JPH1016976A - 異材質部材組付容器 - Google Patents
異材質部材組付容器Info
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- JPH1016976A JPH1016976A JP16555696A JP16555696A JPH1016976A JP H1016976 A JPH1016976 A JP H1016976A JP 16555696 A JP16555696 A JP 16555696A JP 16555696 A JP16555696 A JP 16555696A JP H1016976 A JPH1016976 A JP H1016976A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/001—Supporting means fixed to the container
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- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/40—Details of walls
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、一定の強度で取り付けられた
異材質部材であっても、容器を破棄する際、これを簡単
に取り外すことができる異材質部材組付容器を提供する
ことにある。 【解決手段】容器本体と、該容器本体の肩または底部分
に嵌着される異材質部材とを有する容器であって、前記
容器本体の一部に係合突起または係合凹部を形成し、前
記異材質部材の一部に係合凹部または係合突起を形成す
るとともに、前記異材質部材を、第1の部位と第2の部
位との間で回転可能とし、前記第1の部位で前記係合突
起と係合凹部が連結され、前記第2の部位で前記係合突
起と係合凹部の連結が解除される異材質部材組付容器を
提案する。
異材質部材であっても、容器を破棄する際、これを簡単
に取り外すことができる異材質部材組付容器を提供する
ことにある。 【解決手段】容器本体と、該容器本体の肩または底部分
に嵌着される異材質部材とを有する容器であって、前記
容器本体の一部に係合突起または係合凹部を形成し、前
記異材質部材の一部に係合凹部または係合突起を形成す
るとともに、前記異材質部材を、第1の部位と第2の部
位との間で回転可能とし、前記第1の部位で前記係合突
起と係合凹部が連結され、前記第2の部位で前記係合突
起と係合凹部の連結が解除される異材質部材組付容器を
提案する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の肩部分若し
くは底部分、あるいはその両方に容器本体とは異なる材
質により形成された部材を取り付けた容器に関するもの
であり、特に前記容器本体とこれら異材質形成部材の分
離を容易なものとする異材質部材組付容器に関するもの
である。
くは底部分、あるいはその両方に容器本体とは異なる材
質により形成された部材を取り付けた容器に関するもの
であり、特に前記容器本体とこれら異材質形成部材の分
離を容易なものとする異材質部材組付容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】各種瓶類やスプレー缶、ペットボトルな
どにおいて、美観や耐衝撃性、容器の安定性等を高める
理由から、このような容器本体の肩部分または底部分に
異材質で形成された別部材を嵌着して構成することがあ
る。このような異材質部材はその容器を使用している間
は容器本体に嵌着されている必要があり、不用意に外れ
てしまうことがないよう堅固に取り付けられているもの
が多い。
どにおいて、美観や耐衝撃性、容器の安定性等を高める
理由から、このような容器本体の肩部分または底部分に
異材質で形成された別部材を嵌着して構成することがあ
る。このような異材質部材はその容器を使用している間
は容器本体に嵌着されている必要があり、不用意に外れ
てしまうことがないよう堅固に取り付けられているもの
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年は、
資源のリサイクル運動の高まりからゴミの分別収集、資
源の再利用が広く行われるようになってきた。このた
め、上記のような異材質部材を組付けられた容器は、こ
れを破棄する際には容器本体と異材質部材を分離させる
必要がある。しかし上述のように堅固に取り付けられた
異材質部材を分離させることは難しく、結果として収集
された容器が再資源として利用されないという問題点が
あった。
資源のリサイクル運動の高まりからゴミの分別収集、資
源の再利用が広く行われるようになってきた。このた
め、上記のような異材質部材を組付けられた容器は、こ
れを破棄する際には容器本体と異材質部材を分離させる
必要がある。しかし上述のように堅固に取り付けられた
異材質部材を分離させることは難しく、結果として収集
された容器が再資源として利用されないという問題点が
あった。
【0004】一方、従来においても、実開平7-43124号
公報に開示される容器のように、別体である底部材を容
器本体の底部に取り付けた容器であって、容器本体の、
垂直方向に凹部を設けて、この底部材を取り外し可能と
した容器が提案されている。しかし、かかる構造におい
ては、凹部に差し込んで底部材を外す方向に力を加える
板状部材、例えば硬貨やドライバー等を別に用意しなけ
ればならず、底部材の分離作業が煩わしく、また凹部を
設けるため、容器の外観も損なうという問題点もあっ
た。
公報に開示される容器のように、別体である底部材を容
器本体の底部に取り付けた容器であって、容器本体の、
垂直方向に凹部を設けて、この底部材を取り外し可能と
した容器が提案されている。しかし、かかる構造におい
ては、凹部に差し込んで底部材を外す方向に力を加える
板状部材、例えば硬貨やドライバー等を別に用意しなけ
ればならず、底部材の分離作業が煩わしく、また凹部を
設けるため、容器の外観も損なうという問題点もあっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、一定の強度で取
り付けられた異材質部材であっても、容器を破棄する
際、これを簡単に取り外すことができる異材質部材組付
容器を提供することにある。
り付けられた異材質部材であっても、容器を破棄する
際、これを簡単に取り外すことができる異材質部材組付
容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の異材質部材組付
容器は、容器本体と、該容器本体の肩または底部分に嵌
着される異材質部材とを有する容器であって、前記容器
本体の一部に係合突起または係合凹部を形成し、前記異
材質部材の一部に係合凹部または係合突起を形成すると
ともに、前記異材質部材を、第1の部位と第2の部位と
の間で回転可能とし、前記第1の部位で前記係合突起と
係合凹部が連結され、前記第2の部位で前記係合突起と
係合凹部の連結が解除される異材質部材組付容器を提供
して、上記課題を解決している。
容器は、容器本体と、該容器本体の肩または底部分に嵌
着される異材質部材とを有する容器であって、前記容器
本体の一部に係合突起または係合凹部を形成し、前記異
材質部材の一部に係合凹部または係合突起を形成すると
ともに、前記異材質部材を、第1の部位と第2の部位と
の間で回転可能とし、前記第1の部位で前記係合突起と
係合凹部が連結され、前記第2の部位で前記係合突起と
係合凹部の連結が解除される異材質部材組付容器を提供
して、上記課題を解決している。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る異材質部材組付容器
の第1実施例を、図1乃至図5に基づいて説明する。図
1は本実施例に係る容器の分解斜視図、図2は同容器の
上面図、図3は同容器の側面の部分断面図、図4は異材
質部材を回転させた状態の、同容器の上面図、図5は異
材質部材を回転させた状態の、同容器の側面の部分断面
図である。
の第1実施例を、図1乃至図5に基づいて説明する。図
1は本実施例に係る容器の分解斜視図、図2は同容器の
上面図、図3は同容器の側面の部分断面図、図4は異材
質部材を回転させた状態の、同容器の上面図、図5は異
材質部材を回転させた状態の、同容器の側面の部分断面
図である。
【0008】図1に示すように、本実施例に係る異材質
部材組付容器(以下、単に容器という)Aは、断面が楕
円形となったガラス製円筒体の容器本体1と、該容器本
体1の肩部12及び底部13のそれぞれに係合する、異材質
部材である肩部材2、底部材3とから構成される。容器
本体1の肩部12には、細い円筒状の首部11が設けられて
おり、該首部11の外周にはネジが形成され、図示しない
蓋を嵌合するよう構成されている。
部材組付容器(以下、単に容器という)Aは、断面が楕
円形となったガラス製円筒体の容器本体1と、該容器本
体1の肩部12及び底部13のそれぞれに係合する、異材質
部材である肩部材2、底部材3とから構成される。容器
本体1の肩部12には、細い円筒状の首部11が設けられて
おり、該首部11の外周にはネジが形成され、図示しない
蓋を嵌合するよう構成されている。
【0009】肩部材2は中央に孔2aを開口した天板2
bとその周囲に立設される周側片2cとから形成され
る。この肩部材2はポリプロピレン等の合成樹脂で成形
されており、その天板2bは容器本体1の断面と同じ楕
円形状を有し、孔2aに容器本体1の首部11を挿通する
ように取り付けた場合は、周側片2cは容器本体1の側
面と連続し、意匠的に一体になる。
bとその周囲に立設される周側片2cとから形成され
る。この肩部材2はポリプロピレン等の合成樹脂で成形
されており、その天板2bは容器本体1の断面と同じ楕
円形状を有し、孔2aに容器本体1の首部11を挿通する
ように取り付けた場合は、周側片2cは容器本体1の側
面と連続し、意匠的に一体になる。
【0010】肩部材2の、周側片2c内側には、孔2a
を挟んで2つの立設片2d、2dが一体に形成されてい
る。この立設片2dは平面上、円弧状に湾曲した板状体
であって(図2参照)、さらにその先端内側には係合突
起2eが形成されている。2つの立設片2dは同一円の
円弧となるように円曲率が設定され、且つ位置決めされ
ている。
を挟んで2つの立設片2d、2dが一体に形成されてい
る。この立設片2dは平面上、円弧状に湾曲した板状体
であって(図2参照)、さらにその先端内側には係合突
起2eが形成されている。2つの立設片2dは同一円の
円弧となるように円曲率が設定され、且つ位置決めされ
ている。
【0011】容器本体1の肩部12には、首部11の基部に
段部14が形成されている。かかる段部14は、互いに背中
合わせとなる2個所に、平面上、円弧状に湾曲した円曲
面14aを有し(図2参照)、それぞれの円曲面14aには
横長の係合凹部14bが形成されている。段部14におい
て、これら円曲面14a、14aに対する側面14c、14c間
の幅は、円曲面14a、14a間の幅に比べて狭くなってい
る。
段部14が形成されている。かかる段部14は、互いに背中
合わせとなる2個所に、平面上、円弧状に湾曲した円曲
面14aを有し(図2参照)、それぞれの円曲面14aには
横長の係合凹部14bが形成されている。段部14におい
て、これら円曲面14a、14aに対する側面14c、14c間
の幅は、円曲面14a、14a間の幅に比べて狭くなってい
る。
【0012】以上の構成を有する肩部材2を容器本体1
の肩部12に取り付けた状態を図2及び図3に示す。かか
る状態にあっては、肩部材2の2つの立設片2d、2d
は、段部14の円曲面14a、14aに当接して、この段部14
を両側から挟持している。立設片2d先端の係合突起2
eは円曲面14aの係合凹部14bに噛合して、肩部材2と
容器本体1とを連結している(肩部材の第1の部位)。
の肩部12に取り付けた状態を図2及び図3に示す。かか
る状態にあっては、肩部材2の2つの立設片2d、2d
は、段部14の円曲面14a、14aに当接して、この段部14
を両側から挟持している。立設片2d先端の係合突起2
eは円曲面14aの係合凹部14bに噛合して、肩部材2と
容器本体1とを連結している(肩部材の第1の部位)。
【0013】容器本体1の肩部12と底部材3も、上記肩
部12並びに肩部材2と同様な構造を有する。すなわち、
底部材3は、合成樹脂製の部材であって、底板3aとそ
の周囲に立設される周側片3bとから形成される。底板
3aの平面形は、容器本体1と同様に楕円形状を有し、
容器本体1に取り付けた場合は意匠的に一体になる。底
部材3の、周側片3b内側には、同一円の円弧上に重な
るように湾曲した2つの立設片3c、3cが底板3aと
一体に形成されている。
部12並びに肩部材2と同様な構造を有する。すなわち、
底部材3は、合成樹脂製の部材であって、底板3aとそ
の周囲に立設される周側片3bとから形成される。底板
3aの平面形は、容器本体1と同様に楕円形状を有し、
容器本体1に取り付けた場合は意匠的に一体になる。底
部材3の、周側片3b内側には、同一円の円弧上に重な
るように湾曲した2つの立設片3c、3cが底板3aと
一体に形成されている。
【0014】容器本体1の底部13には、段部15が形成さ
れている。かかる段部15は、互いに背中合わせとなる2
個所に、平面円弧状となった円曲面15aが形成されてお
り、それぞれの円曲面15aには横長の係合凹部15bが形
成されている。肩部材2と同様に、円曲面15aに対する
側面15c、15c間の幅は円曲面15a、15a間の幅に比べ
て狭くなっている。
れている。かかる段部15は、互いに背中合わせとなる2
個所に、平面円弧状となった円曲面15aが形成されてお
り、それぞれの円曲面15aには横長の係合凹部15bが形
成されている。肩部材2と同様に、円曲面15aに対する
側面15c、15c間の幅は円曲面15a、15a間の幅に比べ
て狭くなっている。
【0015】図3に底部材3を容器本体1の底部13に取
り付けた状態を示すが、底部材3の2つの立設片3c、
3cは、段部15の円曲面15a、15aに当接して、この段
部15を両側から挟む状態となっている。立設片3c先端
の係合突起3dは円曲面15aの係合凹部15bに噛合し
て、底部材3と容器本体1とを連結している(底部材の
第2の部位)。
り付けた状態を示すが、底部材3の2つの立設片3c、
3cは、段部15の円曲面15a、15aに当接して、この段
部15を両側から挟む状態となっている。立設片3c先端
の係合突起3dは円曲面15aの係合凹部15bに噛合し
て、底部材3と容器本体1とを連結している(底部材の
第2の部位)。
【0016】次に、図4及び図5を用いて、上記のごと
く構成された容器Aから異材質部材である肩部材2及び
底部材3を分別させる際の操作を説明する。但し、肩部
材2及び底部材3の分離操作は、ほぼ同じであるため、
肩部材2の分離操作についてのみ説明する。
く構成された容器Aから異材質部材である肩部材2及び
底部材3を分別させる際の操作を説明する。但し、肩部
材2及び底部材3の分離操作は、ほぼ同じであるため、
肩部材2の分離操作についてのみ説明する。
【0017】肩部材2を分離破棄する場合は、図4に示
すように、肩部材2を容器本体1に対して力を加えてね
じり、回転させる(図4中、矢印X方向)。このとき肩
部材2の立設片2d、2dは、その形成材料の合成樹脂
の弾性により、係合突起2e、2eの高さ分だけ外側に
倒れて広がり、段部14の係合凹部14b、14bの両側を乗
り越える。
すように、肩部材2を容器本体1に対して力を加えてね
じり、回転させる(図4中、矢印X方向)。このとき肩
部材2の立設片2d、2dは、その形成材料の合成樹脂
の弾性により、係合突起2e、2eの高さ分だけ外側に
倒れて広がり、段部14の係合凹部14b、14bの両側を乗
り越える。
【0018】そして、図5に示すように、肩部材2を容
器本体1に対して90度、回転させると、肩部材2の立
設片2dは段部14の側面14cと対向する状態となる。こ
の状態においては、係合突起2eと係合凹部14bとの噛
合が解除されるために(肩部材の第2の部位)、肩部材
2を上方に引き上げれば(図5中、矢印Y方向)、肩部
材2は容器本体1から簡単に取り外せる。
器本体1に対して90度、回転させると、肩部材2の立
設片2dは段部14の側面14cと対向する状態となる。こ
の状態においては、係合突起2eと係合凹部14bとの噛
合が解除されるために(肩部材の第2の部位)、肩部材
2を上方に引き上げれば(図5中、矢印Y方向)、肩部
材2は容器本体1から簡単に取り外せる。
【0019】次に、本発明の第2実施例を図6乃至図10
を用いて説明する。本実施例の容器Bは、肩部材及び底
部材の立設片を4つ設けて4方向から段部を挟む構造と
したものである。図6乃至図10に基づいて説明する。図
6は本実施例に係る容器の分解斜視図、図7は同容器の
上面図、図8は同容器の側面の部分断面図、図9は異材
質部材を回転させた状態の、同容器の上面図、図10は異
材質部材を回転させた状態の、同容器の側面の部分断面
図である。
を用いて説明する。本実施例の容器Bは、肩部材及び底
部材の立設片を4つ設けて4方向から段部を挟む構造と
したものである。図6乃至図10に基づいて説明する。図
6は本実施例に係る容器の分解斜視図、図7は同容器の
上面図、図8は同容器の側面の部分断面図、図9は異材
質部材を回転させた状態の、同容器の上面図、図10は異
材質部材を回転させた状態の、同容器の側面の部分断面
図である。
【0020】図6に示すように、本実施例に係る容器B
は、断面が円形のガラス製円筒体の容器本体1と、第1
実施例と同様に、該容器本体1の肩部12及び底部13のそ
れぞれに係合された肩部材22、底部材23とから構成され
る。容器本体1の肩部12には、容器内容物の取出し口で
ある首部11が設けられている。
は、断面が円形のガラス製円筒体の容器本体1と、第1
実施例と同様に、該容器本体1の肩部12及び底部13のそ
れぞれに係合された肩部材22、底部材23とから構成され
る。容器本体1の肩部12には、容器内容物の取出し口で
ある首部11が設けられている。
【0021】肩部材22は中央に孔22aを開口した天板22
bとその周囲に立設される周側片22cとから形成され、
合成樹脂により一体に成形されている。肩部材22の、周
側片22c内側には、孔22aを挟んで互いに対向する2
組、計4つの立設片22dが一体に形成されている。この
立設片22dの先端には、内側に突出する係合突起22eが
形成されている(図7参照)。
bとその周囲に立設される周側片22cとから形成され、
合成樹脂により一体に成形されている。肩部材22の、周
側片22c内側には、孔22aを挟んで互いに対向する2
組、計4つの立設片22dが一体に形成されている。この
立設片22dの先端には、内側に突出する係合突起22eが
形成されている(図7参照)。
【0022】一方、容器本体1の肩部12には、首部11の
基部に段部16が形成されている。かかる段部16は、4つ
の張出面16aと4つの引込面16cを交互に組み合わせた
平面八角形の形状を有する(図7参照)。すなわち、互
いに背中合わせとなる一組の張出面16a、16a間の幅
は、同様に背中合わせとなる一組の引込面16c、16c間
の幅に比べて広くなっている。また、それぞれの張出面
16aには溝状の係合凹部16bが形成されている。
基部に段部16が形成されている。かかる段部16は、4つ
の張出面16aと4つの引込面16cを交互に組み合わせた
平面八角形の形状を有する(図7参照)。すなわち、互
いに背中合わせとなる一組の張出面16a、16a間の幅
は、同様に背中合わせとなる一組の引込面16c、16c間
の幅に比べて広くなっている。また、それぞれの張出面
16aには溝状の係合凹部16bが形成されている。
【0023】以上の構成を有する肩部材22を容器本体1
の肩部12に取り付けた状態を図7及び図8に示す。肩部
材22の4つの立設片22dはそれぞれ4つの段部16の張出
面16aを四方から挟んだ状態となる。この状態にあって
は、立設片22dの係合突起22eが張出面16aの係合凹部
16bに噛合して、肩部材22が容器本体1に連結される
(肩部材の第1の部位)。
の肩部12に取り付けた状態を図7及び図8に示す。肩部
材22の4つの立設片22dはそれぞれ4つの段部16の張出
面16aを四方から挟んだ状態となる。この状態にあって
は、立設片22dの係合突起22eが張出面16aの係合凹部
16bに噛合して、肩部材22が容器本体1に連結される
(肩部材の第1の部位)。
【0024】容器本体1の底部材23も、肩部材22と同様
に底板23aとその周囲に立設される周側片23bとを合成
樹脂により一体成形している。底部材23の、周側片23b
内側には、互いに対向する2組、計4つの立設片23cが
形成されている。
に底板23aとその周囲に立設される周側片23bとを合成
樹脂により一体成形している。底部材23の、周側片23b
内側には、互いに対向する2組、計4つの立設片23cが
形成されている。
【0025】また、容器本体1の底部13には、上記肩部
と同様に、4つの張出面17aと4つの引込面17cにより
平面八角形の段部15が形成されている。図8に、底部材
23を容器本体1の底部13に取り付けた状態を示すが、底
部材23の4つの立設片23cはそれぞれ4つの張出面17a
を四方から挟んでいる。このとき、立設片23c先端の係
合突起23dは張出面17aの係合凹部17bに噛合して、底
部材23と容器本体1とを連結している(底部材の第1の
部位)。
と同様に、4つの張出面17aと4つの引込面17cにより
平面八角形の段部15が形成されている。図8に、底部材
23を容器本体1の底部13に取り付けた状態を示すが、底
部材23の4つの立設片23cはそれぞれ4つの張出面17a
を四方から挟んでいる。このとき、立設片23c先端の係
合突起23dは張出面17aの係合凹部17bに噛合して、底
部材23と容器本体1とを連結している(底部材の第1の
部位)。
【0026】次に、図9及び図10を用いて、上記のごと
く構成された容器Bから異材質部材である肩部材22及び
底部材23を分別させる際の操作を説明する。但し、肩部
材22及び底部材23の分離操作は同じであるため、肩部材
22の分離操作についてのみ代表して説明する。
く構成された容器Bから異材質部材である肩部材22及び
底部材23を分別させる際の操作を説明する。但し、肩部
材22及び底部材23の分離操作は同じであるため、肩部材
22の分離操作についてのみ代表して説明する。
【0027】図9に示すように、肩部材22を分離破棄す
る場合は、肩部材22を容器本体1に対してねじり、回転
させる(図9中、矢印X方向)。このとき肩部材22の立
設片22dは、段部16の対角長が最も長い張出面16aの縁
部において、その形成材料の弾性により外側に倒れて広
がり、これを乗り越える。
る場合は、肩部材22を容器本体1に対してねじり、回転
させる(図9中、矢印X方向)。このとき肩部材22の立
設片22dは、段部16の対角長が最も長い張出面16aの縁
部において、その形成材料の弾性により外側に倒れて広
がり、これを乗り越える。
【0028】そして、肩部材2を容器本体1に対して4
5度回転させると、図10に示すように、肩部材22の各立
設片22dは段部16の引込面16cと対向する状態になり、
係合突起22eと係合凹部16bとの噛合が解除されるため
に、肩部材22を上方に引き上げれば(図10中、矢印Y方
向)、肩部材22は容器本体1から簡単に取り外すことが
できる(肩部材の第2の部位)。
5度回転させると、図10に示すように、肩部材22の各立
設片22dは段部16の引込面16cと対向する状態になり、
係合突起22eと係合凹部16bとの噛合が解除されるため
に、肩部材22を上方に引き上げれば(図10中、矢印Y方
向)、肩部材22は容器本体1から簡単に取り外すことが
できる(肩部材の第2の部位)。
【0029】なお、上記各実施例では、容器本体の段部
に係合凹部を設け、肩部材または底部材の立設片に係合
突起を設けたが、反対に容器本体側に係合突起を設け、
肩部材または底部材側に係合凹部を設けてもよいことは
勿論である。また、上記各実施例では、肩部材及び底部
材に立設片を設け、この先端に係合突起を設けたが、肩
部材及び底部材の周側片に直接、係合突起を設けること
もできる。
に係合凹部を設け、肩部材または底部材の立設片に係合
突起を設けたが、反対に容器本体側に係合突起を設け、
肩部材または底部材側に係合凹部を設けてもよいことは
勿論である。また、上記各実施例では、肩部材及び底部
材に立設片を設け、この先端に係合突起を設けたが、肩
部材及び底部材の周側片に直接、係合突起を設けること
もできる。
【0030】また、容器本体に底部材及び肩部材の両方
を取り付けた容器を示したが、一方の部材のみを取り付
けた容器としてもよい。また、いずれの実施例も容器本
体をガラスで、肩部材及び底部材を合成樹脂で形成した
が、その他スプレー缶のような金属製部材と樹脂製部材
を混在させた容器、またはペットボトルのように異なっ
た合成樹脂(例えば、ポリエチレンとポリプロピレン)
を用いる容器にも応用できることは勿論である。
を取り付けた容器を示したが、一方の部材のみを取り付
けた容器としてもよい。また、いずれの実施例も容器本
体をガラスで、肩部材及び底部材を合成樹脂で形成した
が、その他スプレー缶のような金属製部材と樹脂製部材
を混在させた容器、またはペットボトルのように異なっ
た合成樹脂(例えば、ポリエチレンとポリプロピレン)
を用いる容器にも応用できることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る異材質部材組付容器は、一
定の強度で取り付けられた異材質部材であっても、容器
を破棄する際、これを簡単に取り外すことができる。特
に、本発明の容器は、異材質部材を容器本体に対して回
転させるのみで、硬貨等の別物品を必要とすることがな
く、同部材を簡単に取り外すことができるという効果を
有する。
定の強度で取り付けられた異材質部材であっても、容器
を破棄する際、これを簡単に取り外すことができる。特
に、本発明の容器は、異材質部材を容器本体に対して回
転させるのみで、硬貨等の別物品を必要とすることがな
く、同部材を簡単に取り外すことができるという効果を
有する。
【図1】第1実施例に係る異材質部材組付容器の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】第1実施例に係る容器の上面図である。
【図3】第1実施例に係る容器の側面の部分断面図であ
る。
る。
【図4】第1実施例において異材質部材を回転させた状
態の、容器の上面図である。
態の、容器の上面図である。
【図5】第1実施例において異材質部材を回転させた状
態の、容器の側面の部分断面図である。
態の、容器の側面の部分断面図である。
【図6】第2実施例に係る異材質部材組付容器の分解斜
視図である。
視図である。
【図7】第2実施例に係る容器の上面図である。
【図8】第2実施例に係る容器の側面の部分断面図であ
る。
る。
【図9】第2実施例において異材質部材を回転させた状
態の、容器の上面図である。
態の、容器の上面図である。
【図10】第2実施例において異材質部材を回転させた状
態の、容器の側面の部分断面図である。
態の、容器の側面の部分断面図である。
A、B …容器 1 …容器本体 2、22 …肩部材 2d、22d …立設片 2e、22e …係合突起 3、23 …底部材 3c、23c …立設片 3d、23d …係合突起 11 …首部 12 …肩部 13 …底部 14、16 …(肩部の)段部 14b、16b …係合凹部 15、17 …(底部の)段部 15b、17b …係合凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 容器本体と、該容器本体の肩または底部
分に嵌着される異材質部材とを有する容器であって、前
記容器本体の一部に係合突起または係合凹部を形成し、
前記異材質部材の一部に係合凹部または係合突起を形成
するとともに、前記異材質部材を、第1の部位と第2の
部位との間で回転可能とし、前記第1の部位で前記係合
突起と係合凹部が連結され、前記第2の部位で前記係合
突起と係合凹部の連結が解除されることを特徴とする異
材質部材組付容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16555696A JPH1016976A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 異材質部材組付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16555696A JPH1016976A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 異材質部材組付容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016976A true JPH1016976A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15814614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16555696A Pending JPH1016976A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 異材質部材組付容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1016976A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009024942A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container having a bottom for receiving a dip tube and base cup therefor |
WO2009024943A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container and base cup therefor either with alignment tabs |
WO2009024941A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Base cup for a supportable pressurizable container |
WO2009024940A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container and base cup therefor |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16555696A patent/JPH1016976A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009024942A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container having a bottom for receiving a dip tube and base cup therefor |
WO2009024943A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container and base cup therefor either with alignment tabs |
WO2009024941A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Base cup for a supportable pressurizable container |
WO2009024940A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container and base cup therefor |
JP2010536675A (ja) * | 2007-08-20 | 2010-12-02 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | ディップチューブを受容するための底部を有する支持可能な加圧式容器及びその基部カップ |
JP2010536674A (ja) * | 2007-08-20 | 2010-12-02 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 支持可能な加圧式容器のための底部用カップ |
KR101168639B1 (ko) | 2007-08-20 | 2012-07-24 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 지지가능한 가압가능 용기용 기부 컵 |
KR101233130B1 (ko) | 2007-08-20 | 2013-02-15 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 지지가능한 가압가능 용기 및 이를 위한 기부 컵 |
US8439223B2 (en) | 2007-08-20 | 2013-05-14 | The Procter & Gamble Company | Base cup for a supportable pressurizable container |
US8523005B2 (en) | 2007-08-20 | 2013-09-03 | The Procter & Gamble Company | Supportable pressurizable container having a base cup |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040917 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |