JPH10164623A - コンバージェンス測定装置 - Google Patents

コンバージェンス測定装置

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JPH10164623A
JPH10164623A JP8320316A JP32031696A JPH10164623A JP H10164623 A JPH10164623 A JP H10164623A JP 8320316 A JP8320316 A JP 8320316A JP 32031696 A JP32031696 A JP 32031696A JP H10164623 A JPH10164623 A JP H10164623A
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JP
Japan
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linear sensor
measured
convergence
signal
measuring device
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JP8320316A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Yokoi
義光 横井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セッティングが容易で、容易に高精度の測定
ができるようにする。 【解決手段】 ピックアップ装置3の内部にはレンズ4
によって被測定管面の画像の焦点が結ばれる位置にリニ
アセンサ5が設けられる。このリニアセンサ5からの検
出信号がアナログ信号処理回路6に供給され、処理され
た検出信号がA/D変換回路7を通じてメモリ(S−R
AM)8に書き込まれる。このメモリ8に書き込まれた
信号がインターフェイス(I/F)回路9を通じてパー
ソナルコンピュータ11の演算処理装置12に供給され
る。またこのパーソナルコンピュータ11には信号発生
装置13が設けられ、各種の測定に用いられる画像信号
が発生されてカラー陰極線管2(被測定管面)に供給さ
れる。さらにこのパーソナルコンピュータ11には表示
装置14が設けられ、上述の演算処理装置12で演算処
理された各種の測定結果を表す表示信号の表示が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高解像度の
コンピュータディスプレイ装置に対して、コンバージェ
ンスの調整を行う際などに使用して好適なコンバージェ
ンス測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば高解像度のコンピュータディスプ
レイ装置として、17〜20インチクラスの大きさで、
解像度で1280ドット×1024ラインの装置が主流
になりつつある。さらに例えば22〜24インチクラス
の大きさでは、解像度で1600ドット×1200ライ
ンの装置の要求が高まっている。一方、蛍光体ピッチに
おいても、現在主流の0.31ミリピッチから、0.2
6ミリのファインピッチの高精細陰極線管が要求されて
いる。
【0003】このような高解像度のコンピュータディス
プレイ装置においては、特にコンバージェンスの調整に
おいて高い精度が要求される。そこでこのような調整を
行うためのコンバージェンスを測定する手段として、従
来は、例えばビデオカメラを用いてディスプレイ装置の
管面を撮像し、その撮像信号を解析して測定する方法が
実施されていた。
【0004】しかしながらこのようなビデオカメラを用
いる方法では、 光学的なセッティングが難しく全測定に要する時間
が長く掛かる。 画像処理のためのメモリボード等が必要で装置価格
が高価になる。 一般にビデオカメラの画素が粗いため高精度の測定
が困難である。 などの問題が生じるものであった。
【0005】また、特にこのようなコンバージェンスの
測定を、例えばすでに設置されているディスプレイ装置
に対してサービスマン等が出向いて行うことは、上述の
ような方法では、測定のための装置の機材(ビデオカメ
ラ等)が大掛かりになって、容易に実施できるものでは
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の装置では、セッティングが難しく測定に
時間が掛かり、また装置価格が高価であり、さらに高精
度の測定が困難であって、特にサービスマン等が出向い
て測定を行うには不適当であったというものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、リニアセンサを用いて被測定管面の画像を検出する
と共に、このリニアセンサで検出された信号から被測定
管面のコンバージェンスの測定を行うようにしたもので
あって、これによれば、極めて簡単な構成で、容易に高
精度のコンバージェンスの測定を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、レンズ及びリ
ニアセンサからなるピックアップ装置と、被測定管面に
少なくとも水平及び垂直の輝線を表示する信号発生手段
と、リニアセンサで検出された信号を処理する演算手段
とを有し、リニアセンサを被測定管面の水平及び垂直に
対して45度に配置し、リニアセンサで検出された信号
から被測定管面のコンバージェンスの測定値を求めてな
るものである。
【0009】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明を適用したコンバージェンス測定装置
の一例の構成を示すブロック図である。
【0010】この図1において、例えばコンピュータデ
ィスプレイ装置1に設けられたカラー陰極線管2の被測
定管面に対して、ピックアップ装置3のレンズ4の設け
られた開口が押し付けられる。またこのピックアップ装
置3の内部には、レンズ4によって被測定管面の画像の
焦点が結ばれる位置にリニアセンサ5が設けられる。そ
してこのリニアセンサ5からの検出信号がアナログ信号
処理回路6に供給される。
【0011】さらに、このアナログ信号処理回路6で処
理された検出信号がA/D変換回路7に供給され、ディ
ジタル変換された検出信号がメモリ(S−RAM)8に
書き込まれる。そしてこのメモリ8に書き込まれた信号
がインターフェイス(I/F)回路9を通じてピックア
ップ装置3の外部に取り出される。なお、これらのアナ
ログ信号処理回路6〜インターフェイス回路9の動作は
制御回路10によって制御される。
【0012】また、このピックアップ装置3のインター
フェイス9には、例えばパーソナルコンピュータ11が
接続される。そして上述のメモリ8に書き込まれた信号
がインターフェイス9を通じてパーソナルコンピュータ
11の演算処理装置12に供給されて、後述する各種の
信号の演算処理が行われる。
【0013】さらにこのパーソナルコンピュータ11に
は信号発生装置13が設けられる。そしてこの信号発生
装置13では演算処理装置12との通信によって、後述
する各種の測定に用いられる画像信号が発生され、この
画像信号が上述のコンピュータディスプレイ装置1のカ
ラー陰極線管2に供給される。
【0014】またこのパーソナルコンピュータ11には
内蔵若しくは外付けの表示装置14が設けられる。そし
て上述の演算処理装置12で例えば演算処理された各種
の測定結果を図形及び数値で表す表示信号が形成され、
この表示信号が表示装置14に供給されて、後述する各
種の測定結果の表示が行われる。
【0015】さらに図2には、上述のピックアップ装置
3の具体的な構成を示す。この図2において、ピックア
ップ装置3は外ケース20によって形成され、この外ケ
ース20の一端が突出されてレンズ4の設けられる開口
が形成される。そして上述のレンズ4は、例えばファイ
バーレンズ(Selfoc Lens Array)によって形成され、
開口の前面の映像光を内部のリニアセンサ5に導くよう
に構成されている。
【0016】またリニアセンサ5には、各原色ごとに例
えば2700ドット(画素)の受光部を有するラインC
CDが設けられており、このリニアセンサ5が例えば中
ケース21の端部に設けられている。さらに中ケース2
1の内部には、上述のアナログ信号処理回路6〜インタ
ーフェイス回路9及び制御回路10等の回路基板(図示
せず)が設けられている。
【0017】そしてこのピックアップ装置3において、
上述の中ケース21をレンズ4に対して前後(図面左
右)に移動する調整手段22が設けられる。すなわちこ
の調整手段22は、例えばピックアップ装置3の外ケー
ス20の側面に突出されるダイヤル23と、中ケース2
1の側面に設けられるギア24とによって構成され、ダ
イヤル23を回転させることによってギア24と一体の
中ケース21が左右に移動されるものである。
【0018】さらにこのピックアップ装置3の外ケース
20の側面には、スタート釦25が設けられる。そして
このスタート釦25が押されると、例えば信号が上述の
制御回路10に供給されてピックアップ装置3の内部の
動作が開始されると共に、この信号が上述のインターフ
ェイス回路9から、例えば外部コネクタ26とケーブル
27を通じてパーソナルコンピュータ11に供給され
て、測定動作が開始されるように成されている。
【0019】また図3には、上述のピックアップ装置3
をコンピュータディスプレイ装置1の被測定管面に対し
て所定の角度で配置するための支持具31の具体例が示
されている。すなわち、上述のピックアップ装置3のリ
ニアセンサ5でコンバージェンスの測定を行う場合に
は、例えば図4に示すように被測定管面41に表示され
る水平輝線h及び垂直輝線vに対して、いずれも45度
の角度になるようにピックアップ装置3のリニアセンサ
5を配置して測定を行うものである。
【0020】そこで図3の支持具31においては、互い
に90度の角度を成す2つの端面32、33が設けられ
ると共に、この端面32、33の間でいずれも45度の
角度になるようにピックアップ装置3のレンズ4が嵌合
される開口部34が設けられる。さらに支持具31の下
面には4つの脚部35〜38と、上面には張り出し部3
9が設けられている。
【0021】従ってこの支持具31をピックアップ装置
3のレンズ4に取り付け、上述の図4に示すように、こ
の支持具31の端面32、33のいずれかを被測定管面
41のベズル42の縁に押しつけることによって、この
ピックアップ装置3のリニアセンサ5を水平輝線h及び
垂直輝線vに対していずれも45度の角度になるように
配置することができる。これによって、コンバージェン
スの調整で重要なa〜d等の被測定管面41の周辺部の
測定を容易に行うことができるものである。
【0022】なお上述の実施例において、支持具31の
下面には4つの脚部35〜38を設けることによって、
被測定管面41に接する部分を安定にして変動の少ない
測定を行うことができる。また上述の実施例において、
支持具31の上面の張り出し部39は、例えば被測定管
面41の大きさや形状によってそれぞれ最適のものが用
意される。従ってこれらの支持具31を交換することに
よって、それぞれ測定を良好に行うことができるもので
ある。
【0023】そしてこのようなコンバージェンス測定装
置を用いて、実際の測定は以下のようにして行われる。
すなわち図5は測定の手順を示すフローチャートであ
る。
【0024】この図5において、例えば上述のピックア
ップ装置3のスタート釦25が押されると動作がスター
トされる。そしてステップ〔1〕でパーソナルコンピュ
ータ11の信号発生装置13から被測定管面41の全面
を白色にする全白の画像信号が発生され、この全白信号
がコンピュータディスプレイ装置1のカラー陰極線管2
に供給される。
【0025】次にステップ〔2〕でリニアセンサ5の出
力が検出され、この検出信号が例えば図6に示すように
結果表示画面の水平出力の表示部61に表示される。す
なわちこの場合に図6の表示部61にはリニアセンサ5
で検出された各ビットの信号レベルが表示される。そし
て各信号は各蛍光体の間隔に従ってレベルが変化されて
いるものである。
【0026】すなわちこの場合に、レンズ4によって結
ばれる被測定管面41の映像光の焦点がリニアセンサ5
上からずれていると、この表示部61に表示される出力
の変化がなだらかになるものである。そこでステップ
〔3〕においてこの表示部61に表示される出力の変化
が急峻になるように、上述の調整手段22を用いてレン
ズ4及びリニアセンサ5間の焦点調整が行われる。
【0027】さらにステップ〔4〕で焦点調整が終了し
たか否か判断される。ここでこの判断は、例えば焦点調
整の終了時に使用者がスタート釦25を押すこととし、
このスタート釦25が押されたことを検出して判断を行
うことができる。ここで焦点調整が終了していないとき
(no)は、ステップ〔2〕に戻されてリニアセンサ5
での検出が繰り返される。
【0028】そしてステップ〔4〕で焦点調整の終了が
判断されたとき(yes)は、ステップ〔5〕で水平及
び垂直の輝線h、vの画像信号が信号発生装置13から
発生され、この輝線信号がコンピュータディスプレイ装
置1のカラー陰極線管2に供給される。ここでこの輝線
信号は水平及び垂直が交互に発生されると共に、例えば
画面の外側から中心に向かって所定の間隔で順次発生さ
れる。
【0029】さらにステップ〔6〕でカラー陰極線管2
の被測定管面41に表示された輝線に対するリニアセン
サ5の出力が検出される。これによってリニアセンサ5
の配置された被測定管面41上の位置が検出される。そ
してこの位置のリニアセンサ5の検出範囲内に水平及び
垂直の輝線h、vの交点が来るように信号発生装置13
からの水平及び垂直の輝線信号の発生位置が自動制御さ
れる。
【0030】この輝線信号の発生位置が自動制御された
状態で、ステップ〔7〕で本来の測定輝線(例えば3画
素幅)より幅の広い(例えば5画素幅)の輝線信号が発
生される。そしてステップ〔8〕でこのときのリニアセ
ンサ5の出力が検出される。これによってリニアセンサ
5の検出感度の変動等に対する較正値(Mn)が求めら
れる。この較正値は水平、垂直及び3原色のそれぞれに
ついて求められる。
【0031】さらにステップ
〔9〕で、輝線信号の発生
位置が自動制御された状態で本来の測定輝線の輝線信号
が発生される。そしてステップ〔10〕でこのときのリ
ニアセンサ5の出力が検出される。これによって上述の
測定輝線に対するリニアセンサ5の検出値(Rn)が求
められる。
【0032】またステップ〔11〕でリニアセンサ5の
被測定管面41に配置された角度が検出される。すなわ
ち例えば垂直の輝線vをリニアセンサ5で検出すると、
この検出出力は複数の走査線に亙って得られ、このとき
リニアセンサ5が斜めに配置されていることから検出の
タイミングが走査線ごとに異なってくる。従ってこのタ
イミングのずれを計測してリニアセンサ5の角度を検出
することができる。
【0033】一方、リニアセンサ5の内部には例えば3
原色のラインCCDが平行に設けられている。このため
上述のようにリニアセンサ5が斜めに配置されている場
合には、同じ輝線に対する検出信号のタイミングにずれ
が発生することになる。従って上述のステップ〔11〕
で検出された角度を用いて、3原色のそれぞれの検出信
号を補正することができる。
【0034】そしてステップ〔12〕において、上述の
較正値(Mn)、検出値(Rn)及び角度を用いてコン
バージェンスの測定が行われる。すなわちコンバージェ
ンスの測定は、上述の測定輝線を検出した信号のレベル
変化の重心を求め、これを3原色の各色と水平及び垂直
の輝線h、vごとに行って、その各色ごとの重心位置の
水平及び垂直方向のずれを測定するものである。
【0035】従ってこのステップ〔12〕では、例えば
次の数式に従って重心Wが求められる。
【数1】 但し、Knは予想される正規分布に準じた係数である。
【0036】すなわち上述のステップ〔8〕では、例え
ば図7のAに示すような較正値(Mn)が求められる。
これに対してステップ〔10〕では、例えば図7のBに
示すような検出値(Rn)が求められる。そしてこれら
の値が掛け合わされることによって上述の検出値(R
n)が較正され、例えば図7のCに示すように本来の検
出信号の信号レベルが求められるものである。
【0037】そしてステップ〔13〕では、このように
して求められた値から、例えば図8に示すような表示を
行う表示信号が形成されて表示装置14で表示される。
【0038】すなわち図8において画面の左側には、上
述の水平出力の表示部61及び垂直出力の表示部62が
設けられる。そしてそれぞれ上述の水平及び垂直の輝線
h、vごとに、上述の較正されたリニアセンサ5の検出
値(Rn)が、3原色の各色及びリニアセンサ5の各ド
ットごとに表示される。また画面の右側の上部には、上
述の測定されたリニアセンサ5の角度の表示部63が設
けられ、角度を示す図形と共に数値が表示されている。
【0039】そして図8において画面の右側の下部に
は、上述の求められた3原色の各色と水平及び垂直の輝
線h、vごとの重心位置から、測定されたコンバージェ
ンスのずれを表示する表示部64が設けられる。この表
示部64には、例えば緑(G)の位置を中心に、赤
(R)及び青(B)の水平及び垂直のずれ量が図形で表
示される。すなわちこの例では、表示部62に示すよう
に垂直方向のずれは僅かであり、表示部61に示すよう
に水平方向にずれが発生しているものである。
【0040】またこの表示部64の右側及び下側の表示
部65、66には、R−G間、B−G間、及びR−B間
のずれ量がそれぞれ数値(mm)でも表示されている。
さらに表示部64の上側には、リニアセンサ5の検出し
ている位置を、例えば被測定管面41をコンバージェン
スの許容量によって図9に示すようなA及びBのゾーン
に分けたゾーンと、位置の座標が表示されている。
【0041】このようにして例えば表示装置14上に
は、上述の演算処理された各種の測定結果が、それぞれ
任意の図形及び数値で表示される。そしてさらに図5の
フローチャートのステップ〔14〕では、コンバージェ
ンスの調整は終了したか否か判断され、終了していない
とき(no)はステップ〔15〕でコンバージェンスの
調整が行われてステップ〔7〕に戻される。またステッ
プ〔14〕でコンバージェンスの調整が終了されたとき
(yes)は、処理が終了(エンド)される。
【0042】従ってこの装置において、リニアセンサを
用いて被測定管面の画像を検出すると共に、このリニア
センサで検出された信号から被測定管面のコンバージェ
ンスの測定を行うことによって、極めて簡単な構成で、
容易に高精度のコンバージェンスの測定を行うことがで
きる。
【0043】これによって、従来の装置では、セッティ
ングが難しく測定に時間が掛かり、また装置価格が高価
であり、さらに高精度の測定が困難であって、サービス
マン等が出向いて測定を行うには不適当であったもの
を、本発明によれば、特に光学的なセッティングを容易
に行うことができ、極めて簡単な構成で、容易且つ短時
間で高精度のコンバージェンスの測定を行うことができ
るものである。
【0044】こうして上述のコンバージェンス測定装置
によれば、レンズ及びリニアセンサからなるピックアッ
プ装置と、被測定管面に少なくとも水平及び垂直の輝線
を表示する信号発生手段と、リニアセンサで検出された
信号を処理する演算手段とを有し、リニアセンサを被測
定管面の水平及び垂直に対して45度に配置し、リニア
センサで検出された信号から被測定管面のコンバージェ
ンスの測定値を求めることにより、極めて簡単な構成
で、容易に高精度のコンバージェンスの測定を行うこと
ができるものである。
【0045】なお上述の装置においてパーソナルコンピ
ュータ11は汎用の装置であって、上述の処理を行うプ
ログラム等を任意の記憶媒体等で供給すると共に、上述
のピックアップ装置3をパーソナルコンピュータ11の
任意の入出力(I/O)装置に接続することによって、
本発明のコンバージェンス測定装置を実施することがで
きるものである。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、リニアセンサを用い
て被測定管面の画像を検出すると共に、このリニアセン
サで検出された信号から被測定管面のコンバージェンス
の測定を行うことによって、極めて簡単な構成で、容易
に高精度のコンバージェンスの測定を行うことができる
ようになった。
【0047】これによって、従来の装置では、セッティ
ングが難しく測定に時間が掛かり、また装置価格が高価
であり、さらに高精度の測定が困難であって、サービス
マン等が出向いて測定を行うには不適当であったもの
を、本発明によれば、特に光学的なセッティングを容易
に行うことができ、極めて簡単な構成で、容易且つ短時
間で高精度のコンバージェンスの測定を行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるコンバージェンス測定装置
の一例の構成図である。
【図2】本発明の適用される装置の要部の一例の構成図
である。
【図3】本発明の適用される装置の他の要部の一例の構
成図である。
【図4】その説明のための図である。
【図5】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図6】その説明のための図である。
【図7】その説明のための図である。
【図8】その説明のための図である。
【図9】その説明のための図である。
【符号の説明】
1 コンピュータディスプレイ装置、2 カラー陰極線
管、3 ピックアップ装置、4 レンズ、5 リニアセ
ンサ、6 アナログ信号処理回路、7 A/D変換回
路、8 メモリ(S−RAM)、9 インターフェイス
(I/F)回路、10 制御回路、11 パーソナルコ
ンピュータ、12 演算処理装置、13信号発生装置、
14 表示装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ及びリニアセンサからなるピック
    アップ装置と、 被測定管面に少なくとも水平及び垂直の輝線を表示する
    信号発生手段と、 上記リニアセンサで検出された信号を処理する演算手段
    とを有し、 上記リニアセンサを被測定管面の水平及び垂直に対して
    45度に配置し、 上記リニアセンサで検出された信号から上記被測定管面
    のコンバージェンスの測定値を求めることを特徴とする
    コンバージェンス測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記信号発生手段と演算手段とはコンピュータで構成さ
    れると共に、 上記測定値を表示する表示手段が設けられることを特徴
    とするコンバージェンス測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記ピックアップ装置には上記レンズに対するリニアセ
    ンサの距離を調整する焦点調整機構が設けられることを
    特徴とするコンバージェンス測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記ピックアップ装置には上記リニアセンサを上記被測
    定管面の水平及び垂直に対して所定の角度に配置するた
    めの支持具が取り付けられることを特徴とするコンバー
    ジェンス測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記信号発生手段からは上記測定前に全白信号が発生さ
    れると共に、 上記全白信号を上記リニアセンサで検出した信号を測定
    し、 上記測定出力を上記レンズ及びリニアセンサ間の合焦点
    調整に使用することを特徴とするコンバージェンス測定
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記信号発生手段からは上記水平及び垂直の輝線信号が
    任意の位置に順次発生されると共に、 上記リニアセンサで検出された信号を測定して上記水平
    及び垂直の輝線信号の交点が上記リニアセンサの検出範
    囲内に来るように上記信号発生手段からの上記水平及び
    垂直の輝線信号の発生位置を自動制御することを特徴と
    するコンバージェンス測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記信号発生手段からは上記水平及び垂直の輝線信号が
    発生されると共に上記水平及び垂直の輝線信号が測定輝
    線より幅広の輝線が発生され、 上記幅広の輝線を検出したときの上記リニアセンサで検
    出された信号の値によって上記測定輝線を検出したとき
    の信号の値を較正することを特徴とするコンバージェン
    ス測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記信号発生手段で発生される信号と上記リニアセンサ
    で検出された信号とのタイミングから上記リニアセンサ
    の配置された角度を測定することを特徴とするコンバー
    ジェンス測定装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
    置において、 上記信号発生手段で発生される信号と上記リニアセンサ
    で検出された信号とのタイミングから上記リニアセンサ
    の配置された角度を測定すると共に、 上記測定された上記リニアセンサの配置角度を用いて上
    記被測定管面のコンバージェンスの測定値を補正するこ
    とを特徴とするコンバージェンス測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のコンバージェンス測定
    装置において、 上記信号発生手段からは上記水平及び垂直の輝線信号が
    発生されると共に、 上記リニアセンサで検出された信号の3原色ごとの各重
    心位置を求めて上記被測定管面のコンバージェンスを測
    定することを特徴とするコンバージェンス測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のコンバージェンス測定
    装置において、 上記演算手段では、少なくとも上記リニアセンサで検出
    された信号の値と、上記リニアセンサの配置された角度
    と、上記被測定管面のコンバージェンスの測定値とを、
    図形及び数値で表す表示信号が形成されることを特徴と
    するコンバージェンス測定装置。
JP8320316A 1996-11-29 1996-11-29 コンバージェンス測定装置 Pending JPH10164623A (ja)

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JP8320316A Pending JPH10164623A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 コンバージェンス測定装置

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JP (1) JPH10164623A (ja)

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