JPH10170100A - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents

吸収式ヒートポンプ装置

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JPH10170100A
JPH10170100A JP32731096A JP32731096A JPH10170100A JP H10170100 A JPH10170100 A JP H10170100A JP 32731096 A JP32731096 A JP 32731096A JP 32731096 A JP32731096 A JP 32731096A JP H10170100 A JPH10170100 A JP H10170100A
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JP
Japan
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heat transfer
refrigerant
heat
evaporator
absorption
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JP32731096A
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Tadao Abe
忠夫 阿部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収式ヒートポンプ装置において、蒸発器の
伝熱フィンと熱媒体との熱交換効率の低下を防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】 吸収液から冷媒を気化分離する精溜器
と、気化冷媒を凝縮して液化する凝縮器と、凝縮器から
供給される液化冷媒と熱媒体との熱交換により液化冷媒
を気化させる蒸発器と、気化した冷媒と前記精溜器から
供給される吸収液とを反応させることにより、前記吸収
液中に冷媒を吸収させる吸収器とを備え、前記蒸発器
が、鉛直方向に沿って配設された伝熱管18と、この伝
熱管の外面に、その長さ方向に間隔をおいて多数設けら
れた伝熱フィン21とを備え、これらの伝熱フィンが熱
媒体の流れの下流側が下方となるように傾斜して設けら
れているとともに、下方側の端部に、その端縁から上方
側へ向かうスリット56が、端縁方向に間隔をおいて複
数形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷暖房機や給湯器
等に用いられる吸収式ヒートポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、この種の吸収式ヒートポ
ンプ装置を特願平7−292756号において提案し
た。
【0003】図7において、符号1は、前記提案に係わ
る吸収式ヒートポンプ装置を示すもので、熱交換用の冷
媒Aを吸収した吸収液Bを加熱して、この吸収液Bから
前記冷媒Aを気化させて分離する精溜器2と、前記分離
された気化冷媒Aを凝縮して液化する凝縮器3と、この
凝縮器3から排出される液化冷媒Aが内部に供給される
とともに、外面に接触させられる外気等の熱媒体Cから
蒸発潜熱を奪って前記液化冷媒Aを気化させる蒸発器4
と、この蒸発器4から供給される気化冷媒Aと、前記精
溜器2から供給される吸収液Bとを反応させることによ
り前記吸収液B中に冷媒Aを吸収させるとともに、この
冷媒Aを吸収した吸収液Dを前記精溜器2へ循環させる
吸収器5とを備えた概略構成となっている。
【0004】前記精溜器2は、鉛直方向に沿って設けら
れた筒状の精溜塔6と、この精溜塔6の下方に連設さ
れ、前記冷媒Aを吸収した吸収液D(以下、冷媒Aを吸
収した状態の吸収液Dを、作動液Dと称する)を加熱す
るための加熱部としてのバーナ7を備えた再生器8と、
前記精溜塔6の略中間部に設けられ、この精溜塔6内に
前記作動液Dを散布する作動液散布ノズル9と、この作
動液散布ノズル9と前記再生器8との間に介装された不
織布等の充填材10と、前記精溜塔6の上端部近傍に設
けられ、前記バーナ7の加熱によって作動液Dから気化
分離された冷媒Aが、この精溜塔6の上部へ至った際
に、この冷媒Aを冷却して凝縮させる補助凝縮器11が
設けられている。
【0005】前記凝縮器3は、前記精溜塔6と略平行に
設けられており、前記補助凝縮器11の下流側の端部に
ダクト12によって連通させられた貯留ボックス13
と、その下方に間隔をおいて設けられた冷媒タンク14
と、これらの貯留ボックス13と冷媒タンク14とを連
通させる複数の連通管15と、これらの連通管15を取
り囲んで設けられるとともに、前記貯留ボックス13と
冷媒タンク14との間に冷却水流路16を形成する外装
体17とによって構成されている。
【0006】そして、この凝縮器3は、前記補助凝縮器
11を経て貯留ボックス13へ流入する冷媒Aを、前記
各連通管15を通して冷媒タンク14へ導き、これらの
連通管15を通過させる間において、これらの連通管1
5を介して前記冷却水流路16を流れる後述する冷却水
Eによって冷却することにより、前記冷媒Aを凝縮して
液化するようになっている。
【0007】前記蒸発器4は、鉛直方向に沿って配設さ
れた複数の伝熱管18と、これらの伝熱管18の上端を
相互に連通状態で接続する上部ヘッダ19と、前記各伝
熱管18の下端を相互に連通状態で接続する下部ヘッダ
20と、前記伝熱管18の長さ方向に沿って間隔をおい
て設けられ、かつ、これらの伝熱管18が貫通状態で固
定された多数の水平な伝熱フィン21とによって構成さ
れ、さらに、前記各伝熱管18の上端部が、冷媒供給管
22を介して前記冷媒タンク14へ連通させられている
とともに、前記上部ヘッダ19が連通管23を介して前
記吸収器5の上端部に連通させられ、さらに、前記下部
ヘッダ20が、前記吸収器5の下端に設けられている作
動液タンク24へ連通管25を介して連通させられてい
る。
【0008】また、前記冷媒供給管22の下流側の端部
と前記蒸発器4の各伝熱管18の上端部との間には、前
記冷媒供給管22から供給される液化冷媒Aを、前記各
伝熱管18へ分配供給するとともに、その内面に沿って
滴下させるための冷媒滴下手段26が設けられている。
【0009】この冷媒滴下手段26は、図8および図9
に示すように、前記各伝熱管18の上端部に沿って配設
された冷媒供給ヘッダ27と、この冷媒供給ヘッダ27
にその長さ方向に間隔をおいて設けられ、前記各伝熱管
18の内部へ突出して設けられた冷媒供給ノズル28
と、前記各伝熱管18の上端内部に設けられ、前記冷媒
供給ノズル28から供給される液化冷媒Aを、前記各伝
熱管18の内壁面に沿うようにして滴下させるガイド部
材29とによって構成されている。
【0010】詳述すれば、前記各伝熱管18の上端部に
は、図9に示すように、大径部18aが形成されてお
り、この大径部18aの開口端部を覆うようにして、前
記上部ヘッダ19が気密に接続されているとともに、こ
の上部ヘッダ19の前記伝熱管18の小径部18bに対
向させられる位置には、伝熱管18と上部ヘッダ19と
の連通をなす貫通孔19aが形成され、この貫通孔19
aと前記伝熱管18の小径部18bとを連通させるよう
にして略同一径の環状の前記ガイド部材29が装着され
ている。
【0011】このガイド部材29は、その上端部におい
て、前記上部ヘッダ19に気密に接続されているととも
に、その下端部において、前記伝熱管18の小径部18
b内に嵌合させられており、したがって、前記伝熱管1
8に形成されている大径部18aによって、前記ガイド
部材29と上部ヘッダ19との間に液化冷媒Aの溜まり
部18cが形成され、この溜まり部18c内に、前記伝
熱管の大径部18aの側壁を貫通して設けられた前記冷
媒供給ノズル28の先端部が位置させられている。
【0012】また、前記ガイド部材29の下端部には、
その軸方向に沿いかつ下端面へ向けて開口されるガイド
溝30が、前記ガイド部材29の下端面から所定深さ
に、かつ、周方向に間隔をおいて多数形成されており、
これらのガイド溝30を介して前記溜まり部18cが前
記伝熱管18の内部へ連通させられている。
【0013】一方、前記吸収器5は、前記蒸発器4の上
部ヘッダ19に連設されている連通管23が接続された
吸収液滴下手段31と、この吸収液滴下手段31の下方
に間隔をおいて配設され、前記気化冷媒Aとの反応によ
りこの冷媒Aの吸収を行なった吸収液Bすなわち作動液
Dが貯留される前記作動液タンク24と、これらの吸収
液滴下手段31と作動液タンク24とを連通する複数の
連通管32と、これらの連通管32を取り囲んで設けら
れるとともに、前記吸収液滴下手段31と作動液タンク
24との間に冷却水流路33を形成する外装体34とに
よって構成されており、その内部圧力を減圧することに
より、前記伝熱管18において気化した冷媒Aを吸引す
るようになっている。
【0014】また、前記吸収液滴下手段31は、その上
部に、前記再生器8において濃縮された吸収液Bを供給
する吸収液供給管35が接続され、また、内部には、こ
の内部を上下方向に2分割するようにして配設された分
散板36が装着され、この分散板36よりも下方となる
位置に前記連通管23が接続されており、この連通管2
3によって、前記蒸発器4から気化した冷媒Aが送り込
まれるようになっている。
【0015】さらに、前記作動液タンク24は、作動液
戻し管37を介して前記作動液散布ノズル9へ連通させ
られており、この作動液戻し管37の途中には、前記作
動液タンク24に貯留されている作動液を前記作動液散
布ノズル9へ送り込むための作動液循環ポンプ38が設
けられている。
【0016】前記吸収器5の外装体34の上端部と凝縮
器3の外装体17の下端部との間には連通管39が設け
られて両者の連通がなされているとともに、前記凝縮器
3の外装体17の上端部と前記補助凝縮器11との間に
連通管40が設けられて両者の連通がなされ、さらに、
前記補助凝縮器11と前記吸収器5の外装体34の下端
部との間には連通管41が設けられてこれらの連通がな
されており、これらの外装体34、連通管39、外装体
17、連通管40、補助凝縮器11、および、連通管4
1によって冷却水循環用の閉回路が形成され、前記連通
管41の途中には、暖房用の室内機42と、前記冷却水
Eの循環をなす冷却水循環ポンプ43が設けられてい
る。
【0017】また、図7中、符号44は、前記冷媒供給
管22の途中に設けられて液化冷媒Aの供給を行う冷媒
循環ポンプを示し、符号45は、前記吸収液供給管35
と作動液戻し管37とが挿通させられるとともに、これ
らの間で熱交換を行わせるための熱交換器を示し、さら
に、符号46は、前記蒸発器4に対して外部の熱媒体C
としての外気を送り込む送風ファンを示す。
【0018】このように構成された先の提案に係わる吸
収式ヒートポンプ装置1では、冷媒タンク14から冷媒
循環ポンプ44によって送り込まれる液化冷媒Aが、蒸
発器4の上部に設けられている冷媒滴下手段26へ供給
される。
【0019】そして、この冷媒滴下手段26において
は、その冷媒供給ヘッダー27および各冷媒供給ノズル
28によって液化冷媒Aを溜まり部18cへ分配供給
し、この溜まり部18cに供給された液化冷媒Aが、各
ガイド溝30を介して伝熱管18の内壁面に滴下される
ことにより、前記液化冷媒Aが伝熱管18の内壁面に沿
って流下させられるとともに、前記伝熱フィン21およ
び伝熱管18の表面に熱媒体Cとしての外気が接触させ
られることにより、この外気Cと前記伝熱管18の内壁
面を流下する液化冷媒Aとの熱交換が行なわれ、この液
化冷媒Aが前記外気Cから気化潜熱を奪って気化すると
ともに、この気化冷媒Aが各伝熱管18内を上方へ移動
し、この伝熱管18の上端に設けられている上部ヘッダ
19によって集合させられた後に前記吸収器5へ送り込
まれる。
【0020】この吸収器5へ送り込まれた気化冷媒A
は、再生器8から送り込まれる吸収液Bと接触させられ
ることによってこの吸収液B中に吸収されて作動液Dと
なされ、さらに、この作動液Dが、作動液循環ポンプ3
8によって作動液散布ノズル9へ送り込まれて精溜塔6
内に散布されるとともに、精溜塔6の下部に設けられて
いるバーナ7によって加熱されて前記冷媒Aが気化され
ることにより、前記作動液Dが吸収液Bと冷媒Aとに分
離される。
【0021】このように、冷媒Aは、補助凝縮器11お
よび凝縮器3を通過させられる間において冷却水Eとの
熱交換を行ない、また、吸収器5を通過させられる間に
おいて、外気から吸収した熱を前記冷却水Eへ与える。
【0022】したがって、冷却水Eが吸収器5、凝縮器
3、および、補助凝縮器11へと循環させられる間に徐
々に加熱された後に、前記室内機42へ送り込まれて暖
房に供される。
【0023】このような吸収式ヒートポンプ装置1にお
いては、外気Cの熱エネルギを吸収して冷却水Eの加熱
の補助を行なうことにより、前記バーナ7の発熱量に対
する室内機42からの放熱量を1.3倍以上に高めるこ
とが可能となる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記吸収式
ヒートポンプ装置1においては、使用環境における温度
や湿度によって、蒸発器4の伝熱フィン21の表面に結
露が発生し、水滴が前記伝熱フィン21の表面に付着す
ることがあるが、前述した吸収式ヒートポンプ装置1に
おける蒸発器4においては、前記水滴が、表面張力によ
る吸着力により前記伝熱フィン21の表面に滞留してし
まうといった問題点がある。
【0025】そして、前記水滴が伝熱フィン21の表面
に滞留してしまうと、その水滴が滞留している部分にお
ける熱伝達が阻害され、また、伝熱フィン21間の間隔
が狭められて通気性が悪くなることにより、蒸発器4に
おける熱交換効率が低下し、ひいては、吸収式ヒートポ
ンプ装置1の熱効率にも影響を与えてしまう。
【0026】また、伝熱フィン21に水滴が滞留する
と、温度が低く冷媒Aの気化による伝熱フィン21の冷
却により、前記水滴が凍結することがあり、この凍結に
よって前記伝熱フィン21との付着力がさらに高められ
てその除去が困難になるばかりでなく、凍結部分が成長
して、前記伝熱フィン21間に形成される外気Cの流路
がさらに狭められて流路抵抗が増加することにより、外
気Cと伝熱フィン21の熱交換効率がさらに低下してし
まう。
【0027】一方、伝熱フィン21と外気Cの流れが平
行となって、伝熱フィン21間における外気Cの流れが
層流となることにより、前記伝熱フィン21の表面に薄
い層流境界層が形成され、これによって外気Cと伝熱フ
ィン21との間の熱伝達量が減少させられてしまうとい
った問題点もある。
【0028】本発明は、このような先の提案における問
題点に鑑みてなされたもので、吸収式ヒートポンプ装置
において、蒸発器の伝熱フィンと熱媒体との熱交換効率
の低下を防止することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の吸収式ヒートポンプ装置は、前述した目的を達成する
ために、熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱して、
この吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加熱部を
備えた精溜器と、前記分離された気化冷媒を凝縮して液
化する凝縮器と、この凝縮器から排出される液化冷媒が
内部に供給されるとともに、外面に接触させられる熱媒
体との熱交換により前記冷媒を気化させる蒸発器と、こ
の蒸発器から排出される気化冷媒と前記精溜器から供給
される吸収液とを反応させることにより、前記吸収液中
に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒を吸収した吸収液
を前記精溜器へ循環させる吸収器とからなり、前記蒸発
器が、鉛直方向に沿って配設された伝熱管と、この伝熱
管の外面に、その長さ方向に間隔をおいて多数設けられ
た伝熱フィンとを備え、これらの伝熱フィンが前記熱媒
体の流れの下流側が下方となるように傾斜して設けられ
ているとともに、下方側の端部に、その端縁から上方側
へ向かうスリットが、端縁方向に間隔をおいて複数形成
されていることを特徴としている。
【0030】また、本発明の請求項2に記載の吸収式ヒ
ートポンプ装置は、請求項1において、前記各伝熱フィ
ンに形成されるスリットが、上下方向において重畳する
ように位置させられていることを特徴としている。
【0031】さらに、本発明の請求項3に記載の吸収式
ヒートポンプ装置は、請求項1または請求項2におい
て、前記各スリット間に位置する前記伝熱フィンの端部
が、下方へ向かって突出するように湾曲させられている
ことを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1ないし図6に基づき説明する。
【0033】なお、以下の説明中、図7ないし図9と共
通する部分については同一符号を用いて説明を簡略化す
る。
【0034】図1において符号50は、本実施形態に係
わる吸収式ヒートポンプ装置を示し、この吸収式ヒート
ポンプ装置50は、吸収液B(作動液D)から冷媒を気
化させて分離する加熱部を備えた精溜器2と、前記分離
された気化冷媒Aを凝縮して液化する凝縮器51と、こ
の凝縮器51から排出される液化冷媒Aが内部に供給さ
れるとともに、外面に接触させられる外気Cとの熱交換
により前記液化冷媒Aを気化させる蒸発器52と、この
蒸発器52から供給される気化冷媒Aと前記精溜器2か
ら供給される吸収液Bとを反応させることにより、前記
吸収液B中に冷媒Aを吸収させるとともに、この冷媒A
を吸収した吸収液Bすなわち作動液Dを前記精溜器2へ
循環させる吸収器5とを備え、前記蒸発器52が、鉛直
方向に沿って配設された伝熱管18と、この伝熱管18
の内壁へ向けて前記液化冷媒Aを吐出する冷媒吐出ノズ
ル53とを備え、この冷媒吐出ノズル53が、前記伝熱
管18の上端部から所定距離下方にずれた位置に設けら
れた基本構成となっている。
【0035】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、本実施形態においては、前記凝縮器51が連通管4
0を介して前記吸収器5の冷却水路33へ連通させられ
ており、この連通管40および前記冷却水路33と室内
機42とを連通する連通管41とともに、冷却水循環系
を構成するようになっている。
【0036】また、前記凝縮器51の下流側には、この
凝縮器51によって凝縮液化された冷媒Aを貯留するた
めの冷媒タンク54が接続されており、この冷媒タンク
54の冷媒流出部に、後述するU字管55を介して前記
冷媒吐出ノズル53が接続されている。
【0037】前記冷媒吐出ノズル53は、前記伝熱管1
8の下部から外方へ突出させられたU字管55の一端部
に連設され、このU字管55の他端部には前記冷媒タン
ク54が連設されおり、この冷媒タンク54に貯留され
ている前記液化冷媒Aが前記U字管55を介して前記冷
媒吐出ノズル53へ、サイフォン現象により供給される
ようになされている。
【0038】また、このU字管55は、前記各伝熱管1
8毎に設けられ、前記冷媒吐出ノズル53が一体形成さ
れるとともに前記伝熱管18の外部へ突出させられた複
数の吐出管55aと、前記伝熱管18の外部において、
前記各吐出管55aを相互に連通させる分配ヘッダ55
bと、この分配ヘッダ55bと前記冷媒タンク54とを
連通させる連通管55cとによって構成され、全体とし
て、下方へ向けて湾曲したU字形状となされている。
【0039】そして、図2に示すように、前記冷媒吐出
ノズル53は、前記伝熱管18の上端部より所定距離下
方にずれた位置に(本実施形態においては、前記伝熱管
18の長さ方向の略中間部に)位置させられているとと
もに、前記冷媒タンク54の下端が、前記冷媒吐出ノズ
ル53よりも上方へ位置させられて、その内部に貯留さ
れる液化冷媒Aの液面が前記冷媒吐出ノズル53よりも
常に上方に位置するようになされている。
【0040】このように冷媒吐出ノズル53を、前記伝
熱管18の上端部より所定距離下方にずれた位置に設け
るのは、前記液化冷媒Aを、鉛直に設置された伝熱管1
8の長さ方向略中間部の内壁面へ向けて吐出させること
により、伝熱管18内の気流によって未気化の液滴状の
冷媒Aが伝熱管18の上方すなわち下流側へ向けて搬送
された場合においても、前記液滴状の冷媒Aが伝熱管1
8の上端部に到達する前に停止させるとともに前記伝熱
管18の内壁に付着させ、その後の降下の途中で、前記
液滴状の冷媒Aを伝熱管18の管壁を介した外気Cとの
熱交換によって気化させるためである。
【0041】このような現象は、液化冷媒Aの主の気化
領域を伝熱管18の中間部より下方に設けることによ
り、中間部から上方における気化量を少なくして伝熱管
18内の圧力を減少させ、これによって、伝熱管18内
の気流の速度を遅くすることにより実現される。
【0042】したがって、未気化の冷媒Aが吸収器5へ
送り込まれることが抑制されて、伝熱管18内における
冷媒Aの気化量が高められる。
【0043】また、前記冷媒吐出ノズル53と冷媒タン
ク54とをU字管55で連結し、かつ、冷媒タンク54
を冷媒吐出ノズル53よりも上方に位置させるのは、両
者間を常に冷媒Aによって液封して、前記伝熱管18内
の圧力変動の影響が前記冷媒タンク54内の液化冷媒A
へ作用することを抑制し、かつ、各伝熱管18に対応し
て設けられている各冷媒吐出ノズル53に対する冷媒A
の供給圧力を、前記冷媒吐出ノズル53と冷媒タンク5
4との高低差分の水頭圧の差とすることにより、その圧
力を一定にし、これらの相乗作用により、特に、吐出量
が少ない状態における各冷媒吐出ノズル53からの冷媒
吐出量を均一化するためであり、また、水頭圧差によっ
て冷媒Aの供給を行なうことにより、従来必要とされて
いる冷媒循環ポンプ44を省略するためである。
【0044】さらに、前記冷媒吐出ノズル53の先端部
近傍の側壁には、図3および図4に示すように、前記伝
熱管18の内壁面へ向かって開口する冷媒吐出孔53a
が形成されており、前記冷媒吐出ノズル53の先端部
が、前記伝熱管18の内壁面に対して近接して設けられ
ることにより、前記冷媒吐出孔53aが、前記伝熱管1
8の内壁面との間に所定距離以下の隙間gを空けて対向
させられるようになっている。
【0045】この隙間gは、使用する冷媒Aの粘度や温
度によっても左右されるが、通常の使用範囲では、約5
mm以下に設定される。
【0046】この隙間gを5mm以下に設定するのは、
前記液化冷媒Aが冷媒吐出孔53aから伝熱管18の内
壁面へ向けて吐出させられた際に、この液化冷媒Aを、
前記冷媒吐出ノズル53と前記伝熱管18の内壁面との
間に表面張力を利用して保持させるとともに、この表面
張力を最大にして、たとえば、伝熱管18内の上昇気流
が大きい場合には、未気化の冷媒Aが上方へ吸引される
ことを防止し、また、前記上昇気流が小さい場合には、
前記冷媒吐出孔53aから吐出された冷媒Aが冷媒吐出
管53の外面を伝わって降下することを防止するためで
ある。
【0047】この冷媒吐出管53の外面を伝わって降下
する液化冷媒Aは気化することはなく、かつ、外気Cか
ら気化潜熱を奪うこともないことから無駄となる。
【0048】また、、図3に示すように、前記伝熱管1
8の内壁面には、微小深さの螺旋溝(ローレット状の凹
凸でもよい)Rが全面に亙って形成されており、この螺
旋溝Rの毛細管作用によって、前記液化冷媒Aが伝熱管
18の内壁面に良好に付着させられるとともに、この内
壁面に沿って円滑に広がり、その結果、前記液化冷媒A
の円滑な気化が行なわれるようになっている。
【0049】一方、前記前記伝熱管18の外周面に装着
された伝熱フィン21は、図2および図3に示すよう
に、伝熱管18の長さ方向に所定間隔を置いて多数設け
られ、これらの各伝熱フィン21は、水平面に対して傾
斜して設けられているとともに、図3に示すように、前
記伝熱管18が挿入されかつその表面に圧接させられる
ボス部21aが形成されている。
【0050】そして、前記伝熱フィン21の傾斜方向
は、図3に示すように、伝熱管18の表面に接触させら
れる外気Cの流れ方向の下流側が下方となるように設定
され、また、前記ボス部21aは、伝熱フィン21と伝
熱管18との伝熱面を形成するとともに、下方に位置す
る伝熱フィン21へ当接させられてこれらの間隔を一定
に保持するようになされている。
【0051】このように伝熱フィン21に傾斜をつける
のは、使用環境の温度や湿度等の関係で、前記伝熱管1
8の表面や伝熱フィン21の表面が結露した場合、その
水滴を伝熱フィン21の傾斜によって下流側へ導いて伝
熱フィン21の下端縁から落下させることにより、前記
結露による水滴が伝熱フィン21の表面に滞留すること
を防止して、外気Cの流れが阻害されることを防止し、
かつ、伝熱フィン21の伝熱面積が減少することを防止
するための処置である。
【0052】そして、前記水滴が伝熱フィン21上に滞
留させられると、外気の状態によっては前記水滴が凍結
してしまい、これらの伝熱フィン21間に形成される外
気Cの流路が狭められて、熱交換効率がさらに低下する
ことから、前記水滴を早期に落下除去する必要がある。
【0053】また、伝熱フィン21が前記外気Cの流れ
に対して傾斜させられていることにより、伝熱フィン2
1の上流側の端部近傍の上面側において、図3にXで示
すように、前記外気Cの流れが乱流となり、これによっ
て、伝熱フィン21の表面を流れる外気Cが撹拌される
ことにより、この伝熱フィン21と外気Cとの熱交換効
率が高められる作用もある。
【0054】そして、前記伝熱フィン21の傾斜角度α
は、15゜〜50゜の範囲に設定されることが望まし
い。
【0055】このような範囲に伝熱フィン21の傾斜角
度αを設定するのは、傾斜角度αが15゜未満である
と、水滴と伝熱フィン21との表面張力による密着力が
強く、水滴の伝熱フィン21からの離脱が円滑に行なわ
れず、また、50゜を越えると、伝熱フィン21間に形
成される流路が狭められ、あるいは、外気Cの流路が急
激に屈曲させられることによって流路抵抗が大きくな
り、蒸発器52自体の通気性が損なわれて熱交換効率が
低下してしまうからである。
【0056】さらに、本実施形態においては、図5に示
すように、前記各伝熱フィン21の傾斜方向下方に位置
する端部で、隣接する伝熱管18の間に位置する部分に
は、その端縁から所定深さのスリット56がそれぞれ形
成されている。
【0057】これらのスリット56は、たとえば、深さ
約10mmで幅約4mmに形成されているもので、前記
伝熱フィン21の下方の端縁に対して交差する方向に沿
った端縁56aを形成することにより、これらの交点部
分にエッジを形成し、このエッジによって前記冷媒Aの
水滴Hの表面張力による密着力を破壊するきっかけを作
り、この水滴Hの落下を促進するために設けられたもの
である。
【0058】そして、各伝熱フィン21に形成されるス
リット56は、上下方向において重畳するように形成さ
れており、上方の伝熱フィン21のスリット56部分か
ら落下させられる水滴Hが、下方の伝熱フィン21のス
リット56部分に位置させられている水滴Hに衝突させ
られることにより、あるいは、下方の水滴Hと一体化さ
せられて肥大化されることにより、水滴Hの落下が促進
されるようになっている。
【0059】また、このように伝熱フィン21にスリッ
ト56を形成した場合、この伝熱フィン21の下方の端
縁が、前記伝熱管18毎に独立されていることから、図
6に示すように、前記伝熱フィン21の端縁を、前記ス
リット56間において下方へ突出するように湾曲させる
ことにより、前記伝熱フィン21の表面に付着した水滴
Hを、前記湾曲面によって各スリット56へ向けて滑ら
せるような形状にすることが可能となり、これによって
前記水滴Hの落下がさらに促進される。
【0060】このように構成された本実施形態に係わる
吸収式ヒートポンプ装置50においては、伝熱フィン2
1を伝熱管18に対して傾斜した状態で取り付けたこと
により、伝熱管18の表面や伝熱フィン21の表面が結
露した場合、その水滴Hが伝熱フィン21の傾斜によっ
て下流側へ導かれた後に、その下端縁から落下させられ
る。
【0061】そして、前記水滴Hが表面張力により前記
伝熱フィン21の下端縁から離れずに滞留した場合にお
いても、徐々に水滴Hどうしが集合して成長し、これに
伴って、この水滴Hが、前記伝熱フィン21の端縁に沿
って伸び、この端縁に形成されているスリット56へ到
達し、このスリット56の端縁56aと伝熱フィン21
の端縁との交点に形成されるエッジに接触させられた時
点で、前記水滴Hの表面張力のバランスが破壊され、こ
れがきっかけとなって前記水滴Hの一部が伝熱フィン2
1から離脱させられる。
【0062】このように水滴Hの一部で表面張力のバラ
ンスが崩されて伝熱フィン21からの落下が開始される
と、水滴Hの残余の部分も連続して伝熱フィン21から
落下させられる。
【0063】また、図6に示すように、前記スリット5
6間において、前記伝熱フィン21の端縁を下方へ向か
って突出するように湾曲させると、前記伝熱フィン21
上の水滴Hが前記スリット56へ移動しやすくなり、前
述した水滴Hの除去作用が向上する。
【0064】これによって、前記結露による水滴が伝熱
フィン21の表面に滞留することが防止されて、外気C
の流れが阻害されること、ならびに、伝熱フィン21の
伝熱面積が減少することが防止され、また、水滴の凍結
による流路面積の減少といった不具合も防止される。
【0065】また、伝熱フィン21が前記熱媒体Cの流
れに対して傾斜させられていることにより、伝熱フィン
21の表面に沿って流れる外気Cの流れが乱流となり、
これによって外気Cが撹拌されるとともに、伝熱フィン
21表面の境界層が薄くなって、伝熱フィン21との熱
交換効率が高められる。
【0066】この結果、蒸発器52における熱交換効率
の低下が防止されて、吸収式ヒートポンプ装置50の全
体としての熱効率が高められる。
【0067】なお、前述した実施形態において示した各
構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、設計
要求等に基づき種々変更可能である。
【0068】たとえば、前記実施形態においては、冷媒
タンク54を冷媒吐出ノズル53よりも上方に配置し
て、冷媒循環ポンプ44を省略した例について示した
が、従来と同様に、冷媒タンク54を冷媒吐出ノズル5
3よりも下方に位置させるとともに、前記冷媒吐出ノズ
ル53へ冷媒循環ポンプ44によって冷媒Aを供給する
ようにすることも可能である。
【0069】また、冷媒Aの吐出を従来のように、伝熱
管18の上端部から行なうようにすることも可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる吸収式ヒートポンプ装置によれば、蒸発器にお
いて、伝熱管外面に設けられる伝熱フィンを熱媒体の流
れに対して、下流側が下方となるように傾斜させて設け
たことにより、伝熱フィンの表面に結露による水滴が付
着したとしても、この水滴を伝熱フィンの下方へ自然落
下させるとともに、その下端縁から落下させて除去する
ことができる。
【0071】また、水滴が前記伝熱フィンの下端縁にそ
の表面張力によって滞留したとしても、水滴の成長に伴
って、この水滴が前記伝熱フィンの下端縁に形成されて
いるスリットへ到達し、前記伝熱フィンの端縁とスリッ
トの端縁との交点に形成されるエッジによって前記水滴
の表面張力が破壊され、これによって前記水滴を確実に
落下させて除去することができる。
【0072】したがって、水滴によって伝熱フィンの伝
熱面積が減少させられることを防止するとともに、伝熱
フィン間に形成される熱媒体の流路が減少させられるこ
とを防止し、これによって、蒸発器における熱交換効率
の低下を防止することができる。
【0073】また、本発明の請求項2に係わる吸収式ヒ
ートポンプ装置によれば、各伝熱フィンに形成されるス
リットを上下方向において重畳させることにより、上方
のスリットから落下させられる水滴を、下方の伝熱フィ
ンのスリット部分に付着している水滴に衝突させないし
はこの水滴と合体させて肥大化させることにより、下方
に位置する水滴の除去を早めることができる。
【0074】さらに、本発明の請求項3に係わる吸収式
ヒートポンプ装置によれば、伝熱フィンの端縁を、スリ
ット間において下方へ向けて湾曲させた構成としたこと
により、伝熱フィン上に付着した水滴をスリットへ向け
て強制的に移動させることにより、前記スリットによる
水滴の剥離除去作用を効果的に行なわせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体のシステム構成
図である。
【図2】本発明の一実施形態に係わる蒸発器の概略構成
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係わる冷媒吐出ノズル近
傍の構成を示す拡大縦断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係わる冷媒吐出ノズル近
傍の構成を示す、一部を省略した拡大横断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係わる蒸発器の外観の一
部を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施形態の変形例を示す蒸発器の概
略構成図である。
【図7】本願出願人の先の提案に係わる吸収式ヒートポ
ンプ装置のシステム構成図である。
【図8】本願出願人の先の提案に係わる吸収式ヒートポ
ンプ装置における蒸発器の概略構成図である。
【図9】本願出願人の先の提案に係わる吸収式ヒートポ
ンプ装置における蒸発器の冷媒吐出部分の詳細図であ
る。
【符号の説明】
2 精溜器 5 吸収器 18 伝熱管 21 伝熱フィン 50 吸収式ヒートポンプ装置 51 凝縮器 52 蒸発器 56 スリット 56a (スリットの)端縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱
    して、この吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加
    熱部を備えた精溜器と、前記分離された気化冷媒を凝縮
    して液化する凝縮器と、この凝縮器から排出される液化
    冷媒が内部に供給されるとともに、外面に接触させられ
    る熱媒体との熱交換により前記冷媒を気化させる蒸発器
    と、この蒸発器から排出される気化冷媒と前記精溜器か
    ら供給される吸収液とを反応させることにより、前記吸
    収液中に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒を吸収した
    吸収液を前記精溜器へ循環させる吸収器とからなり、前
    記蒸発器が、鉛直方向に沿って配設された伝熱管と、こ
    の伝熱管の外面に、その長さ方向に間隔をおいて多数設
    けられた伝熱フィンとを備え、これらの伝熱フィンが前
    記熱媒体の流れの下流側が下方となるように傾斜して設
    けられているとともに、下方側の端部に、その端縁から
    上方側へ向かうスリットが、端縁方向に間隔をおいて複
    数形成されていることを特徴とする吸収式ヒートポンプ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記各伝熱フィンに形成されるスリット
    が、上下方向において重畳するように位置させられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の吸収式ヒートポン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 前記各スリット間に位置する前記伝熱フ
    ィンの端部が、下方へ向かって突出するように湾曲させ
    られていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の吸収式ヒートポンプ装置。
JP32731096A 1996-12-06 1996-12-06 吸収式ヒートポンプ装置 Withdrawn JPH10170100A (ja)

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