JPS60212576A - 動力鎖錠補助装置をもつ自動車錠 - Google Patents

動力鎖錠補助装置をもつ自動車錠

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JPS60212576A
JPS60212576A JP60046709A JP4670985A JPS60212576A JP S60212576 A JPS60212576 A JP S60212576A JP 60046709 A JP60046709 A JP 60046709A JP 4670985 A JP4670985 A JP 4670985A JP S60212576 A JPS60212576 A JP S60212576A
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bolt
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elongated hole
operating
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ヴアルテル・ミユンジンゲル
クラウス・クラール
ハンス・ダイシユル
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/20Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators for assisting final closing or for initiating opening

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、かんぬきなるべく揺動可能に支持される二叉
かんぬき、このかんぬきを鎖錠位置で拘束する止め爪、
場合によっては操作棒、およびなるべく1つの回転方向
にのみ回転しなるべく電動機として構成されかつ場合に
よっては伝動装置を備えた補助モータをもち、補助モー
タが出力側でクランク腕に結合され、このクランク腕が
場合によっては操作棒を介してかんぬきに作用結合し、
かんぬきが補助モータにより予備錯錠位置から主鎖錠位
置へまた場合によっては逆に移行可能である、自動車扉
錠、自動車ボンネット錠等の自動車錠に関する。
従来技術 動力鎖錠補助装置を備えた自動車扉錠、自動車ボンネッ
ト錠等は、かない以前から公知である。これは一方では
自動車の操作し易さの問題であり、他方では自動車扉錠
、自動車ボンネット錠等のきびしくなる安全規定に関係
している。
(6) これまで動力錯錠補助装置は、ステイションワゴンの後
部はね蓋および移部扉用の自動車扉錠または自動車ボン
ネット錠において特に普及している。その理由は、ボン
ネット、後部はね蓋および後部扉は自動車の側面扉より
かなり大きい面積したがって大きい縁側密封面をもつこ
とが多いので、包囲する密封片の充分な密尉力を保証す
るために発生すべき鎖錠力は非常に大きいからである。
さらにボンネット、後部はね蓋および後部扉は大抵の場
合自動車の側面扉よりかなり軽いので、ボンネット錠ま
たは扉錠のかみ合いはボンネット等の急激な閉鎖によっ
てのみ行なわれる。
さて特にステイションワゴンのw部扉用扉錠における安
全上の理由から、かんぬきのために予備鉛錠位N(予備
係止fjVI)と主鎖錠位置(主係止部)とを設けると
いう規定がある。かんぬきを予備鎖錠位置へもたらす際
非常にわずかな鎖錠力しか生じないが、予備鎖錠位置と
主鎖錠位置との間の途中では、包囲密封片により決定(
7) される前述の大きい鎖錠力が衝撃的に生ずる。
したがって公知の自動車扉錠では、手で畦を閉じること
によりかんぬきは直ちに予備鎖錠位置へ移行可能であり
、一方予備鎖錠位置から主鎖錠位置への移動は補助モー
タによって行なわれるので、補助モータにより大きい鎖
錠力が発生される。
本発明の教示の出発点は特に自動車の後部扉用の公知の
自動車扉錠(ドイツ連邦共和国登録実用新案第8322
896号明細書)であり、】つの回転方向しかもたない
補助モータにもかかわらず、手足または物体の挿み込み
による負傷または物件破損に対する広範な保護が保証さ
れる。
このため公知の自動車扉錠は過負荷保護素子として構成
された操作棒をもち、特定の圧縮力または張力を越える
と操作棒がその通常動作長から過負筒長へ圧縮または伸
張可能である。例えば100ONの鎖錠力とl:5の減
速比で、公知の自動車扉錠の操作棒の最大圧縮力または
張力は約200 Nである。
(8) 前述した公知の自動車扉錠では、負傷または物件損傷に
対するすぐれた保護と自動車扉錠のすぐれた過負荷保護
が全体として行なわれ、補助モータ用電子過偵荷保護回
路はなくてもよいけれども、公知の自動車扉錠では依然
として、過負荷保護素子としては構成されない剛性操作
棒をもつ自動車扉錠におけるように、なんらかの理由で
補助モータおよび/または伝動装置が動かなくなると、
自動車扉錠が全鎖錠力でも動かないという問題がある。
これは、かんぬきが主鎖錠位置へ動かされるかまたはこ
の位置へ既に達した場合であり、扉を力すくでのみまた
は修理工場にあるとき開くことができることを意味して
いる。
発明の目的 前述した従来技術から出発して、本発明の基礎になって
いる課題は、補助モータまたは伝動装置が動かない場合
扉を手で開くことができるように、補助モータをもつ公
知の自動車扉錠、自動車ボンネット錠等を構成しかつ発
展させる(9) ことである。
目的を達するための手段 この課題を解決する本発明による自動車扉錠の特徴は、
クランク腕または操作棒とかんぬきとの間に開離可能な
継手が設けられ、この開離可能な継手が手動でなるべく
鎖錠シリンダを介して外部からおよび/または内部から
操作レバーにより開離可能である点にある。重要なこと
は、補助モータとかんぬきの作用結合が非常の場合手で
解かれることである。このため本発明により設けられる
開離可能な継手は、補助モータまたは伝動装置とかんぬ
きとの間のどこにも設けられる。この継手は通常はかみ
合っているので、作用結合が行なわれているが、補助モ
ータまたは伝動装置が動かない場合、継手は手動で開部
可能である。継手のこの開離は既存の操作手段で行なう
のがよく、すなわち鎖錠シリンダを介して外部から、ま
た操作レバーを介して内部から行なう。
したがって本発明によれば、本発明による自(10) 動車扉錠、自動車ボンネット錠等の電気鎖錠補助装置に
優先する影響可能性が実現される。すなわち電動機とし
て構成される補助モータの代りに、もちろん他のモータ
例えば液圧モータ等も使用することができる。さらに指
摘すべきことは、ステイションワゴンの後部用自動車扉
錠に基く本発明の説明は例示的性格をもつもので、本発
明の教示は他の自動車扉錠、自動車ボンネット錠等に限
られないことである。最徒になお指摘すべきことは、過
偵荷保護素子を設けるかとうかは、本発明の教示にとっ
て重要でないことである。
開離可能な継手は種々の構造で実現される。
ここでは当業者にとって、実験により容易に多数の変形
構造を開発することができる。しかし本発明による自動
車扉錠の以下に説明する構成が特に有利であることがわ
かった。
本発明の出発点としている公知の自動車扉錠では、かん
ぬきの係合ピンに補助リンクを介して作用しかつ操作棒
に結合される揺動可能なり(11) ンクが設けられている。このような構造が本発明による
自動車扉錠にも設けられている場合、開離可能な継手が
リンクとかんぬきまたは補助リンクとの間で作用する力
伝達素子をもち、力伝達素子が、手動でリンクをかんぬ
きまたは補助リンクと連結する作動位置から、リンクを
かんぬきまたは補助リンクから釈放する釈放位置または
その逆に移行可能であるように、この自動車扉錠を構成
するのがよい。本発明により設けられる開離可能な継手
の開離は、したがって手で動かされる力伝達素子によっ
て可能となる。
力伝達素子の釈放位置では、リンクはもはやかんぬきま
たは補助リンクと作用結合しないので、かんぬきまたは
補助リンクを目出に揺動させることができる。
力伝達素子の手動操作のため、本発明により設けられる
関心可能な継手は手動で揺動可能な操作リンクをもち、
このリンクに力伝達素子が保合ピン等を介して結合され
ている。その際操作リンクが保合ピン等を介して止め爪
に結合され、(12) 操作リンクの揺動の際力伝達素子が釈放位置へ、また止
め爪が開放位置へ移行可能であることを特徴とする構成
が特に有利である。したがってこの場合、操作リンクを
手動操作すると、力伝達素子だけでなく同時に止め爪も
影響を受けるようにすることができる。これは、かんぬ
きが主鎖錠位簡にある場合手動係合が必要なとき特に重
要である。
本発明による自動車止め爪の通常の操作の場合、したが
って補助モータの通常作動の場合、もちろん開離可能な
継手とその手動操作機構が障害なく動作するようにする
。特に力伝達素子がかんぬきの開放運動に直ちに追従で
きるようにする。このため、操作リンクが力伝達素子の
係合ピン用の円弧状長穴をもち、長穴の円弧の中心が係
合ピンに関する揺動軸線と一致していることを特徴とす
る構造構成が推奨される。したがって通常の場合力伝達
素子の係合ピンは操作リンクの円弧状長穴内を問題なく
往復運動し、この場合操作リンクは係合ピンに全く影響
を及(13) はさない。もちろん長穴の円弧中心と一致してはならな
い揺動軸線のまわりにおける操作リンクの揺動運動によ
りはじめて、係合ピンが影響を受け、力伝達素子が操作
される。
力伝達素子がどこに枢着されるかについて前もって説明
しなかった。この力伝達素子を別体の部分として、単独
で自動車扉錠の揺動軸線に枢着することができる。しか
し本発明の特に好ましい教示によれば、力伝達素子はリ
ンクに揺動可能に枢着されている。したがって力伝達素
子はリンクの一部なので、力伝達素子とリンクは力伝達
素子の作動位置で一緒になって、あたかも1つのリンク
しか存在しないかのように作用する。こうして力伝達素
子はリンクと共に自由に揺動可能であり、これが運動経
過にとって著しく有利である。
本発明による自動車扉錠の前述した構成では、力伝達素
子が作動位置でかんぬきまたは補助リンクの接触面へ当
る接触面をもっていることを特徴とする構成が特に推奨
される。接触面がか(14) んぬきまたは補助リンクと力伝達素子の鼻状に互いに向
き合う突起に設けられていると特に有利である。特に鼻
状に互いに向き合う突起における特殊な接触面の構成は
、力伝達素子の運動に必要な力を精確に決定できるとい
う利点をもっている。こうして精確に規定可能な力関係
が得られ、これは本発明による自動車扉錠の操作特性に
とって著しく重要である。
本発明による自動車扉錠の前述した構成に関連して、力
伝達素子が双腕レバーとして構成され、接触面が短い方
のレバー腕に、また操作リンクの作用点が長い方のレバ
ー腕に設けられていることを特徴とする構造が推奨され
る。この構造変形も自動車扉錠の最適化された操作特性
に寄与する。
本発明による自動車扉錠の前述した構造ては、釈放位置
においてかんぬきまたは補助リンクが力伝達素子のそば
を通って自由に揺動可能であることによって、リンクを
かんぬきまたは補助リンクから釈放する力伝達素子の釈
放位置を与えることができる。これは、そのときかんぬ
きまたは補助リンクがリンクのそばを通って自由に揺動
できることを意味する。これは、リンク−と力伝達素子
を異なる面に配置することによって容易に実現される。
これはいずれにせより伝達素子がリンクに揺動可能に枢
着された場合である。いずれの場合も力伝達素子がかん
ぬきまたは補助リンクの通過揺動用自由空間を形成する
ため円弧状に構成されているように構成することができ
る。
特に重要である本発明の別の教示によれば、本発明によ
る自動車扉錠の別の構成は、リンクと補助リンクが共通
な揺動軸線のまわりに揺動可能で、それぞれ継手ポケッ
トを備えかつ作動位置で互いに一致する円弧状長穴をも
ち、力伝達素子が、共通な揺動軸線のまわりに揺動可能
で長穴により揺動軸線へ向かって移動可能で長穴および
補助リンクの長穴を貫通する保合ピンをもつ帯片として
構成され、係合ピンが揺動軸線に対する力伝達素子の移
動によ継手ポケットから長穴へまたはその逆に移行可能
であることを特徴としている。この場合係合ピンがリン
クおよび補助リンクの前または後の面内にある操作リン
クの円弧状長穴にはまっているような長さに、係合ピン
を構成するのがよい。もちろんこの場合も、円弧状長穴
の円弧中心が係合ピンに対して有効な揺動軸線と一致せ
ねばならす、これはリンク、補助リンクおよび力伝達素
子の共通な揺動軸線である。重要なことは、本発明によ
る自動車扉錠のこの構成において、係合ピンが長穴の継
手ポケットにあるときにのみ、リンクと補助リンクが係
合ピンを介して連結されていることが重要である。力伝
達素子の移動運動により係合ピンが継手ポケットから本
来の長穴へもたらされると、補助リンクをリンクに対し
て自由に揺動させ、かんぬきを開くことができる。
なお操作リンクにある円弧状長穴に対しては、先に特許
請求の範囲第5項に関して述べたことがあてはまる。
本発明による自動車扉錠を構造的に細部にわ(17) たって構成する可能性はもちろん多数ある。例えば操作
リンクが止め爪に作用する場合にも、通常の場合止め爪
を操作リンクに関係なくもち上げることができるように
考慮せねばならない。
本発明による自動車扉錠のこの構成および他の構成は、
図面による好ましい実施例の説明においてさらに説明さ
れる。
実施例 2つの実施例のみを示す図面により本発明を以下に説明
する。
第1図により本発明による自動車扉錠の構造をまず説明
する。
第1図に示す自動車扉錠はステイションワゴンの後部扉
に用いられる。この扉1には外部操作用の鎖錠シリンダ
2が認められる。扉lにある自動車扉錠に対応して扉枠
にある鎖錠ピストンは図示してない。揺動可能に支持さ
れる二叉かんぬきとして構成されているかんぬき3、こ
のかんぬき3を鎖錠位置に拘束する止め爪4(第1図に
は覆われており、したがって破線で(18) 示されている)、かんぬき3および止め爪4用の操作棒
5、概略的にのみ示す補助モータ6が認められる。補助
モータ6は図示した実施例では、1つの回転方向にのみ
回転しかつ伝動装置を備えた電動機として構成され、出
力側で略示したクランク腕7に結合されている。
第1図においてわかるように、かんぬき3は予備鎖錠位
置では予備係止部8を介して、また主鎖錠位置では主係
止部9を介して拘束可能である。補助モータ6によりか
んぬき3を予備鎖錠位置から主鎖錠位置へもたらすこと
ができる。
このような過程の終了後補助モータ6は再び初期位置へ
戻る。
なお止め爪4およびかんぬき3の位置の電気的検出およ
び表示装置と、補助モータ6に関連する適当な電気開閉
手段は図示してない。
さて第1図かられかるように、操作棒5とかんぬき3と
の間には開離可能な継手10が設けられている。この開
離可能な継手10は、鎖錠シリンダ2を介して外部から
、また図示しない操作レバーを介して内部から手動で開
離可能で(19) ある。
本発明による自動車扉錠の実施例は、かんぬき3の保合
ピン11に補助リンク12を介して作用するリンク13
をもち、このリンク13は操作棒5に揺動可能に結合さ
れている。この結合に役立つ揺動軸線14は略示されて
いる。なお補助リンク12に鎖錠レバー15が固定的に
結合されていることも図示されている。S所的な理由か
ら可能ならば、この鎖錠レバー15を補助リンク12の
一体な部分とすることもできる。いずれにせよ明らかに
わかるように補助リンクI2と鎖錠レバー15には、か
んぬき3の係合ピン11用制御面16が設けられている
。止め爪4、補助リンク12、リンク13および鎖錠レ
バー15の共通な揺動軸線は符号17をもっている。最
壕に止め爪4は一体の操作レバー18をもち、このレバ
ーの自由端に、操作棒用の第1図には見えない接続ピン
が設けられている。
開部可能な継手10は、図示した実施例ではリンク13
と補助リンク12との間で作用する力(20) 伝達素子19をもっている。力伝達素子19は、リンク
13を補助リンク】2に連結する第1図の作動位置から
、リンク13を補助リンクから釈放する第3図の釈放位
置へ、またはその逆に手動でもたらすことができる。こ
のために力伝達素子19は係合ピン20をもち、この係
合ピンを介して手動揺動可能な操作リンク21に結合さ
れている。操作リンク21は揺動軸線22のまわりに揺
動可能であり、係合ピン23を介して結合レバー24に
連結されている。結合レバー24は、止め爪4用操作レ
バー18の片側へ開いた凹所25へはまるピン26をも
っている。こうして操作リンク21は止め爪4に結合さ
れているので、操作リンク21の揺動の際力伝達素子1
9を釈放位置へもたらし、止め爪4を開放位置へもたら
すことができる。その際凹所25とピン26との共同作
用によって、作動位置において、ピン26の妨害なしに
、止め爪4を直ちに開放位置へもたらすことができる。
なお操作リンク21は、力伝達素子19の係合ピン20
用の円弧駄長穴27をもっている。この長穴27の円弧
中心は係合ピン20に関係する揺動軸線17と一致して
いる。したがって作動位置では、リンク13が力伝達素
子19および係合ピン20と共に妨げられることなく揺
動運動することができる。なぜならば保合ピン20はそ
のとき操作リンク2Iの円側状長穴27内で妨げられる
ことなく動き得るからである。
さて本発明による自動車扉錠の第1図に示す実施例は、
力伝達素子19がリンク自体に揺動軸線28により揺動
可能に枢着されているという点ですぐれている。力伝達
素子19はさらに作動位置で補助リンク12の接触面2
9に当る接触面30をもっている。これらの接触面29
.30は鼻状に向き合う補助リンク12おより力伝達素
子19の突起に設けられている。このため力伝達素子1
9は双腕レバーとして構成され、接触面30は短い方の
レバー腕に、また操作リンク21の作用点(係合ピン2
0)は長い方のレバー腕に設けられている。さらに第1
図において明らかにわかるように、リンク13には力伝
達素子19の係合ビン20用円弧駄長穴31があり、(
22) リンク13に対する力伝達素子】9の揺動運動の際、こ
の長穴31内で係合ピン20が動くことができる。
力伝達素子19が釈放位置にあると、図示した実施例で
は補助リンク】2が力伝達素子19のそばを通って自由
に揺動することができる。これを第3図についてさらに
詳細に説明する。補助リンク】2の通過揺動用の自由空
間32を形成するために、図示した実施例では力伝達素
子19が円弧状に形成されている。
第1図は、補助モータ6の作用により主鎖錠位置に達し
た瞬間における本発明の自動車扉錠の主鎖錠位置を示し
ている。第2図は通常の場合においてその直後の状態を
示し、自動車扉錠は依然として主鎖錠位置をとるが、補
助モータ6は初期位置へ戻っている。この初期位置へ戻
ることにより、リンク13が力伝達素子19と共に時計
方向に揺動軸線17のまわりに上方へ揺動せしめられる
。保合ピン20が前述したように妨げられることなく操
作リンク21の円弧状長穴27内を運動できるので、こ
の揺動運動が可能である。さてこの位置で止め爪4が操
作されて、開放位置へ揺動せしめられると、かんぬき3
が釈放される。かんぬき3は開放位置へ揺動できる。な
ぜならば今や補助リンク12の揺動運動が力伝達素子1
9をもつリンク13によって阻止されないからである。
さて第3図は、なんらかの理由で補助モータ6Jこは付
属する伝動装置が動かなくなったときわこる状態を、第
1図に相当する図で示している。図示した実施例では、
これは主鎖錠位置へ達した場合であるが、これけ常に予
備鎖錠位置と主鎖錠位置との間の途中または予備鎖錠位
置へ達する前では問題となる。
開離可能な継手10がないと、かんぬき3はこの場合補
助モータ6により完全に阻止され、扉1は力ずくでしか
開くことができない。しかし今や本発明によれば操作リ
ンク21が、揺動軸線22のまわりに反時計方向に揺動
運動するように操作可能である。それにより力伝達素子
19の長いレバーは時計方向に揺動軸線28のまわりに
揺動せしめられ、力伝達素子19の鼻状突起は補助リン
ク12の鼻状突起を釈放し、補助リンク12は自由空間
32へ妨げられることなく揺動することができる。これ
が第3図に矢印で示されている。同時に止め爪4は開放
位置へもたらされ、こうしてかんぬきが釈放される。
したがって補助モータ6が動かなくなっても、手動で開
離可能な継手10により扉1を開くことができる。
本発明による自動車扉錠の第4図に示す第2実施例は、
かなりの嵌で第1図に示す実施例と同じように構成され
ているので、ここでは相違する構造の特徴のみを説明す
る。ここに示した自動車扉錠では、リンク13と補助リ
ンク12は共通な揺動軸線17のまわりに揺動可能であ
る。
リンク13および補助リンク12は互いに一致しかつそ
れぞれ継手ポケット33をもつ2つの円IJ駄長穴34
をもっている。第4図では、かんぬき3の係合ピンll
用制御面16がかんぬき3(25) の近くにある補助リンク12にのみ設けられている。こ
こで力伝達素子19は、共通な揺動軸線17のまわりに
揺動可能で長穴35により揺動軸線17に対し移動可能
な帯片として構成され、リンク13および補助リンク1
2の長穴34を貫通する係合ピン36をもっている。こ
の保合ピン36は、揺動軸線17に対する力伝達素子1
9の移動によって、継手ポケット33から長穴34へま
たはその逆に移行可能である。さらに係合ピン36は、
リンク13および補助リンク12の後の面にある操作リ
ンク21の円弧状長穴へはまっている。
第4図において円弧状矢印は次のことを示している。す
なわちここでも操作リンク21の円弧状長穴27内にお
ける係合ピン36の揺動運動は通常は妨げられることな
く行なわれるので、補助モータ6は第4図に示す位置か
ら初期位置へ戻り回転することができる。二重矢印によ
り、補助リンク12シたがってかんぬき3を放するため
に、補助モータ6またはその伝動装置の動(26) かなl/芒、力伝達素子19を揺動軸線17に対しとの
方向に動かさねばならないかを示している。
すなわち力伝達素子19が第4図において二重矢印の方
向へ動かされると、係合ピン36は本来の長穴36へ入
る。長穴34の円弧状曲線に応じて、第4図においてリ
ンク13により留われて見えない補助リンク12は、揺
動軸線17のまわりに時計方向に揺動可能である。係合
ピン11はM助すンク12の制a面16にのみ当るが、
リンク13には接触しないので、止め爪4の開かれる際
かんぬき3を開放位置へ揺動することができる。止め爪
4の開放運動に関して、前述した実施例におけるのと同
じような可能性が与えられるので、これ以上の説明は省
略する。
図示した実施例では、操作棒51は剛性的に構成され、
補助モータ6は過負荷保護装置を備えている。しかし本
発明の教示は、操作棒5が過負荷保護装置として構成さ
れている場合、同じように使用可能である。
【図面の簡単な説明】
(27) 第1図はステイションワゴンの後部扉の構成における本
発明による自動車扉錠の第1実施例曇几 の正位置における概略側面図、第2図は主鎖錠位置にあ
るけれども補助モータが不動作位置へ戻り回転している
自動車扉錠の第1図に対応する側面図、第3図は補助モ
ータが動かずまた継手が開画している主鎖錠位置におけ
る自動車扉錠の第1図に対応する側面図、第4図は本発
明による自讃車扉錠の第2実塵例の第1図に対応する側
面図である。 1・・・扉、2・・・鎖錠シリンダ、3・・・かんぬき
、4・・・止め爪、5・・・操作棒、6・・・補助モー
タ、7・・・クランク腕、8・・・予備係止部、9・・
・主係止部、10・・・継手。 (28) 第1頁の続き 0発 明 者 クラウス・フラール ドインシ [相]発明者 ハンス・グイシュル トイ4 ■発明者 ヘルマン・ヴエー・り ドイルト ヴエ ソ連邦共和国ジンデルフインゲン・ゾンメルホーフエユ
トラーセ108 ツ連邦共和国イエツテインゲン・ゲーテシュトラ−セラ
連邦共和国シンデルフインゲン7・ラツペンバウムーク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かんぬきなるべく揺動可能に支持される二叉かんぬ
    き、このかんぬきを鎖錠位置で拘束する止め爪、場合に
    よっては操作棒、およびなるべく1つの回転方向にのみ
    回転しなるべく電動機として構成されかつ場合によって
    は伝動装置を備えた補助モータをもち、補助モータが出
    力側でクランク腕に結合され、このクランク腕が場合に
    よっては操作棒を介してかんぬきに作用結合し、かんぬ
    きが補助モータにより予備鎖錠位置から主鎖錠位置へま
    た場合によっては逆に移行可能であるものにおいて、ク
    ランク腕または操作棒(5)とかんぬき(3)との間に
    開離可能な継手(10)が設けられ、この開離可能な継
    手(lO)が手動でなるべく鎖錠シリンダ(2)を介し
    て外部からおよび/または内部から操作レバー(1) により開票可能であることを特徴とする、自動車錠。 2 かんぬきまたはかんぬきの係合ピンに場合によって
    は補助リンク(12)を介して作用しかつクランク腕ま
    たは操作棒に結合される揺動可能なリンク(13)が設
    けられ、開離可能な継手(10)がリンク(13)とか
    んぬきまたは補助リンクとの間で作用する力伝達素子(
    19)をもち、力伝達素子(19)が、手動でリンク(
    13)をかんぬきまたは補助リンク(12)と連結する
    作動位置から、リンク(13)をかんぬきまたは補助リ
    ンク(12)から釈放する釈放位置またはその逆に移行
    可能であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の自動車錠。 3 力伝達素子(19)が係合ピン(20)等を介して
    手動で揺動可能な操作リンク(21)に結合されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の自動車
    錠。 4 操作リンク(21)が係合ピン(23)等を(2) 介して止め爪(4)に結合され、操作リンク(21)の
    揺動の際力伝達素子(19)が釈放位置へ、また止め爪
    (4)が開放位置へ移行可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載の自動車錠。 5 操作リンク(21)が力伝達素子(19)の保合ピ
    ン(20)用の円弧状長穴(27)をもち、長穴(27
    )の円弧の中心が係合ピン(20)に関する揺動軸線と
    一致していることを特徴とする特許請求の範囲第3項ま
    たは第4項に記載の自動車錠。 6 力伝達素子(19)がリンク(13)に揺動可能に
    枢着されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    ないし第5項の1つに記載の自動車錠。 7 力伝達素子(19)が作動位置でかんぬきまたは補
    助リンク(12)の接触面(29)へ当る接触面(30
    )をもっていることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載の自動車錠。 (3) 8 接触面(29,30)がかんぬきまたは補助リンク
    (12)と力伝達素子(19)の鼻駄に互いに向き合う
    突起に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項に記載の自動車錠。 9 力伝達素子(19)が双腕レバーとして構成され、
    接触面(30)が短い方のレバー腕に、また操作リンク
    (21)の作用点が長い方のレバー腕に設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項または第8項に
    記載の自動車錠。 10 力伝達素子(19)が釈放位置にある場合、かん
    ぬきまたは補助リンク(12)が力伝達素子(19)の
    そばを通って自由に揺動可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項ないし第9項の1つに記載の自動車
    錠。 ll 力伝達素子(19)がかんぬきまたは補助リンク
    (12)の通過揺動用自由空間(32)を形成するため
    円弧状に構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項に記(4) 載の自動車錠。 12 リンク(13)と補助リンク(12)が共通な揺
    動軸線(17)のまわりに揺動可能で、それぞれ継手ポ
    ケット(33)を備えかつ作動位置(2)で互いに一致
    する円弧状長穴(34)をもち、力伝達素子(19)が
    、共通な揺動軸線(17)のまわりに揺動可能で長穴(
    35)により揺動軸線へ向かって移動可能でリンク(1
    3)および補助リンク(12)の長穴(34)を貫通す
    る保合ピン(36)をもつ帯片として構成され、係合ピ
    ン(36)が揺動軸線(17)に対する力伝達素子(1
    9)の移動により継手ポケット(33)から長穴(34
    )へまたはその逆に移行可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第5項の1つに記載の自動車
    錠。 13 係合ピン(36)がリンク(13)および補助リ
    ンク(12)の前または後の面内にある操作リンク(2
    1)の円弧状長穴(27)にはまっていることを特徴と
    する特許請求の範囲第12項に記載の自動車錠。
JP60046709A 1984-03-19 1985-03-11 動力鎖錠補助装置をもつ自動車錠 Granted JPS60212576A (ja)

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