JPH10161574A - 表示器 - Google Patents
表示器Info
- Publication number
- JPH10161574A JPH10161574A JP8332891A JP33289196A JPH10161574A JP H10161574 A JPH10161574 A JP H10161574A JP 8332891 A JP8332891 A JP 8332891A JP 33289196 A JP33289196 A JP 33289196A JP H10161574 A JPH10161574 A JP H10161574A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- light
- emitting element
- light emitting
- minute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
「分」フィルム22に印刷された文字は半透明の「℃」
フィルム23により遮られて見えないため、使用者には
「℃」フィルム23に印刷された赤色の「℃」という文
字のみが見える。発光素子21が点灯すると、発光素子
21からの赤色の光が「分」フィルム22,「℃」フィ
ルム23を通して見えるため、「℃」フィルム23の文
字は同色により打ち消されて識別できなくなる。この
時、「分」フィルム22の文字は不透明であるため発光
素子21からの光を遮断し、「℃」フィルム23には
「分」という文字が周りの光により縁取られた影の状態
で写る。
Description
くは発光素子を用いて文字或は図形を表示する表示器に
関する。
く利用されている。図4は従来の給湯器に接続される台
所リモコンである。この台所リモコンは、設定温度やタ
イマ時間等の数字を表示する表示パネル11と、電源を
ON/OFFするためのパワースイッチ12と、タイマ
機能を行なうためのタイマスイッチ13と、設定温度或
はタイマ時間を増減設定するアップダウンスイッチ14
と、表示パネル11に表示される数字の単位を表示する
ための「℃」ランプ15,「分」ランプ16とを備え
る。通常使用では、表示パネル11には設定温度が表示
され、「℃」ランプ15が点灯し「分」ランプ16が消
灯している。ここで、タイマスイッチ13が押される
と、調理時間等をカウントするためのタイマモードとな
り、表示パネル11にはタイマ時間が表示されると共
に、「℃」ランプ15が消灯し「分」ランプ16が点灯
する。このように、表示パネル11に表示されている数
字が設定温度かタイマ時間かによって単位表示のランプ
の点灯を切替えるため、使用者にとってどちらの表示が
されているかが分かりやすく、使い勝手がよい。
うに単位表示を切替えているため、2種類の単位を表示
するのに2種類のランプが必要となりコストが高くなっ
てしまう。そのため、図5に示すように、「℃」の文字
を予め表示パネル11横にプリントしておき、タイマ時
間を表示する時にのみ「分」ランプ16を点灯すること
で単位表示を切替えるといった構成も用いられている。
しかし、「分」ランプ16が点灯している時にも「℃」
という文字が見えているため使用者が誤解しやすくなる
といった欠点があった。本発明の表示器は上記課題を解
決し、低コストで見やすい表示器を提供することを目的
とする。
明の表示器は、任意の発光色で発光する発光素子と、上
記発光素子の発光側に設けられ、上記発光素子の発光色
と同色の文字或は図形がかかれた半透明のフィルムと、
上記発光素子と上記半透明フィルムとの間の同一投影面
上に設けられ、上記発光素子からの光を遮断する文字或
は図形がかかれた透明のフィルムとを備えたことを要旨
とする。
素子を消灯させると、透明のフィルムにかかれた文字或
は図形は半透明のフィルムに遮られて見えなくなってお
り、半透明のフィルムにかかれた文字或は図形のみが見
える。ここで発光素子を点灯させると、その発光色によ
り半透明のフィルムにかかれた文字或は図形の周りが発
光色と同色になる。この文字或は図形は発光色と同色で
かかれているため、周りの色に打ち消されて識別できな
くなる。一方、透明のフィルムにかかれた文字或は図形
は発光素子からの光を遮断するため、半透明のフィルム
にはその文字或は図形が周りの光により縁取られた影の
状態で写る。このように、1つの発光素子を点灯/消灯
させることにより、同じ位置に異なる2種類の文字或は
図形を表示することができる。尚、本発明でいう半透明
とは、裏側のものが見にくくなる或は見えなくなる程度
の不透明さと、少なくとも裏側からの光の色が認識でき
る程度の透明さを備えた性質を意味する。
を一層明らかにするために、以下本発明の表示器の好適
な実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例
としての給湯器に接続される台所リモコンの外観図であ
る。この台所リモコンは、基本的な構成は従来例で説明
した台所リモコン(図4)と同一であるが、「℃」ラン
プ15,「分」ランプ16の代りに単位表示ランプ20
を備える点で異なる。その他重複する部分に関しては、
同一符号を付しその説明を省略する。
に、赤色に発光する発光素子21と、発光素子21の発
光側に設けられる「分」フィルム22,「℃」フィルム
23と、発光素子21を収納するケース24とから構成
される。尚、図2では構成を分かりやすくするため構成
部品をばらばらにして示しているが、実際には発光素子
はケース24内に完全に収納され、「分」フィルム22
により密閉されると共に、「℃」フィルム23が「分」
フィルム22の外面に密着した状態となる。つまり、フ
ィルム22,23の裏側(発光素子21側)からの光を
発光素子21によってのみ与えられるようにし、外光に
よる影響を少なくしているのである。
ルテルシートに、黒色の不透明のインクで「分」という
文字をシルク印刷したものである。また「℃」フィルム
23は、拡散処理を施して磨りガラスのように白くくも
り半透明の状態となったポリエステルシートに、赤色の
透明インクで「℃」という文字をシルク印刷したもので
ある。
表示方法について説明する。パワースイッチ12が押さ
れると、設定されている温度を表示パネル11に表示す
る。この場合には、表示パネル11に表示される数字の
単位は℃であるため、発光素子21を消灯させる。図3
(a)に示すように、発光素子21が消灯している時に
は、「分」フィルム22に印刷された文字は半透明の
「℃」フィルム23により遮られて見えないため、使用
者には「℃」フィルム23に印刷された赤色の「℃」と
いう文字のみが見える。
と、調理時間等をカウントするためのタイマモードに入
る。タイマモードでは、表示パネル11にタイマ時間の
初期値(本実施例では1)を表示し、もう一度タイマス
イッチ13が押される事により、タイマ時間のカウント
ダウンを開始する。この初期値は、アップダウンスイッ
チ14により増減変更することができる。この場合に
は、表示パネル11に表示されている数字の単位は分で
あるため、発光素子21を点灯させる。図3(b)に示
すように、発光素子21が点灯すると、発光素子21か
らの赤色の光が、透明の「分」フィルム22と半透明の
「℃」フィルム23とを通して見えるため、「℃」フィ
ルム23の文字は同色により打ち消されて識別できなく
なる。この時、「分」フィルム22の文字は不透明であ
るため発光素子21からの光を遮断し、「℃」フィルム
23には「分」という文字が周りの光により縁取られた
影の状態で写る。このタイマ時間表示は10秒間継続後
設定温度表示に切り替え、タイマ時間に達するとブザー
により報知する。
コンによれば、発光素子21の消灯時には「℃」と表示
し、発光素子21の点灯時には「分」と表示するため、
表示パネル11に表示された数字が設定温度であるのか
タイマ時間であるのかが容易に判断できるため使い勝手
が良い。また、1つの発光素子21で2種類の文字を表
示することができ、構成が簡単であるためコストを低減
することができる。更に、同じ位置に異なる文字を表示
することができるため、省スペースになりデザイン的に
も良い。
フィルム23は、半透明のフィルムに赤色の透明のイン
クで「℃」という文字を印刷するものとしたが、これに
限ったものではなく、例えば赤色の不透明のインクでも
よく、また文字の形に切り抜いた赤色の透明或は不透明
のフィルムを半透明のフィルムに張り付けるようにして
もよい。同様に、「分」フィルム22は、透明のフィル
ムに不透明のインクで「分」という文字を印刷するもの
としたが、これに限ったものではなく、例えば文字の形
に切り抜いた不透明のフィルムを透明のフィルム或は
「℃」フィルム23の発光素子21側に張り付けるよう
にしてもよい。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。例えば、時計の午
前/午後表示、ラジオのAM/FM表示、ビデオデッキ
の標準/3倍表示、炊飯器の炊飯中/保温中表示、自動
車エアコンの外気/内気のイラスト表示、ステレオのT
APE/CD等のソース表示、飲食店の準備中/営業中
の表示、駐車場の空車/満車の表示、電車のドアの「こ
ちらが開きます」/「向かいが開きます」の表示等、様
々な分野で利用することができる。
よれば、発光素子の消灯と点灯とにより2種類の文字或
は図形を表示することができるため、表示に用いる発光
素子の数を少なくすることができる。また、同じ位置に
異なる2種類の文字或は図形を表示することができるた
め、省スペースになりデザイン的にも良い。更に、簡単
な構成で実現できるためコストを低減することができ
る。
コンの外観図である。
る。
ンの外観図である。
ンの外観図である。
発光素子、22…「分」フィルム、 23…「℃」フィ
ルム、 24…ケース。
Claims (1)
- 【請求項1】 任意の発光色で発光する発光素子と、 上記発光素子の発光側に設けられ、上記発光素子の発光
色と同色の文字或は図形がかかれた半透明のフィルム
と、 上記発光素子と上記半透明フィルムとの間の同一投影面
上に設けられ、上記発光素子からの光を遮断する文字或
は図形がかかれた透明のフィルムとを備えたことを特徴
とする表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8332891A JPH10161574A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8332891A JPH10161574A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 表示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161574A true JPH10161574A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18259963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8332891A Pending JPH10161574A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10161574A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008545174A (ja) * | 2005-02-10 | 2008-12-11 | リュオ、ダヴィド | 表示装置及び表示方法、表示装置及び表示方法を使用する、キー、キーボード、及び電子装置 |
JP4918690B2 (ja) * | 2004-02-11 | 2012-04-18 | リュオ、ダヴィド | 表示装置、表示方法、及び表示装置を使用するキーボード |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP8332891A patent/JPH10161574A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4918690B2 (ja) * | 2004-02-11 | 2012-04-18 | リュオ、ダヴィド | 表示装置、表示方法、及び表示装置を使用するキーボード |
JP2008545174A (ja) * | 2005-02-10 | 2008-12-11 | リュオ、ダヴィド | 表示装置及び表示方法、表示装置及び表示方法を使用する、キー、キーボード、及び電子装置 |
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Legal Events
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