JPH10163882A - 二重伸長リードソロモン復号装置 - Google Patents

二重伸長リードソロモン復号装置

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JPH10163882A
JPH10163882A JP8319575A JP31957596A JPH10163882A JP H10163882 A JPH10163882 A JP H10163882A JP 8319575 A JP8319575 A JP 8319575A JP 31957596 A JP31957596 A JP 31957596A JP H10163882 A JPH10163882 A JP H10163882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的、かつ効率的な二重伸長リードソロモ
ン復号装置を提供する。 【解決手段】 二重伸長リードソロモン復号装置は、推
定符号語の候補を算出するための推定誤り位置多項式と
推定誤り数値多項式の組、およびこれらの多項式を補正
するための補助多項式を算出し、出力する多項式演算装
置4と、この補助多項式とシンドロームによって、推定
誤り位置多項式と推定誤り数値多項式を補正し、正しい
誤り位置多項式と誤り数値多項式を出力する多項式補正
装置5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル通信、あ
るいは蓄積の信頼性を高める誤り訂正符号の復号におい
て、受信符号語の受信状態に関する情報(信頼度情報)
を利用する軟判定復号技術に関する。
【0002】
【従来の技術】軟判定復号は、受信符号語に含まれる誤
りを除去し、送信符号語を推定する際に、受信符号語の
各シンボルの受信状態に関する情報(信頼度情報)を利
用することで、送信符号語を正しく推定する確率を高め
ている。この軟判定復号の理論的原理は、フォーニイ
ー、デビット・ジュニア著“一般化最小距離復号”、I
EEE情報理論部会会報、IT−12巻、125〜13
1ページ、1966年4月掲載(Fornery, G.D. Jr.,
“Generalized Minimum Distance Decoding ”, IEEETr
ansactions on Information Theory, vol.IT-12, pp.12
5-131, April 1966)に記載されているように、技術上周
知である。
【0003】軟判定復号に関する基本的問題点は、経済
的、かつ効率的に高速軟判定複号器を構成することであ
る。二重伸長リードソロモン符号の復号器として、杉
山、藤原、大西、石田著“二重伸長リードソロモン符号
の一復号法”、電子情報通信学会全国大会、No.13
91、1984年掲載が知られている。この従来技術
は、二重伸長リードソロモン符号の硬判定復号装置の構
成に関するものであるが、明らかに軟判定複号器の構成
に適用することができる。この場合の手法は、推定符号
語の候補を与える一連の推定誤り位置多項式と推定誤り
数値多項式を高速算出するためにユークリッド除算装置
を複数備えることを特徴とする。
【0004】従来技術による軟判定復号装置の概略的ブ
ロック図を図5に示す。復号装置の入力となる受信符号
語、および受信符号語の各シンボルに関する信頼度情報
は、各々バッファ1,3に保存される。シンドローム算
出処理装置2ではこれらを入力としてシンドロームを算
出し、出力する。d−1個のシンボルからなるシンドロ
ームはt=[(d−1)/2]個の並列化されたユーク
リッド除算装置91 〜9t に入力され、各ユークリッド
除算装置91 〜9t は推定誤り位置多項式と推定誤り数
値多項式を算出する。これらの多項式組は各々d−1−
k消失誤り訂正(k=2,4,・・・,2t)における
推定誤り位置/数値多項式に相当し、全部でt組の推定
誤り位置多項式と数値多項式が出力される。なお、dは
符号の最小設計距離を表す。また、[x]は、x以下の
最大整数を表す。ユークリッド除算装置91 〜9t の出
力であるt個の推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項
式は誤り数値算出装置6に入力され、まず推定誤り位置
多項式の零点に相当する推定誤り位置が算出され、次い
で、推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項式から推定
誤り位置における誤り数値が推定される。算出された誤
り数値は、推定符号語選択装置7に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】軟判定復号技術におけ
る最も基本的な問題点は高速な軟判定復号装置を具体的
に構成することであって、受信符号語の受信状態に関す
る信頼度情報を用いることなしに送信符号語を推定する
硬判定復号装置と同程度の処理時間、および装置規模で
構成されることが望ましい。二重伸長リードソロモン符
号に関する従来技術において、推定符号語の候補を与え
る一連の推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項式の算
出処理は、図5にあるように、ユークリッド除算装置を
t個並列化することにより実現される。前述の硬判定復
号装置においては、ユークリッド除算処理は一度実行す
るだけでよいため、このような並列化の必要はない。す
なわち、二重伸長リードソロモン符号に関する従来の軟
判定復号方式において、ユークリッド除算処理に要する
装置規模はt倍となる。また、装置規模削減のために直
列(繰り返し)処理した場合には、t倍の計算時間が必
要となる。この課題に対する効果的な手法の提案はなさ
れていない。
【0006】本発明の目的は、二重伸長リードソロモン
符号の軟判定復号について、従来技術におけるユークリ
ッド除算処理の並列化に伴う計算回数、および装置規模
の問題点を解決することにより、従来の軟判定復号装置
よりもさらに経済的、効率的な二重伸長リードソロモン
復号装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の二重伸長リード
ソロモン復号装置は、符号ブロック長がq+1(qは素
数のべき乗)の二重伸長リードソロモン符号に関する、
受信符号語と該受信符号語の受信状態を表す信頼度情報
を用いて推定符号語候補を算出し、該推定符号語候補の
中から該受信符号語に最もよく類似した符号語を選択す
ることによって、該受信符号語中の符号誤りを訂正する
誤り訂正復号装置において、該信頼度情報とq+1個の
シンボルからなる該受信符号語中のq個のシンボルに含
まれる誤りに対応した全ての推定誤り位置多項式と推定
誤り数値多項式の組を算出する多項式演算装置と、該受
信符号語中の該q個のシンボル以外の1個のシンボルと
該多項式算出装置によって算出される補助多項式を用い
て、該推定誤り位置多項式と該推定誤り数値多項式を補
正する多項式補正装置と、該補正された該推定誤り位置
多項式と該推定誤り数値多項式から推定符号語候補を算
出し、該受信符号後に最も類似した符号語を選別する装
置を備える。
【0008】本発明の実施態様によれば、多項式演算装
置は、前記受信符号語と該受信符号語において前記信頼
度情報により選択した信頼度の最も低いd−1個(dは
自然数)の位置を指定する指標から算出されるシンドロ
ームから、最大d−2回の反復演算からなる反復演算ア
ルゴリズムによって、該反復演算アルゴリズムの第k回
目(kは自然数)の反復演算実行時に、該受信符号語中
のq個のシンボルのうち、該信頼度の最も低いd−2−
k個の位置を消失位置とする前記の推定誤り位置多項式
と推定誤り数値多項式の組を第k−1回目の反復演算実
行時に算出された該推定誤り位置多項式と該推定誤り数
値多項式の組から算出するとともに、該推定誤り位置多
項式と該推定誤り数値多項式を前記の多項式補正装置に
おいて補正するための2種類の補助多項式を第k−1回
目の反復演算実行時に算出された2種類の該補助多項式
から算出することを特徴とする。
【0009】本発明の実施態様によれば、多項式に補正
装置は、前記多項式算出処理装置を第k回目の反復実行
時に算出される前記推定誤り位置多項式の次数が(k+
1)/2に等しい場合、前記受信符号語中の1個のシン
ボルに対応するシンドロームと前記誤り数値多項式のd
−2−(k+1)/2次の項の係数との和を前記2種類
の補助多項式に乗じた多項式の各々の該推定誤り位置多
項式と該推定誤り数値多項式に加算した多項式を、補正
された該推定誤り位置多項式と該推定誤り数値多項式と
することを特徴とする。
【0010】本発明は、シンドローム算出装置、多項式
演算装置、および多項式補正装置を備える。シンドロー
ム算出装置は、q+1個のシンボルからなる受信符号語
と受信符号語中のq個のシンボルの中で信頼度が最も低
いd−1個の位置を指定する指標からシンドロームを算
出し、多項式演算装置、多項式補正装置へ出力する。多
項式演算装置は、前記のシンドロームと受信符号語中の
q個のシンボルの中で信頼度の最も低いd−2−k個の
位置を消失位置とする推定誤り位置多項式と推定誤り数
値多項式の組をk=0,1,・・・・,d−2に関して
逐次的に算出する。また、多項式演算装置は、算出され
た各推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項式を補正す
るための補助多項式の組を同時に算出する。多重シフト
レジスタ合成手段法に基づく方式を用いることにより、
補助多項式は、推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項
式を算出する際の作業多項式として効率的に算出され
る。すなわち、補正を実行するために必要な補助多項式
を算出するための特別な装置を必要としないという特徴
をもつ。多項式演算装置で算出された推定誤り位置多項
式と推定誤り数値多項式を符号語長がq+1の二重伸長
リードソロモン符号に関する推定誤り位置多項式と推定
誤り数値多項式に補正するために、本発明は多項式補正
装置を備える。
【0011】多項式補正装置は、多項式演算装置で算出
された推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項式を前述
の補助多項式と受信符号語中の前述のq個のシンボルを
除いた1個のシンボルに対応するシンドロロームによっ
て補正し、補正された推定誤り位置多項式と推定誤り数
値多項式を出力する。
【0012】この多項式補正装置と多項式演算装置が本
発明において中心的な役割を果たす。これらによって、
二重伸長リードソロモンの軟判定復号装置に関する推定
誤り位置多項式と推定誤り数値多項式の算出に要する計
算回数、および装置規模を従来技術の1/tにすること
ができ、より経済的、かつ効率的な二重伸長リードソロ
モン復号装置を構成することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。以下の説明において使用す
る二重伸長リードソロモン符号は次の三つの条件式
(1)を全て満たす。有限体GF(q)上のベクトル
【0014】
【外1】 の集合であるとする。
【0015】
【数1】
【0016】ここで、αは有限GF(q)の原始元とす
る。この二重伸長リードソロモン符号の符号長はq+1
であり、情報シンボル数はq−d+2(qは素数のべき
乗)となる。
【0017】図1は本発明の一実施形態の二重伸長リー
ドソロモン復号装置を示すブロック図である。バッファ
1は受信符号語において信頼度の最も低いd−1個の位
置を指定する指標を一時的に保存する。シンドローム算
出装置2は、q+1個のシンボルからなる受信符号語
(w0 ,w1 ,・・・,wq )と、受信符号語中の0,
1,2,・・・,q−1番目の受信シンボルにおいて
(先頭を0番目とする)、信頼度が最も低いd−2個の
位置を指定する指標(バッファ1に保存されている)を
入力とし、d−2個のシンボルからなるシンドロームS
0 ,S1 ,・・・,Sd-3 を出力する。シンドロームの
算出処理の詳細について説明する。受信符号語(w0
1 ,・・・,wq )に関して、S’0 ,S’1 ,・・
・,S’d-2を次式(1)のように算出する。
【0018】
【数2】
【0019】各S’j をd−3−jの項の係数とするd
−3次の多項式を次式(2)のように決める。
【0020】
【数3】
【0021】このS’ (x)によって、シンドロームを
係数とする多項式S(x)=S0 +S1 x+・・・+S
d-3d-3 を次式(3)にしたがって算出する。なお、
0,x1 ,・・・,xd-3 をバッファ1に保存され
た、受信符号語中の0,1,2,・・・,q−1番目の
受信シンボルにおいて信頼度が最も低いd−2個の位置
を指定する指標とする。また、modxd-2 で割った剰
余をとることを意味する
【0022】
【数4】
【0023】シンドロームS0 ,S1 ,・・・,Sd-3
は、受信符号語中の0,1,・・・,q−1番目のシン
ボルから算出され、受信符号語中のwq を除いたq個の
シンボルに対応している。バッファ3は受信符号語を一
時的に保存する。多項式演算装置4は、シンドローム算
出装置2の出力であるシンドロームS0 ,S1 ,・・
・,Sd-3 と前述の信頼度低位置に関する指標x0 ,x
1 ,・・・,xd-3 を入力とし、各k=0,1,・・
・,d−2に関して、受信符号語の中の0,1,2,・
・・,q−1番目の受信シンボルにおいて信頼度が最も
低いd−2−k個の位置(xk ,xk+1 ,・・・,x
d-3 )を消失位置とする推定誤り位置多項式P (k)(x)
と推定誤り数値多項式R(k)(x)の組を算出し、出力す
る。また、多項式演算装置4は、各k=0,1,・・
・,d−2について、P(k)(x),R(k)(x)を補正す
るための補助多項式U(k)(x),V(k)(x)を算出す
る。この多項式演算装置4で実行される手続きの詳細に
ついては後述する。
【0024】多項式補正装置5は、多項式演算装置4の
出力であるP(k)(x),R(k)(x),U(k)(x),V
(k)(x)(k=0,1,・・・,d−2)と、前述の
S’d-2(式(1))を入力とする。S’d-2 は、受信
符号語中のq番目のシンボルwqに対応したシンドロー
ムである。多項式補正装置5は、多項式P(k)(x)の次
数をL(k) とおくと、2L(k) ≠k+1であるとき、P
(k)(x),R(k)(x)をそのまま出力し、2L(k) =k
+1のとき、q番目の受信シンボルwq に対応したシン
ドロームS’d-2 によって定まるパラメータβを用い
て、P(k)(x),R(k )(x)を次のように補正し、出力
する。
【0025】
【数5】
【0026】この多項式補正装置5で実行される手続き
については後述する。
【0027】誤り数値算出装置6は、多項式補正装置5
の出力(これを再びP(k)(x),R (k)(x)と記す)か
ら、受信符号語中のq+1個のシンボルの中で、各j=
0,2,・・・,2tについて、信頼度が最も低いd−
1−j個の位置を消失位置とした場合に得られるエラー
ベクトル
【0028】
【外2】 を算出し、出力する。この誤り数値算出装置6は、チェ
ンサーチ処理と誤り数値推定処理からなる。チェンサー
チ処理は次式(4)を満足するαi を0,1,α,α
2 ,・・・,αq-2 の中から全探索によって算出する処
理であり、式(4)を満足するαi が推定誤り位置を示
す指標となる。なお、受信符号語中のi番目の位置を表
わす指標をαi (o≦i≦q−1)とする。
【0029】
【数6】
【0030】誤り数値推定処理は、j=0,1,・・
・,d−1について、エラーベクトル
【0031】
【外3】 を算出する処理であり、以下に示す手順で算出される。
受信符号語中のq+1個のシンボルの中で信頼度が最も
低いd−i−j個の位置を示す指標(バッファ1に保存
されている)の集合をDj と表す。また、推定誤り位置
多項式P(j)(x)の形式的微分をP(j) ’(x)と表わ
す。以下に示すように、誤り数値推定処理は、αq がD
j の元か否かによって若干異なる。
【0032】
【数7】
【0033】推定符号語選択装置7は、誤り数値算出装
置6の出力
【0034】
【外4】 の各々について、受信符号語
【0035】
【外5】 との間の信頼度付き距離を算出し、その信頼度付き距離
が最も小さい一つのエラーベクトル
【0036】
【外6】 を出力する。
【0037】
【外7】 はバッファ3に保存されている受信符号語に加算され
る。これは本発明の復号装置の出力となる。なお、訂正
不能な誤りが検出されている場合には、受信符号語がそ
のまま出力される。
【0038】図2は多項式演算装置4の処理を示すフロ
ーチャートである、図2のフローチャートは、d−2の
反復演算からなる反復演算アルゴリズムを示しており、
以下では、この反復演算ルゴリズムの詳細について説明
する。この反復演算アルゴリズムは、受信符号語中の
0,1,・・・,q−1番目のq個の受信シンボルにお
いて(先頭を0番目とする)、信頼度が最も低いd−2
個の位置を示す指標(x 0 ,x1 ,・・・,xd-3
と、式(3)に示したシンドロームS0 ,S1 ,・・
・,Sd-3 を係数とするシンドローム多項式S(x)か
ら、各k=0,1,・・・,d−2に関して、次の四つ
の条件を満足する多項式の組P(k)(x),R(k )(x)と
後述の補助多項式の組U(k) ( x),V(k)(x)を算出
する。
【0039】
【数8】
【0040】なお、S’(x)は式(2)に示したd−
3次の多項式とする。上述の四条件を満足する多項式の
組P(k)(x),R(k)(x)に関して、L(k) =degP
(k)(x)とする。条件(d)より、L(k) の値は一意的
に決まる。以下では、P(k)(x),R(k)(x)が条件
(a)(b)(c)(d)を満足しているものとし、こ
のP(k)(x),R(k)(x)を用いて、k+1に関する四
条件を満足する多項式の組P(k+1) ( x),R(k+1) (
x)を算出する方法を説明する。多項式の組P
(k )(x),R(k)(x)は次のような性質をもつ。
【0041】性質1 多項式R(k)(x)が、x−xk
割り切れるとき、P(k+1)(x)=P (k)(x),R
(k+1)(x)=Q(k)(x)とおくと、P(k+1)(x),R
(k+1)(x)はk+1に関する条件(a)(b)(c)
(d)を満足する。なお、Q(k)(x)=R(k)(x)/
(x−xk )とおく。
【0042】多項式R(k)(x)がx−xk で割り切れる
ときは、性質1の方法により、P(k +1)(x),R
(k+1)(x)を算出することができる。次に、R(k)(x)
がx−xkで割り切れないときについて説明する。次の
ような性質がある。
【0043】性質2 多項式R(k)(x)がx−xk で割
り切れず、かつ2L(k) ≦kであるとき、P(k+1)(x)
=(x−xk )P(k)(x),R(k+1)(x)=R(k)(x)
とおくと、P(k+1)(x),R(k+1)(x)はk+1に関す
る条件(a)(b)(c)(d)を満足する。
【0044】多項式R(k)(x)がx−xk で割り切れ
ず、かつ2L(k) ≦であるときは、性質2の方法によ
り、P(k+1)(x),R(k+1)(x)を算出することができ
る。次に、R(k)(x)がx−xk で割り切れず、かつ2
(k) ≦k+1であるときについて説明する。まず、各
k=0,1,2,・・・,d−2に関して、次の条件を
満足する多項式の組(U(k)(x),V(k)(x))を導入
する。この多項式の組(U (k)(x),V(k)(x))は、
後述の多項式補正装置5において、P(k)(x),R
(k)(x)を補正する補助多項式となる。
【0045】
【数9】
【0046】以下では、多項式の組(U(k)(x),V
(k)(x))が、条件(A)(B)(C)(D)を満足し
ているものと仮定して説明する。さて、R(k)(x)がx
−xkで割り切れず、かつ2L(k) ≧k+1であるとき
のP(k+1)(x),R(k+1)(x)の算出に関して、次の性
質がある。
【0047】性質3 R(k)(x)でx−xk で割り切れ
ず、かつ2L(K) ≧k+1であるとする。V(k)(x)が
x−xk で割り切れるとき、P(k+1)(x)=(x−x
k )P (k)(x),R(k+1)(x)=R(k)(x)とおくと、
(k+1)(x),R(k+1)(x)はk+1に関する条件
(a)(b)(c)(d)を満足する。
【0048】最後に、V(k)(x)がx−xk で割り切れ
ないときについて説明する。R(k)(x)をx−xk で割
った商をQ(k)(x)とし、余りをrk とする。また、V
(k)(x)をx−xk で割った商をW(k)(x)とし、余り
をvk とする。このとき、次の性質により、P
(k+1)(x),R(k+1)(x)が算出される。
【0049】性質4 R(k)(x)がx−xk で割り切れ
ず、かつ2L(k) ≧k+1であるとする。V(k)(x)が
x−xk で割り切れないとき、P(k+1)(x)=P(k)
(r k /vk )U(k)(x),R(k+1)(x)=Q(k)(x)
−(rk /vk )W(k)(x)とおくと、P(k+1)(x),
(k+1)(x)はk+1に関する条件(a)(b)(c)
(d)を満足する。
【0050】性質1,2,3,4より、kに関する条件
(a)(b)(c)(d)を満足する多項式の組P
(k)(x),R(k)(x)から、k+1に関する多項式の組
(k+1)(x),R(k+1)(x)を算出することができる。
また、kに関する条件(A)(B)(C)(D)を満足
する多項式の組U(k)(x),V(k)(x)から、k+1に
関する多項式の組U(k+1)(x),V(k+1)(x)を算出す
るには、次の手続きを実行すればよい。
【0051】
【数10】 以上の説明により、k=0の初期状態として、
【0052】
【数11】 とおくことによって、反復演算アルゴリズムが得られ
る。なお、S(x)は式(3)で説明されている。
【0053】図2のフローチャートは、k=0,1,・
・・,d−2に関して、P(k)(x),R(k)(x),U
(k)(x),V(k)(x)を逐次的に算出する反復演算アル
ゴリズムである。P(k)(x),R(k)(x)は各々推定誤
り位置多項式、推定誤り数値多項式であり、U
(k)(x),V(k)(x)は補助多項式である。図2のフロ
ーチャートから明らかなように、後述の多項式補正装置
5において補正処理を実行するための補助多項式U
(k)(x),V(k)(x)は、反復演算アルゴリズムにおけ
る作業多項式として導入されている。すなわち、本発明
は補助多項式算出のための特別な装置が必要ないという
特徴をもっている。
【0054】以上の反復演算アルゴリズムに関する具体
的な実行例を示す。GF(24 )上の(17,11,
7)二重伸長リードソロモン符号を例にとる。符号ブロ
ック長は17、情報シンボル数は11、最小距離は7で
ある。パラメータq,dは、この場合各々q=16、d
=7となる。受信符号語を(0,0,0,0,0,
α9,0,0,0,α14,0,0,0,0,0,α7
0)とし、これに対応する信頼度情報を(1,1,1,
1,1,1,1,1,1,0.8,0.8,0.8,
0.8,0.8,0.8,0.9,1)とする。ここ
で、αはα4 +α+1=0を満足するGF(24 )の原
始元とし、信頼度情報は、0に近いほど信頼度が低く、
1に近いほど信頼度が高いとする。受信符号語中の0,
1,・・・,q−1番目のシンボルにおいて信頼度が最
も低いd−2個の位置を示す指標は、{α10,α11,α
12,α13,α14}となる。ここでαi は先頭から数えて
i番目の位置を表す(先頭は0番目)。シンドローム
は、式(2)(3)の計算によって、S 0 =α12,S1
=α10,S2 =α2 ,S3 =α12,S4 =α6 と算出さ
れる。この入力に対して、図2のフローチャートに示し
た処理を実行する多項式演算装置4は、図3に示したP
(k)(x),R(k)(x),U(k)(x),V(k)(x)をk=
0,1,2,3,4,5の各々にについて算出する。こ
れらの算出結果は多項式補正装置5へ出力される。
【0055】図4は、多項式補正装置5の一例を示すブ
ロック図である。この多項式補正装置5には、前述の多
項式演算装置4で算出された推定誤り位置多項式と推定
誤り数値多項式の組P(k)(x),R(k)(x)と補助多項
式の組U(k)(x),V(k)(x)、および前述のS’d-2
が入力される。後に説明するように、実際この例におい
ては、次の条件式が満たされるときにのみ多項式の補正
がなされる。
【0056】
【数12】 したがって、条件式(6)が満たされないときには、多
項式補正装置の入力P (k)(x),R(k)(x)がそのまま
出力されることになるため、この場合には、U
(k)(x),V(k)(x)を保存しておく必要がない。
【0057】受信符号語中に前述の{xk ,xk+1 ,・
・・,xd-3 }を消失位置とする訂正可能な誤りが含ま
れており、なおかつ多項式演算装置4の出力P
(k)(x),R (k)(x)が、2degP(k)(x)<k+1
を満足している場合、P(k)(x),R (k)(x)は各々正
しい誤り位置多項式と誤り数値多項式となり、誤り数値
算出装置6によって、正しくエラーベクトル
【0058】
【外8】 を求めることができる。
【0059】前述の条件式(6)が満たされている場
合、一般には多項式演算装置4の出力である推定誤り位
置多項式P(k)(x)、推定誤り数値多項式R(k)(x)
は、各々誤り位置多項式、誤り数値多項式に一致しな
い。多項式補正装置5は、この多項式演算装置4の出力
(k)(x),R(k)(x)から、これに補正を加えること
によって、正しい誤り位置多項式と誤り数値多項式を算
出する方法を提供している。受信符号語中に{xk ,x
k+1 ,・・・,xd-3 }を消失位置とする訂正可能な誤
りが含まれている場合には、正しい誤り位置多項式σ
(x)、誤り数値多項式ω(x)は次の四つの条件を満
足する唯一の多項式の組となる。
【0060】
【数13】
【0061】なお、S’d-2 は式(1)で説明されてい
る。前述の条件式(6)を満足する場合、多項式演算装
置の出力P(k)(x),R(k)(x)は条件(a)(b)
(c)(d)を、U(k)(x),V(k)(x)は条件(A)
(B)(C)(D)を満足することから、誤り位置多項
式σ(x)、および誤り数値多項式ω(x)は次のよう
にして算出することができる。
【0062】
【数14】
【0063】ここで、ru は、多項式R(k)(x)のd−
2−degP(k)(x)次の項の係数となる。式(7)は
ω(x)に関する
【0064】
【外9】 の項は、エラーベクトルの算出には影響を及ぼさないた
め省略することができる。同様の理由によって、多項式
(k)(x)の補正に関する処理を簡略化すると、R
(k)(x)に関する補正は、P(k)(x)の補正と全く同様
に、補助多項式V(k)(x)にS’d-2 +ru を乗じた多
項式を加算することとしてもよい。したがって、条件式
(6)が満たされている場合、図4の多項式補正処理に
よって、所望の多項式の組を得ることができる。なお、
2degP(k)(x)>k+1の場合には、受信符号語中
には消失位置{xk ,xk+1 ,・・・,xd-3 }に関し
て、訂正不可能な誤りが含まれていることになる。
【0065】以上の処理に関して、多項式演算装置4の
説明で用いた具体的な実行例を引用して説明する。図3
に示した多項式演算装置4の出力において例えばP
(5)(x),R(5) ( x)は、各々 P(5)(x)=x3 +x2 +α,R(5)(x)=x2 +α3 x+α13 ・・・(8) であり、これを既に説明した処理によって補正する。多
項式P(5)(x)の次数が3であるから、2・3=5+1
より、条件式(6)を満たす。また、式(1)より、
S’5 =α9 であり、R(5)(x)の2(=5−3)次の
項の係数が1であることから、S’5 +ru =α7 と計
算される。これより、多項式補正装置5の出力P
(5)(x),R(5)(x)は、次のように計算される。
【0066】P(5)(x)=x3 +x2 +α+α7 (α6
2 +α7 x+α9 )=x3 +α62+α14x R(5)(x)=x2 +α3 x+α13+α7 (x2 +α13
+α6 )=α92 +α11x 以下、P(5)(x),R(5)(x)は誤り数値推定装置6に
おいて処理される。前述のチェンサーチ処理により、P
(5)(0)=P(5)5 )=P(5)9 )=0が算出さ
れ、前から数えて5,9,15番目のシンボルに誤りが
生じていると判定される(先頭を0番目とする)。次
に、前述の誤り数値の算出に関する手順をP (5)(x),
(5)(x)について適用すると、k=5に関するエラー
ベクトルは
【0067】
【外10】 と算出される。また、このエラーベクトルと前述の受信
符号語との間の信頼度付き距離は2.7となる。P
(i)(x),R(i)(x),(i=0,1,2,3,4)に
ついても同様に補正し、エラーベクトル、および信頼度
付き距離を算出する。推定符号語選択装置7において最
終的に前述のエラーベクトル
【0068】
【外11】 が選択され、送信符号語として(0,0,0,0,0,
0,0,0,0,0,0,0,0,0,0)が算出さ
れ、加算器8でバッファ3の出力と加算される。これが
本発明の二重伸長リードソロモン復号装置全体の出力と
なる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、多項式
演算装置と多項式補正装置を備え、この多項式演算装
置、およびその後処理を実行する多項式補正装置によっ
て、従来技術における問題点であった、t個のユークリ
ッド除算装置による並列処理(あるいは繰り返し処理)
を実行する必要がなくなり、計算回数、装置規模は1/
t程度になり、また本発明の二重伸長リードソロモン軟
判定復号装置が算出する推定符号語は、従来技術による
復号装置が算出するものに完全に一致し、推定符号語中
の各シンボルに関する誤り率は従来技術によるものと全
く同じとなる。すなわち、従来技術と比較して、復号後
の誤り率を全く劣化させることなしに、推定誤り位置多
項式、推定誤り数値多項式の算出に要する計算回数、装
置規模を1/t程度にすることができ、より経済的、か
つ効率的な二重伸長リードソロモン軟判定復号装置を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の二重伸長リードソロモン
復号装置を示すブロック図である。
【図2】多項式演算装置4の処理例を示すフローチャー
トである。
【図3】反復演算アルゴリズムの一例を示す図である。
【図4】多項式補正装置5の一例を示すフローチャート
である。
【図5】従来例の軟判定復号装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 信頼度低位置に対応するシンボルを保存するバッ
ファ 2 シンドローム算出装置 3 受信符号語を保存するバッファ 4 多項式演算装置 5 多項式補正装置 6 誤り数値算出装置 7 推定符号語選択装置 8 加算器 91 〜9t ユークリッド除算装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号ブロック長がq+1(qは素数のべ
    き乗)の二重伸長リードソロモン符号に関する、受信符
    号語と該受信符号語の受信状態を表す信頼度情報を用い
    て推定符号語候補を算出し、該推定符号語候補の中から
    該受信符号語に最もよく類似した符号語を選択すること
    によって、該受信符号語中の符号誤りを訂正する二重伸
    張リードソロモン復号装置において、 該信頼度情報とq+1個のシンボルからなる該受信符号
    語中のq個のシンボルに含まれる誤りに対応した全ての
    推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項式の組を算出す
    る多項式演算装置と、 該受信符号語中の該q個のシンボル以外の1個のシンボ
    ルと該多項式算出装置によって算出される補助多項式を
    用いて、該推定誤り位置多項式と該推定誤り数値多項式
    を補正する多項式補正装置と、 該補正された該推定誤り位置多項式と該推定誤り数値多
    項式から推定符号語候補を算出し、該受信符号語に最も
    類似した符号語を選別する装置を備えることを特徴とす
    る二重伸長リードソロモン復号装置。
  2. 【請求項2】 前記多項式演算装置は、前記受信符号語
    と該受信符号語において前記信頼度情報により選択した
    信頼度の最も低いd−1個(dは自然数)の位置を指定
    する指標から算出されるシンドロームから、最大d−2
    回の反復演算からなる反復演算アルゴリズムによって、
    該反復演算アルゴリズムの第k回目(kは自然数)の反
    復演算実行時に、該受信符号語中のq個のシンボルのう
    ち、該信頼度の最も低いd−2−k個の位置を消失位置
    とする前記推定誤り位置多項式と推定誤り数値多項式の
    組を第k−1回目の反復演算実行時に算出された該推定
    誤り位置多項式と該推定誤り数値多項式の組から算出す
    るとともに、該推定誤り位置多項式と該推定誤り数値多
    項式を前記多項式補正装置において補正するための2種
    類の補助多項式を第k−1回目の反復演算実行時に算出
    された2種類の該補助多項式から算出する請求項1記載
    の二重伸長リードソロモン復号装置。
  3. 【請求項3】 前記多項式補正装置は、前記多項式算出
    処理装置を第k回目の反復実行時に算出される前記推定
    誤り位置多項式の次数が(k+1)/2に等しい場合、
    前記受信符号語中の1個のシンボルに対応するシンドロ
    ームと前記誤り数値多項式のd−2−(k+1)/2次
    の項の係数との和を前記2種類の補助多項式に乗じた多
    項式の各々の該推定誤り位置多項式と該推定誤り数値多
    項式に加算した多項式を、補正された該推定誤り位置多
    項式と該推定誤り数値多項式とする請求項1記載の二重
    伸長リードソロモン復号装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001073952A1 (fr) * 2000-03-27 2001-10-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Decodeur et procede de decodage
CN112017724A (zh) * 2019-05-29 2020-12-01 爱思开海力士有限公司 存储系统和在存储系统中纠正错误的方法

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