JPH10165157A - 食品の表面コーティング方法及び装置 - Google Patents

食品の表面コーティング方法及び装置

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JPH10165157A
JPH10165157A JP8340372A JP34037296A JPH10165157A JP H10165157 A JPH10165157 A JP H10165157A JP 8340372 A JP8340372 A JP 8340372A JP 34037296 A JP34037296 A JP 34037296A JP H10165157 A JPH10165157 A JP H10165157A
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food
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air
coating material
coating
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JP8340372A
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Morio Ueno
盛生 上埜
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MANYO SHOKUHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食品の形態を破損等で崩すことなく、その表面
に粉体,顆粒体,液体のコーティング材を均一に付着可
能とし、コーティング材を経済的に使用可能にした。 【解決手段】食品とコーティング材を投入した密閉可能
な容体1内にエアをエアノズル3により供給し、容体1
内の食品とコーティング材をエア撹拌し、容体1内に供
給したエアと共に余剰のコーティング材を排気口から排
出して余剰のコーティング材を回収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品の表面に粉体,顆
粒体,液状体等のコーティング材を付着させてコーティ
ングするための食品の表面コーティング方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】天ぷら具材は、その表面に粉体の小麦粉
及び液状体のバッターを付着させて衣を形成する。ま
た、菓子やその他の食品等では、その表面に粉砂糖,
塩,ごま等の粉体や顆粒体を付着(まぶす)させたもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天ぷら具材の表面に小
麦粉及び液状体のバッターを付着させるためには、均一
にコーティングする必要があるが、これが難しく、小麦
粉及びバッターが余計に付着したり不足したりする。ま
た、菓子やその他の食品等の表面に粉体や顆粒体を付着
(まぶす)するには回転ドラム内に菓子やその他の食品
等と粉砂糖,塩,ごま等を投入してドラムを回転させて
コーティングしているが、回転ドラム内で転動する菓子
やその他の食品は、菓子やその他の食品同志が衝突した
り、菓子やその他の食品自体の重圧によりその形態が崩
れて不良品となる。特に、塩や香辛料を表面に付着させ
るポテトチップは欠損し易く、砂糖でくるんだカリント
ウは折損し易く歩留まりを悪くしている。
【0004】本発明の目的は、食品の形態を破損等で崩
すことなく、その表面に粉体,顆粒体,液体のコーティ
ング材を均一に付着可能とし、コーティング材を経済的
に使用可能にした食品の表面コーティング方法及び装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の方法は、容体内に食品と、この食品の表面
にコーティングするための粉体,顆粒体,液状体等のコ
ーティング材とを投入し、排気口を備えた蓋によって前
記容体の開口部を閉塞して容体内にエアを供給し、前記
容体内で前記食品とコーティング材とをエア圧によりエ
ア撹拌することによりコーティング材を食品の表面に付
着させることを特徴とする。
【0006】また、上記の目的を達成するための本発明
の装置は、食品と、この食品の表面にコーティングする
ための粉体,顆粒体,液状体等のコーティング材とを投
入する容体と、この容体内に投入した食品とコーティン
グ材とをエア圧によりエア撹拌するためのエアを供給す
るエアノズルと容体内に供給されたエアを排出する排気
口とを備え前記容体の開口部を閉塞する蓋と、この蓋を
容体の開口部に対し開閉作動するアクチュエータとから
構成されたことを特徴とする。
【0007】さらに、前記食品の表面コーティング装置
において、エアを排出する排気口から前記容体内に供給
されたエアの排気と共に余剰コーティング材を排出して
回収するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1は食品と、この食
品の表面にコーティングするための粉体,顆粒体,液状
体等のコーティング材とを収容する容体である。この容
体1の形状は図示では半球状であるが、半球状の形態に
限定されるものではない。
【0009】2は前記容体1の開口部を開閉する蓋であ
る。この蓋2には容体1内にエアを供給するエアノズル
3と容体1内に供給されたエアを排出する排気口4とが
設けられている。前記エアノズル3は図2にも示すよう
に、蓋2の中心と、この中心とする周囲線上の複数箇所
とに設けられ、前記排気口4は蓋2の適所に1つ設けら
れる。
【0010】前記蓋2は容体1の開口部に対し開閉作動
するようシリンダ等のアクチュエータ7と作動軸8で結
合され、上下動するようになっている。
【0011】前記エアノズル3は図略のエア源とエア供
給管5を介して接続されており、エア供給管5にはエア
の供給量を制御する図略のコントロールバルブが設けら
れている。
【0012】前記排気口4は図略の回収タンク等と排出
管6を介して接続されており、回収タンクの上流には例
えば図略サイクロン分離装置が配置されている。
【0013】上記の構成において、食品の表面にコーテ
ィングするには、容体1内に食品と、この食品の表面を
コーティングする粉体,顆粒体,液状体等のコーティン
グ材を投入する。
【0014】前記コーティング材の投入量は容体1内に
投入される食品の量に対し適量を投入する。この容体1
内に食品とコーティング材とを投入するときは、前記蓋
2はアクチュエータ7によって上昇し、容体1の開口部
が開かれている。
【0015】前記容体1内に食品とコーティング材とを
投入した後には蓋2を下降し容体1の開口部を密閉し、
エアノズル3よりエアを前記密閉された容体1内に供給
する。これにより、容体1内の食品とコーティング材と
はエア圧によってエア攪拌され、食品の表面にコーティ
ング材が付着して食品の形態を崩すことなく均一にコー
ティングされるのである。
【0016】そこで、蓋2の中心に位置しているエアノ
ズル3のみによりエアを供給すると、容体1内の食品と
コーティング材とは容体1の中央部から側方に向かって
エア攪拌される。また、この蓋2の中心のエアノズル3
を中心とする周囲線上の複数箇所とに設けられているエ
アノズル3からエアを供給すると、容体1内の食品とコ
ーティング材とは容体1の側方から中央部に向かってエ
ア撹拌される。
【0017】さらに、蓋2の中心に位置しているエアノ
ズル3と、この蓋2の中心のエアノズル3を中心とする
周囲線上の複数箇所とに設けられているエアノズル3と
の全てのエアノズル3からエアを供給すると、容体1内
の食品とコーティング材とは容体1の中央部から側方
と、容体1の側方から中央部との両方向に向かってアト
ランダムにエア攪拌することができる。そして、容体1
が図例のように球面底の場合は、曲面による旋回流によ
り一層エア攪拌作用が促進される。
【0018】容体1内に供給するエア圧力は容体1内に
投入される食品及びコーティング材の量あるいは種類に
よってコントロールバルブにより適宜調整する。すなわ
ち、容体1内に投入される食品及びコーティング材の量
が多量で比較的重量の液状体(例えば天ぷら衣のバッタ
ー等)の時は、それに見合ったエア圧力に調整する。ま
た、容体1内に投入される食品がポテトチップのように
欠損し易い材質や比較的軽量のコーティング材(例えば
小麦粉,粉砂糖,塩等)の時は,エア圧力を低くするこ
とが望ましい。
【0019】前記容体1内に供給されるエアは排気口4
から容体1の外へ排出される。このエアの排出と共に食
品の表面にコーティングされない余剰のコーティング材
が排気口4から排出管6を介して回収タンクに排出され
る。このとき回収タンクの上流にはサイクロン分離装置
を配置しておけば、排出コーティング材と排出エアとを
分離してコーティング材を効果的に回収することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によると、食品とコ
ーティング材を投入した密閉可能な容体内にエアを供給
し、かつ排気して容体内の食品とコーティング材をエア
撹拌するものであるから、食品の形態を崩すことなく食
品の表面にコーティング材を均一にコーティングするこ
とができ、品質と製品の歩留まりを向上する。
【0021】また、容体内に投入された余剰のコーティ
ング材は容体内に供給されるエアの排気と同時に排出し
て回収されるため、回収した排出コーティング材を再使
用することができ、排出コーティング材を有効に利用す
る経済的な効果がある。
【0022】さらに、装置の構造も簡単であり、容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の断面図
【図2】図1のA−A矢視図
【符号の説明】
1 容体 2 蓋 3 エアノズル 4 排気口 5 エア供給管 6 排出管 7 アクチュエータ 8 作動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容体内に食品と、この食品の表面にコー
    ティングするための粉体,顆粒体,液状体等のコーティ
    ング材とを投入し、排気口を備えた蓋によって前記容体
    の開口部を閉塞して容体内にエアを供給し、前記容体内
    で前記食品とコーティング材とをエア圧によりエア撹拌
    することによりコーティング材を食品の表面に付着させ
    ることを特徴とする食品の表面コーティング方法。
  2. 【請求項2】 食品と、この食品の表面にコーティング
    するための粉体,顆粒体,液状体等のコーティング材と
    を投入する容体と、この容体内に投入した食品とコーテ
    ィング材とをエア圧によりエア撹拌するためのエアを供
    給するエアノズルと容体内に供給されたエアを排出する
    排気口とを備え前記容体の開口部を閉塞する蓋と、この
    蓋を容体の開口部に対し開閉作動するアクチュエータと
    から構成されたことを特徴とする食品の表面コーティン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の食品の表面コーテ
    ィング装置において、エアを排出する排気口から前記容
    体内に供給されたエアの排気と共に余剰コーティング材
    を排出して回収するようにしたことを特徴とする食品の
    表面コーティング装置。
JP8340372A 1996-12-06 1996-12-06 食品の表面コーティング方法及び装置 Expired - Lifetime JP2814373B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015532830A (ja) * 2012-09-21 2015-11-16 ジーイーエイ・フード・ソリューションズ・バーケル・ベスローテン・フェンノートシャップ 被覆プロセスにおいて食肉品の流れを分配するための装置および方法
CN109315449A (zh) * 2018-11-23 2019-02-12 江苏长寿集团有限公司 一种油炸机
US10537113B2 (en) 2010-04-23 2020-01-21 Gea Food Solutions Bakel B.V. 3D-food product forming apparatus and process

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JP2015532830A (ja) * 2012-09-21 2015-11-16 ジーイーエイ・フード・ソリューションズ・バーケル・ベスローテン・フェンノートシャップ 被覆プロセスにおいて食肉品の流れを分配するための装置および方法
CN109315449A (zh) * 2018-11-23 2019-02-12 江苏长寿集团有限公司 一种油炸机

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