JPH10167079A - ステアリングホイール用カバー - Google Patents
ステアリングホイール用カバーInfo
- Publication number
- JPH10167079A JPH10167079A JP33616096A JP33616096A JPH10167079A JP H10167079 A JPH10167079 A JP H10167079A JP 33616096 A JP33616096 A JP 33616096A JP 33616096 A JP33616096 A JP 33616096A JP H10167079 A JPH10167079 A JP H10167079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering wheel
- surface layer
- layer
- leather
- wheel cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂製の基材層に加えて、皮革製や木製の表
層部を設けることにより、装着が容易で質感や感触が良
く、バリエーションの豊富なステアリングホイール用カ
バーを提供する。 【解決手段】 ステアリングホイールのホイール部とス
ポーク部とにそれぞれ形状を合わせ前記ステアリングホ
イールに嵌め込むことができる開口部12を形成した樹
脂製の基材層9を備え、前記基材層9上には皮革製の表
層部と、開口部12側に接着剤層13とを形成し、この
皮革製の表層部は穴開き加工の有る表層部11と穴開き
加工の無い表層部10とを備え、ステアリングホイール
への装着を開口部12をステアリングホイールのホイー
ル部とスポーク部とに合わせて嵌め込み、接着剤層13
により固定することにより行う。
層部を設けることにより、装着が容易で質感や感触が良
く、バリエーションの豊富なステアリングホイール用カ
バーを提供する。 【解決手段】 ステアリングホイールのホイール部とス
ポーク部とにそれぞれ形状を合わせ前記ステアリングホ
イールに嵌め込むことができる開口部12を形成した樹
脂製の基材層9を備え、前記基材層9上には皮革製の表
層部と、開口部12側に接着剤層13とを形成し、この
皮革製の表層部は穴開き加工の有る表層部11と穴開き
加工の無い表層部10とを備え、ステアリングホイール
への装着を開口部12をステアリングホイールのホイー
ル部とスポーク部とに合わせて嵌め込み、接着剤層13
により固定することにより行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールに装着して用いるステアリングホイール用
カバーに関するものである。
ングホイールに装着して用いるステアリングホイール用
カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の車内のインテリアの
美観を向上させたり、雰囲気を変えたりするために、ス
テアリングホイールを交換したり、別の材質のものを追
加したりすることが行われている。
美観を向上させたり、雰囲気を変えたりするために、ス
テアリングホイールを交換したり、別の材質のものを追
加したりすることが行われている。
【0003】例えば樹脂製のステアリングホイールを木
製のものに交換することにより、車内を別の雰囲気に変
えることができる。また、樹脂製のステアリングホイー
ルに皮革を巻き付けて固定することにより、雰囲気を変
えることができるとともに、手への馴染み性も良くなる
ため、操作性も改善できる。
製のものに交換することにより、車内を別の雰囲気に変
えることができる。また、樹脂製のステアリングホイー
ルに皮革を巻き付けて固定することにより、雰囲気を変
えることができるとともに、手への馴染み性も良くなる
ため、操作性も改善できる。
【0004】前記のような方法によれば、交換後のステ
アリングホイールの色調、材質または追加材の色調、材
質によって、様々なバリエーションが可能となる。
アリングホイールの色調、材質または追加材の色調、材
質によって、様々なバリエーションが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような方法には以下のような問題があった。 (1)ステアリングホイールを交換する方法では、交換
前のステアリングホイールを取り外した後に新たなステ
アリングホイールを取り付ける必要があり、作業に手間
がかかり、さらに作業には工具を必要とするため、交換
作業は容易ではなかった。 (2)また、ステアリングホイールを交換する方法で
は、新たなステアリングホイールが必要となるが、通常
これらは高価であった。 (3)エアバック装置を持つステアリングホイールで
は、エアバック装置を持たないものと比べて、ステアリ
ングホイールの交換作業は容易ではなく、また高価であ
るため、美観や雰囲気を変えるだけのためにステアリン
グホイールを交換することは現実的ではなかった。 (4)別の材質のものを追加する方法においても、その
取り付け作業には手間がかかった。
ような方法には以下のような問題があった。 (1)ステアリングホイールを交換する方法では、交換
前のステアリングホイールを取り外した後に新たなステ
アリングホイールを取り付ける必要があり、作業に手間
がかかり、さらに作業には工具を必要とするため、交換
作業は容易ではなかった。 (2)また、ステアリングホイールを交換する方法で
は、新たなステアリングホイールが必要となるが、通常
これらは高価であった。 (3)エアバック装置を持つステアリングホイールで
は、エアバック装置を持たないものと比べて、ステアリ
ングホイールの交換作業は容易ではなく、また高価であ
るため、美観や雰囲気を変えるだけのためにステアリン
グホイールを交換することは現実的ではなかった。 (4)別の材質のものを追加する方法においても、その
取り付け作業には手間がかかった。
【0006】本発明は前記の問題を解決するものであ
り、樹脂製の基材層に加えて、皮革製や木製の表層部を
設けることにより、装着が容易で質感や感触が良く、バ
リエーションの豊富なステアリングホイール用カバーを
提供することを目的とする。
り、樹脂製の基材層に加えて、皮革製や木製の表層部を
設けることにより、装着が容易で質感や感触が良く、バ
リエーションの豊富なステアリングホイール用カバーを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のステアリングホイール用カバーは、自動車
のステアリングホイール装着用ステアリングホイール用
カバーであって、前記ステアリングホイールのホイール
部とスポーク部とにそれぞれ形状を合わせ前記ステアリ
ングホイールに嵌め込むことができる開口部を形成した
樹脂製の基材層を備え、前記基材層上に皮革製の表層部
を形成したことを特徴とする。
に、本発明のステアリングホイール用カバーは、自動車
のステアリングホイール装着用ステアリングホイール用
カバーであって、前記ステアリングホイールのホイール
部とスポーク部とにそれぞれ形状を合わせ前記ステアリ
ングホイールに嵌め込むことができる開口部を形成した
樹脂製の基材層を備え、前記基材層上に皮革製の表層部
を形成したことを特徴とする。
【0008】前記のようなステアリングホイール用カバ
ーによれば、皮革製の表層部を形成していることによ
り、ステアリングホイールへの装着が容易で、質感や握
ったときの感触を向上させることができる。
ーによれば、皮革製の表層部を形成していることによ
り、ステアリングホイールへの装着が容易で、質感や握
ったときの感触を向上させることができる。
【0009】また、前記ステアリングホイール用カバー
においては、前記基材層を、前記ステアリングホイール
に接着することができる接着剤層を前記基材層の前記開
口部側に形成したことが好ましい。
においては、前記基材層を、前記ステアリングホイール
に接着することができる接着剤層を前記基材層の前記開
口部側に形成したことが好ましい。
【0010】前記のように接着剤層を設けることによ
り、ステアリングホイール用カバーを確実にステアリン
グホイールに固定することができる。
り、ステアリングホイール用カバーを確実にステアリン
グホイールに固定することができる。
【0011】また、前記皮革製の表層部は前記基材層に
縫い付けて固定されていることが好ましい。前記のよう
に、表層部を基材層に縫い付けることにより、表層部を
確実に基材層に固定することができる。
縫い付けて固定されていることが好ましい。前記のよう
に、表層部を基材層に縫い付けることにより、表層部を
確実に基材層に固定することができる。
【0012】また、前記皮革製の表層部が穴明け加工さ
れた部分を備えたことが好ましい。前記のように穴明け
加工された部分を備えることにより、手への馴染み性を
向上させ、運転時に手が滑りにくくすることができる。
れた部分を備えたことが好ましい。前記のように穴明け
加工された部分を備えることにより、手への馴染み性を
向上させ、運転時に手が滑りにくくすることができる。
【0013】また、さらに前記基材層上に木製シートの
表層部を形成したことが好ましい。前記のように木製シ
ートの表層部を形成することにより、高級感を出すこと
ができる。
表層部を形成したことが好ましい。前記のように木製シ
ートの表層部を形成することにより、高級感を出すこと
ができる。
【0014】また、前記樹脂製の基材層に表層部を形成
していない部分を備え、前記表層部を形成していない部
分に、木目柄またはカーボン繊維柄の模様が印刷されて
いることが好ましい。
していない部分を備え、前記表層部を形成していない部
分に、木目柄またはカーボン繊維柄の模様が印刷されて
いることが好ましい。
【0015】前記のように表層部を形成していない部分
を備えることにより、樹脂部分と皮革部分との両方の質
感を出せるため、独自の雰囲気を表現することができ
る。
を備えることにより、樹脂部分と皮革部分との両方の質
感を出せるため、独自の雰囲気を表現することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明のス
テアリングホイール用カバーの一実施形態について説明
する。
テアリングホイール用カバーの一実施形態について説明
する。
【0017】(実施の形態1)図1(a)は、本発明の
実施形態1に係るステアリングホイール用カバーの正面
図を示している。図1(b)は、図1(a)のIII−III
線における断面図を示している。ステアリングホイール
用カバー8aには、樹脂製の基材層9の上に皮革製の表
層部10が上下2箇所、さらに別の皮革製の表層部11
が左右2箇所に形成されている。
実施形態1に係るステアリングホイール用カバーの正面
図を示している。図1(b)は、図1(a)のIII−III
線における断面図を示している。ステアリングホイール
用カバー8aには、樹脂製の基材層9の上に皮革製の表
層部10が上下2箇所、さらに別の皮革製の表層部11
が左右2箇所に形成されている。
【0018】ステアリングホイールへの装着方法は、基
材層9の開口部12をステアリングホイールのホイール
部とスポーク部とに合わせて嵌め込むことにより行う。
さらに接着剤層13により、ステアリングホイール用カ
バー8aはステアリングホイールに固定される。したが
って、工具等を用いる必要がなく、容易に装着が可能で
ある。また、エアバック装置を備えたステアリングホイ
ールであっても、あらかじめ形状を合わせたステアリン
グホイール用カバーを用いれば、同様に容易に装着でき
る。
材層9の開口部12をステアリングホイールのホイール
部とスポーク部とに合わせて嵌め込むことにより行う。
さらに接着剤層13により、ステアリングホイール用カ
バー8aはステアリングホイールに固定される。したが
って、工具等を用いる必要がなく、容易に装着が可能で
ある。また、エアバック装置を備えたステアリングホイ
ールであっても、あらかじめ形状を合わせたステアリン
グホイール用カバーを用いれば、同様に容易に装着でき
る。
【0019】本実施形態1では、表層部10、11の基
材層9への固定は、図1(b)に示したように表層部1
0、11を基材層9の端部14、15において折り返
し、ステッチ処理により基材層9に固定した。すなわ
ち、表層部10、11の折り返し部分を基材層9に縫い
付けて固定した。
材層9への固定は、図1(b)に示したように表層部1
0、11を基材層9の端部14、15において折り返
し、ステッチ処理により基材層9に固定した。すなわ
ち、表層部10、11の折り返し部分を基材層9に縫い
付けて固定した。
【0020】表層部10、11は、いずれも皮革製であ
るが、表層部10は穴明け加工無しのもの、表層部11
には穴明け加工有りのものを用いた。このため、表層部
11には無数の穴が設けられている。穴明け加工され無
数の穴を設けた表層部11は、穴の無い表層部10と比
べて、手への馴染み性も良く手が滑りにくいという利点
がある。このため、例えば図1(a)に示したように、
運転時に多用する左右2箇所に表層部11を設ければ効
果的である。
るが、表層部10は穴明け加工無しのもの、表層部11
には穴明け加工有りのものを用いた。このため、表層部
11には無数の穴が設けられている。穴明け加工され無
数の穴を設けた表層部11は、穴の無い表層部10と比
べて、手への馴染み性も良く手が滑りにくいという利点
がある。このため、例えば図1(a)に示したように、
運転時に多用する左右2箇所に表層部11を設ければ効
果的である。
【0021】本実施形態1のものは、皮革製の表層部を
形成していることにより、表面が樹脂製のものと比べ
て、質感や握ったときの感触を向上させることができ
る。
形成していることにより、表面が樹脂製のものと比べ
て、質感や握ったときの感触を向上させることができ
る。
【0022】また、表層部10、11の皮革の色調や質
を変えることにより、様々なバリエーションが可能にな
る。
を変えることにより、様々なバリエーションが可能にな
る。
【0023】なお、本実施形態1では、皮革製の表層部
を穴明け加工の有る部分と無い部分との2つに分けてい
るが、いずれか一つにしてもよい。
を穴明け加工の有る部分と無い部分との2つに分けてい
るが、いずれか一つにしてもよい。
【0024】(実施の形態2)図2は、本発明の実施形
態2に係るステアリングホイール用カバーの正面図を示
している。本実施形態2に係るステアリングホイール用
カバー8bは、樹脂製の基材層の上に皮革製の表層部1
6が左右2箇所に形成されている。本実施形態2の、表
層部の基材層への固定およびステアリングホイールへの
装着については、実施形態1と同様である。
態2に係るステアリングホイール用カバーの正面図を示
している。本実施形態2に係るステアリングホイール用
カバー8bは、樹脂製の基材層の上に皮革製の表層部1
6が左右2箇所に形成されている。本実施形態2の、表
層部の基材層への固定およびステアリングホイールへの
装着については、実施形態1と同様である。
【0025】上下2箇所の基材層17については、樹脂
製の基材層そのままであり、表層部は設けていない。こ
の基材層17は、無地でも良く、模様を設けても良い。
模様には、木目柄またはカーボン繊維柄が好ましい。基
材層17の色調や模様を変えたり、表層部16の皮革の
質や色調を変えたりすることにより、様々なバリエーシ
ョンが可能になる。
製の基材層そのままであり、表層部は設けていない。こ
の基材層17は、無地でも良く、模様を設けても良い。
模様には、木目柄またはカーボン繊維柄が好ましい。基
材層17の色調や模様を変えたり、表層部16の皮革の
質や色調を変えたりすることにより、様々なバリエーシ
ョンが可能になる。
【0026】本実施形態2のものは、皮革製部分と樹脂
製の基材層そのままの部分との両方を備えているため、
全体が皮革製の表層部で覆われた実施形態1のものとは
異なる雰囲気を出すことができる。
製の基材層そのままの部分との両方を備えているため、
全体が皮革製の表層部で覆われた実施形態1のものとは
異なる雰囲気を出すことができる。
【0027】(実施の形態3)図3(a)は、本発明の
実施形態3に係るステアリングホイール用カバーの正面
図を示している。本実施形態3についても、表層部の基
材層への固定およびステアリングホイールへの装着につ
いては、実施形態1と同様である。
実施形態3に係るステアリングホイール用カバーの正面
図を示している。本実施形態3についても、表層部の基
材層への固定およびステアリングホイールへの装着につ
いては、実施形態1と同様である。
【0028】図3(b)は、図3(a)のIV−IV線にお
ける断面図を示している。ステアリングホイール用カバ
ー8cには、樹脂製の基材層9上に皮革製の表層部18
が形成されている。上下の2箇所には、皮革製の表層部
18に代えて、別の表層部19が形成されている。表層
部19は木製シートで、基材層9に接着剤で貼り付けて
固定されている。このように、一部に木製シートを用い
ることにより、樹脂や皮革とは別の雰囲気を出すことが
でき、特に高級感を出すことができる。
ける断面図を示している。ステアリングホイール用カバ
ー8cには、樹脂製の基材層9上に皮革製の表層部18
が形成されている。上下の2箇所には、皮革製の表層部
18に代えて、別の表層部19が形成されている。表層
部19は木製シートで、基材層9に接着剤で貼り付けて
固定されている。このように、一部に木製シートを用い
ることにより、樹脂や皮革とは別の雰囲気を出すことが
でき、特に高級感を出すことができる。
【0029】木製シートの表層部の貼り付け位置や面積
を変えたり、皮革の色調や質を変えたりすることによ
り、様々なバリエーションが可能になる。
を変えたり、皮革の色調や質を変えたりすることによ
り、様々なバリエーションが可能になる。
【0030】(比較例)以下、図4、5を用いて、ステ
アリングホイール用カバーの比較例について説明する。
本比較例は、表層部を備えていない点が前記実施形態と
異なる。図4(a)は、ステアリングホイール用カバー
の比較例の斜視図を示している。図4(b)は、図4
(a)のI−I線における断面図である。1はステアリン
グホイール用カバーで、樹脂製で表面には木目調等の模
様が印刷されている。
アリングホイール用カバーの比較例について説明する。
本比較例は、表層部を備えていない点が前記実施形態と
異なる。図4(a)は、ステアリングホイール用カバー
の比較例の斜視図を示している。図4(b)は、図4
(a)のI−I線における断面図である。1はステアリン
グホイール用カバーで、樹脂製で表面には木目調等の模
様が印刷されている。
【0031】ステアリングホイールへの装着方法は、前
記実施形態と同じであり、ホイール部2とスポーク部3
とをそれぞれ、自動車のステアリングホイールのホイー
ル部とスポーク部とに合わせて、開口部4をステアリン
グホイールに嵌め込むことによって行う。ステアリング
ホイール用カバー1は、接着剤層5によってステアリン
グホイールに固定される。
記実施形態と同じであり、ホイール部2とスポーク部3
とをそれぞれ、自動車のステアリングホイールのホイー
ル部とスポーク部とに合わせて、開口部4をステアリン
グホイールに嵌め込むことによって行う。ステアリング
ホイール用カバー1は、接着剤層5によってステアリン
グホイールに固定される。
【0032】図5(a)は、ステアリングホイール用カ
バー1をエアバック装置を備えたステアリングホイール
に装着した状態を示している。図5(b)は、図5
(a)のII−II線における断面図である。6はエアバッ
ク部分で、7はステアリングホイールである。図5
(b)に示したように、ステアリングホイール用カバー
1は接着剤層5によって、ステアリングホイール7に固
定されている。
バー1をエアバック装置を備えたステアリングホイール
に装着した状態を示している。図5(b)は、図5
(a)のII−II線における断面図である。6はエアバッ
ク部分で、7はステアリングホイールである。図5
(b)に示したように、ステアリングホイール用カバー
1は接着剤層5によって、ステアリングホイール7に固
定されている。
【0033】このように木目調等の模様が印刷されたス
テアリングホイール用カバーを用いれば、前記実施形態
と同様にステアリングホイールの美観を向上させること
ができ、しかもその装着は容易である。しかしながら、
表層部を備えてなく素材が樹脂のみであるため、前記実
施形態と異なり、独自の質感や雰囲気を出したり、手へ
の馴染み性を改善することには一定の限界がある。
テアリングホイール用カバーを用いれば、前記実施形態
と同様にステアリングホイールの美観を向上させること
ができ、しかもその装着は容易である。しかしながら、
表層部を備えてなく素材が樹脂のみであるため、前記実
施形態と異なり、独自の質感や雰囲気を出したり、手へ
の馴染み性を改善することには一定の限界がある。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のステアリングホ
イール用カバーは、基材層上に皮革製の表層部を形成し
ていることにより、ステアリングホイールへの装着が容
易で、質感や握ったときの感触を向上させることができ
る。
イール用カバーは、基材層上に皮革製の表層部を形成し
ていることにより、ステアリングホイールへの装着が容
易で、質感や握ったときの感触を向上させることができ
る。
【0035】また、接着剤層を基材層に形成しているこ
とにより、ステアリングホイール用カバーを確実にステ
アリングホイールに固定することができる。
とにより、ステアリングホイール用カバーを確実にステ
アリングホイールに固定することができる。
【0036】また、表層部を基材層に縫い付けて固定す
ることにより、表層部を確実に基材層に固定することが
できる。
ることにより、表層部を確実に基材層に固定することが
できる。
【0037】また、皮革製の表層部に穴明き加工された
部分を備えることにより、手への馴染み性を向上させ、
運転時に手が滑りにくくすることができる。
部分を備えることにより、手への馴染み性を向上させ、
運転時に手が滑りにくくすることができる。
【0038】また、皮革製の表層部に加えて、木製シー
トの表層部を形成していることにより、高級感を出すこ
とができる。
トの表層部を形成していることにより、高級感を出すこ
とができる。
【0039】また、基材層に表層部を形成していない部
分を備え、この表層部を形成していない部分に、木目柄
またはカーボン繊維柄の模様が印刷されていることによ
り、樹脂部分と皮革製の表層部との両方の質感を出せる
ため、独自の雰囲気を表現することができる。
分を備え、この表層部を形成していない部分に、木目柄
またはカーボン繊維柄の模様が印刷されていることによ
り、樹脂部分と皮革製の表層部との両方の質感を出せる
ため、独自の雰囲気を表現することができる。
【図1】(a)本発明の実施形態1に係るステアリング
ホイール用カバーの正面図 (b)図1(a)のIII−III線における断面図
ホイール用カバーの正面図 (b)図1(a)のIII−III線における断面図
【図2】本発明の実施形態2に係るステアリングホイー
ル用カバーの正面図
ル用カバーの正面図
【図3】(a)本発明の実施形態3に係るステアリング
ホイール用カバーの正面図 (b)図3(a)のIV−IV線における断面図
ホイール用カバーの正面図 (b)図3(a)のIV−IV線における断面図
【図4】(a)ステアリングホイール用カバーの比較例
の斜視図 (b)図4(a)のI−I線における断面図
の斜視図 (b)図4(a)のI−I線における断面図
【図5】(a)ステアリングホイール用カバーの比較例
をステアリングホイールに装着した状態を示す斜視図 (b)図5(a)のII−II線における断面図
をステアリングホイールに装着した状態を示す斜視図 (b)図5(a)のII−II線における断面図
1,8a,8b,8c ステアリングホイール用カバー 2 ホイール部 3 スポーク部 4,12 開口部 5,13 接着剤層 6 エアバック部 7 ステアリングホイール 9,17 基材層 10,11,16,18,19 表層部 14,15 端部
Claims (6)
- 【請求項1】 自動車のステアリングホイール装着用ス
テアリングホイール用カバーであって、前記ステアリン
グホイールのホイール部とスポーク部とにそれぞれ形状
を合わせ前記ステアリングホイールに嵌め込むことがで
きる開口部を形成した樹脂製の基材層を備え、前記基材
層上に皮革製の表層部を形成したことを特徴とするステ
アリングホイール用カバー。 - 【請求項2】 前記基材層を、前記ステアリングホイー
ルに接着することができる接着剤層を前記基材層の前記
開口部側に形成した請求項1記載のステアリングホイー
ル用カバー。 - 【請求項3】 前記皮革製の表層部を前記基材層に縫い
付けて固定した請求項1記載のステアリングホイール用
カバー。 - 【請求項4】 前記皮革製の表層部が穴明け加工された
部分を備えた請求項1記載のステアリングホイール用カ
バー。 - 【請求項5】 さらに前記基材層上に木製シートの表層
部を形成した請求項1記載のステアリングホイール用カ
バー。 - 【請求項6】 前記樹脂製の基材層に表層部を形成して
いない部分を備え、前記表層部を形成していない部分
に、木目柄またはカーボン繊維柄の模様が印刷された請
求項1記載のステアリングホイール用カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33616096A JPH10167079A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ステアリングホイール用カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33616096A JPH10167079A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ステアリングホイール用カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167079A true JPH10167079A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18296304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33616096A Pending JPH10167079A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ステアリングホイール用カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120474A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Bonform:Kk | 自動車用ステアリングホイールカバー |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP33616096A patent/JPH10167079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120474A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Bonform:Kk | 自動車用ステアリングホイールカバー |
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