JPH10171191A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10171191A
JPH10171191A JP8346797A JP34679796A JPH10171191A JP H10171191 A JPH10171191 A JP H10171191A JP 8346797 A JP8346797 A JP 8346797A JP 34679796 A JP34679796 A JP 34679796A JP H10171191 A JPH10171191 A JP H10171191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
pair
time
image forming
resist rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP8346797A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Shimazaki
俊男 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム型カラー複写機等での搬送ベルトの
速度変動が各色感光体ドラムへ伝播して画像の色ずれを
生じさせることを防ぐ。 【解決手段】 通常のレジストローラ対10による転写
材9の送り時間T1{T1=(L1+L2)/V2−−
L1:搬送ベルト11と入ってきた転写材9との交点
から感光体ドラム6aと転写部12aの対向部位までの
距離、L2:レジストローラ対10から上記交点までの
距離、V2:レジストローラ対10の周速度}に過分送
り時間T2{T2=(L3+L4−L2)/(V2−V
1)−−L3:過分送り量、L4:レジストローラ対1
0と過分送り量L3の端点との距離、V1:搬送ベルト
11の速度}を加えて余分に転写材9を送る。これによ
り、レジストローラ対10を解除したときの衝撃を転写
材9で吸収し、搬送ベルト11への伝播を防ぐ。レジス
トローラ対10は時間T2後に解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像形成装
置、特に、複数の画像形成体を備えるタンデム型カラー
複写機等と称される装置の転写材搬送機構の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1にカラー画像形成装置の一例として
タンデム型カラー複写機を示す。この複写機における画
像形成を簡単に説明する。まず、コンタクトガラス21
上のカラー原稿(図示せず)に光源1から光を照射し、
その反射光をレンズ2を通してカラー等倍CCD3で光
の3原色(R、G、B)に分解、検知する。そしてカラ
ー等倍CCD3で作成した3原色信号をIPU部4で受
け、Bk、C、M、Yそれぞれの画像信号を作り、それ
ぞれを書き込み部5へ送る。書き込み部5はBk、C、
M、Y用に4レーザビームにより順次書き込みを画像形
成体である感光体ドラム6a、6b、6c、6d上に行
い、静電潜像を得る。
【0003】次に、感光体ドラム6a〜6d上に現像ユ
ニット7a、7b、7c、7dにより各色のトナー像を
得る。また転写材9は、給紙部8より給紙され、レジス
トローラ対10にて画像とのタイミングを取られ、レジ
ストローラ対10にて移動体である搬送ベルト11上に
送られ、搬送ベルト11に搬送されながら順次感光体ド
ラム6a〜6dから転写部12a、12b、12c、1
2dにてトナー像を転写される。
【0004】転写工程が終了した転写部12d以後、転
写材9は定着ユニット13にてトナー像を定着され、排
紙コロ部14により機外に排出される。そして、転写工
程が終了した感光体ドラム6a〜6dでは、それらの表
面に残留したトナー等をクリーニング部14a、14
b、14c、14dによりクリーニングされ、帯電部1
5a、15b、15c、15dにより一様に帯電され、
次の潜像作成に向かう。
【0005】なお図示のカラー複写機においては、画像
記録手段は、書き込み部5、現像ユニット7a〜7d、
帯電部15a〜15d、クリーニング部14a〜14d
を指す。また10a、10bはレジストローラ対10を
構成する駆動ローラと従動ローラで、11a、11bは
搬送ベルト11を掛け回した駆動ローラと従動ローラで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
カラー複写機においては、レジストローラ対10から転
写材9が抜け出る時に、レジストローラ対10と搬送ベ
ルト11の周速が一致していないため、搬送ベルト11
に少なからず速度変動を与えている。そして複数の感光
体ドラム6a〜6dをタンデム型に並設しているため、
このような搬送ベルトの速度変動は、各色の感光体ドラ
ムに伝播し、形成される画像の色ずれの原因ともなって
いる。
【0007】本発明はこのような速度の不一致や速度変
動による上記問題点を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像形成
装置のうち請求項1に係るものは、複数の画像形成体と
これら画像形成体上に画像を記録する画像記録手段と、
上記各画像形成体の転写位置を移動する移動体とを有
し、画像を転写させる転写材をレジストローラ対によっ
て上記移動体上へ送り込み、該移動体上に担持された転
写材または移動体に画像を転写してカラー画像を得るカ
ラー画像形成装置において、上記転写材を上記移動体上
へ送り込むレジストローラ対速度を、上記移動体の移動
速度より速い速度に設定するとともに、上記レジストロ
ーラ対によって一定時間にわたり上記転写材を上記移動
体上へ送り込んだ後に上記レジストローラ対の接触を解
除する手段を有することを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記レジストロ
ーラ対の解除手段が、該レジストローラ対をなす加圧側
ローラを上記転写材から離間させるものであることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来の装置と共通する
部分については共通する符号を付すに止め、重複する説
明は省略する。図2は本発明の一実施形態を示すために
カラー画像形成装置の要部を拡大して示す概念図で、レ
ジストローラ対10をなす駆動ローラ10a、従動ロー
ラ10bから搬送ベルト11、第1の感光体ドラム6a
までを図示し、レジストローラ対10による転写材9の
送り速度と搬送ベルト11による搬送速度の関係を示
す。
【0011】通常は、レジストローラ対10の送り時間
T1は、
【数1】T1=(L1+L2)/V2 で表される。ここで、L1は、搬送ベルト11とその上
に入ってきた転写材9との交点から第1の感光体ドラム
6aと転写部12aの対向部位までの距離、L2はレジ
ストローラ対10から上記の交点までの距離、V2はレ
ジストローラ対10をなす駆動ローラ10aと従動ロー
ラ10bの周速度であるが、本発明の実施形態では、上
記の時間T1に過分送り時間T2を加えた時間だけ余分
に転写材9を送るようにしている。過分送り時間T2
は、
【数2】T2=(L3+L4−L2)/(V2−V1) で表される。ここで、L3は、搬送ベルト11の上面に
沿う過分送り量、L4はレジストローラ対10から過分
送り量L3のレジストローラ対10側の端点との交点ま
での距離、V1は搬送ベルト11の速度である。
【0012】そして本実施形態の装置では、時間T2の
経過後にレジストローラ対10をなす駆動ローラ10a
と従動ローラ10bの接触を解除する。即ち、時間T2
によって転写材9を過分送りすることで、レジストロー
ラ対10をなす駆動ローラ10aと従動ローラ10bを
解除したときの衝撃を転写材9で吸収し、搬送ベルト1
1に伝播することを防止している。
【0013】図3はレジストローラ対10をなす駆動ロ
ーラ10aと従動ローラ10bの解除機構の概略断面図
を示す。この機構は、加圧ローラとなる従動ローラ10
bは軸の前後(図の紙面と垂直方向での端部で、勿論一
側のみを図示してある。)とも軸受16を介してスプリ
ング17で支持し、かつ各スプリング17を大軸受18
にて支持し、大軸受18を回転中心20によって回転自
在の偏心カム19により支持してある。偏心カム19
は、図中矢印方向に回転(回転機構は図示せず。)し、
それにより従動ローラ10bは下方に移動して解除され
る。解除されていない状態では、駆動ローラ10aと従
動ローラ10bはスプリング17の付勢力により図示の
ように接触して転写材9が入ってくるのを待機してい
る。勿論、上述の従動ローラ10bを解除するタイミン
グは、上述の時間T2と同期して行う。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るカラー画像形成装置は、以
上説明してきたように、転写材を移動体上へ送り込むレ
ジストローラ対速度を、移動体の移動速度より速い速度
に設定し、かつレジストローラ対によって一定時間にわ
たって転写材を移動体上へ送り込んだ後にレジストロー
ラ対の接触を解除し、レジスト後に過分送りすることに
より、レジストローラ対が解除されたときの衝撃が転写
材により吸収されて移動体へは伝播しなくなり、従っ
て、速度の不一致や速度変動が画像記録手段に伝播する
ことに起因する画像の色ずれが防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の一例としてタンデム型カ
ラー複写機を概念的に示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すためにカラー画像形
成装置の要部を拡大して示す概念図である。
【図3】レジストローラ対をなす駆動ローラと従動ロー
ラの解除機構の概略断面図である。
【符号の説明】
1 光源 2 レンズ 3 カラー等倍CCD 4 IPU部 5 書き込み部 6a、6b、6c、6d 感光体ドラム 7a、7b、7c、7d 現像ユニット 8 給紙部 9 転写材 10 レジストローラ対 10a 駆動ローラ 10b 従動ローラ 11 搬送ベルト 11a 駆動ローラ 11b 従動ローラ 12a、12b、12c、12d 転写部 13 定着ユニット 14 排紙コロ部 15a、15b、15c、15d 帯電部 16 軸受 17 スプリング 18 大軸受 19 偏心カム 20 偏心カムの回転中心 21コンタクトガラス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成体とこれら画像形成体上
    に画像を記録する画像記録手段と、上記各画像形成体の
    転写位置を移動する移動体とを有し、画像を転写させる
    転写材をレジストローラ対によって上記移動体上へ送り
    込み、該移動体上に担持された転写材または移動体に画
    像を転写してカラー画像を得るカラー画像形成装置にお
    いて、上記転写材を上記移動体上へ送り込むレジストロ
    ーラ対速度を、上記移動体の移動速度より速い速度に設
    定するとともに、上記レジストローラ対によって一定時
    間にわたり上記転写材を上記移動体上へ送り込んだ後に
    上記レジストローラ対の接触を解除する手段を有するこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記レジストローラ対の解除手段が、該
    レジストローラ対をなす加圧側ローラを上記転写材から
    離間させるものであることを特徴とする請求項1のカラ
    ー画像形成装置。
JP8346797A 1996-12-09 1996-12-09 カラー画像形成装置 Pending JPH10171191A (ja)

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JP8346797A JPH10171191A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 カラー画像形成装置

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JP8346797A JPH10171191A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 カラー画像形成装置

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JP8346797A Pending JPH10171191A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 カラー画像形成装置

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