うちの1つを選択することを介して呼び出すことがで
き、その代わりに、ドロップダウン・メニュー項目の選
択を介して呼び出すこともできるが、これはGUIオペ
レーティング・システムの実装者によって決定される。
たとえば、コマンド・オブジェクト空間でヘルプ・オブ
ジェクト174を選択すると、GUIオペレーティング
・システムは、「Help」ドロップダウン・メニュー項目
がメニュー・バー162で選択された時と同一の命令を
実行する。コマンド空間内でCreatorオブジェクトを選
択すると、ドロップダウン・メニューが表示され、そこ
から作成機能が選択される。Creatorオブジェクトを別
のウィンドウへドラッグしてドロップすると、後にさら
に説明するように、適当なウィンドウ用のドロップダウ
ン・メニューが表示される。表示画面カーソル176
は、タスク・オブジェクト空間内に表示されているが、
当業者であれば、グラフィカル・インターフェース入力
装置116(マウス)を用いてこのカーソルを表示画面
上で移動できることを諒解するであろう。
【0032】TaskオブジェクトとTask Properties(タ
スク・プロパティ)パネル 上で述べたように、タスク・オブジェクト空間166に
表示されるTaskオブジェクト(「SMRT 1」など)は、そ
のオブジェクトに関連する命令のシーケンスを実行する
ためにユーザが呼び出すことができる。命令のシーケン
スは、ユーザによって定義され、これには、データ・フ
ァイルを操作する、データ配置プログラムのコマンドが
含まれる。Taskオブジェクトは、たとえば、表示画面カ
ーソルをTaskオブジェクトの上に置いてから、キーボー
ドの「Enter」キーを押すかマウス・ボタンをダブルク
リックすることによって呼び出される。
【0033】Taskオブジェクトは、図2の「Task」ドロ
ップダウン・メニュー内にデータ配置プログラムによっ
てリストされる「New(新規作成)」機能(図示せず)
を選択するか、Creatorオブジェクト170をコマンド
・オブジェクト空間168からタスク・オブジェクト空
間166にドラッグすることによって作成できる。ユー
ザがCreatorオブジェクトをドラッグし、タスク空間に
ドロップした時、データ配置プログラムは、このアクシ
ョンを、ユーザが新規Taskオブジェクトの作成を求めて
いることの表示として認識する。したがって、データ配
置プログラムは、ユーザ指定に従って新規のTaskオブジ
ェクトをインスタンス化する。
【0034】図3は、データ配置プログラムのTask Pro
perties表示パネルを表す図である。Taskオブジェクト
が新規作成された直後、または、「Task」ドロップダウ
ン・メニューの「Open(開く)」機能を使用して既存の
Taskオブジェクトを開いた後に、Task Properties表示
パネルが表示される。Task Propertiesパネルは、ユー
ザがTaskオブジェクトを定義するための手段である。図
3に示された表示画面には、タイトル・バー180、Ta
skオブジェクトを識別するタイトル182、ウィンドウ
状況アイコン184及びウィンドウ・サイズ変更アイコ
ン186が含まれる。タイトル・バーの下には、ウィン
ドウ作業空間があり、このウィンドウ作業空間は、「In
put Files(入力ファイル)」と記されたボックス、「F
unction(機能)」と記されたボックス、「Output File
(出力ファイル)」と記されたボックス及び「Tool box
(ツール・ボックス)」と記されたパネルを有し、これ
らのすべてが、Task Propertiesパネルの下位区分に関
連する。Task Propertiesパネルには、通常はアプリケ
ーション・プログラム・ウィンドウ用のさまざまな表示
画面ボタンも含まれ、これらのボタンは、グラフィカル
入力装置を使って所望の表示画面ボタンの上にカーソル
を置くことによって選択できる。
【0035】図3のTask Propertiesパネルを用いる
と、ユーザが、Taskオブジェクトが表す命令のシーケン
ス、入力に使用される具体的なデータ・ファイル、及
び、命令からの出力が置かれるデータ・ファイルを定義
できるようになる。図3では、Input Filesパネルに複
数のファイルがリストされて、ユーザが複数のデータ・
ドライブの複数のファイル名から選択できることが示さ
れている。Output Fileパネルには、名前付きの出力フ
ァイルが示されて、ユーザが、出力が格納されるファイ
ルの名前を指定できることが示されている。ユーザは、
Tool boxパネルを使って、定義中のTaskオブジェクトの
一部になり、そのTaskオブジェクトによって実行される
シーケンスと共に含まれる、データ配置プログラムの副
次機能をさらに定義し、指定することができる。Tool b
oxパネルは、下でさらに説明する。
【0036】データ配置プログラムのユーザは、Task P
ropertiesパネルとTool box表示画面ボタンから選択を
行って、Taskオブジェクトによって表される機能及び副
次機能の独自の組を定義する。選択のすべてが行われ、
これによってTaskオブジェクトの動作パラメータのすべ
てが定義された後に、ユーザは、Task Propertiesパネ
ルの下部にある「Execute(実行)」表示画面ボタンを
選択することによって、定義されたTaskオブジェクトを
実行することができる。新たに定義されたTaskオブジェ
クトを保存するには、ユーザは、Task Propertiesパネ
ルの「Save(保存)」、「Save as(名前を付けて保
存)」または「OK」表示画面ボタンのいずれかを選択す
る。「Save as」ボタンを選択すると、ユーザは、作成
されたTaskオブジェクトに関連する名前を求められ、
「Save」ボタンか「OK」ボタンを選択すると、省略時
(先在する)Taskオブジェクト名が使用される。その
後、Task Propertiesパネルは、表示画面から削除さ
れ、保存されたTaskオブジェクトを含むApplication Wi
ndow表示(図2)に置換される。
【0037】新規作成されたTaskオブジェクトは、デー
タ配置プログラムが実行を終了するか中止された後であ
っても、保存される。したがって、Taskオブジェクトに
関連するプログラム命令のシーケンスを再構成するのに
必要なデータ構造は、ユーザがTaskオブジェクトを保存
する時に、主記憶または他のデータ記憶装置に自動的に
格納される。次にデータ配置プログラムを呼び出した時
には、保存されたTaskオブジェクトは、Application Wi
ndowに表示され、実行のためユーザが選択できる。
【0038】Task PropertiesパネルのTool box 図3に示されたTool boxパネルを介して指定できる副次
機能は、Input Format(入力フォーマット)、Range Ma
rker(範囲マーカー)、Range Pool(範囲プール)、Ke
ys(キー)、Sum(和)、Filter(フィルタ)、Output
Format(出力フォーマット)、Options(オプショ
ン)、Preview(プレビュー)及びFile Organization
(ファイル編成)を含む表示画面ボタンを介して選択さ
れる。Tool boxの表示画面ボタンが選択された時には、
対応するサブパネルがTask Properties表示パネルの上
に表示される。
【0039】Input Formatパネルを用いると、ユーザ
が、Taskオブジェクト入力ファイルを含むレコードの構
造を定義できるようになる。Range Markerパネルを用い
ると、ユーザが、入力ファイルを表示し、Field Range
(フィールド範囲)オブジェクトと称する表示オブジェ
クトとして表される入力ファイル・レコードまたはレコ
ードの一部をマークできるようになる。Taskオブジェク
トの言及と同様の形で、単語「Field Rangeオブジェク
ト」は、オブジェクト指向プログラミング環境のデータ
・オブジェクトに関連するユーザ命令のシーケンスに対
応する表示オブジェクトを指すことを理解されたい。Fi
eld Rangeオブジェクトは、下でさらに説明する。
【0040】Range Poolパネルは、Field Rangeオブジ
ェクトを集め、その結果、後にこれらを使用できるよう
にするのに使用される。Keysパネルは、ソート機能、組
合せ機能または検査機能を実行する際に使用されるFiel
d Rangeオブジェクトを集めるのに使用される。Sumパネ
ルは、データ配置プログラムが合計動作を行う対象とな
る入力を定義するField Rangeオブジェクトを集めるの
に使用される。Filterパネルを用いると、ユーザが、出
力ファイルに保存されるTaskオブジェクト出力データを
決定するためのデータ・フィルタリング判断基準をデー
タ配置プログラムに対して指定できるようになる。Outp
ut Formatパネルは、データ配置プログラムによって作
成される出力データ・ファイルの構造を定義するField
Rangeオブジェクトを集めるのに使用される。Optionsパ
ネルを用いると、ユーザが、下で述べるさまざまな機能
を提供する複数のオプションのうちの1つを指定できる
ようになる。Previewパネルは、データ配置プログラム
によって作成される出力データの構成を表示するのに使
用される。最後に、File Organizationパネルは、入力
データ・ファイルと出力データ・ファイルのファイル編
成属性を指示するのに使用される。
【0041】Tool boxのOptionsパネル ユーザが選択できるTool box副次機能オプションは、図
4のOptions表示パネルによって示される。図4に示さ
れたOptions表示パネルには、タイトル・バー200、
ウィンドウ状況アイコン202及びウィンドウ・サイズ
変更アイコン204が含まれる。タイトル・バーの下に
は、「File Setting(ファイル設定)」と記されたボッ
クス、「Record Settings(レコード設定)」と記され
たボックス及び「Process Settings(処理設定)」と記
されたボックスを有するウィンドウ作業空間206があ
る。オプション選択肢の中には、File Settingボックス
のWork Directory(作業ディレクトリ)オプションな
ど、キーボードからのユーザ入力を必要とするものがあ
る。Optionsパネルには、アプリケーション・プログラ
ム・ウィンドウに一般的に見られる「OK」、「Cancel
(取消)」及び「Help」の表示画面ボタンも含まれる。
ユーザがFile Settingオプション・ボックス、Record S
ettingsオプション・ボックス、Process Settingsオプ
ション・ボックスで選択や指定を行った時に実行される
プログラム処置は、図4の表示からこれ以上の説明なし
に当業者に明白になるはずである。追加のまたは異なる
ファイル処理オプションも、当業者の心に浮かぶであろ
う。望みに応じてデータ配置プログラムにこれらを設け
ることができる。
【0042】Field Rangeオブジェクト Field Rangeオブジェクトは、ユーザによって指定され
たプログラム命令のシーケンスをカプセル化し、グラフ
ィカル・インターフェース入力装置116を使用してグ
ラフィカルに操作(たとえばコピーや削除)できるとい
う点で、Taskオブジェクトに類似している。たとえば、
Tool boxパネルの副次機能Range Pool、Keys、Output F
ormat及びSumを呼び出し、同時に表示することができ、
その結果、副次機能のそれぞれについて1つまたは複数
のField Rangeオブジェクトを指定できる。図5は、そ
れぞれの副次機能パネル内にField Rangeオブジェクト
の表現(箱の中の「FR」として図示)を含む複数のTool
box副次機能パネルを示す表示画面を表す図である。Fi
eld Rangeオブジェクトは、副次機能のそれぞれに関連
付けることができ、次で説明するようにわずかに異なる
動作を有する。
【0043】図6は、図2のTool boxサブパネルから選
択されるRange Poolパネルを示す図である。図6のRang
e Poolパネルには、ユーザが選択できる3つのField Ra
ngeオブジェクトの名前(「Range_1」、「Range_2」及
び「Size_3」)が示されている。図7は、図2のTool b
oxサブパネルから選択されるKeysパネルを示す図であ
る。図8は、図2のTool boxサブパネルから選択される
Sumパネルを示す図である。最後に、図9は、図2のToo
l boxサブパネルから選択されるOutput Formatパネルを
示す図である。これらのパネルのそれぞれに、タイトル
・バー、ウィンドウ状況アイコン、ウィンドウ・サイズ
変更アイコンと、各タイトル・バーの下のウィンドウ作
業空間が含まれる。各パネルには、アプリケーション・
プログラム・ウィンドウに典型的に見られることが当業
者に諒解される「OK」機能、「Cancel」機能及び「Hel
p」機能の表示画面ボタンも含まれる。Output Formatパ
ネルには、「Add constant(定数追加)」ボタンが含ま
れる。さまざまなアクションは、各パネルの「Action
(アクション)」ドロップダウン・メニューを使用して
指定でき、その詳細は、望みに応じて指定でき、それ以
外は、これ以上の説明なしで当業者に明白になるはずで
ある。
【0044】Field RangeオブジェクトによるField Ran
geの定義 上で述べたように、Field Rangeオブジェクトによっ
て、入力レコードに対する相対的な位置とビット長を含
む、Taskオブジェクトのためのデータ入力を構成する先
頭レコードと終了レコードが指定される。開始位置と終
了位置に関する情報は、図10に示されたField Range
Information(フィールド範囲情報)パネルを使用して
指定される。Field Range Informationパネルは、Creat
orオブジェクト170がApplication Window(図2)か
らドラッグされ、図6、図7、図8及び図9に示された
表示パネルのどれかにドロップされた時に表示され、ま
た、図11に示されたRange Markerパネルから作ること
ができる。図11のRange Markerパネルは、データ・フ
ァイル内のデータのレコード単位のグラフィカル表現を
提供する。異なる型のデータは、Range Markerパネルの
異なる文字によって示すことができる。たとえば、図1
1で「u」によって示される「未定義」データ型範疇を
含めて、グラフィカル、整数、実数、ディスプレイその
他の型のデータを表現することができる。
【0045】具体的に言うと、データ配置プログラムの
ユーザは、カーソルを所望の開始位置に移動し、マウス
・ボタンを押し下げたままにし(または、キーボードの
「コントロール」キーを押し下げ)ながら、所望のフィ
ールド範囲位置をカーソルでドラッグすることによっ
て、Range Markerパネルからレコード内のビット・パタ
ーンをグラフィカルに指定することができる。ユーザが
マウス・ボタン(または「コントロール」キー)を離し
た時に、図10に示されたField Range Informationパ
ネルが、表示画面上で図11に示されたRange Markerパ
ネルの上に作られる。その後、ユーザは、Field Range
オブジェクト名、開始位置、終了位置、ビット長など、
図10に示された必要な情報を提供する。ユーザが、指
定されたフィールド範囲の承認を示す時には、データ配
置プログラムが、適当な形状を使用してField Rangeオ
ブジェクトのアイコンを作る。このField Rangeオブジ
ェクトは、下で説明するように、表示パネル上で機能か
ら機能へと移動することができる。
【0046】図6ないし図9のTool boxサブパネルのう
ちの1つにCreatorオブジェクト170をドラッグする
と、Field Range Informationパネルが表示され、Creat
orオブジェクトがドロップされたパネルに従う特定の目
的を有するための入力データ・ファイルの部分をデータ
配置プログラムが定義するという点で、同じパネルにFi
eld Rangeオブジェクトをドロップしたのと同じ効果が
得られる。たとえば、Field RangeオブジェクトをKeys
パネル(図7)にドロップすると、結果のFieldRangeオ
ブジェクトがソート動作、組合せ動作または検査動作の
キーとして定義される。
【0047】Field Rangeオブジェクトの操作 図12は、図11に表されるものなどを強調する表示を
示すために特定のフィールドを破線で囲まれたRange Ma
rkerパネルを表す図である。図12では、強調された区
域に破線の矢印が続き、これが破線の中の「FR」によっ
て示されるField Rangeオブジェクトを指している。Fie
ld Rangeオブジェクトは、Range Poolパネル、Keysパネ
ル、Sumパネル及びOutput Formatパネルの表現につなが
る破線と共に表示されて、Range Markerパネルから上で
説明した図2のTool boxサブパネル機能ボックスのどれ
かにField Rangeオブジェクトをドラッグでき、その機
能ボックスにドロップして適当な入力フォーマットを実
施できることが示されている。
【0048】Field RangeオブジェクトをたとえばKeys
機能ボックスにドロップすると、Keys機能ボックスの
「Action」ドロップダウン・メニュー(図7参照)によ
るユーザの選択に応じて、ソート・キー、組合せキーま
たは検査キーが定義される。Field Rangeオブジェクト
をRange Poolボックスにドロップすると、そのField Ra
ngeオブジェクトは、後程ユーザが選択することのでき
るオブジェクトのプールに置かれる。Field Rangeオブ
ジェクトをSum機能ボックスにドロップすると、合計が
行われるフィールド範囲が定義される。最後に、Field
RangeオブジェクトをOutput Format機能ボックスにドロ
ップすると、Output Formatボックスの「Action」メニ
ューを使用して選択された出力機能の動作範囲が定義さ
れる。この形で、Field Rangeオブジェクトによって、
それがドロップされたさまざまな機能ボックスへの適当
な入力パラメータが自動的に定義される。
【0049】Range Markerパネルを使用するフィールド
範囲の初期指定からもたらされる自動入力パラメータ定
義によって、入力のためにデータ・ファイルの指定され
た部分を簡単に複製する手段がもたらされる。すなわ
ち、Field RangeオブジェクトをSum機能ボックスからKe
ys機能ボックスへドラッグすることによって、当初は合
計の目的で定義されたField Rangeオブジェクトをコピ
ーし、Keys機能ボックスで使用することができる。Fiel
d Rangeオブジェクトは、Tool box機能ボックスのうち
のそれぞれにドラッグし、ドロップすることができ、こ
れによって、複数のアプリケーション・プログラム機能
のためにデータ・ファイルの入力部分をグラフィカルに
定義し、選択するための、便利で効率的な手段がもたら
される。
【0050】追加のプログラム機能 Field Rangeオブジェクトは、機能ボックスから機能ボ
ックスへのドラッグ・アンド・ドロップによってコピー
できるだけではなく、データ配置アプリケーション・プ
ログラムから削除することもできる。好ましい実施例で
は、機能ボックスから、削除機能を提供する表示オブジ
ェクトへドラッグするだけで、Field Rangeオブジェク
トを削除することができる。
【0051】図13は、Keys機能ボックス内のField Ra
ngeオブジェクトを、「シュレッダ・オブジェクト」と
示された表示画面アイコンにつながる破線と共に示す表
示画面を表す図である。シュレッダ・オブジェクトに
は、たとえば、図2に示されたタスク削除オブジェクト
であるDeletorオブジェクト172を含めることができ
る。したがって、TaskオブジェクトとField Rangeオブ
ジェクトの両方を、タスク削除オブジェクトへドラッグ
することによってプログラム・メモリから削除すること
ができる。
【0052】機能ボックスからドラッグすることによっ
てField Rangeオブジェクトを削除する時には、指定さ
れたField Rangeオブジェクトは、その機能だけについ
て削除される。Field Rangeオブジェクトが、Tool box
副次機能パネルからシュレッダ・オブジェクトへドラッ
グされる場合には、Tool box副次機能パネル内の対応す
るField Rangeオブジェクトのすべてが、それぞれのボ
ックスに残される。したがって、Keysボックスからシュ
レッダ・オブジェクトへのField Rangeオブジェクトの
ドラッグという図13のアクションは、Keysボックスか
らのField Rangeオブジェクトの削除をもたらすが、Ran
ge Poolボックス、Output Formatボックス及びSumボッ
クスのField Rangeオブジェクトは残される。その代わ
りに、Field Rangeオブジェクトを強調表示にし、機能
ボックスの「Action」ドロップダウン・メニューから削
除機能を選択することによって、Field Rangeオブジェ
クトを機能ボックスから削除することができる。
【0053】入力の定義 データ配置プログラムは、多くの異なる型のデータ・フ
ァイルを処理する能力を有する。データ配置プログラム
にとって、2進データ・ファイルは、1つまたは複数の
データのフィールドからなり、各フィールドは、異なる
データ型を有する可能性がある。たとえば、2進データ
・ファイルは、テキストまたは文字データと、その後の
整数型数値データと、その後の倍精度数値データと、そ
の後のテキスト・データを有するデータ構造を有する可
能性がある。データ配置プログラムは、単純なテキスト
情報を有するデータ・ファイルとは異なる形で2進デー
タ・ファイルを処理する。ユーザは、データ配置プログ
ラムがファイルから取り出す入力を正しく処理するよう
に、2進データ・ファイルの構造を指定する。
【0054】図14は、ユーザがデータ・ファイルの構
造を指定するのに用いるInput Record Format(入力レ
コード・フォーマット)パネルの表示画面を表す図であ
る。Input Record Formatパネルには、標準のテキスト
のみのデータ・ファイルを指定する表示画面ボタンと、
2進データ・ファイル・フォーマットを指定するための
表示画面ボタンが含まれる。Input Record Formatパネ
ルの2つの表示画面ボックスは、「Components(構成要
素)」と「Record Format(レコードのフォーマッ
ト)」と記されており、それぞれ、検索され、データ配
置プログラム・タスクへの入力に使用されるデータ・レ
コードのフィールドの構成要素またはデータ型の詳細を
指定するのに使用される。
【0055】具体的に言うと、ユーザは、Componentsリ
ストからデータ型構成要素を強調表示にし、強調表示さ
れた構成要素をRecord Formatボックスにドラッグし、
そこでドロップする。データ型構成要素がComponentsボ
ックスからRecord Formatボックスにドラッグされるた
びに、図15に図示されたものに類似のInput FieldInf
ormation(入力フィールド情報)パネルが表示される。
Input Field Informationパネルによって、定義中のフ
ィールド範囲の名前と長さをユーザが定義するための手
段が提供される。したがって、Input Field Informatio
nパネルには、ユーザが所望のパラメータ情報を供給す
るName(名前)フィールドとLength(長さ)フィールド
が含まれる。
【0056】たとえば、10バイトの文字データと、そ
の後の5バイトのパック10進数データと、その後の1
桁の整数を含むデータ構造を有する入力レコードを定義
するためには、ユーザは、まずInput Record Formatパ
ネルのComponentsリストからRecord Formatボックス
へ、「character(文字)」構成要素をドラッグする。
次に、ユーザは、「packed(パック)」構成要素をReco
rd Formatボックスへドラッグし、その後、「integer
(整数)」構成要素をRecord Formatボックスへドラッ
グする。ドラッグのたびに、強調表示された構成要素を
Record Formatボックスにドロップする際にInput Field
Informationがユーザに示され、そのたびに、ユーザは
パラメータ情報(名前と長さ)を供給する。
【0057】Record Formatに構成要素をドラッグする
たびに、入力レコード内の1フィールドが定義される。
フィールドは、フィールド範囲のサブセットであるか
ら、各フィールドは、フィールドのRange Poolパネル
(図6)に自動的に配置され、これによって、Field Ra
ngeオブジェクトが構成される。Range Poolパネルに配
置された後には、上で説明したように、Field Rangeオ
ブジェクトを操作(ドラッグ・アンド・ドロップ)する
ことができる。
【0058】構成要素がRecord Formatボックス内で配
置される順序によって、対応するField Rangeオブジェ
クトに構成要素が現れる順序が決定される。しかし、構
成要素がRecord Formatボックスにドラッグ・アンド・
ドロップされる順序は、重要ではない。したがって、あ
る構成要素をComponentsリストで強調表示にし、Record
Formatリスト内の別の構成要素の前または後ろにドロッ
プすることができる。また、ある構成要素を、Record F
ormatリスト内のある位置から別の位置へ移すことがで
き、Record Formatリストからドラッグし、シュレッダ
・オブジェクト上に置いて削除することができる。
【0059】出力のフィルタリング データ配置プログラムでは、ユーザが出力フォーマット
を指定し、望みに応じて選択的にデータを出力に含める
か排除することができる。たとえば、データ・ファイル
の各レコードに、そのレコードの日付情報が含まれる場
合がある。ユーザは、特定の日付より前の(または後
の)日付を含むレコードの場合に、生成される出力から
そのレコードを排除したいと思う場合がある。データ配
置プログラムは、作られる出力からレコードを除去する
条件を定義するためのパネルを提供し、選択的なフィル
タリングを実行する。
【0060】図16は、ユーザが出力の選択的フィルタ
リングを指定するための手段を提供するFiltering Info
rmation(フィルタリング情報)パネルを示す表示画面
を表す図である。フィルタリングは、下記のように表す
ことができるステートメント形式を有する論理条件を作
成することによって指定される。 [条件1][関係][条件2] ここで、[条件1]と[条件2]は、ユーザによって作
成されたField Rangeオブジェクトからなり、[関係]
は、未満(<)、超(>)、等しい(=)など、周知の
論理演算子のうちのいずれかである。これらのパラメー
タは、図16のFiltering InformationパネルのConditi
on Information(条件情報)ボックスを使用して指定さ
れる。図16からわかるように、[条件2]も、フィー
ルド範囲ではなく英数定数(アルファベットまたは数
字)とすることができる。
【0061】ユーザは、各条件を指定する際に、条件に
名前を付け、図16に示された「Save to Pool(プール
に保存)」表示画面ボタンを使用して、条件を条件プー
ルに保存する。単純条件を使用して、図16の「Final
selection condition(最終選択条件)」ボックスによ
って示されるように、出力フィルタリング用の選択条件
を作成することができる。単純条件は、条件を強調表示
にし、「Remove(除去)」表示画面ボタンを選択する
か、強調表示された条件をシュレッダ・オブジェクトに
ドラッグすることによって、プールから除去することが
できる。
【0062】最終選択条件を作成するために、ユーザ
は、条件プールからの1つまたは複数の単純条件を、Fi
ltering Informationパネルの右側に演算子アイコンと
して表示される4つの演算子のうちの1つまたは複数の
論理演算子と共に、Final selection conditionボック
スにドラッグすることができる。
【0063】第1のField Rangeオブジェクトと第2のF
ield Rangeの間の比較を指定すると、データ配置プログ
ラムは、処理される各レコード内の各Field Rangeオブ
ジェクトによって指定されるフィールド範囲を比較し
て、生成される出力にそのレコード全体を含めるか排除
するかを決定する。Field Rangeオブジェクトと英数定
数の間の比較を指定すると、データ配置プログラムは、
各レコード内のフィールド範囲を指定された定数と比較
して、含めるか排除するかを決定する。レコードは、フ
ィルタ判断基準(選択条件)が満たされない場合には生
成される出力に含まれ、条件が満たされる場合には排除
される。
【0064】出力のプレビュー ユーザは、入力データの一部を前処理することによっ
て、指定され、その後、Taskオブジェクトにカプセル化
されたオプションとパラメータのすべての結果を調べる
ことができる。データ配置プログラムは、Output Previ
ewパネルを提供して、前処理とプレビューの手段を提供
する。
【0065】図17は、Output Previewパネルの表示画
面を表す図であり、このパネルには、プレビューする入
力レコードを指示するためのボックス、プレビュー判断
基準を入力するためのボックス、及び、プレビュー・デ
ータを表示するためのウィンドウが含まれる。ユーザ
は、「Input Records to Preview(プレビューする入力
レコード)」ボックスで、前処理する入力レコードを指
定する。ユーザは、任意選択として、適当な表示画面ボ
タンを介して、ソート、フィルタリング、再フォーマッ
トなどの特定の出力機能を使用可能または使用不能にす
ることができる。これによって、前処理されたデータを
異なる形で表示できる。
【0066】ユーザが「OK」表示画面ボタンを押した時
に、データ配置プログラムは、Input Records to Previ
ewボックスで指定された入力レコードを取り出し、対応
するTaskオブジェクトについて前に定義されているすべ
ての機能をそのデータに適用する。その結果の出力は、
Preview Window(プレビュー・ウィンドウ)に表示され
る。この形で、ユーザは、入力データのすべてを処理す
る必要なしに、パラメータとオプションが意図に適する
かどうかを検証できる。これは非常に有利である。とい
うのは、入力データに数メガバイトのデータが含まれる
可能性があるからである。したがって、Output Preview
パネルを用いると、指定されたパラメータの分析とオプ
ションの選択が可能になり、Taskオブジェクト操作に対
して行う必要がある変更を早期に発見できるので、ユー
ザにとって時間の節約になる。
【0067】入力ファイルの選択 入力ファイルは、次の2つの方法のどちらかで、ユーザ
が使用可能な格納されたファイルのすべてから突き止め
られ、選択される。第1の方法は、Application Window
(図2)からTask Propertiesパネル(図3)のInput F
ilesリストへCreatorオブジェクト170をドラッグす
ることにより、第2の方法は、Task Propertiesパネル
の「Add file(ファイルを追加)」表示画面ボタンを選
択することによる。これらのアクションのどちらかが行
われた時に、データ配置プログラムは、入力ファイルを
選択するためのファイル選択パネルを表示する。
【0068】図18は、ユーザが入力ファイルをグラフ
ィカルに選択できるようにするSelect File(ファイル
選択)パネルの表示画面を表す図である。すなわち、ユ
ーザは、ファイル・パス名データを入力することなく、
入力ファイルを表示し、選択することができる。これ
は、図18に示された、ドロップダウン・メニュー機能
とディレクトリ操作を使用することによって達成され
る。記憶装置のドライブは、「Drive(ドライブ)」ボ
ックスを使用して選択でき、ディレクトリは、「Direct
ory(ディレクトリ)」ボックスを使用して選択でき、
ファイルの種類は、「Type of file(ファイルの種
類)」ボックスを使用して選択でき、選択されたディレ
クトリに格納されたファイルは、「File(ファイル)」
ボックスに表示される。特定のファイルは、そのファイ
ルを強調表示にすることによって選択され、このファイ
ルは、「Open」ボックスを使用して開くことができる。
選択されたファイルは、図18の「OK」表示画面ボタン
を選択することによって、図3の「Input Files」ボッ
クスに追加することができる。
【0069】ファイル編成の指定 図3に示されたTask PropertiesパネルのTool boxサブ
パネルには、ファイル編成機能が含まれ、この機能を用
いると、ユーザは、定義済みの入力ファイルと出力ファ
イルのそれぞれのファイル編成属性を指定することがで
きる。好ましい実施例では、データ配置プログラムに、
ユーザがファイル編成を指定するための手段を提供する
ファイル編成パネルが含まれる。
【0070】図19は、File Organization Specificat
ion(ファイル編成指定)パネルの画面表示を表す図で
あり、このパネルには、指定された編成が入力ファイル
用と出力ファイル用のどちらであるかをユーザが指示す
るためのボックスが含まれる。このパネルには、ファイ
ル名リスト用のボックスと、ネイティブ・ファイル(ユ
ーザのシステムから)またはVSAMファイル(ネットワー
クから)を指示するためのボックスも含まれる。
【0071】アプリケーション・プログラムの設計 上で述べたように、本発明の好ましい実施例は、オブジ
ェクト指向プログラミング環境で実施される。上で述べ
た機能、特徴及び動作を実施する適当なデータ構造及び
編成の通信には、多数の異なる方法がある。というの
は、オブジェクト指向プログラミング実装を記述するた
めの異なる表記システムが存在するからである。満足な
実装をもたらすアプリケーション・プログラムを記述す
る方法の1つが、ランボー(J. Rumbough)によって開
発された表記システムを使用することである(たとえ
ば、ランボー他著「Object-Oriented Modeling and Des
ign」、Prentice-Hall、1990年を参照されたい)。
【0072】図20ないし図25は、上で述べた特徴を
実施する、例のアプリケーション・プログラム構造のオ
ブジェクト・モデル表現である。これらの図には、それ
ぞれのオブジェクト・クラスのクラス名だけが示されて
いる。当業者であれば、上の説明と以下のプログラム流
れ図に鑑みて、これ以上の説明なしにクラスの属性及び
動作の詳細を選択できるであろう。
【0073】図20ないし図25に示された、好ましい
実施例の特徴を実施するオブジェクト指向アプリケーシ
ョン・プログラムは、3つの主要な部分からなるものと
してよりよく理解できる。最初の2つの部分には、図2
0及び図21に示された、視覚化レベル・モデルと相互
作用レベル・モデルの組合せが含まれ、これによって、
アプリケーション・プログラムのグラフィカル・ユーザ
・インターフェース(GUI)設計の枠組みが表され
る。第3の部分は、図22ないし図25に示されたアプ
リケーション・レベル・モデルであり、これは、「AppO
bjectInfo(アプリケーション・オブジェクト情報)」
と称する汎用クラスから派生した、アプリケーション固
有のデータ・オブジェクトの組からなる。これらのオブ
ジェクトのそれぞれが、それ自体の固有データ(属性)
を有し、基本クラスの仮想関数の一部を再定義(オーバ
ーロード)する。
【0074】Initializer(初期設定子) 図20は、好ましい実施例に、GUIFiles(GUIフ
ァイル)、GUIDirectories(GUIディレクトリ)
及びGUILanguages(GUI言語)と称する構成要素
クラスを有する集約クラスInitializerが含まれること
を示す図である(ランボー及び他のオブジェクト指向表
記システムの慣習により、複数単語のクラス名が1単語
として記述されることに留意されたい)。Initializer
クラスは、GUI環境の初期設定と、タスク・ファイル
からのアプリケーション・データ・オブジェクトのロー
ド及びタスク・ファイルへのアプリケーション・データ
・オブジェクトの保存の責任を負う。Initializerクラ
スは、GUIの他のオブジェクトと直接の関係を有しな
い。
【0075】GUIFilesクラスには、アプリケーショ
ン・プログラム(GUI)動作を記録し、Taskオブジェ
クトの動作によって作られた出力データを保存するため
のオブジェクト(C++プログラミング言語では、これ
らを標準C++ストリーム・クラスのインスタンスと称
する場合もある)が含まれる。GUIDirectoriesクラ
スには、GUIによって使用されるディレクトリ名のNa
meクラス・オブジェクト・インスタンスが含まれる。G
UILanguagesクラスには、GUIによってサポートさ
れる言語を記憶するためのNameクラス・オブジェクト・
インスタンスが含まれる。これらのクラスのオブジェク
トのそれぞれには、Optionsパネル(図4参照)から動
作をロードするためのLoadIniFile(初期設定ファイル
・ロード)メソッドと、Optionsパネルからユーザが選
択したオプションを保存するためのSaveIniFile(初期
設定ファイル保存)メソッドが含まれる。
【0076】Registrar(レジストラ) 図21は、好ましい実施例のRegistrar集約クラスと、D
efaultTask(省略時タスク)、FileDialog(ファイル・
ダイアログ)、PanelRegistrar(パネル・レジストラ)
及びItemRegistrar(項目レジストラ)と称する構成要
素クラスを示す図である。このGUIには、Registrar
クラスのオブジェクトのインスタンス化が1つある。Re
gistrarクラスのオブジェクトは、全パネル情報オブジ
ェクトのPanelRegistrarレジスタを作成し、維持する責
任と、省略時Taskオブジェクトを作成し、初期設定する
責任と、アプリケーション・データ・オブジェクトを作
成し、これらを適当なデータ・キャリアに送る責任と、
補助オブジェクトのレジスタを作成し、維持する責任
と、パネル情報オブジェクト及び補助オブジェクトに関
連するデータ管理タスクを実行する責任を負う。
【0077】図21からわかるように、Registrarのク
ラスFileDialogは、標準GUI Fileダイアログ動作を
サポートする。DefaultTaskクラスは、下でさらに説明
するSortTask(ソート・タスク)クラスの唯一のインス
タンスである。PanelRegistrarクラスには、ウィンドウ
表示を管理するためのPanelInfo(パネル情報)オブジ
ェクト及びWindowInfo(ウィンドウ情報)オブジェクト
のリストが含まれる。ItemRegistrarクラスには、下で
さらに説明する項目情報オブジェクトのリストが含まれ
る。これらのクラスのオブジェクトには、下でさらに説
明するように、アプリケーション・オブジェクトを作成
し、そのそれぞれのポインタを対応するControlInfo
(制御情報)オブジェクト及びDefaultTaskオブジェク
トに渡すためのGiveAppObject(アプリケーション・オ
ブジェクトを与える)メソッド、DefaultTaskオブジェ
クトのデータを初期設定するためのInitDefaultTask
(省略時タスク初期設定)メソッド及び現在のDefaultT
askオブジェクトのデータを保存するためのSaveDefault
Task(省略時タスク保存)メソッドが含まれる。
【0078】PanelRegistrar − PanelInfoクラス PanelRegistrarクラスは、PanelInfoと称する構成要素
クラスの集約クラスであり、PanelInfoクラスは、Windo
wInfoクラスのスーパークラスであり、ControlInfoクラ
ス、GroupInfo(グループ情報)クラス及びMenuInfo
(メニュー情報)クラスの集約クラスである。PanelInf
oクラスは、GUI表示パネルの構造と挙動を定義し、
ユーザ対話のすべて(ユーザのキーボード動作と表示装
置動作の解釈とこれらに対する応答を含む)をサポート
し、ControlInfoの適当な制御情報オブジェクトを作成
し、制御情報及び表示メニューなどの他のGUI制御オ
ブジェクトに関するデータ管理タスクを実行する責任を
負う。ビジュアル表示を提供する表示パネルのそれぞれ
には、通常のウィンドウの特徴と応答が含まれ、したが
って、これらの表示パネルは、PanelInfoクラス内のオ
ブジェクトのインスタンスまたはインスタンス化とし
て、対応する内部オブジェクト表現を有する。当業者で
あれば、オブジェクトのクラスを使用して表示パネル要
素を定義して、上で述べたパネルを実現する方法を理解
するであろう。たとえば、PanelInfoオブジェクトに
は、パネルのコントロール及び表示画面ボタンを識別す
る属性及びメソッド、ウィンドウ・プロシージャを指す
ポインタ、コントロール・グループ、表示画面メニュー
・バー、保存プロシージャ、取消プロシージャ、チュー
トリアル・プロシージャ、検査プロシージャ、メニュー
動作プロシージャ、及び、メッセージ処理プロシージャ
が含まれる。
【0079】好ましい実施例では、データ配置アプリケ
ーション・プログラムのPanelInfoクラスに、ウィンド
ウ・オペレーティング・システムのレイアウト用の通例
のファイル型であるレイアウト・パネル定義ファイ
ル(.PDFファイル)で定義されたパネル識別子であるPa
nelIDと、パネルへの参照の識別子であるTitleIDと、.H
LPファイル内のパネル・ヘルプ・ファイル用の参照識別
子であるHelpIDと、パネル・チュートリアルへの参照の
識別子であるTutorIDと、対象のパネルの「親」パネル
のパネル識別子であるParentIDと、対象のパネルの任意
指定のサブクラス・ウィンドウ・プロシージャを指すポ
インタであるSubclassProcedureと、省略時ウィンドウ
・プロシージャを指すポインタであるDefaultProcedure
と、レイアウト.PDFファイルで定義された内部パネル・
コントロール用のオブジェクト表現のリストであるCont
rolListと、コントロール・グループのオブジェクト表
現のリストであるGroupListと、標準ウィンドウ・オプ
ションを有するパネル・メニュー・バーの表現であるMe
nuBarとを含むデータが含まれる。
【0080】好ましい実施例のPanelInfoクラスには、
メソッドとも称するプロシージャも含まれる。通常のオ
ブジェクト指向プログラミング表記では、プロシージャ
名に開きカッコと閉じカッコを続けたものがリストされ
る。データ配置プログラムのプロシージャには、.PDFラ
イブラリからパネルをロードする、表示パネル用の準備
プロシージャであるGetPanel()と、ビジュアル表示オブ
ジェクトを初期設定する、パネルの初期設定プロシージ
ャであるInitPanel()と、パネルの保存プロシージャで
あるSavePanel()と、表示オブジェクトの変更を取り消
すための、パネルの取消プロシージャであるCancelPane
l()と、パネルのチュートリアルを開くプロシージャで
あるGetTutorPanel()と、アプリケーション・オブジェ
クト(AppObjectInfo)の検査プロシージャであるAppOb
jectAccept()と、パネル・コントロールの通常のメニュ
ー・アクション・プロシージャであるExecuteMenuActio
n()と、ユーザ入力に応答するためのさまざまなメッセ
ージ・ハンドラとが含まれる。
【0081】PanelInfoクラスには、プッシュボタン、
リスト項目、メニュー項目及びコンテナ・レコードの機
能として.PDFファイルで指定された識別子を有する次ウ
ィンドウ・パネルを開き、パネル終了の責任を負う、Ap
plicationPanelProcedure()と称する省略時クラス・ウ
ィンドウ・プロシージャを含む、他のプロシージャも含
まれる。各パネルは、アプリケーション・プログラムに
よって供給されるプロシージャに応じて、そのパネルの
特殊な挙動をサポートするサブクラス・プロシージャを
有することもできる。アプリケーション・パネルは、そ
の「親」パネルが、指定されたパネル識別子を有する次
パネルを開くメッセージを受け取る時に、ユーザ画面に
表示される。
【0082】ControlInfoクラス PanelInfoクラスのControlInfoオブジェクトは、表示入
力フィールド、表示コンテナ、リストなどのGUI情報
要素を定義する責任を負い、ユーザ対話をサポートし、
適当なアプリケーション・データ・オブジェクトを維持
する責任を負う。アプリケーション・データを含む内部
パネル・コントロールのそれぞれは、ControlInfoクラ
スのオブジェクトの対応するオブジェクト・インスタン
ス(インスタンス化とも称する)を有する。当業者であ
れば、オブジェクトのクラスを使用して上で述べたパネ
ルを提供することによって、表示パネル要素を定義する
方法を理解するであろう。たとえば、ControlInfoオブ
ジェクトには、属性とメソッドが含まれ、これによっ
て、アプリケーション・コントロールの情報、アプリケ
ーション・オブジェクト、アプリケーション・オブジェ
クトを指すポインタ及びコントロール・プロシージャを
指すポインタが識別される。
【0083】好ましい実施例では、データ配置プログラ
ムに、レイアウト・パネル定義ファイル(.PDFファイ
ル)で定義されたコントロール識別子であるControlID
と、コンテナ、リストなどのコントロール型識別子であ
るControlTypeと、コントロール情報クラスに対応する
アプリケーション・オブジェクト・クラスであるAppObj
ectIDと、対象のコントロール・オブジェクトの新規オ
ブジェクトの作成に使用されるコンテナ及びリストの参
照識別子であるDefaultItemIDと、対応するアプリケー
ション・オブジェクトを指すポインタであるAppObject
と、コントロール・オブジェクトのサブクラス・プロシ
ージャを指すポインタであるSubclassProcedureと、省
略時ウィンドウ・プロシージャを指すポインタであるDe
faultProcedureとを含むデータが含まれる。
【0084】GroupInfoクラス PanelInfoクラスのGroupInfoオブジェクトは、当業者に
既知の、表示パネル・コントロール・グループに対応す
るコントロール・グループを表す。したがって、このよ
うなGroupInfoオブジェクトは、コントロール・グルー
プ内の実体の数と、アプリケーション・ウィンドウ用の
コントロール識別子を識別する。
【0085】GroupInfoクラスのオブジェクトには、コ
ントロール・グループの参照識別子であるGroupIDと、
コントロール・グループ内の実体の数であるEntityCoun
tと、それぞれがControlIDデータ、コントロールの型、
コントロールの状態などのコントロール情報を含む実体
の組であるEntitySetとを含むデータが含まれる。
【0086】MenuInfoクラス PanelInfoクラスのMenuInfoオブジェクトは、アプリケ
ーション表示パネルのメニュー・バーを表す。たとえ
ば、いくつかの標準ウィンドウ・メニューのオプション
には、New、Update(更新)、Delete(削除)、Help及
びSaveが含まれる。アプリケーション・アクションに関
連するメニュー項目のそれぞれは、対応するMenuInfoオ
ブジェクトに関連する。MenuInfoオブジェクトには、ア
プリケーション・プログラムによって定義される、必要
なメニュー・アクションを実行するメソッドが含まれ
る。たとえば、コンテナやドロップダウン・リストなど
のレコードを含むパネルのコントロール・ボタンのそれ
ぞれについて、サポートされる標準表示画面アクション
には、New、Update、Delete及びHelpの4つが含まれ
る。 この形で、MenuInfoオブジェクトは、各表示パネ
ルのメニュー・アクションの自動実行を提供する。
【0087】したがって、アプリケーションの各GUI
表示パネルには、ウィンドウ・パネル定義ファイル(.P
DFファイル)によって指定される、ユーザによる表示画
面ボタンとプログラム・コマンドの選択に応答して表示
パネルを開くウィンドウ・プロシージャを実行するため
に、GetPanel()メソッドとInitPanel()メソッドが含ま
れる。これらのメソッドは、表示パネルのプッシュボタ
ン、リスト項目、メニュー項目、コンテナ・レコード及
び、パネル終了用の表示画面破壊メソッドを制御する。
当業者であれば、特定のアプリケーション実施態様に従
って、他のパネル関連メソッドを思い浮かべるであろ
う。
【0088】WindowInfoクラス PanelInfoをスーパークラスとするWindowInfoクラスに
は、ユーザ表示画面アクションを示すメッセージ処理用
のメソッドが含まれる。すなわち、標準ウィンドウ・メ
ッセージ処理によってサポートされない可能性がある挙
動を有するGUI表示パネルのそれぞれについて、Wind
owInfoクラスに、そのパネルが示さなければならない挙
動をサポートまたは提供するオブジェクトが含まれる。
このようなメソッドには、ウィンドウ・ドラッグ、ウィ
ンドウ・ドロップ、ボタン解放、ボタン押下げ、マウス
移動、スクロール、文字入力、表示画面描画などの挙動
が含まれる。
【0089】ItemRegistrar − ItemInfo(項目情
報)クラス ItemRegistrarクラスのItemInfoオブジェクトには、ア
プリケーション表示項目に対応する属性及びメソッドが
含まれる。表示コンテナやリストなどのGUIフォルダ
のそれぞれに、1つまたは複数の定義済みの型のレコー
ドが含まれる。各レコード型は、ItemInfoクラスのオブ
ジェクトによって表されるオブジェクト定義に対応す
る。ItemInfoオブジェクトによって参照される情報に
は、レコード型参照識別子、関連レコード型のアプリケ
ーション・オブジェクト・クラス識別子、データ・レコ
ード型のパネル識別子、「ヘルプ」メッセージ型識別子
及びレコード型省略時名が含まれる。当業者であれば、
他のアプリケーション・オブジェクトと共に項目情報を
使用して、必要な表示挙動をもたらす方法を理解するで
あろう。
【0090】アプリケーション・レベルのクラス図 上で述べたように、図22、図23、図24及び図25
は、本発明の特徴を提供するデータ配置アプリケーショ
ン・プログラムの好ましい実施例のアプリケーション・
レベル・オブジェクト・クラスを示す図である。図22
ないし図25に示されたクラスは、本発明の特徴を提供
できるオブジェクト・クラスの1つの配置構成を表すに
過ぎないことを理解されたい。当業者であれば、オブジ
ェクト・クラスの他の異なる選択も、本発明の特徴を提
供できることを諒解し、上の説明に鑑みて、データ配置
プログラムの特定の実施態様に従ってそのような選択を
行う方法を理解するであろう。
【0091】AppObjectInfo クラス 図22は、AppObjectInfo集約クラスとその構成要素ク
ラスを示す図であり、構成要素クラスには、ToggleGrou
p(グループのトグル)、FlagOption(フラグ・オプシ
ョン)、CharOption(文字オプション)、NumericOptio
n(数値オプション)、RangeObject(範囲オブジェク
ト)、TextReference(テキスト参照)、ConstField
(定数フィールド)、Field(フィールド)、GeneralOp
tions(一般オプション)、FileName(ファイル名)、K
eyRange(キー範囲)、TaskIcon(タスク・アイコ
ン)、InputFormat(入力フォーマット)、FilterCondi
tion(フィルタ条件)、AppObjectFolder(アプリケー
ション・オブジェクト・フォルダ)及びSortTask(ソー
ト・タスク)が含まれる。AppObjectInfoクラスは、ア
プリケーション固有のデータ・オブジェクトを定義し、
アプリケーション固有の適当な共通オプションを作成す
るのに必要なユーザ・データを維持し、データ・フロー
制御機能と検査機能を実行する責任を負う。
【0092】図22に示されたオブジェクト・クラス
は、上で述べたデータ配置プログラムの特徴に対応する
ことが明白であり、オブジェクトの属性とメソッドは、
特徴の説明から明白である。特定の実施態様のオブジェ
クトの特定の属性及びメソッドは、当業者に既知のとお
り、その実施態様のシステム動作環境及びプログラミン
グ環境と、ユーザが所望する正確な特徴とに依存する。
【0093】好ましい実施例では、AppObjectInfoクラ
スに、アプリケーション・オブジェクト型を識別するOb
jectID、アプリケーション・オブジェクト・オーナー・
パネル識別子のPanelID、オブジェクト・オーナー・コ
ントロール識別子のControlID、パネル・コンテナ及び
リストのSubControlIDなどのデータを含むデータ構造で
あるObjectDefinitionと、アプリケーション・オブジェ
クト・インスタンス化の名前であるObjectNameと、アプ
リケーション・オブジェクト状況を定義する論理フラグ
の組(オブジェクト・フォルダ用)であるObjectMarks
と、各アプリケーション・オブジェクトに関連する一般
仕様データであるCommandOptionというデータ属性が含
まれる。
【0094】AppObjectInfoクラスには、表示コンテナ
内のオブジェクト表現を作成できるようにするGetColum
nsCount()及びGetColumnsData()と、別のアプリケーシ
ョン・オブジェクトからデータをコピーするAssignAppD
ata()と、内部アプリケーション・サブオブジェクトを
対応する親オブジェクトとリンクするLinkSubObjects()
と、特定のオブジェクト属性を保存するBuildObjectLis
t()と、コマンド・オプションを作成するBuildCommandO
ption()というメソッドも含まれる。
【0095】ToggleGroupクラス、ConstFieldクラス、F
ilterConditionクラス及びFieldクラス 図23は、サブクラスAction、FileOrganization(ファ
イル編成)、RecordLength(レコード長)、InputRecor
dType(入力レコード型)、KeySortOrder(キー・ソー
ト順)及びConditionType(条件型)のスーパークラス
であるToggleGroupクラスを示す図である。図23に
は、図22に示されたNumericOptionクラスとCharOptio
nクラスも、図22のConstFieldクラスの構成要素クラ
スとして関連することも示されている。図23には、Ch
arOptionクラスとConditionTypeクラスが、集約クラスF
ilterConditionの構成要素であることと、クラスNumeri
cOptionが、Fieldクラスの構成要素クラスであることも
示されている。
【0096】上の図22と同様に、図23に示されたオ
ブジェクト・クラスは、上で説明したデータ配置プログ
ラムの特徴に対応することが明白であり、オブジェクト
の属性及びメソッドは、特徴の説明から明白である。や
はり、特定の実施態様のオブジェクトの特定の属性及び
メソッドは、システム動作環境及びプログラミング環境
と、ユーザが所望する正確な特徴とに依存する。
【0097】KeyRangeクラス、InputField(入力フィー
ルド)クラス、InputFormatクラス及びGeneralOptions
クラス 図24から、KeyRangeクラスが、KeySortOrderオブジェ
クトとFlagOptionオブジェクトを含む集約クラスである
ことがわかる。図24から、InputFieldクラスが、Flag
Optionオブジェクトを含む集約クラスであることがわか
る。図24から、InputFormatクラスが、InputRecordTy
pe、CharOption、NumericOption及びAppObjectFolderと
いう構成要素クラスの集約クラスであることがわかる。
最後に、図24から、GeneralOptionsクラスが、CharOp
tionクラス、FlagOptionクラス、NumericOptionクラス
及びAppObjectFolderクラスからのオブジェクトを有す
る集約クラスであることがわかる。
【0098】前と同様に、図示されたオブジェクト・ク
ラスは、上で説明したデータ配置プログラムの特徴に対
応し、オブジェクトの属性及びメソッドは、プログラム
特徴の説明から明白である。やはり、オブジェクトの特
定の属性及びメソッドは、当業者に既知のとおり、特定
の実施態様のシステム動作環境及びプログラミング環境
と、ユーザが所望する正確な特徴とに依存する。
【0099】FileNameクラスとSortTaskクラス 図25から、FileNameクラスが、DataFile(データ・フ
ァイル)クラス、BrowserFile(ブラウザ・ファイル)
クラス及びPreviewFile(プレビュー・ファイル)クラ
スのスーパークラスであることがわかる。また、図25
から、DataFileクラスがFileOrganizationの集約クラス
であることと、BrowserFileクラスがRangeObjectの集合
クラスであることと、PreviewFileがNumericOptionオブ
ジェクトとFlagOptionオブジェクトの両方の集約クラス
であることがわかる。最後に、図25から、SortTask
が、構成要素TaskIcon、Action、BrowserFile、AppObje
ctFolder、PreviewFile、GeneralOptions及びInputForm
atからの集約クラスであることがわかる。
【0100】前と同様に、図示されたオブジェクト・ク
ラスは、上で説明したデータ配置プログラムの特徴に対
応し、オブジェクトの属性及びメソッドは、プログラム
特徴の説明から明白である。やはり、オブジェクトの特
定の属性及びメソッドは、当業者に既知のとおり、特定
の実施態様のシステム動作環境及びプログラミング環境
と、ユーザが所望する正確な特徴とに依存する。
【0101】手続き動作 上で説明したデータ配置アプリケーション・プログラム
の動作は、図26の流れ図を参照すれば簡単に明白にな
る。
【0102】Creatorオブジェクトの実装 Creatorオブジェクトを使用する前に、まずオブジェク
ト指向プログラミング環境を提供しなければならず、好
ましい実施例のデータ配置プログラムを始動または起動
しなければならない。これによって、データ配置プログ
ラムに必要なクラスからのオブジェクトのインスタンス
化が自動的にもたらされる。この処理ステップは、図2
6のボックス2602で表されている。このような初期
設定処理には、アプリケーション・プログラムの大域オ
プション初期設定(Optionsファイルからの読取)と、I
nitializerオブジェクトへのオプションの格納と、必要
なPanelInfoオブジェクト、WindowInfoオブジェクト及
びItemInfoオブジェクトの作成と、こうして作成された
オブジェクトの対応するRegistrarオブジェクトへの登
録が含まれる。初期設定処理には、PanelInfoオブジェ
クトのインスタンスを作成するために表示パネルの登録
を可能にするパネル・リスト・ファイルの作成と、Item
Infoオブジェクトのインスタンスを作成するためにパネ
ル項目の登録を可能にする項目リスト・ファイルの作成
も含まれる。最後に、初期設定では、定義済みアプリケ
ーション・オブジェクト(AppObjectInfoオブジェク
ト)のすべてを作成し、対応するControlInfoオブジェ
クトに束縛またはリンクすることが必要である。示され
たオブジェクト・クラスが、上で説明したデータ配置ア
プリケーション・プログラムの特徴に対応することは明
白であり、オブジェクトの属性及びメソッドは、プログ
ラム特徴の説明から明白である。やはり、オブジェクト
の特定の属性及びメソッドは、特定の実施態様のシステ
ム動作環境及びプログラミング環境と、ユーザが所望す
る正確な特徴とに依存する。初期設定処理でインスタン
ス化されるオブジェクトの1つが、すでに述べたCreato
rオブジェクトである。
【0103】上で述べたCreatorオブジェクトの実行の
次の処理ステップは、ユーザがCreatorオブジェクトをA
pplication Windowから新しい表示位置にドラッグした
時を、好ましい実施例のデータ配置プログラムが検出す
ることである。これは、図26のボックス2604によ
って表される。当業者であれば、GUIプログラムに、
表示カーソルの移動とボタンの活動化を判定する手段が
含まれることを理解し、そのような情報を使用してこの
処理ステップを実施する方法を、これ以上の説明なしに
諒解するであろう。GUIプログラムは、次に、ボック
ス2606によって表されるように、ユーザが新しいウ
ィンドウでCreatorオブジェクトをドロップする時を判
定する。やはり、当業者に諒解されるとおり、このよう
な情報は、通常はGUIアプリケーション・プログラム
に知らされるか伝えられる。
【0104】ユーザがウィンドウにCreatorオブジェク
トをドロップしたとデータ配置プログラムが判定する時
に、データ配置プログラムは、そのウィンドウに対応す
るオブジェクト・クラスも知っている。すなわち、Crea
torオブジェクトがドロップされたウィンドウは、ボッ
クス2602によって表されるステップで初期設定され
た表示ウィンドウ・クラスのうちの1つのオブジェクト
に対応する。したがって、データ配置プログラムは、Cr
eatorオブジェクトがドロップされたウィンドウのクラ
ス及びオブジェクトのパラメータに基づいて、作成され
る所望のオブジェクトに関する情報を有する。したがっ
て、図26のボックス2608からわかるように、次の
処理ステップは、データ配置プログラムが、Creatorオ
ブジェクトがドロップされた時の判定されたウィンドウ
位置に適したオブジェクトをインスタンス化することで
ある。
【0105】オブジェクトをインスタンス化するための
パラメータに従って、データ配置プログラムは、次に、
オブジェクト定義を完了するためにユーザからパラメー
タを受け取るのに必要な入力パネルがあれば、そのすべ
てを表示する。この処理ステップは、図26のボックス
2610によって表される。次に、データ配置プログラ
ムは、ボックス2612によって示されるように、イン
スタンス化されたオブジェクトに必要なパラメータ及び
他のデータ構造を保存する。これによって、Creatorオ
ブジェクトに関するドラッグ・アンド・ドロップ・アク
ションの処理が完了する。
【0106】本発明の長所 上で述べたように、本発明は、あるグラフィカル・ユー
ザ・インターフェース(GUI)ウィンドウから新しい
GUIウィンドウにCreatorオブジェクトをドラッグ
し、新しいウィンドウ内にドロップすることによって、
ユーザが自動的に新しいプログラム・オブジェクトをイ
ンスタンス化することができる、オブジェクト指向プロ
グラミング言語で実装されたGUIアプリケーション・
プログラムを提供する。必要があれば、オブジェクトが
ドロップされたウィンドウに従うオブジェクト・インス
タンス化に必要なパラメータを供給するように、ユーザ
に自動的に促す。これによって、ユーザが、プログラム
操作とその操作にかかわるデータまたは資源を簡単に指
定できる方法が提供される。
【0107】上では、本発明の理解を伝達できるよう
に、好ましい実施例に関して本発明を説明した。しか
し、本明細書で具体的に説明されてはいないが、本発明
を適用できるグラフィカル・ユーザ・インターフェース
の構成が多数存在する。したがって、本発明は、本明細
書に記載の特定の実施例に制限されるとみなされてはな
らず、本発明は、グラフィカル・ユーザ・インターフェ
ース全般に関して広範囲に適用可能であることを理解さ
れたい。したがって、請求の範囲に含まれる修正、変形
または同等配置のすべてが、本発明の範囲に含まれると
みなされなければならない。
【0108】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0109】(1)表示装置と1つまたは複数のデータ
記憶装置及びデータ・ファイルを操作するためのオブジ
ェクト指向アプリケーション・プログラムを有するコン
ピュータ・システムを操作する方法であって、アプリケ
ーション・プログラムの実行に必要なオブジェクトをイ
ンスタンス化するステップと、前記表示装置上で前記ア
プリケーション・プログラムのインスタンス化オブジェ
クトを作るステップと、前記表示装置上での前記インス
タンス化オブジェクトのドラッグと宛先ウィンドウでの
ドロップを引き起こすユーザ入力を受け取るステップ
と、前記インスタンス化オブジェクトがドロップされた
前記宛先ウィンドウを判定するステップと、前記宛先ウ
ィンドウによって表される前記アプリケーション・プロ
グラムのオブジェクト・クラスのメンバをインスタンス
化することによって、ユーザによる前記インスタンス化
オブジェクトのドロップに応答するステップとを含む方
法。 (2)前記応答するステップが、インスタンス化される
オブジェクト・クラス・メンバを定義する、ユーザから
のパラメータを受け取るステップを含むことを特徴とす
る、上記(1)に記載の方法。 (3)前記応答するステップが、さらに、ユーザがオブ
ジェクト・パラメータを供給できるようにする1つまた
は複数の表示パネルを表示するステップを含むことを特
徴とする、上記(2)に記載の方法。 (4)受け取られるパラメータが、前記オブジェクト・
クラス・メンバの属性または挙動を指定することを特徴
とする、上記(2)に記載の方法。 (5)さらに、インスタンス化されるオブジェクトのた
めに受け取ったパラメータをデータ記憶装置に格納する
ステップを含む、上記(1)に記載の方法。 (6)データ・ファイルに対するアプリケーション・プ
ログラム・データ操作の実行を開始することによって、
前記アプリケーション・プログラムがユーザによる表示
画面タスク・アイコンの選択に応答するように、1つま
たは複数のデータ・ファイルに対するアプリケーション
・プログラム・データ操作のユーザ指定のシーケンスを
表す表示画面タスク・アイコンが、インスタンス化され
たオブジェクトに含まれることを特徴とする、上記
(1)に記載の方法。 (7)データ操作の実行がフィールド範囲に対して発生
するように、前記アプリケーション・プログラムのデー
タ操作への入力として使用されるデータ・ファイルに含
まれる1つまたは複数のデータ・レコード内のフィール
ド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、インスタンス
化されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、上
記(1)に記載の方法。 (8)表示装置と1つまたは複数のデータ記憶装置とを
有するコンピュータ・システムのアプリケーション・プ
ログラム・オブジェクトのユーザによるインスタンス化
を可能にするためオブジェクト指向アプリケーション・
プログラムを実行する方法であって、前記表示装置上で
アプリケーション・プログラムのインスタンス化オブジ
ェクトを作るステップと、前記インスタンス化オブジェ
クトの表示装置上でのドラッグと前記アプリケーション
・プログラムの宛先ウィンドウでのドロップとを引き起
こすユーザ入力を受け取るステップと、前記インスタン
ス化オブジェクトがドロップされた前記宛先ウィンドウ
を判定するステップと、前記宛先ウィンドウによって表
される前記アプリケーション・プログラムのオブジェク
ト・クラスのメンバをインスタンス化することによっ
て、ユーザによるインスタンス化オブジェクトのドロッ
プに応答するステップとを含む方法。 (9)前記応答するステップが、インスタンス化される
オブジェクト・クラス・メンバを定義する、ユーザから
のパラメータを受け取るステップを含むことを特徴とす
る、上記(8)に記載の方法。 (10)前記応答するステップが、さらに、ユーザがオ
ブジェクト・パラメータを供給できるようにする1つま
たは複数の表示パネルを表示するステップを含むことを
特徴とする、上記(9)に記載の方法。 (11)受け取られるパラメータが、前記オブジェクト
・クラス・メンバの属性または挙動を指定することを特
徴とする、上記(9)に記載の方法。 (12)さらに、インスタンス化されるオブジェクトの
ために受け取ったパラメータをデータ記憶装置に格納す
るステップを含む、上記(8)に記載の方法。 (13)データ・ファイルに対するアプリケーション・
プログラム・データ操作の実行を開始することによっ
て、前記アプリケーション・プログラムがユーザによる
表示画面タスク・アイコンの選択に応答するように、1
つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリケーシ
ョン・プログラム・データ操作のユーザ指定のシーケン
スを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタンス化
されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、上記
(8)に記載の方法。 (14)データ操作の実行がフィールド範囲に対して発
生するように、前記アプリケーション・プログラムのデ
ータ操作への入力として使用されるデータ・ファイルに
含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内のフィー
ルド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、インスタン
ス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、
上記(8)に記載の方法。 (15)アプリケーション・プログラム・オブジェクト
のユーザによるインスタンス化を可能にするオブジェク
ト指向アプリケーション・プログラムを実行するための
コンピュータ・システムであって、オブジェクト指向ア
プリケーション・プログラムを実行する処理ユニット
と、データが格納されるデータ記憶装置と、表示装置
と、アプリケーション・プログラムのインスタンス化オ
ブジェクトであって、ユーザが表示装置上でドラッグ
し、宛先ウィンドウにドロップすることができ、その結
果、前記アプリケーション・プログラムは、インスタン
ス化オブジェクトがドロップされた前記宛先ウィンドウ
を判定し、前記宛先ウィンドウによって表される前記ア
プリケーション・プログラムのオブジェクト・クラスの
メンバを自動的にインスタンス化することによって応答
する、前記インスタンス化オブジェクトとを含む、コン
ピュータ・システム。 (16)前記アプリケーション・プログラムが、さら
に、インスタンス化されるオブジェクト・クラス・メン
バを定義するパラメータをユーザから受け取ることによ
って、前記インスタンス化オブジェクトのドロップに応
答することを特徴とする、上記(15)に記載のコンピ
ュータ・システム。 (17)前記アプリケーション・プログラムが、さら
に、ユーザがオブジェクト・パラメータを供給できるよ
うにする1つまたは複数の表示パネルを表示することに
よって、インスタンス化オブジェクトのドロップに応答
することを特徴とする、上記(16)に記載のコンピュ
ータ・システム。 (18)受け取られるパラメータが、前記オブジェクト
・クラス・メンバの属性または挙動を指定することを特
徴とする、上記(16)に記載のコンピュータ・システ
ム。 (19)前記アプリケーション・プログラムが、さら
に、インスタンス化されるオブジェクトのために受け取
ったパラメータをデータ記憶装置に格納することによっ
て、前記インスタンス化オブジェクトのドロップに応答
することを特徴とする、上記(15)に記載のコンピュ
ータ・システム。 (20)データ・ファイルに対するアプリケーション・
プログラム・データ操作の実行を開始することによっ
て、前記アプリケーション・プログラムがユーザによる
表示画面タスク・アイコンの選択に応答するように、1
つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリケーシ
ョン・プログラム・データ操作のユーザ指定のシーケン
スを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタンス化
されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、上記
(15)に記載のコンピュータ・システム。 (21)データ操作の実行がフィールド範囲に対して発
生するように、前記アプリケーション・プログラムのデ
ータ操作への入力として使用されるデータ・ファイルに
含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内のフィー
ルド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、インスタン
ス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、
上記(15)に記載のコンピュータ・システム。 (22)信号担持媒体と、アプリケーション・プログラ
ムの実行に必要なオブジェクトをインスタンス化し、ア
プリケーション・プログラムのインスタンス化オブジェ
クトを作る、オブジェクト指向アプリケーション・プロ
グラムを提供する、コンピュータ・システムによって実
行可能な命令のシーケンスであって、ユーザが、前記イ
ンスタンス化オブジェクトを表示装置上でドラッグし、
宛先ウィンドウにドロップすることができ、その結果、
前記アプリケーション・プログラムは、インスタンス化
オブジェクトがドロップされた前記宛先ウィンドウを判
定し、前記宛先ウィンドウによって表される前記アプリ
ケーション・プログラムのオブジェクト・クラスのメン
バを自動的にインスタンス化することによって応答す
る、前記命令のシーケンスとを含む、コンピュータ・シ
ステムで使用するためのプログラム製品。 (23)前記アプリケーション・プログラムが、さら
に、インスタンス化されるオブジェクト・クラス・メン
バを定義するパラメータをユーザから受け取ることによ
って、前記インスタンス化オブジェクトのドロップに応
答することを特徴とする、上記(22)に記載のプログ
ラム製品。 (24)前記アプリケーション・プログラムが、さら
に、ユーザがオブジェクト・パラメータを供給できるよ
うにする1つまたは複数の表示パネルを表示することに
よって、インスタンス化オブジェクトのドロップに応答
することを特徴とする、上記(23)に記載のプログラ
ム製品。 (25)受け取られるパラメータが、前記オブジェクト
・クラス・メンバの属性または挙動を指定することを特
徴とする、上記(24)に記載のプログラム製品。 (26)前記アプリケーション・プログラムが、さら
に、インスタンス化されるオブジェクトのために受け取
ったパラメータをデータ記憶装置に格納することによっ
て、インスタンス化オブジェクトのドロップに応答する
ことを特徴とする、上記(22)に記載のプログラム製
品。 (27)データ・ファイルに対するアプリケーション・
プログラム・データ操作の実行を開始することによっ
て、前記アプリケーション・プログラムがユーザによる
表示画面タスク・アイコンの選択に応答するように、1
つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリケーシ
ョン・プログラム・データ操作のユーザ指定のシーケン
スを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタンス化
されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、上記
(22)に記載のプログラム製品。 (28)データ操作の実行がフィールド範囲に対して発
生するように、前記アプリケーション・プログラムのデ
ータ操作への入力として使用されるデータ・ファイルに
含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内のフィー
ルド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、インスタン
ス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、
上記(22)に記載のプログラム製品。 (29)前記信号担持媒体が、記録可能媒体を含むこと
を特徴とする、上記(22)に記載のプログラム製品。 (30)前記信号担持媒体が、伝送媒体を含むことを特
徴とする、上記(22)に記載のプログラム製品。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたコンピュータ・シス
テムのブロック図である。
【図2】データ配置プログラムのタスク・オブジェクト
を示す、図1に示されたコンピュータ・システムによっ
て実行されるデータ配置プログラムの主表示ウィンドウ
であるApplication Windowを表す図である。
【図3】図2に示されたCreatorオブジェクトをApplica
tion Windowのタスク空間へドロップした後または別の
方法で図2に示されたタスク・オブジェクトを開いた後
の表示結果を示す、データ配置プログラムのTask Prope
rties表示パネルを表す図である。
【図4】図3のTask Properties表示パネルに示されたO
ptions表示画面ボタンを選択することによって作られる
表示画面を示す、データ配置プログラムのOptions表示
パネルを表す図である。
【図5】図1に示されたコンピュータ・システムによっ
て実行されるデータ配置プログラムのツール・ボックス
・パネルに配置される複数のフィールド範囲オブジェク
トを示す、主表示アプリケーション・ウィンドウを表す
図である。
【図6】図3のTask Properties表示パネル内に示され
たRange Pool表示画面ボタンを選択することによって作
られる表示画面を示す、データ配置プログラムのRangeP
ool表示パネルを表す図である。
【図7】図3のTask Properties表示パネル内に示され
たKeys表示画面ボタンを選択することによって作られる
表示画面を示す、データ配置プログラムのKeys表示パネ
ルを表す図である。
【図8】図3のTask Properties表示パネル内に示され
たSum表示画面ボタンを選択することによって作られる
表示画面を示す、データ配置プログラムのSum表示パネ
ルを表す図である。
【図9】図3のTask Properties表示パネル内に示され
たOutput Format表示画面ボタンを選択することによっ
て作られる表示画面を示す、データ配置プログラムのOu
tput Format表示パネルを表す図である。
【図10】図6、図7、図8または図9に示されたRang
e Pool、Keys、SumまたはOutputFormatのいずれかの表
示パネルにCreatorオブジェクトをドロップするか、そ
れぞれのパネルから適当なフィールド範囲Actionを選択
することによって作られる、データ配置プログラムのFi
eld Range Information表示パネルを表す図である。
【図11】図3に示されたTask Properties表示パネル
からファイル名を選択することによって作られる、デー
タ配置プログラムのRange Marker表示パネルを表す図で
ある。
【図12】マークされ、図1に示されたコンピュータ・
システムによって実行されるデータ配置プログラムの複
数のツール・ボックス・パネルにドラッグされたField
Rangeオブジェクトを示す主表示アプリケーション・ウ
ィンドウを表す図である。
【図13】図1に示されたコンピュータ・プログラムに
よって実行されるデータ配置プログラムのシュレッダ・
オブジェクトを用いるField Rangeオブジェクトの削除
を示す主表示アプリケーション・ウィンドウを表す図で
ある。
【図14】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムのInput Record F
ormat表示パネルを表す図である。
【図15】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムのInput Field In
formation表示パネルを表す図である。
【図16】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムのFiltering Info
rmation表示パネルを表す図である。
【図17】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムのOutput Preview
表示パネルを表す図である。
【図18】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムのSelect File表
示パネルを表す図である。
【図19】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムのFile Organizat
ion表示パネルを表す図である。
【図20】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムに含まれるInitia
lizerオブジェクト・クラスを相互作用レベルで表すオ
ブジェクト・モデルの図である。
【図21】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムに含まれるRegist
rarオブジェクト・クラスを相互作用レベルで表すオブ
ジェクト・モデルの図である。
【図22】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムに含まれるAppObj
ectInfoオブジェクト・クラスをアプリケーション・レ
ベルで表すオブジェクト・モデルの図である。
【図23】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムに含まれるToggle
Group、ConstField、FilterCondition及びFieldオブジ
ェクト・クラスをアプリケーション・レベルで表すオブ
ジェクト・モデルの図である。
【図24】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムに含まれるKeyRan
ge、InputField、InputFormat及びGeneralOptionsオブ
ジェクト・クラスをアプリケーション・レベルで表すオ
ブジェクト・モデルの図である。
【図25】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行されるデータ配置プログラムに含まれるFileNa
me及びSortTaskオブジェクト・クラスをアプリケーショ
ン・レベルで表すオブジェクト・モデルの図である。
【図26】図1に示されたコンピュータ・システムによ
って実行される、ユーザのCreatorオブジェクト操作と
オブジェクト作成を受け取るためのデータ配置プログラ
ムの処理を表す流れ図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ・システム 102 ユーザ・ステーション 104 システム記憶装置 106 ネットワーク 108 中央処理装置(CPU) 110 表示装置 112 主記憶 114 キーボード 116 グラフィカル・インターフェース入力装置 118 DASDインターフェース 120 コンピュータ・プログラム製品 150 表示ウィンドウ 152 ウィンドウ枠 154 タイトル・バー 156 タイトル 158 ウィンドウ状況アイコン 160 ウィンドウ・サイズ変更アイコン 162 メニュー・バー 164 ウィンドウ作業空間 166 タスク・オブジェクト空間 168 コマンド・オブジェクト空間 170 Creatorオブジェクト 172 Deletorオブジェクト 174 ヘルプ・オブジェクト 176 表示画面カーソル 180 タイトル・バー 182 タイトル 184 ウィンドウ状況アイコン 186 ウィンドウ・サイズ変更アイコン 200 タイトル・バー 202 ウィンドウ状況アイコン 204 ウィンドウ・サイズ変更アイコン 206 ウィンドウ作業空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・トマス・ケロ アメリカ合衆国95060 カリフォルニア州 サンタクルス クラーク・アベニュー 142 (72)発明者 ミラ・ケレン イスラエル20300 ネシェズ ケメク 3 (72)発明者 リチャード・キルヒホーファー アメリカ合衆国94538 カリフォルニア州 フレモント ヘーヴン・アベニュー 3853 (72)発明者 レフ・コザコフ イスラエル34523 ハイファ ハティシュ ビ・ストリート 80/8 (72)発明者 ズヴィ・ヨセフ・イェフダイ イスラエル34645 ハイファ ハナッシ・ アベニュー 6エイ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と1つまたは複数のデータ記憶装
    置及びデータ・ファイルを操作するためのオブジェクト
    指向アプリケーション・プログラムを有するコンピュー
    タ・システムを操作する方法であって、 アプリケーション・プログラムの実行に必要なオブジェ
    クトをインスタンス化するステップと、 前記表示装置上で前記アプリケーション・プログラムの
    インスタンス化オブジェクトを作るステップと、 前記表示装置上での前記インスタンス化オブジェクトの
    ドラッグと宛先ウィンドウでのドロップを引き起こすユ
    ーザ入力を受け取るステップと、 前記インスタンス化オブジェクトがドロップされた前記
    宛先ウィンドウを判定するステップと、 前記宛先ウィンドウによって表される前記アプリケーシ
    ョン・プログラムのオブジェクト・クラスのメンバをイ
    ンスタンス化することによって、ユーザによる前記イン
    スタンス化オブジェクトのドロップに応答するステップ
    とを含む方法。
  2. 【請求項2】前記応答するステップが、インスタンス化
    されるオブジェクト・クラス・メンバを定義する、ユー
    ザからのパラメータを受け取るステップを含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記応答するステップが、さらに、ユーザ
    がオブジェクト・パラメータを供給できるようにする1
    つまたは複数の表示パネルを表示するステップを含むこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】受け取られるパラメータが、前記オブジェ
    クト・クラス・メンバの属性または挙動を指定すること
    を特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】さらに、インスタンス化されるオブジェク
    トのために受け取ったパラメータをデータ記憶装置に格
    納するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】データ・ファイルに対するアプリケーショ
    ン・プログラム・データ操作の実行を開始することによ
    って、前記アプリケーション・プログラムがユーザによ
    る表示画面タスク・アイコンの選択に応答するように、
    1つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリケー
    ション・プログラム・データ操作のユーザ指定のシーケ
    ンスを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタンス
    化されたオブジェクトに含まれることを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】データ操作の実行がフィールド範囲に対し
    て発生するように、前記アプリケーション・プログラム
    のデータ操作への入力として使用されるデータ・ファイ
    ルに含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内のフ
    ィールド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、インス
    タンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】表示装置と1つまたは複数のデータ記憶装
    置とを有するコンピュータ・システムのアプリケーショ
    ン・プログラム・オブジェクトのユーザによるインスタ
    ンス化を可能にするためオブジェクト指向アプリケーシ
    ョン・プログラムを実行する方法であって、 前記表示装置上でアプリケーション・プログラムのイン
    スタンス化オブジェクトを作るステップと、 前記インスタンス化オブジェクトの表示装置上でのドラ
    ッグと前記アプリケーション・プログラムの宛先ウィン
    ドウでのドロップとを引き起こすユーザ入力を受け取る
    ステップと、 前記インスタンス化オブジェクトがドロップされた前記
    宛先ウィンドウを判定するステップと、 前記宛先ウィンドウによって表される前記アプリケーシ
    ョン・プログラムのオブジェクト・クラスのメンバをイ
    ンスタンス化することによって、ユーザによるインスタ
    ンス化オブジェクトのドロップに応答するステップとを
    含む方法。
  9. 【請求項9】前記応答するステップが、インスタンス化
    されるオブジェクト・クラス・メンバを定義する、ユー
    ザからのパラメータを受け取るステップを含むことを特
    徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記応答するステップが、さらに、ユー
    ザがオブジェクト・パラメータを供給できるようにする
    1つまたは複数の表示パネルを表示するステップを含む
    ことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】受け取られるパラメータが、前記オブジ
    ェクト・クラス・メンバの属性または挙動を指定するこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】さらに、インスタンス化されるオブジェ
    クトのために受け取ったパラメータをデータ記憶装置に
    格納するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】データ・ファイルに対するアプリケーシ
    ョン・プログラム・データ操作の実行を開始することに
    よって、前記アプリケーション・プログラムがユーザに
    よる表示画面タスク・アイコンの選択に応答するよう
    に、1つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリ
    ケーション・プログラム・データ操作のユーザ指定のシ
    ーケンスを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタ
    ンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とす
    る、請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】データ操作の実行がフィールド範囲に対
    して発生するように、前記アプリケーション・プログラ
    ムのデータ操作への入力として使用されるデータ・ファ
    イルに含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内の
    フィールド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、イン
    スタンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴と
    する、請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】アプリケーション・プログラム・オブジ
    ェクトのユーザによるインスタンス化を可能にするオブ
    ジェクト指向アプリケーション・プログラムを実行する
    ためのコンピュータ・システムであって、 オブジェクト指向アプリケーション・プログラムを実行
    する処理ユニットと、 データが格納されるデータ記憶装置と、 表示装置と、 アプリケーション・プログラムのインスタンス化オブジ
    ェクトであって、ユーザが表示装置上でドラッグし、宛
    先ウィンドウにドロップすることができ、その結果、前
    記アプリケーション・プログラムは、インスタンス化オ
    ブジェクトがドロップされた前記宛先ウィンドウを判定
    し、前記宛先ウィンドウによって表される前記アプリケ
    ーション・プログラムのオブジェクト・クラスのメンバ
    を自動的にインスタンス化することによって応答する、
    前記インスタンス化オブジェクトとを含む、コンピュー
    タ・システム。
  16. 【請求項16】前記アプリケーション・プログラムが、
    さらに、インスタンス化されるオブジェクト・クラス・
    メンバを定義するパラメータをユーザから受け取ること
    によって、前記インスタンス化オブジェクトのドロップ
    に応答することを特徴とする、請求項15に記載のコン
    ピュータ・システム。
  17. 【請求項17】前記アプリケーション・プログラムが、
    さらに、ユーザがオブジェクト・パラメータを供給でき
    るようにする1つまたは複数の表示パネルを表示するこ
    とによって、インスタンス化オブジェクトのドロップに
    応答することを特徴とする、請求項16に記載のコンピ
    ュータ・システム。
  18. 【請求項18】受け取られるパラメータが、前記オブジ
    ェクト・クラス・メンバの属性または挙動を指定するこ
    とを特徴とする、請求項16に記載のコンピュータ・シ
    ステム。
  19. 【請求項19】前記アプリケーション・プログラムが、
    さらに、インスタンス化されるオブジェクトのために受
    け取ったパラメータをデータ記憶装置に格納することに
    よって、前記インスタンス化オブジェクトのドロップに
    応答することを特徴とする、請求項15に記載のコンピ
    ュータ・システム。
  20. 【請求項20】データ・ファイルに対するアプリケーシ
    ョン・プログラム・データ操作の実行を開始することに
    よって、前記アプリケーション・プログラムがユーザに
    よる表示画面タスク・アイコンの選択に応答するよう
    に、1つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリ
    ケーション・プログラム・データ操作のユーザ指定のシ
    ーケンスを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタ
    ンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とす
    る、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
  21. 【請求項21】データ操作の実行がフィールド範囲に対
    して発生するように、前記アプリケーション・プログラ
    ムのデータ操作への入力として使用されるデータ・ファ
    イルに含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内の
    フィールド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、イン
    スタンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴と
    する、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
  22. 【請求項22】信号担持媒体と、 アプリケーション・プログラムの実行に必要なオブジェ
    クトをインスタンス化し、アプリケーション・プログラ
    ムのインスタンス化オブジェクトを作る、オブジェクト
    指向アプリケーション・プログラムを提供する、コンピ
    ュータ・システムによって実行可能な命令のシーケンス
    であって、ユーザが、前記インスタンス化オブジェクト
    を表示装置上でドラッグし、宛先ウィンドウにドロップ
    することができ、その結果、前記アプリケーション・プ
    ログラムは、インスタンス化オブジェクトがドロップさ
    れた前記宛先ウィンドウを判定し、前記宛先ウィンドウ
    によって表される前記アプリケーション・プログラムの
    オブジェクト・クラスのメンバを自動的にインスタンス
    化することによって応答する、前記命令のシーケンスと
    を含む、コンピュータ・システムで使用するためのプロ
    グラム製品。
  23. 【請求項23】前記アプリケーション・プログラムが、
    さらに、インスタンス化されるオブジェクト・クラス・
    メンバを定義するパラメータをユーザから受け取ること
    によって、前記インスタンス化オブジェクトのドロップ
    に応答することを特徴とする、請求項22に記載のプロ
    グラム製品。
  24. 【請求項24】前記アプリケーション・プログラムが、
    さらに、ユーザがオブジェクト・パラメータを供給でき
    るようにする1つまたは複数の表示パネルを表示するこ
    とによって、インスタンス化オブジェクトのドロップに
    応答することを特徴とする、請求項23に記載のプログ
    ラム製品。
  25. 【請求項25】受け取られるパラメータが、前記オブジ
    ェクト・クラス・メンバの属性または挙動を指定するこ
    とを特徴とする、請求項24に記載のプログラム製品。
  26. 【請求項26】前記アプリケーション・プログラムが、
    さらに、インスタンス化されるオブジェクトのために受
    け取ったパラメータをデータ記憶装置に格納することに
    よって、インスタンス化オブジェクトのドロップに応答
    することを特徴とする、請求項22に記載のプログラム
    製品。
  27. 【請求項27】データ・ファイルに対するアプリケーシ
    ョン・プログラム・データ操作の実行を開始することに
    よって、前記アプリケーション・プログラムがユーザに
    よる表示画面タスク・アイコンの選択に応答するよう
    に、1つまたは複数のデータ・ファイルに対するアプリ
    ケーション・プログラム・データ操作のユーザ指定のシ
    ーケンスを表す表示画面タスク・アイコンが、インスタ
    ンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴とす
    る、請求項22に記載のプログラム製品。
  28. 【請求項28】データ操作の実行がフィールド範囲に対
    して発生するように、前記アプリケーション・プログラ
    ムのデータ操作への入力として使用されるデータ・ファ
    イルに含まれる1つまたは複数のデータ・レコード内の
    フィールド範囲を表すフィールド範囲アイコンが、イン
    スタンス化されたオブジェクトに含まれることを特徴と
    する、請求項22に記載のプログラム製品。
  29. 【請求項29】前記信号担持媒体が、記録可能媒体を含
    むことを特徴とする、請求項22に記載のプログラム製
    品。
  30. 【請求項30】前記信号担持媒体が、伝送媒体を含むこ
    とを特徴とする、請求項22に記載のプログラム製品。
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