JPH0778099A - グラフィカル・ユーザ・インタフェースにおけるオブジェクト詳細を分類するための方法及び装置 - Google Patents

グラフィカル・ユーザ・インタフェースにおけるオブジェクト詳細を分類するための方法及び装置

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JPH0778099A
JPH0778099A JP5308349A JP30834993A JPH0778099A JP H0778099 A JPH0778099 A JP H0778099A JP 5308349 A JP5308349 A JP 5308349A JP 30834993 A JP30834993 A JP 30834993A JP H0778099 A JPH0778099 A JP H0778099A
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Allan Bloomfield Mark
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Alexander Hardy Andrew Christopher
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パーソナル・コンピュータ・システムのグラ
フィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を改善す
る方法及び装置に関する。 【構成】 コンピュータ・システムはクラス定義の登録
をサポートするオペレーティング・システム、及びオブ
ジェクトを記述する1つまたは複数のオブジェクト詳細
が各々に関連づけられている複数個のオブジェクトを格
納するためのメモリを含んでいる。これらのオブジェク
ト詳細は所定のオブジェクト・クラス定義に合致するフ
ォーマット及びデータ・タイプを有している。これらの
関連するオブジェクト詳細は、1つまたは複数の希望す
るオブジェクト詳細からなるユーザ定義の選択基準と比
較され、選択基準を満たすオブジェクトはグラフィカル
・ユーザ・インタフェースに表示される。選択基準は、
異なるオブジェクト・クラスに属し、選択基準をみたす
オブジェクトにアクセスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナル・コンピュー
タ・システム、詳細にいえば、パーソナル・コンピュー
タ・システムのグラフィカル・ユーザ・インタフェース
(GUI)を改善する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にパーソナル・コンピュータ・シ
ステム、特にIBMパーソナル・コンピュータは今日の
社会の多くの分野にコンピュータの能力を提供するため
に広く使用されている。パーソナル・コンピュータは通
常、デスク・トップ・コンピュータ、床置きコンピュー
タ、あるいはポータブル・コンピュータと定義され、単
一のシステム・プロセッサを有するシステム装置、表示
装置、キーボード、1台または複数台のディスケット駆
動機構、固定ディスク記憶装置、及びオプションのプリ
ンタからなっている。これらのシステムの傑出した特徴
の1つはこれらの構成要素を電気的に接続するためにマ
ザーボードないしプレーナを使用していることである。
これらのシステムは主として独立したコンピューティン
グ能力を単一のユーザに与えるように設計されており、
個人または小企業が購入するために廉価な価格が付けら
れている。
【0003】このようなパーソナル・コンピュータ・シ
ステムの例としては、IBMパーソナル・コンピュータ
AT、IBMパーソナル・システム/2モデル25、3
0、35、40SX、55SX,57SX、70、8
0、90及び95、ならびにIBMパーソナル・システ
ム/1コンピュータが挙げられる。これらのシステムは
2つの一般的なファミリーに分類される。第1のファミ
リーは通常ファミリーIモデルと呼ばれるもので、IB
Mパーソナル・コンピュータAT及びその他の「IBM
互換機」によって具体化されているバス・アーキテクチ
ャを使用している。第2のファミリーはファミリーII
モデルと呼ばれるものであって、IBMパーソナル・シ
ステム/2モデル55SXないし95によって具体化さ
れているIBMのマイクロチャネル・バス・アーキテク
チャを使用している。IBMパーソナル・コンピュータ
などのファミリーIモデルのもっとも初期のパーソナル
・コンピュータ・システムから、オペレーティング・シ
ステムがもっとも重要であることが認識されていた。市
場で受け入れられることが主たる目的であると理解して
いたので、IBMは当時のハードウェア技術のレベルに
適していた比較的単純なテキスト指向オペレーティング
・システムを選択した。選択したオペレーティング・シ
ステムはDOSと呼ばれるものであり、これはディスク
・オペレーティング・システムの頭字語である。当時の
DOSの限定された目的は、非暗号化コマンド、英語の
エラー・メッセージ(エラー・コードではない)、小さ
いメモリ・サイズ(12Kバイト)及び妥当な性能であ
った。DOSはファミリーIマシーン、さらには基本的
なファミリーIIモデルに充分役立つものであったが、
メモリ及びハードウェアの価格が下がり、性能が上がる
につれて、よりユーザが使いやすく直感的なオペレーテ
ィング・システムが必要となった。1986年から、I
BMはハードウェア技術の進歩の複雑度を隠し、直感的
で、融通性があり、使いやすいシステムをユーザに提示
するように設計されたグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェース(GUI)の開発を開始した。このオペレーティ
ング・システムはOS/2と呼ばれ、ファミリーIIモ
デルの最新技術に合わせて開発された。
【0004】さらに、他の製造業者は他のタイプのGU
Iシステムを研究し、使用している。パーソナル・コン
ピュータ・システム分野でもっとも早いものの1つはゼ
ロックスのSTARシステムで、これは特定の操作また
はソフトウェア適用業務を表すアイコンをユーザに提示
するものであった。その後、アップルのマッキントッシ
ュ・システムはアップルのコンピュータ製品ラインに対
してグラフィカル・ユーザ・インタフェースの直感性を
高めるために、ウィンドウやドラッグ・アンド・ドロッ
プなどの機能を追加した。現在では、マイクロソフトの
WINDOWSがIBM互換機にグラフィカル・ユーザ
・インタフェースを提供している。
【0005】GUIシステムの場合、コンピュータ・シ
ステムはマウスなどのポインティング・デバイスを使用
して制御される。ポインティング・デバイスはコンピュ
ータの表示装置の画面に現れるポインタに位置を制御す
る。ディスク装置や適用業務あるいは文書などの各種の
オブジェクトを視覚的に表したアイコン、ならびにその
中に適用業務や文書を表示できる画面上の矩形領域であ
るウィンドウなどの画面上の要素をマウスを使用して操
作することができる。このようにして、グラフィカル・
ユーザ・インタフェースは従来のコマンド行インタフェ
ースよりも、コンピュータ・オペレーティング・システ
ムとの対話に直感的な機構をもたらす。GUIのアイコ
ン及びウィンドウはデータまたはシステム資源に対する
基準ないしポインタとして働き、実際の世界を模倣した
単純で、論理的な態様でユーザがコンピュータとインタ
フェースすることを可能とする。
【0006】GUIが発展したので、ウィンドウやアイ
コンなどの基礎要素を作成することが周知のものとなっ
た。事実、アイコン・エディタやウィンドウ・エディタ
などの一般に利用できるツールが、視覚的表示を作成す
るために実際に利用できるようになっている。たとえ
ば、Conklin, OS/2 Notebook, (Microsoft Press,19
90年)pp. 159 - 255はOS/2ソフトウェア・ツー
ルを論じている。
【0007】パーソナル・コンピュータ・ファミリーの
新しいモデルが発表されたため、OS/2を更新し、拡
張することが必要となった。本発明が組み込まれるOS
/2バージョン2.0オペレーティング・システムの主
要機能の1つは、デスクトップのメタファ(象徴)を特
徴とする、操作用の対話手段であるワークプレース・シ
ェルである。簡単にいえば、デスクトップのメタファは
ユーザに、デスクトップの外観を与える。たとえば、フ
ァイルはフォルダにまとめられたアイコンとして現れ
る。フォルダをウィンドウなどの事前定義されたスペー
スに置くことができる。適用業務プログラムは独自のア
イコンとして示され、これはマウスをアイコン上へ移動
することによって配置されたポインタを、マウス・ボタ
ンの一方を通常ダブルクリック(マウスを移動せずにマ
ウス・ボタンを2回押して放す。)することによって活
動化される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】OS/2オペレーティ
ング・システムの以前のバージョンにおいて、またマイ
クロソフト・コーポレーションが販売しているウィンド
ウなどのオペレーティング・システムにおいては、ファ
イル・マネージャ適用業務によって、ユーザがファイル
及びディレクトリ両方に対するファイル属性の固定した
セットを調べることが可能となっていた。場合によって
は、これらの属性によってファイルを分類することがで
きた。しかしながら、これらのオペレーティング・シス
テムは共通の属性を使用して、異なるオブジェクトのタ
イプにわたって分類を行う機構を提供するものではなか
った。したがって、異なる分類を有するオブジェクト
を、これらの分類内の共通属性にしたがって分類する方
法が必要とされている。
【0009】さらに、現在のファイル管理システムで
は、ユーザがオブジェクトの属性を見るには、通常オブ
ジェクトのクラスを操作する適用業務をオープンする。
たとえば、スプレッドシートのデータファイルの合計統
計値を見るには、現在ユーザがスプレッドシート適用業
務を呼び出し、その情報を抽出することが必要である。
したがって、データ・ファイルを操作するために特定の
適用業務を開かずに、ファイル名、作成日などとまった
く同様にスプレッドシートのデータ・ファイルの基本特
性として、たとえば上記の例での部門の年度末総支出な
どのオブジェクト詳細をユーザが表示できる方法が必要
とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】共通アクセス・インタフ
ェースを有しており、これによってオブジェクトの分類
が以下でオブジェクト詳細と呼ぶオブジェクト・セット
の特性の特定の分類を有するグラフィカル・ユーザ・イ
ンタフェースを提案する。共通インタフェースを使用す
ると、これらのオブジェクト詳細を他のオブジェクトに
よって検査し、オブジェクト・アイコンを含んでいるフ
ォルダごとに表示し、あるいはオブジェクトの発見、分
類、またはフォルダの表示に含めることを行える基準と
して使用することができる。
【0011】本発明の上記及びその他の目的は、プロセ
ッサと、オブジェクト・クラス定義の登録をサポートす
るオペレーティング・システムと、複数個のオブジェク
トを格納するためのメモリとからなるコンピュータ・シ
ステムを備えた第1の実施例によって達成される。オブ
ジェクトの各々には、オブジェクトを記述するオブジェ
クト詳細が関連づけられている。オブジェクト詳細は所
定のオブジェクト・クラス定義に合致したフォーマット
及びデータ・タイプを有している。システムはさらに、
ユーザが定義した選択基準に応じて、選択基準に基づく
複数個のオブジェクトにアクセスする手段を含んでい
る。選択基準は1つまたは複数の希望するオブジェクト
詳細を含んでいる。
【0012】本発明の第2の実施例によれば、コンピュ
ータ・システムのオブジェクトにアクセスする方法は、
複数個のオブジェクトを作成するステップからなり、該
オブジェクトの各々は該オブジェクトを定義する複数個
の詳細を有しており、オブジェクト詳細は事前定義のオ
ブジェクト・クラス定義に合致している。この方法はさ
らに該複数個のオブジェクトにアクセスするための少な
くとも1つのオブジェクト詳細からなる選択基準を定義
し、ユーザ定義の選択基準を前記複数個のオブジェクト
の各々のオブジェクト詳細と比較し、ユーザ定義の選択
基準に合致するオブジェクトを表示することを含んでい
る。
【0013】I.コンピュータ・システムの動作−概要 本発明の関連する方法及び構造を説明する前に、典型的
なパーソナル・コンピュータの一般的な動作の要約を以
下で説明する。図面、特に図1には、本発明が用いられ
るパーソナル・コンピュータ・システム10が示されて
いる。図示のように、パーソナル・コンピュータ・シス
テム10は互いに接続されたいくつかの構成要素からな
っている。詳細にいえば、システム装置12はオプショ
ンのモニタ14(周知のビデオ表示装置など)に結合さ
れ、これを駆動することができる。システム装置12を
PCキーボード16やマウス18などの入力装置にオプ
ションで結合することもできる。マウス18は左右のボ
タン(図示せず)を含んでいる。左ボタンは一般に主セ
レクタ・ボタンとして用いられ、第1マウス・ボタンま
たはマウス・ボタン1とも呼ばれる。右マウス・ボタン
は以下で説明する補助機能を選択するために用いられ
る。右マウス・ボタンは第2マウス・ボタンあるいはマ
ウス・ボタン2とも呼ばれる。プリンタ20などのオプ
ションの出力装置をシステム装置12に接続することも
できる。さらに、システム装置12はディスケット装置
22などの1台または複数台の大容量記憶装置を含んで
いてもかまわない。
【0014】以下で説明するように、システム装置12
はPCキーボード16、マウス18、あるいはローカル
・エリア・ネットワーク・インタフェースなどの入力装
置に応答する。さらに、ディスケット装置22、表示装
置14、プリンタ20などの入出力装置及びローカル・
エリア・ネットワーク通信システムが、周知の態様でシ
ステム装置12に接続される。もちろん、当分野の技術
者には、その他の周知の構成要素をシステム装置12に
これとの対話のために接続できることも認識されよう。
本発明によれば、コンピュータ・システム10はランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)、読取り専用メモリ
(ROM)、及び複数の入出力装置に接続されたシステ
ム・プロセッサを含んでいる。
【0015】正常の使用時に、パーソナル・コンピュー
タ・システムを独立したコンピューティング能力をサー
バとしてユーザの小グループに、あるいはシングル・ユ
ーザに与えるように設計することができ、また個人や小
企業が購入できるような価格になっている。動作時に、
システム・プロセッサはIBMのOS/2オペレーティ
ング・システムやDOSオペレーティング・システムな
どのオペレーティング・システムの下で機能する。この
タイプのオペレーティング・システムは入出力装置とオ
ペレーティング・システムの間のBIOSインタフェー
スを含んでいる。マザーボードないしプレーナ上のRO
Mに格納できるBIOSは、POSTと呼ばれる電源投
入時自己検査部分に収められている診断ルーチンを含ん
でいる。
【0016】 II.コンピュータ・システムの動作−詳細 上記の構造を本発明に関連づける前に、パーソナル・コ
ンピュータ・システム10の一般的な動作の要約を以下
で説明する。図2には、本発明によるパーソナル・コン
ピュータ・システム10の各種の構成要素を示すパーソ
ナル・コンピュータ・システム10のブロック図が示さ
れている。図2はさらに、プレーナ11の構成要素、な
らびにパーソナル・コンピュータ・システム10の入出
力スロット46及びその他のハードウェアに対するプレ
ーナの接続も示している。プレーナ11には、バス制御
タイミング・ユニット38を介して高速CPUローカル
・バス24によって接続されたマイクロプロセッサから
なるシステム・プロセッサ26が接続されている。バス
24はメモリ制御ユニット50に結合されており、この
ユニットはさらに揮発性ランダム・アクセス・メモリ
(RAM)58に接続されている。どのような適切なマ
イクロプロセッサでも使用できるが、適しているマイク
ロプロセッサの1つはインテルが販売している8048
6である。
【0017】本発明を以下で図2のシステム・ブロック
図を詳細に参照して説明するが、以下の説明を始めるに
あたり、本発明による装置及び方法がプレーナの他のハ
ードウェアとともに使用できることを考えたものである
ことが理解される。たとえば、システム・プロセッサは
インテル80286または80386マイクロプロセッ
サであってもよい。
【0018】図2に戻ると、CPUローカル・バス24
(データ、アドレス及び制御部分からなる)は、マイク
ロプロセッサ26、オプションの数値演算コプロセッサ
27、キャッシュ・コントローラ28、及びキャッシュ
・メモリ30の接続を行う。CPUローカル・バス24
には、バッファ32も結合されている。バッファ32自
体は、これもアドレス、データ及び制御部分からなる、
低速の(CPUローカル・バスに比較して)システム・
バス34にも接続されている。システム・バス34はバ
ッファ32及び他のバッファ36の間を延びている。シ
ステム・バス34はさらに、バス制御タイミング・ユニ
ット38及びDMAユニット40に接続されている。D
MAユニット40は中央アービトレーション・ユニット
48及びDMAコントローラ41からなっている。バッ
ファ36はシステム・バス34と、マイクロ・チャネル
・バス44などのオプション用のバスとの間のインタフ
ェースを備えている。バス44には、入出力装置やメモ
リにさらに接続されるマイクロ・チャネル・アダプタ・
カードを受け入れるための複数個の入出力スロット46
が接続されている。アービトレーション制御バス42は
DMAコントローラ41と中央アービトレーション・ユ
ニット48を、入出力スロット46及びディスケット・
アダプタ82へ結合している。システム・バス34に
は、メモリ・コントローラ52、アドレス・マルチプレ
クサ54、及びデータ・バッファ56からなるメモリ制
御ユニット50にも接続されている。メモリ制御ユニッ
ト50はさらに、RAMモジュール58で表されている
ランダム・アクセス・メモリに接続されている。メモリ
・コントローラ52はアドレスをシステム10との間で
マッピングするための論理を含んでおり、基本1メガバ
イトRAMモジュールで示されている。追加のメモリを
オプションのメモリ・モジュール60ないし64によっ
て、図2に表すように相互接続することができる。
【0019】付加的なバッファ66がシステム・バス3
4とプレーナ入出力バス68の間に結合されている。プ
レーナ入出力バス68はアドレス、データ、及び制御そ
れぞれの部分を含んでいる。プレーナ入出力バス68に
沿って、各種の入出力アダプタ、ならびに表示装置アダ
プタ70(オプションの表示装置14を駆動するために
使用される)、クロック72、不揮発性RAM74(以
下、NVRAMと呼ぶ)、RS232アダプタ76、パ
ラレル・アダプタ78、複数個のタイマ80、ディスケ
ット・アダプタ82、PCキーボード/マウス・コント
ローラ84、及び読取り専用メモリ(ROM)86など
のその他の周辺部分が結合されている。ROM86はB
IOSを備えており、これは入出力装置間のユーザには
透過性の通信をもたらす。
【0020】クロック72は時刻の計算に使用される。
NVRAM74はシステムの現在の構成を記述したデー
タを格納するために使用される。たとえば、NVRAM
は固定ディスクまたはディスケットの容量、表示装置の
タイプ、メモリの量などを記述した情報を収める。特に
重要なのは、NVRAMがシステム操作卓の構成、すな
わちPCキーボードがキーボード/マウス・コントロー
ラ84に接続されているかどうか、あるいはASCII
端末装置がRS232アダプタ76に接続されているか
どうかを収めていることである。
【0021】ポートA及びBはキーボード/マウス・コ
ントローラ84へのものである。これらのポートはPC
キーボード(ASCII端末とは異なる)及びマウスを
PCシステムへ接続するために使用される。RS232
アダプタ・ユニット76には、オプションのASCII
端末装置をシステムに結合することのできるRS232
コネクタが接続されている。
【0022】III.OS/2バージョン2オペレーテ
ィング・システム−概要 図3はOS/2を使用したときに表示される典型的な表
示画面100を示す。画面100内の表示領域をデスク
トップ102と呼ぶ。デスクトップ102は複数個のユ
ーザが選択可能なアイコンを含んでおり、これらはマウ
スの左ボタンをダブル・クリックすることによって選択
される。各アイコンはユーザが選択できる適用業務、機
能、ファイル記憶域あるいはシステム資源を表してい
る。たとえば、図3に示すように、デスクトップ102
はOS/2のシステム・アイコン104、ネットワーク
・アイコン106、テンプレート・アイコン108、プ
リンタ・アイコン110、シュレッダ・アイコン11
2、フォルダ・アイコン114及びフォルダ・アイコン
116、ならびにデータ・ファイル118を含んでい
る。
【0023】ユーザがアイコンをダブル・クリックする
ことによって選択すると、対応する機能が活動化され、
アイコンが強調表示される。たとえば、OS/2システ
ム・アイコン104をデスクトップ102で選択する
と、アイコンは図3に示すように強調表示される。OS
/2システム・アイコン102を選択すると、さらに選
択可能な選択肢の対応するウィンドウ120がデスクト
ップ102に表示される。詳細にいえば、ウィンドウ1
20はタイトル・バー122を含んでおり、これには選
択したウィンドウの名称が「システム設定−アイコン表
示」というテキストで指定されている。この特定の例に
おいて、システム設定ウィンドウ120内に現れている
選択可能なアイコンにはシステム時計アイコン124、
キーボード・アイコン126。マウス・アイコン12
8、音響アイコン130、システム・アイコン132、
フォント・パレット・アイコン134、カラー・パレッ
ト136、国別情報アイコン130及びスキーム・パレ
ット140が含まれている。
【0024】ウィンドウ120の右上角には小さなボッ
クス142があり、これをユーザが選択した場合に、ウ
ィンドウ120を最小化する。すなわち、ウィンドウ1
20を消し、ウィンドウ120をアイコン104による
表示に戻す。ウィンドウ120の右上角にはボックス1
42よりも小さいボックス144があり、これはユーザ
が選択した場合、ウィンドウ120を最大化し、ウィン
ドウ120がデスクトップ102のほぼ全面を占めるよ
うにする。
【0025】左上角に表示されているアイコンの表示1
46は対応するウィンドウのタイプを示す。たとえば、
ウィンドウ120はシステム設定ウィンドウである。し
たがって、ウィンドウ120の左上角に示されるアイコ
ンはシステム・アイコンを示すものとなる。システム時
計アイコン124を選択している場合には、そのウィン
ドウの左上角に示されるアイコンは時計を表すものとな
る。
【0026】ウィンドウ120のタイトル・バー122
が白地で、すなわち「強調表示されず」に示されている
ことは、ウィンドウ120が現在選択されていない、す
なわち活動状態でないことを示している。その代わり、
ユーザは強調表示で示されているようにフォルダ114
をクリックし、これを選択している。フォルダ114を
選択した場合、対応するフォルダのウィンドウ148が
デスクトップ102上で、以前に開いたシステム設定ウ
ィンドウ120に関して重なった態様で示されているよ
うに開かれる。ウィンドウ148のタイトル・バー15
0はウィンドウ148のタイトルが「フォルダ−アイコ
ン表示」であることを示している。ウィンドウ148の
タイトル・バー150が強調表示され、ウィンドウ14
8が現在活動ウィンドウになっていることを示してい
る。ウィンドウ148は水平なスクロール・バー152
を含んでおり、これにユーザと連係して、ウィンドウ1
48の選択した寸法によって定義した特定の表示領域内
で、ウィンドウ148の内容をすべて左から右へ、ある
いは右から左へスクロールすることができる。ウィンド
ウ148はウィンドウに内容を垂直にスクロールするた
めの垂直なスクロール・バーも含んでいる。オペレーテ
ィング・システムによって生成された他のウィンドウも
この機能を含んでいる。たとえば、ウィンドウ148は
レポート・アイコン156、室内のレーザ・プリンタ・
アイコン158、机上のプリンタ・アイコン160、週
次レポート・アイコン162及び状況アイコン164を
含んでいる。
【0027】 IV.オブジェクト詳細の分類、表示及び検索 本発明はグラフィカル・ユーザ・インタフェースに共通
アクセス手法を与えるものであり、オブジェクトの各ク
ラスないしタイプは以下でオブジェクト詳細と呼ぶそれ
自体の特性のセット(組)を定義することができる。こ
れらのオブジェクト詳細を、他のオブジェクトによって
検査したり、オブジェクト・アイコンを含んでいるフォ
ルダによって表示したり、あるいはオブジェクトのフォ
ルダ表示内でオブジェクトを見つけだしたり、分類した
り、これに含める基準として使用することができる。こ
のようにして、ユーザはユーザ定義の検索基準に指定さ
れた1つまたは複数のオブジェクト詳細によって異なる
オブジェクト・クラスからのオブジェクト・アイコンの
分類、発見、表示または包含を行うことができる。
【0028】本発明はフロリダ州ボカ・ラトンのインタ
ーナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーショ
ンが市販しているOS/2オペレーティング・システ
ム、バージョン2.0で実施される。OS/2オペレー
ティング・システムは多数の基本オブジェクト詳細タイ
プを提供することによって、共通アクセス手法を具体化
し、かつこれらの基本オブジェクト詳細タイプに対して
比較、ドロー、及び編集機能を提供する。OS/2オペ
レーティング・システムにおいて、これらの基本オブジ
ェクト詳細タイプはASCII文字ストリング・デー
タ、整数データ、日付データ及び時間データを含んでい
る。しかしながら、オペレーティング・システムはさら
に、適用業務が視覚データや音響データなどのそれ自体
のクラス独自のオブジェクト詳細を定義することを可能
としている。この場合、適用業務がクラス独自のオブジ
ェクト詳細に対する比較、ドロー、及び編集機能を提供
する。
【0029】本発明の図示の実施例において、オペレー
ティング・システム上で実行可能な適用業務はオブジェ
クトのクラス及びそれぞれのオブジェクト詳細を事前定
義している。適用業務の実行時に、オペレーティング・
システムはオブジェクト詳細を登録する。ユーザは自由
に、オブジェクトを定義し、適用業務の実行中にオブジ
ェクト詳細の固有なデータ値を定義することができる。
【0030】上述の詳細分類構造の例を図4に示す。説
明のみを目的として、仮想的な車両在庫管理適用業務及
び固有のオブジェクト詳細を図示する。適用業務が定義
する各種のオブジェクト詳細には、メーカ、モデル、カ
ラー、購入日、走行距離、及び価格がある。図4の表の
中央の欄はオブジェクト詳細の各々に対するオペレーテ
ィング・システムのタイプ分類を示している。図示のよ
うに、メーカ及びモデルのオブジェクトはオペレーティ
ング・システムによってASCII文字ストリングとし
て分類されている。購入日は日付タイプと分類されてお
り、走行距離及び価格は整数タイプと分類されている。
カラー・オブジェクト詳細はオペレーティング・システ
ムがサポートしている基本タイプのものではなく、した
がって独自のクラス定義のオブジェクト詳細である。し
たがって、図4の表の右欄に示すように、このクラス定
義詳細に対する比較、ドロー及び編集機能を、在庫管理
適用業務自体が用意する必要がある。これ以外の場合に
は、オペレーティング・システムが本例のすべてのオブ
ジェクト詳細に対して比較、ドロー及び編集機能を提供
する。クラス定義詳細、すなわちカラーの場合、適用業
務がドロー機能を提供し、オペレーティング・システム
が照会した場合に、該当するカラーのサンプルを表示す
る。適用業務はさらに編集機能を提供し、ユーザが一定
数のカラー・サンプルからカラーを選択できるようにす
る。オペレーティング・システムがサポートしている基
本オブジェクトにより、ユーザは該当する情報をASC
II文字ストリング、日付、時間または整数のいずれか
のデータとして記入するだけですむ。
【0031】適用業務がそのオブジェクト・クラスの詳
細をオペレーティング・システムに登録すると、クラス
のすべてのインスタンスに対して、オブジェクト詳細を
表示できる。オブジェクトのクラスには親オブジェクト
・クラスが提供する詳細のいくつかまたは全部を使用す
るか、あるいは何も使用しないかのオプションがある。
以下で説明する比較機能と関連したこのような登録シス
テムは、クラスのオブジェクトを見つけだして包含する
ため、あるいはアクセスを容易にするために単にオブジ
ェクトを分類するための複雑な基準をユーザが構築する
ことを可能とする。上述の在庫管理適用業務ならびにそ
の定義済みのオブジェクト・クラス及びオブジェクト詳
細を本明細書の以下全体で使用して、オブジェクト詳細
によってオブジェクト・アイコンを見つけだすことを含
め、本発明による以下で説明する表示、分類という本発
明の概念を説明する。
【0032】(A)オブジェクト詳細の表示 説明のため、例としての在庫管理適用業務がシステムに
ロードされており、これに定義されたオブジェクト・ク
ラスのオブジェクト詳細がオペレーティング・システム
に登録されているものと想定する。さらに、ユーザが1
つまたは複数個のオブジェクト及び関連する詳細を定義
しており、かつこれらのオブジェクトが1つまたは複数
個のアイコンによってグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェースに表示されているものと想定する。詳細にいえ
ば、車両フォルダというフォルダの形で、オブジェクト
が存在しているものと想定する。グラフィカル・ユーザ
・インタフェース、特にデスクトップ102は図3に示
したものと類似しており、車両フォルダのアイコン表示
が付加されている。マウスその他のポインティング・デ
バイスを移動することによって、カーソルを車両フォル
ダに配置し、右マウス・ボタンを1回クリックすると、
ポップアップ・メニューが表示される。このようなメニ
ューにはオープン、ヘルプ、削除、複写及び移動という
選択肢のコマンドがある。ユーザがオープンという選択
肢を選択すると、アイコン表示、ツリー表示、詳細表示
及び設定という選択肢のコマンドのある第2のカスケー
ド型のメニューが現れる。ユーザが設定選択肢を選択す
ると、図5に示すような、設定ウィンドウ202がデス
クトップ102に現れる。
【0033】ウィンドウ202はノート形のオブジェク
ト206を含んでおり、これには表示、インクルード、
分類、及び検索という固有のページがある。表示ページ
を図5に示す。ノート206の表示ページにあるオブジ
ェクト・タイプ・メニュー208は車両フォルダ内のオ
ブジェクトのタイプをリストしている。説明のため、ユ
ーザが図5で強調表示されているオブジェクト・タイプ
「車両(Vehicle)」を選択しているものとす
る。この場合、ユーザはどのオブジェクトを表示するか
選択することができる。説明のため、ユーザがこれらも
図5で強調表示されているメーカ(Maker)、モデル(Mo
del)及び価格(Price)というオブジェクト詳細を選択し
ているものとする。
【0034】ウィンドウ202で行った選択の結果とし
て、車両フォルダの詳細の表示が表示され、図6に示す
ウィンドウ204のようになる。ウィンドウ204に示
すように、車両クラスには3つのオブジェクトがある。
これらのオブジェクトはアイコン212、214及び2
16によってグラフィック表示されている。アイコン2
12によって表されるオブジェクトはタイトル、メー
カ、モデル及び価格というオブジェクト詳細のそれぞれ
に対して「ベスト・バイ(Best Buy)」、「ポ
ルシェ(Porsche)」、「911」及び「$2
9,000」という値を含んでいる。アイコン214及
び216によって表されるオブジェクトもタイトル、メ
ーカ、モデル及び価格というオブジェクト詳細の各々に
対して固有の値を有している。
【0035】図4ないし図6から理解されるように、本
発明のシステムは適用業務が複数個の基本オブジェクト
詳細またはクラス定義オブジェクト詳細のいずれかを有
するオブジェクト・クラスを登録することを可能とし、
また関心のあるオブジェクト詳細だけを選択的に表示す
るための手段を備えている。本発明の範囲内で、図5の
ノート206の「表示する詳細(Details Shown)」とい
う見出しのところに示されているリストに対して、オブ
ジェクト詳細の除去及び追加を行えるようになされてい
る。当分野の技術者には、オブジェクト詳細が表示され
る実際のフォーマットが変化できるものであることが理
解されよう。たとえば、図6に示すウィンドウ204は
ウィンドウの水平及び垂直軸にスクロール・バーを含ん
でいても、あるいはオブジェクト詳細に関連した各垂直
カラムの分割バーを含んでいてもよい。これらの拡張機
能は簡単にするため本図には示されていないが、当分野
の技術者に周知のものである。
【0036】 (B)フォルダ内のオブジェクト詳細の分類 本発明の共通アクセス手法によれば、ユーザはオブジェ
クト詳細について、以下で説明するように、特定のオブ
ジェクト詳細の値にしたがってフォルダを分類する。図
7は図6のものと同様なウィンドウ204を示す。ウィ
ンドウ204内でユーザがカーソルを空白の領域へ動か
すと、ポップアップ・メニュー218が現れる。メニュ
ー218はフォルダの設定ウィンドウの選択について説
明したものと同様である。メニュー218からユーザが
分類(Sort)という選択肢を選択すると、図示のように、
カスケード・メニュー220が現れる。メニュー220
には特定のオブジェクト・タイプについて登録されたす
べてのオブジェクト詳細が含まれている。図示の例にお
いて、車両オブジェクト・タイプに関連したオブジェク
ト詳細はタイトル、メーカ、モデル、価格およびエンジ
ン排気量を含んでいる。図7のカーソル位置で示されて
いるように、ユーザは分類選択肢と価格選択肢の両方を
選択している。したがって、車両フォルダ内のオブジェ
クトは、選択した選択肢を実行した場合に、価格にした
がって分類される。
【0037】図8は図7のメニューの選択肢によって選
択された分類に結果を示す。図示のように、アイコン2
12、214及び216に関連したオブジェクトは価格
オブジェクト詳細にしたがって最低価格から最高価格へ
の順序で分類される。この場合には整数データであるオ
ブジェクト詳細タイプを比較するための分類機能は、オ
ペレーティング・システムによって与えられる。上記の
例から、本発明の共通アクセス・インタフェースが指定
したオブジェクト詳細に基づいてフォルダ内のオブジェ
クトを分類するための一般的な方法を提供することが理
解される。分類機能の結果は親オブジェクト・クラスに
利用可能な各オブジェクト詳細に対する値を有している
各オブジェクトによって異なる。たとえば、図7に示す
状況において、オブジェクトがどれも価格オブジェクト
詳細の値と関連づけられていなければ、分類操作は有意
の結果をもたらさなくなる。図7及び図8の例におい
て、アイコン212、214及び216で表されるアイ
コンは価格オブジェクト詳細によって分類されている。
ユーザは同様にタイトル、モデル、メーカまたはエンジ
ン排気量にしたがってオブジェクトを分類することもで
きる。
【0038】上記の例から、本発明がグラフィカル・ユ
ーザ・インタフェース内でオブジェクト詳細を探し出
し、すべてのオブジェクトの表示をオープンせずに、こ
れに関連した詳細または属性を調べる高速で強力な手段
を提供することが理解される。
【0039】 (C)フォルダ内へのオブジェクトのインクルード 上述の分類機能に加えて、本発明のシステムが提供する
他の比較機能は、図9ないし図10を参照して以下で説
明するインクルード機能である。再度ウィンドウ202
を参照すると、インクルード・ページが表示されたノー
ト206が示されている。ノート206に関連したキー
ボード16、マウス18及び押しボタン機能222を使
用して、ユーザはインクルードの基本機能であるオブジ
ェクト・タイトル及びオブジェクト・クラスに加えて、
フォルダ表示にオブジェクトをインクルードする複雑な
基準を定義することができる。図9に示す例において、
18,000ドル未満の価格オブジェクト詳細値、赤以
外のカラー・オブジェクト詳細、及び4年未満の年数オ
ブジェクト詳細を有するオブジェクトだけをフォルダ表
示にインクルードすることを、ユーザは示している。こ
の基準を実行すると、システムは比較機能によって、基
準に合致する車両タイプだけをインクルード、すなわ
ち、基準に合致するオブジェクトのみをウィンドウに表
示する。
【0040】インクルード操作の結果が図10に示す車
両フォルダ・ウィンドウ204に表示されている。アイ
コン214によって表されるオブジェクト1個だけが、
図9で指定した基準を満たしている。「私のトラック
(My Truck)」というオブジェクトは18,0
00ドル未満の価格オブジェクト詳細を有している。上
述の分類機能の場合と同様、インクルード機能を達成す
るのに必要な実施形態及びアルゴリズムは、本発明のオ
ペレーティング・システム内で具体化されている。
【0041】 (D)オブジェクト詳細によるオブジェクトの検索 本発明のシステムは共通アクセス手法で使用されるさら
に他の比較機能を備えている。この機能、検索ユーティ
リティは、オブジェクトの基本特性、すなわちオブジェ
クト・タイトル及びオブジェクト・クラス、ならびにユ
ーザ定義の複雑な基準を使用してシステム内のどこかに
あるオブジェクトを、以下に説明するようにして、ユー
ザが検索できるようにする。
【0042】図11において、ウィンドウ224はノー
トの検索ページが開かれているノート206を含んでい
る検索ユーティリティのダイアログの例を示している。
図示の例において、ユーザは「C:\DESKTOP\
WORK_FOL」というフォルダから始めてサブディ
レクトリ内の車両タイプのオブジェクトを検索する検索
を設定している。さらに、ユーザは押しボタン222及
びキーボード16を使用して、特定の詳細によってオブ
ジェクトを検索する複雑な基準を定義することができ
る。図11の例において、10,000ドル超の価格オ
ブジェクト詳細及び青以外のカラー・オブジェクト詳細
を有している車両タイプのオブジェクトを見つけだす。
ユーザが「了解(OK)」押しボタン222を実行したとき
に、検索機能が始まる。押しボタン222の実施形態及
び機能は当分野の技術者に周知のものである。検索操作
が進行すると、検索基準に合致する各アイコンが「検索
結果」というフォルダに作製される。このようなフォル
ダが図12のウィンドウ226に示されている。図から
分かるように、検索操作はシステム内の2つ以上のすべ
てのオブジェクト・クラスにわたっている。ウィンドウ
226において、オブジェクトが属しているオブジェク
ト・クラスはオブジェクト名及びそのアイコンの下に示
されている。分類及び検索機能の場合と同様に、検索ユ
ーティリティを行うための実施形態及びアルゴリズム・
ステップはOS/2オペレーティング・システムで実現
される。
【0043】
【発明の効果】上記のように、本発明はオブジェクト詳
細で行うことのできるオブジェクト詳細分類手法及び比
較機能を含め、共通アクセス・インタフェースを提供で
きる。このようなシステムはユーザがこのインタフェー
スを使用して、複数の異なるオブジェクト・タイプから
特定のオブジェクトを適宜見つけだし、かつ選択したオ
ブジェクト詳細に基づいて、フォルダにオブジェクトを
表示、分類、検索及びインクルードすることを可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いることのできるパーソナル・コン
ピュータ・システムの図である。
【図2】図2のパーソナル・コンピュータ・システムの
システム・ブロック図である。
【図3】本発明に用いられるデスクトップの画面表示の
図である。
【図4】仮想的な適用業務のオブジェクト詳細、ならび
に本発明のシステムがサポートするタイプ及び機能の表
である。
【図5】本発明によるオブジェクト・フォルダ、及びフ
ォルダのセッティングの操作に関連したメニューの画面
表示の図である。
【図6】図5に示した選択によってもたらされるフォル
ダの内容を示すオブジェクト詳細表示の画面表示の図で
ある。
【図7】フォルダのオブジェクト内容及びこれらのオブ
ジェクトを特定のオブジェクト詳細によって分類するた
めに利用できるメニューを示すフォルダの画面表示の図
である。
【図8】図7に示した基準によって分類した後の図7の
フォルダの画面表示の図である。
【図9】設定表示を示し、検索サンプル基準を含んでい
るフォルダの画面表示の図である。
【図10】図9に示した検索基準の結果を含んでいるフ
ォルダの画面表示の図である。
【図11】本発明によるオブジェクトを見つけだすため
の設定表示及び検索基準を示すフォルダの画面表示の図
である。
【図12】図11に示した検索基準の結果を含んでいる
フォルダの画面表示の図である。
【符号の説明】
10 パーソナル・コンピュータ・システム 11 プレーナ 12 システム装置 14 モニタ 16 PCキーボード 18 マウス 20 プリンタ 22 ディスケット装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・アレグサンダー・ハーデ ィ・アンドリュー アメリカ合衆国84057、ユタ州オーレム、 ノース・フォーハンドレッド・ウェスト 708

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)プロセッサと、(ii)前記プロセッサに
    接続されたメモリと、(iii)オブジェクト・クラスの定
    義の登録をサポートしている、前記メモリに格納され、
    前記プロセッサで実行可能なオペレーティング・システ
    ムと、(iv)各オブジェクトが前記メモリに記憶されてい
    る複数のオブジェクト詳細を有し、該オブジェクト詳細
    が前記メモリに格納されている前記のオブジェクト・ク
    ラスの定義に合致したフォーマット及びデータ・タイプ
    を有する複数個のオブジェクトと、(v)オブジェクト・
    クラスの定義内のオブジェクト詳細を含んでいるユーザ
    定義の基準にしたがって、前記オブジェクトから選択し
    たものにアクセスするための、ユーザ定義の選択基準に
    応答する手段と、 を有するコンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記メモリ内に定義された複数のオブジェ
    クト・クラスをさらに含み、各クラスが複数のオブジェ
    クトを有し該オブジェクトの詳細が前記のオブジェクト
    ・クラスの定義の1つに合致している請求項1記載のコ
    ンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】アクセスするための前記手段が前記ユーザ
    定義の基準を満たす前記複数のクラスからのすべてのオ
    ブジェクトにアクセスする請求項2記載のコンピュータ
    ・システム。
  4. 【請求項4】グラフィカル・ユーザ・インタフェースを
    有するコンピュータ・システムにおける共通オブジェク
    ト詳細によって異なるタイプのオブジェクトにアクセス
    するための方法であって、 前記方法は、(a)各オブジェクトが該オブジェクトを定
    義する複数の詳細を有し、該オブジェクト詳細が予め定
    義されたオブジェクト・クラスの定義に合致する複数の
    オブジェクトを前記コンピュータ・システム上に作成す
    るステップと、(b)前記複数のオブジェクトにアクセス
    するために、少なくとも1つのオブジェクト詳細を含ん
    でいる選択基準を定義するステップと、(c)前記ユーザ
    定義の選択基準を前記複数のオブジェクトの各々のオブ
    ジェクト詳細と比較するステップと、(d)前記ユーザ定
    義の選択基準に合致するオブジェクトを表示するステッ
    プと、 を含む方法。
JP5308349A 1992-12-24 1993-12-08 グラフィカル・ユーザ・インタフェースにおけるオブジェクト詳細を分類するための方法及び装置 Pending JPH0778099A (ja)

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US99644892A 1992-12-24 1992-12-24
US996448 1992-12-24

Publications (1)

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