JP3766485B2 - 中栓引抜板及び異材質部材組付容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器の口部分に容器本体とは異なる材質を以て形成された異材質部材を取り付けた異材質部材組付容器から、前記異材質部材を分離させるための部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガラス瓶や合成樹脂製の容器等において、美観や耐衝撃性、内容物の吐出量の制限、蓋部材の取り付け等の目的から、前記容器の口部分に異材質にて形成された別部材を嵌着して構成することがある。また同様に美観や耐衝撃性、容器の安定性等を高める理由から、容器本体の底部分等に異材質で形成された別部材を嵌着して構成することもある。これらのような異材質部材はその商品を使用している間は容器本体に嵌着されている必要があるため、不用意に外れてしまうことがないよう堅固に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年に於いては資源のリサイクル運動の高まりからゴミの分別収集、資源の再利用が広く行われるようになってきた。従って上記の如き異材質部材を有する商品は、これを破棄する際には容器本体と異材質部材を分離させる必要がある。しかし上述のように堅固に取り付けられた異材質部材を分離させることは難しく、結果として収集された容器が再資源として利用されないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、容器本体と異なり且つ弾性を有する材質にて形成され前記容器本体の口部に嵌着されて吐出口を形成すると共に該吐出口内に径の拡大する内段部を有する中栓に使用される板状の部材であって、前記吐出口に貫通しうる幅に形成された幹部と、該幹部の先端に設けられ後方を前記内段部より広い幅に形成すると共に前方を先端に向かって幅の狭くなるよう形成した係止部と、を有し、先端から交互に複数の前記係止部及び前記幹部を配設すると共に、隣り合う先端側の前記幹部又は前記係止部を後端側の前記幹部又は前記係止部よりも狭い幅に形成したことを特徴とする。
【0006】
また、前記中栓引抜板の前記幹部及び前記係止部を囲む枠体を設け、且つ該枠体と前記幹部の後端とを屈曲部を介して連続させることでも良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
図を用いて本発明に係る中栓引抜板及び異材質部材組付容器の第一実施例を説明する。図1は第一実施例に係る中栓引抜板及び異材質部材組付容器の外観斜視図、図2は中栓を引き抜く動作を説明する首部断面図、図3は他の構成例を示す首部断面図である。
【0009】
まず異材質部材組付容器Aについて説明する。図1に示す異材質部材組付容器Aは、ガラス製の容器本体1と、ポリエチレン等の軟質な合成樹脂製にて形成された中栓2とから構成されている。容器本体1は断面長円の円筒体であって、容器本体1の上部には細い円筒状の首部11が設けられている。首部11外周にはネジが形成され、図示しないふたを嵌合するよう構成されている。また首部11の先端は口部12となっており、該口部12の外周に係合溝12aが形成されて中栓2が嵌着されている。
【0010】
中栓2は図2に示すように、上面21に吐出口21aを有して容器本体1の内容物を吐出する事ができる。中栓2は外周面22の内面に形成されたリブ22aを前記係合溝12aに嵌合させることによって口部12に嵌着されている。また中栓2は内側に円筒状の内周面23を有して口部12の内壁に沿わせており、密閉性を向上させている。また内周面23は吐出口21aよりも大きい径にて形成されており、吐出口21aの裏面に内段部24が形成されている。
【0011】
次に、中栓引抜板3について説明する。中栓引抜板3は中栓2より堅い材質、例えばポリプロピレンや金属等にて形成された板状の部材であって、幹部32及び係止部31からなる挿入部30と、略長方形状をした把持部33とから構成されている。また把持部33には取り扱いの簡便のため打ち抜き33aが設けられている。
【0012】
幹部32は把持部33から延長され、該幹部先端に係止部31が設けられている。幹部32は吐出口21aの穴径と略等しいか又は狭い幅に形成され、吐出口21aに貫通し得るよう構成されている。
【0013】
係止部31は先端に向かって幅の狭くなる略三角形状を成しており、両側辺に傾斜辺31aが形成されている。また係止部31の後方、すなわち幹部32側は、中栓2の吐出口21aの穴径より広く且つ内周面23の径より狭く形成されている。従って係止部31の後方は幹部32より広い幅となり、係止段部31bが形成されている。
【0014】
上述の如く構成された中栓引抜板3を用いて容器本体1から中栓2を分離する際には、まず図2(b)に示すように挿入部30を係止部31から吐出口21aに挿入する。この時中栓2が軟質な合成樹脂にて形成されていること及び係止部31の両側辺に傾斜辺31aが形成されていることから、吐出口21aが撓んで係止部31を圧入する事ができる。さらに挿入部30が進入して幹部32も吐出口21aに挿入し、係止部31が吐出口21aの内側に至ると、吐出口21aは弾性によりその径が縮小する。これにより係止部31の係止段部31bと中栓2の内段部24とが係合することとなる。
【0015】
そこで中栓引抜板3を上方に引き上げると、中栓引抜板3の係止段部31bが中栓2の内段部24を引き上げることとなる。すると図2(c)に示す如く外周面22が撓んで中栓のリブ22aと容器本体1の係合溝12aとの係合が解除され、容器本体1と中栓2とが互いに分離される。また、中栓引抜板3が中栓2より堅い材質にて形成されていることにより、一連の操作に於いて常に中栓2が撓むこととなる。従ってより確実に中栓2を容器本体1から取り外すことができる。
【0016】
また、図3に示す中栓2のように吐出口21aの径と内周面23の径に差が余りない場合には、吐出口21aの裏面に内段部が形成されない。このような場合には、内周面23の下端を内段部25とし、これに係止段部を係止させることでよい。
【0017】
従って、図3に示す中栓引抜板4は、挿入部40の幹部42を吐出口21aに貫通し得る幅、すなわちの穴径と略等しいか又は狭い幅に形成すると共に、吐出口21aから内周面23の下端まで到達する長さに形成している。また係止部41の後方、即ち幹部42側の端部を内周面23の径よりも広い幅に形成し、前記幹部42との境界に係止段部41bを形成している。
【0018】
このように構成した中栓引抜板4により中栓2を容器本体1から分離させる際には、まず図3(a)に示すように、中栓引抜板4の挿入部40を係止部41から吐出口21aに挿入し、係止部41の係止段部41bを内周面23の下端から突出させる。すると弾性により内周面23が径を収縮し、内周面23下端の内段部25と係止段部41bが係合することとなる。しかる後に中栓引抜板4を上方に引き上げることにより、図3(b)に示すように中栓2を容器本体1から分離させることができる。
【0019】
次に、図4を用いて本発明に係る第二実施例を示す。上記第一実施例と説明の重複する部分は同一の符号を付して説明を省略する。図4は容器A及び本実施例に係る中栓引抜板の斜視図である。
【0020】
本実施例に示す中栓引抜板5は上述の第一実施例と同様に板状の部材であって、外周及び内周の角を丸く形成した略矩形の枠体54と、その内側に屈曲部53を介して連続される挿入部50とから構成されている。屈曲部53は挿入部50と枠体54の境界部にV字型の切込を入れることにより形成されている。
【0021】
挿入部50は係止部51と幹部52とから構成されており、幹部52の一端に係止部51を形成すると共に、幹部52の他端を屈曲部53を介して枠体54に連続されている。幹部52の幅は吐出口21aの穴径と略等しいか又は狭い幅に形成され、吐出口21aを貫通させることができる。
【0022】
係止部51は先端に向かって幅の狭くなる略三角形状に形成されており、両側辺に傾斜辺51aが形成されている。また係止部51の後方、すなわち幹部52側の端部は、中栓2の吐出口21aより広く且つ内周面23の径より狭く形成されている。従って係止部51の後方は幹部52よりも広い幅に形成されており、係止部51と幹部52の境界には係止段部51bが形成されている。
【0023】
中栓引抜板5は、未使用時には図4に点線にて示すように挿入部50が枠体54内に納められ、同一平面内に位置している。使用に際しては挿入部50を屈曲部53から屈曲させ、図4に実線にて示すように枠体54と直交する如く突出させ、しかる後に上述の第一実施例と同様に挿入部50を係止部51から吐出口21aに挿入する。この時係止部51先端に傾斜辺51aが形成されていることにより吐出口21aを撓ませて圧入する事ができる。そして挿入部50を更に進入させて係止段部51bが内段部24に係合した後に枠体54を引くことにより、中栓2を容器本体1から分離させることができる。
【0024】
上述の如く構成したことにより、未使用時に於いては外形が略矩形となって係止部51等の突起を露出させることがないため、収納、取り扱いが容易となる。また使用時に於いては、枠体54を中栓2を引き抜く際の把持部とすることができるため、力を加えやすいという効果も有している。
【0025】
次に、図5を用いて本発明に係る第三実施例を示す。上記第一実施例又は第二実施例と説明の重複する部分については説明を省略する。図5は本実施例に係る中栓引抜板の斜視図である。
【0026】
本実施例に示す中栓引抜板6は、上述の第二実施例と同様に外周及び内周の角を丸く形成した略矩形の枠体68と、その内部に屈曲部67を介して連続される挿入部60とから構成されている。屈曲部67は、枠体68と幹部66の境界部にV字型の切込を入れることにより形成されている。
【0027】
挿入部60は複数の係止部及び幹部を有し、先端から順に係止部61、幹部62、係止部63、幹部64、係止部65、幹部66と配置され、幹部66の後端側を屈曲部67を介して枠体68に連続させている。係止部61、63、65は先端に向かって突出する三角形状に形成され、夫々の左右に傾斜辺61a、63a、65aを形成すると共に、夫々の後端に係止段部61b、63b、65bを有している。
【0028】
隣り合う幹部、例えば幹部62と幹部64は、先端側、即ち幹部62の方が狭い幅に形成されている。また同様に隣り合う係止部、例えば係止部61と係止部63も、先端側、即ち係止部61の方が狭い幅に形成されている。
【0029】
中栓引抜板6は上述の第二実施例と同様、使用時に挿入部60を屈曲部67から屈曲させて枠体68から突出させ、中栓2の吐出口21aに挿入させる。すると係止部61、63、65のいずれか吐出口21aと径の適合するものの係止段部61b、63b、65bが中栓2の内段部24に係合する。しかる後に枠体68を引くことにより、中栓2を容器本体1から分離させることができる。
【0030】
また吐出口の径の異なる図示しない中栓に対しても、係止部61、63、65の何れかが適合すればこれを容器本体から分離させることが可能である。即ち上述の如く構成したことにより、複数種類の吐出口21aの径に対応することができ、汎用の中栓引抜板とする事ができる。
【0031】
次に、図6乃至図8を用いて、本発明に係る第四実施例を示す。上記第一実施例乃至第三実施例と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。図6に異材質部材組付容器の全体斜視図、図7は使用状態を示す全体斜視図、図8は中栓を引き抜く動作を説明する首部断面図である。
【0032】
図6に示すように、本実施例に係る異材質部材組付容器Bは、ガラス製の容器本体1と、合成樹脂製の中栓2と、該中栓2よりも堅い材質の合成樹脂にて形成した底部材7とから構成されている。容器本体1の底部には底段部13が形成され、該底段部13の側面に係合溝13aが形成されている。また底段部13の水平面は底段部13を部分的に上方(首部11側)に後退させて、凹部13bが形成されている。
【0033】
底部材7の下面は容器本体1の断面と略等しい形状及び寸法を有している。従って底部材が容器本体1に嵌着された際には、容器本体1と底部材7との外周面が面一となって意匠的に一体となる。底部材7は、容器本体1側に後退した揚底部72と、その周辺に立設される周側辺71とから構成されている。また周側辺71の内側に係止突起71aが設けられており、該係止突起71aを係合溝13aに係合させることにより底部材7が容器本体1に取り付けられている。
【0034】
揚底部72の略中央には、スリット73にて囲むことにより、中栓引抜板8が揚底部72と一体に形成されている。中栓引抜板8は係止部81と幹部82とからなる板状の部材であって、幹部82の先端に係止部81を設けると共に、他端を屈曲部83を介して揚底部72に屈曲可能に連続させている。屈曲部83は揚底部72と幹部82の境界にV字型の切込を形成したものであり、小さな力で屈曲させることが可能となっている。
【0035】
幹部82は吐出口21aと略等しいか又は狭い幅に形成され、吐出口21aを貫通させることができる。係止部81は先端に向かって幅の狭くなる略三角形状に形成されており、両側辺に傾斜辺81aが形成されている。また係止部81の後方、即ち幹部82側の端部は、中栓2の吐出口21aより広く且つ内周面23の径より狭く形成されている。従って係止部81の後方は幹部82より広い幅に形成されており、係止部81と幹部82の境界には係止段部81bが形成されている。
【0036】
上述の如く構成された容器本体1から異材質部材である中栓2を分離させる際には、まず底段部13の凹部13bにコインやドライバー等の板状部材を挿入し、梃子の原理を利用して底部材7を容器本体1から取り外す。
【0037】
そして図7に示すように屈曲部83を底部材7の底側に向かって屈曲させ、中栓引抜板8を突出させる。この突出した中栓引抜板8の係止部81を吐出口21aから挿入し、図8(a)に示すように係止段部81bが内段部24に係合するまで進入させる。このとき係止部81の左右両側に先端に向かって幅の小さくなる傾斜辺81aが形成されているため、容易に吐出口21aに挿入することができる。
【0038】
しかる後に底部材7を引くことにより、中栓2のリブ22aと口部12の係合溝12aとの係合を解除し、図8(b)に示すように中栓2を容器本体1から分離させることができる。このように底部材7の一部に中栓引抜板8を備えることにより、中栓2を分離させる際に別部材を用意する必要が無い。このことから容器本体1を配布する際に中栓引抜板を別途添付する必要が無く、配布が容易となる。また紛失する虞がないことから、保管にも簡便な中栓引抜板を提供することができる。
【0039】
また、上記各実施例に於いては中栓引抜板を板状に形成するために、係止部を幅方向に突出させて係止段部を形成していた。しかし本発明はこれに限定するものではなく、厚さ方向に係止段部を設けることでも良い。図9を用いて本発明に係る第五実施例を示す。上述の各実施例と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9は本実施例に係る異材質部材組付容器Cの下部側面断面図及び下面図である。
【0040】
上述の第四実施例と同様に、異材質部材組付容器Cは、ガラス製の容器本体1の底部に合成樹脂性の底部材7を嵌着させている。また、容器本体1の底部の略中央には、底面凹部13cが設けられている。底部材7の揚底部72には、スリット73を形成することにより中栓引抜板9が形成されている。
【0041】
中栓引抜板9は係止部91と幹部92とからなる略板状の部材であって、幹部92の先端に係止部91を設けると共に、他端を屈曲部93を介して揚底部72に屈曲可能に連続させている。屈曲部93は揚底部72と幹部92との境界にV字型の切込を形成したものであり、小さな力で屈曲させることが可能となっている。
【0042】
幹部92は吐出口21aに挿入しうる幅に形成されている。また係止部91の容器本体1側には先端に向かって厚みの薄くなる傾斜面91aが形成され、幹部92よりも厚くなるまで連続的に形成されている。すなわち係止部91の幹部92との境界には容器本体1に向かって突出する係止段部91bが形成されている。この係止段部91bは前述の底面凹部13c内に配置され、容器本体1に当接しない。
【0043】
上記の如く形成された異材質部材組付容器Cから中栓2を分離させる際には、まず容器本体1から底部材7を取り外し、しかる後に屈曲部93を底部材7の底面側に屈曲させて、中栓引抜板9を突出させる。そして中栓引抜板9を先端から吐出口21aに挿入し、係止段部91bが内段部24に係合するまで進入させる。その後底部材7を引くことにより、中栓2のリブ22aと口部12の係合溝12aとの係合を解除させることができ、即ち中栓を容器本体1から分離させることができる。
【0044】
このように底部材の内側に係止段部91bを設けたことにより、底部材7の底面に露出する中栓引抜板9の形状を単純化することができ、美観を向上させることができる。
【0045】
尚、上記第二及び第三実施例に於いて枠体の形状を略矩形としたが、三角形や楕円等の形状としても良い。また係止部の傾斜辺を直線状に形成したが、外側に膨らむ湾曲面として係止部の強度を向上させたり、内側にへこむ湾曲面として吐出口等との摩擦を低減させることでもよい。
【0046】
また、上記各実施例に於いては底部材7を係止突起71a及び係合溝13aを用いて容器本体1に接合させて示したが、両面テープや接着剤等により貼着させることでもよい。
【0047】
また、上記いずれの実施例も容器本体をガラスで、中栓及び底部材を合成樹脂で形成したが、その他スプレー缶のような金属製部材と樹脂製部材を混在させた容器、またはペットボトルのように異なった合成樹脂(例えば、ABSとポリプロピレン)を用いる容器にも応用できることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】
上記の如く形成したことにより、本発明に係る中栓引抜板は、容器本体の口部に嵌着された中栓に特別な構造を設けることなく、吐出口を利用して分離させることができる。また、複数の係止部及び幹部を設けると共に、隣り合う係止部の先端側を小さく形成することにより、複数種類の吐出口の径に対応させることができ、汎用の中栓引抜板とすることができる。
【0049】
また、中栓引抜板の幹部及び係止部を囲む枠体を設け、且つ該枠体と幹部後端とを屈曲部を介して連続させたことにより、未使用時には係止部等を枠体の内側に納めておくことができる。したがって外部形状が枠体の外部形状である矩形等となり、収納や取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に係る中栓引抜板及び異材質部材組付容器の外観斜視図である。
【図2】中栓を引き抜く動作を説明する首部断面図である。
【図3】他の構成例を示す首部断面図である。
【図4】容器A及び本実施例に係る中栓引抜板の斜視図である。
【図5】本実施例に係る中栓引抜板の斜視図である。
【図6】異材質部材組付容器の全体斜視図である。
【図7】使用状態を示す全体斜視図である。
【図8】中栓を引き抜く動作を説明する首部断面図である。
【図9】本実施例に係る異材質部材組付容器Cの下部側面断面図及び下面図である。
【符号の説明】
A、B、C …異材質部材組付容器
1 …容器本体
2 …中栓
3、4、5、6、8、9 …中栓引抜板
7 …底部材
11 …首部
12 …口部
12a …係合溝
13 …底段部
13a …係合溝
13b …凹部
13c …底面凹部
21 …上面
21a …吐出口
22 …外周面
22a …リブ
23 …内周面
24、25 …内段部
30、40、50、60 …挿入部
31、41、51、61、63、65、81、91 …係止部
31a、51a、61a、63a、65a、81a、91a …傾斜辺
31b、51b、61b、63b、65b、81b、91b …係止段部
32、42、52、62、64、66、82、92 …幹部
33、43 …把持部
33a、43a …打ち抜き
53、67、83、93 …屈曲部
54、68 …枠体
71 …周側辺
71a …係止突起
72 …揚底部
73 …スリット
Claims (2)
- 容器本体と異なり且つ弾性を有する材質にて形成され前記容器本体の口部に嵌着されて吐出口を形成すると共に該吐出口内に径の拡大する内段部を有する中栓に使用される板状の部材であって、前記吐出口に貫通しうる幅に形成された幹部と、該幹部の先端に設けられ後方を前記内段部より広い幅に形成すると共に前方を先端に向かって幅の狭くなるよう形成した係止部と、を有し、先端から交互に複数の前記係止部及び前記幹部を配設すると共に、隣り合う先端側の前記幹部又は前記係止部を後端側の前記幹部又は前記係止部よりも狭い幅に形成したことを特徴とする中栓引抜板。
- 前記中栓引抜板の前記幹部及び前記係止部を囲む枠体を設け、且つ該枠体と前記幹部の後端とを屈曲部を介して連続させたことを特徴とする請求項1に記載の中栓引抜板。
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