JPH1016485A - 複合筆記具 - Google Patents

複合筆記具

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JPH1016485A
JPH1016485A JP8167367A JP16736796A JPH1016485A JP H1016485 A JPH1016485 A JP H1016485A JP 8167367 A JP8167367 A JP 8167367A JP 16736796 A JP16736796 A JP 16736796A JP H1016485 A JPH1016485 A JP H1016485A
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JP
Japan
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rear cylinder
cylinder
peripheral surface
writing instrument
cam body
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JP8167367A
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Inventor
Yoshio Noguchi
芳男 野口
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Kotobuki and Co Ltd
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Kotobuki and Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/10Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for selecting, projecting and locking several writing units
    • B43K24/14Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for selecting, projecting and locking several writing units operated by turning means
    • B43K24/146Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for selecting, projecting and locking several writing units operated by turning means with cam control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/10Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for selecting, projecting and locking several writing units
    • B43K24/16Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for selecting, projecting and locking several writing units operated by push-buttons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K27/00Multiple-point writing implements, e.g. multicolour; Combinations of writing implements
    • B43K27/003Multiple-point writing implements, e.g. multicolour; Combinations of writing implements only one holder being used either for the pencil or the pen

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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 別体部品からなるカム本体と後筒とを有する
複合筆記具において、簡単にカム本体を後筒の内周面に
組み付けて固定することができる複合筆記具とする。 【解決手段】 先筒12と、先筒12に連結され複数の
筆記軸体20を誘導するガイド溝14bを備えた保持体
14と、ガイド溝14bに摺動可能に取り付けられ、且
つそれぞれの筆記軸体20に連結される複数のスライダ
22と、保持体14の少なくとも後部を包囲する後筒1
6と、前記複数のスライダ22を軸方向前方に突出した
状態と軸方向後方に退出した状態とに保持するカム本体
18と、を備える。後筒16の周面には係合孔16aが
形成されると共に、カム本体18の外周面には弾性変位
可能な凸部18aが設けられ、凸部18aが後筒16の
係合孔16aに係合することによりカム本体18が後筒
16の内周面に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後筒を先筒に対し
て回転させることにより複数の筆記軸体から選択した筆
記軸体を先筒より突出させる複合筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複合筆記具としては、例
えば、特開平3−126598号に記載されたものがあ
る。即ち、この複合筆記具は、先筒と、先筒に連結され
複数の筆記軸体を誘導する誘導路を備えた保持体と、該
保持体に係止され、該誘導路内の少なくとも一部を摺動
可能で且つそれぞれの筆記軸体に連結される複数のスラ
イダと、保持体の少なくとも後部を包囲する後筒と、後
筒の内周面に固定され、前記複数のスライダを軸方向前
方に突出した状態と軸方向後方に退出した状態とに保持
するカム本体とを備えている。カム本体と後筒とは、成
形により一体部品から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カム本
体と後筒とを別の材料で形成したい場合や、カム本体の
形状によって一体成形を行うことが困難な場合等には、
カム本体と後筒とを別体部品で構成する必要があり、別
体部品で構成した場合、カム本体を何らかの方法で後筒
の内周面に固定しなければならない。
【0004】その固定方法としては、カム本体を後筒の
所定の位置にセットした後、ピンを後筒の外側から打ち
込み、カシメによって固定することも考えられるが、そ
の組み付け作業が困難であり、熟練が必要であるという
問題がある。本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、別体部品からなるカム本体と後筒とを有する複合
筆記具において、簡単にカム本体を後筒の内周面に組み
付けて固定することができる複合筆記具を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、先筒と、先筒
に連結され複数の筆記軸体を誘導する誘導路を備えた保
持体と、該誘導路に摺動可能に取り付けられ、且つそれ
ぞれの筆記軸体に連結される複数のスライダと、保持体
の少なくとも後部を包囲する後筒と、後筒の内周面に固
定され、前記複数のスライダを軸方向前方に突出した状
態と軸方向後方に退出した状態とに保持するカム本体と
を備え、前記後筒を先筒に対して回転させることにより
複数の筆記軸体から選択した筆記軸体を先筒より突出さ
せる複合筆記具において、前記後筒の周面に係合孔が形
成されると共に、前記カム本体の外周面に弾性変位可能
な凸部が設けられ、該凸部が前記後筒の係合孔に係合す
ることにより前記カム本体が前記後筒の内周面に固定さ
れる、ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記カム本体の前記凸部の近傍には
スリットが設けられて前記凸部を弾性変位可能ならしめ
ている、ことを特徴とする。また、請求項3記載の発明
は、請求項1または2記載のものにおいて、前記カム本
体の外周面には、前記凸部から軸方向前方へ伸びる溝が
形成されており、前記後筒の周面には径方向内方へ突出
し該溝に嵌入されるリブが前記係合孔より軸方向前方に
形成されている、ことを特徴とする。
【0007】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載のものにおいて、前記係合孔及び前
記凸部は、後筒の外周面に沿って軸方向に伸びるクリッ
プの裏側に配置されることを特徴とする。また、請求項
5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のもの
において、前記カム本体の内周面には、前記保持体の一
部に当接して前記後筒の先筒に対する所定角度以上の回
転を規制するストッパが形成されることを特徴とする。
【0008】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
5のいずれかに記載のものにおいて、前記後筒は前記先
筒に対してノックされて軸方向に相対移動可能であり、
前記後筒がノックされて軸方向に前進したときに前記保
持体の誘導路に進入して前記先筒に対する後筒の回転を
阻止する第2ストッパが前記カム本体の内周面に形成さ
れていることを特徴とする。
【0009】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載のものにおいて、前記第2ストッパは、すべてのスラ
イダが軸方向に退出した状態で前記後筒が前記先筒に対
してノックされたときに、保持体に当接してノックを阻
止することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明にかかる複合筆記具の
実施の形態を表す縦断面図(一部半断面図を含む)であ
り、図2は一部の部品の要部拡大断面図、図3は一部の
部品の要部分解平面図である。図において、複合筆記具
10は、先筒12と、先筒12の内周面後端に形成され
た雌ネジ部12aに着脱可能に螺着される雄ネジ部14
aを有する保持体14と、保持体14の後部を包囲する
後筒16と、後筒16の内周面に固定されるカム本体1
8とを備える。
【0011】保持体14は、周方向に等間隔に離間して
形成された複数個、例えば3個のガイド溝14b(誘導
路)を有しており、各ガイド溝14bに筆記軸体20の
後部が挿通しており、筆記軸体20は、ガイド溝14b
によって誘導されて軸方向前後動することが可能であ
る。筆記軸体20としては、ボールペン用筆記軸体、シ
ャープペンシル用筆記軸体が用いられる。一例として、
黒、赤色のボールペン用筆記軸体と1本のシャープペン
シル用筆記軸体を組み合わせることができる。各ガイド
溝14bには、スライダ22が摺動可能に取り付けられ
ており、スライダ22は、スライダ22と保持体14の
中央ストッパ部14fとの間に介挿されたバネである弾
性体24によって後方へ付勢されている。また、スライ
ダ22の前部突部22aが筆記軸体20内に嵌入され
て、着脱可能に筆記軸体20がスライダ22に連結され
ている。尚、図1では、1組のスライダ22、筆記軸体
20及びガイド溝14bは後方に隠れている。
【0012】本例では、先筒12及び後筒16は、金属
製であり、金属製の後筒16の内周面には、合成樹脂製
のカム本体18が固定されている。即ち、図2及び図3
に示したように、後筒16の後部周面には係合孔16a
が形成されており、一方のカム本体18の後部外周面に
は該係合孔16aに係合する凸部18aが設けられる。
また、カム本体18には、凸部18aに連なり軸方向前
方へ伸びる溝18bが形成されており、後筒16の後部
周面には、溝18bに嵌入するリブ16bが径方向内方
に突出している。さらに、カム本体18の後端部には、
カム本体18の凸部18aから周方向にそれぞれ90度
離れた位置にカム本体18の後端から伸びるスリット1
8c、18cが形成されており、このスリット18c、
18cによって凸部18aが径方向に弾性変位すること
を可能にしている。また、カム本体18の後部内周面に
は尾栓26を螺着するための雌ネジ部18dが形成され
ている。
【0013】カム本体18の前端面は、前記スライダ2
2を弾性体24の付勢力に抗して軸方向前方に突出した
状態に保持する係止部18eと、スライダ22を弾性体
24の付勢力に抗してまたは付勢力によって軸方向に出
没させる傾斜部18f、18fと、退出した状態とに保
持する退出部18gと、を有するカム面となっている。
【0014】このカム本体18を後筒16に固定させる
には、図3及び図4に示したように、溝18bと係合孔
16aとを周方向に整合させた状態でカム本体18を後
筒16に後方から挿入する。後筒16のリブ16bがカ
ム本体18の溝18b中に嵌入するので、溝18bはリ
ブ16bによって誘導される(図4(b))と共に、凸
部18aがその弾性を利用して径方向に内方に撓みなが
ら後筒16の後端をくぐり抜けて、係合孔16aに係合
される。溝18b及びリブ16bがカム本体18の移動
を誘導するので、周方向位置がずれることなく、また、
凸部18aの前部に設けられたテーパー面18a2によ
って凸部18aは後筒16内に挿入され易くなってお
り、非常に簡単な操作でカム本体18を後筒16に固定
することができる。ひとたび係合孔16aに凸部18a
が係合された後は、凸部18aの垂直な後面18a1
係合孔16aの後端面に当接するので、凸部18aが係
合孔16aから後方へ抜け落ちることはない。同時に凸
部18aのテーパー面18a 2より前方に設けられた垂
直な前面18a3が係合孔16aの前端面(リブ16b
の後端面)に当接するので、カム本体18が後筒16の
前方へ抜け落ちることも防止される。カム本体18を後
筒16に対して固定した後、何らかの理由でカム本体1
8を外す必要が生じた場合には、専用治具等により凸部
18aを内径方向へ押しつけ、さらに後方へ押すことに
より、カム本体18は後筒16より脱着される。
【0015】カム本体18の前記雌ネジ部18dには尾
栓26が螺着される。この尾栓26は、丁度凸部18a
の形成された部分の内側に位置するために、この尾栓2
6によっても、凸部18aが内径方向へ移動することが
阻止され、従って、カム本体18は後筒16から抜け落
ちることはない。カム本体18と尾栓26との間にはク
リップ28の一端が挟持される。クリップ28は該一端
から、後筒16の外周面に沿って係合孔16aの真上を
通って軸方向に伸びる。従って、凸部18a、係合孔1
6a及びリブ16bがクリップ28の裏側に配置されて
隠されるため、見栄えを悪化させることはない。
【0016】カム本体18の内周面には環状段部18h
が形成されており、保持体14の後部に形成された3本
のイカリ状部14cが係止される。図5に示したよう
に、カム本体18の内周面にはさらに、環状段部18h
よりも前側に周方向に等間隔に離間して突出した3個の
ストッパ18i、18i、18jが形成されている。1
つのストッパ18jは軸方向に長く伸び、保持体14の
ガイド溝14bとガイド溝14bとの間に形成される肩
部の一つ14dに当接可能である。一方、ガイド溝14
bとガイド溝14bとの間に形成される肩部14d以外
の肩部14e、14eは肩部14dよりも内方に引き込
んでおり、ストッパ18jと当接することはない(図6
参照)。また、筆記軸体20の1つが軸方向に突出して
いるとき、即ち、1つのスライダ22がカム本体18の
係止部18eに係止されている状態にあるときは、スト
ッパ18j及びストッパ18i、18iと各ガイド溝1
4bは周方向位置が一致しており、ストッパ18j及び
ストッパ18i、18iは後筒16が先筒12及び保持
体14に対してノックされたときに、保持体14のガイ
ド溝14bに進入する。逆に、すべてのスライダ22及
びこれに連結された筆記軸体20が軸方向に退出した状
態にあるときには、ストッパ18j及びストッパ18
i、18iは肩部14d、14e、14eと周方向位置
が一致しており、後筒16を先筒12に対してノックし
ようとすると、ストッパ18j及びストッパ18i、1
8iのいずれか一つが肩部14dに当接する。
【0017】以上のように構成された複合筆記具10に
おいて、後筒16を先筒12に対して回転させることに
より、後筒16に固定されたカム本体18が先筒12に
対して回転し、カム本体18の傾斜部18fに誘導され
て一つのスライダ22が係止部18eに係止されると、
スライダ22及びこのスライダ22に連結された筆記軸
体20が先筒12から突出した状態で保持され、筆記に
供される。この筆記軸体20を収納したい場合には、さ
らに後筒16を先筒12に対して回転させて係止部18
eからスライダ22を外し、弾性体24の付勢力によっ
て傾斜部18fまたは退出部18gにスライダ22を移
動させることにより、スライダ22が退出した状態に保
持される。この先筒12に対する後筒16の回転を12
0度ずつ行う毎に順番にスライダ22が突出し、先筒1
2から突出する筆記軸体20を交換することができる。
先筒12に対する後筒16の回転は、前記肩部14dに
ストッパ18jが当接するまで行うことができる。この
ストッパ18jによって後筒16と先筒12との間の相
対回転角度範囲が240度の範囲に規制される。
【0018】筆記軸体20がシャープペンシル用筆記軸
体であるときには、後筒16を先筒12に対してノック
すると、後筒16に固定されたカム本体18がスライダ
22及び筆記軸体20を前進させ、シャープペンシル用
筆記軸体に内蔵された公知の芯送り出し機構により、芯
が所定量繰り出される。この後筒16を先筒12に対し
てノックすると、ストッパ18j及びストッパ18i、
18iは、保持体14のガイド溝14bに進入するの
で、ここからさらに、先筒12に対して後筒16を回転
させようとしても、ストッパ18j及びストッパ18
i、18iのいずれか一つが前記一つの肩部14dに当
接し、この回転を阻止する。こうして、後筒16ノック
時には後筒16は先筒12に対して相対回転できないよ
うにして、使用者の誤動作を防止している。
【0019】さらに、すべてのスライダ22及びこれに
連結された筆記軸体20が軸方向に退出した状態にある
ときに、後筒16を先筒12に対してノックしようとす
ると、ストッパ18j及びストッパ18i、18iは、
肩部14d、14e、14eと周方向が一致しているの
で、ストッパ18i、18iのいずれか一つが肩部14
dの後面に当接し、このノックを阻止する。こうして、
使用者の誤操作または誤作動により筆記軸体20の収納
時にノック動作が行われることを防止している。
【0020】尚、カム本体18のスリット18c、18
cは、雌ネジ部18dに形成されているため、カム本体
18の成形時、雌ネジ部18dに嵌合されたコアピンを
引き抜く際に、コアピンを雌ネジ部18dのネジ溝に沿
って螺旋回転させる必要はなく、スリット18c、18
cによって生ずるカム本体18の弾性を利用して、コア
ピンを直線的に引き抜くことができる。従って、成形作
業が短時間ですみ、作業を効率化することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、弾性変位可能な凸部を撓ませながら、カム
本体を後筒の後方から挿入して、後筒の係合孔に凸部を
係合させることにより、カム本体が後筒の内面に固定さ
れるので、簡単にカム本体の後筒への取付作業を行うこ
とができる。これにより、後筒とカム本体が別体部品で
あっても、一体部品と同じように作用させることが可能
になる。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、カム
本体にスリットを設ける簡単な構成で、前記カム本体の
凸部に弾性を持たせることができる。また、請求項3記
載の発明によれば、後筒に形成されたリブにカム本体に
形成された溝を嵌入させながらカム本体の挿入作業が行
えるので、該溝とリブによってカム本体の移動が誘導さ
れ、周方向位置がずれることなく凸部を係合孔に係合さ
せることができる。
【0023】また、請求項4記載の発明によれば、凸部
及び係合孔がクリップの裏側に配置されて隠されるた
め、凸部、係合孔があっても見栄えを悪化させることが
ない。また、請求項5記載の発明によれば、ストッパに
よって後筒の先筒に対する所定角度以上の回転を規制す
ることができる。ストッパは、カム本体と一体に形成さ
れるので、別途ストッパのための部品を用意する必要は
ない。
【0024】また、請求項6記載の発明によれば、第2
ストッパによって後筒がノックされたときに後筒が先筒
に対して回転できないようにして、使用者の誤操作を防
止することができる。また、請求項7記載の発明によれ
ば、第2ストッパによって、すべてのスライダが軸方向
に退出した状態即ちすべての筆記軸体が収納されている
状態のときに後筒が先筒に対してノックできないように
して、使用者の誤操作、誤作動を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複合筆記具の実施の形態を表す
縦断面図(一部半断面図を含む)である。
【図2】図1のカム本体及び後筒の要部拡大断面図であ
る。
【図3】図1のカム本体及び後筒の要部分解平面図であ
る。
【図4】(a)、(b)、(c)は、本発明のカム本体
を後筒に固定する作業手順を示す図である。
【図5】図2中5−5線に沿ってみたカム本体のみの断
面図である。
【図6】図3中6−6線に沿ってみたカム本体及び保持
体のみの断面図である。
【符号の説明】
10 複合筆記具 12 先筒 14 保持体 14b ガイド溝(誘導路) 16 後筒 16a 係合孔 16b リブ 18 カム本体 18a 凸部 18b 溝 18c スリット 18i、18i,18j ストッパ(第1ストッパ、第
2ストッパ) 20 筆記軸体 22 スライダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先筒と、先筒に連結され複数の筆記軸体
    を誘導する誘導路を備えた保持体と、該誘導路に摺動可
    能に取り付けられ、且つそれぞれの筆記軸体に連結され
    る複数のスライダと、保持体の少なくとも後部を包囲す
    る後筒と、後筒の内周面に固定され、前記複数のスライ
    ダを軸方向前方に突出した状態と軸方向後方に退出した
    状態とに保持するカム本体とを備え、前記後筒を先筒に
    対して回転させることにより複数の筆記軸体から選択し
    た筆記軸体を先筒より突出させる複合筆記具において、 前記後筒の周面に係合孔が形成されると共に、前記カム
    本体の外周面に弾性変位可能な凸部が設けられ、該凸部
    が前記後筒の係合孔に係合することにより前記カム本体
    が前記後筒の内周面に固定される、ことを特徴とする複
    合筆記具。
  2. 【請求項2】 前記カム本体の前記凸部の近傍にはスリ
    ットが設けられて前記凸部を弾性変位可能ならしめてい
    る、ことを特徴とする請求項1記載の複合筆記具。
  3. 【請求項3】 前記カム本体の外周面には、前記凸部か
    ら軸方向前方へ伸びる溝が形成されており、前記後筒の
    周面には径方向内方へ突出し該溝に嵌入されるリブが前
    記係合孔より軸方向前方に形成されている、ことを特徴
    とする請求項1または2記載の複合筆記具。
  4. 【請求項4】 前記係合孔及び前記凸部は、後筒の外周
    面に沿って軸方向に伸びるクリップの裏側に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複合
    筆記具。
  5. 【請求項5】 前記カム本体の内周面には、前記保持体
    の一部に当接して前記後筒の先筒に対する所定角度以上
    の回転を規制するストッパが形成されることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の複合筆記具。
  6. 【請求項6】 前記後筒は前記先筒に対してノックされ
    て軸方向に相対移動可能であり、前記後筒がノックされ
    て軸方向に前進したときに前記保持体の誘導路に進入し
    て前記先筒に対する後筒の回転を阻止する第2ストッパ
    が前記カム本体の内周面に形成されていることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の複合筆記具。
  7. 【請求項7】 前記第2ストッパは、すべてのスライダ
    が軸方向に退出した状態で前記後筒が前記先筒に対して
    ノックされたときに、保持体に当接してノックを阻止す
    ることを特徴とする請求項6記載の複合筆記具。
JP8167367A 1996-06-27 1996-06-27 複合筆記具 Pending JPH1016485A (ja)

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JP8167367A JPH1016485A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 複合筆記具
TW086207289U TW338380U (en) 1996-06-27 1997-05-07 Compound writing implement
KR2019970011271U KR980001343U (ko) 1996-06-27 1997-05-20 복합 필기구
CN97217924U CN2294851Y (zh) 1996-06-27 1997-06-19 复合笔具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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