JPH10167930A - 口紅組成物 - Google Patents
口紅組成物Info
- Publication number
- JPH10167930A JPH10167930A JP34462296A JP34462296A JPH10167930A JP H10167930 A JPH10167930 A JP H10167930A JP 34462296 A JP34462296 A JP 34462296A JP 34462296 A JP34462296 A JP 34462296A JP H10167930 A JPH10167930 A JP H10167930A
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Abstract
く、べたつきがなく、口唇上でのつやが良好で、且つコ
ーヒーカップ、衣類等に色移りしない、化粧持ちに優れ
た口紅組成物を提供すること。 【解決手段】有機シリコーン樹脂と、揮発性シリコーン
油および/または揮発性炭化水素油と、特定の構造を有
するフッ素変性シリコーンおよび/またはフッ素変性メ
チルフェニルポリシロキサンとを含有することを特長と
する口紅組成物である。
Description
ものであり、さらに詳しくは人の唇に塗布する時なめら
かにのびて塗りやすく、べたつきがなく、口唇上でのつ
やが良好で、且つコーヒーカップ、衣類等に色移りしな
い、化粧持ちに優れた口紅組成物に関する。
ワックス、色材で構成され、唇に塗布した場合、つやは
良好であるが、コーヒーカップ、衣類等に色移りした
り、経時で色落ちし化粧持ちが悪いという問題点を有し
ていた。
ために従来より種々の検討がなされてきた。その例とし
て、特開平5−178722号公報には、ポリオキシア
ルキレン変性オルガノポリシロキサンの1種又は2種以
上を含有する化粧持ちに優れた油性固形化粧料、特開平
6−199630号公報には、揮発性溶媒、シリコーン
樹脂、ワックス、粉末、油分を含む耐うつり性化粧料組
成物、特開平6−298623号公報には、特定のアル
キルメチルポリシロキサンを含有する耐久性、耐磨耗性
に優れたリップケア化粧組成物、特開平7−17831
号公報には、エチレンオキシドが付加重合された非イオ
ン界面活性剤、パーフルオロアルキル基を含有する液状
油剤、液体油、半固体脂または固体脂、顔料を含有する
化粧持ちに優れた油性化粧料、さらに、特開平7−33
622号公報には、ポリオキシアルキレン変性シリコー
ン、パーフルオロアルキル基を含有する液状油剤、液体
油、半固体脂又は固体脂、顔料を含有する化粧持ちに優
れた油性化粧料が開示されている。
の特許公報に開示されている口紅組成物は、塗りやす
さ、べたつき、つや、化粧持ちにおいてある程度の機能
を有してはいるが、口唇上でのつやが良好である事と同
時に、コーヒーカップ、衣類等に色移りしないほどの良
好な化粧持ちに対して充分な効果を発揮するものではな
い。
研究を重ねた結果、口紅組成物において、有機シリコー
ン樹脂を揮発性シリコーンまたは揮発性炭化水素に溶解
し、さらに、特定のフッ素変性シリコーンおよび/また
はフッ素変性メチルフェニルポリシロキサンを配合する
ことにより、口唇に塗布する時なめらかにのびて塗りや
すく、口唇上でのつやが良好で且つコーヒーカップや衣
服等に色移りせず化粧持ちに優れた効果を発揮するとの
新たな知見を見出し、本発明を完成するに至った。
びて塗りやすく、口唇上でのつやが良好で、且つコーヒ
ーカップや衣類等に色移りしない、化粧持ちに優れた口
紅組成物を提供することを目的とする。
記平均式「化14」で表される有機シリコーン樹脂1〜
70重量%と、下記一般式「化15」又は下記一般式
「化16」で表される揮発性シリコーン油および/また
は常圧における沸点が60〜260℃の範囲にある揮発
性炭化水素油2〜98重量%と、下記一般式「化17」
で表されるフッ素変性シリコーン2〜50重量%とを含
有することを特徴とする口紅組成物を提供するものであ
る。
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。)
基、aは0〜5の整数、m,nは平均数で,mは1〜1
50、nは0〜500の数を表す。)
表される有機シリコーン樹脂1〜70重量%と、下記一
般式「化19」又は「化20」で表される揮発性シリコ
ーン油および/または常圧における沸点が60〜260
℃の範囲にある揮発性炭化水素油2〜98重量%と、下
記一般式「化21」で表されるフッ素変性メチルフェニ
ルポリシロキサン2〜50重量%とを含有することを特
徴とする口紅組成物を提供するものである。
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。)
基、aは0〜5の整数、l,m,nは平均数でlは1〜
150、mは1〜150、nは0〜150の数を表
す。)
で表される有機シリコーン樹脂1〜70重量%と、下記
一般式「化23」又は「化24」で表される揮発性シリ
コーン油および/または常圧における沸点が60〜26
0℃の範囲にある揮発性炭化水素油2〜98重量%と、
下記一般式「化25」で表されるフッ素変性シリコーン
及び下記一般式「化26」で表されるフッ素変性メチル
フェニルポリシロキサン2〜50重量%とを含有するこ
とを特徴とする口紅組成物を提供するものである。
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。)
基、aは0〜5の整数、m,nは平均数で,mは1〜1
50、nは0〜500の数を表す。)
基、aは0〜5の整数、l,m,nは平均数でlは1〜
150、mは1〜150、nは0〜150の数を表
す。)
れる「化27」で示される有機シリコーン樹脂は、R3S
iO1/2単位、R2SiO単位、RSiO3/2単位およびSiO2
単位の適当な組み合わせを分子の構成単位とするもので
あり、その割合は平均式「化27」を満足するように選
ばれる。約1500〜100000までの平均分子量を有すること
が望ましい。
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。)
であり、各種の方法で製造出来る。一例をあげると、一
般式R3SiX、R2SiX2 、RSiX3 およびSiX4 (Xは
加水分解しうる基、たとえば塩素、臭素、フッ素等の
基、アルコキシ基たとえばメトキシ、エトキシ等の基、
アシロキシ基等を表す。)で示される化合物を、目的と
する樹脂組成に応じてベンゼン、トルエン、キシレン等
の適当な溶媒に添加し、ついでこの溶媒を適当な酸性溶
媒中における希望する加水分解および共縮合を得るに充
分な量の水中に加える。こうして得られた二相系から水
相を除去し、残留する樹脂状物質を重炭酸ナトリウムあ
るいは他のアルカリ性物質の充分量を用いて中和し、溶
媒を除去すれば目的の有機シリコーン樹脂が得られる。
リコーン油またはジメチルポリシロキサンの溶液として
入手可能であり、例えば、KF7312F、KF731
2J、KF7312K、KF9001、KF9002
(信越化学工業)、DC593、BY11−018(東
レダウコーニングシリコーン)、TSF4600(東芝
シリコーン)等を挙げることが出来る。
量は1〜70重量%であり、好ましくは5〜50重量%
で、さらに好ましくは5〜30重量%である。1重量%
以下では化粧持ちが不十分であり、70重量%以上では
使用感触がべたついてしまう。
9」で示される揮発性シリコーン油は直鎖または環状の
ジメチルポリシロキサンであり、これらは常温で揮散性
を有するものである。これらの商品例をあげると、KF
96A−0.65、KF96A−1、KF96A−1.
5、KF994、KF995、KF9937(信越化学
工業)、SH200−1cs、SH200−1.5c
s、SH200−2cs(東レダウコーニングシリコー
ン)、TSF404、TSF405、TSF4045
(東芝シリコーン)等である。
は揮発性シリコーン油とともに本発明に用いられる常圧
における沸点が60〜260℃の範囲にある揮発性炭化
水素油は直鎖状でも分岐していても良く、たとえばアイ
ソパー(登録商標)A、同C、同D、同E、同G、同
H、同K、同L、同M(エクソン社)、シェルゾール
(登録商標)71(シェル社)、ソルトロール(登録商
標)100、同130、同220(フィリップ社)、ア
イソゾール(登録商標)400(日本石油化学)、パ−
ルリ−ム(登録商標)4(日本油脂)、IPソルベント
(登録商標)1620、同2028(出光石油化学)、
イソヘキサデカン、テトライソブタン90(バイエル
社)、パ−メチル(登録商標)99A、同101A、同
102A(プレスパース社)等をあげることが出来る。
これらは、常温で揮散性を有している。
/または揮発性炭化水素油の配合量は製品の形状がステ
ィック状や液状等剤型によって異なるが2〜98重量%
の範囲で用いられ、好ましくは5〜70重量%、より好
ましくは5〜50重量%である。2重量%以下だと有機
シリコーン樹脂を溶解出来なくなり、製品に配合出来な
い。
フッ素変性シリコーンのRfは炭素数1〜12のパーフ
ロロアルキル基であり直鎖でも分岐していてもよい。た
とえばトリフロロメチル、ペンタフロロエチル、ヘプタ
フロロプロピル、ノナフロロブチル、トリデカフロロヘ
キシル、ヘプタフロロオクチル、2−ペンタフロロエチ
ルドデカフロロヘキシル、C10F21、C12F25などが挙
げられる。
が大きいと分子内でのフッ素基の割合が高くなり耐水性
と耐油性が高くなるが、他の油分に対する溶解性は悪く
なる。m、nおよびRfのパーフロロアルキル基は、製
品に求められる耐水性や耐油性の程度や、製品中に用い
られる他の油分との溶解性等を考えて選択される。たと
えば、揮発性シリコーン油や揮発性炭化水素油には溶解
するが、有機シリコーン樹脂には溶解しないものが好ま
しい。すなわち、製品中では揮発性シリコーン油および
/または揮発性炭化水素油に溶解して配合されるため、
製品の安定性が良く、口唇にも塗布しやすく、口唇に塗
布した後、これらの揮発性油分が揮散した後に有機シリ
コーン樹脂が口唇上に薄い皮膜を形成するためコーヒー
カップや衣服等に二次付着しにくく、また色落ちしにく
く化粧持ちが良くなる。そして、フッ素変性シリコーン
油は揮発性油分が揮散した後に、有機シリコーン樹脂皮
膜上に相分離してきて口紅につやを付与する。
基、aは0〜5の整数、m,nは平均数で,mは1〜1
50、nは0〜500の数を表す。)
フッ素変性メチルフェニルポリシロキサンのRfは炭素
数1〜12のパーフロロアルキル基であり直鎖でも分岐
していてもよい。たとえばトリフロロメチル、ペンタフ
ロロエチル、ヘプタフロロプロピル、ノナフロロブチ
ル、トリデカフロロヘキシル、ヘプタフロロオクチル、
2−ペンタフロロエチルドデカフロロヘキシル、C10F
21、C12F25などが挙げられる。
+nが大きいと分子内でのフッ素基の割合が高くなり耐
水性と耐油性が高くなるが、他の油分に対する溶解性は
悪くなる。また、l/l+m+nが大きいとフェニル基
の含量が高くなり、他の炭化水素油分への溶解性が高く
なり、光沢も高くなる。l、m、nおよびRfのパーフ
ロロアルキル基は、製品に求められる耐水性や耐油性の
程度や、製品中に用いられる他の油分との溶解性等を考
えて選択される。たとえば、揮発性シリコーン油や揮発
性炭化水素油には溶解するが、有機シリコーン樹脂には
溶解しないものが好ましい。すなわち、製品中では揮発
性シリコーン油および/または揮発性炭化水素油に溶解
して配合されるため、製品の安定性が良く、口唇にも塗
布しやすく、口唇に塗布した後、これらの揮発性油分が
揮散した後に有機シリコーン樹脂が口唇上に薄い皮膜を
形成するためコーヒーカップや衣服等に二次付着しにく
く、また色落ちしにくく化粧持ちが良くなる。そして、
フッ素変性シリコーン油は揮発性油分が揮散した後に、
有機シリコーン樹脂皮膜上に相分離してきて口紅につや
を付与する。
基、aは0〜5の整数、l,m,nは平均数でlは1〜
150、mは1〜150、nは0〜150の数を表
す。)
よび/またはフッ素変性メチルフェニルポリシロキサン
の配合量は2〜50重量%であり、好ましくは3〜30
重量%、より好ましくは5〜20重量%である。2重量
%以下では口紅のつやが不十分であり、50重量%以上
ではべたつきが出てきて感触が悪くなる。
時なめらにのびて塗りやすく、べたつきが無く、口唇上
でのつやが良好で、かつコーヒーカップや衣類等に色移
りせず化粧持ちに優れるという特有の効果を得るため
に、上記の必須成分に加え、必要に応じ、本発明の効果
を損なわない質的量的範囲で通常の化粧品、医薬部外
品、医薬品分野で用いられるその他の成分を配合する事
が出来る。たとえば、イオン交換水、カルナバロウ、キ
ャンデリラロウ、ビースワックス、セレシン、マイクロ
クリスタリンワックス、固型パラフィン等のワックス
類、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシス
テアリン酸、ベヘン酸、セチルアルコール、ステアリル
アルコール、オレイルアルコール、バチルアルコール、
セチル−2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシ
ルパルミテート、2−オクチルドデシルミリステート、
ネオペンチルグリコール−2−エチルヘキサノエート、
トリオクタン酸グリセリド、テトラオクタン酸ペンタエ
リスリトール、トリイソステアリン酸グリセリド、ジイ
ソステアリン酸グリセリド、イソプロピルミリステー
ト、ミリスチルミリステート、トリオレイン酸グリセリ
ド、オリーブ油、アボガド油、ホホバ油、ヒマワリ油、
サフラワー油、椿油、シア脂、マカデミアナッツ油、ミ
ンク油、ラノリン、液状ラノリン、酢酸ラノリン、ヒマ
シ油、モクロウ、中国モクロウ、ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、高重合度のガム状
ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン、高重合度のガム状アミノ変
性シリコーン、パーフロロポリエーテル、パーフロロカ
ーボン等の各種炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、エステル類、油脂、ロウ類、シリコーン、フッ素油
等の油分、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ヘキサ
メチレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ヒアルロ
ン酸、アセチルヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸ソー
ダ、キチン、キトサンなどの保湿剤、紫外線吸収剤、各
種界面活性剤、増粘剤、ゲル化剤、金属石鹸、酸化防止
剤、防腐剤、薬剤、顔料、染料、パール剤、有機粉末、
無機粉末、香料等を配合することが出来る。
む配合成分を加熱撹拌混合し冷却して製造される。本発
明の口紅組成物の剤型は任意であり、たとえば、固形状
(スティック状等)、半固形状、液状等が可能であり、
また、当然のことながら本発明の口紅組成物はイオン交
換水および水溶性成分および適切な界面活性剤を配合し
乳化技術を駆使することによって、撥水性を失わない範
囲で油中水型あるいは水中油型の乳化口紅とすることも
可能である。
さらに詳細に説明する。本発明は以下に挙げる実施例の
みに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲で種々の変更が可能である。なお、以下の記載に
おいて配合量の単位はいずれも重量%である。
合した後、気密性の口紅容器に充填し、5℃冷却して口
紅組成物を得た。
O2単位=0.8/1.0からなる平均式(CH3)1.33SiO
1.3で表される有機シリコーン樹脂 (注2)「化30」においてRfがヘプタデカフロロオ
クチル基、a=2、m=11、n=75のフッ素変性シ
リコーン
合した後、気密性の口紅容器に充填し、5℃冷却して口
紅組成物を得た。
O2単位=1.5/1.0からなる平均式(CH3)1.8 SiO
1.1で表される有機シリコーン樹脂 (注4)「化30」においてRfがヘプタデカフロロオ
クチル基、a=2、m=11、n=75のフッ素変性シ
リコーン (注5)「化31」においてRfがヘプタデカフロロオ
クチル基、a=2、l=2、m=2、n=6のフッ素変
性メチルフェニルポリシロキサン
例の口紅組成物の作用効果につき、専門パネル10名に
より、塗布のし易さ、つや(塗布5分後〜3時間後)、
コーヒーカップ、衣類への色移り(塗布5分後、3時間
後)の使用テストによる評価を行った。なお評価基準は
次のように定めた。 (評価基準) ☆:10名全員が極めて良好とした。 ◎:10名中8名以上が良好とした。 ○:10名中6名以上が良好とした。 △:10名中4名以上が良好とした。 ×:10名中3名以下が良好とした。
較例と比べて塗布のし易さ、塗布後のつやおよびコーヒ
ーカップや衣類等への色移りしにくく化粧持ちに優れて
いることが分かる。
良く分散する、その後よく脱気し所定の金型に充填、冷
却し口紅を得た。本口紅は口唇に塗布するときなめらか
にのびて塗りやすく、べたつきがなくつやが良好で、か
つコーヒーカップや衣類等に色移りしない化粧持ちに優
れたものであった。
8)を加熱溶解したものに加え良く混合する(油相部)。
別に(9)(11)を加熱溶解する(水相部)。油相部に水相
部を加えホモミキサーで乳化後、型に流し込み急冷し口
紅とする。本口紅は口唇に塗布するときなめらかにのび
て塗りやすく、べたつきがなくつやが良好で、かつコー
ヒーカップや衣類等に色移りしない化粧持ちに優れたも
のであった。
したものを加え良く混合し、容器に充填して液状口紅と
する。本口紅は口唇に塗布するときなめらかにのびて塗
りやすく、べたつきがなくつやが良好で、かつコーヒー
カップや衣類等に色移りしない化粧持ちに優れたもので
あった。
9)を加熱溶解したものに加え良く混合する(油相部)。
別に(10)(12)を加熱溶解する(水相部)。油相部に水相
部を加えホモミキサーで乳化後、型に流し込み急冷し口
紅とする。本口紅は口唇に塗布するときなめらかにのび
て塗りやすく、べたつきがなくつやが良好で、かつコー
ヒーカップや衣類等に色移りしない化粧持ちに優れたも
のであった。
めらかにのびて塗りやすく、べたつきがなく、口唇上で
のつやが良好で、且つコーヒーカップ、衣類等に色移り
しない、化粧持ちに優れた口紅組成物を提供することが
出来る。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記平均式「化1」で表される有機シリ
コーン樹脂1〜70重量%と、下記一般式「化2」又は
下記一般式「化3」で表される揮発性シリコーン油およ
び/または常圧における沸点が60〜260℃の範囲に
ある揮発性炭化水素油2〜98重量%と、下記一般式
「化4」で表されるフッ素変性シリコーン2〜50重量
%とを含有することを特徴とする口紅組成物。 【化1】Rn SiO(4-n)/2 (Rは炭素数1〜6までの炭化水素基またはフェニル基
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。) 【化2】 (式中nは0〜3の整数を示す。) 【化3】 (式中nは3〜8の整数を示す。) 【化4】 (式中、Rfは炭素数1〜12のパーフロロアルキル
基、aは0〜5の整数、m,nは平均数で,mは1〜1
50、nは0〜500の数を表す。) - 【請求項2】 下記平均式「化5」で表される有機シリ
コーン樹脂1〜70重量%と、下記一般式「化6」又は
「化7」で表される揮発性シリコーン油および/または
常圧における沸点が60〜260℃の範囲にある揮発性
炭化水素油2〜98重量%と、下記一般式「化8」で表
されるフッ素変性メチルフェニルポリシロキサン2〜5
0重量%とを含有することを特徴とする口紅組成物。 【化5】Rn SiO(4-n)/2 (Rは炭素数1〜6までの炭化水素基またはフェニル基
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。) 【化6】 (式中nは0〜3の整数を示す。) 【化7】 (式中nは3〜8の整数を示す。) 【化8】 (式中、Rfは炭素数1〜12のパーフロロアルキル
基、aは0〜5の整数、l,m,nは平均数でlは1〜
150、mは1〜150、nは0〜150の数を表
す。) - 【請求項3】 下記平均式「化9」で表される有機シリ
コーン樹脂1〜70重量%と、下記一般式「化10」又
は「化11」で表される揮発性シリコーン油および/ま
たは常圧における沸点が60〜260℃の範囲にある揮
発性炭化水素油2〜98重量%と、下記一般式「化1
2」で表されるフッ素変性シリコーン及び下記一般式
「化13」で表されるフッ素変性メチルフェニルポリシ
ロキサン2〜50重量%とを含有することを特徴とする
口紅組成物。 【化9】Rn SiO(4-n)/2 (Rは炭素数1〜6までの炭化水素基またはフェニル基
を表し、nは1.0から1.8までの値を表す。) 【化10】 (式中nは0〜3の整数を示す。) 【化11】 (式中nは3〜8の整数を示す。) 【化12】 (式中、Rfは炭素数1〜12のパーフロロアルキル
基、aは0〜5の整数、m,nは平均数で,mは1〜1
50、nは0〜500の数を表す。) 【化13】 (式中、Rfは炭素数1〜12のパーフロロアルキル
基、aは0〜5の整数、l,m,nは平均数でlは1〜
150、mは1〜150、nは0〜150の数を表
す。)
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JP34462296A JPH10167930A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 口紅組成物 |
TW086107373A TW419379B (en) | 1996-08-26 | 1997-05-28 | Lipstick composition |
KR1019970021136A KR100486950B1 (ko) | 1996-08-26 | 1997-05-28 | 립스틱조성물 |
DE69717034T DE69717034T2 (de) | 1996-08-26 | 1997-05-30 | Lippenstift Präparat |
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EP97108696A EP0829254B1 (en) | 1996-08-26 | 1997-05-30 | A lipstick composition |
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JP34462296A JPH10167930A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 口紅組成物 |
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---|---|---|---|
JP34462296A Pending JPH10167930A (ja) | 1996-08-26 | 1996-12-09 | 口紅組成物 |
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1996
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