JPH1016779A - しゃ断かん折損検出装置 - Google Patents

しゃ断かん折損検出装置

Info

Publication number
JPH1016779A
JPH1016779A JP8195377A JP19537796A JPH1016779A JP H1016779 A JPH1016779 A JP H1016779A JP 8195377 A JP8195377 A JP 8195377A JP 19537796 A JP19537796 A JP 19537796A JP H1016779 A JPH1016779 A JP H1016779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
barrier rod
breaking
passage
detecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8195377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3138427B2 (ja
Inventor
Tomohiko Kajiki
智彦 加治木
Yasuo Saito
安雄 斉藤
Toshio Takano
利男 高野
Takehiko Hoshino
武彦 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP08195377A priority Critical patent/JP3138427B2/ja
Publication of JPH1016779A publication Critical patent/JPH1016779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138427B2 publication Critical patent/JP3138427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 しゃ断かんの折損を簡単な構造で検出できる
ようにする。 【解決手段】 一端部側がしゃ断機本体に回動自在に設
けられ、踏切道等の通路を開放状態又は閉止状態に保つ
ように回動させる、内部が空洞のしゃ断かんと、そのし
ゃ断かんの他端部に取付けられ、そのしゃ断かんの空洞
内の一端部側に向けて所定長さ伸びるように設けられた
紐部材と、その紐部材の端部に設けられた、所定の重量
を有する検出子と、前記しゃ断かんが前記通路を開放状
態に保っているときに、前記検出子の位置を検出する検
出器とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏切道や駐車場の
出入口等に設けられるしゃ断かんの折損を検出するしゃ
断かん折損検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、踏切道に設けられるしゃ断機のし
ゃ断かん(しゃ断腕)は、踏切道内に車両を閉じこめる
ことがないように、車両が容易にしゃ断かんを突破でき
るように折損されやすい材質、例えば、竹材、あるいは
FRP等のプラスチックスから構成されている。
【0003】しゃ断かんが折損されたときは、係員の巡
回により点検されて修理されるが、近年、このしゃ断か
ん折損を自動的に検出して報知するしゃ断かん折損検出
装置が提案されている(例えば、実開平7−40350
号公報)。
【0004】このしゃ断かん折損検出装置は、しゃ断か
んの一部に赤外線反射部を設けるとともに、所定の定位
置からその赤外線反射部に対して赤外線を照射し、反射
波が得られたときにしゃ断かんは正常と判定され、反射
波が得られなかったときにしゃ断かんは異常と判定され
るように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記提案に係るしゃ断
かん折損検出装置は、それまでの係員の巡回によるしゃ
断かん折損の発見よりも、しゃ断かんの折損時に即応で
きる特長を有している。
【0006】しかしながら、上記提案に係るしゃ断かん
折損検出装置は、構造が複雑でコスト高になり易く、し
かも、検出のための調整も面倒であるという欠点があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単な構造で
低コストに実施できるしゃ断かん折損検出装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るしゃ断かん
折損検出装置は、上記目的を達成するため、一端部側が
しゃ断機本体に回動自在に設けられ、踏切道等の通路を
開放状態又は閉止状態に保つように回動させる、内部が
空洞のしゃ断かんと、そのしゃ断かんの他端部に取付け
られ、そのしゃ断かんの空洞内の一端部側に向けて所定
長さ伸びるように設けられた紐部材と、その紐部材の端
部に設けられた、所定の重量を有する検出子と、前記し
ゃ断かんが前記通路を開放状態に保っているときに、前
記検出子の位置を検出する検出器と、を有することを特
徴としている。また、前記しゃ断かんの他端部寄りの前
記紐部材に所定の重量を有する重垂を設けたことを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るしゃ
断かん折損検出装置概略構成図である。
【0010】しゃ断機本体1は、例えば、踏切道、ある
いは駐車場の出入口等の通路に設けられ、図示しないモ
ータによって、しゃ断かん2を回動できるように構成さ
れている。
【0011】しゃ断かん2は、FRP等のプラスチック
ス製からなり、内部は空洞2′に形成されているととも
に、車両等によって強い力が加わったときに、二点鎖線
で示されるように折れるように構成されている。そし
て、このしゃ断かん2の一端部2a側には、しゃ断機本
体1の回転子1aに取付けられている。なお、図中、1
bは、しゃ断かん2とバランスをとるためのウエイト取
付アームを示している。
【0012】しゃ断かん2の他端部2bには、キャップ
2b′が設けられていて、そのキャップ2b′の内側に
紐部材3が設けられている。この紐部材3は、合成樹脂
製からなっていて、十分に可撓性を有するとともに、こ
の紐部材3の他端に設けられた検出子4を十分に支持で
きる強さに決められている。そして、この紐部材3の長
さは、しゃ断かん2の空洞2′内で、ほぼしゃ断機本体
1に達するように決められていて、その端部に上述の検
出子4が設けられている。
【0013】検出子4は、しゃ断かん2の空洞2′内を
自由に移動できる大きさの鋼球から構成されている。
【0014】図中、5は磁気誘導形近接スイッチからな
る検出器であって、しゃ断器本体1に設けられている。
そして、この検出器5と検出子4との位置関係は、しゃ
断かん2が通路を開放しているときに、両者が最も接近
するように、つまり、図1に示される状態となるように
決められている。
【0015】したがって、検出器5は、しゃ断かん2が
折損することなく正常状態に保たれていて、かつしゃ断
かん2が通路を開放しているときに、検出子4を検出す
ることができる。
【0016】ところで、しゃ断かん2が二点鎖線で示さ
れるように折れた状態で通路を開放すると、検出子4
は、紐部材3により引上げられて検出器5により検出さ
れない状態となる。したがって、検出器5は、しゃ断か
ん2が上昇して通路を開放しても検出子4を検出しない
とき、図示しない通信回線を介して、しゃ断かん折損発
生の情報を隣接の駅等の管理センタへ送出する。
【0017】図2は、本発明の他の実施例を示すもので
あって、しゃ断かん2内の他端部2b側の紐部材3に、
重垂6を設けるようにしてある。
【0018】このように、重垂6を設けると、しゃ断か
ん2が折れたときは、図2に二点鎖線で示されるよう
に、紐部材3を引上げるように作用することとなる。し
たがって、検出器5と検出子4と距離がより大きくな
り、しゃ断かん2の折損検出をより確実なものとするこ
とができる。
【0019】なお、上述の例では、検出子4を鋼球と
し、検出器5を磁気誘導形の近接スイッチとしたが、検
出子4に発振機能を持たせるとともに、検出器5に受信
機能を持たせるようにしてもよい。さらに、静電容量形
の近接スイッチ等の各種のセンサを利用することもでき
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るしゃ断かん折損検出装置
は、一端部側がしゃ断機本体に回動自在に設けられ、踏
切道等の通路を開放状態又は閉止状態に保つように回動
させる、内部が空洞のしゃ断かんと、そのしゃ断かんの
他端部に取付けられ、そのしゃ断かんの空洞内の一端部
側に向けて所定長さ伸びるように設けられた紐部材と、
その紐部材の端部に設けられた、所定の重量を有する検
出子と、前記しゃ断かんが前記通路を開放状態に保って
いるときに、前記検出子の位置を検出する検出器とから
なるので、簡単な構成でしゃ断かんの折損を検出するこ
とができる。また、しゃ断かんの他端部寄りの紐部材に
所定の重量を有する重垂を設けたときは、検出子の移動
をより大きくでき、しゃ断かん折損の確実な検出が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るしゃ断かん折損検
出装置の概略構成図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係るしゃ断かん折損
検出装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 しゃ断機本体 2 しゃ断かん 2a 一端部 2b 他端部 3 紐部材 4 検出子 5 検出器 6 重垂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 武彦 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部側がしゃ断機本体に回動自在に設
    けられ、踏切道等の通路を開放状態又は閉止状態に保つ
    ように回動させる、内部が空洞のしゃ断かんと、 前記しゃ断かんの他端部に取付けられ、そのしゃ断かん
    の空洞内の一端部側に向けて所定長さ伸びるように設け
    られた紐部材と、 前記紐部材の端部に設けられた、所定の重量を有する検
    出子と、 前記しゃ断かんが前記通路を開放状態に保っているとき
    に、前記検出子の位置を検出する検出器と、 を有することを特徴とするしゃ断かん折損検出装置。
  2. 【請求項2】 前記しゃ断かんの他端部寄りの前記紐部
    材に所定の重量を有する重垂を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のしゃ断かん折損検出装置。
JP08195377A 1996-07-05 1996-07-05 しゃ断かん折損検出装置 Expired - Fee Related JP3138427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08195377A JP3138427B2 (ja) 1996-07-05 1996-07-05 しゃ断かん折損検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08195377A JP3138427B2 (ja) 1996-07-05 1996-07-05 しゃ断かん折損検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1016779A true JPH1016779A (ja) 1998-01-20
JP3138427B2 JP3138427B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=16340163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08195377A Expired - Fee Related JP3138427B2 (ja) 1996-07-05 1996-07-05 しゃ断かん折損検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3138427B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112884953A (zh) * 2021-01-19 2021-06-01 庞淑妍 一种用于物联网安全性能好的停车场门禁装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112884953A (zh) * 2021-01-19 2021-06-01 庞淑妍 一种用于物联网安全性能好的停车场门禁装置
CN112884953B (zh) * 2021-01-19 2022-08-19 速记科技(广州)有限公司 一种用于物联网停车场门禁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3138427B2 (ja) 2001-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9487224B1 (en) Mechanically extendable railroad crossing gate
CN207088941U (zh) 一种汽车车门防护系统
JPH1016779A (ja) しゃ断かん折損検出装置
WO1997007005A1 (en) A safety device for a passenger on a platform
EP1227208B1 (en) Cover for flexible signal connection for a transit vehicle door
US5390719A (en) Canopy assembly pivotable by over-height vehicle
CN217415735U (zh) 一种防夹人重型屏蔽门
JP3303212B2 (ja) プラットホ−ムにおける安全扉
JP3138432B2 (ja) しゃ断かん折損検出装置
CN211422267U (zh) 一种防盗门用闭合缓冲结构
US3013715A (en) Mailbox signal
CN220363200U (zh) 一种用于汽车的侧面防碰撞限位装置
CN219059849U (zh) 一种防撞人行通道闸机
KR200340267Y1 (ko) 방범창
KR100424889B1 (ko) 자동차용 도어댐퍼
EP0283376B1 (fr) Détecteur à commande magnétique du déplacement d'un organe mobile par rapport à un organe fixe, pour l'ouverture d'une enceinte
CN217124739U (zh) 一种具有安全防护功能的司机围
CN220246751U (zh) 一种车牌识别一体机
US20010054260A1 (en) Patio screen door closer
CN221029775U (zh) 一种防撞型人行通道闸机
CN213478179U (zh) 一种静音自动摆闸
CN219544464U (zh) 一种智能安全汽车门
CN213987618U (zh) 一种速通式智能摆闸
CN218100310U (zh) 一种具有防护结构的门禁
CN112985483A (zh) 一种减少传感器期望定向偏差的智能防护设备

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees