JPH10166970A - 車両のラジエータグリル取付構造 - Google Patents

車両のラジエータグリル取付構造

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JPH10166970A
JPH10166970A JP35237996A JP35237996A JPH10166970A JP H10166970 A JPH10166970 A JP H10166970A JP 35237996 A JP35237996 A JP 35237996A JP 35237996 A JP35237996 A JP 35237996A JP H10166970 A JPH10166970 A JP H10166970A
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JP
Japan
Prior art keywords
projection
rubber support
vehicle
fender panel
radiator grill
Prior art date
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Pending
Application number
JP35237996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Tobisawa
孝男 飛澤
Koji Kinoshita
宏二 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のラジエータグリルとフェンダーパネル
との間の合わせ部を連結し、支持剛性の向上を図ると共
に、合わせ部の外観品質の向上を図る車両のラジエータ
グリル取付構造を提供する。 【解決手段】 ラジエータグリル8のフェンダーパネル
9側の端部10にポケット1を凹設し、フェンダーパネ
ル9のラジエータグリル8側の端部11に形成された突
起3にラバーサポート2を嵌着し、ラバーサポート2を
ポケット1内に圧入する。以上により、ラジエータグリ
ル8とフェンダーパネル9とは連結され、ラバーサポー
ト2を介して支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のラジエータ
グリルとフェンダーパネルとの間の合わせ部の建付上の
外観品質保持と両者の支持剛性の向上を図るに好適な車
両のラジエータグリル取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、ラジエータグリル8
のフェンダーパネル9側の端部10とフェンダーパネル
9のラジエータグリル8側の端部11との合わせ部12
(丸印Bで示す)はほぼ接触状態で組み付けられ、隙間
が生じないことが外観品質保持上望ましい。しかしなが
ら、各部の精度上のバラツキや組み付け誤差等により隙
間が生じたり重合したりする場合が生じる。また、従来
技術ではこの合わせ部12は互いに固定されないで自由
状態に保持されるのが普通である。そのため、ラジエー
タグリル8はラジエータグリル8の上部のデフレクター
パネル(フロントパネル)にクリップやスクリュー等に
より固定され、前記したようにフェンダーパネル9側に
対しては支持点をもっていなかった。
【0003】また、ラジエータグリル(フロントグリ
ル)の取付構造として実開平4−41439号公報が挙
げられる。この公報の「自動車のフロントグリル取付構
造」は、突起部(7)によりフロントパネル(2)に嵌
着されたクリップ(5)の突起部(8)をフロントグリ
ル(4)の係合穴(9)に係着してフロントグリル
(4)を固定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6および前記の実開
平4−41439号公報に示したように、従来技術では
ラジエータグリル(フロントグリル)とフェンダーパネ
ルとの合わせ部は連結されず自由状態に保持され、ラジ
エータグリルは単にデフレクターパネル(フロントパネ
ル)側に支持されるに過ぎない。従って、支持剛性が不
足する問題点がある。また、合わせ部12に隙間や重合
が生じ、外観品質を低下させる問題点がある。
【0005】図5はフェンダーパネル9側に設けた突起
14に弾性部材15を接着し、該弾性部材15をラジエ
ータグリル8側に当接又は接着するものである。これに
よりラジエータグリル8とフェンダーパネル9の合わせ
部12は連結される。しかしながらこの取付構造では支
持剛性が低く、また、組み立て性も悪く組立作業がやり
難い問題点がある。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、ラジエータグリルおよびフェンダーパネルの支持剛
性を向上すると共に、合わせ部の外観品質を向上させる
車両のラジエータグリル取付構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、車両のフロントボディの前部に設けら
れたラジエータグリルと前記フロントボディのサイド部
に設けられたフェンダーパネルとの合わせ部を相互に連
結するための取付構造であって、前記ラジエータグリル
の前記フェンダーパネル側の端部にポケットを形成する
と共に、前記フェンダーパネルのラジエータグリル側の
端部に突起を形成し、該突起が嵌入されるスリットを内
部に形成するラバーサポートを前記ポケット内に圧入す
る車両のラジエータグリル取付構造を構成するものであ
る。また、前記突起が、その突出端に膨出部を形成する
ものからなり、該膨出部は前記ラバーサポートのスリッ
トの周縁部に押圧されて前記突起をスリット内に圧入固
着するものであり、前記膨出部が、弧状又は鈎状のもの
からなることを特徴とするものである。
【0008】本発明はフェンダーパネルのラジエータグ
リル側の端部に突起部を設け、これに嵌着されたラバー
サポートをラジエータグリルのポケットに圧入して固定
する構造からなるため、ラジエータグリルとフェンダー
パネルとの合わせ部の支持剛性が向上する。また、組み
立ても極めてやり易い。また、ラバーサポートを介設す
るため、合わせ部に隙間があっても外観品質上の問題点
は生じない。また、ラジエータグリルの端部とフェンダ
ーパネルの端部との間に予め若干の隙間をもたせるよう
にすることができるため、合わせ部の重合を妨げること
が可能になる。また、突起の形状を工夫することにより
ラバーサポートと突起との嵌着強度を上げることが容易
にできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両のラジエータ
グリル取付構造の実施の形態を図面を参照して詳述す
る。図1および図2に示すように、図6に示した合わせ
部12におけるラジエータグリル8のフェンダーパネル
9側の端部10にはフェンダーパネル9側に開口部を形
成するポケット1が凹設される。このポケット1はラバ
ーサポート2が圧入される空間である。
【0010】一方、フェンダーパネル9のラジェータグ
リル8側の端部11には図示のようにラジェータグリル
8側に突出した板状の突起3が形成される。この突起3
の先端側にはラバーサポート2が嵌着される。
【0011】図1および図2に示すように、ラバーサポ
ート2はゴム材又は合成樹脂材等の弾性部材から形成さ
れ、本例では、図1および図2に示したブロック状の部
材から形成される。その内部には突起3の嵌入されるス
リット4が適宜深さだけ形成される。なお、ラバーサポ
ート2の外輪郭は本例ではテーパを有する多角形状に形
成され、ポケット1はこの多角形状のラバーサポート2
の外輪郭に見合う形状のものからなる。ラバーサポート
2の外輪郭を多角形状に形成したのはラバーサポート2
とポケット1との嵌合強度を向上するためであり、その
他の形状の外輪郭を形成するものでもよい。また、ラバ
ーサポート2に前記テーパを形成することによりラバー
サポート2の差し込みがやり易くなり、ラバーサポート
2を多角形状に形成することによりラジエータグリル8
とフェンダーパネル9との上下左右方向のバラツキが多
少あっても両者を強制的に合わせ込むことができる。
【0012】次に、本発明の各構成要素の組み付けにつ
いて説明する。まず、フェンダーパネル9側の突起3を
ラバーサポート2のスリット4内に嵌入する。なお、両
者の結合をより確実にするため両者間に接着剤を介在さ
せて両者を固着してもよい。また、突起3の板厚をラバ
ーサポート2のスリット4のスリット巾よりも厚くし、
突起3をスリット4内に無理に圧入することにより両者
を固定しても勿論よい。
【0013】ラバーサポート2を突起3に固着した状態
でラバーサポート2をラジエータグリル8のポケット1
内に圧入する。これにより、ラジエータグリル8とフェ
ンダーパネル9とは結合される。ラバーサポート2とポ
ケット1との間にも接着剤を介在させて両者の結合強度
を向上するようにしてもよい。
【0014】以上のように、本発明の車両のラジエータ
グリル取付構造は、予め突起3に嵌合されたラバーサポ
ート2をラジエータグリル8のポケット1内に単に圧入
固定するだけで両者の合わせ部12の連結が可能になる
ため組み付け作業は極めて容易であり、単時間に、かつ
容易に行われる。また、ラバーサポート2がポケット1
内に固定されるため、合わせ部12の結合強度が大とな
りラジエータグリル8およびフェンダーパネル9の支持
剛性の向上が図れる。また、合わせ部12に隙間5(図
2)があっても、突起3又はリップ13により隙間5が
塞がれるため、外観品質上の問題がなくなる。また、当
然ながら、予め若干の隙間5を設けるようにレイアウト
することにより、合わせ部12の重合も生じない。
【0015】図3はラバーサポート2と突起3との係合
形状の他の実施の形態を示す。本例では、突起3aの先
端には弧状の膨出部6が一体的に形成される。一方、ス
リット4の縦寸法Hは膨出部6を含む突起3aの縦寸法
hよりも小さめに形成される。以上のように形成するこ
とにより、突起3aをスリット4内に無理に押し入れる
ことにより両者の固持が強固に行われ支持剛性の向上が
図れる。
【0016】図4はラバーサポート2と突起3との係合
形状の更に別の実施の形態を示す。本例では、突起3b
の先端には鈎状の膨出部7が一体的に形成される。前記
の突起3aと同じく、本例の突起3bの膨出部7を含む
縦寸法h′はラバーサポート2のスリット4の縦寸法H
よりも大きめに形成される。以上の構造により膨出部7
の鈎状部がスリット4に堅く係着され、両者の結合強度
を向上することができる。
【0017】以上のように、ラジエータグリル8とフェ
ンダーパネル9とをラバーサポート2と突起3を介して
連結することにより、従来技術に較べて支持強度の大巾
な向上が図れる。また、以上の説明において、突起3の
膨出部の形状を図3,図4に示したものとしたが、それ
等に限定されるものではない。また、ラバーサポート2
の外輪郭形状も図1,図2に示したものに限定されるも
のではない。また、突起3の嵌入されるスリット4の形
状も突起3との嵌合強度を向上するものであればよく、
図示のものに限定するものではない。
【0018】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載の車両のラジエータグリル
取付構造によれば、ラジエータグリルとフェンダーパネ
ルとが連結され、かつその支持剛性の向上が図れる。ま
た、両者の結合は突起に固着されたラバーサポートをラ
ジエータグリルのポケット内に圧入するだけでよく、組
み立て性がよく、組み付け工数も少なくコストの低減も
図れる。また、両者の合わせ部に隙間やそのバラツキが
あっても突起やラバーサポートによりその隙間が塞がれ
るため外観品質上の問題点が生じない。 2)本発明の請求項2に記載の車両のラジエータグリル
取付構造によれば、突起に膨出部を形成することによ
り、ラバーサポートと突起との嵌着強度が向上し、結果
として支持剛性の一層の向上が図れる。 3)本発明の請求項3に記載の車両のラジエータグリル
取付構造によれば、膨出部を弧状や鈎状に形成すること
により、突起の挿入の容易化や嵌着強度の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるラジエータグリルと、フェンダ
ーパネルと、両者を結合するラバーサポートとの詳細構
造を示す斜視図。
【図2】ラバーサポートの結合時における図1のA−A
線断面図。
【図3】本発明の車両のラジエータグリル取付構造にお
けるラバーサポートに嵌入する突起の他の実施の形態を
示す断面図。
【図4】本発明の車両のラジエータグリル取付構造にお
けるラバーサポートに嵌入する突起の更に別の実施の形
態を示す断面図。
【図5】従来のラジエータグリルの取付構造の一例を示
す断面図。
【図6】従来の車両のラジエータグリルとフェンダーパ
ネルとの合わせ部の構造を示す部分斜視図。
【符号の説明】
1 ポケット 2 ラバーサポート 3 突起 4 スリット 5 隙間 6 膨出部 7 膨出部 8 ラジエータグリル 9 フェンダーパネル 10 端部 11 端部 12 合わせ部 13 リップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロントボディの前部に設けられ
    たラジエータグリルと前記フロントボディのサイド部に
    設けられたフェンダーパネルとの合わせ部を相互に連結
    するための取付構造であって、前記ラジエータグリルの
    前記フェンダーパネル側の端部にポケットを形成すると
    共に、前記フェンダーパネルのラジエータグリル側の端
    部に突起を形成し、該突起が嵌入されるスリットを内部
    に形成するラバーサポートを前記ポケット内に圧入する
    ことを特徴とする車両のラジエータグリル取付構造。
  2. 【請求項2】 前記突起が、その突出端に膨出部を形成
    するものからなり、該膨出部は前記ラバーサポートのス
    リットの周縁部に押圧されて前記突起をスリット内に圧
    入固着するものである請求項1に記載の車両のラジエー
    タグリル取付構造。
  3. 【請求項3】 前記膨出部が、弧状又は鈎状のものから
    なる請求項2に記載の車両のラジエータグリル取付構
    造。
JP35237996A 1996-12-13 1996-12-13 車両のラジエータグリル取付構造 Pending JPH10166970A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101850789A (zh) * 2009-03-30 2010-10-06 铃木株式会社 车辆前部结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101850789A (zh) * 2009-03-30 2010-10-06 铃木株式会社 车辆前部结构
US8196998B2 (en) 2009-03-30 2012-06-12 Suzuki Motor Corporation Vehicle front structure

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