JPH10162412A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JPH10162412A
JPH10162412A JP8325030A JP32503096A JPH10162412A JP H10162412 A JPH10162412 A JP H10162412A JP 8325030 A JP8325030 A JP 8325030A JP 32503096 A JP32503096 A JP 32503096A JP H10162412 A JPH10162412 A JP H10162412A
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JP
Japan
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light
photodiode
optical pickup
current signal
light receiving
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Application number
JP8325030A
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Inventor
Kenzou Kanedou
健三 鐘堂
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
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    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号出力レベルを所定レベルに保つことを目
的として、APC回路の入出力特性を調整する必要がな
い構成にすることによって、より一層のコストダウンを
実現した光ピックアップを提供する。 【解決手段】 ディスク100からの反射光を電流信号
に変換する受光用フォトダイオード4と、該受光用フォ
トダイオード4が出力する電流信号を電圧信号に変換す
る受光用I/V変換器5と、光源(半導体レーザチッ
プ)1からの出射光の一部を電流信号に変換するモニタ
用フォトダイオード6と、該モニタ用フォトダイオード
6が出力する電流信号に基づいて光源1のフィードバッ
ク制御を行うAPC回路7を有する光ピックアップにお
いて、前記受光用フォトダイオード4及びモニタ用フォ
トダイオード6として、光信号を電流信号に変換する効
率が同一である2つのフォトダイオードを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置あ
るいは光磁気ディスク装置などの情報記録再生装置にお
いて、記録媒体であるディスクに対して信号の読み出し
あるいは書き込みを行う光ピックアップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップの一構成例を図4
に示す。同図において、1は次出のレーザ駆動回路2か
ら供給される電流に応じてレーザービームを出射する半
導体レーザチップ、2は後出のオートパワーコントロー
ル回路11の制御信号(電圧信号)に基づいて半導体レ
ーザチップ1に電流を供給するレーザ駆動回路、3は半
導体レーザチップ1から出射されるレーザビームを記録
媒体であるディスク100上に光スポットSとして照射
し、また、ディスク100からの反射光を次出の受光用
フォトダイオード4へ導く光学系、4は反射光を電流信
号に変換する受光用フォトダイオード、5は受光用フォ
トダイオード4が出力する電流信号を電圧信号に変換す
る受光用I/V変換器、6は半導体レーザチップ1から
出射されるレーザビームの一部(この場合、半導体レー
ザチップ1の光学系3が存在しない側から出射されるレ
ーザビーム)を電流信号に変換するモニタ用フォトダイ
オード、11はオートパワーコントロール回路(以下、
「APC回路」と表現する)であって、モニタ用フォト
ダイオード6が出力する電流信号に基づいて、半導体レ
ーザチップ1からレーザビームが常に一定のパワーで出
力されるように、レーザ駆動回路2へ制御信号を出力す
る、すなわち、半導体レーザチップ1のフィードバック
制御を行う。
【0003】このように、光ピックアップにはAPC回
路11が設けられているわけであるが、これは以下に述
べる理由によるものである。それは、光ピックアップ
(受光用I/V変換器5)が出力する電圧信号レベル
(以下、「信号出力レベル」と表現する)を所定のレベ
ルに保つ必要性があるのに対して、半導体レーザチップ
1が出力するレーザビームのパワーは個体差があるとと
もに、温度変化に対して敏感に反応するので、半導体レ
ーザチップ1に対して同一の安定した制御を行うだけで
はレーザビームのパワーが一定にならず、したがって、
信号出力レベルを一定に保つことができないからであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
フォトダイオードは光信号を電流信号に変換する効率
(以下、単に「変換効率」と表現する)のばらつきが大
きく、これが原因で、受光用フォトダイオード4とモニ
タ用フォトダイオード6とでは変換効率が異なることが
多く、また、その異なり具合(変換効率の差)も光ピッ
クアップによって様々である。そのため、APC回路1
1が所定の入出力特性に固定されていれば、信号出力レ
ベルを一定に保つことはできるが、その一定に保たれる
レベルが光ピックアップによって異なることになり、信
号出力レベルを所定のレベルに保つという条件を満たす
ことができない。
【0005】そこで、上記従来の光ピックアップにおけ
るAPC回路11は、例えば図4に示すように、可変抵
抗器111、定電圧源72、オペアンプ(演算増幅器)
73からなり、オペアンプ73の非反転入力端子(+)
には定電圧源72が、反転入力端子(−)には可変抵抗
器111がそれぞれ接続された構成であって、非反転入
力端子(+)には所定電圧が、反転入力端子(−)には
受光用フォトダイオード6からの電流信号が可変抵抗器
111にて電圧信号に変換されて、それぞれ入力される
オペアンプ73の出力がレーザ駆動回路2へ与えられて
おり、可変抵抗器111の抵抗値を変化させることによ
って、その入出力特性が調整可能となっている。
【0006】このように、従来の光ピックアップにおい
ては、APC回路を、その入出力特性が調整可能である
構成にする必要があり、これに伴って、APC回路の入
出力特性を調整するためのボリウム回路が必要であると
ともに、光ピックアップの生産過程において信号出力レ
ベルが所定のレベルになるようにAPC回路の入出力特
性を調整する工程も必要となる。これにより、光ピック
アップのコストダウンをより一層促進するに至っていな
い。
【0007】そこで、本発明は、信号出力レベルを所定
レベルに保つことを目的として、APC回路の入出力特
性を調整する必要がない構成にすることによって、すな
わち、APC回路の入出力特性を変化させるためのボリ
ウム回路を不要とし、また、これに伴って、信号出力レ
ベルが所定のレベルになるようにAPC回路の入出力特
性を調整する工程も削除することによって、より一層の
コストダウンを実現した光ピックアップを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の光ピックアップでは、ディスクか
らの反射光を電流信号に変換する受光用フォトダイオー
ドと、該受光用フォトダイオードが出力する電流信号を
電圧信号に変換する受光用I/V変換器と、光源からの
出射光の一部を電流信号に変換するモニタ用フォトダイ
オードと、該モニタ用フォトダイオードが出力する電流
信号に基づいて光源のフィードバック制御を行うAPC
回路を有する光ピックアップにおいて、前記受光用フォ
トダイオード及びモニタ用フォトダイオードとして、光
信号を電流信号に変換する効率が同一である複数個のフ
ォトダイオードを用いている。
【0009】従来の光ピックアップにおいて、APC回
路の入出力特性の調整が必要であったのは、受光用フォ
トダイオード及びモニタ用フォトダイオードを、変換効
率が規格内のものであれば任意に組み込んでいたため、
フォトダイオードの変換効率のばらつきが大きいという
実状からして、ほとんどの場合、両者のフォトダイオー
ドの変換効率が異なり、また、その異なり具合も光ピッ
クアップによって様々であったからである。そこで、フ
ォトダイオードの変換効率のばらつきは大きいが、変換
効率の等しいフォトダイオードが存在することに着目し
たのが本発明である。
【0010】そして、同じ変換効率のフォトダイオード
のペアを受光用フォトダイオード及びモニタ用フォトダ
イオードとして使用すれば、すなわち、光ピックアップ
を請求項1に記載の構成にすることにより、各ペア毎に
は変換効率が異なっていても、各光ピックアップにおい
て、APC回路の入出力特性を含め、光ピックアップを
構成する要素に関連したその他の特性(例えば、光源
(半導体レーザチップ)から出射されるレーザビームと
モニタ用フォトダイオードにて電流信号に変換されるレ
ーザビームとの比率など)が画一的なものであることを
前提とすれば、発明の実施の形態において後述するよう
に、信号出力レベルを所定のレベルに保つことができ
る。
【0011】また、請求項2に記載の光ピックアップで
は、ディスクからの反射光を前記受光用フォトダイオー
ドに導くためにディスクからの反射光の進行方向を変化
させる手段としてホログラム素子を有している。
【0012】ここで、ディスクからの反射光を前記受光
用フォトダイオードに導くためにディスクからの反射光
である光信号の進行方向を変化させる手段としてホログ
ラム素子を有する光ピックアップでは、同手段としてビ
ームスプリッタを用いた光ピックアップに比べて、半導
体レーザチップ、光学系などが非常に高い精度で設置さ
れている。
【0013】したがって、光ピックアップを請求項2に
記載の構成にすることにより、半導体レーザチップから
出射されたレーザビームのうち、光学系により光スポッ
トとしてディスクに照射されるレーザビームの比率、及
び、モニタ用フォトダイオードへ到達するレーザビーム
の比率の精度も高くなる。よって、これら両比率は信号
出力レベルに絡んでくるものであることからして、信号
出力レベルが所定のレベルに保たれる精度も高くなる。
【0014】また、請求項3に記載の光ピックアップで
は、前記ホログラム素子によって進行方向が変化した反
射光が前記受光用フォトダイオードへ到達するように、
前記ホログラム素子によって進行方向が変化した反射光
を反射させる反射手段を有している。
【0015】以上の構成により、光源(半導体レーザチ
ップ)の設置の仕方によらず、光ピックアップの厚みが
増すのを防ぐことができるとともに、受光用フォトダイ
オードやモニタ用フォトダイオードの集積化の容易性が
確保される。
【0016】また、請求項4に記載の光ピックアップで
は、前記受光用I/V変換器及びAPC回路をそれぞれ
集積回路として同一基板に組み込み、該基板に前記受光
用フォトダイオードとモニタ用フォトダイオードとを実
装した構成にしている。
【0017】以上の構成により、光ピックアップの小型
化に貢献するとともに、生産性の向上及び更なるコスト
ダウンなどを期待することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態で
ある光ピックアップの要部構成図であって、7はAPC
回路、8は反射手段としてのミラーである。尚、APC
回路7の働きは従来技術におけるAPC回路11と同一
であり、図4に示す従来技術と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0019】上記構成において、半導体レーザチップ1
から出射されるレーザビームは所定の比率でミラー8に
より反射されてモニタ用フォトダイオード6に到達する
(半導体レーザチップ1の光学系3が存在する側から出
射されるレーザビームの一部をモニタ用フォトダイオー
ド6に導く、いわゆるフロントモニタ方式)ようになっ
ており、光ピックアップの小型化を促進している。ま
た、APC回路7の構成は、図1に示すように、従来の
光ピックアップにおけるAPC回路11において可変抵
抗111を固定抵抗71に置き換えたものとなってい
る。そして、受光用フォトダイオード4とモニタ用フォ
トダイオード6とには変換効率が同一のフォトダイオー
ドになっている。
【0020】ここで、受光用フォトダイオード4の変換
効率をa、モニタ用フォトダイオード6の変換効率を
a’、受光用I/V変換器5の変換効率(電流信号を電
圧信号に変換する効率)をb、APC回路7内の固定抵
抗71の抵抗値をb’、定電圧源72の出力電圧をTと
し、半導体レーザチップ1から出射されたレーザビーム
のk%が光学系3を介してディスク100で反射されて
受光用フォトダイオード4に入射するとし、また、半導
体レーザチップ1から出射されたレーザビームのk’%
がミラー8により反射されてモニタ用フォトダイオード
6に到達するとした場合、APC回路7により、半導体
レーザチップ1が出射するレーザビームのパワーL
Pは、 T=LP{(k’/100)×a’×b’} となるように制御されると表すことができる。
【0021】したがって、信号出力レベルOLは、 OL=LP×(k/100)×a×b =[T/{(k’/100)×a’×b’}]×(k/100)×a×b =(k/k’)×(a/a’)×(b/b’)×T と表すことができる。
【0022】そして、本実施形態の光ピックアップで
は、同一の半導体基板上に形成されることによって、受
光用フォトダイオード4の変換効率とモニタ用フォトダ
イオード6の変換効率とが同一となっている、すなわ
ち、a=a’であるので、 OL=(k/k’)×(b/b’)×T となる。
【0023】このように、本実施形態の光ピックアップ
では、信号出力レベルが、k、k’、b、b’、Tにの
み依存することになるが、これらが個々の光ピックアッ
プにおいて同一の値をとるように画一的に設定すること
は容易に可能であるので、APC回路の入出力特性を調
整することなく、信号出力レベルを所定のレベルに保つ
ことができる。
【0024】これを受けて、本実施形態の光ピックアッ
プにおけるAPC回路7の構成は、図1に示すように、
従来の光ピックアップにおけるAPC回路11において
可変抵抗111を固定抵抗71に置き換えたものとする
ことができ、また、APC回路の入出力特性を調整する
ためのボリウム回路は不要となり、また、当然のことな
がら、光ピックアップの生産過程において信号出力レベ
ルが所定のレベルになるようにAPC回路の入出力特性
を調整する工程も不要となる。
【0025】また、光学系3の一構成要素である、ディ
スク100からの反射光を受光用フォトダイオード4に
導く素子としては、ホログラム素子9を用いることが望
ましい。
【0026】ホログラム素子は、図2に示すように、一
方の面には3ビーム生成用回折格子91が、他方の面に
は反射光路屈折用回折格子92が、それぞれ形成された
1枚のガラス板で構成されており、3ビーム生成用回折
格子91が形成された面を半導体レーザチップ1側にし
て使用される。このホログラム素子を用いる利点として
は、光ピックアップを構成する部品点数を削減できるこ
と、光ピックアップの組み立て工程を簡略化できること
などが挙げられる。
【0027】そして、ホログラム素子9を光学系3内に
用いることが望ましい理由を以下に述べる。ホログラム
素子9を光学系3内に用いた光ピックアップでは、ホロ
グラム素子9の代わりにビームスプリッタを用いた光ピ
ックアップに比べて、半導体レーザチップ1、光学系3
などが非常に高い精度で設置されている。
【0028】これにより、半導体レーザチップ1から出
射されたレーザビームのうち、光学系3を介してディス
ク100で反射されて受光用フォトダイオード4に入射
するレーザビームの比率、及び、ミラー8で反射するこ
とによってモニタ用フォトダイオード6へ到達するレー
ザビームの比率の精度も高くなる。したがって、これら
両比率は信号出力レベルに絡んでくるものであることか
らして、信号出力レベルを所定のレベルに精度高く保つ
ことができるからである。
【0029】さらに、ホログラム素子9の側面に反射手
段10を設けておくことが望ましい。というのは、図3
に示すように、半導体レーザチップ1の設置の仕方につ
いては詳細な説明は省略するが、ホログラム素子の反射
光路屈折用回折格子92を介したディスク100からの
反射光をそのまま直接受光用フォトダイオード4に導こ
うとすると、受光用フォトダイオード4の設置位置の関
係上、光ピックアップの厚みが増すという不具合を引き
起こす。また、受光用フォトダイオード4とモニタ用フ
ォトダイオード6との位置関係が離れてしまい、これら
を集積回路として同一基板に組み込むのが難しくなる。
【0030】しかしながら、ホログラム素子9の側面に
反射手段10を設けておけば、ホログラム素子の反射光
路屈折用回折格子92を介したディスク100からの反
射光は反射手段10により反射され、その反射手段10
により反射された反射光を受光用フォトダイオード4に
導くようにすれば、受光用フォトダイオード4の設置位
置が原因で光ピックアップの厚みが増すことはなく、ま
た、受光用フォトダイオード4とモニタ用フォトダイオ
ード6とを互いに隣接した位置に設置することができる
からである。
【0031】尚、反射手段10は、必ずしもホログラム
素子9の側面に設ける必要はなく、ホログラム素子9の
反射光路屈折用回折格子92を介したディスク100か
らの反射光の光路上に設置すればよい。
【0032】さらに、上記各実施形態において、受光用
I/V変換器5及びAPC回路7をそれぞれ集積回路と
して基板に組み込んでおき、その基板に受光用フォトダ
イオード4及びモニタ用フォトダイオード6を同一半導
体基板上に形成した受光素子として実装するようにして
おけば、光ピックアップの小型化に貢献するとともに、
生産性の向上及び更なるコストダウンなどを期待するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
光ピックアップによれば、APC回路の入出力特性を調
整することなく、信号出力レベルを所定のレベルに保つ
ことができる。したがって、APC回路の入出力特性を
調整するためのボリウム回路は不要となり、また、当然
のことながら、光ピックアップの生産過程において信号
出力レベルが所定のレベルになるようにAPC回路の入
出力特性を調整する工程も不要となるので、光ピックア
ップのより一層のコストダウンを実現することができ
る。
【0034】さらに、請求項2に記載の光ピックアップ
によれば、信号出力レベルが所定レベルに精度高く保た
れる。
【0035】さらに、請求項3に記載の光ピックアップ
によれば、半導体レーザチップの設置の仕方によらず、
光ピックアップの厚みが増すのを防ぐことができるとと
もに、受光用フォトダイオードやモニタ用フォトダイオ
ードの集積化の容易性が確保される。
【0036】さらに、請求項4に記載の光ピックアップ
によれば、光ピックアップの小型化に貢献するととも
に、生産性の向上及び更なるコストダウンなどを期待す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である光ピックアップの
要部構成図である。
【図2】 ホログラム素子9について説明するための図
である。
【図3】 ホログラム素子9により進行方向が変化した
ディスク100からの反射光を反射させる反射手段を設
ける利点について説明する図である。
【図4】 従来の光ピックアップの要部構成図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザチップ 2 レーザ駆動回路 3 光学系 4 受光用フォトダイオード 5 受光用I/V変換器 6 モニタ用フォトダイオード 7 APC回路(オートパワーコントロール回路) 8 ミラー 9 ホログラム素子 10 反射手段 11 APC回路(オートパワーコントロール回路) 71 固定抵抗 72 定電圧源 73 オペアンプ(演算増幅器) 91 3ビーム生成用回折格子 92 反射光路屈折用回折格子 100 ディスク 111 可変抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクからの反射光を電流信号に変換
    する受光用フォトダイオードと、該受光用フォトダイオ
    ードが出力する電流信号を電圧信号に変換する受光用I
    /V変換器と、光源からの出射光の一部を電流信号に変
    換するモニタ用フォトダイオードと、該モニタ用フォト
    ダイオードが出力する電流信号に基づいて光源のフィー
    ドバック制御を行うAPC回路を有する光ピックアップ
    において、 前記受光用フォトダイオード及びモニタ用フォトダイオ
    ードとして、光信号を電流信号に変換する効率が同一で
    ある複数個のフォトダイオードを用いたことを特徴とす
    る光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 ディスクからの反射光を前記受光用フォ
    トダイオードに導くためにディスクからの反射光の進行
    方向を変化させる手段としてホログラム素子を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記ホログラム素子によって進行方向が
    変化した反射光が前記受光用フォトダイオードへ到達す
    るように、前記ホログラム素子によって進行方向が変化
    した反射光を反射させる反射手段を有することを特徴と
    する請求項2に記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記受光用I/V変換器及びAPC回路
    をそれぞれ集積回路として同一基板に組み込み、該基板
    に前記受光用フォトダイオードとモニタ用フォトダイオ
    ードとを実装した構成であることを特徴とする請求項1
    乃至3に記載の光ピックアップ。
JP8325030A 1996-12-05 1996-12-05 光ピックアップ Pending JPH10162412A (ja)

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US08/985,280 US6061317A (en) 1996-12-05 1997-12-04 Optical pickup having a light-reception photodiode and a monitoring photodiode

Applications Claiming Priority (1)

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JP8325030A JPH10162412A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 光ピックアップ

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