JPH10164190A - 携帯型通信機の呼出し音制御装置 - Google Patents

携帯型通信機の呼出し音制御装置

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JPH10164190A
JPH10164190A JP8322870A JP32287096A JPH10164190A JP H10164190 A JPH10164190 A JP H10164190A JP 8322870 A JP8322870 A JP 8322870A JP 32287096 A JP32287096 A JP 32287096A JP H10164190 A JPH10164190 A JP H10164190A
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泰光 猪野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部環境の変化によって呼出し音量を自動的
に制御する携帯型通信機により、公共の場での不快な呼
出音を抑制する。 【解決手段】 携帯型通信機の外部環境を検出するため
のセンサとして、発音体4の振動部に加わる負荷(音
圧)により変化する該発音体の駆動電流値を検出する手
段3を有することを特徴とする携帯型通信機の呼出し音
制御装置。また、携帯型通信機において、呼出し音を発
生する発音体4の駆動電流の変化を検出する手段3と、
前記検出結果から、前記携帯型通信機が、容器内にある
か容器外にあるかを判定する手段1と、前記判定によ
り、前記通信機が、前記容器内にある場合は、前記呼出
し音を大きくし、前記容器外にある場合は、前記呼出し
音を小さくするべく制御する手段5と、を有することを
特徴とする携帯型通信機の呼出し音制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの携
帯型通信機の呼出し音の自動音量調節に関し、特に、通
信機が、バッグ内のような容器内にあるのか、または、
呼出し音が良く聞こえる容器外にあるのかを判定して、
最適の呼出し音量が自動的に得られるようにするための
携帯型通信機の呼出し音量制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等の携帯型通信機の呼出
し音の制御は、以下の様な方法により行っていた。
【0003】(1)携帯電話への付加装置(サウンダ
ー、バイブレータ、発光体)を設けることにより、着信
者に通知を行っていた。
【0004】(2)呼出し音の鳴動回数をカウントする
ことにより、音量を制御する。
【0005】(3)呼出し音の発生環境(バッグ中で発
音、ポケットの中など)に応じて予め設けられたモード
により音量を設定する。
【0006】このような、従来例としては、特開昭63
−314052号公報には、外部環境を時間帯または明
るさで検出して、呼出し音量を調整する電話端末の呼出
し音制御装置が開示されている。
【0007】また、特開平5−122144号公報に
は、呼出し音の鳴動回数に応じて音量を調整する無線電
話機が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、携帯
電話機などの呼出し音量調整は、通常、操作者により事
前に設定されるだけであるため、外部環境の変化によっ
て、音量が小さすぎる場合や、大きすぎる場合が発生し
てしまう点である。
【0009】すなわち、バッグなどの中に携帯電話を入
れたまま待ち受け状態にする場合には、バッグの中での
鳴動音は通常小さくなるため、大音量で設定されてバッ
グの中へしまわれる。従って、着信を認知して、バッグ
から取り出す場合は、発音体の音量が、大きくなってい
るため、周りへの迷惑となる。
【0010】その理由は、バッグなどの音の遮蔽物があ
る環境と、そうでない環境とでは音量の到達度が異なる
が、従来の装置では、この外部環境の変化により、自動
的に呼出し音量が制御されることがないため、バッグな
どから取り出した場合、大きな音となるためである。
【0011】また、従来の、明るさによる音量調整で
は、暗い場所でバッグなどの容器から出すという際に
は、十分な効果を発揮することはできないという問題が
ある。
【0012】[発明の目的]本発明の目的は、外部環境
の変化によって呼出し音量を自動的に制御する携帯型通
信機により、公共の場での不快な呼出音を抑制すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、携帯型通信機の外部環境を検
出するためのセンサとして、発音体の振動部に加わる負
荷(音圧)により変化する該発音体の駆動電流値を検出
する手段を有することを特徴とする携帯型通信機の呼出
し音制御装置を提供するものである。
【0014】また、携帯型通信機において、呼出し音を
発生する発音体の駆動電流の変化を検出する手段と、前
記検出結果から、前記携帯型通信機が、容器内にあるか
容器外にあるかを判定する手段と、前記判定により、前
記通信機が、前記容器内にある場合は、前記呼出し音を
大きくし、前記容器外にある場合は、前記呼出し音を小
さくするべく制御する手段と、を有することを特徴とす
る携帯型通信機の呼出し音制御装置を提供するものであ
る。
【0015】また、前記携帯型通信機が、容器内にある
か容器外にあるかを判定する手段は、前記発音体の駆動
電流の変化による電圧値を、予め設定した前記容器内又
は容器外の基準電圧値と比較して判定することを特徴と
する。
【0016】また、前記検出された前記発音体の駆動電
流値による電圧値と、予め設定した基準電圧値とをコン
パレータに入力し、該コンパレータの出力信号を音量調
整回路にフィードバックさせることにより、適正音量を
得ることを特徴とする。
【0017】また、呼び出し信号と、前記発音体の負荷
(音圧)による信号の差分により抑圧の度合いを検出す
ることを特徴とする。
【0018】また、基準電圧発生回路の基準電圧設定値
を、携帯電話本体の制御用マイコンにより書き換えるこ
とにより、任意の呼び出し音量の設定を可能とすること
を特徴とする。
【0019】
【作用】本発明によれば、呼出し音が発生すると、発音
体への供給電流検出回路により携帯電話等の周りの状況
を判断し、環境に応じた最適な音量に調節することがで
きる。
【0020】携帯電話等が、バッグなどの密閉物に入っ
ている場合、発音体(スピーカ、サウンダー)の音は密
閉物により遮蔽されて音は外部へ伝達されにくくなる。
このとき、音の遮蔽により、発音体の振動の振幅は抑圧
され、この抑圧によって発音体への供給電流は増加す
る。
【0021】本発明では、発音体への供給電流の変化を
検出することにより、密閉物内部か外部かの検出を行
い、音量の調整を行うことにより、外部環境に応じた、
最適な呼出し音量を自動的に設定することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[実施例]図1は、本発明の一実施例の携帯電話の構成
を示す模式ブロック図である。
【0023】図1において、1は基準信号と検出信号の
差を検出するコンパレータ、2は容器外における基準電
圧値を出力する基準電圧発生回路、3は発音体音抑圧電
流を検出するための発音体音抑圧電流検出回路、4は呼
出し音を発生するための発音体、5は呼出し音の音量調
節を行なう音量調節回路である。
【0024】本発明では、携帯型通信機の外部環境を検
出するためのセンサとして、発音体4の振動部に加わる
負荷(音圧)により変化する該発音体の駆動電流値を検
出する手段を有することを特徴とする。
【0025】また、コンパレータ1で検出された信号に
て、外界の変化に応じた制御量を音量調整回路5にフィ
ードバックさせる事により、適正音量を得る。
【0026】また、呼び出し信号と、発音体の負荷(音
圧)による信号の差分により抑圧の度合いを検出するこ
とができる。
【0027】また、基準電圧発生回路の基準電圧設定値
を、携帯電話本体の制御用マイコンにより書き換えるこ
とにより、任意の呼び出し音量の設定を可能とすること
もできる。
【0028】また、予め設定する基準電圧値は、前記容
器内又は容器外の基準電圧値のどちらでも良い。
【0029】次に動作の説明をする。
【0030】A;バッグ等の容器に納められている場
合; (1)着信信号により呼出し音が発生する。
【0031】(2)呼出し音を発生する発音体4の振動
が容器にて抑圧される事により、発音体音抑圧電流検出
回路3により、電流が検出される。
【0032】(3)この検出された電流値による電圧
を、コンパレータ1により、予め基準電圧発生回路2に
設定された密閉状態でない場合の電圧値と比較する。
【0033】(4)比較のズレが検出された場合は、容
器の中に入っているものと判断する。
【0034】(5)発音体4への供給電流を増加させて
呼び出しに十分な音量とする。 B:バッグ等の容器から取り出された場合; (1)着信信号により呼出し音が発生する。
【0035】(2)呼出し音を発生する発音体4の振動
が容器にて抑圧されていない時の駆動電流値が、発音体
音抑圧電流検出回路3により検出される。
【0036】(3)この検出された電流値による電圧
を、コンパレータ1により、予め基準電圧発生回路2に
設定された密閉状態でない場合の電圧値と比較する。
【0037】(4)比較のズレが検出されなかった場合
は、容器に入っていないものと判断する。
【0038】(5)発音体への供給電流を減少させて呼
び出し音を絞る。
【0039】
【発明の効果】第1の効果は、本発明によれば、携帯電
話の持ち運びに於いて、バッグなどの容器類などから取
り出した場合の音量の変化を自動的に最適値に調節でき
ることである。
【0040】その理由は、発音体の音が、バッグなどの
容器類により抑圧される事により、発音体への供給電流
が変化する。従って、この変化を検出する事により容器
内、容器外の判定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の携帯電話の構成を示す模式
ブロック図である。
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 基準電圧発生回路 3 発音体音抑圧電流検出回路 4 発音体 5 音量調節回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型通信機の外部環境を検出するため
    のセンサとして、発音体の振動部に加わる負荷(音圧)
    により変化する該発音体の駆動電流値を検出する手段を
    有することを特徴とする携帯型通信機の呼出し音制御装
    置。
  2. 【請求項2】 携帯型通信機において、 呼出し音を発生する発音体の駆動電流の変化を検出する
    手段と、 前記検出結果から、前記携帯型通信機が、容器内にある
    か容器外にあるかを判定する手段と、 前記判定により、前記通信機が、前記容器内にある場合
    は、前記呼出し音を大きくし、前記容器外にある場合
    は、前記呼出し音を小さくするべく制御する手段と、を
    有することを特徴とする請求項1記載の携帯型通信機の
    呼出し音制御装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯型通信機が、容器内にあるか容
    器外にあるかを判定する手段は、前記発音体の駆動電流
    の変化による電圧値を、予め設定した前記容器内又は容
    器外の基準電圧値と比較して判定することを特徴とする
    請求項2記載の携帯型通信機の呼出し音制御装置。
  4. 【請求項4】 前記検出された前記発音体の駆動電流値
    による電圧値と、予め設定した基準電圧値とをコンパレ
    ータに入力し、該コンパレータの出力信号を音量調整回
    路にフィードバックさせることにより、適正音量を得る
    ことを特徴とした請求項1記載の携帯型通信機の呼び出
    し音制御装置。
  5. 【請求項5】 呼び出し信号と、前記発音体の負荷(音
    圧)による信号の差分により抑圧の度合いを検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯型通信機の呼出し音
    制御装置。
  6. 【請求項6】 基準電圧発生回路の基準電圧設定値を、
    携帯電話本体の制御用マイコンにより書き換えることに
    より、任意の呼び出し音量の設定を可能とすることを特
    徴とする請求項1記載の携帯型通信機の呼出し音制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249334A (ja) * 2012-09-05 2012-12-13 Kyocera Corp 携帯電子機器
WO2017128268A1 (zh) * 2016-01-28 2017-08-03 刘建兵 一种移动终端音量的控制方法及移动终端

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