JP3138432B2 - しゃ断かん折損検出装置 - Google Patents

しゃ断かん折損検出装置

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JP3138432B2
JP3138432B2 JP3486297A JP3486297A JP3138432B2 JP 3138432 B2 JP3138432 B2 JP 3138432B2 JP 3486297 A JP3486297 A JP 3486297A JP 3486297 A JP3486297 A JP 3486297A JP 3138432 B2 JP3138432 B2 JP 3138432B2
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智樹 久保田
利男 高野
益雄 伊藤
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏切道や駐車場の
出入口等に設けられるしゃ断かんの折損を検出するしゃ
断かん折損検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、踏切道に設けられるしゃ断機のし
ゃ断かん(しゃ断腕)は、踏切道内に車両を閉じこめる
ことがないように、車両が容易にしゃ断かんを突破でき
るように折損されやすい材質、例えば、竹材、あるいは
FRP等のプラスチックスから構成されている。
【0003】しゃ断かんが折損されたときは、係員の巡
回による点検、列車の運転手からの通報あるいは通行人
からの通報などにより修理されるが、近年、このしゃ断
かん折損を自動的に検出して報知するしゃ断かん折損検
出装置が提案されている(例えば、実開平7−4035
0号公報)。
【0004】このしゃ断かん折損検出装置は、しゃ断か
んの一部に赤外線反射部を設けるとともに、所定の定位
置からその赤外線反射部に対して赤外線を照射し、反射
波が得られたときにしゃ断かんは正常と判定され、反射
波が得られなかったときにしゃ断かんは異常と判定され
るように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記提案に係るしゃ断
かん折損検出装置は、それまでの係員の巡回によるしゃ
断かん折損の発見よりも、しゃ断かんの折損時に即応で
きる特長を有している。
【0006】しかしながら、上記提案に係るしゃ断かん
折損検出装置は、構造が複雑でコスト高になり易く、し
かも、検出のための調整も面倒であるという欠点があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単な構造で
低コストに実施できるしゃ断かん折損検出装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るしゃ断かん
折損検出装置は、上記目的を達成するために、踏切道等
の通路を開放状態又は閉止状態に保つように回動する、
一端部側がしゃ断機本体に回動自在に設けられた内部が
空洞のしゃ断かんと、前記しゃ断かんの他端部に取付け
られ、そのしゃ断かんの空洞内の一端部側に向けて緊張
して設けられた紐部材と、前記しゃ断かんの正常時にお
いて、常時、所定方向へ付勢されているアクチュエータ
の移動を係止させるとともに、そのしゃ断かんの折損時
において、その係止を解く、前記紐部材の端部に設けら
れたピンと、前記しゃ断かんが前記通路を開放状態に保
ち、かつ、そのしゃ断かんが正常なときに、前記アクチ
ュエータに設けられている検出子を検出する検出器とを
有することを特徴としている。また、前記検出器は、前
記しゃ断かんが前記通路を開放状態に保ち、かつ、その
しゃ断かんが正常なときに、前記アクチュエータによっ
て押下されるスイッチであることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)は、一実施の形態に係
るしゃ断かん折損検出装置の正面図、同図(b)は、し
ゃ断かんが上昇しているとき(通路を開放していると
き)の同図(a)の左側面図である。
【0010】しゃ断機本体1は、例えば、踏切道、ある
いは駐車場の出入口等の通路に設けられ、しゃ断機本体
1内に実装されている図示しないモータによって、しゃ
断かん2を回動できるように構成されている。
【0011】しゃ断かん2は、FRP等のプラスチック
ス製からなり、内部は空洞2′に形成されているととも
に、車両等によって強い力が加わったときに、途中で折
れるように構成されている。そして、このしゃ断かん2
の一端部2a側には、しゃ断機本体1の回転軸1aに取
付けられている。なお、図中、1bは、しゃ断かん2と
バランスをとるためのウエイトを示している。
【0012】しゃ断かん2の他端部(先端部)2bに
は、取付金具2b′が設けられていて、その取付金具2
b′には紐部材3が設けられている。この紐部材3は、
合成樹脂製で、十分に可撓性を有するとともに、この紐
部材3の他端に設けられたピン4を十分に操作できる強
さに決められている。そして、この紐部材3の長さは、
しゃ断かん2の空洞2′内で、ほぼしゃ断機本体1に達
し、かつ緊張するように決められていて、その端部に
は、上述のピン4が設けられている。
【0013】図中、5は、しゃ断かん2の一端部2a側
に設けられたアクチュエータであって、上記ピン4によ
って移動が係止されるとともに、そのピン4が外れたと
きに移動するように構成されている。
【0014】図2及び図3を用いてこのアクチュエータ
5を説明する。図2は、図1(b)の状態における正面
図、図3は図2のA−A線断面図である。アクチュエー
タ5は、しゃ断かん2の一端部2a側に固定されたコ字
状のフレーム5aと、一端部側がこのフレーム5aに設
けられた軸5bに回動自在に設けられ、他端部側に磁気
誘導形近接スイッチの検出子6aを有する作動片5c
と、この作動片5cを、常時、所定方向(図示の例で
は、軸5bを中心にして反時計方向)に付勢するばね5
dとから構成されている。
【0015】ピン4とアクチュエータ5との関係は、作
動片5cをばね5dに抗して回動させた状態を係止させ
(図3の実線位置参照)、ピン4が外れたときに作動片
5cがばね5dにより回動できるように決められている
(図3の二点鎖線位置及び矢印参照)。
【0016】図中、6bは磁気誘導形近接スイッチから
なる検出器であって、フレーム7を介してしゃ断機本体
1に設けられている。そして、この検出器6aとの位置
関係は、図1(b)に示されるように、しゃ断かん2が
通路を開放しているときに、図3に示されるように、両
者が最も接近するように決められている。
【0017】したがって、検出器6bは、しゃ断かん2
が折損することなく正常状態に保たれていて、かつ、し
ゃ断かん2が通路を開放しているときに、検出子6aを
検出することができる。
【0018】ところで、しゃ断かん2が何らかの理由に
より折損すると、ピン4は紐部材3によりアクチュエー
タ5から外れ、作動片5cが図3の二点鎖線の位置に移
動される。したがって、検出器6bは、しゃ断かん2が
上昇して通路を開放しても検出子6aを検出することが
できず、この場合は、図示しない通信回線を介して、し
ゃ断かん折損発生の情報を隣接の駅等の管理センタへ送
出する。
【0019】図4は、本発明の他の実施の形態を示すも
のであって、上記検出器5を機械的なスイッチ8とし、
そのスイッチ8の操作子8aを操作片5cで直接押下で
きるようにしたものである。したがって、しゃ断かん2
が折損してピン4が外れると、しゃ断かん2が上昇して
通路を開放してもスイッチ8の操作子8aは作動片5c
で押下されない(図4の二点鎖線の操作子8a参照)。
これにより、しゃ断かん2の折損検出を行うことができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るしゃ断かん折損検出装置
は、踏切道等の通路を開放状態又は閉止状態に保つよう
に回動する、一端部側がしゃ断機本体に回動自在に設け
られた内部が空洞のしゃ断かんと、前記しゃ断かんの他
端部に取付けられ、そのしゃ断かんの空洞内の一端部側
に向けて緊張して設けられた紐部材と、前記しゃ断かん
の正常時において、常時、所定方向へ付勢されているア
クチュエータの移動を係止させるとともに、そのしゃ断
かんの折損時において、その係止を解く、前記紐部材の
端部に設けられたピンと、前記しゃ断かんが前記通路を
開放状態に保ち、かつ、そのしゃ断かんが正常なとき
に、前記アクチュエータに設けられている検出子を検出
する検出器とからなるので、簡単な構成でしゃ断かんの
折損を検出することができる。また、前記検出器は、し
ゃ断かんが前記通路を開放状態に保ち、かつ、そのしゃ
断かんが正常なときに、前記アクチュエータによって押
下されるスイッチとしたときは、検出器を簡単なスイッ
チ構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態に係るしゃ断か
ん折損検出装置の正面図、(b)はしゃ断かんが上昇し
たときの(a)の左側面図である。
【図2】アクチュエータの正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3に対応するアクチュエータの他の例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 しゃ断機本体 2 しゃ断かん 2a 一端部 2b 他端部 3 紐部材 4 ピン 5 アクチュエータ 6a 検出子 6b 検出器 7 フレーム 8 スイッチ 8a 操作子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−329787(JP,A) 実開 平7−23683(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 29/04 E01F 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏切道等の通路を開放状態又は閉止状態
    に保つように回動する、一端部側がしゃ断機本体に回動
    自在に設けられた内部が空洞のしゃ断かんと、 前記しゃ断かんの他端部に取付けられ、そのしゃ断かん
    の空洞内の一端部側に向けて緊張して設けられた紐部材
    と、 前記しゃ断かんの正常時において、常時、所定方向へ付
    勢されているアクチュエータの移動を係止させるととも
    に、そのしゃ断かんの折損時において、その係止を解
    く、前記紐部材の端部に設けられたピンと、 前記しゃ断かんが前記通路を開放状態に保ち、かつ、そ
    のしゃ断かんが正常なときに、前記アクチュエータに設
    けられている検出子を検出する検出器と、 を有することを特徴とするしゃ断かん折損検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検出器は、前記しゃ断かんが前記通
    路を開放状態に保ち、かつ、そのしゃ断かんが正常なと
    きに、前記アクチュエータによって押下されるスイッチ
    であることを特徴とする請求項1記載のしゃ断かん折損
    検出装置。
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JP4749999B2 (ja) * 2006-11-22 2011-08-17 コーエイ工業株式会社 通行遮断竿の駆動装置
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