JPH10165637A - 遊技媒体収容器及び遊技機 - Google Patents

遊技媒体収容器及び遊技機

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JPH10165637A
JPH10165637A JP35198396A JP35198396A JPH10165637A JP H10165637 A JPH10165637 A JP H10165637A JP 35198396 A JP35198396 A JP 35198396A JP 35198396 A JP35198396 A JP 35198396A JP H10165637 A JPH10165637 A JP H10165637A
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ball
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game balls
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JP35198396A
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English (en)
Inventor
Norihiro Karasawa
則宏 柄澤
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技媒体収容器に収容された遊技媒体の概数
を誰にでも、より的確に、視覚で容易に判別することの
出来る手段を提供する。 【解決手段】 遊技媒体収容器である玉箱1は、遊技球
を収容する玉箱本体11と、把手に設けられ、玉箱本体
11に収容可能な最大遊技球数を表す最大収容遊技球数
表示部14と、玉箱本体11の内壁面に設けられ、収容
遊技球の概数を表す収容遊技球数表示部12と、によっ
て構成される。上記表示部12、14は玉箱本体11を
形成する際に、一体形成された溝であり、該目盛部12
の構成要素の遊技球数値121は玉箱本体11の長手内
壁の右前方と左手前に1000単位で設けられ、同じく
構成要素の判別用直線122、123は、内壁を一周
し、500単位で設けられている。表示部14は、満杯
時の遊技球数を明確に表し、表示部12は、遊技球の集
合体上辺との比較によって収容遊技球の個数を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に供する遊技
媒体たる遊技球を収容する遊技媒体収容器及び遊技機に
関する。更に詳しく言えば、本発明は、遊技媒体収容器
に収容される遊技媒体の最大収容数、及び概数を容易に
遊技者が視覚的に知りえるようになした遊技媒体収容
器、及び収容される遊技媒体の概数を視覚的に知りえる
ようになした下部受け皿を備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される遊技機2は、図
4に示すように操作ハンドル27を操作することによっ
て、上部受け皿に貯留された遊技媒体としての遊技球で
ある、遊技用球を遊技盤26へ弾発し、この遊技用球が
遊技盤26に備えられた各種入賞口261へ到達するこ
とで入賞し、その賞として規定数の賞品球が得られる遊
技装置である。この賞として得られた賞品球は賞球払出
口213から払出され、遊技機2に備え付けられた上部
受け皿25及び下部受け皿21によって収容される。ま
た、得られた賞品球が数百個もの大量の個数となり、上
部受け皿25及び下部受け皿21にすべての賞品球の収
容が困難となった場合、別に用意する玉箱に移しかえ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで遊技者は、所
持する遊技球の数が増えてくると、今後の遊技の戦略を
決めるために、現在所有している遊技球数の詳細を求め
ることが必要となる場合がある。通常、この求めるべき
遊技球数は、その所有する遊技球の数の単位が大きいこ
とから、2桁単位〜4桁単位で表された概数で十分であ
る。ところが、遊技者が遊技機の前に座り、遊技を行っ
ている状態において、遊技機に備えつけられた下部受け
皿に収容された遊技球数を求めようにも、その概数を求
める手段が設けられていなかった。また、玉箱において
も、該玉箱に収容した遊技球数を求める手段が用意され
ていなかった。
【0004】一方、遊技者が持つ遊技球数を正確に求め
る手段として、ジェットカウンターと呼ばれる計数機械
を使用する方法があるが、通常、このジェットカウンタ
ーは受付又は同種の遊技機が集まった島ごとに置かれて
おり、遊技者が遊技球数を求める必要があるたびに遊技
機が設置されている遊技台前からジェットカウンター設
置場所へ移動する必要がある。更に、ジェットカウンタ
ーの用途は遊技の清算及び遊技球の回収であるため、遊
技球数が判明した後に、ジェットカウンターにて計数し
た全ての遊技球を利用することができなかった。この
時、所持していた一部の遊技球は、余り玉と呼ばれる最
低物品の単位球数未満の遊技球として利用可能である
が、継続して遊技をするには数が不足した。
【0005】また、ジェットカウンターを使用する際
は、遊技者が遊技をしていた遊技機から離れるために、
別の遊技者は、元の遊技者が遊技を終了したと判断して
しまう。このため別の遊技者が、元の遊技者が離れた遊
技機で遊技を始めることがあり、元の遊技者が同じ遊技
機で遊技ができなくなる為、場合によってはトラブルと
なることがある。
【0006】この為、遊技者は、玉箱及び下部受け皿等
に遊技球を収容した状態のまま、遊技球数を求めようと
するが、収容された遊技球の数を求める手段がないため
に、玉箱及び下部受け皿の目視や、玉箱を持ったときの
重量等から、遊技者自身の経験によって収容された遊技
球数を求めざるを得なく、求めた遊技球数は非常に曖昧
で不確かなものとなっていた。
【0007】以上のことから、遊技媒体収容器である玉
箱及び遊技機の下部受け皿に、収容された遊技球の最大
収容数及び概数を、誰にでも容易に判別することのでき
る手段が強く望まれている。本発明は、上記観点に鑑み
てなされたものであり、遊技球収容器である玉箱等及び
遊技機の下部受け皿に、収容された遊技球の最大収容数
及び概数を誰にでも、より的確に、視覚で容易に判別す
ることのできる手段を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本第1発明の遊技媒体収
容器は、遊技媒体を収容する遊技媒体収容器であって、
収容可能な最大遊技媒体数を示す最大収容遊技媒体数表
示部を備えたことを特徴とする。また、上記遊技媒体収
容器は、該容器の外壁面及び内壁面の少なくとも一方に
形成され、該容器に収容された遊技媒体数を表す目盛及
び/又は該遊技媒体数を表す表示である収容遊技媒体数
表示部を備えることができる。更に、上記遊技媒体収容
器は、該容器の外壁面及び内壁面の少なくとも一方に形
成され、所定の遊技媒体数により交換可能な物品名及び
/又は該遊技媒体数を表す表示である物品交換遊技媒体
数表示部を備えることができる。
【0009】本発明における「遊技媒体」とは、遊技球
の他、メダル等、遊技場において遊技に供するために用
いられる媒体を示す。また、遊技球とは、玉貸機等から
貸し出された貸球、遊技に使用する遊技用球、賞として
払い出される賞品球等であり、一般にパチンコ球等をい
う。更に、本発明において、「遊技媒体収容器」とは、
玉箱、玉カップ、下部受け皿等、遊技媒体を収容する容
器全般を示す。
【0010】上記遊技媒体収容器の形状は、バット型、
コップ型及び皿型等、特に問わない。また、遊技媒体収
容器の大きさ、材質においても、本発明の目的を達する
範囲内において種々選択することができる。この材質
は、樹脂、金属、木、セラミック等が挙げられるが、樹
脂製が望ましい。また、樹脂においては不透明よりも、
外壁面から収容器内の状態と、収容遊技媒体数表示部の
関係が分かる、透明又は半透明であるほうが望ましい。
【0011】上記「最大収容遊技媒体数表示部」は、本
遊技媒体収容器に収容可能な遊技媒体の最大数を表すこ
とができ、例えば図7に示すように収容可能な遊技媒体
の最大数を表す数字とすることができる。また、数字だ
けではなく、数字と図形との構成、数字と色彩の構成な
どとすることができる。図形は、直線、曲線等で構成さ
れた、文字及び数字を除いたものである。図形が表す内
容としては、例として、該遊技媒体収容器本体に所定数
収容されたときの遊技媒体を示す直線や、該表示部が示
す内容(例えば煙草の箱等)の図案等が挙げられる。文
字は、平仮名、片仮名、漢字、アルファベット等があ
る。また、文字が表す内容としては、例として、該表示
部が示す物品を表す語句(例えば「たばこ」、「カバ
ン」等)等が挙げられる。数字が表す内容としては、例
として、遊技媒体収容器本体に収容された遊技媒体の最
大数や、特定の収容数等が挙げられる。色彩は、可視光
の波長の違いによって識別されるものであり、例えば、
黒、紺、黄、赤等と呼ばれる。また、例として、該表示
部が表す収容数を容易に判別するための色からなる各識
別線(例えば、赤線、青線、黄線等)を使用することが
挙げられる。また、上記表示部は、色彩に加えて、数値
のみや、数値と図形との構成、数値と文字との構成、又
は数値、図形及び文字の全てを用いた構成等とすること
ができる。
【0012】上記「収容遊技媒体数表示部」は、所定の
遊技媒体数を判別できるものであれば良く、通常、図
形、文字及び数字の1つ以上を組み合わせることができ
る。また、色彩を組み合わせることができる。例えば、
収容遊技媒体数表示部は、複数の判別用直線と、該直線
の位置に相当する遊技媒体数を表す数字とから構成する
ことができる。
【0013】更に、収容遊技媒体数表示部は、本遊技媒
体収容器に収容されている遊技媒体数に応じて位置を定
めることができる。遊技媒体収容器に収容される遊技媒
体の数は、遊技媒体の集合体上辺と本表示部の関係によ
って判別する。また、収容遊技媒体数表示部の種類は、
本遊技媒体収容器に収容されている遊技媒体数を1〜2
0段階(好ましくは、1〜10段階、更に好ましくは、
2〜6段階)に判別できるように配設すると良い。20
段階を越えると、表示部の数が多すぎて、容易な判別が
できなくなるからである。また、表示部は収容された遊
技媒体数に応じて、等間隔又は増間隔に配設すると良
い。
【0014】収容遊技媒体数表示部を、遊技媒体数が判
別できる数値を等間隔になるように設ける時、例えば、
遊技球であれば約3000個収容できる、通常の遊技媒
体収容器である玉箱の場合、収容遊技媒体数表示部であ
る収容遊技球数表示部は、遊技球数が200単位、50
0単位(図1参照)、1000単位(図1参照)、15
00単位等と判別できるように用意するのがよい。この
例として、最小値から順に、500、1000、150
0、2000、2500、3000とすることが挙げら
れる。
【0015】更に、収容遊技媒体数表示部を増間隔な数
ごとに付けるのもよい。この増間隔である表示部の場合
は遊技媒体数が少ないときはより正確な値を知り、今後
の遊技への判断がより的確に得られるし、遊技媒体数が
多いときは大抵の遊技者はおおよその概数で十分である
ので便利である。この例として、最小値から順に、10
0、200、500、1000、2000、3000と
することが挙げられる。
【0016】更に、遊技中に、100個程度の遊技球を
たばこ等の物品と交換する場合があるが、この時、図2
に示すように、100個程度の遊技球が入る玉カップ1
Aを利用することが多い。そこで、収容遊技球数表示目
盛12Aの他に、単数又は複数の物品が交換できる遊技
球の個数を表す物品交換遊技球数表示部13Aを玉カッ
プ本体11Aに設けると、利用者は物品交換に必要な遊
技球数を容易に判別でき、便利である。
【0017】最大収容遊技媒体数表示部、収容遊技媒体
数表示部及び物品交換遊技媒体数表示部を遊技媒体収容
器本体に配設する部位は、遊技者が容易に表示部を見る
ことができる位置が望ましい。また、収容遊技媒体数表
示部及び物品交換遊技媒体数表示部を遊技媒体収容器本
体に配設する部位は、上記に加えて遊技媒体の集合体の
上辺と該表示部を容易に比較することのできる位置が望
ましい。例えば、玉箱本体11が不透明であるとき、玉
箱本体11の内壁面に収容遊技球数表示部12を配設す
るのが望ましい。また、玉箱本体11が透明又は半透明
であり、玉箱本体11内の遊技球が外壁面から判別でき
る場合は、収容遊技球数表示部12を玉箱本体11の内
壁面及び/又は外壁面に配設することができる。尚、表
示部は収容器本体の全壁面を周回するように配設するの
が好ましい。また、表示部は収容器の全壁面を周回する
ように配設するだけではなく、図1に示すように1壁面
の一部のみに配設してもよいし、複数壁面に渡って配設
してもよい。また、図1に示すようなバット型の玉箱1
を、遊技機2の直下に置く場合においては、遊技機2の
前に座っている遊技者から向かって、玉箱11の右奥方
の内壁面及び左手前の内壁面に少なくとも表示部が設け
られているのが望ましい。
【0018】最大収容遊技媒体数表示部、収容遊技媒体
数表示部及び物品交換遊技媒体数表示部の遊技媒体収容
器本体への形成・配設方法は特に問わないが、好例とし
て、遊技媒体収容器本体の成型時に、表示部を溝又は
凸部として収容器本体と一体的に成型する方法や、収
容器本体の成型後に表示部を溝又は凸部として収容器本
体に形成する、表示部を収容器本体に印刷すること、
表示部を印刷した紙または樹脂製などの板を収容器本
体に貼着することによって配設すること等が挙げられ
る。
【0019】本第5発明の遊技機は、下部受け皿を備え
る遊技機において、該下部受け皿は、収容可能な遊技媒
体の最大数を表す最大収容遊技媒体数表示部を備えたこ
とを特徴とする。また、上記遊技機は、上記下部受け皿
の外壁面及び内壁面の少なくとも一方に形成され、該容
器に収容された遊技媒体数を表す目盛及び/又は該遊技
媒体数を表す表示である、収容遊技媒体数表示部を備え
ることができる。
【0020】下部受け皿本体の形状、大きさは特に問わ
ず、通常使用するものを用いることができる。また、下
部受け皿本体の材質においても、本発明の目的を達する
範囲内において種々選択することができる。この材質
は、樹脂、金属、木、セラミック等が挙げられるが、樹
脂製が望ましい。また、樹脂においても不透明よりも、
透明又は半透明であるほうが望ましい。
【0021】上記「最大収容遊技媒体数表示部」は、第
1発明の最大収容遊技媒体数表示部と同様に、収容可能
な遊技球の最大数を表すものであればよく、通常、図
形、文字及び数字の2つ以上を組み合わせることができ
る。更に色彩を組み合わせることができる。
【0022】最大収容遊技媒体数表示部を下部受け皿本
体に配設する部位は、遊技者が容易に表示部を見ること
ができる位置が望ましい。また、最大収容遊技媒体数表
示部の下部受け皿本体への形成・配設方法は、本第1発
明の遊技媒体収容器と同様に特に問わず、一体成型、成
型後に形成、下部受け皿本体に印刷、表示部を印刷した
紙または樹脂製等の板を下部受け皿本体に貼着すること
等とできる。
【0023】また、上記「収容遊技媒体数表示部」は、
第2発明の収容遊技媒体数表示部と同様に、所定の遊技
媒体数を判別できる物であれば良く、通常、図形、文字
及び数字の2つ以上を組み合わせることができる。更に
色彩を組み合わせることができる。また、収容遊技媒体
数表示部は下部受け皿本体に収容されている遊技媒体の
数に応じて位置を定める。下部受け皿に収容される遊技
媒体数は、収容された遊技媒体の集合体の上辺との関係
によって判別する。更に、収容遊技媒体数表示部は、下
部受け皿本体に収容されている遊技媒体の数に応じて1
〜10段階(好ましくは、2〜5段階)に判別できるよ
うに配設すると良い。10段階を越えると、表示部の数
が多すぎて、容易な判別ができなくなるからである。ま
た、表示部は収容された遊技媒体数に応じて、等間隔又
は増間隔に配設すると良い。
【0024】遊技球数が判別できる数値を等間隔になる
ように付ける場合、例えば、遊技球を用いた遊技をする
遊技機における、遊技球が約200個収容できる下部受
け皿ならば、収容遊技媒体数表示部である収容遊技球数
表示部を、遊技球数が20単位、50単位、100単位
等と判別できるように用意するのがよい。また、収容遊
技球数表示部を増間隔な数ごとに付けるのもよい。この
増間隔である表示部の場合は遊技球数が少ないときはよ
り正確な値を知り、今後の遊技への判断がより的確に得
られるし、遊技球数が多いときは大抵の遊技者はおおよ
その概数で十分である場合が多いので便利である。
【0025】収容遊技媒体数表示部を下部受け皿本体に
配設する部位は、遊技者が容易に表示部を見ることがで
き、且つ遊技媒体の集合体の上辺と表示部を容易に比較
することのできる位置が望ましい。例えば、図3及び図
4に示すような遊技球を用いて遊技する遊技機2におい
て、下部受け皿本体211が不透明であるときは、下部
受け皿本体211の奥方の内壁面に収容遊技球数表示部
212を配設するのが望ましい。また、下部受け皿本体
211が透明又は半透明であり、下部受け皿本体211
内の遊技球が外壁面から判別できる場合は、表示部21
2を下部受け皿本体211の内壁面及び/又は外壁面、
特に奥方側内壁面及び手前側外壁面又は手前側内壁面に
配設することができる。更に、表示部212は壁面の一
部分でも、全ての周囲の壁面に配設してもよい。
【0026】尚、収容遊技媒体数表示部を配設するのに
好ましい部位は、遊技球を用いて遊技する遊技機2にお
いて、遊技者が遊技機2の前から見た場合、下部受け皿
本体211の右奥方の内壁面にあたる部位である。この
部位が好ましいとする理由は、遊技者が実際に遊技球数
を知る必要があるときに、遊技者が遊技機2の前に座っ
た状態で、容易に見える下部受け皿21の部位は向かっ
て右奥方であるからである。よってこの右奥方に表示部
212を設けるのが最も効果的であり、遊技者は容易に
下部受け皿21の収容された遊技球数を確認することが
できる。また、収容遊技媒体数表示部の下部受け皿本体
への形成・配設方法は、本第1発明の遊技媒体収容器と
同様に特に問わず、一体成型、成型後に形成、下部受け
皿本体に印刷、表示部を印刷した紙または樹脂製等の板
を下部受け皿本体に貼着すること等とすることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】
〔実施例1〕本遊技媒体収容器である玉箱1は、図1に
示すように、玉箱本体11と、最大収容遊技媒体数表示
部である最大収容遊技球数表示部14と、収容遊技媒体
数表示部である収容遊技球数表示部12と、からなる。
上記玉箱本体11は上面内径17.5mm×350m
m、底面内径155mm×310mm、高さ80.0m
mで透明のポリカーボネート樹脂製のバット形状であ
り、遊技球を最大3200個収容することができる。
【0028】上記最大収容遊技媒体数表示部14は、玉
箱本体11の2つの把手部分に配設され、玉箱本体11
を形成する際に、一体として形成された溝であり、数字
によって構成される。本表示部14は、玉箱本体11に
収容できる遊技球の最大数を明確に表す。
【0029】上記収容遊技球数表示部12は、最大収容
遊技媒体数表示部14と同様に、玉箱本体11を形成す
る際に、一体形成された溝として、玉箱本体11の内壁
面に配設され、玉箱本体11に収容された遊技球数を表
す。また、収容遊技球数表示部12は、遊技球数値12
1と、判別用直線122、123と、からなる。表示部
12の構成要素である遊技球数値121は、該当する表
示部12が表す遊技球数であり、表示部12に一致する
遊技球の個数を明確に表す。更に、玉箱の長手内壁の右
奥方と左手前に配設され、1000、2000、300
0と、1000単位で3種類設けられている。
【0030】玉箱1が遊技機2の前に置かれている状態
において、遊技中の遊技者が表示部12を容易に見るこ
とができ、また遊技球数を判別しやすい遊技球数値12
1の位置は、玉箱本体11の長手内壁の右奥方と、長手
内壁の右奥方の対角位置であり、玉箱本体11の置かれ
方が左右反対のときに右奥方の位置となる左手前にあ
る。このため、玉箱1の置き方によらず、表示部12の
利用が容易である。
【0031】更に、同じく構成要素である判別用直線1
22、123は、表示部12が表す遊技球数によって2
種類とからなり、収容された遊技球が一定数である場合
の遊技球の集合体上辺と一致するように配置されている
ため、遊技球の集合体の上辺と判別用直線と比較するこ
とで、玉箱本体11内の遊技球数を容易に知ることがで
きる。判別用直線123は、玉箱本体11の長手内壁面
の一部分の右奥方と、左手前に設けられ、判別すること
ができる遊技球数は、500、1500、2500の3
種類である。また、判別用直線122は、玉箱本体11
の内壁面を一周するように設けられ、判別することがで
きる遊技球数は1000、2000、3000の、3種
類である。
【0032】本遊技媒体収容器である玉箱1は、把手部
分に最大収容遊技球数表示部14が設けられているの
で、玉箱本体11に遊技球が最大まで収容されている場
合においても、収容された遊技球の数を知ることができ
る。また、玉箱1は、玉箱本体11に収容される遊技球
の集合体の上辺を、収容遊技球判別用表示部12の構成
要素である判別用直線122、123と比較することに
よって、遊技球の収容数を容易に求めることができる。
また、玉箱本体11の全内壁面を周回する判別用直線1
22と、長手内壁面の一部分である右奥方と、左手前に
設けられる判別用直線123を交互に用いることによっ
て、異なる判別用直線122、123との誤認識を減ら
すことができる。更に内壁面に表示部12が設けられて
いるため、遊技球の集合体によって集合体上辺を下回る
表示部12が隠れ、表示部12の判別がより容易とな
る。
【0033】〔実施例2〕遊技媒体収容器である下部受
け皿21を備える遊技機2を、図3及び図4に示す。こ
の遊技機2は、操作ハンドル27を操作することによっ
て、上部受け皿25に貯留された遊技用球を遊技盤26
へ弾発し、各種入賞口261へ遊技用球が到達すること
で、賞として賞品球が賞球払出口213から払出され、
下部受け皿21又は上部受け皿25に得られる。この下
部受け皿21は、下部受け皿本体211と、最大収容遊
技球数表示部24と、収容遊技球数表示部212と、か
らなる。上記下部受け皿本体211は、高さ720.0
mm、幅521.0mmの遊技機2の遊技機枠22に設
けられ、高さ104.0mm、幅20mm、奥行き8
7.7mmの不透明のABS樹脂製にて構成され、賞と
して得られた賞品球が払出される賞球払出口213を備
える。また、遊技球を約200個収容することができ
る。
【0034】上記最大収容遊技媒体数表示部24は、下
部受け皿本体211の手前外壁面に配設され、下部受け
皿本体211を形成する際に、一体として形成された溝
であり、数字及び文字によって構成される。本表示部2
4は、下部受け皿本体211に収容できる遊技球の最大
数を明確に表す。
【0035】上記収容遊技球数表示部212は、下部受
け皿本体211の右奥方の内壁面に配設され、該下部受
け皿本体211を形成する際に、一体として形成された
溝であり、該下部受け皿211に収容された遊技球数を
表す。また、収容遊技球数表示部212は、下部受け皿
本体211に収容された遊技球数を、50、100、1
50、200と、50個単位で判別できる等間隔で設け
られ、遊技球数値2121と、判別用直線2122と、
からなる。
【0036】収容遊技球数表示部212の構成要素であ
る、遊技球数値2121と、判別用直線2122は、共
に下部受け皿本体211の内壁面の右奥方に配設され、
遊技球数値2121は、判別用直線2122が表す遊技
球数を示し、判別用直線2122は、収容された遊技球
が一定数である場合の遊技球の集合体上辺と一致するよ
うに配置されている。
【0037】収容遊技球数表示部212が、下部受け皿
本体211の右奥方の内壁側に配設されているのは、下
部受け皿本体211が不透明であるとき、遊技球の集合
体上辺と判別用直線2122を、遊技者が正確に比較す
ることが困難であるからである。
【0038】本遊技媒体収容器である下部受け皿21
は、下部受け皿本体211に収容される遊技球の集合体
の上辺を、収容遊技球表示部212の構成要素である判
別用直線212と比較することによって、遊技球の収容
数を容易に求めることができる。
【0039】尚、本各発明においては、前記具体的実施
例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の
範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即
ち、収容遊技球数表示部12、212は、玉箱本体11
又は下部受け皿本体212等に設けず、図7に示すよう
に、最大収容遊技球数表示部14、24のみ備えてもよ
い。
【0040】また、最大収容遊技球数表示部14は、玉
箱本体11の把手に配設するに限らず、玉箱本体11の
底部、外壁面、内壁面等に設けてもよいし、玉箱本体1
1に限らず、玉カップ本体11Aの1ヵ所若しくは複数
箇所に設けてもよい。同様に、最大収容遊技球数表示部
24も下部受け皿本体212の底部、外壁面、内壁面等
の任意の場所に設けてよい。更に最大収容遊技球数表示
部14は、玉カップ11A及び下部受け皿本体212の
底部、外壁面、内壁面等に設けてもよい。配設方法も玉
箱本体11又は下部受け皿本体212と一体成形するに
限らず、印刷などによって設けてもよい。
【0041】更に、収容遊技球数表示部12、212
は、図1で示す遊技数を表す数値と直線に限らず、物品
が交換できる遊技球の個数を表す物品交換遊技球数表示
部としてもよい。例えば、図2で示すように、玉カップ
1Aに物品のたばこと交換できる遊技球数(例えば、2
20円相当のたばこなら55個)である位置に、物品交
換遊技球数表示部13Aを設ける。この物品交換遊技球
数表示部13Aは、遊技球数を表す図形である判別用直
線132Aと、交換できる物品である「タバコ」という
文字131Aが用いられている。
【0042】また、物品交換遊技球数表示部13Aはタ
バコに交換するために必要な遊技球数を表す数字や、煙
草を表す判別用図形を設けてもよい。更に、玉カップ1
Aに限らず、通常の遊技媒体収容器である玉箱1及び下
部受け皿21等においても、物品交換遊技球数表示部1
3Aを設けてもよい。更に、たばこ、ハンドバック、ベ
ルト、チョコレート、菓子等の異なる各種物品を交換す
る物品交換遊技球数表示部13Aを設けてもよい。
【0043】また、収容遊技球数表示部12、212
は、図5に示すように、玉箱1の壁面底から上端までの
高さを持つ逆三角形とした表示部12とし、収容する遊
技球の数に応じた数の水平線である、判別用直線122
と遊技球数値121を持つのもよい。更に、収容遊技球
数表示部12、212は、図6に示すように、玉箱1の
底面から上端まで直線を設け、この直線に表示部を設け
てもよい。集合体上辺が直線と常に接するので判別用直
線と集合体上辺が接することがなくても判別がより容易
となる。
【0044】また、判別部のみを透明にし、透明部分に
隣接した不透明部に表示部が設けられている玉箱の場
合、収容される遊技球がグラフ様に見えるので美観的に
よく、遊技球数の判別も容易になる。更に、表示部の構
成要素である、判別用直線は実線のみではなく、破線、
点線、二重線等を使用してもよいし、線の太さも特に問
わず、通常使用するものを用いることができる。また、
各判別線をそれぞれ異なった長さとし、この長さによっ
て収容された遊技球数を判別できるようにするのもよ
い。
【0045】更に、これらの収容遊技球数表示部12、
212は、各表示部12、212毎に異なる図形、文
字、数字及び色彩としたり、一つの表示部12、212
においても、複数の図形、文字、数字及び色彩を用いて
もよい。例えば、信号機を連想させるように、各表示部
12、212を上から青、黄、赤としてもよいし、蛍光
色等を使用することもよい。これらによって、より遊技
球の判別が容易となる。
【0046】また、収容遊技球数表示部12、212
は、玉箱本体11及び下部受け皿本体211に一体的に
形成するに限らず、成型後に形成、下部受け皿本体に印
刷、表示部を印刷した紙または樹脂製などの板を玉箱本
体11及び下部受け皿本体211に貼着してもよい。ま
た、上記配設手段を複数組み合わせて用いてもよい。
【0047】更に、玉箱1及び下部受け皿21の全部位
又は一部位を透明または半透明の材質として、外壁面か
ら収容された遊技球を視覚できるようにしてもよいし、
この時外壁に収容遊技球数表示部12、212を設けて
もよい。これによって、遊技球の集合体の上辺と表示部
が外壁越しで比較することができ、便利である。
【0048】また、表示部12、212を設ける遊技球
の個数は、等間隔だけではなく、増間隔としてもよい。
更に、玉箱1や遊技機2の下部受け皿21に収容遊技球
数表示部212を設けるだけではなく、玉カップ12A
や遊技機2の上部受け皿25等に収容遊技球数表示部2
12を設けてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上より、本発明の玉箱及び下部受け皿
等の遊技媒体収容器と、遊技機を用いることで、遊技者
は、満杯時の収容遊技媒体数を最大収容遊技媒体数表示
部によって容易に知ることができる。また、自分の所持
する遊技媒体数についても、遊技媒体の集合体の上辺と
収容遊技媒体数表示部との比較することによって、容易
に求めることができ、遊技を円滑に行うことができる。
また、物品交換用遊技媒体数表示部によって、遊技媒体
と物品との交換に必要とする遊技媒体の数を容易に知る
ことができ、交換に必要な遊技媒体を用意することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】玉箱の斜視図である。
【図2】玉カップの斜視図である。
【図3】遊技機の下部受け皿部分の拡大斜視図である。
【図4】遊技機の正面図である。
【図5】玉箱の説明断面図である。
【図6】他の態様を示す玉箱の説明断面図である。
【図7】玉箱の説明斜視図である。
【符号の説明】
1;玉箱、1A;玉カップ、11;玉箱本体、11A;
玉カップ本体、12、12A、212;収容遊技球数表
示部、121、121A、2121;遊技球数値、12
2、122A、123、132A、2122;判別用直
線、131A;判別用図形;13;物品交換遊技球数判
別用表示部、14、14A、24;最大収容遊技球数表
示部、2;遊技機、21;下部受け皿、212;下部受
け皿本体、22;遊技機枠、26;遊技盤。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を収容する遊技媒体収容器であ
    って、収容可能な遊技媒体の最大数を表す最大収容遊技
    媒体数表示部を備えたことを特徴とする遊技媒体収容
    器。
  2. 【請求項2】 上記遊技媒体収容器の外壁面及び内壁面
    の少なくとも一方に形成され、該容器に収容された遊技
    媒体数を表す目盛及び/又は該遊技媒体数を表す表示で
    ある収容遊技媒体数表示部を備える請求項1記載の遊技
    媒体収容器。
  3. 【請求項3】 上記遊技媒体収容器の外壁面及び内壁面
    の少なくとも一方に形成され、所定の遊技媒体数により
    交換可能な物品名及び/又は該遊技媒体数を表す表示で
    ある物品交換遊技媒体数表示部を備える請求項1又は2
    記載の遊技媒体収容器。
  4. 【請求項4】 上記遊技媒体収容器は、玉箱、玉カップ
    又は遊技機に備えられた下部受け皿である請求項1、2
    又は3に記載の遊技媒体収容器。
  5. 【請求項5】 下部受け皿を備える遊技機において、該
    下部受け皿は、収容可能な遊技媒体の最大数を表す最大
    収容遊技媒体数表示部を備えたことを特徴とする遊技
    機。
  6. 【請求項6】 上記下部受け皿の外壁面及び内壁面の少
    なくとも一方に形成され、該容器に収容された遊技媒体
    数を表す目盛及び/又は該遊技媒体数を表す表示であ
    る、収容遊技媒体数表示部を備える請求項5記載の遊技
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189721A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Sammy Corp メダル遊技機
JP2010142329A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Sophia Co Ltd 遊技機

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