JPH10168287A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH10168287A
JPH10168287A JP32715696A JP32715696A JPH10168287A JP H10168287 A JPH10168287 A JP H10168287A JP 32715696 A JP32715696 A JP 32715696A JP 32715696 A JP32715696 A JP 32715696A JP H10168287 A JPH10168287 A JP H10168287A
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JP
Japan
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epoxy resin
bisphenol
type epoxy
molecular weight
acyl group
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JP32715696A
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Kunihiro Morinaga
邦裕 森永
Masakazu Yoshizawa
正和 吉沢
Seiichi Kitazawa
清一 北沢
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0326Organic insulating material consisting of one material containing O

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分子量型のビスフェノール型エポキシ樹脂
の有機溶剤溶液として、相溶性並びに貯蔵安定性を向上
させる。 【解決手段】 分子側鎖にアセチル基を有し、かつ、重
量平均分子量1500以上のテトラブロモビスフェノー
ル型エポキシ樹脂と、溶解性パラメータが7.0〜1
3.0のケトン系有機溶剤とを含有。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子量、または
高分子量かつ高臭素含有量でありながら、溶剤への溶解
性、貯蔵安定性に優れた特徴を有する変性エポキシ樹脂
組成物、及び、塗料、接着剤及び電気絶縁基板等の用途
に有用なエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は塗料、接着材、電気電子
材料等種々の用途に使用されている。その中で高分子量
のエポキシ樹脂は、可撓性、成膜性、密着性の特徴を活
かして塗料、接着分野を中心に使用されている。
【0003】特に、高分子量のビスフェノール型エポキ
シ樹脂は、硬化物に可とう性を付与し、また優れた成膜
性を有することから前記各用途において広く用いられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の高分子
量のビスフェノール型エポキシ樹脂、特に難然性を有す
るハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂の場合は、
溶剤溶解性並びに貯蔵安定性が著しく悪く、ワニスの調
整及び作業性に劣り、例えば電気絶縁基板用途における
ガラスシートへの含侵性に劣るという課題を有してい
た。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂及び有機溶剤を含有する組成物
において、相溶性並びに貯蔵安定性が著しく良好なエポ
キシ樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、エポキシ樹脂中に炭素
原子数1〜3のアシル基を導入することにより上記課題
を解決できることを見いだし本発明を完成するに至っ
た。
【0007】即ち、本発明は、分子側鎖に炭素原子数が
1〜3であるアシル基を有するビスフェノール型エポキ
シ樹脂(A)と、溶解性パラメータが7.0〜13.0
の有機溶剤(B)を必須成分とすることを特徴とするエ
ポキシ樹脂組成物に関する。
【0008】本発明で用いるビスフェノール型エポキシ
樹脂(A)は、その分子側鎖に炭素原子数が1〜3であ
るアシル基を有するものである。ここで、分子側鎖と
は、特にその結合位置が特定されるものではないが、例
えば、ビスフェノール型エポキシ樹脂中に存在する第2
級水酸基の位置が挙げられ、即ち、該水酸基に代えて炭
素原子数が1〜3であるアシル基を導入した構造が好ま
しい。
【0009】この水酸基に代えて炭素原子数1〜3のア
シル基を有するビスフェノール型エポキシ樹脂(A)の
構造を更に詳述すれば、エポキシ樹脂と多価フェノール
とが反応してオリゴマー化する際に形成される2−ヒド
ロキシ−1,3−プロピレングリコキシ基に代えて、ア
シル基の炭素原子数1〜3の2−アシル−1,3−プロ
ピレングリコキシ基を有するものが挙げられる。ここ
で、アシル基含有グリコキシ基とは、特に限定されるも
のではないがアシル基とエポキシ基との反応によって生
成する構造を有しており、例えば、以下の一般式で表わ
されるものが挙げられる。
【0010】一般式
【化1】 (式中、Rは水素原子または炭素原子数1若しくは2の
アルキル基を示す。)
【0011】また、エポキシ樹脂(A)の主骨格を形成
するビスフェノール型エポキシ樹脂としては、特に限定
されないが、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、
ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD
型エポキシ樹脂等の非ハロゲン化ビスフェノール型エポ
キシ樹脂;テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹
脂、テトラブロモビスフェノールAD型エポキシ樹脂等
のハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂が挙げられ
る。
【0012】これらのなかでも安価で、溶剤溶解性、可
とう性等の硬化物性能の点からビスフェノールA型エポ
キシ樹脂が好ましい。また、高臭素含有量とすることで
配合に自由度をもたせることができる点から、ハロゲン
化ビスフェノール型エポキシ樹脂、特にテトラブロモビ
スフェノールA型エポキシ樹脂が好ましい。
【0013】これらのビスフェノール型エポキシ樹脂
は、高分子量化するに伴って溶剤溶解性、ワニスの貯蔵
安定性が悪くなる。従って、エポキシ樹脂(A)の分子
量が高い方が、本発明の改善効果は顕著なものとなる。
特に、ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂は、比
較的低分子量のものであっても、溶剤溶解性が悪くな
り、本発明の改善効果が著しく良好なものとなる。
【0014】従って、エポキシ樹脂(A)として、ハロ
ゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂の場合、重量平均
分子量が1500以上のものであることが好ましい。特
に重量平均分子量1500〜40000が好ましい。ま
た、エポキシ当量では500g/eq以上、好ましくは
500〜800g/eqの範囲が挙げられる。また、こ
の場合のハロゲン含有量は、35%以上であることが好
ましい。
【0015】また、ハロゲン原子の有無に関わらず、エ
ポキシ樹脂(A)として、重量平均分子量25000以
上、特に25000〜6000の場合には、溶解性改善
効果は顕著なものとなる。
【0016】また、エポキシ樹脂(A)中の、アシル基
と第2級水酸基との存在比は特に制限されるものではな
いが、アシル基の濃度が高いほど、溶剤溶解性、貯蔵安
定性が良好となる為、モル基準で、アシル基が50%以
上であることが好ましい。また、硬化物の耐熱性の点か
らは水酸基が若干残存していた方がよく、そのため、そ
れらの性能バランスの点からアシル基/水酸基=60/
40〜90/10であることが特に好ましい。
【0017】次に、エポキシ樹脂(A)を得る方法とし
ては、特に制限されないが、エポキシ樹脂の主骨格を構
成するエポキシ樹脂を製造した後、2級水酸基を修飾し
てアシル基を導入してもよいが、アシル基の炭素原子数
が1〜3であるビスフェノールのジアシル化物(以下、
単に「ジアシル化物」と略記する)と、ビスフェノール
型エポキシ樹脂とを反応させる方法が、生産性に優れ、
また、水酸基とアシル基との存在比を調節し易い点から
好ましい。
【0018】また、エポキシ樹脂(A)として、ハロゲ
ン化ビスフェノール型エポキシ樹脂を用いる場合には、
ハロゲン化ビスノール型エポキシ樹脂若しくはビスフェ
ノール型エポキシ樹脂と、アシル基の炭素原子数が1〜
3であるハロゲン化ビスフェノールのジアシル化物若し
くはアシル基の炭素原子数が1〜3であるビスフェノー
ルのジアシル化物とを反応させればよく、適宜、ハロゲ
ン含有量35%以上になる様調整すればよい。
【0019】ここで用いるジアシル化物としては、ビス
フェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、
それらのC1〜C10のアルキル基置換体或いは、テト
ラブロモビスフェノールA、テトラクロロビスフェノー
ルA等のハロゲン基置換体ビスフェノールA等のビスフ
ェノールの末端水酸基をアシル化したビスフェノールの
ジアシル化物が挙げられる。これらのなかでも安価で、
また高臭素含有量とすることで配合に自由度をもたせる
ことができる点から、ビスフェノールAのジアシル化物
およびテトラブロモビスフェノールAのジアシル化物が
好ましい。
【0020】ここで、ビスフェノールのジアシル化物を
製造する方法としては特に制限されるものではなく、ビ
スフェノールに、アルキル基部分の炭素原子数が1〜3
のアシル化剤を反応させる方法が挙げられる。アシル化
剤としては特定されるものではないが、酸無水物、酸塩
化物等が挙げられる。さらに具体的には、無水酢酸、無
水プロピオン酸、アセチルクロライド、ベンゾイルクロ
ライド等が挙げられる。ビスフェノールとアシル化剤と
を反応させる方法としては、特に制限されるものではな
いが、例えば、ビスフェノールとアシル化剤とを、酸触
媒或いは塩基触媒存在下反応させ、再結晶等の精製工程
を経て目的物とする方法が挙げられる。この触媒として
は、硫酸、塩酸、ピリジン等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。またこの際のアシル化率は必
ずしも、100%である必要はなく、所望の硬化物中の
水酸基濃度に調整できる程度であれば任意のアシル化率
で構わない。
【0021】また、本発明においては、上記のビスフェ
ノールのジアシル化物と、ビスフェノール型エポキシ樹
脂に加え、更に、ビスフェノールを併用して反応させる
ことにより、最終的に得られる変性エポキシ樹脂中のア
シル基および2級水酸基の存在比を容易に調製すること
が可能となる。
【0022】即ち、既述の通り、化合物中の炭素原子数
1〜3のアシル基の濃度が高いほど、溶剤への溶解性、
貯蔵安定性が良好となる。
【0023】ここで用いることができるビスフェノール
としては、特に制限されるものではないが、例えばビス
フェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、
ビフェノール、ジヒドロキシベンゾフェノンやそれらの
C1〜C10のアルキル基置換体或いは、テトラブロモ
ビスフェノールA、テトラクロロビスフェノールA等の
ハロゲン基置換体等が挙げられる。これらのなかでも安
価で、また高臭素含有量とすることで配合に自由度をも
たせることができる点から、ビスフェノールAおよびテ
トラブロモビスフェノールAが好ましい。
【0024】また、上記のビスフェノール型エポキシ樹
脂、ビスフェノールのジアシル化物、ビスフェノールの
組み合わせとしては特定されるものではなく、上記例示
化合物の中で任意に選択することができるが、なかで
も、ビスフェノール型エポキシ樹脂がビスフェノールA
型エポキシ樹脂若しくはテトラブロモビスフェノールA
型エポキシ樹脂と、ビスフェノールA若しくはテトラブ
ロモビスフェノールAの炭素原子数1〜3のジアシル化
物と、ビスフェノールA若しくはテトラブロモビスフェ
ノールAとの組み合わせが好ましい。
【0025】この反応は、必要に応じて触媒を用いても
構わない。この触媒としては特に限定されるものではな
いが、塩化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラブチ
ルアンモニウムなどの第4アンモニウム塩、DBU、ジ
メチルベンジルアミン、ジメチルアミノピリジンなどの
強塩基性第3級アミン類、第3級ホスフィン類、臭化テ
トラブチルホスホニウム、水酸化テトラブチルホスホニ
ウムなどの第4級ホスホニウム塩、ジシアンジアミド、
トリ(アリール)ホスフィン類等を用いることができ
る。この触媒の添加量も特に限定されるものではない
が、全原料に対して、10〜10000ppm程度が用
いることができる。
【0026】反応条件としては、特に制限されないが、
例えばビスフェノールのジアシル化物とビスフェノール
型エポキシ樹脂とを反応させる場合には、ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂にビスフェノールのジアシル化物を溶
融混合して、均一にした後、50〜200℃で触媒を添
加して、1〜10時間加熱攪拌し、エポキシ当量を測定
しながら、反応を追跡して、所定のエポキシ当量に到達
した時点を反応の終点とする方法が挙げられる。また、
アシル基と水酸基の両方を生成させてエポキシ樹脂の水
酸基濃度を調整する場合、上記反応仕込に加えて、ビス
フェノールの適量を併用すれば良い。また難燃エポキシ
樹脂の製造の場合は、ビスフェノール型エポキシ樹脂に
テトラブロモビスフェノールA等のハロゲン化ビスフェ
ノールのジアシル化物を同様な条件で反応させれば良い
し、また水酸基濃度を調節する場合は、これにビスフェ
ノールA或いはテトラブロモビスフェノールAを併用す
れば良い。
【0027】また、ビスフェノールA型エポキシ樹脂中
の第2級水酸基を修飾する方法としては、例えば、β−
ケトエステル基を導入する方法があるが、この方法で
は、高分子量エポキシ樹脂を製造した後に水酸基を修飾
しなければないため、反応温度が高くならざるを得ず、
製造が困難になる他、水酸基の修飾率が安定せず、目的
とする溶解度に調整することが困難になる。よって、ワ
ニスの調整も難しくなる。
【0028】また本発明の組成物においては、本発明の
効果を損なわない程度に、従来公知の2官能エポキシ樹
脂、多官能エポキシ樹脂、他の熱硬化性樹脂を併用する
こともできる。具体的には、ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂、C1〜C10のモノ或
いはジアルキル置換フェノールノボラック型エポキシ樹
脂、フェノールとC1〜C10のモノ或いはジアルキル
置換フェノール共縮ノボラック樹脂型エポキシ樹脂、ナ
フトールノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジ
エン型エポキシ樹脂、シアネート樹脂等が挙げられる。
【0029】本発明において必須成分として用いられる
有機溶剤(B)は、溶解性パラメータが7.0〜13.
0の有機溶剤である。
【0030】これはエポキシ樹脂中のアルコール性水酸
基を低減し、アシル基を導入することにより樹脂の溶解
度パラメータを調整したことによるものである。溶剤種
については、それ以外の溶剤(溶解性パラメータ7.0
〜13.0以外)を併用することも可能であり不揮発
分、粘度、安定性のバランスを確認して選定することが
肝要である。
【0031】ここでいう溶解性パラメータとは、ここで
いう溶解性パラメータ(δ)とは、
【0032】
【式1】δ=e1/2=(E/V)1/2 (式中、δ:溶解性パラメータ、e:溶剤の1ccあた
りの凝集エネルギー、E:モル蒸発熱、V:分子容)で
表される数値である。
【0033】具体例としては、作業性、使用条件等の条
件で適宜選択できるため、特に限定されるものではない
が、溶解性の面からは、特にケトン系の溶剤、例えばア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブイチルケト
ン、シクロヘキサノン等が好ましく挙げられる。
【0034】本発明の組成物において、硬化剤としては
特に限定されるものではなく、1分子中にフェノール性
水酸基を2個以上含有する化合物ならば何れも使用でき
るが、例えば、フェノールノボラック樹脂、クレゾール
ノボラック樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂、C
1〜C10のモノ或いはジアルキル置換フェノールノボ
ラック樹脂、フェノールとC1〜C10のモノ或いはジ
アルキル置換フェノール共縮ノボラック樹脂、フェノー
ル類とジシクロペンタジエン、リモネン、ピネン等の環
状ジエンとの重付加物、フェノール類とジビニルベンゼ
ンの重付加物等の多価フェノール化合物や、ジシアンジ
アミド、芳香族アミン、脂肪族アミン等ののアミン系硬
化剤、酸無水物、ヒドラジド化合物、ルイス酸錯体等が
挙げられる。これらの中でも好ましくはジシアンジアミ
ドや多価フェノール化合物が挙げられる。またその配合
量は、活性水素、及び水酸基がエポキシ基に対して、
0.3〜1.2当量になる範囲が好ましい。
【0035】また上記された如き各化合物を硬化剤とし
て用いる際は、硬化促進剤を適宜使用することができ
る。硬化促進剤としては公知慣用のものがいずれも使用
できるが、例えば、第3級アミン類、イミダゾール類、
有機酸金属塩類、アミン錯塩、トリフェニルホスフィン
等のリン系化合物等が挙げられ、これらは単独のみなら
ず2種以上の併用も可能である。
【0036】また、本発明における樹脂組成物は、有機
溶剤への溶解性が優れていることが特徴である。使用し
得る溶剤としては、ジイソブチルケトン、メチルシクロ
ヘキサノン、ジイソプロピルケトン、メチルイソブチル
ケトン、ジエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、アセトン、キシレ
ン、トルエン、酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムア
ミド、ジオキサン、ジアセトンアルコール、n−オクチ
ルアルコール、tert−ブチルアルコール、n−ブチ
ルアルコール、シクロヘキサノール、イソプロピルアル
コール、ブチルセロソルブ、メチルセロソルブ等が挙げ
られる。
【0037】さらには使途により組成物中に顔料、併用
難燃剤、無機充填材、表面処理剤等の添加剤を加えても
よく、顔料としてはカーボンブラック、酸化チタン、酸
化コバルト等を、併用難燃剤としては三酸化アンチモ
ン、赤リン等を、無機充填材としてはシリカ、アルミ
ナ、タルク、クレー、ガラス繊維等を、表面処理剤とし
てはシランカップリング剤を挙げることができる。
【0038】以上詳述した本発明のエポキシ樹脂組成物
は、前述の通り、塗料及び電気絶縁基板等、とりわけ電
気電子分野における電気積層板分野、例えば電子積層板
用樹脂フィルム、ボンディングシート、ビルドアップ用
絶縁樹脂、コーティング材、銅箔用の接着剤等において
有用である。
【0039】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
【0040】合成例1<ビスフェノールAのジアセチル
化物の合成法> 1リットルのガラス製ビーカーにビスフェノールA22
8g(1.0モル)と無水酢酸206g(2.02モ
ル)を仕込み、室温で攪拌分散し、次いで濃硫酸0.1
gを添加して10分間激しく攪拌した。結晶が生成して
きたため、この結晶を濾過器を用い、水/メタノール=
3/1の混合液500gで5回洗浄し、生成酢酸及び硫
酸を除去した。ついで洗浄された結晶をMIBK200
0gに加熱溶解して、この溶液から再結晶して精製し、
目的のジアセチル化物299gを得た。このビスフェノ
ールAのジアセチル化物は水酸基当量の測定結果から9
9%以上アセチル化されていることが確認された。
【0041】合成例2<テトラブロモビスフェノールA
のジアセチル化物の合成法> ビスフェノールAの代わりにテトラブロモビスフェノー
ルA544g(1.0モル)を用いた以外は、合成例1
と同様にアセチル化した結果、テトラブロモビスフェノ
ールAのジアセチル化物582gを得た。このテトラブ
ロモビスフェノールAのジアシル化物は水酸基当量の測
定結果から99%以上アセチル化されていることが確認
された。
【0042】実施例1<高分子量型変性エポキシ樹脂の
合成> 合成例1で得られたビスフェノールAのジアセチル化物
100gとエポキシ当量188g/eqのビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂123gを1リットルの温度計、攪
拌装置、コンデンサーを付けた4つ口フラスコに仕込
み、窒素雰囲気下、150℃で加熱溶解した。次いでテ
トラブチルアンモニウムブロマイドの50%水溶液を
2.6g添加して150℃で10時間加熱攪拌し、10
時間後に取り出し、変性エポキシ樹脂(a)223gを
得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は1700
0g/eq、重量平均分子量が50000であった。ま
た、アシル基/2級水酸基=81/19であった。
【0043】実施例2<変性難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、合成例2で得られたテトラブロモビスフェ
ノールAのジアセチル化物100gとテトラブロモビス
フェノールA型エポキシ樹脂532g、反応温度を17
0℃に変更した以外は、実施例1と同様にして、変性難
燃エポキシ樹脂(b)632gを得た。このエポキシ樹
脂のエポキシ当量は625g/eq、重量平均分子量は
1740、臭素含有量は48.0重量%であった。ま
た、アシル基/2級水酸基=67/33であった。
【0044】実施例3<変性難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールAのジアセチ
ル化物100gとテトラブロモビスフェノールA型エポ
キシ樹脂293g、反応温度を170℃に変更した以外
は、実施例1と同様にして、変性難燃エポキシ樹脂
(c)393gを得た。このエポキシ樹脂のエポキシ当
量は950g/eq、重量平均分子量は2630、臭素
含有量は48.3重量%であった。また、アシル基/2
級水酸基=67/33であった。
【0045】実施例4<変性難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールAのジアセチ
ル化物100gとテトラブロモビスフェノールA型エポ
キシ樹脂148g、反応温度を170℃に変更した以外
は、実施例1と同様にして、変性難燃エポキシ樹脂
(d)248gを得た。このエポキシ樹脂のエポキシ当
量は4800g/eqであり、重量平均分子量は167
00、臭素含有量は48.6重量%であった。また、ア
シル基/2級水酸基=67/33であった。
【0046】実施例5<変性難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールAのジアセチ
ル化物100gとテトラブロモビスフェノールA型エポ
キシ樹脂140g、反応温度を170℃に変更した以外
は、実施例1と同様にして、変性難燃エポキシ樹脂
(e)240gを得た。このエポキシ樹脂のエポキシ当
量は7800g/eqであり、重量平均分子量は368
00、臭素含有量は48.7重量%であった。また、ア
シル基/2級水酸基=67/33であった。
【0047】実施例6<変性難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールAのジアセチ
ル化物100gとビスフェノールA型エポキシ樹脂40
g、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂89
g、反応温度を170℃に変更した以外は、実施例1と
同様にして、変性難燃エポキシ樹脂(f)229gを得
た。このエポキシ樹脂のエポキシ当量は2000g/e
qであり、重量平均分子量は6200、臭素含有量は4
0.5重量%であった。また、アシル基/2級水酸基=
74/26であった。
【0048】比較例1<高分子量BPA型エポキシ樹脂
の合成> ビスフェノールA100gとエポキシ当量188g/e
qのビスフェノールA型エポキシ樹脂168gを1リッ
トルの温度計、攪拌装置、コンデンサーを付けた4つ口
フラスコに仕込み、窒素雰囲気下、150℃で加熱溶解
した。次いでテトラブチルアンモニウムブロマイドの5
0%水溶液を2.6g添加して150℃で10時間加熱
攪拌し、10時間後に取り出し、高分子量BPA型エポ
キシ樹脂(g)268gを得た。得られたエポキシ樹脂
のエポキシ当量は18000g/eq、重量平均分子量
は50000であった。また、側鎖はすべて2級水酸基
であった。
【0049】比較例2<難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールA100gと
エポキシ当量360g/eqのテトラブロモビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂448gに変更した以外は、比較
例1と同様にして、高分子量TBBPA型エポキシ樹脂
(h)548gを得た。得られたエポキシ樹脂のエポキ
シ当量は625g/eq、重量平均分子量は1530、
臭素含有量は49.5重量%であった。また、側鎖はす
べて2級水酸基であった。
【0050】比較例3<難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールA100gと
エポキシ当量360g/eqのテトラブロモビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂274gに変更した以外は、比較
例1と同様にして、高分子量TBBPA型エポキシ樹脂
(i)374gを得た。得られたエポキシ樹脂のエポキ
シ当量は950g/eq、重量平均分子量は2730、
臭素含有量は50.3重量%であった。また、側鎖はす
べて2級水酸基であった。
【0051】比較例4<難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールA100gと
エポキシ当量360g/eqのテトラブロモビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂151gに変更した以外は、比較
例1と同様にして、高分子量TBBPA型エポキシ樹脂
(j)251gを得た。得られたエポキシ樹脂のエポキ
シ当量は4849g/eq、重量平均分子量は1670
0、臭素含有量は51.8重量%であった。また、側鎖
はすべて2級水酸基であった。
【0052】比較例5<難燃エポキシ樹脂の合成> 仕込原料を、テトラブロモビスフェノールA100gと
エポキシ当量360g/eqのテトラブロモビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂144gに変更した以外は、比較
例1と同様にして、高分子量TBBPA型エポキシ樹脂
(k)244gを得た。得られたエポキシ樹脂のエポキ
シ当量は7542g/eq、重量平均分子量は3180
0、臭素含有量は51.9重量%であった。また、側鎖
はすべて2級水酸基であった。
【0053】実施例1〜6で得られたエポキシ樹脂と、
比較例1〜5で得られたエポキシ樹脂をそれぞれメチル
エチルケトンで固形分70重量%に希釈した25℃での
溶剤溶解性、貯蔵安定性を比較した。この結果を表1に
示す。
【0054】また、エポキシ当量490g/eqの低臭
素型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業株式会社製
EPICLON 1121−75M)に実施例1〜6で
得られたエポキシ樹脂と、比較例1〜5で得られたエポ
キシ樹脂をそれぞれ硬化剤、硬化促進剤、溶剤を所定量
配合したワニスを作成し、25℃での溶解性、貯蔵安定
性を比較した。この結果を表2に示す。
【0055】
【表1】 固形分70重量% メチエチルケトン溶液25℃ * 注意 ワニス溶剤溶解性の評価 ○:溶解(クリア) △:溶解した後、析出 ×:溶解せず ワニス貯蔵安定性の評価(5℃冷蔵庫に1週間放置) ○:溶解(クリア) ×:結晶析出、固化または二層分離
【0056】
【表2】 ワニスの配合条件 1121/エポキシ樹脂 100.0部 硬化剤(DICY) 1.7部 硬化促進剤(2E4MZ) 0.1部 ジメチルホルムアミド 20.0部 メチルセロソルブ 20.0部 * 注意 ワニス溶解性の評価 ○:溶解(クリア) △:溶解した後、析出 ×:溶解せず ワニス貯蔵安定性の評価(5℃冷蔵庫に1週間放置) ○:溶解(クリア) ×:結晶析出、固化または二層分離
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、従来のエポキシ樹脂が
必然的に有していた水酸基を低減させ、そこにアシル基
を導入することで、高分子量、または高分子量かつ高臭
素含有量を達成しながらも、溶剤溶解性、貯蔵安定性に
優れるエポキシ樹脂組成物を提供できる。
【0058】また、本発明の組成物は、塗料の用途にお
いて有用であるが、成膜性を持つ高分子量エポキシ樹脂
として、ボンディングシート、樹脂付き銅箔等への応用
展開が図れ、また低誘電率化も達成できる点から電気絶
縁基板等においても極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/07 C08K 5/07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子側鎖に炭素原子数が1〜3であるア
    シル基を有するビスフェノール型エポキシ樹脂(A)
    と、溶解性パラメータが7.0〜13.0の有機溶剤
    (B)を必須成分とすることを特徴とするエポキシ樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】 分子側鎖に炭素原子数が1〜3であるア
    シル基を有するビスフェノール型エポキシ樹脂(A)
    が、ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂であっ
    て、かつ、重量平均分子量が1500以上のものである
    請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 分子側鎖に炭素原子数が1〜3であるア
    シル基を有するハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹
    脂が、ハロゲン化ビスノール型エポキシ樹脂若しくはビ
    スフェノール型エポキシ樹脂と、アシル基の炭素原子数
    が1〜3であるハロゲン化ビスフェノールのジアシル化
    物若しくはアシル基の炭素原子数が1〜3であるビスフ
    ェノールのジアシル化物とを反応させて得られるもので
    ある請求項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹
    脂が、ハロゲン含有量35%以上のものである請求項2
    又は3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)
    が、重量平均分子量が25000以上のものである請求
    項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)
    が、ビスノール型エポキシ樹脂と、アシル基の炭素原子
    数が1〜3であるハロゲン化ビスフェノールのジアシル
    化物とを反応させて得られるものである請求項5記載の
    組成物。
  7. 【請求項7】 溶解性パラメータが7.0〜13.0の
    有機溶剤(B)がケトン系の溶剤である請求項1〜6の
    何れか1つに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 更に、硬化剤、硬化促進剤を含有する請
    求項1〜7の何れか1つに記載の組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007277333A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Dainippon Ink & Chem Inc 樹脂組成物、フェノキシ樹脂、塗料組成物、接着剤組成物、接着フィルム、プリプレグ、多層プリント配線基板及び樹脂付銅箔
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WO2023053875A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 変性エポキシ樹脂、樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板、及び変性エポキシ樹脂の製造方法

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