JP2012018007A - デキャッパピン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャップの上面テーパ穴に挿入される挿入部112が本体部111から先端に向けて細くなるテーパ状に形成され、挿入部112の側面には、周方向の180°対向した位置に本体部111側から先端まで延びるように設けられた2箇所の平面状の切欠部113を有すること。
【選択図】図1
Description
そのため、試料を溶解した溶液を創薬用マイクロチューブと呼ばれる円筒状または四角筒状の小型容器に封入し、この創薬用マイクロチューブをSBS(Society for Biomolecular Screening)規格に準拠した16行×24列の合計384個の区画を有する保管プレート(以下、「384プレート」と称す)に縦列収容し、保管や搬送を行っている(例えば、特許文献1参照)。
この時、キャップ520の弾性でデキャッパピン510の挿入部512が締め付けられ、デキャッパピン510とキャップ520が固定される。
また、デキャッパピンの差込量や差込位置に誤差が生じても、キャップの変形により吸収されて締め付け力の低下が抑制されるため、キャップを確実に取り外すことができる。
また、デキャッパピンを強い力で深く挿入する必要がないため、キャップの破損を防止することができる。
また、デキャッパピンを強い力で深く挿入する必要がないため、複数のデキャッパピンを昇降・傾倒させる機構も小型化することが可能となる。
本実施例では、2箇所の平面状の切欠部113は、互いに平行(テーパ角度が0°)であるが、先端に向けて互いに近づく(テーパ角度を有する)ように形成されていても良い。
なお、本実施例では、挿入部112の突起部114より先端側は、R形状に面取りがなされているが、当該面取りはなくても良く、突起部114が挿入部112の最先端に設けられても良い。
また、本実施例では、突起部114が周方向に延びているが、周方向の長さが短い凸形状として、複数箇所、あるいは、1箇所のみに設けられても良い。
キャップ120の上面テーパ穴121にデキャッパピン110の挿入部112が挿入されると、キャップ120の上面テーパ穴121の内面が押し拡げられる。
この状態で、デキャッパピン110を傾倒させることでキャップ120がマイクロチューブの開口部から抜け、そのまま上方に引き上げることで、マイクロチューブからキャップ120を確実に取り外すことができる。
このとき、2箇所の平面状の切欠部113がデキャッパピン110の傾倒方向と平行となるように配置される。
また、前述したように、デキャッパピン110を強い力で挿入せずに確実に固定できるため、複数のデキャッパピン110を昇降させる機構も小型化することが可能となる。
501 ・・・キャップ押し下げピン
502 ・・・整列プレート
110、510 ・・・デキャッパピン
111、511 ・・・本体部
112、512 ・・・挿入部
113 ・・・切欠部
114 ・・・突起部
120、520 ・・・キャップ
121、521 ・・・上面テーパ穴
530 ・・・マイクロチューブ
531 ・・・開口部
Claims (4)
- 外形円柱状の本体部と、該本体部の先端側に設けられマイクロチューブの開口部を密封するキャップの上面テーパ穴に挿入される挿入部とを有するデキャッパピンであって、
前記挿入部が、前記本体部から先端に向けて細くなるテーパ状に形成され、
前記挿入部の先端の直径が、前記キャップの上面テーパ穴の入口部の最大径より小さく、かつ、前記キャップの上面テーパ穴の奥部の最小径より大きく、
前記挿入部の側面には、周方向の180°対向した位置に本体部側から先端まで延びるように設けられた2箇所の平面状の切欠部を有することを特徴とするデキャッパピン。 - 前記挿入部のテーパ形状が、キャップの上面テーパ穴よりも大きな傾斜を有していることを特徴とする請求項1に記載のデキャッパピン。
- 前記挿入部の先端側には、前記2箇所の平面状の切欠部以外の位置に設けられる突起部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデキャッパピン。
- マイクロチューブのキャップを取り外すキャップ外し装置であって、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデキャッパピンを一列に複数併設し、プレートに縦立収容されたマイクロチューブに対して前記デキャッパピンを昇降自在かつ傾倒自在に設けたことを特徴とキャップ外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010154100A JP2012018007A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | デキャッパピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010154100A JP2012018007A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | デキャッパピン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012018007A true JP2012018007A (ja) | 2012-01-26 |
Family
ID=45603375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010154100A Pending JP2012018007A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | デキャッパピン |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2012018007A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2010
- 2010-07-06 JP JP2010154100A patent/JP2012018007A/ja active Pending
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