JPS5833125B2 - 車両の空調表示装置 - Google Patents

車両の空調表示装置

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JPS5833125B2
JPS5833125B2 JP53061262A JP6126278A JPS5833125B2 JP S5833125 B2 JPS5833125 B2 JP S5833125B2 JP 53061262 A JP53061262 A JP 53061262A JP 6126278 A JP6126278 A JP 6126278A JP S5833125 B2 JPS5833125 B2 JP S5833125B2
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JP
Japan
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display
transparent electrode
switch
liquid crystal
air
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JP53061262A
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JPS54153452A (en
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直武 熊谷
実 堅本
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPS54153452A publication Critical patent/JPS54153452A/ja
Publication of JPS5833125B2 publication Critical patent/JPS5833125B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00985Control systems or circuits characterised by display or indicating devices, e.g. voice simulators

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主に自動車用空調装置の操作装置に連動して、
風の方向、有無およびその温度を表示板に絵表示して操
作者が一見して判断できる空調表示装置に係るものであ
る。
従来の空調装置において、その動作表示については、単
にパイロットランプの点灯表示、又は操作部に設けた文
字(VENTとかOFFなどの略文字)で行っていた。
しかしながらこれらの表示によると、手元の操作部では
、吹き出し口の風の有無、吹き出し口温度については不
明であった。
さらに上記略文字等ではどの部分から風が吹き出してい
るかを利用者には判別しに<<、このため従来取扱い説
明書に多ページにわたり、その使用方法について組違し
ていた。
そこで、上記不具合を解消するため実開昭531215
6号公報の技術が提案されている。
しかし、上記技術は車両の前席周辺の構造物の絵が描か
れた表示板の空調装置本体からの空気吹き出し位置にア
クリル板をはめ込み、このアクリル板を空気吹き出しに
応じてランプにより照明して空気吹き出しを表示するも
のであった。
ところが、上記空気吹き出し表示は単に空気が吹き出て
いるか、否かを表示するだけであり、流出空気の暖冷を
表示できないため、表示板を見たときに暖房中か、冷房
中かを判断できなかった。
本発明は上記不具合を解消するもので、複数の空気取入
ダクトと複数の吹出ダクトと上記各ダクトを開閉する複
数のダンパとヒータ装置とクーラ装置とファン装置とを
備えた車両の空調装置本体、上記各ダンパとヒータ装置
とクーラ装置とファン装置とを作動させる空調操作装置
、および上記車両に設けられ同車両の少なくとも前席周
辺構造物の絵を有し、上記空調操作装置の作動により生
ずる空調装置本体の少なくとも空気の流出に応じた上記
絵の位置に上記流出の表示を行なうと共に上記ヒータ装
置およびクーラ装置の作動に応じて上記空気の流出の暖
冷を表示する液晶装置を有する表示装置を備えたことを
特徴とする車両の空調表示装置を要旨とするものである
したがって、空調装置本体からの流出空気の暖冷を表示
するため、ヒータ装置およびクーラ装置が作動中である
か否か、またとの吹出ダクトからの流出空気が冷たいか
、暖かいかを容易に判別することができる。
さらに流出空気の表示を行なう液晶装置は電力消費が少
ないため、車両のバッテリの消耗を少なくすくことがで
きる。
以下本発明の実施例について具体的に説明する。
第1図〜第11図に示す第1実施例において、自動車の
空調装置本体1はエアダクト2、ファン装置3、ヒータ
コア4を有し、上記エアダクト2の一端は2つに分岐し
て外気取入ダクト21と車室内空気取入ダクト22とを
形威し、他端も2つに分岐してデフロスタ吹出ダクト2
3と前席および後席の足元への吹出ダク)24,25と
を形成しさらにエアダクト2の中間部には前席の乗員の
上半身へ向って開口したVENT吹出ダクト26を有し
ている。
そして、上記外気取入ダクト21と車室内空気取入ダク
ト22との間には第1ダンパ21が設けられ、また、デ
フロスタ吹出ダクト23と足元吹出ダク1−24.25
との間には第2ダンパ28が、さらにエアダクト2とV
ENT吹出ダクト26との間には第3ダンパ29が設け
られている。
ファン装置3は第1ダンパ21と第3ダンパ29との間
のエアダクト2に設けられ、ヒータコア4は第3ダンパ
29と第2ダンパ28との間のエアダクト2に設けられ
、エンジン冷却水が供給されている。
弁40はヒータコア4に供給される冷却水量を調整する
ものである。
なお、21′は外気取入ダクト21の外気取入口、22
′は車室内空気取入ダクト22の空気取入口、23′は
デフロスタ吹出ダクト23に設けらた吹出口、24′は
前席の足元吹出ダクト24に設けられた吹出口、25′
は後席の足元吹出ダクト25に設けられた吹出口、26
′はVENT吹出ダクト26に設けられた吹出口である
クーラのエバポレータγは第1ダンパ2γとファン装置
3との間のエアダクト2に設けられている。
空調操作装置5は第3図に示すように自動車のインスト
ルメントパネルに設けられ、操作盤50、切換レバー5
1、HEATERレバー52、ファンスイッチ53、内
外気レバー51、クーラスイッチ58を有し、切換レバ
ー51は索54を介して第2、第3ダンパ2B、29に
接続され、同レバー51をrDEFJの位置Aにすると
、第2ダンパ28が足元吹出ダク)24.25を閉じ、
デフロスタ吹出ダクト23を開き、第3ダンパ29がV
ENT吹出ダクト26を閉じ、rDEFJとrHEAT
Jの中間位置Bにすると第3ダンパ29はrDEFJの
位置Aの状態を保ち、また第2ダンパ28は第2図に示
すように中立状態になり、デフロスタ吹出ダクト23お
よび足元吹出ダクト24,25をそれぞれ半開にする。
また、切換レバー51をrHEATJの位置Cにすると
第3ダンパ29は依然としてVENT吹出ダクト26を
閉じ、第2ダンパ28がデフロスタ吹出ダクト23を閉
じ、足元吹出ダクト24,25を開き、さらに切換レバ
ー51をrHEATJと「VENTJとの中間位置りに
すると、第2ダンパ28はrHEATJの位置Cのとき
と同一状態を保ち、第3ダンパ29が第2図に示すよう
に中立状態になりVENT吹出ダクト26と足元吹出ダ
ク)24.25に空気を流すことができrVENTJの
位置Eに切換レバー51を移動すると、第3ダンパ29
がエアダクト2を閉じてVENT吹出ダクト26を開く
ものである。
また、HEATERレバー52は索56により弁40に
連結され、第3図左端のOFF位置にしたときには弁4
0を全閉し、同位置から第3図右方へ移動するにつれて
弁40の開度を増大させ、右端のHOTと表示された位
置に達したとき弁40を全開するものである。
ファンスイッチ53はrOFF」、 rLoJ 。r
MJ 、rHJの選択位置を有している。
内外気レバー5Tは索55を介して第1ダンパ27に接
続されrRECIRCJの位置にすると、第1ダンパ2
7が外気取入ダクト21を閉じ、車室内空気取入ダクト
22を開き、rFREsHJの位置にすると第1ダンパ
21が上記とは逆に外気取入ダクト21を開き、車室内
空気取入ダクト22を閉じるものである。
クーラスイッチ58はrOF FJのときはエバポレー
タTに冷媒が供給されず、rOFFJの位置から第3図
時計方向へ回動させると冷媒がエバポレータγに供給さ
れ、上記回動量に応じて上記供給量が制御されるもので
ある。
空調表示装置6は第4図〜第8図に示す表示部61と第
9図〜第11図に示す制御部62とからなり、表示部6
1はインストルメントパネルに設けられ、表示板611
、液晶装置612、ケーシング613、プリント板61
8からなり、表示板611は(第5図および第8図参照
)周囲をケーシング613のカバー613′に固着され
た透明なガラスまたはアクリルの板で、裏面に自動車の
フロントガラス、ボンネット、計器板、運転者等の輪郭
611′が白などの視認しやすい色で印刷により描かれ
、また左端には第8図に示すように傾斜面611“が形
成されている。
また、上記液晶装置612は表示板611の裏面にケー
シング613,613“により支持され、ケーシング6
13,613“の下端部にはプリント板618が装着さ
れ、表示部611の裏面側をふさいでいる。
613“は遮蔽板で、液晶装置612と表示板611と
の間に設けられている。
DSM型の液晶装置612は第8図に示すように表示板
611の裏面側に設けられ、上下2枚のガラス板614
,615と第1〜第22透明電極69L692,64L
642,651〜656゜661〜666.671〜6
γ4,681,682と液晶616とスペーサ617,
617’とからなり、ケーシング613に固定されてい
る。
上記第1透明電極691は第6図に示すように上ガラス
板614の裏面に帯状に、しかも先端部に矢印を形づく
るよう形成され、表示板611のボンネットの輪郭を示
す部分に対応した位置に車体の外方から内方へ向って延
びるよう配設されている。
第2透明電極692は第1図に示すように上記第1透明
電極691に対向した下ガラス板615の上面に設けら
れ、上記第1透明電極631の外形よりいく分大きく、
シかもほぼ長方形に形成されている。
そして、上記第1透明電極691と第2透明電極692
の間に電圧が印加されると、両電極691.692間に
位置する液晶616の配列が変って、上記第1透明電極
631を通って上記液晶616に入った光を反射散乱さ
せ、上記液晶616が白濁して見え、第4図に示すよう
に帯状で、かつ先端部に矢印を形づくり、外気取入口2
1′から空調装置本体1に空気が流入することを視別で
きる絵よりなるFRESH表示69を形成する。
第3透明電極641は第6図に示すように上ガラス板6
14の裏面に設けられ、湾曲した帯状で、しかも先端部
に矢印を形づくるよう形成され、表示板611の車室内
を表わす部分から計器板内を表わす部分までに対応した
位置に延びて配設されている。
第4透明電極642は第7図に示すように下ガラス板6
15の表面上の第3透明電極641に対向した位置にや
や第3透明電極641より大きく形成されている。
そして、上記第゛3第4透明電極64L642の間に電
圧が加えられると、両電極64L642間の液晶616
の配列が変って光を反射散乱させるので、第4図に示す
ように湾曲した帯状で、かつ先端部に矢印を形づくり、
車室内空気取入口22′から空調装置本体1へ空気が流
入することを表わす絵よりなる白濁したRECIRC表
示64を形成するものである。
第5透明電極651は第6図に示すように上ガラス板6
14の裏面に下方から上方へ向って幅広になる帯により
形成し、かつこの帯を上方へ向うにつれて順次面積が増
大するように区切ったもので、表示板611の計器板を
表わす部分からフロントウィンドスクリーンを表わす部
分までの位置に対向して配設されている。
第6透明電極652は第7図に示すように第5透明電極
651に対向するよう下ガラス板615上に設けられ、
上記第5透明電極651に応じ湾曲した帯状に形成され
ている。
そして、上記第5透明電極651と第6透明電極652
との間に電圧を加えると両電極間の液晶616の結晶配
列が変って上記第5透明電極651を通して上記液晶6
16に入射した光を反射散乱させて第4図に示すように
空調装置本体1のデフロスク吹出口23′からフロント
ウィンドスクリーンに向って空気が吹き出すことを示す
DEF表示65の白濁した吹出表示651を形成する。
次に第7透明電極653は第6図に示すようにrHOT
Jの文字よりなり、上ガラス板614の裏面の第5透明
電極651の右側に配設されている。
第8透明電極654は第7図に示すように下ガラス板6
15の表面に第6透明電極652の左側で、第7透明電
極653に対向した位置に配設されている。
そして、第7第8透明電極653゜654の間に電圧が
印加されると、両電極間の液晶616の配列が変り、上
記液晶616へ入射した光線が反射散乱され、第4図に
示すようにDEF表示65の白濁のrHOTJの文字よ
りなるHOT表示658が視認可能に形成される。
第9透明電極655は第6図に示すようにrcOOLJ
の文字よりなり、上ガラス板614の裏面の第5透明電
極651の左側に配設されている。
第10透明電極656は第7図に示すように下ガラス板
615の表面に第6透明電極652の左側で、第9透明
電極655に対向した位置に設けられている。
上記第9第10透明電極655.656との間に電圧を
印加すると、両電極間の液晶616の配列が変って上記
液晶616内で入射光は反射散乱されるので、第4図に
示すようにDEF表示65のrC00LJの文字よりな
るC00L表示659が白濁して表われ視認可能に形成
される。
第11透明電極661は第6図に示すように上ガラス板
614の裏面の表示板611における計器板から乗員の
足元までの位置に対応した位置に上方から下方へ向って
幅広になる帯に形成され、さらに同帯は下方に向うにつ
れて漸次面積が増加する複数の部分に区切られている。
第12透明電極662は第7図に示すように下ガラス板
615の表面に第11透明電極661とほぼ同じ外形を
有する帯に形成され、上記第11透明電極661に対向
した位置に配設されている。
そして、上記第11透明電極661と第12透明電極6
62との間に電圧が印加されると、両電極間の液晶61
6の分子配列が変って入射光を反射散乱させ、第4図に
示すように空調装置本体1の足元吹出口24’、25’
から乗員の足元へ向って空気が吹き出すことを示すHE
AT表示66の吹出表示661が白濁して視認可能にな
る。
第13透明電極663は第6図に示すようにrHOTJ
の文字よりなり、第11透明電極661の右側の上ガラ
ス板614の裏面に位置され、また第14透明電極66
4は第13透明電極663に対向した下ガラス板615
の表面上に第13透明電極663よりいく分大きい長方
形状に形成され、上記両電極663,664間に電圧を
与えると、両電極間に位置する液晶616の分子配列が
変って、同液晶616は入射光を反射散乱させ、第4図
に示すようにHEAT表示66のrHOTJの文字より
なるHOT表示668が視認可能に形成される。
第15透明電極665は第6図に示すようにrcOOL
Jの文字を上ガラス板614の裏面の第11透明電極6
61の左側部に形成したものであり、第16透明電極6
66は第7図により示すように第15透明電極665に
対向した下ガラス板615の上面の位置に第15透明電
極665の輪郭とほぼ同一の長方形に形成され、上記第
15、第16透明電極665゜666間に電圧を加える
と、同電極間に位置する液晶616の分子配列が変って
、入射光を反射散乱させ、第4図に示すようにHEAT
表示66のrcOOLJの文字よりなるC00L表示6
69が白濁して視認可能に形成される。
第17透明電極6γ1は第6図に示すように表示板61
1の計器板から乗員の上半身に向う位置に対向した上ガ
ラス板614の裏面に、右方に向うにつれて幅広になる
帯に形成され、かつこの帯は右方に向うにつれて順次面
積の増大する複数の部分に区切られている。
第18透明電極612は第1図に示すように第17透明
電極671に対向するように下ガラス板615の表面に
、上記第17透明電極611の外形とほぼ同一の長方形
状に形成されている。
そして、上記第17第18透明電極611,672間に
電圧を印加すると、同両電極間に位置する液晶616が
入射光を反射散乱させ、第4図に示すように空調装置本
体1のVENT吹出ロ26′から乗員の上半身に向って
空気が吹き出すことを示すVENT表示6Tの吹出表示
675が視認可能に形成される。
第19透明電極673は第6図に示すように上ガラス板
614の裏面の第17透明電極の上方にrcOOLJの
文字の形状に形成されている。
また、第20透明電極674は第7図に示すように、下
ガラス板615の表面にほぼ長方形でかつ第19透明電
極673に対向するように配設されている。
上記第19透明電極6γ3と第20透明電極674との
間に電圧を与えると、両電極間に位置する液晶616が
入射光を反射散乱させ、第4図に示すようにVENT表
示67のC00L表示676が視認可能に形成される。
第21透明電極681は第6図に示すようにrA/C」
の文字と丸印とからなり、表示板611の計器板内の位
置に対応した上ガラス板614の裏面の位置に配設され
ている。
第22透明電極682は第7図に示すように長方形に形
成され、第21透明電極間681に対向した下ガラス板
615の上面の位置に設けられている。
そして、上記第21、第22透明電極間に電圧を加える
と、両電極間の間に位置する部分の液晶616が入射光
を反射散乱させ、第4図に示すようにrA/Clの文字
と丸印とからなるC00LER表示68が視認可能に形
成される。
なお、各透明電極より延びるリード線は透明な材料によ
り形成されている。
照明ランプ650は第8図に示すように表示板611の
左端で、ケーシング613,613“により囲まれた空
間内にプリント板618に支持されて挿入されている。
制御部62は空調操作装置5に設けられたスイッチ部6
3と表示板611の裏面に設けられた照明ランプ650
とクーラリレー580とからなっている。
スイッチ部63は第1〜第3ブラシ632゜633.6
34と電極板636とファンスイッチ53とHEATE
Rレバー52に当接するよう設けられたHEATERス
イッチ630と内外気スイッチ570と2連式のクーラ
スイッチ58とボルテージレギュレータ回路631とを
有している。
導電性の第1〜第3ブラシ632〜634は第11図に
示すように空調操作装置5に回動可能に設けられた切換
レバー51の上面に円周方向に互いに並列に設けられて
いる。
電極板636は第11図に示すように上記第1〜第3ブ
ラシ632〜634と当接するように円弧状に形成され
ボルテージレギュレータ回路631の出力端子γに接続
されている。
すなわち、電極板636は第11図に示すように円周方
向外方に向って階段状に形成され、第9図に示すように
同電極板636には切換レバー51が第3図rDEFJ
位置Aのときに第1ブラシ632が接触し、また上記レ
バー51がBの位置に移動すると第1ブラシ632と第
2ブラシ633とが接触し、上記レバー51がCの位置
rHEATJに移動すると第2ブラシ633だけが接触
し、また、切換レバー51がDの位置に移動すると第2
ブラシ633と第3ブラシ634とが接触するものであ
る。
さらに、切換レバー51がEの位置rVENTJに移動
すると第3ブラシ634だけが電極板636に接触する
ものである。
なお、上記第1〜第3ブラシ632〜634および電極
板636は制御部62を示す第9図においては説明を容
易にするために模式的に記載されている。
HEATERスイッチ630はその可動片をアースされ
、HEATERレバー52がOFF位置になると上記可
動片は接点すに接触し、上記レバー52がOFF以外の
位置のときに接点aに接触するものである。
内外気スイッチ510は内外気レバー57の移動に応じ
て切換えられるもので、内外気レバー5TがrRECI
RCJの位置にあるときに可動片を接点aに接続し、
rFRESHJの位置にあるときに接点すに接続するも
のである。
また、上記内外気スイッチ510の可動片はボルテージ
レギュレータ回路631の出力端子γに接続されている
ファンスイッチ53は「稲J 、rMJ 、rHJの3
段階でファン3の風量を制御し、またrLoJ 、
rMJ 、 rHJの位置のときにボルテージレギュレ
ータ回路631に電力を供給するよう同回路の第1入力
端子αに接続されているものである。
上記ボルテージレギュレータ回路631は第10図に示
すように、抵抗R1、コンデンサC,,C2、ツェナー
ダイオードZDよりなり、α端子をファンスイッチ53
の出力端子に、出力端子γを電極板636と内外気スイ
ッチ510の可動片に接続している。
そして、ボルテージレギュレータ回路631はα端子か
ら非安定電圧が加わると、抵抗Rとツェナーダイオード
ZDとにより一定電圧をγ端子に発生する。
なお、コンデンサC1,C2はサージ防止およびリップ
ル低減用に設けられている。
第9図に示すように、上記液晶装置612のFRESH
表示69を行なうための第1透明電極641はアースさ
れ、第2透明電極642は内外名スイッチ510の接点
すに接続されている。
また、RECIRC表示64を形成する第3透明電極6
41はアースされ、第4透明電極642は内外気スイッ
チ570の接点aに接続されている。
DEF表示65を形成する第5透明電極651はアース
され、第7透明電極653はHEATERスイッチ63
0の接点すに接続され、第9透明電極655はクーラリ
レー580の一方の接点に接続され、また第6、第8、
第1睡明電極652,654゜656は第1ブラシ63
2に接続されている。
HEAT表示66を行なうための第11透明電極661
はアースされ、第13透明電極663はHEATERス
イッチ630の接点すに接続され、第15透明電極66
5はクーラリレー580の一方の接点に接続され、第1
2、第14、第16透明電極662.664.666は
第2ブラシ633に接続されている。
VENT表示6Tを行なうための第17透明電極671
はアースされ、第19透明電極673はHEATERス
イッチ630の接点すに接続され、また第18;第20
透明電極672゜614は第3ブラシ634に接続され
ている。
C00LER表示6Bを行なうための第21透明電極6
81はアースされ、また第22透明電極682はクーラ
スイッチ5Bの第2スイッチ部58“を介してレギュレ
ータ回路631のγ端子に接続されている。
なお、クーラリレー580の他方の接点はHEATER
スイッチ630の接点aに接続され、クーラリレー58
0の可動接点の励磁コイル581は一端をクーラスイッ
チ58の第1スイツチ58′を介して電源に、他端をア
ースされている。
上記クーラリレー580は常閉型である。
また、照明ランプ650は自動車の前照灯、車幅灯等を
点滅させるライティングスイッチL、Sに接続されてい
る。
上記構造に基づいて以下作用について説明する。
まず、ファンスイッチ53がOFFのときには電力が第
2.4.6.8.10.12.14.16.18.20
.22透明電極692,642,652゜654.65
6,662,664,666.672゜614に供給さ
れないため、互いに対向する透明電極間に電圧が生ぜず
、したがって液晶616は外部から表示板611を通っ
て入射した光を散乱させることなく、第8図に示すよう
に下ガラス板615とケーシング613,613“とプ
リント板618とにより囲まれた空間に到達させる。
ところが上記空間には上記入射光以外の光がなく、上記
空間内は十分に暗いため、上記表示板611より液晶装
置612に入射した光は表示部61内で反射されないの
で、外部から上記表示板611を見ると単に黒く見え、
空調の各表示は見えないものである。
ただし、このとき表示板611の裏面に白で描かれたボ
ンネット、計器板、乗員、フロントガラス等の絵は外部
光を反射するので、白く見えるものである。
次に、ファンスイッチ53をrI、J 、 rMJ
rHJのどれかの位置にしてファン装置3を駆動させ、
また切換レバー51を[)EFJの位置Aにし、HEA
TERレバー52をrOFFJにし、内外気レバー51
をrRECIRCJの位置にし、クーラスイッチ58を
OFFにする。
すると、ファンスイッチ53から供給される電力はボル
テージレギュレータ回路631で定電圧にされて電極板
636と内外気スイッチ570の可動片とに供給される
ここで、HEATERレバー52がroFFJの位置に
なっているのでHEATERスイッチ630は可動片を
接点すに接触されている。
したがって、上記ファンスイッチ53からの電力は電極
板636、第1ブラシ632を通って、第2、第6透明
電極652,656に供給され、上記第2透明電極65
2に供給された電力は第1透明電極651を通ってアー
スされ、第1、第2透明電極651,652間に電圧が
印加される。
よって上記電極間に位置する液晶616の分子配列が変
化して、外部光を反射散乱させ、DEF表示65の吹出
表示651が視認可能に形成される。
また、第6透明電極656に供給された電力は第5透明
電極655からHEATERレバー630の接点すを通
ってアースへ流れ、第5第6透明電極655,656間
に電圧が加えられ、同電極間の液晶616が外部光を反
射散乱させてDEF表示65のC00L表示659が視
認され、吹出表示651とC00L表示659とからな
るDEF表示65が表示板611に表わされる。
さらに、内外気スイッチ570の可動片は接点aに接続
されているので、同内外気スイッチ510に達した電流
は第4透明電極642から第3透明電極641を通って
アースへ流れ、上記第3、飽透明電極間の液晶616が
外部光を反射させてRECIRC表示64が視認可能に
形成される。
ここで、クーラスイッチ5BをONにすると、ボルテー
ジレギュレータ回路631からの電流はクーラスイッチ
58の第2スイッチ部58“を通り第22透明電極68
2に達し、さらに液晶616を介して第21透明電極6
81へ流れアースされる。
したがって、「A/C」の記号と丸印とよりなるC00
LER表示68が視認可能に形成される。
また、このとき依然としてDEF表示65の吹出表示6
51とC00L表示659およびRECIRC表示64
が視認可能に形成されている。
次に、上記状態において内外気レバー51をrRECI
RCJからrFREsHJの位置へ移動すると、内外気
スイッチ570の可動片が接点すに接触する。
したがって、RECIRC表示64は消え、第2透明電
極692から第1透明電極691を通ってアースへボル
テージレギュレータ631からの電気は流れrFREs
HJの文字よりなるFRESH表示69を視認可能に形
成する。
ここで、クーラスイッチ58をOFFにし、HEATE
Rレバー52をOFFの位置から[)Tへ向って移動さ
せる。
すると、HEATERスイッチ630の可動片が接点a
に接触するので、DEF表示65のC00L表示659
が消え、第8透明電極654へ電流が供給され、同電流
は第7透明電極653からHEATERスイッチ630
を通ってアースされる。
したがって、DEF表示65のHOT表示658が視認
可能に形成される。
このとき、DEF表示65の吹出表示65γ、FRES
H表示69は視認可能に形成されている。
次に、上記状態において内外気レバー5TをrRECI
RCJの位置にし、クーラスイッチ58をONにする。
すると、内外気スイッチ570の可動片が接点aに接触
するのでFRESH表示69が消えてRECIRC表示
64が視認可能に形成される。
またクーラスイッチ58がONになると、第1スイッチ
部58′が閉となるので、クーラリレー580の励磁コ
イル581に電流が流れ、同リレー580の可動片が接
点から離れ、第8、第7透明電極654,653の間に
電圧が印加されなくなり、DEF表示65のHOT表示
65Bは消えるものである。
なお、このときDEF表示65の吹出表示657とRE
CIRC表示64は視認可能になっている。
また、クーラスイッチ58の第2スイッチ部5B“が閉
になることにより、ボルテージレギュレータ回路631
からの電流が第2スイッチ部58“、第22透明電極6
82、第21透明電極681を通ってアースへ達するの
で、C00LER表示68が視認可能になる。
さらに、上記切換レバー51をA 、 B 、 C、D
Eの位置に移動し、その時にHEATERレバー52、
クーラスイッチ58を操作したときに視認可能になる表
示を第1表に示す。
なお、FRESH表示69とRECIRC表示64とは
内外気Lyバー 57 (7)操作位置(RECI R
C。
FRESH)だけに応じて視認可能に表われる。
また、C00LER表示68はクーラスイッチ58がO
Nのときのみ視認可能に形成される。
なお、暗くなったときにはライティングスイッチL、S
をONにすることにより、照明ランプ650が点灯する
すると、同照明ランプ650からの光が透明なスペーサ
611′を通って液晶616内に侵入し、対向する透明
電極間に電圧が加わった部分の液晶616は分子配列が
変っているので、上記侵入した光は上記配列の変った液
晶616により散乱されて上ガラス板614から表示6
11土へ達し、乗員がこれを視認して各表示64〜69
を確認するものである。
したがって、乗員は表示板611を見るだけで、空調装
置本体1への空気の流出入がどのようになっているかを
、また流出空気は温かいのか、冷たいのかを、さらにク
ーラを使用しているかどうかを容易に判断することがで
きるものである。
加えて、液晶装置612を用いたので電力の消費量が少
ないものである。
また、表示板511をアクリルで形成したときには、ア
クリル板は破損しにくいので、車両の衝突時液晶装置6
12の上ガラス板614が破損したときに、このガラス
の破片が外部に飛び出すことを防止でき、また液晶61
6が外部へ流れ出して臭気を発生するのを防止できる。
さらに、表示板611の裏面にボンネット、計器板、乗
員、フロントガラス等の輪郭の絵6111を描いたので
表示板611の表面を手等でこすっても消えることがな
いものである。
なお、上記第1実施例の第9図において、ボルテージレ
ギュレータ回路631のα端子をファンスイッチ53の
代りにイグニッションキースイッチのIC端子に接続す
ると各表示64〜69はイグニッションキースイッチが
IC位置にあるときに常に点灯するものであり、上記表
示64〜69の発光モードは第1実施例と同一である。
また、上記実施例において下ガラス板615の裏面に黒
い板を設けることにより、下ガラス板615の下方に位
置する部分のケーシング613およびプリント板618
を不要にでき、表示部61がコンパクトになるものであ
る。
さらに、上記黒い板の代りに下ガラス板615を黒く塗
ってもよい。
また、上記黒い板の代りに下ガラス615の裏面に反射
板または反射膜を設けてもよい。
この反射板または反射膜を設けたものは液晶616で散
乱した光が反射板等で反射されて再び液晶616を通っ
て表示板611に達するので、散乱された光が十分に表
示板611に送られるため、表示と背景とのコントラス
トが大きくなり表示を視認しやすくなるものである。
上記実施例において、第6、第8、第10透明電極65
2.654,666を1つの電極に、また第12、第1
4、第16透明電極662 、664 、666を1つ
の電極に、さらに第18、第20透明電極672.67
4を1つの電極にしてもよい。
また、上記実施例において表示板611の表面または上
ガラス板614の表面に反射防止処理加工(樹脂コーテ
ィング、凸凹処理、つや消し)を施すこと、または表示
板611の表面に偏光板を設けることにより表示部61
の表面反射が少なく見やすいものである。
さらに、上記実施例における表示板611を透明なプラ
スチックのフィルムとすることもできる。
また、表示板611の裏面に描かれた輪郭611・を液
晶装置612の上ガラス板614の表面に描いてもよい
第12図および第13図に示す第2実施例は第1実施例
における各HOT表示をHEATERレバー52をOF
F以外の位置にしたときにだけ視認可能にさせ、各C0
0L表示をクーラスイッチ58をONにしたときにだけ
視認可能にさせるもので、C00LER表示68を省略
し、またファンスイッチ53の代りにイグニッションス
イッチIGを用いたものである。
すなわち、第12図および第13図において、HEAT
ERスイッチ630はHEATERレバー52がOFF
の位置のときは、OFFであり、OFFの位置からHO
Tへ向って移動するとONになるものであり、一端をア
ースされている。
DEF表示65を形成するための第5透明電極651は
アースされ、第7透明電極653はHEATERスイッ
チ630の他端に接続され、第9透明電極655はクー
ラスイッチ58を介してアースへ接続され、第6、第8
、第10透明電極652.654,656は第1ブラシ
632に接続されている。
HEAT表示66を形成する第11透明電極661はア
ースされ、第13透明電極663はHEATERスイッ
チ630の他端に接続され、第15透明電極665はク
ーラスイッチ58を介してアースへ接続され、第12、
第14、第16透明電極662,664,666は第2
ブラシ633に接続されている。
VENT表示61を形成する第17透明電極611はア
ースされ、第19透明電極673はクーラスイッチ5B
を介してアースされ、第18、第20透明電極612゜
674は第3ブラシ634に接続されている。
上記構成により、イグニッションスイッチIGをONに
し、また切換レバー51をrDEFJの位置Aにし、H
EATERレバー52をro F FJの位置にし、内
外気レバー57をrREcIRCJの位置にし、クーラ
スイッチをOFFにする。
スルト、イグニッションスイッチIGから供給された電
力はボルテージレギュレータ回路631で定電圧にされ
て電極板636と内外気スイッチ510の可動片とに供
給される。
そして、内外気スイッチ570の可動片は内外気レバー
5γがrRECIRCJの位置にあるので、接点aに接
続され、したがって上記可動片に供給された電力は上記
接点aから第4透明電極642、第3透明電極641を
通ってアースされ、RECIRC表示64が視認可能に
形成される。
また、電極板636へ供給された電力は第1ブラシ63
2、第6透明電極652、第5透明電極651を通って
アースへ流れ、DEF表示65の吹出表示657が視認
可能に形成される。
なお、このときHEATERスイッチ630はOFFに
なっているので、第7、第8透明電極653,654間
には電圧が加わらず、したがってDEF表示65のHO
T表示658は表示されない。
また、クーラスイッチ58がOFFになっているので第
9、第10透明電極655,656間には電圧が加わら
ず、したがって、DEF表示65のC00L表示659
は表示されない。
ここで、HEATERレバー52をrOFFJの位置か
らrHOTJの位置へ向って移動させると、HEATE
Rスイッチ630が閉となり、第8透明電極654と第
7透明電極653との間に電圧が印加されて、両電極間
に位置する液晶616の分子配列が変って光を反射散乱
させるようになりDEF表示65のHOT表示65Bが
視認可能に形成される。
次に、HEATERレバー52をrOFFJの位置に戻
し、クーラスイッチ58をONにすると、上記HOT表
示65Bは消え、第10透明電極656と第9透明電極
655との間に電圧が印加され、DEF表示65のC0
0L表示659が視認可能に形成される。
ここで、HEATERレバー52をrOFFjの位置か
らrHOTJの位置へ向って移動させると、第8、第7
透明電極654,653間に電圧が加えられ、DEF表
示65のHOT表示65Bが視認可能になる。
このとき、DEF表示65の吹出表示657とC00L
表示659も視認可能に形成されている。
さらに、上記切換レバー51をA 、 B 、 C、D
Eの位置に移動し、またHEATERレバー52をOF
FとHOTとの間に移動させ、クーラスイッチ5Bを0
N−OFFさせたときに視認可能になる表示を第2表に
示す。
なお、FRESH表示69とRECIRC表示64は内
外気レバー5γの操作位置だけに応じて視認可能に表わ
れる。
したがって、クーラおよびヒータを使用しないときは吹
出表示だけが視認できるため、乗員はクーラおよびヒー
タを作動していないことを容易に米米知ることができ、
またヒータおよびクーラを使用しているときはrHOT
Jの表示とrcOOLJの表示が同時に表われるので、
空調装置の作動を正しく知ることができるものである。
第14図に示す第3実施例は第2実施例において、液晶
装置612をケーシング613,613“とにより支持
し、ケーシング613“により液晶装置612の左側面
は照明ランプ650が挿入されている空間と遮断されて
いる。
表示板611の左下方空間には第2実施例の照明ランプ
650の代りに採光ランプ600が設けられ、この採光
ランプ600は第2実施例を示す第13図に2点鎖線で
示したように一端をボルテージレギュレータ回路631
のγ端子に、また他端をアースに接続されている。
なお、ケーシング613“は液晶装置612の左端部を
支持し、かつ同左端面に光が侵入しないように同左端面
を覆い、下端は上記採光ランプ600が下ガラス板61
5に達するように同下ガラス板615のすこし下方の位
置で途切れている。
したがって、採光ランプ600はイグニッションスイッ
チIGをONにすると点灯し、この点灯による光が、対
向する電極間に印加された電圧により分子配列の変化し
た液晶616の部分により散乱されて乗員に向って進み
、乗員は各表示を視認するものである。
なお、採光ランプ600は外部から直接見えないので、
表示が行なわれない部分の液晶616が明るく見えるこ
とがなく、上記表示が見やすいものである。
第15図に示す第4実焔例は第1実施例におけるDSM
型の液晶装置612の代りにTN型の液晶装置612’
を用いたものである。
すなわち、TN型の液晶装置612′は液晶616の分
子を上下面において900ねじって形成し、上ガラス板
614の上面に液晶616の上面と同一方向の光を通過
させる第1偏光板619および下ガラス板615の下面
に第1偏光板619と90゜異なった方向の光を通過さ
せる第2偏光板620を有している。
また、第2偏光板620の下面には金属反射板621を
設けている。
そして、対向する電極間に電圧が印加されていないとき
には表示板611を通って第1偏光板619に進入した
光は同第1偏光板619により一方向の向きの位相の波
のものだけが上ガラス板614を通って液晶616の上
面に進入し、液晶616内を通過すると液晶616によ
り波の向きが90°ねじられ、同ねじられた波の光が下
ガラス板615から第2偏光板620へ達し、この光の
波は第2偏光板620の光の透過方向と同一であるので
、第2偏光板620を通って金属反射板621へ達し、
同金属反射板621により反射されて光は位相が180
°反転し、再び第2偏光板620、下ガラス板615、
液晶616、上ガラス板614、第1偏光板619、表
示板611を通って外部へ出て来るので明るいほぼ無色
に表示板611は見える。
なお、このとき計器板、フロントカラス等の輪郭611
′は白く見えている。
次に、対向する電極間に電圧を印加すると、液晶616
の分子が電圧の印加方向に平行に並ぶため、第1偏光板
619より液晶616に進入した光は液晶616内をそ
のまま直すぐ通過するので、第2偏光板620とは光の
位相が90°ずれているので、第2偏光板620を光は
通過することができず、光は第2偏光板620に吸収さ
れてしまい、各表示64〜69が黒く見えるようになる
ものである。
そして、TN型液晶装置612を使用しているのでDS
M型に比べて消費電力量が1/10と極めて少ないもの
であり、しかも像が鮮明である。
なお、上記実施例において金属反射板621を省略し、
その代りに第14図に示す第3実施例のように採光ラン
プ600を設けてもよいものである。
第16図〜第23図に示す第5実施例は第1実施例にお
けるHOT表示およびC00L表示を省略し、その代り
温かい空気が吹き出るときには各表示65〜6Bを赤く
シ、冷たい空気が吹き出るときには各表示65〜68を
青く光らせようとするものである。
第16図〜第23図において、表示部61は表示板61
1の裏面側に液晶装置612をケーシング613,61
3“の上端に固着している。
(第11図参照)そして、液晶装置612の左端部を支
持しているケーシング613“は上端を表示板611に
、下端をプリント板61Bに当接させ、照明ランプ65
0の光がケーシング613“より右側に侵入しないよう
にしている。
上記液晶装置612は第4実施例に用いているものと同
様のTN型で、液晶616はその上下面の間で分子配列
を90’ねじって形成され、上ガラス板614の上面と
下ガラス板615の下面には第1、第2偏光板619.
620が設けられている。
これらの偏光板619,620は同一方向の波の光だけ
を通過するものである。
そして、この液晶616は第11図、第18図および第
19図に示すように不透明なスペーサ611“により、
FRESH表示69を行なう第1第2透明電極691,
692を有する部分と、RECIRC表示64を行なう
第3、第4透明電極641,642を有する部分と、D
EF表示65を行なう第5、第6透明電極651゜65
2を有する部分と、HEAT表示66を行なう第11、
第12透明電極661.662を有する部分と、VEN
T表示6Tを行なう第17、第18透明電極671,6
72を有する部分と、クーラ表示6Bを行なう第21、
第22透明電極681゜682を有する部分とに区分さ
れている。
なお、上記第1、第3、第5、第11、第17、第21
透明電極は上ガラス板614の裏面に設けられ、また第
2、第4、第6、第12、第18、第22透明電極は下
ガラス板615の表面に設けられている。
仕切板622は下ガラス板615の裏面に設けられ、上
記各表示64〜69を行なう各透明電極の第1γ図下方
の空間を互いに光学的に連続しないように仕切るもので
ある(第20図参照)。
そしてFRESH表示69を行なう第2透明電極692
の第1γ図下方の空間すなわち第2透明電極の裏側空間
(第20図参照)には青色の第1発光ダイオードT1が
設けられている。
また、RECIRC*示64を行なう第4透明電極64
2の裏側空間には青色の第2発行ダイオード72が設け
られ、DEF表示65を行なう第6透明電極652の裏
側空間には青色の第4発光ダイオード74と赤色の第3
発光ダイオード13とが設けられ、HEAT表示66を
行なう第12透明電極662の裏側空間には赤色の第5
発光ダイオードγ5と青色の第6発光ダイオード16と
が、またVENT表示61を行なう第18透明電極6γ
2の裏側空間には青色の第7発光ダイオードγγが設け
られている。
さらに、クーラ表示68を行なう第22透明電極682
の裏切側空間には青色の第8発光ダイオードγ8が設け
られている。
また、表示板611の第8図左端部裏面空間で仕切板6
14とケーシング615とに囲まれた空間には淡緑色の
照明ランプ650が設けられている。
上記照明ランプ650は無色のランプを淡緑色のキャッ
プでカバーしたものである。
さらに、同ランプ650はその裸のリード線を第1T図
に示すようにケーシング613の下端に固定されたプリ
ント板618に植立された図示しないピン状の端子に上
記リード線と端子とをゴム等の絶縁性を有する弾性体に
より圧接させて、上記プリント板618に結線している
上記照明ランプ650は上記弾性体により上記プリント
板61B上に固定されている。
上記第1発光ダイオード11は一端を第2透明電極69
2と同様に内外気スイッチ570の接点すに接続され、
他端をアースへ接続されている。
また、第2発光ダイオード12は一端を第4透明電極6
42と同様に内外気スイッチ570の接点aに接続され
、他端をアースされている。
第3発光ダイオードγ3は一端を第6透明電極652と
同様に第1ブラシ632に接続され、他端をクーラリレ
ー580の一方の接点に接続し、第4発光ダイオードγ
4は一端を上記第1ブラシ632に接続され、他端をH
EATERスイッチ630の接点すに接続している。
第5発光ダイオードT5は一端を第2ブラシ633に、
他端をクーラリレー580の一方の接点に接続され、第
6発光ダイオードγ6は一端を第2ブラシ633に、他
端をHEATERスイッチ630の接点すに接続されて
いる。
また第7発光ダイオードγγは一端を第3ブラシ634
に、他端をアースに結ばれている。
第8発光ダイオード78は一端をクーラスイッチ58の
第2スイッチ部58“に接続され、他端をアースされて
いる。
なお、クーラリレー580の他方の接点はHEATER
スイッチ630の接点aに接続されている。
上記ボルテージレギュレータ回路631’は第22図に
示すように、ダイオードDI s D2 、抵抗R1〜
R7、コンデンサC1〜C3、トランジスタTr1〜T
r4よりなり、第21図に示すようにα端子をファンス
イッチ53の出力端子に、β端子を車両の前照灯、車幅
灯、尾灯等を点灯させるライティングスイッチLSに接
続し、出力端子γを電極板636と内外気スイッチ5γ
Oの可動片に接続している。
そして、ライティングスイッチL、SがOFFのときに
は、トランジスタTr35Tr2 、抵抗R2−曳、コ
ンデンサC2,C3で構成される発振器はβ端子から電
力が供給されないため発振せず、トランジスタTr4の
ベース入力電圧は抵抗轡によりGND電位となり、トラ
ンジスタTr4はOFF状態となる。
したがって、トランジスタTr1のベースには抵抗R1
を介して電圧が加わり、トランジスタTr1はONとな
り、ファンスイッチ53からの電力がそのまま出力端子
γに流れるものである。
また、ライティングスイッチL、SがONのときには、
β端子にライティングスイッチL、Sを介して電力が供
給され、上記発振回路が第23図に示す波形で発振し、
トランジスタTr4が上記発振に応じてON、0FFL
、上記トランジスタTr4によりトランジスタTr1の
ベースには上記第23図と同じ波形の電圧が加わり、ま
たトランジスタTr4がONとなるトランジスタTrl
はOFFとなるので、出力端子γにはファンスイッチ5
3から電圧が断続的に取り出され、この電圧の平均値は
ライティングスイッチL、SがOFFのときに比べて小
さいものである。
上記構造に基づいて以下作用を説明する。
まず、ファンスイッチ53がOFFのときには、電力が
第1〜第8発光ダイオードγ1〜γBに供給されないの
で、同ダイオード71〜78は発光しない。
また、電力が対向する透明電極間に印加されないので、
外部からの光はそのうちの一方向の波だけが第1偏光板
619を通過して液晶616に進入し、この液晶616
で光の波の方向が900旋回され、第2偏光板620に
達する。
すると、この旋回された波は第3偏光板620の透過す
る波の方向と90°位相が異なっているので、第2偏光
板620を波が通過せず吸収されてしまい、外部から表
示板611を見ると黒く見えるものである。
ただし、ライティングスイッチL、SをONにすると照
明ランプ650だまは点灯する。
次に、ファンスイッチ53が「Lo」、「M」。
rHJの位置にあり、切換レバー51をrD E FJ
の位置Aにし、HEATERレバー52をrOFFJに
し内外気レバー57をrREcIRCJの位置にし、ク
ーラスイッチ58をOFFにし、ライティングスイッチ
L、SをOFFにする。
すると、ボルテージレギュレータ回路631′はファン
スイッチ53からの電力をそのまま電極板636、内外
気スイッチ510の可動片に供給する。
そして、第1ブラシ632が電極板636に接触してい
るので、ファンスイッチ53からの電力は第1ブラシ6
32を通って第6透明電極652へ達し、さらに第5透
明電極651からアースへ流れる。
これにより、両透明電極間に電圧が印加され、両透明電
極間に位置する液晶616の分子配列が電界方向に平行
になり、第2偏光板620と第1偏光板619の通過す
る光の波の方向が同一なので、液晶装置612は光を透
過可能にし、DEF表示65を形成する。
また、HEATERスイッチ630が接点すに接続され
ているので、ファンスイッチ53から供給された電力は
ボルテージレギュレータ回路631′、電極板636、
第1ブラシ632、第4発光ダイオードT4を通ってH
EATERスイッチ630の接点すに流れ、アースされ
るものである。
したがって、第4発光ダイオード74は明るい青い光を
発し、同党は第2偏光板620、下ガラス板615、第
6、第5透明電極652,651、液晶616、上ガラ
ス板614、第1偏光板619、表示板611を通過し
、上記DEF表示65が青く明るく光るのが乗員から視
認できるものである。
また、内外気スイッチ5γ0が接点aに接読されている
のでファンスイッチ53からの電力は内外気スイッチ5
70を通って第4透明電極642、第3透明電極641
に供給され、両電極間に位置する液晶616が電界に平
行になり、液晶装置612は光を透過可能にし、REC
IRC表示64を形成する。
さらに、内外気スイッチ51′0が接点aに接続されて
いるので、第2発光ダイオード72が点灯して青い光を
発し、同党がRECIRC表示64を通りさらに表示板
611を通過するので、上記RECIRC表示64を青
く光らせるものである。
ここで、クーラスイッチ58をONにすると、クーラス
イッチ58の第2スイッチ部58“を通って第22透明
電極682Iこ電力が送られ、さらに同電力は第21透
明電極681を通ってアースへ流れ、第21.第22透
明電極681.682間の液晶616が電界と平行にな
り、液晶装置612が光を透過可能にし、クーラ表示6
8が形成される0 さらに、上記第2スイッチ部58“を通って第8ダイオ
ード78に電流が流れ、同第8発光ダイオードが青く点
灯し、同青い光がクーラ表示68を通り、さらに表示板
611を通過し、上記クーラ表示68を青く光らせるも
のである。
なお、このときRECIRC表示64およびDEF表示
65は依然として青く光っている。
次に、ここでライティングスイッチL、SをONにする
と、照明ランプ650が点灯し、同時にボルテージレギ
ュレータ回路631′が作動して、同ボルテージレギュ
レータ回路631′の出力電圧を低下させ、第2、第4
、第8ランプ72,74゜78の輝度が減少し、REC
IRC表示64、DEF表示65、クーラ表示68は薄
明るく光るものである。
またここで、内外気レバー5TをrREc I RCJ
からrFREsHJの位置へ移動すると、内外気スイッ
チ510が接点すに接触し、RECI RC表示64が
消え、第11第2透明電極691゜692間に電圧が印
加され、同電極間の液晶616が電界に平行になり、液
晶装置612は光を透過可能にし、FRESH表示69
が形成される。
また、第1発光ダイオードγ1が点灯し、FRESH表
示69を青く薄明るく光らせるものである。
また、ライティングスイッチL、SをOFFにし、内外
気レバー51をrREcIRCJまたはrFREsHJ
の位置にして、HEATERレバー52をOFFの位置
からHOTへ向けて右方へ移動させると、HEATER
スイッチ630が接点aに接触し、第4発光ダイオード
74は消灯する。
ここでクーラスイッチ58がOFFであるとリレー58
0は閉になっているため、第3発光ダイオードγ3が点
灯して赤い光をDEF表示65を通して表示板611に
送り、DEF表示65を赤く明るく光らせる。
なお、このときRECI RC表示64またはFRES
H表示69が青く明るく光っている。
さらに、内外気レバー57をrREcIRCJの位置に
し、HEATERレバー52をONの位置にし、クーラ
スイッチ58をONにすると、クーラリレー580が開
になり、第3発光ダイオード73は消灯してDEF表示
65は暗くなって視認できなくなる。
また、クーラスイッチ58の第2スイッチ部58“より
電圧が第21、第22透明電極681゜682間に印加
され、両電極間の液晶616が電界に平行になり、クー
ラ表示68が形成される。
そして、第8発光ダイオード18が青い光を発するので
、クーラ表示68が青く明るく光るものである。
さらに、上記切換レバー51をA 、 B 、 C、D
Eの位置に移動し、その時にHEATERレバー52、
クーラスイッチ58を操作したときに発光する表示を第
3表に示す。
なお、FRESH表示69とRECIRC表示64とは
内外気レバー51の操作位置だけに応じて光り、表示を
行なうものである。
また、クーラ表示6Bはクーラスイッチ58がONのと
きのみ表示され、OFFのときには消灯されている。
したがって、乗員は表示板611を見るだけで、空調装
置本体1への空気の流出入がどのようになっているか、
また表示板611上の各表示の色により流出空気は温か
いのか、冷たいのかを、さらにクーラを使用しているの
かどうかを容易に判断できるものである。
第24図〜第26図に示す第6実施例は第5実施例にお
ける各透明電極を各表示の形状には形成せず、スペーサ
611“に囲まれた形状にし、その代り第2偏光板62
0の下面側に各表示を形成したフィルム8を設けたもの
である。
第24図〜第26図において、第25図に示すように第
1透明電極691はスペーサ617,617“とにより
囲まれた形状に成形され、また同第1透明電極691に
対向する第2透明電極692も第1透明電極691と同
一形状に成形され、第1゜第2透明電極69L692と
スペーサ617,617“とにより囲まれた空間に液晶
616が封入されている(第24図参照)。
第3透明電極641もスペーサ617,617“とによ
り囲まれた第25図に示す形状に成形され、この透明電
極641に対向する第4透明電極642も第3透明電極
641と同一形状で、液晶616が両電極間に封入され
ている。
第5透明電極651はスペーサ617゜61γ“とによ
り囲まれた第25図に示す形状に成形され、第6透明電
極652は第5透明電極651と同一形状で同電極65
1に対向した位置に配設され両電極651.652間に
液晶616が封入されている。
第11透明電極661はスペーサ61γ、617“とに
より囲まれた形状に成形され、第12透明電極662も
第11透明電極661と同一形状に形成され同電極66
1に対向して設けられ、両電極661.662とスペー
サ611゜617“とにより囲まれた空間に液晶616
が封入されている。
第17透明電極671は第25図に示すようにスペーサ
617,617“により囲まれた形状に成形され、第1
8透明電極672は第17透明電極671と同一形状で
、上記電極671に対向する位置に配設され、両電極間
に液晶616が封入されている。
第21透明電極681は第25図に示すようにスペーサ
617,617“により囲まれた形状に成形され、第2
2透明電極682は第21透明電極681と同一形状に
形成され、第21透明電極681に対向している。
そして、両透明電極681,682とスペーサ617,
617“により囲まれた空間に液晶616が封入されて
いる。
また、表示板611の裏面には車両のボンネット、フロ
ントガラス、計器板、乗員の絵の輪郭611′がアルミ
ニウム、銀等の反射性能を有する金属により形成されて
いる。
フィルム8は透明なアクリル、ビニル等の薄いもので、
第2偏光板620の裏面(第24図参照に貼り付けられ
ている。
そして、このフィルム8の裏面には第26図に示すよう
にFRESH表示69、RECIRC表示64、DEF
表示65、HEAT表示66、VENT表示67、クー
ラ表示68を空白にし他の部分を黒く塗りつぶすように
して、上記各表示64〜69が上記表面に印刷されてい
る。
そして、上記FRESH表示69は帯状に、しかも先端
部に矢印を形づくるよう形成され、外気取入口21′か
ら空調装置本体1に空気が流入することを視別できる絵
で表示板611のボンネットの輪郭を示す部分に車体の
外方から内方へ向って延びるよう設けられている。
RECIRC表示64は湾曲した帯状体で、しかも先端
部に矢印を形づくるよう形成され、車室内空気取入口2
zから空調装置本体1に空気が流入することを絵表示す
るもので表示板611の車室内を表わす部分から計器板
内を表わす部分へ向って延びるよう設けられている。
また、DEF表示65は吹出方向に向て幅広になる帯状
体を吹出方向に向って順次面積が増大するように区切ら
れて形成され、デフロスタ吹出口23′より空気が吹出
ることを絵表示するもので表示板611の計器板を表わ
す部分からフロントガラスを表わす部分へ向って延びる
よう設けられ、HEAT表示66は吹出方向に向って幅
が広くなる帯状体を吹出方向に向って順次面積が増大す
るように区切られて形成され、前席の足元吹出口24′
および後席の足元吹出口25’から空気が吹き出ること
を絵表示したもので、表示板611の計器板を表わす部
分から乗員の脚を表わす部分へ向って延びるよう設けら
れ、またVENT表示6Tも上記HEAT表示66と同
様に吹出方向に向って面積が順次増大するよう区切られ
た帯状体により形成されたもので、VENT吹出ロ26
′から空気が流れ出ることを絵表示したもので、表示板
611の計器板を表わす部分から乗員の上半身を表わす
部分へ向って延びるように設けられている。
クーラ表示68は表示板611の計器板を表わす部分に
設けられ、円形の表示とFA/Clの記号とからなって
いる。
上記構成により、切換レバー51をrDEFJの位置A
にし、HEATERレバー52をrOFFJの位置にし
、内外気レバー5TをrFREsHJの位置にし、クー
ラスイッチ5BをrOFFJにすると、これにより第5
、第6透明電極65L652間に電圧が印加され、両電
極間の液晶616が電界に平行にその分子を並らべるた
め、液晶装置612の第5、第6透明電極65L652
の部分は光を透過可能にする。
そして、第4発光ダイオード14が点灯して青い光を発
生するので、この青い光がフィルム8の透明なりEF表
示65を通過し、さらに液晶装置612を通過して表示
板611上に青いDEF表示65を写し出すものである
また、内外気スイッチ570が接点すを閉にするので、
第1、第2透明電極691.692間に電圧が印加され
、両電極間の液晶616が電界に平行にその分子を並べ
るため、上記電極の部分の液晶装置612は光を透過可
能にする。
同時に第1発光ダイオードγ1が青い光を発するため、
この光がフィルム8のFRESH表示69を通過し、さ
らに液晶装置612を通過して表示板611にFRES
H表示69を青く写し出すものである。
また、切換レバー51、HEATERレバー52、内外
気レバー51、クーラスイッチ58を他の位置に移動し
たときも、同様に作用して各表示64〜69を表示板6
11に写し出すものである。
したがって、各透明電極を各表示の形状に成形する必要
がないので液晶装置612のコストが安くなるものであ
る。
なお、上記実施例において発光ダイオードの代りにラン
プを用いてよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す斜視説明図、第2図
は第1図の空調装置本体1を模式的に示す説明図、第3
図は第1図の空調操作装置5.の拡大正面図、第4図は
第1図の表示部61の正面図、第5図は第8図の表示板
611の正面図、第6図は第8図のVl−Vl断面図、
第7図は第8図の■−■断面図、第8図は第4図の■−
■矢視図、第9図は上記第1実施例の回路図、第10図
は第9図のボルテージレギュレータ回路631の回路図
、第11図は第1図の空調操作装置5の平面図、第12
図は本発明の第2実施例の表示部61の正面図、第13
図は上記第2実施例の回路図、第14図は本発明の第3
実施例を示す要部断面図、第15図は本発明の第4実施
例を示す要部断面図、第16図は本発明の第5実施例を
示す表示部61の正面図、第17図′は第16図のXV
II−X■矢視図、第18図は第1γ図の■ト■断面図
、第19図は第11図のXIX−XD(断面図、第20
図は第1γ図のXX−XX矢視図、第21図は本発明の
第5実施例の回路図、第22図は第21図のボルテージ
レギュレータ631′の回路図、第23図は上記ボルテ
ージレギュレータ631′の作動説明図、第24図は本
発明の第6実施例を示す要部断面図、第25図は第24
図(7) XXV−XXV断面図、第26図は第24図
のXXVI−XXVI矢視図である。 1・・・・・・空調装置本体、2・・・・・・エアダク
ト、5・・・・・・空調操作装置、51・・・・・・切
換レバー、52・・・・・・ヒークレバー 53・・・
・・・ファンスイッチ、5T・・・・・・内外気レバー
58・・・・・・クーラスイッチ、6・・・・・・空
調表示装置、61・・・・・・表示部、62・・・・・
・制御部、69・・・・・・FRESH表示、64・・
・・・・RECI RC表示、65・・・・・・DEF
表示、66・・・・・・HEAT表示、67・・・・・
・VENT表示、68・・・・・・クーラ表示、612
・・・・・・液晶装私

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の空気取入ダクトと複数の吹出ダクトと上記各
    ダクトを開閉する複数のダンパとヒータ装置とクーラ装
    置とファン装置とを備えた車両の空調装置本体、上記各
    ダンパとヒータ装置とクーラ装置とファン装置とを作動
    させる空調操作装置、および上記車両に設けられ同車両
    の少なくとも前席周辺構造物の絵を有し、上記空調操作
    装置の作動により生ずる空調装置本体の少なくとも空気
    の流出に応じた上記絵の位置に上記流出の表示を行なう
    と共に上記ヒータ装置およびクーラ装置の作動に応じて
    上記空気の流出の暖冷を表示する液晶装置を有する表示
    装置を備えたことを特徴とする車両の空調表示装置。
JP53061262A 1978-05-22 1978-05-22 車両の空調表示装置 Expired JPS5833125B2 (ja)

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JPH0619924U (ja) * 1992-05-14 1994-03-15 チン チュン ミン 可調式ローリングカム摺動装置

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