JPH10169968A - 石油燃焼装置 - Google Patents
石油燃焼装置Info
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- JPH10169968A JPH10169968A JP32377796A JP32377796A JPH10169968A JP H10169968 A JPH10169968 A JP H10169968A JP 32377796 A JP32377796 A JP 32377796A JP 32377796 A JP32377796 A JP 32377796A JP H10169968 A JPH10169968 A JP H10169968A
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- oil
- pump
- cartridge tank
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は石油燃焼器のカートリッジタンクへ
の給油に関するものであり、カートリッジタンクをひっ
くり返したり、油に汚れた給油口キャップで手が汚れた
り、締め付けが甘く給油口キャップが外れ油がこぼれる
という問題を解決するものである。 【解決手段】 カートリッジタンク12の上面に給油口
26と汲み上げポンプ28を設け、固定タンク15内の
第一のフロートスイッチ16で汲み上げポンプ28を制
御して固定タンク15へ上部から油受け部33を経由し
て油を供給するため、給油時にカートリッジタンク12
をひっくり返したり、油で手が汚れる等の煩わしさをな
くすことができる。
の給油に関するものであり、カートリッジタンクをひっ
くり返したり、油に汚れた給油口キャップで手が汚れた
り、締め付けが甘く給油口キャップが外れ油がこぼれる
という問題を解決するものである。 【解決手段】 カートリッジタンク12の上面に給油口
26と汲み上げポンプ28を設け、固定タンク15内の
第一のフロートスイッチ16で汲み上げポンプ28を制
御して固定タンク15へ上部から油受け部33を経由し
て油を供給するため、給油時にカートリッジタンク12
をひっくり返したり、油で手が汚れる等の煩わしさをな
くすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油燃焼装置の燃
料供給にかかるもので、特に一般家庭で使用される石油
燃焼機に関するものである。
料供給にかかるもので、特に一般家庭で使用される石油
燃焼機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の石油燃焼装置は図6・図
7に示すように、本体ケース1内に設けた燃焼部2に送
油ポンプ3で固定タンク4内の燃料を供給して燃焼させ
る構成である。固定タンク4への燃料の供給は、その上
に載置され本体ケース1に着脱自在に収納されたカート
リッジタンク5から供給される。
7に示すように、本体ケース1内に設けた燃焼部2に送
油ポンプ3で固定タンク4内の燃料を供給して燃焼させ
る構成である。固定タンク4への燃料の供給は、その上
に載置され本体ケース1に着脱自在に収納されたカート
リッジタンク5から供給される。
【0003】カートリッジタンク5への給油はカートリ
ッジタンク5を本体ケース1から取り出し、上下方向を
逆転した後、カートリッジタンク5の弁部6を有する給
油口キャップ7を外し、口金部8から燃料をカートリッ
ジタンク5に注入し、燃料がカートリッジタンク5に供
給されたことを確認した後、口金部8のネジ部に給油口
キャップ7を締め付け、給油口キャップ7部が下になる
ようにひっくり返し、本体ケース1に挿入し、前記固定
タンク4の上面に取り付けられている受け具9に給油口
キャップ7部を挿入し、固定タンク4の上に載置する。
ッジタンク5を本体ケース1から取り出し、上下方向を
逆転した後、カートリッジタンク5の弁部6を有する給
油口キャップ7を外し、口金部8から燃料をカートリッ
ジタンク5に注入し、燃料がカートリッジタンク5に供
給されたことを確認した後、口金部8のネジ部に給油口
キャップ7を締め付け、給油口キャップ7部が下になる
ようにひっくり返し、本体ケース1に挿入し、前記固定
タンク4の上面に取り付けられている受け具9に給油口
キャップ7部を挿入し、固定タンク4の上に載置する。
【0004】受け具9の中央のピン10でカートリッジ
タンク5の給油口キャップ7の弁部6が開き、カートリ
ッジタンク5内の燃料が固定タンク4内に流入する。固
定タンク4の油面がキャップ7の弁の位置(a面)まで
上昇すると、カートリッジタンク5内の燃料の流出が止
まる。燃焼部2へ送油ポンプ3によって固定タンク4内
の燃料が燃焼部2へ供給されると固定タンク4内の油面
が下がり、給油口キャップ7の弁部6より空気がカート
リッジタンク5内へ入り、その分燃料が流出し、固定タ
ンク4の油面を一定に保つようにカートリッジタンク4
の燃料が供給されるようになっていた。
タンク5の給油口キャップ7の弁部6が開き、カートリ
ッジタンク5内の燃料が固定タンク4内に流入する。固
定タンク4の油面がキャップ7の弁の位置(a面)まで
上昇すると、カートリッジタンク5内の燃料の流出が止
まる。燃焼部2へ送油ポンプ3によって固定タンク4内
の燃料が燃焼部2へ供給されると固定タンク4内の油面
が下がり、給油口キャップ7の弁部6より空気がカート
リッジタンク5内へ入り、その分燃料が流出し、固定タ
ンク4の油面を一定に保つようにカートリッジタンク4
の燃料が供給されるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の石油燃焼装
置では、カートリッジタンク5に燃料供給のため、本体
ケース1よりカートリッジタンク5を引き抜き、給油口
キャップ7部を上に向けるためにカートリッジタンク5
をひっくり返す必要があり、また燃料供給後、給油口キ
ャップ7を締め、本体ケース1に挿入するためにもう一
度カートリッジタンク5を上下逆転させる必要があり、
取扱いに煩わしさがあった。
置では、カートリッジタンク5に燃料供給のため、本体
ケース1よりカートリッジタンク5を引き抜き、給油口
キャップ7部を上に向けるためにカートリッジタンク5
をひっくり返す必要があり、また燃料供給後、給油口キ
ャップ7を締め、本体ケース1に挿入するためにもう一
度カートリッジタンク5を上下逆転させる必要があり、
取扱いに煩わしさがあった。
【0006】さらに、給油口キャップ7の締め付けは口
金部8とネジ締めになっており、給油口キャップ7の締
め付け不十分の為にカートリッジタンク5をひっくり返
した時給油口キャップ7が外れ、燃料が流出するという
問題があった。
金部8とネジ締めになっており、給油口キャップ7の締
め付け不十分の為にカートリッジタンク5をひっくり返
した時給油口キャップ7が外れ、燃料が流出するという
問題があった。
【0007】特に近年の高齢化社会においては、握力の
低下によりネジを締め付ける力が下がり、早急な改善が
望まれている。さらに、固定タンク4へ燃料を供給する
とき、油面が給油口キャップ7の弁部6まで上昇し、空
気の置換により定油面を保ちながらカートリッジタンク
5内の燃料を供給するため、給油口キャップ7の弁部6
は常に燃料で濡れている状態にあり、カートリッジタン
ク5に給油する為に給油口キャップ7を外すとき、手に
燃料が付着しネジを締め付ける際に滑ってしまうと同時
に、手が臭くなる、汚れるという問題を有していた。
低下によりネジを締め付ける力が下がり、早急な改善が
望まれている。さらに、固定タンク4へ燃料を供給する
とき、油面が給油口キャップ7の弁部6まで上昇し、空
気の置換により定油面を保ちながらカートリッジタンク
5内の燃料を供給するため、給油口キャップ7の弁部6
は常に燃料で濡れている状態にあり、カートリッジタン
ク5に給油する為に給油口キャップ7を外すとき、手に
燃料が付着しネジを締め付ける際に滑ってしまうと同時
に、手が臭くなる、汚れるという問題を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、カートリッジタンクの上面に給油口と汲み上
げポンプを設け、本体ケースに挿入した時、前記汲み上
げポンプによりカートリッジタンク内の燃料を汲み上
げ、固定タンクに供給する構成としたものである。上記
構成とすることにより、給油口が上部にあるため給油時
カートリッジタンクをひっくり返す必要がなく、また給
油口の給油口キャップを外すとき、手に油が付着するこ
とがない。
するため、カートリッジタンクの上面に給油口と汲み上
げポンプを設け、本体ケースに挿入した時、前記汲み上
げポンプによりカートリッジタンク内の燃料を汲み上
げ、固定タンクに供給する構成としたものである。上記
構成とすることにより、給油口が上部にあるため給油時
カートリッジタンクをひっくり返す必要がなく、また給
油口の給油口キャップを外すとき、手に油が付着するこ
とがない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、本体ケース内に燃焼部
と前記燃焼部へ燃料を供給する送油ポンプと油面検出手
段を有する固定タンクと、前記固定タンクに一端を連通
し、他端を開放とした油受け部と前記固定タンクに前記
油受け部を介して、燃料を供給するカートリッジタンク
を備え、前記カートリッジタンクは本体ケースから着脱
自在に構成し、上面には燃料を注入する給油口と、給油
口を閉塞する給油口キャップと、燃料を前記固定タンク
に供給する汲み上げポンプを有し、前記汲み上げポンプ
の吐出口は吸入口より上方で、かつ前記油受け部の開放
部と対向した位置で下向きに開口し、前記カートリッジ
タンクを前記本体ケースに装着したときに前記汲み上げ
ポンプに導通する接点を設け、前記固定タンクの油面検
出手段により前記汲み上げポンプの駆動を制御するもの
である。
と前記燃焼部へ燃料を供給する送油ポンプと油面検出手
段を有する固定タンクと、前記固定タンクに一端を連通
し、他端を開放とした油受け部と前記固定タンクに前記
油受け部を介して、燃料を供給するカートリッジタンク
を備え、前記カートリッジタンクは本体ケースから着脱
自在に構成し、上面には燃料を注入する給油口と、給油
口を閉塞する給油口キャップと、燃料を前記固定タンク
に供給する汲み上げポンプを有し、前記汲み上げポンプ
の吐出口は吸入口より上方で、かつ前記油受け部の開放
部と対向した位置で下向きに開口し、前記カートリッジ
タンクを前記本体ケースに装着したときに前記汲み上げ
ポンプに導通する接点を設け、前記固定タンクの油面検
出手段により前記汲み上げポンプの駆動を制御するもの
である。
【0010】そして、カートリッジタンクに給油すると
きはカートリッジタンクの給油口を上面に設けているの
で、給油口キャップは燃料で濡れることがなく、また手
を汚すこともない。また、本体ケースに装着するとき
も、カートリッジタンクをひっくり返すことがないの
で、給油口キャップが外れ燃料が流出する事もない。さ
らに、本体が転倒したとき固定タンク内の燃料の油面が
油受け部との接続開口部より下面位置に設定することが
できるので開口部からの燃料流出を防止することができ
る。また、固定タンクの油面は固定タンクに設けた、油
面検出手段で汲み上げポンプを制御するので一定油面を
保つことができる。
きはカートリッジタンクの給油口を上面に設けているの
で、給油口キャップは燃料で濡れることがなく、また手
を汚すこともない。また、本体ケースに装着するとき
も、カートリッジタンクをひっくり返すことがないの
で、給油口キャップが外れ燃料が流出する事もない。さ
らに、本体が転倒したとき固定タンク内の燃料の油面が
油受け部との接続開口部より下面位置に設定することが
できるので開口部からの燃料流出を防止することができ
る。また、固定タンクの油面は固定タンクに設けた、油
面検出手段で汲み上げポンプを制御するので一定油面を
保つことができる。
【0011】さらに、カートリッジタンクの汲み上げポ
ンプの吐出口はカートリッジタンクの最大油面より上方
に設けたものである。
ンプの吐出口はカートリッジタンクの最大油面より上方
に設けたものである。
【0012】そして、カートリッジタンクを本体ケース
から取り出すとき、汲み上げポンプが停止すると同時に
吐出口の燃料は、サイホン効果でカートリッジタンク内
に逆流し、カートリッジタンクを運搬するとき吐出口か
ら燃料が滴り落ちることはない。
から取り出すとき、汲み上げポンプが停止すると同時に
吐出口の燃料は、サイホン効果でカートリッジタンク内
に逆流し、カートリッジタンクを運搬するとき吐出口か
ら燃料が滴り落ちることはない。
【0013】また、油受け部の開口部の断面積は固定タ
ンクへの連通部より大きく、かつカートリッジタンクの
汲み上げポンプの吐出口より大きくするとともに、前記
カートリッジタンクの装着時、汲み上げポンプの吐出口
を覆うように構成したものである。
ンクへの連通部より大きく、かつカートリッジタンクの
汲み上げポンプの吐出口より大きくするとともに、前記
カートリッジタンクの装着時、汲み上げポンプの吐出口
を覆うように構成したものである。
【0014】そして、汲み上げポンプ駆動時にも吐出口
から供給される燃料は確実に油受け部に流入し、周囲に
飛散するようなことはない。
から供給される燃料は確実に油受け部に流入し、周囲に
飛散するようなことはない。
【0015】また、カートリッジタンクの汲み上げポン
プの吸入口の断面積は吐出口の断面積より小さくしたも
のである。
プの吸入口の断面積は吐出口の断面積より小さくしたも
のである。
【0016】そして、汲み上げポンプ駆動時には吸入口
部のエアー咬みを防ぎ、確実に燃料の供給が継続され
る。
部のエアー咬みを防ぎ、確実に燃料の供給が継続され
る。
【0017】また、カートリッジタンクは、汲み上げポ
ンプの吐出口以外に直径1mm以下の微小な開口部を有す
る他は、完全密閉の構成としたものである。
ンプの吐出口以外に直径1mm以下の微小な開口部を有す
る他は、完全密閉の構成としたものである。
【0018】そして、汲み上げポンプ駆動時にカートリ
ッジタンク内の圧力が低下し、汲み上げポンプの吐出量
が減少してしまうことを防止すると同時に、カートリッ
ジタンクの転倒時にも、カートリッジタンクからの燃料
の流出を最小限に抑えることができる。
ッジタンク内の圧力が低下し、汲み上げポンプの吐出量
が減少してしまうことを防止すると同時に、カートリッ
ジタンクの転倒時にも、カートリッジタンクからの燃料
の流出を最小限に抑えることができる。
【0019】さらに、カートリッジタンクの微小な開口
部を、給油口キャップに設けたものである。
部を、給油口キャップに設けたものである。
【0020】そして、カートリッジタンク本体に余分な
開口部を設ける必要がないので、カートリッジタンクの
製作時の気密検査が容易に実施できる。
開口部を設ける必要がないので、カートリッジタンクの
製作時の気密検査が容易に実施できる。
【0021】また、本体ケースとカートリッジタンクに
接点を設け、この接点は前記カートリッジタンクを持ち
上げると導通が遮断される構成としたものである。
接点を設け、この接点は前記カートリッジタンクを持ち
上げると導通が遮断される構成としたものである。
【0022】そして本体ケースがが転倒した時は、カー
トリッジタンクは本体ケースの装着部より飛び出し、汲
み上げポンプへの通電が遮断され汲み上げポンプが停止
するので、カートリッジタンクの燃料が流出するのを停
止する事ができる。
トリッジタンクは本体ケースの装着部より飛び出し、汲
み上げポンプへの通電が遮断され汲み上げポンプが停止
するので、カートリッジタンクの燃料が流出するのを停
止する事ができる。
【0023】また、カートリッジタンクの側面に油受け
部の断面形状に近似した凹部を設け、前記油受け部を挟
んだ両側に接点を設けたものである。
部の断面形状に近似した凹部を設け、前記油受け部を挟
んだ両側に接点を設けたものである。
【0024】そして、カートリッジタンクは油受け部が
ガイドとなって所定位置に挿入されると同時に、本体ケ
ースに設けられた接点とカートリッジタンクに設けられ
た接点が確実に接触する。
ガイドとなって所定位置に挿入されると同時に、本体ケ
ースに設けられた接点とカートリッジタンクに設けられ
た接点が確実に接触する。
【0025】さらに、本体ケースに設けられた接点はバ
ネ性を有すると共に、上下に摺動する接点カバーを備
え、この接点カバーは前記カートリッジタンクの挿入時
のみ下方に押し下げられ、前記接点が露出する構成とし
たものである。
ネ性を有すると共に、上下に摺動する接点カバーを備
え、この接点カバーは前記カートリッジタンクの挿入時
のみ下方に押し下げられ、前記接点が露出する構成とし
たものである。
【0026】そして、本体ケースに設けられた接点にほ
こり等の異物が付着し電気的接続を妨げることを防止す
る。
こり等の異物が付着し電気的接続を妨げることを防止す
る。
【0027】また、固定タンクの油面検出手段は、少な
くとも2個以上設けられたものである。
くとも2個以上設けられたものである。
【0028】また、カートリッジタンクの汲み上げポン
プは、油面検出手段の駆動信号により駆動をスタートし
停止信号で駆動停止をする回路と、所定時間後に停止す
るタイマー回路を有するものである。
プは、油面検出手段の駆動信号により駆動をスタートし
停止信号で駆動停止をする回路と、所定時間後に停止す
るタイマー回路を有するものである。
【0029】そして、万一固定タンクの第一の油面検出
手段が故障したときでも、第二の油面検出手段あるい
は、一定時間後にタイマー回路によりカートリッジタン
クの汲み上げポンプを停止させることにより、固定タン
クから燃料のオーバーフローを防止することができる。
手段が故障したときでも、第二の油面検出手段あるい
は、一定時間後にタイマー回路によりカートリッジタン
クの汲み上げポンプを停止させることにより、固定タン
クから燃料のオーバーフローを防止することができる。
【0030】また、カートリッジタンクの給油口と汲み
上げポンプの吸入口の間に撥水性を有するフィルターを
設けたものである。
上げポンプの吸入口の間に撥水性を有するフィルターを
設けたものである。
【0031】そして、汲み上げポンプ以降の燃料の供給
経路にゴミ、水等の異物が浸入することを防止すると同
時に、燃料内に含まれるゴミ、水等の異物をカートリッ
ジタンク内で捕捉することにより、異物の除去を容易に
することができる。
経路にゴミ、水等の異物が浸入することを防止すると同
時に、燃料内に含まれるゴミ、水等の異物をカートリッ
ジタンク内で捕捉することにより、異物の除去を容易に
することができる。
【0032】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の石油燃焼装置の
外観断面図、図2は同要部上面図、図3はカートリッジ
タンク装着時の同要部断面図、図4はカートリッジタン
ク未装着時の同要部断面図、また、図5は同回路図であ
る。
して説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の石油燃焼装置の
外観断面図、図2は同要部上面図、図3はカートリッジ
タンク装着時の同要部断面図、図4はカートリッジタン
ク未装着時の同要部断面図、また、図5は同回路図であ
る。
【0033】図において、11は本体ケースで、上部に
カートリッジタンク12を着脱する開閉式のタンク扉1
3を有し、後部に温風循環用のプロペラファン14とそ
の対向面に温風吹出口(図示せず)を有している。15
はカートリッジタンク12の下部に位置し、上面に油面
を検出し開閉するスイッチ(図示せず)を有した第一の
フロートスイッチ16と送油ポンプ17及び第一のフロ
ートスイッチ16より、検出油面の高い第二のフロート
スイッチ18(図示せず)を備えた固定タンク。19は
内部にヒータ19aを有する気化器、20は下部にソレ
ノイド21を有し、このソレノイドと連動したノズルを
有する噴出口、前記送油ポンプ17と気化器19は送油
パイプ22で連通されている。
カートリッジタンク12を着脱する開閉式のタンク扉1
3を有し、後部に温風循環用のプロペラファン14とそ
の対向面に温風吹出口(図示せず)を有している。15
はカートリッジタンク12の下部に位置し、上面に油面
を検出し開閉するスイッチ(図示せず)を有した第一の
フロートスイッチ16と送油ポンプ17及び第一のフロ
ートスイッチ16より、検出油面の高い第二のフロート
スイッチ18(図示せず)を備えた固定タンク。19は
内部にヒータ19aを有する気化器、20は下部にソレ
ノイド21を有し、このソレノイドと連動したノズルを
有する噴出口、前記送油ポンプ17と気化器19は送油
パイプ22で連通されている。
【0034】23は噴出口20と対向し、外周側面に複
数の小孔を有するバーナーヘッド、24はバーナーヘッ
ド23を覆うごとく設け上部を開口した燃焼筒、25は
バーナーヘッド23、燃焼筒24を載置し、本体ケース
11のプロペラファン14と温風吹出口を連通させる箱
体のダクトである。
数の小孔を有するバーナーヘッド、24はバーナーヘッ
ド23を覆うごとく設け上部を開口した燃焼筒、25は
バーナーヘッド23、燃焼筒24を載置し、本体ケース
11のプロペラファン14と温風吹出口を連通させる箱
体のダクトである。
【0035】カートリッジタンク12の上部には給油口
26及び給油口26と嵌合する給油口キャップ27及び
汲み上げポンプ28を有している。給油口キャップ27
はカートリッジタンク12の内部と連通する微少開口部
27aを有している。汲み上げポンプ28の吸入口29
はカートリッジタンク12内の下部に開口し、その開口
には撥水性を有するフィルター30が嵌合されている。
吐出口31はカートリッジタンク12の上部で、かつカ
ートリッジタンク12の最大油面より高い位置で下方向
きに開口している。また、吸入口29、吐出口31はそ
れぞれ円筒形のパイプで構成されており、吸入口29の
直径(d1)は吐出口31の直径(d2)より小さくし
ている。
26及び給油口26と嵌合する給油口キャップ27及び
汲み上げポンプ28を有している。給油口キャップ27
はカートリッジタンク12の内部と連通する微少開口部
27aを有している。汲み上げポンプ28の吸入口29
はカートリッジタンク12内の下部に開口し、その開口
には撥水性を有するフィルター30が嵌合されている。
吐出口31はカートリッジタンク12の上部で、かつカ
ートリッジタンク12の最大油面より高い位置で下方向
きに開口している。また、吸入口29、吐出口31はそ
れぞれ円筒形のパイプで構成されており、吸入口29の
直径(d1)は吐出口31の直径(d2)より小さくし
ている。
【0036】汲み上げポンプ28はカートリッジタンク
12の側面に設けた接点A32と接続されている。33
は汲み上げポンプ28の吐出口31と対向する位置で上
面は吐出口31を覆うように開口し、他方は固定タンク
15の上面に連通した油受け部である。
12の側面に設けた接点A32と接続されている。33
は汲み上げポンプ28の吐出口31と対向する位置で上
面は吐出口31を覆うように開口し、他方は固定タンク
15の上面に連通した油受け部である。
【0037】34は油受け部33の両側で、カートリッ
ジタンク12の接点A32と対向する位置に設けた接点
Bで第一のフロートスイッチ16及び第二のフロートス
イッチ18を介し、汲み上げポンプ28の駆動回路(図
示せず)に接続されている。35は接点B34を覆う如
く設けられた接点カバーで、バネ36により接点台37
に固定されている。また、カートリッジタンク12は油
受け部33との嵌合位置に凹部12aを有している。
ジタンク12の接点A32と対向する位置に設けた接点
Bで第一のフロートスイッチ16及び第二のフロートス
イッチ18を介し、汲み上げポンプ28の駆動回路(図
示せず)に接続されている。35は接点B34を覆う如
く設けられた接点カバーで、バネ36により接点台37
に固定されている。また、カートリッジタンク12は油
受け部33との嵌合位置に凹部12aを有している。
【0038】次に動作、作用について説明する。運転ス
イッチ38を入れると気化器19のヒータ19aが通電
され気化器19の温度が上昇し所定温度に達すると、送
油ポンプ17が駆動し噴出口20の下部に設けたソレノ
イド21がノズルを開く。送油ポンプ17から送られた
燃料は気化器19内でガス化し、ノズルより噴出する。
バーナーヘッド23の近傍に設けた点火器39(図示せ
ず)が放電し、ノズルより噴出したガスはバーナーヘッ
ド23の側面小孔より噴出し点火され、燃焼を開始す
る。同時に本体ケース11の背面に設けたプロペラファ
ン14が回り、前面の温風吹出口より温風が吹き出し室
内を暖房する。
イッチ38を入れると気化器19のヒータ19aが通電
され気化器19の温度が上昇し所定温度に達すると、送
油ポンプ17が駆動し噴出口20の下部に設けたソレノ
イド21がノズルを開く。送油ポンプ17から送られた
燃料は気化器19内でガス化し、ノズルより噴出する。
バーナーヘッド23の近傍に設けた点火器39(図示せ
ず)が放電し、ノズルより噴出したガスはバーナーヘッ
ド23の側面小孔より噴出し点火され、燃焼を開始す
る。同時に本体ケース11の背面に設けたプロペラファ
ン14が回り、前面の温風吹出口より温風が吹き出し室
内を暖房する。
【0039】一方、カートリッジタンク12を本体ケー
ス11に装着した時カートリッジタンク12内の燃料
は、固定タンク15内の油面が低いときには、第一のフ
ロートスイッチ16がON状態となり、同時にカートリ
ッジタンク12側面の接点A32と油受け部33の両側
に設けられた接点B34が導通状態となって、汲み上げ
ポンプ28に通電され、カートリッジタンク12内の燃
料をフィルター30を介して汲み上げ、吐出口31より
流出させる。
ス11に装着した時カートリッジタンク12内の燃料
は、固定タンク15内の油面が低いときには、第一のフ
ロートスイッチ16がON状態となり、同時にカートリ
ッジタンク12側面の接点A32と油受け部33の両側
に設けられた接点B34が導通状態となって、汲み上げ
ポンプ28に通電され、カートリッジタンク12内の燃
料をフィルター30を介して汲み上げ、吐出口31より
流出させる。
【0040】流出した燃料はその下の油受け部33を通
り、固定タンク15に流入する。そして固定タンク15
の油面が上昇すると、第一のフロートスイッチ16の接
点が開き、汲み上げポンプ28への通電が止まり、汲み
上げポンプ28が停止する。送油ポンプ17で気化器1
9へ燃料を供給し、固定タンク15内の油面が低下する
と第一のフロートスイッチ16の接点が閉じ、再びカー
トリッジタンク12の汲み上げポンプ28が駆動し、固
定タンク15に燃料が供給される。
り、固定タンク15に流入する。そして固定タンク15
の油面が上昇すると、第一のフロートスイッチ16の接
点が開き、汲み上げポンプ28への通電が止まり、汲み
上げポンプ28が停止する。送油ポンプ17で気化器1
9へ燃料を供給し、固定タンク15内の油面が低下する
と第一のフロートスイッチ16の接点が閉じ、再びカー
トリッジタンク12の汲み上げポンプ28が駆動し、固
定タンク15に燃料が供給される。
【0041】また、カートリッジタンク12の汲み上げ
ポンプ28の駆動回路は第一のフロートスイッチ16が
導通した信号を受け所定時間後に遮断するタイマー回路
を設けてある。
ポンプ28の駆動回路は第一のフロートスイッチ16が
導通した信号を受け所定時間後に遮断するタイマー回路
を設けてある。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、次の効果が得られる。
よれば、次の効果が得られる。
【0043】カートリッジタンクに給油するときはカー
トリッジタンクの給油口を上面に設けているので、給油
口キャップは燃料で濡れることがなく、また手を汚すこ
ともない。また、本体ケースに装着するときも、カート
リッジタンクをひっくり返すことがないので、給油口キ
ャップが外れ燃料が流出する事もない。さらに、本体が
転倒したとき固定タンク内の燃料の油面が油受け部との
接続開口部より下面位置に設定することができるので開
口部からの燃料流出を防止することができる。また、固
定タンクの油面は固定タンクに設けた、油面検出手段で
汲み上げポンプを制御するので一定油面を保つことがで
きる。
トリッジタンクの給油口を上面に設けているので、給油
口キャップは燃料で濡れることがなく、また手を汚すこ
ともない。また、本体ケースに装着するときも、カート
リッジタンクをひっくり返すことがないので、給油口キ
ャップが外れ燃料が流出する事もない。さらに、本体が
転倒したとき固定タンク内の燃料の油面が油受け部との
接続開口部より下面位置に設定することができるので開
口部からの燃料流出を防止することができる。また、固
定タンクの油面は固定タンクに設けた、油面検出手段で
汲み上げポンプを制御するので一定油面を保つことがで
きる。
【0044】また、カートリッジタンクの汲み上げポン
プの吐出口はカートリッジタンクの最大油面より上方に
設けているので、カートリッジタンクを本体ケースから
取り出すとき、汲み上げポンプが停止すると同時に吐出
口の燃料は、サイホン効果でカートリッジタンク内に逆
流し、カートリッジタンクを運搬するとき吐出口から燃
料が滴り落ちることはない。
プの吐出口はカートリッジタンクの最大油面より上方に
設けているので、カートリッジタンクを本体ケースから
取り出すとき、汲み上げポンプが停止すると同時に吐出
口の燃料は、サイホン効果でカートリッジタンク内に逆
流し、カートリッジタンクを運搬するとき吐出口から燃
料が滴り落ちることはない。
【0045】また、油受け部の開口部の断面積は固定タ
ンクへの連通部より大きく、かつカートリッジタンクの
汲み上げポンプの吐出口より大きくするとともに、前記
カートリッジタンクの装着時、汲み上げポンプの吐出口
を覆うように構成しているので、汲み上げポンプ駆動時
にも吐出口から供給される燃料は確実に油受け部に流入
し、周囲に飛散するようなことはない。
ンクへの連通部より大きく、かつカートリッジタンクの
汲み上げポンプの吐出口より大きくするとともに、前記
カートリッジタンクの装着時、汲み上げポンプの吐出口
を覆うように構成しているので、汲み上げポンプ駆動時
にも吐出口から供給される燃料は確実に油受け部に流入
し、周囲に飛散するようなことはない。
【0046】また、カートリッジタンクの汲み上げポン
プの吸入口の断面積は吐出口の断面積より小さくしてい
るので、汲み上げポンプ駆動時には吸入口部のエアー咬
みを防ぎ、確実に燃料の供給が継続される。
プの吸入口の断面積は吐出口の断面積より小さくしてい
るので、汲み上げポンプ駆動時には吸入口部のエアー咬
みを防ぎ、確実に燃料の供給が継続される。
【0047】また、カートリッジタンクは、汲み上げポ
ンプの吐出口以外に微小な開口部を有する他は、完全密
閉の構成としているので、汲み上げポンプ駆動時にカー
トリッジタンク内の圧力が低下し、汲み上げポンプの吐
出量が減少してしまうことを防止すると同時に、カート
リッジタンクの転倒時にも、カートリッジタンクからの
燃料の流出を最小限に抑えることができる。
ンプの吐出口以外に微小な開口部を有する他は、完全密
閉の構成としているので、汲み上げポンプ駆動時にカー
トリッジタンク内の圧力が低下し、汲み上げポンプの吐
出量が減少してしまうことを防止すると同時に、カート
リッジタンクの転倒時にも、カートリッジタンクからの
燃料の流出を最小限に抑えることができる。
【0048】さらに、カートリッジタンクの微小な開口
部を、給油口キャップに設けているので、カートリッジ
タンク本体に余分な開口部を設ける必要がなく、カート
リッジタンクの製作時の気密検査が容易に実施できる。
部を、給油口キャップに設けているので、カートリッジ
タンク本体に余分な開口部を設ける必要がなく、カート
リッジタンクの製作時の気密検査が容易に実施できる。
【0049】また、本体ケースとカートリッジタンクに
接点を設け、この接点は前記カートリッジタンクを持ち
上げると導通が遮断される構成とているので、本体ケー
スがが転倒した時は、カートリッジタンクは本体ケース
の装着部より飛び出し、汲み上げポンプへの通電が遮断
され汲み上げポンプが停止するので、カートリッジタン
クの燃料が流出するのを停止する事ができる。
接点を設け、この接点は前記カートリッジタンクを持ち
上げると導通が遮断される構成とているので、本体ケー
スがが転倒した時は、カートリッジタンクは本体ケース
の装着部より飛び出し、汲み上げポンプへの通電が遮断
され汲み上げポンプが停止するので、カートリッジタン
クの燃料が流出するのを停止する事ができる。
【0050】また、カートリッジタンクの側面に油受け
部の断面形状に近似した凹部を設け、前記油受け部を挟
んだ両側に接点を設けているので、カートリッジタンク
は油受け部がガイドとなって所定位置に挿入されると同
時に、本体ケースに設けられた接点とカートリッジタン
クに設けられた接点が確実に接触する。
部の断面形状に近似した凹部を設け、前記油受け部を挟
んだ両側に接点を設けているので、カートリッジタンク
は油受け部がガイドとなって所定位置に挿入されると同
時に、本体ケースに設けられた接点とカートリッジタン
クに設けられた接点が確実に接触する。
【0051】さらに、本体ケースに設けられた接点はバ
ネ性を有すると共に、上下に摺動する接点カバーを備
え、この接点カバーはカートリッジタンクの挿入時のみ
下方に押し下げられ、前記接点が露出する構成としてい
るので、本体ケースに設けられた接点にほこり等の異物
が付着し電気的接続を妨げることを防止する。
ネ性を有すると共に、上下に摺動する接点カバーを備
え、この接点カバーはカートリッジタンクの挿入時のみ
下方に押し下げられ、前記接点が露出する構成としてい
るので、本体ケースに設けられた接点にほこり等の異物
が付着し電気的接続を妨げることを防止する。
【0052】また、固定タンクの油面検出手段は、2個
設けられており、カートリッジタンクの汲み上げポンプ
は、油面検出手段の駆動信号により駆動をスタートし停
止信号で駆動停止をする回路と、所定時間後に停止する
タイマー回路を有するので、、万一固定タンクの第一の
油面検出手段が故障したときでも、第二の油面検出手段
あるいは、一定時間後にタイマー回路によりカートリッ
ジタンクの汲み上げポンプを停止させることにより、固
定タンクから燃料のオーバーフローを防止することがで
きる。
設けられており、カートリッジタンクの汲み上げポンプ
は、油面検出手段の駆動信号により駆動をスタートし停
止信号で駆動停止をする回路と、所定時間後に停止する
タイマー回路を有するので、、万一固定タンクの第一の
油面検出手段が故障したときでも、第二の油面検出手段
あるいは、一定時間後にタイマー回路によりカートリッ
ジタンクの汲み上げポンプを停止させることにより、固
定タンクから燃料のオーバーフローを防止することがで
きる。
【0053】また、カートリッジタンクの給油口と汲み
上げポンプの吸入口の間に撥水性を有するフィルターを
設けているので、汲み上げポンプ以降の燃料の供給経路
にゴミ、水等の異物が浸入することを防止すると同時
に、燃料内に含まれるゴミ、水等の異物をカートリッジ
タンク内で捕捉することにより、異物の除去を容易にす
ることができる。
上げポンプの吸入口の間に撥水性を有するフィルターを
設けているので、汲み上げポンプ以降の燃料の供給経路
にゴミ、水等の異物が浸入することを防止すると同時
に、燃料内に含まれるゴミ、水等の異物をカートリッジ
タンク内で捕捉することにより、異物の除去を容易にす
ることができる。
【図1】本発明の実施例1の石油燃焼装置を説明する全
体断面図
体断面図
【図2】同要部上面図
【図3】同カートリッジタンク装着時の要部断面図
【図4】同カートリッジタンク非装着時の要部断面図
【図5】同回路図
【図6】従来の燃焼装置の全体断面図
【図7】同要部断面図
11 本体ケース 12 カートリッジタンク 12a 凹部 15 固定タンク 16 第一のフロートスイッチ 17 送油ポンプ 18 第二のフロートスイッチ 23 バーナヘッド(燃焼部) 26 給油口 27 給油口キャップ 27a 微少開口部 28 汲み上げポンプ 29 吸込口 30 フィルター 31 吐出口 32 接点A 33 油受け部 34 接点B 35 接点カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】本体ケース内に燃焼部と前記燃焼部へ燃料
を供給する送油ポンプと油面検出手段を有する固定タン
クと、前記固定タンクに一端を連通し、他端を開放とし
た油受け部と前記固定タンクに前記油受け部を介して、
燃料を供給するカートリッジタンクを備え、前記カート
リッジタンクは本体ケースから着脱自在に構成し、上面
には燃料を注入する給油口と、給油口を閉塞する給油口
キャップと、燃料を前記固定タンクに供給する汲み上げ
ポンプを有し、前記汲み上げポンプの吐出口は吸入口よ
り上方で、かつ前記油受け部の開放部と対向した位置で
下向きに開口し、前記カートリッジタンクを前記本体ケ
ースに装着したときに前記汲み上げポンプに導通する接
点を設け、前記固定タンクの油面検出手段により前記汲
み上げポンプの駆動を制御する石油燃焼装置。 - 【請求項2】カートリッジタンクの汲み上げポンプの吐
出口はカートリッジタンクの最大油面より上方に設けた
請求項1記載の石油燃焼装置。 - 【請求項3】油受け部の開口部の断面積は固定タンクへ
の連通部より大きく、かつカートリッジタンクの汲み上
げポンプの吐出口より大きくするとともに、前記カート
リッジタンクの装着時、汲み上げポンプの吐出口を覆う
ように構成した請求項1記載の石油燃焼装置。 - 【請求項4】カートリッジタンクの汲み上げポンプの吸
入口の断面積は吐出口の断面積より小さくした請求項1
または、3記載の石油燃焼装置。 - 【請求項5】カートリッジタンクは、汲み上げポンプの
吐出口以外に微小な開口部を有する他は、完全密閉の構
成とした請求項1記載の石油燃焼装置。 - 【請求項6】カートリッジタンクの微小な開口部を、給
油口キャップに設けた請求項5記載の石油燃焼装置。 - 【請求項7】本体ケースとカートリッジタンクに電気的
接点を設け、この接点は前記カートリッジタンクを持ち
上げると導通が遮断される構成とした請求項1記載の石
油燃焼装置。 - 【請求項8】カートリッジタンクの側面に油受け部の断
面形状に近似した凹部を設け、前記油受け部を挟んだ両
側に接点を設けた請求項1または、7記載の石油燃焼装
置。 - 【請求項9】本体ケースに設けられた接点はバネ性を有
すると共に、上下に摺動する接点カバーを備え、この接
点カバーは前記カートリッジタンクの挿入時のみ下方に
押し下げられ、前記接点が露出する構成とした請求項
1、7、8の何れか1項記載の石油燃焼装置。 - 【請求項10】固定タンクの油面検出手段は、少なくと
も2個以上設けた請求項1記載の石油燃焼装置。 - 【請求項11】カートリッジタンクの汲み上げポンプ
は、油面検出手段の駆動信号により駆動をスタートし停
止信号で駆動停止をする回路と、所定時間後に停止する
タイマー回路を有する請求項1または、10記載の石油
燃焼装置。 - 【請求項12】カートリッジタンクの給油口と汲み上げ
ポンプの吸入口の間に撥水性を有するフィルターを設け
た請求項1記載の石油燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32377796A JPH10169968A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 石油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32377796A JPH10169968A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 石油燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10169968A true JPH10169968A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18158510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32377796A Pending JPH10169968A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 石油燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10169968A (ja) |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32377796A patent/JPH10169968A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |