JPH10161971A - バス変換装置 - Google Patents

バス変換装置

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JPH10161971A
JPH10161971A JP31512596A JP31512596A JPH10161971A JP H10161971 A JPH10161971 A JP H10161971A JP 31512596 A JP31512596 A JP 31512596A JP 31512596 A JP31512596 A JP 31512596A JP H10161971 A JPH10161971 A JP H10161971A
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JP
Japan
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bus
input
busy
busy signal
output
Prior art date
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Application number
JP31512596A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Sawachika
範幸 澤近
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NEC Software Shikoku Ltd
Original Assignee
NEC Software Shikoku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バス変換部を複数有せしめ、一方のバス変換部
のビジー時に応じて他方のバス変換部を起動して入出力
装置と演算処理装置とのデータ転送処理を行ないデータ
転送効率を向上できるバス変換装置の提供。 【解決手段】入出力装置と演算処理装置とのデータ転送
処理により第1のバス変換部100の制御部101がビ
ジーのときにはビジー信号送出部102がビジー信号を
発し、第2のバス変換部200のビジー信号受信部20
1がこれを受信すると、これに応答して制御部202の
バス変換制御動作が有効となり、新たなデータ転送処理
に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバス変換装置に関
し、特に複数の演算処理装置からバスを介して複数の入
出力装置へのデータ転送を効率的に行なえるバス変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】バス変換装置は、複数の演算処理装置が
接続されたシステムバスと複数の入出力装置が接続され
た入出力バスとに接続され、システムバスおよび入出力
バス上データの変換および伝達を行なっている。
【0003】通常、演算処理装置が入出力装置に入出力
命令を発行する際には、バス変換装置を通して入出力装
置に命令を発行し、入出力装置はこれに対してビジー、
正常受け付けなどのステータス情報により、演算処理装
置に入出力装置の状態の報告を行なっている。
【0004】従来のバス変換装置(例えば特開平5−1
34979号公報記載のバス変換装置)を使用して複数
の演算処理装置からシステムバスを介して複数の入出力
装置へのデータ転送を行なうシステム構成を図2に示
す。
【0005】図2において、バス変換装置21およびバ
ス変換装置22は従来のバス変換装置であり、演算処理
装置23〜26はシステムバス31を介してバス変換装
置21とバス変換装置22とに接続されており、入出力
装置27および入出力装置28へのデータ転送はI/O
バス32およびバス変換装置21を介して行ない、入出
力装置29および入出力装置30へのデータ転送はI/
Oバス33およびバス変換装置22を介して行なわれ
る。
【0006】一般的に、演算処理装置が入出力装置にデ
ータ転送を行なおうとした場合に、データ転送先の入出
力装置およびI/Oバスがアイドル状態であっても、そ
の入出力装置の上位にあたるバス変換装置がビジー状態
であると、データ転送ができず、バス変換装置のビジー
状態が解除されるまで、待たなければならない。
【0007】そこで、図2に示すように、1台の従来の
バス変換装置の受け持つ入出力装置の数を限定し、バス
変換装置の台数を増加することにより、バス変換装置の
ビジー状態の確率を減じてデータ転送の効率を上げてい
る。
【0008】なお、配下の入出力ビジー情報はそれぞれ
のバス変換装置にあるI/Oビジー管理テーブルにより
管理されているので、入出力装置にアクセスを行なわな
くとも目的とする入出力装置のビジー情報を知ることが
でき、バス変換装置と入出力装置とのアクセス回数を減
少でき、入出力命令を高速に実行できることは、特開平
5−134979号公報記載の技術と同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバス変
換装置では、バス変換装置の台数を増加して個々のバス
変換装置のビジー状態の確率を減少させデータ転送の効
率を向上できても、図2に示すように、入出力装置は複
数のバス変換装置の中のいずれかのバス変換装置の配下
に固定的に接続されているので、ビジー状態にあるバス
変換装置の配下にある入出力装置には依然としてデータ
転送を行なうことができず、そのため、演算処理装置は
バス変換装置のビジー状態が解除されるのを待たなけれ
ばならず、同じバス変換装置配下の入出力装置に対して
は依然としてデータ転送の効率が悪いという問題点があ
る。
【0010】本発明の目的は、バス変換部を複数有せし
め、一方のバス変換部のビジー時に応じて他方のバス変
換部を起動して入出力装置と演算処理装置とのデータ転
送処理を行ないデータ転送効率を向上できるバス変換装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明のバス変換装
置は、複数の演算処理装置が接続されたシステムバスと
複数の入出力装置が接続された入出力バスとに接続され
前記システムバスおよび前記入出力バス上のデータの変
換および伝達を行なう第1のバス変換制御手段と、前記
システムバスと前記入出力バスとに接続され前記システ
ムバスおよび前記入出力バス上のデータの変換および伝
達を行なう第2のバス変換制御手段と、前記第1のバス
変換制御手段のビジー状態に応答してビジー信号を送出
するビジー信号送出手段と、前記ビジー信号を受信する
ビジー信号受信手段とを備え、前記第2のバス変換制御
手段は前記ビジー信号受信手段のビジー信号受信に応答
してバス変換制御受付を可能状態とし前記ビジー信号を
受信していないときにはバス変換制御受付を不可能状態
とすることを特徴としている。
【0012】第2の発明のバス変換装置は、第1の発明
のバス変換装置において、入出力装置のビジー状態を管
理する入出力管理テーブルを備え、第1のバス変換制御
手段および第2のバス変換制御手段はバス変換制御動作
に応じて前記入出力管理テーブルへの登録および更新を
行なうことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明のバス変換装置の一
実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明のバス変換装置の一実施の形
態を使用したシステムの構成を示すブロック図である。
【0015】本実施の形態のバス変換装置を使用したシ
ステムは、図1に示すように、システムバス13に接続
されている演算処理装置5〜8と、I/Oバス14に接
続されている入出力装置9〜12と、システムバス13
とI/Oバス14とに接続されている本実施の形態のバ
ス変換装置1とから構成されている。
【0016】本実施の形態のバス変換装置1は、図1に
示すように、第1のバス変換部100と第2のバス変換
部200とI/Oビジー管理テーブル300とを有して
構成されている。
【0017】I/Oビジー管理テーブル300はバス変
換装置1の配下の複数の入出力装置のビジー情報を管理
するためのテーブルであり、特開平5−134979号
公報記載のテーブルと同じである。
【0018】第1のバス変換部100はビジー信号を発
生するビジー信号送出部102と、バス変換制御を行な
いI/Oビジー管理テーブル300のビジー登録および
更新を行ない制御動作中はビジー信号送出部102を起
動する制御部101とを有しており、内部バス15によ
りシステムバス13と、内部バス16によりI/Oバス
14と接続されている。
【0019】第2のバス変換部200はビジー信号送出
部102からビジー信号を受信するビジー信号受信部2
01と、ビジー信号受信部201のビジー信号受信に応
答してデータ転送の受付が可能状態となり、バス変換制
御を行ないI/Oビジー管理テーブル300のビジー登
録および更新を行ない、制御動作終了時にビジー信号受
信部201がビジー信号を受信していなければ、データ
転送の受付可能状態を終了する制御部202とを有して
おり、内部バス17によりシステムバス13と、内部バ
ス18によりI/Oバス14と接続されている。データ
転送の受付可能状態はビジー信号受信部201がビジー
信号を受信していなければ終了する。
【0020】以上のバス変換装置1の構成により、通常
は第1のバス変換部100によりバス変換動作が行なわ
れるが、第1のバス変換部100がバス変換動作中でビ
ジーの場合のみ第2のバス変換部200の動作が有効と
なってバス変換動作制御を行なうこととなる。
【0021】次に、図1を参照して本実施の形態のバス
変換装置1の動作について説明する。
【0022】演算処理装置5が入出力装置9に対して入
出力命令を起動する際には、システムバス13を介して
バス変換装置1に入出力命令を発行する。
【0023】バス変換装置1では通常第1のバス変換部
100が有効であるので、この入出力命令を内部バス1
5を介して制御部101が受付け、I/Oビジー管理テ
ーブル300を索引して目的の入出力装置9が現在ビジ
ー状態であるかどうかを判断し、ビジーである場合に
は、システムバス13を介して演算処理装置5に目的の
入出力装置9がビジーであることを通知し、入出力装置
9に対しては入出力命令の発行を行なわず、I/Oビジ
ー管理テーブル300に対しても何も行なわない。
【0024】I/Oビジー管理テーブル300を索引し
て目的の入出力装置9が現在ビジー状態でなければ(I
/Oビジー管理テーブル300に入出力装置9が登録さ
れていない場合、および登録はされているがビジー状態
にフラグがセットされていない場合)、I/Oビジー管
理テーブル300に入出力装置9がビジー状態であるこ
とを登録して後その目的の入出力装置9に対し、内部バ
ス16およびI/Oバス14を介して入出力命令を発行
する。
【0025】一方、入出力命令を正常に受け取った入出
力装置9は処理を終了するとI/Oビジー管理テーブル
300に登録されている入出力装置9のビジー状態の解
除をI/Oバス14および内部バス16を介して制御部
101に要求し、これに応じて制御部101はI/Oビ
ジー管理テーブル300の入出力装置9のビジー状態を
解除する。これにより入出力装置9は新たな入出力命令
の受け付けが可能となる。
【0026】一方、第1のバス変換部100では制御部
101がバス変換制御動作中はビジー信号送出部102
を起動させてビジー信号送出部102からビジー信号を
ビジー信号線19を介してビジー信号受信部201に送
出し、バス変換制御動作終了に応じてビジー信号送出部
102の起動を停止させビジー信号線19を介するビジ
ー信号のビジー信号受信部201への送出を停止する。
【0027】第2のバス変換部200ではビジー信号受
信部201のビジー信号線19を介してのビジー信号送
出部102からのビジー信号の受信に応答して制御部2
02はデータ転送の受付可能状態となり、第1のバス変
換部100のビジー中は第1のバス変換部100に代わ
って演算装置と入出力装置間のバス変換制御動作を行な
うこととなる。
【0028】演算処理装置5が第1のバス変換部100
を経由して入出力装置9にデータ転送を行なっている状
態、すなわち、第1のバス変換部100がビジー状態
で、現時点では、他のデータ転送を受け付けられないこ
とをビジー信号線19を介してビジー信号送出部102
からビジー信号をビジー信号受信部201に送出して第
2のバス変換部200に通知しているときに、演算処理
装置6が入出力装置10に対してデータ転送を行なうべ
く、システムバス13にデータ転送要求をだしたとす
る。
【0029】第2のバス変換部200ではビジー信号受
信部201のビジー信号線19を介してのビジー信号送
出部102からのビジー信号の受信に応答して制御部2
02はデータ転送の受付可能状態となっているので、第
1のバス変換部100に代わって、内部バス17を介し
てシステムバス13上の演算処理装置6からのデータ転
送要求を受けとるとともにI/Oビジー管理テーブル3
00を索引して入出力装置10がビジー状態でないこと
と、I/Oバス14のビジーでないことを監視し、I/
Oバス14が開放されるとすぐに、内部バス18および
I/Oバス14を介して入出力装置10へのデータ転送
を開始することとなる。その後の動作は第1のバス変換
部100の動作と同一である。
【0030】そして、第2のバス変換部200のバス変
換制御動作の終了時に、ビジー信号受信部201にビジ
ー信号を受信していなければバス変換制御動作の受付可
能状態を終了し、ビジー信号受信部201にビジー信号
を受信していれば受付可能状態に保持する。受付可能状
態の保持中にビジー信号受信部201のビジー信号がな
くなれば受付可能状態を終了させる。
【0031】以上のように、本実施の形態のバス変換装
置はバス変換部を複数有せしめ、一方のバス変換部のビ
ジー時に応じて他方のバス変換部を起動して入出力装置
と演算処理装置とのデータ転送処理を行なわせることに
より、I/Oバスがアイドル状態であるにも拘らず、バ
ス変換装置がビジー状態であるためにデータ転送が待た
されるということがなくなり、データ転送効率を格段に
向上できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバス変換
装置は、バス変換部を複数有せしめ、一方のバス変換部
のビジー時に応じて他方のバス変換部を起動して入出力
装置と演算処理装置とのデータ転送処理を行なわせるこ
とにより、I/Oバスがアイドル状態であるにも拘ら
ず、バス変換装置がビジー状態であるためにデータ転送
が待たされるということがなくなり、データ転送効率を
格段に向上できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス変換装置の一実施の形態を使用し
たシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】従来のバス変換装置を使用したシステムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、21、22 バス変換装置 5〜8、23〜26 演算処理装置 9〜12、27〜30 入出力装置 13、31 システムバス 14、32、33 I/Oバス 15〜18 内部バス 19 ビジー信号線 100 第1のバス変換部 101、202 制御部 102 ビジー信号送出部 200 第2のバス変換部 201 ビジー信号受信部 300 I/Oビジー管理テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演算処理装置が接続されたシステ
    ムバスと複数の入出力装置が接続された入出力バスとに
    接続され前記システムバスおよび前記入出力バス上のデ
    ータの変換および伝達を行なう第1のバス変換制御手段
    と、前記システムバスと前記入出力バスとに接続され前
    記システムバスおよび前記入出力バス上のデータの変換
    および伝達を行なう第2のバス変換制御手段と、前記第
    1のバス変換制御手段のビジー状態に応答してビジー信
    号を送出するビジー信号送出手段と、前記ビジー信号を
    受信するビジー信号受信手段とを備え、前記第2のバス
    変換制御手段は前記ビジー信号受信手段のビジー信号受
    信に応答してバス変換制御受付を可能状態とし前記ビジ
    ー信号を受信していないときにはバス変換制御受付を不
    可能状態とすることを特徴とするバス変換装置。
  2. 【請求項2】 入出力装置のビジー状態を管理する入出
    力管理テーブルを備え、第1のバス変換制御手段および
    第2のバス変換制御手段はバス変換制御動作に応じて前
    記入出力管理テーブルへの登録および更新を行なうこと
    を特徴とする請求項1記載のバス変換装置。
JP31512596A 1996-11-26 1996-11-26 バス変換装置 Pending JPH10161971A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991124