JPH10163316A - 半導体装置における埋め込み配線の形成方法 - Google Patents

半導体装置における埋め込み配線の形成方法

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JPH10163316A
JPH10163316A JP8324290A JP32429096A JPH10163316A JP H10163316 A JPH10163316 A JP H10163316A JP 8324290 A JP8324290 A JP 8324290A JP 32429096 A JP32429096 A JP 32429096A JP H10163316 A JPH10163316 A JP H10163316A
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JP
Japan
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groove
film
interlayer insulating
wiring
insulating film
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JP8324290A
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Akira Mizumura
章 水村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層配線構造の半導体装置において、コンタ
クトホールの内径の大きさや溝の幅の大きさの如何にか
かわらず、コンタクトホール形成用のレジストパターン
の位置合わせにずれに影響されずに一定の形状の埋め込
み配線を形成するを方法を提供する。 【解決手段】 導電体層1の上方の層間絶縁膜2c,2
dに溝4を形成し、溝4の側面を層間絶縁膜2cに対す
るエッチング選択性を有する材料から成る膜6で覆う。
次に溝4の幅よりも大きい内径の貫通孔を有するレジス
トパターン7をマスクとして溝4の下の層間絶縁膜2
b,2aをエッチングして、導電体層1に到達するコン
タクトホール8を形成する。次に溝4及びコンタクトホ
ール8を埋め込む状態で導電性材料から成る膜を形成
し、この膜を層間絶縁膜2dの上面が露出する位置まで
除去して埋め込み配線9を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線構造を有
する半導体装置に関し、特に、上層配線を埋め込み配線
として形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多層配線構造を有する半導体装置とし
て、導電体層(例えばSi(シリコン)基板または下層
配線)上の層間絶縁膜内に上層配線を埋め込むようにし
て形成し、この上層配線と導電体層との間に導電性を有
する柱状のコンタクト部を介装した構造のものが知られ
ている。
【0003】このように上層配線を埋め込み配線とした
形成する従来の方法の一例を工程順に示すと、図4の通
りである。 [図4Aまでの工程]最初に、導電体層(例えばAl
(アルミニウム)から成る下層配線)21の上に、Si
2 (酸化シリコン)膜22a,PーSiN(不純物と
してリンを拡散させた窒化シリコン)膜22b,SiO
2 膜22cをCVD(Chemical Vapor Deposition )等
の方法で順次積層することにより層間絶縁膜22を形成
する。
【0004】次に、この層間絶縁膜22のSiO2 膜2
2a上にレジスト膜(図示せず)を形成し、このレジス
ト膜をパターニングすることにより、所定の幅tの細長
い溝状の孔23aを有するレジストパターン23を形成
する。そして、このレジストパターン23をマスクとし
てSiO2 膜22cをエッチングし、PーSiN膜2b
でこのエッチングをストップさせる。これにより、レジ
ストパターン23の孔23aの直下のSiO2 膜22c
に、開口23aの幅tと等しい幅の細長い溝24が形成
される。
【0005】[図4Bまでの工程]次に、レジストパタ
ーン23をSiO2 膜22a上から除去する。続いて、
SiO2 膜22a上に新たにレジスト膜(図示せず)を
形成し、このレジスト膜をパターニングすることによ
り、溝24上の所定箇所に溝24の幅tと等しい内径の
孔25aを有するレジストパターン25を形成する。
【0006】次に、このレジストパターン25をマスク
として、PーSiN膜22b及びSiO2 膜22aを、
下層配線(導電体層)21の位置までエッチングする。
これにより、溝24の上記所定箇所の直下のPーSiN
膜22b及びSiO2 膜22aに、溝24の幅tと等し
い内径のコンタクトホール26が形成される。
【0007】[図4Cまでの工程]次に、レジストパタ
ーン25をSiO2 膜22a上から除去する。続いて、
SiO2 膜22a上に、導電性材料から成る膜(図示せ
ず)を、溝24及びコンタクトホール26を埋め込む状
態で形成する。そして、この導電性材料から成る膜を、
SiO2 膜22cの上面が露出する位置まで除去する。
これにより、溝24内にこの導電性材料(例えばAl)
から成る配線(溝埋め込み配線としての上層配線)27
が形成されるとともに、コンタクトホール26内には上
層配線27と下層配線21とを接触させるコンタクト部
28がやはりこの導電性材料から形成される。以上の工
程により、上層配線を埋め込み配線とした多層配線構造
が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な埋め込み配線の形成方法において、レジストパターン
25を形成する工程(図4B)で、図5Aに示すように
溝24の幅方向での孔25aの位置合わせにずれが起き
てしまった場合には、溝24の底部(図の(ア)の部
分)に入り込んだレジストの抜けが悪くなる事態を招い
てしまう。
【0009】この事態を回避するために、ポジティブ型
のフォトレジストを露光及び現像することによってレジ
ストパターン25を形成しておき、溝24内に入り込ん
だレジストを再び露光(オーバー露光)することによっ
て溶解する方法を採ることも考えられる。しかし、レジ
ストパターン25の孔25aは溝24の幅tと同じ大き
さの内径しか有しておらず且つ溝24とは位置がずれて
いるので、溝24の底部には光が届きにくくなってお
り、そのためオーバー露光によっても溝24の底部のレ
ジストを全て除去することは困難である。従って、この
方法では、位置合わせずれの程度に応じてオーバー露光
後の溝24の形状にバラツキが生じてしまう。そして、
その形状如何では、溝24内に形成された埋め込み配線
27に図5Bに示すようにいわゆる‘ス’(隙間)27
aが入ることがあり、このことが半導体装置の電気的信
頼性の低下の原因となってしまう。
【0010】そこで従来は、ある範囲内の位置合わせず
れを予め想定して図4Aまでの工程で溝24の幅をレジ
ストパターン25の孔25aの内径よりも大きめに設定
しておく(あるいは逆に図4Bまでの工程でレジストパ
ターン25の孔25aの内径を溝24の幅よりも小さめ
に設定しておく)ことにより、コンタクトホール26の
内径を溝24の幅よりも小さくしておき、この想定した
位置合わせずれの範囲内ではコンタクトホール26が溝
24からはみださない(従ってこの位置合わせずれの範
囲内では溝24の形状が一定となる)ようにせざるを得
なかった。
【0011】しかし、そうした場合にも、溝24の幅を
大きくすると半導体装置の集積度の悪化につながり、他
方、コンタクトホール26の内径のほうを小さくする
と、コンタクト部28と上層配線27及び下層配線21
との接触面積が狭くなるので、コンタクト抵抗の増大等
によりやはり半導体装置の電気的信頼性の低下につなが
ってしまっていた。
【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上層配線を埋め込み配線とした多層配線構造の半導
体装置において、コンタクトホールの内径の大きさや溝
の幅の大きさの如何にかかわらず、コンタクトホール形
成用のレジストパターンの位置合わせにずれに影響され
ずに埋め込み配線用の溝の形状を一定に保持することの
できる方法を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る埋め込み配
線の形成方法では、最初に、導電体層の上方の層間絶縁
膜に溝を形成する(第1の工程)。次に、少なくともこ
の溝の側面及び溝の周辺における層間絶縁膜の表面を、
この層間絶縁膜に対するエッチング選択性を有する材料
から成る膜で覆う(第2の工程)(但し溝の周辺におけ
る層間絶縁膜の表面については、溝を形成するよりも前
の工程で予めこうした材料から成る膜で覆っておいても
よいことはもちろんである)。次に、溝の下の層間絶縁
膜を導電体層までエッチングすることにより、導電体層
に到達するコンタクトホールを形成する(第3の工
程)。
【0014】続いて、これらの溝及びコンタクトホール
を埋め込む状態で、層間絶縁膜上に導電性材料から成る
膜を形成する(第4の工程)。そして、この導電性材料
から成る膜を層間絶縁膜の上面が露出する位置まで除去
する(第5の工程)ことにより、この導電性材料から成
る配線(溝埋め込み配線としての上層配線)を溝内に形
成すると共に、上層配線と導電体層(基板または下層配
線)とを接触させるコンタクト部をコンタクトホール内
に形成する。
【0015】こうした本発明に係る方法によれば、上記
第2の工程により、少なくとも埋め込み配線用の溝の側
面及び溝の周辺における層間絶縁膜の表面が、層間絶縁
膜に対するエッチング選択性を有する膜で覆われる(即
ち、従来のように溝の側面や溝の周辺に層間絶縁膜が露
出することがなくなる。)
【0016】従って、コンタクトホール形成用のレジス
トパターンと埋め込み配線用の溝との位置合わせにずれ
が起きた場合にも、上記第3の工程におけるエッチング
の際に溝の側面や溝の周囲が削られることがなくなるの
で、溝の形状が一定に保持される。これにより、埋め込
み配線の形状が一定となるので半導体装置の電気的信頼
性の向上が図られる。
【0017】また、このように溝の形状が位置合わせの
ずれに影響されずに一定になるので、従来のようにコン
タクトホールの内径を溝の幅よりも小さく設定する必要
がなくなる。これにより、コンタクトホール形成用のレ
ジストパターンの孔の内径と埋め込み配線用の溝の幅と
を任意に設定できるようになり、半導体装置の高集積化
が図られるとともにやはり半導体装置の電気的信頼性の
向上が図られるようになる。
【0018】尚、一例として、上記第3の工程では、溝
の幅よりも大きい内径の孔を有するレジストパターンを
形成し、このレジストパターンをマスクとしてエッチン
グを行うようにすることが好適である。
【0019】そうした場合には、レジストパターンの形
成の際、溝とレジストパターンとの間に縁(マージン)
が存在するようになり、このマージンの部分にレジスト
が残るようになる分だけ、溝内に入り込むレジストが減
少するようになる。
【0020】しかも、レジストパターンの孔の内径が大
きいので、この孔の下の溝の底部に入り込んだレジスト
を全て除去することも容易になる(例えばポジティブ型
のフォトレジストであれば、オーバー露光の際に溝の底
部にも十分光が届くようになるので、溝の底部のレジス
トを全て溶解することが容易になる)。
【0021】従って、この点においても、溝の形状が一
定に保持されて半導体装置の電気的信頼性の向上が図ら
れるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を詳細に説明する。図1及び2は、本発明の一
実施例を工程順に示すものである。
【0023】[図1Aまでの工程]最初に、Al(アル
ミニウム)から成る下層配線1上に、SiO2 膜2a,
PーSiN膜2b,SiO2 膜2c,PーSiN膜2d
をCVD(Chemical VaporDeposition )等の方法で順
次積層することにより、層間絶縁膜2を形成する。次
に、この層間絶縁膜2上にレジストの膜を形成し、この
レジスト膜をパターニングすることにより、所定の幅t
1の細長い溝状の孔3aを有するレジストパターン3を
形成する。
【0024】次に、このレジストパターン3をマスクと
して、層間絶縁膜2のPーSiN膜2d及びSiO2
2cに例えば下記の2段階の条件でRIE(Reactive I
on Etcing )を施し、PーSiN膜2bでこのエッチン
グをストップさせる。 (1段階目)ガスフローレート:CHF3 /CF4 /A
r=40/10/100sccm(SiO2 /PーSi
N選択比:1) (2段階目)ガスフローレート:C4 8 /CO/Ar
=8/60/200sccm(SiO2 /PーSiN選
択比:14) これにより、層間絶縁膜2のPーSiN膜2d及びSi
2 膜2cに幅t1の細長の溝4が形成される。
【0025】[図1Bまでの工程]次に、レジストパタ
ーン3を除去し、PーSiN膜2d上にPーSiN膜5
を形成する。このとき、PーSiN膜5は溝4内にも埋
め込まれる。
【0026】[図1Cまでの工程]次に、溝4内のPー
SiN膜5に例えば下記の条件でRIEを施すことによ
り、溝4内の側面にPーSiNサイドウォ−ル6を形成
する。 ガスフローレート:CHF3 /CF4 /Ar=40/1
0/100sccm
【0027】[図2Aまでの工程]次に、PーSiN膜
5上にレジスト(一例としてポジティブ型のフォトレジ
ストとする)の膜を形成し、このレジスト膜を露光及び
現像によりパターニングすることによって、溝4の幅t
1よりも大きい内径t2の貫通孔7aを有するレジスト
パターン7を、溝4上に貫通孔7aが位置するようにし
てPーSiN膜2d上に形成する。尚、図3Aはこのレ
ジストパターン7を上側からみた図である。
【0028】このように貫通孔7aの内径t2を溝4の
幅t1よりも大きくしたことにより、溝4の周辺に縁
(マージン)maが存在するようになるので、パターニ
ングの際、このマージンmaの部分にレジストが残るよ
うになる分だけ、溝4内に入り込むレジストを減少させ
ることができる。しかも、貫通孔7aの内径t2が大き
いので、貫通孔7aの下の溝4の底部に入り込んだレジ
ストをオーバー露光により全て溶解することも容易にな
る。
【0029】続いて、このレジストパターン7をマスク
として、例えば下記のようにSiO2 /PーSiN選択
比が高くなる条件で層間絶縁膜2のSiO2 膜2cにR
IEを施すことにより、下層配線1に到達するコンタク
トホール8を溝4の直下のSiO2 膜2aに形成する。 ガスフローレート:C4 8 /CO/Ar=8/60/
200sccm図3Bは、このコンタクトホール8を上
側からみた図であり、同図の(A)ー(A)断面図が図
2Aに相当する(但し図3Bではレジストパターン7の
図示を省略している)。因みに図3Bの(B)ー(B)
断面図は図1Cと同じである。
【0030】ここで、溝4内の側面にはPーSiNサイ
ドウォ−ル6が形成されており且つ層間絶縁膜2の上面
にはPーSiN膜2dが存在しているので、このエッチ
ングの際に溝4内の側面や溝4の周囲が削られることは
ない。従って、溝4の形状は一定に保持される。
【0031】[図2Bまでの工程]次に、PーSiN膜
2d上に、導電性材料から成る膜を、溝4及びコンタク
トホール8を埋め込む状態で形成する。この導電性材料
から成る膜を、CMP(Chemical Mechanical Polishin
g )を施して削ることにより、PーSiN膜2dの上面
が露出する位置まで除去する。
【0032】尚、配線材料の埋め込み方法としては、例
えば下記の方法(1),(2)のうちのいずれかを採用
するようにすればよい。 (埋め込み方法(1))下記の条件でリフローで埋め込
む。 基板温度:500℃,ガス:Ar,裏面ガス圧力:10
00Pa (埋め込み方法(2))下記の条件で高圧リフローで埋
め込む。 基板温度:450℃,ガス:Ar,裏面ガス圧力:70
MPa また、CMPの条件は例えば下記の通りに設定するよう
にすればよい。 研磨圧力:100g/cm2 ,回転数:定盤30rp
m,ヘッド30rpm, スラリー:NH4 OHベース
【0033】これにより、溝4内にこの導電性材料から
成る配線(溝埋め込み配線としての上層配線)9が形成
されるとともに、コンタクトホール8内には上層配線9
と下層配線1とを接触させるコンタクト部10がやはり
この導電性材料から形成される。前述のように溝4の形
状は一定に保持されているので、この工程でも一定の形
状の埋め込み配線9が形成されることになる。
【0034】[図2Cまでの工程]最後に、PーSiN
膜5及び埋め込み配線9上に所望の厚さまでSiO2
堆積させることにより、SiO2 層11を形成する。以
上の工程により、埋め込み配線用の溝とコンタクトホー
ルとの位置合わせのずれにかかわらず、一定の形状の埋
め込み配線を有する多層配線構造が得られる。
【0035】尚、以上の実施例では埋め込み配線材料と
してAlを用いたが、Alの代わりにCu(銅)やW
(タングステン)等を埋め込み配線材料として用いるよ
うにしてもよい。
【0036】また、以上の実施例では、埋め込み配線用
の溝にPーSiNサイドウォ−ルを形成した上で、層間
絶縁膜のSiO2 膜にSiO2 /PーSiN選択比の高
いRIEによりコンタクトホールを形成するようにして
いる。しかし、これに限らず、層間絶縁膜をSiO2
以外で構成するとともにサイドウォ−ルをPーSiN以
外で構成し、その層間絶縁膜/サイドウォ−ル選択比の
高い適宜のエッチング(プラズマエッチングやウェット
エッチング等)によってコンタクトホールを形成するよ
うにしてもよい。
【0037】また、本発明は、以上の実施例に限らず、
本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成を
とりうることはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コンタ
クトホール形成用のレジストパターンと埋め込み配線用
の溝との位置合わせにずれが起きた場合にも、埋め込み
配線用の溝の形状が一定に保持されるので、一定の形状
の埋め込み配線を形成することができる。従って、半導
体装置の電気的信頼性を向上させることができるという
効果を奏する。
【0039】また、このように埋め込み配線用の溝の形
状が位置合わせのずれに影響されずに一定になるので、
コンタクトホール形成用のレジストパターンの内径と埋
め込み配線用の溝の幅とを任意に設定できるようにな
る。従って、半導体装置を高集積化することができると
いう効果を奏するとともに、やはり半導体装置の電気的
信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
【0040】また、コンタクトホールを形成する工程に
おいて、埋め込み配線用の溝の幅よりも大きい内径の孔
を有するレジストパターンを溝上に形成し、このレジス
トパターンをマスクとしてエッチングを行うようにした
場合には、レジストパターンの形成の際、溝とレジスト
パターンとの間にマージンが存在するようになり、この
マージンの部分にレジストが残るようになる分だけ、溝
内に入り込むレジストを減少させることができる。しか
も、レジストパターンの孔の内径が大きいので、溝の底
部に入り込んだレジストを全て除去することも容易にな
る。従って、この点からも、埋め込み配線用の溝の形状
を一定に保持して半導体装置の電気的信頼性を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における埋め込み配線の形成
過程を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例における埋め込み配線の形成
過程を示す側断面図である。
【図3】本発明の一実施例における埋め込み配線の形成
過程を示す平面図である。
【図4】従来の埋め込み配線の形成過程を示す側断面図
である。
【図5】従来の埋め込み配線の形成過程を示す側断面図
である。
【符号の説明】
1 下層配線、 2 層間絶縁膜、 2a,2c Si
2 膜、 2b,2d,5 PーSiN膜、 3,7
レジストパターン、 4 溝、 6 PーSiNサイド
ウォ−ル、 8 コンタクトホール、 9 埋め込み配
線、 10 コンタクト部、 11 SiO2
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このように上層配線を埋め込み配線とし
形成する従来の方法の一例を工程順に示すと、図4の通
りである。 [図4Aまでの工程]最初に、導電体層(例えばAl
(アルミニウム)から成る下層配線)21の上に、Si
O2(酸化シリコン)膜22a,PーSiN(窒化シリ
コン)膜22b,SiO2膜22cをCVD(Chemical
Vapor Deposition )等の方法で順次積層することによ
り層間絶縁膜22を形成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この事態を回避するために、ポジティブ型
のフォトレジストをオーバー露光することによって溶解
する方法を採ることも考えられる。しかし、レジストパ
ターン25の孔25aは溝24の幅tと同じ大きさの内
径しか有しておらず且つ溝24とは位置がずれているの
で、溝24の底部には光が届きにくくなっており、その
ためオーバー露光によっても溝24の底部のレジストを
全て除去することは困難である。従って、この方法で
は、位置合わせずれの程度に応じてオーバー露光後の溝
24の形状にバラツキが生じてしまう。そして、その形
状如何では、溝24内に形成された埋め込み配線27に
図5Bに示すようにいわゆる‘ス’(隙間)27aが入
ることがあり、このことが半導体装置の電気的信頼性の
低下の原因となってしまう。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体層の上方に層間絶縁膜を挟んで上
    層配線が形成され、かつ前記上層配線と前記導電体層と
    の間に導電性を有する柱状のコンタクト部が介装されて
    なる多層配線構造を有する半導体装置において、前記上
    層配線を前記層間絶縁膜に埋め込んで形成する方法であ
    って、 前記絶縁層間膜に溝を形成する第1の工程と、 少なくとも前記溝の側面及び該溝の周辺における前記層
    間絶縁膜の表面を、該層間絶縁膜に対するエッチング選
    択性を有する材料から成る膜で覆う第2の工程と、 前記溝の下の前記層間絶縁膜を前記導電体層までエッチ
    ングすることにより、該導電体層に到達するコンタクト
    ホールを形成する第3の工程と、 前記溝及び前記コンタクトホールを埋め込む状態で、前
    記層間絶縁膜上に導電性材料から成る膜を形成する第4
    の工程と、 前記導電性材料から成る膜を、前記層間絶縁膜の上面が
    露出する位置まで除去する第5の工程とを有することを
    特徴とする半導体装置における埋め込み配線の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記第
    3の工程では、前記溝の幅よりも大きい内径の孔を有す
    るレジストパターンを形成して前記エッチングを行うこ
    とを特徴とする半導体装置における埋め込み配線の形成
    方法。
JP8324290A 1996-12-04 1996-12-04 半導体装置における埋め込み配線の形成方法 Pending JPH10163316A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6238961B1 (en) 1999-01-19 2001-05-29 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same
US6495928B1 (en) 1999-07-06 2002-12-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Transfer mark structure for multi-layer interconnecting and method for the manufacture thereof
JP2012514319A (ja) * 2008-12-31 2012-06-21 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 特別に先細りされた遷移ビアを備えた半導体デバイスのメタライゼーションシステム
US11908731B2 (en) 2021-05-13 2024-02-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Via-first self-aligned interconnect formation process

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