JPH10165068A - 釣糸用糸巻 - Google Patents
釣糸用糸巻Info
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- JPH10165068A JPH10165068A JP33251196A JP33251196A JPH10165068A JP H10165068 A JPH10165068 A JP H10165068A JP 33251196 A JP33251196 A JP 33251196A JP 33251196 A JP33251196 A JP 33251196A JP H10165068 A JPH10165068 A JP H10165068A
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- Japan
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- fishing line
- spool
- groove
- winding
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/35—Ropes, lines
- B65H2701/355—Fishlines
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
わたって平行に巻いていくことができると共に、釣糸を
最後まで保持しておくことのできる釣糸用糸巻を提供す
る。 【解決手段】 第1のフランジ部3aに、糸巻溝2の底
部にわたって所定の幅を有する長方形状の切り欠き部4
を形成する。釣糸用糸巻1の第1のフランジ部3aと同
じ側の面に切り欠き部4に連続して凹所13を形成し、
凹所13内に第1の嵌合孔5cを設ける。切り欠き部4
と略同一の幅を有し、第1のフランジ部3aよりも厚み
の薄い長方形状部分6eを有する弾性部材6の下端部に
凹所13内の第1の嵌合孔5cに嵌合する第1の突起6
cを一体に成形する。第1の突起6cを第1の嵌合孔5
cに嵌合させて、弾性部材6の長方形状部分6eを第1
のフランジ部3aの切り欠き部4に装着する。
Description
る。さらに詳細には、釣糸全体を糸巻溝の一方の端から
他方の端にわたって平行に巻いていくことのできる釣糸
用糸巻に関する。
適当なトラバースで釣糸用糸巻(スプール)31に巻か
れて市場に出されていた。
場合には、釣糸の互いに重なった部分が釣糸同士の押圧
力でへこみ、釣糸に無数の凹凸を発生させてしまう。こ
のため、外観や手触りが悪くなり、釣糸としての商品価
値を低下させることとなる。
分的に重ならないように、釣糸の全体を釣糸用糸巻の糸
巻溝に平行に巻いていけば(以下「平行巻き」とい
う。)、釣糸に凹凸が発生しないことが確認されてい
る。
来の釣糸用糸巻について、図5を参照しながら説明す
る。図5に示すように、釣糸用糸巻32には、その外周
に糸巻溝33を形成するように第1及び第2のフランジ
部34a、34bが設けられている。第1及び第2のフ
ランジ部34a、34bには、それぞれ釣糸導入用の切
り欠き35と釣糸導出用の切り欠き36が対向して形成
されている。また、釣糸用糸巻32の側面には、釣糸導
出用の切り欠き36の近傍に釣糸係止用部材37が取り
付けられている。これにより、巻き取った釣糸の端部を
この釣糸係止用部材37に係止させておくことができ
る。また、釣糸用糸巻32には、その中心軸上に巻軸
(図示せず)を挿通するための円筒状の軸穴38が形成
されている。軸穴38の外周部には、その長手方向に沿
って軸穴38に連続した凹溝39が形成されている。そ
して、釣糸用糸巻32の軸穴38に巻軸を挿通する際
に、巻軸の長手方向に沿って形成された凸条を凹溝39
に入れ込むことにより、釣糸用糸巻32を巻軸上で固定
することができる。
用糸巻を用いて平行巻きを行う場合について簡単に説明
する。釣糸用糸巻32を巻軸上に固定した状態で巻軸を
回転させれば、釣糸導入用の切り欠き35から糸巻溝3
3内に導入された釣糸は所定のトラバースで糸巻溝33
に平行に複数段に巻かれていく。そして、1個の釣糸用
糸巻32に釣糸を巻き終わったら、釣糸は釣糸導出用の
切り欠き36から導出され、巻軸上に隣接して固定され
た他の釣糸用糸巻32の釣糸導入用の切り欠き35から
他の釣糸用糸巻32の糸巻溝33内に導入される。以
後、同様の動作を繰り返すことにより、複数の釣糸用糸
巻32に連続して平行巻きを行うことができる。
糸用糸巻32を用いた場合には、図6に示すように、第
1のフランジ部34aに形成された釣糸導入用の切り欠
き35から導入された釣糸は、糸巻溝33の底部に至る
までの間、第1のフランジ部34aの糸巻溝33側の面
に添って斜にわたされた状態となる(図6の釣糸4
0)。このため、釣糸を糸巻溝33に平行に巻いていく
際に、第1のフランジ部34aの糸巻溝33側の面に添
って斜にわたされた釣糸40が邪魔になり、糸巻溝33
の端部に一本分だけ釣糸が巻かれていない空隙部分が生
じてしまう。その結果、この空隙部分に隣接して平行に
巻かれた釣糸が空隙部分に落ち込み、平行に巻かれた釣
糸の状態が崩れてしまうために、釣糸を使用しづらくな
ってしまう。
釣糸を巻いていった場合、釣糸の巻き始めの端部(図6
の40の部分)は、糸巻溝33の端部に沿って巻かれた
釣糸の押圧力のみによって固定された状態となるため、
釣糸用糸巻32に巻かれた釣糸をハリス用に少しずつ切
断して使用していく段階で、釣糸が釣糸用糸巻32から
解けてしまい、最後まで釣糸用糸巻32に保持しておく
ことができない。
決するためになされたものであり、釣糸全体を糸巻溝の
一方の端から他方の端にわたって平行に巻いていくこと
ができると共に、釣糸を最後まで保持しておくことので
きる釣糸用糸巻を提供することを目的とする。
め、本発明に係る釣糸用糸巻の構成は、外周に糸巻溝を
形成するように設けられた第1及び第2のフランジ部を
有する釣糸用糸巻であって、前記第1のフランジ部の前
記糸巻溝側の面に、前記糸巻溝の底部にわたって所定の
幅を有する凹部が形成され、かつ、前記凹部の少なくと
も一方の段差部に切り込みが形成されていることを特徴
とする。この釣糸用糸巻の構成によれば、釣糸が切り込
みから糸巻溝内に導入された後、糸巻溝の端部に沿って
巻かれていくまでの間、釣糸は第1のフランジ部の糸巻
溝側の面よりも凹んだ凹部内に位置することとなるの
で、釣糸を糸巻溝に平行に巻いていく際に、この部分が
邪魔になることはない。このため、釣糸の全体を糸巻溝
の一方の端から他方の端にわたって平行に巻いていくこ
とができる。すなわち、従来のように糸巻溝の端部に釣
糸が巻かれていない空隙部分が生じることはない。その
結果、平行に巻かれた釣糸の状態が崩れてしまうことは
ない。また、釣糸の巻き始めの端部を、凹部の段差部に
形成された切り込みに係止しておくことができるので、
釣糸用糸巻に巻かれた釣糸をハリス用に少しずつ切断し
て使用していく段階で、釣糸が釣糸用糸巻から解けてし
まうことがなく、釣糸を最後まで釣糸用糸巻に保持して
おくことができる。
いては、第1のフランジ部に糸巻溝の底部にわたって所
定の幅を有する長方形状の切り欠き部が形成され、か
つ、前記切り欠き部に長方形状の弾性部材が装着され、
前記弾性部材の前記糸巻溝側の面が前記第1のフランジ
部の前記糸巻溝側の面よりも凹んだ状態にあるのが好ま
しい。この好ましい例によれば、切り欠き部の側壁と弾
性部材とによって釣糸の巻き始めの端部を係止しておく
ための切り込みが形成されることとなるため、号数の異
なる複数の釣糸の巻き始めの端部を係止させておくこと
が可能となる。その結果、1つの釣糸用糸巻を号数の異
なる複数の釣糸に対して使用することができる。
いては、第1のフランジ部側の面に、糸巻溝に巻かれた
釣糸の端部を係止しておくための係止部が設けられてい
るのが好ましい。この好ましい例によれば、糸巻溝に巻
かれた釣糸の両端部をしっかりと固定しておくことがで
きる。
いては、第1のフランジ部に、切り込みに隣接して釣糸
導入用の傾斜面が形成されているのが好ましい。この好
ましい例によれば、釣糸を釣糸導入用の傾斜面を滑らせ
ることにより、釣糸を切り込みに入れ込んで、糸巻溝内
に簡単に導入することができる。
いては、第2のフランジ部に、釣糸導入用の傾斜面に対
向して釣糸導出用の傾斜面が形成されているのが好まし
い。この好ましい例によれば、複数個の釣糸用糸巻に連
続して平行巻きを行う際に、釣糸を釣糸導出用の傾斜面
と釣糸導入用の傾斜面を滑らせることにより、釣糸を隣
接する釣糸用糸巻の切り込みに入れ込んで、隣接する釣
糸用糸巻の糸巻溝内に簡単に導入することができる。
をさらに具体的に説明する。図1は本発明の実施の形態
における釣糸用糸巻を示す分解斜視図、図2は本発明の
実施の形態における釣糸用糸巻に弾性部材を装着した状
態を示す斜視図である。
の外周に糸巻溝2を形成するように第1及び第2のフラ
ンジ部3a、3bが設けられている。第1のフランジ部
3aには、その周縁から糸巻溝2の底部にわたって所定
の幅を有する長方形状の切り欠き部4が形成されてい
る。釣糸用糸巻1には、第1のフランジ部3aと同じ側
の面に切り欠き部4に連続して凹所13が形成されてい
る。凹所13内には、後述する弾性部材6の第1及び第
2の突起6c、6dを嵌合させるための第1及び第2の
嵌合孔5c、5dが設けられている。スチレンブタジエ
ンゴム(SBR)等のジエン系ゴム、ウレタンゴム、シ
リコーンゴム等の非ジエン系ゴム、ウレタン樹脂、ナイ
ロン、ポリエステル等の熱可塑性エラストマー等からな
り、長方形状部分6eと、長方形状部分6eに一体成形
された円形状部分6fとにより構成された弾性部材6に
は、長方形状部分6eの下端部に凹所13内の第1の嵌
合孔5cに嵌合する第1の突起6cが一体に成形されて
いる。また、弾性部材6には、円形状部分6fに凹所1
3内の第2の嵌合孔5dに嵌合する第2の突起6dが一
体に成形されている。これにより、第1の突起6cを第
1の嵌合孔5cに嵌合させれば、弾性部材6の長方形状
部分6eを第1のフランジ部3aに形成された切り欠き
部4に装着することができる(図2参照)。尚、弾性部
材6の円形状部分6fは、釣糸の巻き始めの端部(及び
/又は巻き終わりの端部)を係止しておくためのもので
ある。すなわち、釣糸の端部は、円形状部分6fと凹所
13との間に巻き込まれた状態で係止される。この場
合、弾性部材6の円形状部分6fに凹所13内の第2の
嵌合孔5dと嵌合する第2の突起6dを設けたのは、円
形状部分6fと凹所13との間に巻き込んだ状態で釣糸
の端部を係止する際に、弾性部材6の長方形状部分6e
が外側に押圧されて浮いてしまうことがないようにする
ためであり、第2の突起6dはいわゆるストッパーとし
ての役目を果たしている。
に向かうに従って互いに近づくように傾斜した傾斜面4
a、4bが形成されている。また、弾性部材6の長方形
状部分6eの左右両辺にも、第1のフランジ部3aの切
り欠き部4に装着したときに糸巻溝2側に向かうに従っ
て互いに近づくように傾斜した傾斜面6a、6bが形成
されている。このように切り欠き部4の左右両辺と弾性
部材6の左右両辺に、糸巻溝2側に向かうに従って互い
に近づくように傾斜した傾斜面4a、4b、6a、6b
が形成されていることにより、弾性部材6の長方形状部
分6eを切り欠き部4に装着したときに、切り欠き部4
の傾斜面4a、4bと弾性部材6の長方形状部分6eの
傾斜面6a、6bとが係合することとなるので、弾性部
材6が糸巻溝2側に移動することはない(図2参照)。
中心軸線上に係止用切り込み7が形成されている。この
係止用切り込み7は、釣糸の巻き終わりの端部を係止し
ておくためのものである。この場合にはさらに、釣糸の
巻き終わりの端部を、弾性部材6の円形状部分6fと凹
所13との間に巻き込んだ状態で係止してもよい。
部3aに形成された切り欠き部4の幅と弾性部材6の長
方形状部分6eの幅は略同一となっているが、弾性部材
6の長方形状部分6eの厚みは釣糸の直径分だけ第1の
フランジ部3aの幅より薄くなっている。このため、弾
性部材6の長方形状部分6eを切り欠き部4に装着した
状態では、弾性部材6の長方形状部分6eの糸巻溝2側
の面は第1のフランジ部3aの糸巻溝2側の面よりも釣
糸8の直径分だけ凹んだ状態となる(図3、図4(a)
参照。以下、この凹んだ状態となっている箇所を「凹部
14」という。)。凹部14の幅は、切り欠き部4と弾
性部材6の長方形状部分6eとにより形成された切り込
み15から糸巻溝2内に導入され、糸巻溝2の底部に至
る釣糸が凹部14内に収まる寸法となるように設計する
必要がある。
と弾性部材6の長方形状部分6eとにより形成される切
り込み15に釣糸を入れ込み、釣糸を糸巻溝2内に導入
するための釣糸導入用の傾斜面16が形成されている。
第2のフランジ部3bには、第1のフランジ部3aの釣
糸導入用の傾斜面16と対向して釣糸導出用の傾斜面1
7が形成されている。この釣糸導出用の傾斜面17は、
複数個の釣糸用糸巻1に連続して平行巻きを行う際に、
巻き終わった釣糸用糸巻1から隣接する釣糸用糸巻1の
糸巻溝2内に釣糸を導出するためのものである。
ランジ部3bと同一平面に鏡板9が設けられており、鏡
板9の中央には巻軸(図示せず)を挿通するための円筒
状の軸穴10が形成されている。軸穴10は、この軸穴
10と釣糸用糸巻1の内周面との間に介在する複数の補
強板18によって補強されている。軸穴10の外周部に
は、その長手方向に沿って軸穴10に連続した凹溝19
が形成されている。そして、釣糸用糸巻1の軸穴10に
巻軸を挿通する際に、巻軸の長手方向に沿って形成され
た凸条を凹溝19に入れ込むことにより、釣糸用糸巻1
を巻軸上で固定することができる。
を用いて平行巻きを行う場合について説明する。まず、
巻軸の凸条を釣糸用糸巻1の凹溝19に入れ込んだ状態
で、釣糸用糸巻1の軸穴10を巻軸に挿通し、複数個の
釣糸用糸巻1を巻軸上に固定する。
回転させて、釣糸用糸巻1を矢印の方向に回転させなが
ら、釣糸8を釣糸用糸巻1の第1のフランジ部3aに導
く。第1のフランジ部3aに導かれた釣糸8は、この第
1のフランジ部3aに形成された釣糸導入用の傾斜面1
6を滑って、切り欠き部4の側壁と弾性部材6の長方形
状部分6eとによって形成された切り込み15に入り込
み、糸巻溝2内に導入される(図4(a)、図4
(b))。
平行に張れば、釣糸用糸巻1の回転に伴って、釣糸8
は、切り欠き部4と弾性部材6の長方形状部分6eとに
より形成された凹部14を通過した後、糸巻溝2の底部
の一方の端から第1のフランジ部3aに対して平行に巻
かれていく(図4(b))。
れた後、糸巻溝2の端部に沿って巻かれていくまでの
間、釣糸8は第1のフランジ部3aの糸巻溝2側の面よ
りも凹んだ凹部14内に位置することとなるので、釣糸
8を糸巻溝2に平行に巻いていく際に、この部分が邪魔
になることはない。このため、釣糸8の全体を糸巻溝2
の一方の端から他方の端にわたって平行に巻いていくこ
とができる(図4(c))。すなわち、従来のように糸
巻溝2の端部に釣糸が巻かれていない空隙部分が生じる
ことはない。その結果、平行に巻かれた釣糸の状態が崩
れてしまうことはない。また、釣糸8の巻き始めの端部
を、切り込み15に係止しておくことができるので、釣
糸用糸巻1に巻かれた釣糸8をハリス用に少しずつ切断
して使用していく段階で、釣糸8が釣糸用糸巻1から解
けてしまうことがなく、釣糸8を最後まで釣糸用糸巻1
に保持しておくことができる。
巻1に巻き終えたら、釣糸8は第2のフランジ部3bに
形成された釣糸導出用の傾斜面17と隣接する別の釣糸
用糸巻1の釣糸導入用の傾斜面16を滑って、隣接する
別の釣糸用糸巻1の第1のフランジ部3aに形成された
切り欠き部4の側壁と弾性部材6の長方形状部分6eと
により形成された切り込み15内に入り込み、糸巻溝2
内に導入されて上記と同様の平行巻きが行われる。
ら、隣接する釣糸用糸巻1間の釣糸8を切断する。そし
て、釣糸8の巻き始めの端部を、切り込み15の最下位
置までずらし、さらに弾性部材6の円形状部分6fと凹
所13との間に巻き込んだ状態で係止する。また、釣糸
8の巻き終わりの端部を、弾性部材6の長方形状部分6
eに形成された係止用切り込み7に係止する。
ンジ部3aに形成した切り欠き部4と、切り欠き部4よ
り厚みの薄い弾性部材6の長方形状部分6eとによっ
て、第1のフランジ部3aの糸巻溝2側の面よりも凹ん
だ状態の凹部14を形成しているが、必ずしもこの構成
に限定されるものではなく、第1のフランジ部3aの糸
巻溝2側の面を直接加工することによって凹部を形成し
てもよい。この場合、凹部の段差部に切り込みを入れる
必要がある。
6の長方形状部分6eに係止用切り込み7を形成し、こ
の係止用切り込み7に釣糸の巻き終わりの端部を係止し
ておくようにされているが、必ずしも係止用切り込み7
を形成する必要はなく、切り欠き部4の側壁と弾性部材
6の長方形状部分6eとにより形成された切り込み15
に係止させるようにしてもよい。このことは、第1のフ
ランジ部3aの糸巻溝2側の面を直接加工することによ
って凹部を形成した場合についても言えることである。
6の長方形状部分6eの糸巻溝2側の面を第1のフラン
ジ部3aの糸巻溝2側の面よりも釣糸8の直径分だけ凹
んだ状態となるようにしているが、必ずしもこの構成に
限定されるものではなく、弾性部材6の長方形状部分6
eの糸巻溝2側の面は第1のフランジ部3aの糸巻溝2
側の面より凹んでいればよい。このことは、第1のフラ
ンジ部3aの糸巻溝2側の面を直接加工することによっ
て凹部を形成した場合についても言えることである。
巻かれた釣糸の端部を係止しておくための係止部を弾性
部材6の長方形状部分6eと一体に形成しているが(弾
性部材6の円形状部分6f)、必ずしもこの構成に限定
されるものではなく、弾性部材6とは別個に設けてもよ
い。
用糸巻の構成によれば、釣糸が切り込みから糸巻溝内に
導入された後、糸巻溝の端部に沿って巻かれていくまで
の間、釣糸は第1のフランジ部の糸巻溝側の面よりも凹
んだ凹部内に位置することとなるので、釣糸を糸巻溝に
平行に巻いていく際に、この部分が邪魔になることはな
い。このため、釣糸の全体を糸巻溝の一方の端から他方
の端にわたって平行に巻いていくことができる。すなわ
ち、従来のように糸巻溝の端部に釣糸が巻かれていない
空隙部分が生じることはない。その結果、平行に巻かれ
た釣糸の状態が崩れてしまうことはない。また、釣糸の
巻き始めの端部を、凹部の段差部に形成された切り込み
に係止しておくことができるので、釣糸用糸巻に巻かれ
た釣糸をハリス用に少しずつ切断して使用していく段階
で、釣糸が釣糸用糸巻から解けてしまうことがなく、釣
糸を最後まで釣糸用糸巻に保持しておくことができる。
分解斜視図である。
部材を装着した状態を示す斜視図である。
溝側から見た部分斜視図である。
て平行巻きを行う場合の行程図である。
る。
を行う場合の釣糸の巻き始めの部分を示す部分斜視図で
ある。
巻に巻かれた釣糸の状態を示す部分斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 外周に糸巻溝を形成するように設けられ
た第1及び第2のフランジ部を有する釣糸用糸巻であっ
て、前記第1のフランジ部の前記糸巻溝側の面に、前記
糸巻溝の底部にわたって所定の幅を有する凹部が形成さ
れ、かつ、前記凹部の少なくとも一方の段差部に切り込
みが形成されていることを特徴とする釣糸用糸巻。 - 【請求項2】 第1のフランジ部に糸巻溝の底部にわた
って所定の幅を有する長方形状の切り欠き部が形成さ
れ、かつ、前記切り欠き部に長方形状の弾性部材が装着
され、前記弾性部材の前記糸巻溝側の面が前記第1のフ
ランジ部の前記糸巻溝側の面よりも凹んだ状態にある請
求項1に記載の釣糸用糸巻。 - 【請求項3】 第1のフランジ部側の面に、糸巻溝に巻
かれた釣糸の端部を係止しておくための係止部が設けら
れた請求項1又は2に記載の釣糸用糸巻。 - 【請求項4】 第1のフランジ部に、切り込みに隣接し
て釣糸導入用の傾斜面が形成された請求項1に記載の釣
糸用糸巻。 - 【請求項5】 第2のフランジ部に、釣糸導入用の傾斜
面に対向して釣糸導出用の傾斜面が形成された請求項1
に記載の釣糸用糸巻。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33251196A JP3672686B2 (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 釣糸用糸巻 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33251196A JP3672686B2 (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 釣糸用糸巻 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165068A true JPH10165068A (ja) | 1998-06-23 |
JP3672686B2 JP3672686B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=18255756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33251196A Expired - Lifetime JP3672686B2 (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 釣糸用糸巻 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3672686B2 (ja) |
Cited By (6)
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- 1996-12-12 JP JP33251196A patent/JP3672686B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
JP3672686B2 (ja) | 2005-07-20 |
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