JPH1017085A - 穀粒ホッパ - Google Patents

穀粒ホッパ

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JPH1017085A
JPH1017085A JP8195639A JP19563996A JPH1017085A JP H1017085 A JPH1017085 A JP H1017085A JP 8195639 A JP8195639 A JP 8195639A JP 19563996 A JP19563996 A JP 19563996A JP H1017085 A JPH1017085 A JP H1017085A
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hopper
stand
inverted
grain hopper
lateral shaft
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Seigo Yonaiyama
誠吾 米内山
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Sasaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穀粒ホッパをトラック荷台に積み降ろし、格
納に便利なスタンドキャスタを取り付ける構成である。 【構成】 搬送装置、前面側に排出口を有し、平面形状
が長方形状の穀粒ホッパの左右荷枠長辺側で、且つ、排
出口を設けた前面側が常に下方に傾斜するようにキャス
タを有したスタンドの横軸を支承させた構成。前記横軸
を支点として穀粒ホッパを反転可能に構成して、横軸支
承部に側面倒立固定手段を具備させた穀粒ホッパであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラックの荷台等に搭載
して穀物を搬送する穀粒ホッパの格納改善に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒ホッパはトラクタの荷台に搭載する
際に、排出口を有する前面部をトラック荷台の後端に位
置するように、キャスタ付きの補助脚を取り付けてトラ
ックが後進して搭載し、圃場から穀粒を積み込んで乾燥
場へ運搬し、そのまま排出口から排出する。用済の後、
再度補助脚を取り付けて積み降ろしをして、そのままキ
ャスタを利用して格納する方法が知られている。キャス
タ付き補助脚の公知技術として実開昭60−16779
7号が知られている。又、同一出願人において、実願平
6−64458号の穀粒ホッパを側面倒立させて移動自
在に構成した技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た実開昭60−167797号は、支脚を縮めたとして
もホッパ本体の平面積を必要として、倉庫の大面積を占
めるという問題があり、上記した後者の実願平6−64
458号は巾狭の側面倒立させて移動するものである
が、トラック等から積み降ろした穀粒ホッパを一旦、側
面に反転させる作業を必要とする煩わしい問題があっ
た。又、従来の穀粒ホッパをキャスタ付の補助脚に対し
て、単にホッパー側面の長辺側中心に設けて、水平保持
及び垂直に倒立支持させたのでは、製作誤差のガタツキ
や、床面の凹凸によって穀粒ホッパは積み込み側が尻下
がりになってトラックの荷台の後進時に衝突する問題が
あったり、側面倒立時は重心が高い位置にあって不安定
で危険を感じることがあった。従って、スタンドの横軸
支点の高さは極力低くすることが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、トラック等の荷台上に搭載可能とした平
面形状が長方形状の穀粒ホッパにおいて、排出口を設け
た前面側が常に下方に傾斜するように、前記穀粒ホッパ
の左右荷枠の長辺側にキャスタを有したスタンドの横軸
を支承させ、且つ、この横軸を支点として前記穀粒ホッ
パを反転可能に構成するとともに側面倒立固定手段を具
備させたことを特徴とした穀粒ホッパを提供したもので
ある。又、上記穀粒ホッパにおいて、排出口のある前面
側に駆動モータを設けるとともに、スタンドの横軸を穀
粒ホッパ荷枠の長辺側中心に対して前方側に偏位させ、
前面側を下端にして倒立させることを特徴とした構成を
提供したものである。
【0005】
【作用】穀粒ホッパは排出口のある前面側が常に下方に
傾斜して尻上がりにキャスタ付スタンドによって支持さ
れているので、トラックの荷台を後進したときスムーズ
に搭載される。又、下方に傾斜された排出口のある前面
側に重量物である駆動モータを装備したのでスタンドに
対して穀粒ホッパの重心は固定部支点より低い位置にな
って移動時は上下揺動振れが小さい。同時に荷枠の長辺
側中心に対して、駆動モータを設けた前面側にキャスタ
付スタンドの横軸を偏位させたので、前面側を下端に倒
立させた時、全高に対して、支持支点が低く有利になる
とともに重量物である駆動モータが最下端に位置し、重
心が低くなるので移動時等の走行が安定である。
【0006】
【実施例】本発明を実施した図面に基づいて構成を説明
する。図1は本発明を実施した側面図で、図2は反転側
面倒立させた側面図、図3はスタンド取付要部説明断
図、及び図4は要部の斜視図を示したものである。
【0007】図1において、ホッパ本体3を積み込み、
積み降ろし用に水平方向にスタンド6によって支承した
側面図である。3のホッパ体は前方に搬送駆動部2と排
出口9を設けてなる。搬送駆動部2はモータを有し、図
示してないが、ホッパ本体3のV字状内底部に配置した
ラセン状の搬送体を駆動している。4は延長パネルで、
本実施例では収納時に内放に折り畳んでいる。スタンド
6は逆T字状の支柱の下端に前後一対のキャスタ11を
装備してなる。支柱19のの上端は受金具8に連結され
る。
【0008】10はスタンド6の支柱19の頂部に水平
に設けた横軸を示す。この横軸10は平面形状が長方形
状の穀粒ホッパ1の左右荷枠の長辺側で、且つ、排出口
9の設けた前面側が常に下方に傾斜するように構成され
ている。本実施例では、傾斜角(a)は5度であるが、
試験結果では、3度〜7度において良好であった。又、
スタンド6の横軸10は穀粒ホッパ荷枠の長辺側中心に
対して前方側に9%〜14%の距離を偏位させて支承し
た。本実施例では、荷枠長辺長さLに対して長辺側中心
から、前方側に10分のL、すなわち荷枠後端から3:
2の位置に偏位させた。
【0009】図2はスタンド6の横軸10を支点として
ホッパ本体3の前面を下端に反転倒立させた側面図であ
る。ホッパ本体3の前面には重量物である搬送駆動モー
タ2と排出口を設けており、反転倒立させた時、重心が
低くなって安定するとともに格納時は側面部の最小面積
となる。
【0010】図3はスタンド6を取り付けた部分の断面
図で、ホッパ本体3は断面V字状を形成する一側部18
と側枠5及び側枠5に固定されているボス体7を設けて
いる。10は横軸で先端をボス体7に嵌合させ、基部は
立設したU字状受金具8を形成してなる。スタンド6の
支柱19の上部は前記した受金具8の溝に嵌合されて上
ピン14及び下ピン15によって着脱自在に形成され
る。20はフック板でスタンド6の支柱19をトラック
の荷台に搭載している穀粒ホッパの受金具8に上ピン1
4を取り付けて(仮想線)側面から押圧する時に脚を掛
けるものである。ホッパが持ち上がったところで下ピン
15を差し込む。
【0011】横軸10にはボス体7と固定とする係合孔
13とボス体7からの抜け止め用止め孔12を穿設して
いる。
【0012】図4はスタンド6の支承部の斜視図で、ボ
ス体7には垂直方向と水平方向の固定孔17が設けられ
て、ストッパ16を前記した横軸10の係合孔13とに
貫通されて固着する。21は止めピンで横軸10がボス
体7に対する抜け止めで、止め孔12に貫通される。前
記した水平方向の固定孔17は前面部が5度〜7度下方
に傾斜させるように穿設されている。
【0013】
【発明の効果】上記したスタンドキャスタの構成による
と、穀粒ホッパの後部が常に一定角度尻上がりに設定さ
れているので、穀粒ホッパをトラックから積み降ろし、
積み込みが、スムーズに容易にできる。倉庫への反転倒
立収納時にはスタンドの支持支点が低く、重心も低いの
で移動による上下振動も少なく安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した側面図
【図2】 反転側面倒立させた側面図
【図3】 要部説明断面図
【図4】 要部斜視図
【符号の説明】
1 穀粒ホッパ 2 搬送駆動モータ 3 ホッパ本体 4 延長パネル 5 側枠 6 スタンド 7 ボス体 8 受金具 9 排出口 10 横軸 11 キャスタ 12 止め孔 13 係合孔 14 上ピン 15 下ピン 16 ストッパ 17 固定孔 18 底板 19 支柱 20 フック板 21 止めピン a 傾斜角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック等の荷台上に搭載可能とした平
    面形状が長方形状の穀粒ホッパにおいて、排出口を設け
    た前面側が常に下方に傾斜するように、前記穀粒ホッパ
    の左右荷枠の長辺側にキャスタを有したスタンドの横軸
    を支承させ、且つ、この横軸を支点として前記穀粒ホッ
    パを反転可能に構成するとともに側面倒立固定手段を具
    備させたことを特徴とした穀粒ホッパ。
  2. 【請求項2】 排出口のある前面側に駆動モータを設け
    るとともに、スタンドの横軸を穀粒ホッパ荷枠の長辺側
    中心に対して前方側に偏位させ、前面側を下端にして倒
    立させることを特徴とした請求項1記載の穀粒ホッパ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197846A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Shigenori Saito 穀粒容器における取扱い装置
CN110901968A (zh) * 2019-10-12 2020-03-24 安徽昱工激光技术有限公司 一种用于合金粉末的灌装成型设备

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JP2006197846A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Shigenori Saito 穀粒容器における取扱い装置
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